JP2014209832A - ハブダイナモ - Google Patents
ハブダイナモ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014209832A JP2014209832A JP2013186703A JP2013186703A JP2014209832A JP 2014209832 A JP2014209832 A JP 2014209832A JP 2013186703 A JP2013186703 A JP 2013186703A JP 2013186703 A JP2013186703 A JP 2013186703A JP 2014209832 A JP2014209832 A JP 2014209832A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- stator unit
- teeth
- magnet
- hub dynamo
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J6/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
- B62J6/06—Arrangement of lighting dynamos or drives therefor
- B62J6/12—Dynamos arranged in the wheel hub
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K21/00—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
- H02K21/12—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
- H02K21/22—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating around the armatures, e.g. flywheel magnetos
Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
【解決手段】ロータは内周部に永久磁石を有する。ステータ13は、ステータコア26とコイルを備えた第1のステータユニット20Aと第2のステータユニット20Bとを軸方向に組み合わせることで構成されている。ステータコア26は、外周部に永久磁石に対向したティース22を有し、第1、第2のステータユニットは、各ステータユニットのティース22の位置を角度αだけずらして組み合わせられている。αはティースのピッチの1/2であり、これにより、電気角で90°位相のずれた2相の交番電流・電圧を出力する。
【選択図】図4
Description
従来のハブダイナモは、単相交流発電機として構成されたものが主流であった。単相交流発電機は、図19に示すような電圧波形を出力する。
例えば、複数のステータユニットのうち、第1のステータユニットのN極のティースに生じる磁束が、隣の第2のステータユニットのS極のティースに流れてしまうことを防止できる。また、第2のステータユニットのN極のティースに生じる磁束が、隣の第1のステータユニットのS極のティースに流れてしまうことを防止できる。そのため、第1のステータユニットのティースで生じた磁束は、第2のステータユニットに流れることなく、第1のステータユニットのコイルのみを通ることになり、また、第2のステータユニットのティースで生じた磁束は、第1のステータユニットに流れることなく、第2のステータユニットのコイルにみを通ることになる。その結果、位相の異なる第1のステータユニット及び第2のステータユニットの磁路の相互間での漏れ磁束が無くなることにより、ハブダイナモの特性が向上する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のハブダイナモの取付概要図である。なお、以下の説明では、本発明のハブダイナモ10を自転車1の車輪軸11に取り付け、自転車1の前照灯4に電力を供給する場合について説明する。この前照灯4には、ランプとして、フィラメント式の電球ではなく、LEDランプが使用されている。また、LEDランプの駆動回路には、ハブダイナモ10の出力を整流し合成する回路が組み込まれているものとする。
図1に示すように、自転車1の前輪5は、フレームの一部を構成するフロントフォーク3により車輪軸11を介して回転可能に軸支されている。車輪軸11は、両側がフロントフォーク3にナット(不図示)等により回転不能に締結固定されている。車輪軸11の軸方向中央の大部分には、ハブダイナモ10が車輪軸11と同軸に取り付けられている。このハブダイナモ10は、前輪5の側方に配置された前照灯4に電力を供給している。
図2はハブダイナモの側面図であり、図3はハブダイナモの断面図である。
図2及び図3に示すように、ロータ12は、ハブシェル100を主体に構成されている。ハブシェル100は、円筒状の胴部61と、胴部61の軸方向両端開口を塞ぐ第1のエンドプレート70及び第2のエンドプレート80と、からなる。
胴部61の軸方向他方Q側(図3における右側)の開口は、胴部61と一体に形成された第1のエンドプレート70により製作時から閉塞されている。円筒状の胴部61と、胴部61の軸方向他方Q側の開口を塞ぐ第1のエンドプレート70とは、一体部品のハブシェル本体60として製作されている。ハブシェル本体60と、それと別体の第2のエンドプレート80は、それぞれに一定厚の磁性金属板(主に鉄板)をプレス成形することで製作されている。
支持孔63には、図1に示すように、前輪5のリム5aから内径側に延在する複数のスポーク2の内側端部が係合されている。なお、左右のフランジ部62の支持孔63は、半ピッチ分だけ位相がずれて配置されている。
このフランジ部75が、胴部61の軸方向他方Q側のフランジ部62の外側のフランジ板62bと一体に連続していることで、胴部61と第1のエンドプレート70とが一体化されている。これにより、一体部品としてのハブシェル本体60が構成される。
第2のエンドプレート80は、この円筒状の圧入嵌合壁85を、ハブシェル本体60の胴部61の軸方向一方P側の開口の内周に圧入嵌合させることで、胴部61に固定されている。
図4はハブダイナモを構成するステータの斜視図である。
図4に示すように、ステータ13は、クローポール型の第1のステータユニット20Aと第2のステータユニット20Bとを車輪軸11の軸方向に組み合わせることで構成されており、第1のステータユニット20AはA相の交番電流・電圧を出力し、第2のステータユニット20BはB相の交番電流・電圧を出力するようになっている。
図4に示すように、第1のステータユニット20Aと第2のステータユニット20Bは、各ステータユニット20A、20Bのティース22の位置を所定角度αだけ円周方向に相互にずらして組み合わせられており、これにより、各ステータユニット20A、20Bの各コイル24から、位相のずれたA相とB相の2相の交番電流・電圧が出力されるようになっている。
α=θ/2=(360°/P)/2・・・(1)
を満たすように設定されている。
図3に示すように、車輪軸11のうち、ステータ13の軸方向両側に位置する部分には、ステータ13の軸方向の移動を規制する規制部が設けられている。本実施形態の規制部は、車輪軸11のうち、ステータ13の軸方向一方P側に設けられたスペシャルナット30と、軸方向他方Q側に設けられたステータ固定部材37と、を備えている。ステータ13は、車輪軸11の外周に固定されたこれらスペシャルナット30とステータ固定部材37とで、軸方向の定位置に挟持固定されている。
一方、フランジ部30bにおける軸方向一方P側に位置する端面は、ステータ13の内周部に軸方向で当接している。なお、図4に示すように、スペシャルナット30の外周面には、コイル24を構成する導線の端部をハブダイナモ10の外部に引き出すための溝30cが形成されている。
このように構成されたハブダイナモの発電は、以下の要領で行われる。
すなわち、前輪5が回転すると、スポーク2により前輪5に接続されたロータ12が前輪5と共に車輪軸11周りに回転し、永久磁石19がステータ13周りを回転する。
したがって、上述の実施形態によれば、第1のステータユニット20Aと第2のステータユニット20Bとから、それぞれ電気角で90°位相のずれた波形の交番電流・電圧が出力され、これら交番電流・電圧を全波整流すると、図7に示すような電圧波形とすることができる。このため、全波整流後の合成出力の最小値と最大値の開きを小さくすることができ、全波整流後の合成出力をLEDに供給することで、LEDの発光時のちらつきを効果的に抑制することができる。
例えば、従来の単相発電と同じ速度でロータ12が回転する場合には、LEDのちらつきを半分以下にすることができる。また、従来の単相発電と同程度のちらつきを許容する場合には、ステータ13の極数(ティースの数)を半減することができ、コスト低減に貢献することができる。
ここで、図8、図9に基づいて、側部ヨーク21の作用効果について説明する。
図8はハブダイナモのステータコアの側部ヨークの構成を示す正面図、図9は同側部ヨークの別案を示す正面図である。
それを改善するものとして、図9に示す側部ヨーク121では、中心孔23からではなく、外周からスリット29を径方向内方に向けて形成している。これにより、車輪軸11とステータ13の同軸度を向上させることができ、精度の向上により、外周のエアギャップ(ステータ13の外周と永久磁石19との間の空隙)を減少させることができて、それにより特性の向上もしくはコストダウンが可能となる。
また、任意のスリット29でコイル引き出し部を兼ねることができ、それにより、組付時の方向性(周方向の方向性)を無くすことができて、組付工数の削減・誤組付防止を図ることが可能になる。
図10は、本発明の第2実施形態のハブダイナモの断面図である。
この第2実施形態のハブダイナモでは、第1のステータユニット20Aと第2のステータユニット20Bとの間にスペーサ211、212が設けられることにより、第1のステータユニット20Aと第2のステータユニット20Bとの間に、両ステータを軸方向に離間させる所定寸法の空間210が確保されている。そして、この空間210が、第1のステータユニット20Aと第2のステータユニット20Bの相互間での磁束漏れを防止する磁束漏れ防止部として機能するようになっている。なお、第1のステータユニット20Aと第2のステータユニット20Bとを隔てる空間210の幅は、永久磁石19とステータ13の外周面(ティース22の外周面)との間のギャップ(空隙部)よりも大きく設定されている。
図12は、本発明の第3実施形態のハブダイナモの断面図である。
この第3実施形態のハブダイナモでは、第2実施形態のハブダイナモにおいて使用したピン状のスペーサ212を省略し、リング状のスペーサ211のみで、第1のステータユニット20Aと第2のステータユニット20Bとの間に空間210を確保している。
図13は、本発明の第4実施形態のハブダイナモの断面図である。
この第4実施形態のハブダイナモでは、第1のステータユニット
20Aと第2のステータユニット20Bとの対向する端面間に、空間210を確保する替わりに、磁束漏れ防止部として、非磁性材料よりなるスペーサ220を配置している。
図14は、第5実施形態におけるハブダイナモを構成するステータの側面図、図15は、ロータの構成図で、(a)は側断面図、(b)は軸方向から見た正面図、図16はA相のステータコアのティースに対応したA相用の第1の磁石領域の磁極の位置とB相のステータコアのティースに対応したB相用の第2の磁石領域の磁極の位置との位相のずれを説明するための図である。
β=θ/2=(360°/P)/2・・・(2)
を満たすように設定されている。
このように構成されたハブダイナモの発電は、以下の要領で行われる。
すなわち、前輪5が回転すると、スポーク2により前輪5に接続されたロータ12が前輪5と共に車輪軸11周りに回転し、永久磁石319がステータ13周りを回転する。
したがって、この第5実施形態によれば、前述した第1〜第4実施形態と同じ効果を奏することができる。また、この第5実施形態では、ロータ312側の永久磁石319の磁極の位置をずらすことにより、ステータ313側の第1のステータユニット20Aのティース22の位置と第2のステータユニット20Aのティース22の位置を円周方向に揃えることができるので、ステータ313の組み立ての容易化が図れる。
ところで、ロータ312の内周の永久磁石319に、第1のステータユニット20Aに対応した第1の磁石領域319Aと、第2のステータユニット20Bに対応した第2の磁石領域319Bとを形成し、それら第1の磁石領域319Aの磁極の位置と第2の磁石領域319Bの磁極の位置とを、所定角度βだけ円周方向に相互にずらして設定する構成例としては、次のようなものがある。
次に第3の構成例は、図17及び図18の第6実施形態のハブダイナモ用のロータ412として示すように、永久磁石419の円周方向に配列される磁極をロータ412の軸線方向に対して斜めに形成する(スキューさせる)ことにより、第1の磁石領域419Aにおける磁極の位置と第2の磁石領域419Bにおける磁極の位置とを、所定角度βだけ円周方向に相互にずらしたものである。この場合、第1の磁石領域419Aにおける磁極の中心の位置と、第2の磁石領域419Bにおける磁極の中心の位置とが、所定角度βだけ円周方向にずれている。
図示しないが、第7実施形態のハブダイナモにおいては、第1のステータユニットと第2のステータユニットとが、各ステータユニットのティースの位置を所定角度α(ただし、α<θ/2)だけ円周方向に相互にずらして組み合わせられている。また、ロータに設けられた永久磁石が、第1のステータユニット及び第2のステータユニットにそれぞれ対応するよう軸方向に分けられた第1と第2の2つの磁石領域を有しており、これら第1と第2の2つの磁石領域の磁極の位置が所定角度β(ただし、β<θ/2)だけ円周方向に相互にずらして設定されている。そしてそれにより、第1のステータユニットのコイルと第2のステータユニットのコイルとが相互に位相のずれた交番電流を出力するようになっている。
α+β=θ/2=(360°/P)/2・・・(3)
を満たすように設定されている。
例えば、上記実施形態では、磁極の数が28極のハブダイナモ10を例に挙げたが、磁極数等は本実施形態に限られることはなく、変更が可能である。
この場合、3つ以上の複数のステータユニットを、それぞれ所定角度だけ円周方向に相互にずらしながら配置してもよい。また、ロータ12に、複数のステータユニットに対応するように、軸方向に分けられた複数の磁極領域を設け、各磁極領域に配置されている磁極を、所定角度だけ円周方向に相互にずらしてもよい。
さらに、上述した実施形態では、本発明のハブダイナモによって自転車1の前照灯4に電力を供給する場合について説明したが、これに限らず、ロータ12が車輪軸11に対して回転する構成であれば、自転車1の尾灯等にも採用できる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した変形例を適宜組み合わせてもよい。例えば、ハブダイナモ10の出力を増やし、ロータ12、312、412の高速回転域では、出力を熱に変える等して、前照灯4に過電圧が掛かることを防止する機能を採用してもよい。
5 前輪
11 車輪軸
12 ロータ
13 ステータ
20A 第1のステータユニット
20B 第2のステータユニット
22,22−1,22−2 ティース
26 ステータコア
24 コイル
10 ハブダイナモ
19 永久磁石
210 空間
211,212 スペーサ
220 非磁性材料製のスペーサ
312,412 ロータ
313 ステータ
319,419 永久磁石
319A,419A 第1の磁石領域
319B,419B 第2の磁石領域
319−1 第1の磁石部品
319−2 第2の磁石部品
Claims (17)
- 車輪と共に回転し、円周方向にN極とS極の磁極が交互に配列された永久磁石を備えたロータと、
前記車輪を回転自在に支持する車輪軸に回転不能に固定され、前記ロータの内周側に配置されたステータと、を有し、
前記ロータの回転により、前記ステータのコイルから出力される交番電流を全波整流して発光ダイオードに供給するように構成され、
前記ステータに、位相のずれた交番電流を出力する多相のコイルが設けられていることを特徴とするハブダイナモ。 - 前記ステータは、前記車輪軸の周りに環状に巻かれたコイルと、該コイルを包囲すると共に、外周部に前記永久磁石と対向し且つ前記磁極の数に対応した極数のティースを有したステータコアと、をそれぞれ備えるクローポール型の複数のステータユニットを前記車輪軸の軸方向に組み合わせることで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のハブダイナモ。
- 前記永久磁石は、前記複数のステータユニットにそれぞれ対応するよう軸方向に分けられた複数の磁石領域を有し、これら複数の磁石領域の磁極の位置が所定角度だけ円周方向に相互にずらして設定されており、
それにより、各ステータユニットのコイルに、相互に位相のずれた交番電流が出力されることを特徴とする請求項2に記載のハブダイナモ。 - 前記ステータは、第1の前記ステータユニット及び第2の前記ステータユニットを有し、
前記第1のステータユニットと前記第2のステータユニットは、該各ステータユニットの前記ティースの位置を所定角度だけ円周方向に相互にずらして組み合わせられており、
それにより、前記第1のステータユニットのコイルと前記第2のステータユニットのコイルとが相互に位相のずれた交番電流を出力することを特徴とする請求項2〜請求項3のいずれか1項に記載のハブダイナモ。 - 前記第1及び第2の各ステータユニットにおけるティースの極数及び前記永久磁石の円周方向に配列された磁極の極数をP、ティースのピッチ角をθ、前記第1のステータユニットのティースと前記第2のステータユニットのティースの円周方向のずれ角度をαとしたとき、極数P及びピッチ角θは、
α=θ/2=(360°/P)/2
を満たすように設定されていることを特徴とする請求項4に記載のハブダイナモ。 - 前記ステータは、第1の前記ステータユニット及び第2の前記ステータユニットを有し、
前記第1のステータユニットと前記第2のステータユニットは、該各ステータユニットの前記ティースの円周方向の位置を互いに一致させて組み合わせられ、
一方、前記永久磁石は、前記第1のステータユニット及び第2のステータユニットにそれぞれ対応するよう軸方向に分けられた第1と第2の2つの磁石領域を有し、これら第1と第2の2つの磁石領域の磁極の位置が所定角度だけ円周方向に相互にずらして設定されており、
それにより、前記第1のステータユニットのコイルと前記第2のステータユニットのコイルとが相互に位相のずれた交番電流を出力することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のハブダイナモ。 - 前記第1及び第2の各ステータユニットにおけるティースの極数及び前記永久磁石の円周方向に配列された磁極の極数をP、ティースのピッチ角をθ、前記永久磁石の第1の磁石領域の磁極の位置と前記第2の磁石領域の磁極の位置の円周方向のずれ角度をβとしたとき、極数P及びピッチ角θは、
β=θ/2=(360°/P)/2
を満たすように設定されていることを特徴とする請求項6に記載のハブダイナモ。 - 前記ステータは、第1の前記ステータユニット及び第2の前記ステータユニットを有し、
前記第1のステータユニットと前記第2のステータユニットは、該各ステータユニットの前記ティースの位置を所定角度だけ円周方向に相互にずらして組み合わせられ、
一方、前記ロータに設けられた永久磁石は、前記第1のステータユニット及び第2のステータユニットにそれぞれ対応するよう軸方向に分けられた第1と第2の2つの磁石領域を有し、これら第1と第2の2つの磁石領域の磁極の位置が所定角度だけ円周方向に相互にずらして設定されており、
それにより、前記第1のステータユニットのコイルと前記第2のステータユニットのコイルとが相互に位相のずれた交番電流を出力することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のハブダイナモ。 - 前記第1及び第2の各ステータユニットにおけるティースの極数及び前記永久磁石の円周方向の磁極の極数をP、ティースのピッチ角をθ、前記第1のステータユニットのティースと前記第2のステータユニットのティースの円周方向のずれ角度をα、前記永久磁石の第1の磁石領域の磁極の位置と前記第2の磁石領域の磁極の位置の円周方向のずれ角度をβとしたとき、極数P及びピッチ角θは、
α+β=θ/2=(360°/P)/2
を満たすように設定されていることを特徴とする請求項8に記載のハブダイナモ。 - 前記永久磁石は、各磁石領域をそれぞれ別々に構成する複数の磁石部品からなることを特徴とする請求項3〜請求項9のいずれか1項に記載されたハブダイナモ。
- 前記永久磁石は1つの磁石部品からなり、各磁石領域を、前記磁石部品上において円周方向及び軸方向に着磁することで形成したことを特徴とする請求項3〜請求項9のいずれか1項に記載されたハブダイナモ。
- 前記永久磁石は、該永久磁石の円周方向に配列された磁極が、前記ロータの軸線方向に対して斜めに形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項11に記載のハブダイナモ。
- 各ステータユニットの間に、それぞれのステータユニット間での磁束の漏れを防止する磁束漏れ防止部が設けられていることを特徴とする請求項2〜請求項12のいずれか1項に記載のハブダイナモ。
- 前記磁束漏れ防止部として、各ステータユニットの間に、それぞれの前記ステータユニットを離間させる空間が確保されていることを特徴とする請求項13に記載のハブダイナモ。
- 各ステータユニットの間に、前記空間を確保するためのスペーサが配置されていることを特徴とする請求項14に記載のハブダイナモ。
- 各ステータユニットの互いに対向する端面間に、前記磁束漏れ防止部として、非磁性材料よりなるスペーサが配置されていることを特徴とする請求項13に記載のハブダイナモ。
- 各ステータユニットの互いに対向する端面のうち少なくとも一方の端面に、前記スペーサが取り付けられていることを特徴とする請求項13または請求項16に記載のハブダイナモ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013186703A JP6251919B2 (ja) | 2013-03-26 | 2013-09-09 | ハブダイナモ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013064270 | 2013-03-26 | ||
JP2013064270 | 2013-03-26 | ||
JP2013186703A JP6251919B2 (ja) | 2013-03-26 | 2013-09-09 | ハブダイナモ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014209832A true JP2014209832A (ja) | 2014-11-06 |
JP6251919B2 JP6251919B2 (ja) | 2017-12-27 |
Family
ID=51903709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013186703A Expired - Fee Related JP6251919B2 (ja) | 2013-03-26 | 2013-09-09 | ハブダイナモ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6251919B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016103947A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2016-06-30 | Thk株式会社 | リニアアクチュエータ |
JP2016152755A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-22 | アスモ株式会社 | マルチランデル型モータ |
JP2016158421A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 株式会社シマノ | 自転車用発電機 |
EP3115616A1 (de) * | 2015-07-06 | 2017-01-11 | Levitronix GmbH | Elektromagnetischer drehantrieb |
US10879766B2 (en) | 2017-05-29 | 2020-12-29 | Shimano (Singapore) Pte. Ltd. | Bicycle electric power generating device |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05199719A (ja) * | 1991-08-20 | 1993-08-06 | Ver Drahtwerke Ag | 電気機械、特に車輪ハブダイナモ |
JPH0622532A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-28 | Sony Corp | ステツピングモータ |
JPH06225509A (ja) * | 1993-01-25 | 1994-08-12 | Seiko Epson Corp | Pm型ステッピングモータ |
JPH1127924A (ja) * | 1997-07-07 | 1999-01-29 | Canon Inc | モータ |
JP2001161043A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-12 | Sanyo Denki Co Ltd | 真空用回転電機のステータ及びロータ並びにこれらの製造方法 |
JP2007129887A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Masashi Otsubo | 自転車用発電ランプ |
JP2008110643A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Shimano Inc | 自転車用発電装置 |
JP2009284645A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Mitsubishi Electric Corp | 磁石発電機 |
-
2013
- 2013-09-09 JP JP2013186703A patent/JP6251919B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05199719A (ja) * | 1991-08-20 | 1993-08-06 | Ver Drahtwerke Ag | 電気機械、特に車輪ハブダイナモ |
JPH0622532A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-28 | Sony Corp | ステツピングモータ |
JPH06225509A (ja) * | 1993-01-25 | 1994-08-12 | Seiko Epson Corp | Pm型ステッピングモータ |
JPH1127924A (ja) * | 1997-07-07 | 1999-01-29 | Canon Inc | モータ |
JP2001161043A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-12 | Sanyo Denki Co Ltd | 真空用回転電機のステータ及びロータ並びにこれらの製造方法 |
JP2007129887A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Masashi Otsubo | 自転車用発電ランプ |
JP2008110643A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Shimano Inc | 自転車用発電装置 |
JP2009284645A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Mitsubishi Electric Corp | 磁石発電機 |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016103947A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2016-06-30 | Thk株式会社 | リニアアクチュエータ |
JP2016127612A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | Thk株式会社 | リニアアクチュエータ |
CN107112884A (zh) * | 2014-12-26 | 2017-08-29 | Thk株式会社 | 线性致动器 |
TWI603568B (zh) * | 2014-12-26 | 2017-10-21 | Thk股份有限公司 | 線性致動器 |
US10003247B2 (en) | 2014-12-26 | 2018-06-19 | Thk Co., Ltd. | Linear actuator |
CN107112884B (zh) * | 2014-12-26 | 2018-10-02 | Thk株式会社 | 线性致动器 |
JP2016152755A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-22 | アスモ株式会社 | マルチランデル型モータ |
JP2016158421A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 株式会社シマノ | 自転車用発電機 |
EP3115616A1 (de) * | 2015-07-06 | 2017-01-11 | Levitronix GmbH | Elektromagnetischer drehantrieb |
US10873241B2 (en) | 2015-07-06 | 2020-12-22 | Levitronix Gmbh | Electromagnetic rotary drive |
EP4047216A1 (de) * | 2015-07-06 | 2022-08-24 | Levitronix GmbH | Elektromagnetischer drehantrieb |
US10879766B2 (en) | 2017-05-29 | 2020-12-29 | Shimano (Singapore) Pte. Ltd. | Bicycle electric power generating device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6251919B2 (ja) | 2017-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6251919B2 (ja) | ハブダイナモ | |
US10110105B2 (en) | Disc power generator | |
WO2015045544A1 (ja) | ハブダイナモ | |
CN106487140A (zh) | 旋转电机 | |
US20140132121A1 (en) | Transverse flux motor | |
JPS62189967A (ja) | ステツプモ−タ | |
JP5766245B2 (ja) | 自転車用点灯制御装置 | |
JP6257274B2 (ja) | ハブダイナモ | |
CN106487175A (zh) | 旋转电机 | |
JP2006014538A (ja) | ハブダイナモ及び自転車 | |
US9787153B2 (en) | Outer rotor type dynamo | |
JP6788957B2 (ja) | 発電機 | |
JP5649612B2 (ja) | ハブダイナモ | |
CN111033985B (zh) | 轮毂发电机 | |
JP6698080B2 (ja) | 自転車用照明装置 | |
JP2017093165A (ja) | 回転機、回転電動機、およびインホイールモータ | |
JP5580064B2 (ja) | ハブダイナモ | |
WO2015019746A1 (ja) | ステータコア | |
JP6776114B2 (ja) | ハブダイナモ | |
CN107763050B (zh) | 螺母、使用该螺母的发电花鼓及使用该发电花鼓的车辆 | |
CN107733157B (zh) | 发电花鼓及使用它的车辆 | |
JP2014189090A (ja) | ハブダイナモ | |
JP6894661B2 (ja) | 発電機 | |
JP2013116013A (ja) | 発電機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170328 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170525 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171031 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171108 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6251919 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |