JP2014209145A - ズームレンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】広角端において周辺光量を確保することができ、フローティングフォーカス方式を含まない簡易構造の鏡筒が可能なームレンズを提供すること。
【解決手段】物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群を有し、広角端から望遠端への変倍に際し、少なくとも第1レンズ群、第3レンズ群、第5レンズ群が物体側に移動すると共に、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が増大し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が減少し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が増大し、第4レンズ群と第5レンズ群の間隔が減少するズームレンズであって、所定の条件式を満足するズームレンズ。
【選択図】図1

Description

本発明は、35ミリ一眼レフカメラ、ビデオカメラ、デジタルカメラに好適なズームレンズ、さらに詳しくは、大型で消費電力の大きい高トルクモータを必要とすることなく、迅速な合焦作動が可能なズームレンズに関する。
従来より35ミリ一眼レフカメラ、ビデオカメラ、デジタルカメラ等におけるズームレンズの合焦方式としては、前玉フォーカス方式や、インナーフォーカス方式が知られている。
前者の前玉フォーカス方式は、同一物体距離に対するフォーカスレンズの繰出し量がズーム状態によって変化せず一定であるため、鏡筒構造を簡素化できるメリットがある。しかし、合焦のために繰り出す前玉レンズの直径が大きく重量が重いため、迅速なフォーカシングには不適である。また、合焦作動によるズームレンズの重量バランスが大きく変化し、操作性が好ましくないという問題がある。
後者のインナーフォーカス方式は、一般にフォーカスレンズ径を小さくできるため、高トルクのモータを使用せずとも迅速なフォーカシングが可能となる。さらに、合焦作動時の重量バランスの変化も少なく、このインナーフォーカス方式は種々提案されている。
従来技術の前玉フォーカス方式でないズームレンズとして、物体側より順に正の屈折力を有する第1レンズ群G1、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、負の屈折力を有する第3レンズ群G3、正の屈折力を有する第4レンズ群G4、負の屈折力を有する第5レンズ群G5、正の屈折力を有する第6レンズ群G6、負の屈折力を有する第7レンズ群G7を有し、広角から望遠への変倍に際して第1レンズ群、第2レンズ群、第4レンズ群、第5レンズ群、第6レンズ群、第7レンズ群を物体側へ動かし、第7レンズ群を光軸方向へ移動させてフォーカシングを行うズームレンズが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1によって提案されたズームレンズは、リアフォーカス方式を採用することによって、前玉フォーカス方式に比較して、フォーカスレンズ群の小型化を達成している。
しかし、一般に最終レンズ群の光軸方向移動よって合焦する場合、最終合焦レンズ群が絞りから遠いため、最終合焦レンズ群を通る光束において、周辺光束が軸上光束よりレンズ径の高い位置を通る。従って、特に広角端において周辺光量をある程度確保する必要上、外径を極端に小さくすることが困難な問題がある。さらに、特許文献1の実施形態では、最終合焦レンズ群のレンズ枚数も3枚と多く、十分に小型軽量化を実現したとは言い難い。
従来技術の前玉フォーカス方式でない他のズームレンズとして、物体側から順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈折力の第4群、正の屈折力の第5群、負の屈折力の第6群より構成され、無限遠物体から至近物体へのフォーカシングの際、第4群を物体側へ移動させると共に、第6群を像側に移動させるフローティングフォーカス方式を採用したズームレンズ系が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
フローティングフォーカス方式は、移動レンズ群の数が多いので、迅速な合焦作動を行うことが困難である。フローティングフォーカス方式は、また、移動レンズ群を連結する連結部材が必要であるから、鏡筒機構の部品点数が多いことと構造が複雑化するという問題がある。
従来技術の前玉フォーカス方式でない他のズームレンズとして、物体側から順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、後続する少なくとも2つのレンズ群を有し、フォーカスは像側から2つ目の群で行うズームレンズ系が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
引用文献3によって提案されたズームレンズ系は、コンパクトで迅速な合焦を達成している。
しかし、特に望遠端においてフォーカス群の移動量当りのピント移動量(フォーカス位置敏感度)が大きく、必要とされる合焦作動の駆動精度が非常に高く要求され、合焦作動制御が困難であるという問題がある。
特許第4226854号公報 特開2009−265652号公報 特許第4227223号公報
(発明の目的)
本発明は、上述した従来技術の前玉フォーカス方式でないズームレンズの上述した問題点に鑑みてなされたものであって、絞りと合焦レンズ群との間隔を小さくして、合焦レンズ群において周辺光束が軸上光束に比較して、極端に合焦レンズ群の径の高い位置を通ることなく、特に広角端において周辺光量を確保することができるズームレンズを提供することを目的とする。
本発明はまた、フローティングフォーカス方式を含まず、鏡筒を簡易な構成にして迅速な合焦作動を行うことができるズームレンズを提供することを目的とする。
本発明はさらに、特に望遠端においてフォーカス群の移動量当りのピント移動量すなわちフォーカス位置敏感度が大きくなく、合焦作動制御が容易なズームレンズを提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明は、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群を有し、広角端から望遠端への変倍に際し、少なくとも第1レンズ群、第3レンズ群、第5レンズ群が物体側に移動すると共に、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が増大し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が減少し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が増大し、第4レンズ群と第5レンズ群の間隔が減少するズームレンズにおいて、
無限遠から近距離へのフォーカシングは、第5レンズ群を像側へ移動させることで行い、以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
0.1 ≦ | f5 | / ft ≦ 0.2 ・・・(1)
2.7 ≦ f1 / | f5 | ≦ 3.5 ・・・(2)
2.0 ≦ ft / f14t ≦ 2.85 ・・・(3)
0.2 ≦ β4t ・・・(4)
ただし、f5は第5レンズ群の焦点距離、ftは望遠端状態での全系の焦点距離、f1は第1レンズ群の焦点距離、f14tは望遠端状態での第1レンズ群から第4レンズ群までの合成の焦点距離、β4tは望遠端状態での第4レンズ群の横倍率を示す。
(第2発明)
物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4ンズ群、負の屈折力の第5レンズ群、第6レンズ群からなり、広角端から望遠端への変倍に際し、第4レンズ群と第6レンズ群は固定であり、第1レンズ群、第3レンズ群、第5レンズ群が物体側に移動すると共に、第1ンズ群と第2レンズ群の間隔が増大し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が減少し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が増大し、第4レンズ群と第5レンズ群の間隔が減少するズームレンズにおいて、
無限遠から近距離へのフォーカシングは、第5レンズ群を像側へ移動させることで行い、以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
3.0 ≦ | {1-(β5t)2} ・ (β6t)2 | ≦ 7.0 ・・・(5)
0.5 ≦ β6t ≦ 1.0 ・・・(6)
ただし、β5t、β6tはそれぞれ第5レンズ群、第6レンズ群の望遠端における横倍率を示す。
第1発明及び第2発明のズームレンズの構成についてさらに詳しく説明する。第1発明及び第2発明のズームレンズは、物体側から順に、少なくとも正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群を有する。広角端から望遠端への変倍に際して、少なくとも第1レンズ群、第3レンズ群、第5レンズ群が物体側に移動する。すなわち、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が増大し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が減少し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が増大し、第4レンズ群と第5レンズ群の間隔が減少するように移動する。この構成により、各レンズ群の変倍作用への負担が過大にならず、ズーム比の高倍率化と全長の小型化の両立を達成することができる。
無限遠状態から近距離物体状態への合焦に際して、第5レンズ群を像側に移動することで行う。第5レンズ群によるフォーカシングは、レンズ径が小型、軽量であり、フォーカス機構の小型化と迅速なフォーカシングに適している。また、本発明においては、一般的な第1レンズ群でのフォーカシング方法に比べ、近距離物体における周辺光量の低下を抑えることができる。
本発明において、第2レンズ群、第4レンズ群は、固定である。これにより、メカ機構の簡素化が図れる。第4レンズ群は移動させても良く、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔を効果的に変えることによって、ズーミングにおける球面収差の変動を良好に補正することができる。さらに、ズーミングにおけるズーム中間域での像面湾曲を良好に補正することができる。第3レンズ群は物体側から順に、負レンズと正レンズの2枚で構成し、レンズ枚数を極力抑えることが望ましい。
開口絞りは、第4レンズ群と第5レンズ群の間に配置され、他のレンズ群と独立で移動することが望ましい。この構成により、絞り径を小さく構成できると共に、全変倍範囲において絞り径を一定にすることができる。
また、フォーカス群である第5レンズ群を開口絞りと隣接させることにより、第5レンズ群を通る軸上光束と周辺光束はほぼレンズ径の同じ高さの位置を通るため、レンズ径を大きくする必要がなく、小型化が可能となる。第5レンズ群は、物体側より順に正レンズと負レンズの接合レンズで構成すると、レンズ枚数を極力抑えることができ、軽量化を容易に実現できる。
(第1発明の実施態様)
第1発明において、変倍に際し、第2レンズ群と第4レンズ群が固定であることを特徴とする。
第1発明において、前記第5レンズ群の像側に第6レンズ群を有し、第6レンズ群は物体側から順に、物体側の面に対し像側の面がより強い曲率をもつ正レンズ、像側の面に対し物体側の面がより強い曲率をもつ負レンズからなることを特徴とする。
第2レンズ群は物体側より順に、少なくとも負の屈折力の第2Aレンズ群、負の屈折力の第2Bレンズ群を有し、前記第2Bレンズ群を光軸とほぼ垂直方向に移動させることにより像ブレを補正することを特徴とする。
(第2発明の実施態様)
第2発明において、変倍に際し、第2レンズ群と第4レンズ群が固定であることを特徴とする。
第2発明において、第2レンズ群は物体側より順に、少なくとも負の屈折力の第2Aレンズ群、負の屈折力の第2Bレンズ群を有し、前記第2Bレンズ群を光軸とほぼ垂直方向に移動させることにより像ブレを補正することを特徴とする。
(条件式(1)の説明)
条件式(1)は、望遠端の焦点距離に対する、第5レンズ群の焦点距離の比を適切に設定するための条件式である。
0.1 ≦ | f5 | / ft ≦ 0.2 ・・・(1)
ただし、f5は第5レンズ群の焦点距離、ftは望遠端状態での全系の焦点距離を示す。
条件式(1)の下限値を超えると、変倍による第5レンズ群の移動量が小さくなり、フォーカスカム筒の外径を小さくすることができ、鏡筒径のコンパクト化が図れる。他方、条件式(1)の上限値を超えると、全長のコンパクト化ができない。
(条件式(2)の説明)
条件式(2)は、第5レンズ群に対する第1レンズ群の焦点距離の比を適切に設定するための条件式であり、各レンズ群の変倍作用をバランス化し、かつ小型化を実現するための条件式である。
2.7 ≦ f1 / | f5 | ≦ 3.5 ・・・(2)
ただし、f1は第1レンズ群の焦点距離、f5は第5レンズ群の焦点距離を示す。
条件式(2)の下限値を超えると、最も変倍作用の高い第1レンズ群の移動量が小さくなるため、球面収差、コマ収差、倍率色収差等の補正が困難になる。他方、条件式(2)の上限値を超えると、第5レンズ群に対して第1レンズ群の移動量が大きくなり、効果的に変倍比を稼ぎ易く、球面収差やコマ収差を良好に補正することが容易となる。しかし、テレ比(望遠端の全長÷望遠端の焦点距離)が大きくなり、鏡筒全長の小型化が困難になる。
(条件式(3)の説明)
条件式(3)は、望遠端での全系の焦点距離と、望遠端での第1レンズ群から第4レンズ群までの合成焦点距離の比を示すもので、いわゆるフォーカス群の移動量当りのピント移動量の程度を表すフォーカス位置敏感度を適切に設定するための条件式である。
2.0 ≦ ft / f14t ≦ 2.85 ・・・(3)
ただし、ftは望遠端状態での全系の焦点距離、f14tは望遠端状態での第1レンズ群から第4レンズ群までの合成の焦点距離を示す。
条件式(3)の下限値を超えると、フォーカス移動量が増大し、それに伴いアクチュエータの大型化を招き好ましくない。他方、条件式(3)の上限値を超えると、フォーカス群の移動量は小さくなるが、前記フォーカス位置敏感度が大きくなり、必要とされるフォーカシングの駆動精度が高くなる。従って、フォーカシング制御が困難になる。
(条件式(4)の説明)
条件式(4)は、望遠端での第4レンズ群の横倍率を適切に設定するための条件式である。
0.2 ≦ β4t ・・・(4)
条件式(4)の下限値を超えると、光束を収束させるための第4レンズ群のレンズ枚数が多くなり好ましくない。
(条件式(5)の説明)
条件式(5)は、フォーカス群の移動量に対するピント移動量の比を示すもので、前記フォーカス位置敏感度を適切に設定するための条件式である。
3.0 ≦ | {1-(β5t)2} ・ (β6t)2 | ≦ 7.0 ・・・(5)
ただし、β5t、β6tはそれぞれ第5レンズ群、第6レンズ群の望遠端における横倍率を示す。
条件式(5)の下限値を超えると、フォーカス移動量が増大し、それに伴いアクチュエータの大型化を招き好ましくない。他方、条件式(5)の上限値を超えると、フォーカス群の移動量は小さくなるが、前記フォーカス位置敏感度が大きくなり、必要とされるフォーカシングの駆動精度が高くなる。従って、フォーカシング制御が困難になる。
(条件式(6)の説明)
条件式(6)は、第6レンズ群の望遠端での横倍率を適切に設定するための条件式である。
0.5 ≦ β6t ≦ 1.0 ・・・(6)
条件式(6)の下限値を超えると、第6レンズ群の正の屈折力が強くなり、収差を良好に補正するためにレンズ枚数を増やさなければならず、好ましくない。他方、条件式(6)の上限値を超えると、フォーカス群の前記フォーカス位置敏感度を小さくすること、すなわち条件式(5)の上限値を満足することが困難になる。
条件式(5)及び(6)を同時に満足させることにより、オートフォーカスに最適なフォーカス方式を備えたズームレンズを提供することが可能となる。
(一)本発明のズームレンズによれば、絞りと合焦レンズ群との間隔を小さくして、合焦レンズ群において周辺光束が軸上光束より極端に合焦レンズ群の径の高い位置を通さず、特に広角端において周辺光量を確保することができる効果を有する。
本発明のズームレンズによればまた、フローティングフォーカス方式を含まず、鏡筒を簡易な構成にしかつ迅速な合焦作動を行うことができる効果を有する。
本発明のズームレンズによればさらに、特に望遠端においてフォーカス群の移動量当りのピント移動量(フォーカス位置敏感度)が大きくなく、合焦作動制御が容易であるという効果を有する。
(二)従来より、リアフォーカス方式のズームレンズにおいて、正負正正負の5群ズームレンズが種々と提案されている。本発明も正負正正負の5群ズームレンズである。また、本発明においては、フォーカス群の像側に最終レンズ群として、もう1レンズ群を追加した正負正正負正、または正負正正負負の6群ズームレンズも含む。
最終レンズ群の第6レンズ群を追加したメリットは、第1に、変倍に際して第6レンズ群を固定群とすることで、鏡筒内部へのゴミの侵入を防ぐ点で望ましい構成となる。
第2に、第6レンズ群は物体側から順に、物体側の面に対し像側の面がより強い曲率をもつ正レンズ、像側の面に対し物体側の面がより強い曲率をもつ負レンズで構成としている。この構成により、第6レンズ群の外径を小さく抑えることができると共に、第6レンズ群を追加しない状態に対し、テレセントリック性を弱めることが容易となる。詳しくは、射出瞳位置を像側へ近づけることが可能となり、超望遠レンズでよく起こり得る一眼レフカメラに装着した際のファインダー像の光線ケラレすなわちミラー切れを防ぐ構成とすることが容易となる。
(三)本発明の実施態様において、手振れ等による画像のブレを光学系の一部のレンズ群を防振レンズ群とし、光軸と垂直方向に移動させることによって、撮影画像の変位ブレを補正している。詳しくは、第2レンズ群は、物体側から順に、少なくとも負の屈折力の第2Aレンズ群、負の屈折力の第2Bレンズ群を有し、第2Bレンズ群を防振レンズ群とし、光軸と垂直方向に移動させる。第2レンズ群は最も変倍作用が大きく、且つ防振レンズ群を小型化するために、強い負の屈折力となる傾向がある。従って、上記のように第2レンズ群を少なくとも2つのレンズ群に分割することが望ましい。これにより、負の屈折力を分散させ、第2レンズ群で発生する球面収差、非点収差、軸外コマ収差を良好に補正することが可能となる。このとき、第2Aレンズ群は負の屈折力であることが望ましい。これにより、防振レンズ群(第2Bレンズ群)に入射する軸上光束の入射角が緩やかになり、防振時の偏心収差の発生を抑えることが可能となる。
(四)第2レンズ群の小型化させる最良の形態は、物体側から順に、負の屈折力の第2Aレンズ群、負の屈折力の第2Bレンズ群、正の屈折力の第2Cレンズ群で構成することである。第2Bレンズ群の像側に正の屈折力の第2Cレンズ群を配置することにより、第2Bレンズ群の負の屈折力を強くすることが可能となり、防振量に対する像の補正量が大きくなり、防振アクチュエータの小型化に有利となる。
さらに、収差補正的観点からも第2Aレンズ群と第2Bレンズ群で発生した負の収差を正の屈折力の第2Cレンズ群で打ち消すことが可能となる。この構成は、第2レンズ群を2つに分割した場合に対して、より小型化し易いメリットがある。第2Cレンズ群は、物体側から順に、少なくとも正レンズと負レンズで構成することが好ましい。この構成により、主に防振時の非点収差を良好に補正することが可能となる。
本発明の第1実施形態の画像ブレ補正機能を備えたズームレンズの無限遠合焦時の光学断面及び各レンズ群のズーム移動を示す光学断面図である。 図1に示す第1実施形態の広角端状態における無限遠合焦時の球面収差図、非点収差図及び歪曲収差図である。球面収差図の実線グラフは波長587.56nmの光線を示し、点線グラフは波長435.84nmの光線を示す。非点収差図のdmはd線のメリディオナル像面の収差を示し、dsはd線のサジタル像面の収差を示す。 図1に示す第1実施形態の中間焦点距離状態における無限遠合焦時の球面収差図、非点収差図及び歪曲収差図である。球面収差図の実線グラフは波長587.56nmの光線を示し、点線グラフは波長435.84nmの光線を示す。非点収差図のdmはd線のメリディオナル像面の収差を示し、dsはd線のサジタル像面の収差を示す。 図1に示す第1実施形態の望遠端状態における無限遠合焦時の球面収差図、非点収差図及び歪曲収差図である。球面収差図の実線グラフは波長587.56nmの光線を示し、点線グラフは波長435.84nmの光線を示す。非点収差図のdmはd線のメリディオナル像面の収差を示し、dsはd線のサジタル像面の収差を示す。 本発明の第2実施形態の画像ブレ補正機能を備えたズームレンズの無限遠合焦時の光学断面及び各レンズ群のズーム移動を示す光学断面図である。 図5に示す第2実施形態の広角端状態における無限遠合焦時の球面収差図、非点収差図及び歪曲収差図である。球面収差図の実線グラフは波長587.56nmの光線を示し、点線グラフは波長435.84nmの光線を示す。非点収差図のdmはd線のメリディオナル像面の収差を示し、dsはd線のサジタル像面の収差を示す。 図5に示す第2実施形態の中間焦点距離状態における無限遠合焦時の球面収差図、非点収差図及び歪曲収差図である。球面収差図の実線グラフは波長587.56nmの光線を示し、点線グラフは波長435.84nmの光線を示す。非点収差図のdmはd線のメリディオナル像面の収差を示し、dsはd線のサジタル像面の収差を示す。 図5に示す第2実施形態の望遠端状態における無限遠合焦時の球面収差図、非点収差図及び歪曲収差図である。球面収差図の実線グラフは波長587.56nmの光線を示し、点線グラフは波長435.84nmの光線を示す。非点収差図のdmはd線のメリディオナル像面の収差を示し、dsはd線のサジタル像面の収差を示す。 本発明の第3実施形態の画像ブレ補正機能を備えたズームレンズの無限遠合焦時の光学断面及び各レンズ群のズーム移動を示す光学断面図である。 図9に示す第3実施形態の広角端状態における無限遠合焦時の球面収差図、非点収差図及び歪曲収差図である。球面収差図の実線グラフは波長587.56nmの光線を示し、点線グラフは波長435.84nmの光線を示す。非点収差図のdmはd線のメリディオナル像面の収差を示し、dsはd線のサジタル像面の収差を示す。 図9に示す第3実施形態の中間焦点距離状態における無限遠合焦時の球面収差図、非点収差図及び歪曲収差図である。球面収差図の実線グラフは波長587.56nmの光線を示し、点線グラフは波長435.84nmの光線を示す。非点収差図のdmはd線のメリディオナル像面の収差を示し、dsはd線のサジタル像面の収差を示す。 図9に示す第3実施形態の望遠端状態における無限遠合焦時の球面収差図、非点収差図及び歪曲収差図である。球面収差図の実線グラフは波長587.56nmの光線を示し、点線グラフは波長435.84nmの光線を示す。非点収差図のdmはd線のメリディオナル像面の収差を示し、dsはd線のサジタル像面の収差を示す。 本発明の第4実施形態の画像ブレ補正機能を備えたズームレンズの無限遠合焦時の光学断面及び各レンズ群のズーム移動を示す光学断面図である。 図13に示す第4実施形態の広角端状態における無限遠合焦時の球面収差図、非点収差図及び歪曲収差図である。球面収差図の実線グラフは波長587.56nmの光線を示し、点線グラフは波長435.84nmの光線を示す。非点収差図のdmはd線のメリディオナル像面の収差を示し、dsはd線のサジタル像面の収差を示す。 図13に示す第4実施形態の中間焦点距離状態における無限遠合焦時の球面収差図、非点収差図及び歪曲収差図である。球面収差図の実線グラフは波長587.56nmの光線を示し、点線グラフは波長435.84nmの光線を示す。非点収差図のdmはd線のメリディオナル像面の収差を示し、dsはd線のサジタル像面の収差を示す。 図13に示す第4実施形態の望遠端状態における無限遠合焦時の球面収差図、非点収差図及び歪曲収差図である。球面収差図の実線グラフは波長587.56nmの光線を示し、点線グラフは波長435.84nmの光線を示す。非点収差図のdmはd線のメリディオナル像面の収差を示し、dsはd線のサジタル像面の収差を示す。
以下に示す実施形態において、諸元光学データにおける面番号NSは物体側から数えたレンズ面の面番号、rはレンズ面の曲率半径(mm)、dはレンズ面の光軸上の間隔(mm)、ndはd線(波長λ=587.6nm)に対する屈折率、vdはd線(波長λ=587.6nm)に対するアッベ数をそれぞれ示している。f は焦点距離(mm)、FNo.は開口数、ωが半画角(°)を示す。面番号の後側にSを付したものは、絞りを示す。
(第1実施形態)
f = 205.00〜487.00
FNo. = 4.59〜5.75
ω = 5.96〜2.51
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 482.5439 2.7000 1.80420 46.50
2 136.9302 10.0000 1.49700 81.61
3 -1311.2444 0.2000
4 154.4406 10.0000 1.49700 81.61
5 -891.1563 (d5)
6 -131.8575 2.0000 1.63854 55.45
7 -465.4831 0.4259
8 172.2754 4.0000 1.69680 55.46
9 517.9251 3.3582
10 3967.0669 1.5000 1.56732 42.84
11 45.8114 4.0000 1.84666 23.78
12 86.1419 8.0164
13 -409.3100 1.8000 1.72916 54.67
14 164.3517 (d14)
15 146.9915 1.8000 1.90366 31.31
16 80.4953 10.5000 1.48749 70.44
17 -78.4715 d(17)
18 110.9146 8.5000 1.49700 81.61
19 -78.3006 1.5000 1.83400 37.34
20 2951.7311 0.2000
21 88.4914 4.4959 1.74330 49.22
22 -3091.0648 d(22)
23S ∞ d(23)
24 188.4400 3.4000 1.67270 32.17
25 -86.6515 1.0000 1.71300 53.94
26 45.7256 d(26)
27 -96.1249 5.0000 1.60342 38.01
28 -47.3945 18.8963
29 -49.4312 1.5000 1.72342 37.99
30 -92.7467 (bf)
[無限遠合焦時の可変間隔]
広角 中間 望遠
f 205.0001 300.0000 487.0000
d0 ∞ ∞ ∞
d5 28.8518 80.2974 138.2464
d14 35.8093 20.5025 6.7969
d17 1.5000 16.8068 30.5124
d22 32.5090 21.0137 2.0000
d23 1.5000 6.6922 4.8541
d26 27.2150 33.5181 54.3698
bf 64.2045 64.2045 64.2045
[近距離合焦時の可変間隔 (撮影距離2.2m)]
広角 中間 望遠
f 179.3019 231.4119 288.6839
d0 1902.9363 1851.4907 1793.5415
d5 28.8518 80.2974 138.2464
d14 35.8093 20.5025 6.7969
d17 1.5000 16.8068 30.5124
d22 32.5090 21.0137 2.0000
d23 6.3420 16.4347 25.6545
d26 22.3729 23.7756 33.5695
bf 64.2045 64.2045 64.2045
[条件式対応値 ]
条件式(1) 0.166
条件式(2) 3.450
条件式(3) 2.570
条件式(4) 0.412
条件式(5) 5.870
条件式(6) 0.857
(第2実施形態)
f = 205.04〜486.97
FNo. = 4.62〜5.78
ω = 5.90〜2.49
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 436.4287 3.0000 1.80400 46.60
2 122.1130 11.5000 1.49782 82.57
3 -605.0947 0.3000
4 125.4694 11.0000 1.49782 82.57
5 -1875.0633 (d5)
6 -496.2416 4.1000 1.60342 38.01
7 -61.4135 1.5000 1.72916 54.67
8 132.4791 5.1000
9 -188.3876 1.5000 1.51742 52.15
10 46.2336 3.8000 1.80518 25.46
11 99.3055 2.0000
12 -411.8858 1.7000 1.74330 49.22
13 143.7588 3.0000
14 153.9724 9.5000 1.60738 56.82
15 -32.5888 1.7000 1.65844 50.85
16 -200.7252 (d16)
17 121.8569 1.7000 1.90366 31.31
18 73.6444 10.0000 1.48749 70.44
19 -63.3839 (d19)
20 524.0060 7.6000 1.49700 81.61
21 -54.0683 1.7000 1.83400 37.34
22 -164.5813 0.2000
23 69.2565 4.3000 1.74330 49.22
24 203.8076 (d24)
25S ∞ (d25)
26 151.8781 3.1000 1.64769 33.84
27 -106.5949 1.1000 1.72916 54.67
28 44.3402 (d28)
29 -96.2691 5.0000 1.58144 40.89
30 -43.4021 21.0392
31 -40.3878 1.5000 1.83481 42.72
32 -68.1862 (bf)
[無限遠合焦時の可変間隔]
広角 中間 望遠
f 205.0431 299.9821 486.9688
d0 ∞ ∞ ∞
d5 52.0770 83.8845 127.4543
d16 23.8204 10.7208 2.0000
d19 1.5000 8.8128 12.3467
d24 32.6377 23.5524 4.9613
d25 8.2078 11.1530 5.8667
d28 19.8179 31.7449 60.8092
bf 54.3185 54.3185 54.3185
[近距離合焦時の可変間隔 (撮影距離2.2m)]
広角 中間 望遠
f 175.7064 225.0670 280.4931
d0 1890.0000 1858.1924 1814.6227
d5 52.0770 83.8845 127.4543
d16 23.8204 10.7208 2.0000
d19 1.5000 8.8128 12.3467
d24 32.6377 23.5524 4.9613
d25 13.6845 21.5022 26.1835
d28 14.3413 21.3957 40.4924
bf 54.3185 54.3185 54.3185
[条件式対応値 ]
条件式(1) 0.161
条件式(2) 2.902
条件式(3) 2.436
条件式(4) 0.505
条件式(5) 5.998
条件式(6) 0.841
(第3実施形態)
f = 205.00〜487.00
FNo. = 4.60〜5.76
ω = 5.96〜2.51
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 558.3655 2.7000 1.80400 46.60
2 139.4024 10.5000 1.49782 82.57
3 -668.2361 0.2000
4 146.6085 9.5000 1.49782 82.57
5 -1118.6091 (d5)
6 -184.3582 3.0958 1.60342 38.01
7 -78.4233 1.7000 1.74400 44.90
8 -759.0474 3.0000
9 -338.8378 1.5000 1.51742 52.15
10 50.9127 4.0000 1.84666 23.78
11 82.0507 3.6574
12 -290.8254 1.5000 1.71300 53.94
13 474.8838 3.3272
14 116.6954 6.6077 1.61800 63.39
15 -73.5919 8.6519
16 -54.6227 1.7000 1.61800 63.39
17 1689.1127 (d17)
18 238.5481 1.8000 1.90366 31.31
19 100.9122 10.5000 1.49700 81.61
20 -62.9714 (d20)
21 172.8037 8.5000 1.48749 70.44
22 -69.2343 1.5000 1.83400 37.34
23 -210.9192 0.2000
24 72.4017 4.3000 1.74330 49.22
25 166.6731 (d25)
26(絞り) ∞ (d26)
27 185.1203 3.0000 1.67270 32.17
28 -88.3740 1.0000 1.69680 55.46
29 45.2699 (d29)
30 -87.7232 5.0000 1.51742 52.15
31 -48.0961 24.4805
32 -56.4244 1.5000 1.72916 54.67
33 -109.4653 (bf)
[無限遠合焦時の可変間隔]
広角 中間 望遠
f 205.0000 300.0000 486.9998
d0 ∞ ∞ ∞
d5 22.5976 77.8408 132.5976
d17 28.7349 20.1857 11.5943
d20 1.5000 10.0493 18.6406
d25 35.3321 22.2590 3.0000
d26 3.7089 7.5300 4.8106
d29 29.7060 38.9579 60.9364
bf 54.3186 54.3186 54.3186
[近距離合焦時の可変間隔 (撮影距離2.2m)]
広角 中間 望遠
f 177.4144 228.3957 283.2414
d0 1900.0000 1844.7568 1790.0000
d5 22.5976 77.8408 132.5976
d17 28.7349 20.1857 11.5943
d20 1.5000 10.0493 18.6406
d25 35.3321 22.2590 3.0000
d26 8.5748 16.9032 24.2275
d29 24.8400 29.5848 41.5195
bf 54.3186 54.3186 54.3186
[条件式対応値 ]
条件式(1) 0.173
条件式(2) 3.100
条件式(3) 2.536
条件式(4) 0.454
条件式(5) 6.182
条件式(6) 0.928
(第4実施形態)
f = 205.00〜487.00
FNo. = 4.59〜5.75
ω = 5.96〜2.51
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 3780.7912 2.7000 1.80420 46.50
2 164.6767 11.0525 1.49700 81.61
3 -266.3818 0.2000
4 132.1963 8.0978 1.49700 81.61
5 1175.7104 (d5)
6 314.4323 5.0831 1.62004 36.30
7 -106.1601 6.5862
8 -74.4300 1.8000 1.71736 29.50
9 -1202.3391 7.6422
10 -297.8350 1.5000 1.56883 56.04
11 45.2037 4.0000 1.84666 23.78
12 92.7276 4.0000
13 -194.4620 1.8000 1.72342 37.99
14 246.7662 3.0000
15 134.4913 3.0000 1.63854 55.45
16 184.8712 (d16)
17 113.4290 1.8000 1.90366 31.31
18 69.2087 10.5000 1.48749 70.44
19 -71.3663 (d19)
20 134.9908 8.5000 1.49700 81.61
21 -76.8654 1.5000 1.83400 37.34
22 -283.4054 0.2000
23 91.8322 4.7406 1.74330 49.22
24 223.4482 (d24)
25S ∞ (d25)
26 433.9229 3.8000 1.72342 37.99
27 -37.6454 1.0000 1.69680 55.46
28 47.4180 (bf)
[無限遠合焦時の可変間隔]
広角 中間 望遠
f 205.0000 299.9999 486.9996
d0 ∞ ∞ ∞
d5 21.4303 65.9246 120.2513
d16 38.5508 22.5010 8.7809
d19 1.5000 17.5498 31.2699
d24 31.4929 20.4210 2.3032
d25 2.5139 5.7070 1.5000
bf 104.0719 111.9506 134.2754
[近距離合焦時の可変間隔 (撮影距離2.2m)]
広角 中間 望遠
f 179.1165 231.7878 291.6486
d0 1907.2564 1862.7622 1808.4353
d5 21.4303 65.9246 120.2513
d16 38.5508 22.5010 8.7809
d19 1.5000 17.5498 31.2699
d24 31.4929 20.4210 2.3032
d25 7.7118 15.8608 22.2165
bf 98.8740 101.7968 113.5589
[条件式対応値]
条件式(1) 0.168
条件式(2) 3.382
条件式(3) 2.640
条件式(4) 0.545
条件式(5)
条件式(6)
S 絞り
IP 結像面
1,2,3,・・・ レンズ面
L1,L2,L3,・・・ レンズ群
L2A,L2B,L2C レンズ群

Claims (7)

  1. 物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群を有し、広角端から望遠端への変倍に際し、少なくとも第1レンズ群、第3レンズ群、第5レンズ群が物体側に移動すると共に、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が増大し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が減少し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が増大し、第4レンズ群と第5レンズ群の間隔が減少するズームレンズにおいて、
    無限遠から近距離へのフォーカシングは、第5レンズ群を像側へ移動させることで行い、以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
    0.1 ≦ | f5 | / ft ≦ 0.2 ・・・(1)
    2.7 ≦ f1 / | f5 | ≦ 3.5 ・・・(2)
    2.0 ≦ ft / f14t ≦ 2.85 ・・・(3)
    0.2 ≦ β4t ・・・(4)
    ただし、f5は第5レンズ群の焦点距離、ftは望遠端状態での全系の焦点距離、f1は第1レンズ群の焦点距離、f14tは望遠端状態での第1レンズ群から第4レンズ群までの合成の焦点距離、β4tは望遠端状態での第4レンズ群の横倍率を示す。
  2. 変倍に際し、第2レンズ群と第4レンズ群が固定であることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第5レンズ群の像側に第6レンズ群を有し、第6レンズ群は物体側から順に、物体側の面に対し像側の面がより強い曲率をもつ正レンズ、像側の面に対し物体側の面がより強い曲率をもつ負レンズからなることを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  4. 第2レンズ群は物体側より順に、少なくとも負の屈折力の第2Aレンズ群、負の屈折力の第2Bレンズ群を有し、前記第2Bレンズ群を光軸とほぼ垂直方向に移動させることにより像ブレを補正することを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のズームレンズ。
  5. 物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4ンズ群、負の屈折力の第5レンズ群、第6レンズ群からなり、広角端から望遠端への変倍に際し、第4レンズ群と第6レンズ群は固定であり、第1レンズ群、第3レンズ群、第5レンズ群が物体側に移動すると共に、第1ンズ群と第2レンズ群の間隔が増大し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が減少し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が増大し、第4レンズ群と第5レンズ群の間隔が減少するズームレンズにおいて、
    無限遠から近距離へのフォーカシングは、第5レンズ群を像側へ移動させることで行い、以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
    3.0 ≦ | {1-(β5t)2} ・ (β6t)2 | ≦ 7.0 ・・・(5)
    0.5 ≦ β6t ≦ 1.0 ・・・(6)
    ただし、β5t、β6tはそれぞれ第5レンズ群、第6レンズ群の望遠端における横倍率を示す。
  6. 変倍に際し、第2レンズ群と第4レンズ群が固定であることを特徴とする請求項5に記載のズームレンズ。
  7. 第2レンズ群は物体側より順に、少なくとも負の屈折力の第2Aレンズ群、負の屈折力の第2Bレンズ群を有し、前記第2Bレンズ群を光軸とほぼ垂直方向に移動させることにより像ブレを補正することを特徴とする請求項5又は6に記載のズームレンズ。
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