JP2014207121A - 電気接続用コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】インレットとの間の電路を遮断する機能を有し、インレットに接続する際に加える力を低減させた電気接続用コネクタを提供する。【解決手段】電気接続用コネクタ1は、コンタクト13と、開閉部材16と、弾性部材19,20と、開閉装置21とを備える。弾性部材19,20は、コンタクト13がインレット4の凹部411の所定位置まで差し込まれていない状態では、コンタクト13の差込方向に変形することで弾性エネルギーを蓄積する。また、弾性部材19,20は、コンタクト13が凹部411の所定位置まで差し込まれると上記弾性エネルギーを開放し、第2位置側への弾性力を開閉部材16に与える。その結果、開閉装置21のハンドル212を閉成位置へ移動させる力を上記弾性エネルギーによって補うことができ、これにより電気接続用コネクタ1をインレット4に接続する際に加える力を低減することができる。【選択図】図1
Description
本発明は、電気接続用コネクタに関するものである。
従来より、電気自動車(EV)やプラグインハイブリット車(PHEV)などの電動車両に搭載されたバッテリを充電するための給電コネクタが提供されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された給電コネクタは、複数の端子を有するコネクタ本体と、コネクタ本体を収容するケースと、ケースに取り付けられる把持部材とを備える。
ケースは、前後方向における両端が開口する筒状に形成され、ケースの前端側にはコネクタ本体が収容されており、コネクタ本体はケースに対して前後方向に摺動可能となっている。また、把持部材は、前端が開口する筒状に形成され、把持部材の内部にはケースの後端側が収容されており、把持部材はケースに対して前後方向に摺動可能となっている。
この給電コネクタを受電コネクタに接続する場合、受電コネクタに設けられた凹部にケースの先端を挿入し、さらに把持部材を受電コネクタ側に押し込むことで、ケースが受電コネクタに当接し、受電コネクタに対してケースが位置決めされる。そして、把持部材を受電コネクタ側にさらに押し込むことで、受電コネクタに位置決めされたケースに対してコネクタ本体が受電コネクタ側へ移動し、受電コネクタ側のコネクタ本体と接続される。
上述の特許文献1に示した給電コネクタは、受電コネクタに接続することによって電動車両に給電できるものではあるが、電動車両との間の電路を遮断する機能を内蔵するものではなかった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、インレットとの間の電路を遮断する機能を有し、インレットに接続する際に加える力を低減させた電気接続用コネクタを提供することにある。
本発明の電気接続用コネクタは、第1接触部を備え、インレットに設けられた第2接触部に第1接触部が接触することでインレットとの間が電気的に接続される電気接続用コネクタであって、第1接触部を保持しインレットの凹部に差し込まれるコンタクトと、第1接触部及び第2接触部を含む電路の途中に設けられた接点部と、接点部を開成させる開成位置と、接点部を閉成させる閉成位置との間で移動するハンドルと、第1位置と第2位置の間で移動自在であって、第1位置へ移動する際にハンドルに接触してハンドルを開成位置へ移動させ、第2位置へ移動する際にハンドルに接触してハンドルを閉成位置へ移動させる開閉部材と、コンタクトが凹部の所定位置まで差し込まれていない状態ではコンタクトの差込方向に変形することで弾性エネルギーを蓄積し、コンタクトが所定位置まで差し込まれると弾性エネルギーを開放して第2位置側への弾性力を開閉部材に与える弾性部材とを備えていることを特徴とする。
この電気接続用コネクタにおいて、開閉部材が第1位置にあり且つコンタクトが所定位置まで差し込まれていない状態では開閉部材が第2位置側へ移動するのを規制し、コンタクトが所定位置まで差し込まれると凹部の開口端縁に接触してコンタクト側に押し込まれることで開閉部材の移動規制を解除する規制部材と、開閉部材が第1位置にあり且つコンタクトが所定位置まで差し込まれていない状態ではコンタクト側に引っ込み、コンタクトが所定位置まで差し込まれるとコンタクトよりも外側へ突出することでコンタクトが凹部から抜けないようにロックするロック部材とを備え、ロック部材は、コンタクトが凹部に差し込まれる前に規制部材がコンタクト側に押し込まれるとコンタクトよりも外側へ突出し、コンタクトを凹部に差し込めないように凹部の開口端縁に当接するのが好ましい。
また、この電気接続用コネクタにおいて、ハンドルはピニオンを備え、開閉部材はピニオンと噛み合うラックを備えているのも好ましい。
また、この電気接続用コネクタにおいて、蓄電部を有する被充電機器と、被充電機器への充電と被充電機器からの放電の少なくとも一方を制御する電力装置との間を電気的に接続するのも好ましい。
また、この電気接続用コネクタにおいて、被充電機器が電動車両であるのも好ましい。
コンタクトが凹部の所定位置まで差し込まれた状態では、ハンドルを閉成位置へ移動させる力を弾性部材の弾性エネルギーによって補うことができ、その結果、電気接続用コネクタをインレットに接続する際に加える力を低減することができるという効果がある。
以下に、電気接続用コネクタの実施形態について図1〜図6を参照しながら説明する。本実施形態の電気接続用コネクタ1は、例えば図5に示すように、電動車両2(被充電機器)と電力装置3の間を電気的に接続し、電力装置3から電動車両2へ電力を供給するために用いられる。なお、以下の説明では特に断りがない限り、図4中の矢印a−b方向を前後方向、矢印c−d方向を上下方向、矢印e−f方向を左右方向と規定して以下の説明を行う。
図5は、電気接続用コネクタ1の接続状態を示す概略ブロック図である。電気接続用コネクタ1は、電動車両2と電力装置3の間の電路の途中に設けられた接点部211と、電動車両2のインレット4に対して抜挿自在に接続されるコンタクト13とを備える。接点部211は、互いに連動して開閉される2つの接点211a,211aを有し、各接点211aは、一端側がコンタクト13に接続され且つ他端側が電気ケーブルCB1を介して電力装置3に接続されている。なお、コンタクト13については後述する。
電力装置3は、例えばDC/AC電力変換装置であり、商用電源から供給される交流電力を所定の直流電力に変換し、変換した直流電力を電気接続用コネクタ1を介して電動車両2へ供給する。
電動車両2は、コンタクト13が抜挿自在に接続されるインレット4と、インレット4を介して供給される上記直流電力から所望の電圧値の直流電力を生成する充電回路31と、充電回路31により生成された直流電力を蓄積する蓄電池32(蓄電部)とを備える。なお、電動車両2には、動力源として電動機のみを備えた電気自動車(EV)や、動力源としてエンジンと電動機を併用するプラグインハイブリット車(PHEV)がある。
インレット4は、図1に示すように、円筒状に形成された本体部41と、本体部41の一端(前端)に設けられた円板状の取付部42とを備え、本体部41の筒内空間により凹部411が構成されている。本体部41の上側の開口端縁には、後述のロック部材15の引掛部151aが引っ掛けられる段部411aが設けられている。また、本体部41の凹部411内には、内側面が第2接触部を構成する円筒状の給電ソケット43が設けられている。
また、電気接続用コネクタ1は、図1に示すように、コンタクト13と、ロック部材15と、開閉部材16と、規制部材17と、マイクロスイッチ18と、開閉装置21と、ソレノイド装置22と、ケース10とを備える。
ケース10は、図4に示すように、一対の半割りのケース片を互いに組み合わせることで形成され、上下方向に長い楕円形状に形成された大径部102と、大径部102よりも径の小さい円筒状に形成された小径部101とで構成される。
小径部101の上側で且つ後側の部位には、ロック部材15の引掛部151a及び規制部材17の側面部172を露出させるための孔101aが前後方向に沿って設けられている。また、大径部102の上側で且つ後側の部位には、開閉部材16のツマミ164を露出させるための孔102aが前後方向に沿って設けられ、さらに大径部102の前端面には、開閉部材16の本体部161を露出させるための孔102bが設けられている。
コンタクト13は、例えば合成樹脂により円筒状に形成され、コンタクト13の筒内には、前後方向に延出する円柱状のコンタクトピン44(第1接触部)が収納されている。また、コンタクトピン44の周りにはコイルばね45が配置されており、このコイルばね45の先端(前端)には、円板状に形成された絶縁キャップ46が取り付けられている。また、コンタクトピン44は、上述の接点部211及び電気ケーブルCB1を介して電力装置3の出力端に接続されている。
絶縁キャップ46は、コンタクトピン44を通すための孔(図示せず)が中央部に設けられており、コイルばね45の変形に応じてコンタクトピン44が前方に露出するようになっている。また、電気接続用コネクタ1をインレット4に接続していない状態では、図1に示すように、コンタクトピン44の前面が絶縁キャップ46により覆われており、利用者がコンタクトピン44に接触して感電しないようになっている。
ロック部材15は、前後方向に長い板状に形成された本体部151を有し、本体部151の中間部において軸23を介してケース10に回転自在に取り付けられている。また、本体部151の先端(前端)には、上向きに突出する引掛部151aが設けられている。このロック部材15にはねじりばね25が取り付けられており、このねじりばね25はロック部材15に対して時計回り(右回り)の弾性力を与えている。
開閉部材16は、前後方向に長い板状に形成された本体部161を有し、本体部161の下面側には、前後方向において所定の間隔を空けて配置された一対の押圧部162,163が設けられている。また、前側の押圧部162の先端(前端)には、下向きに突出する引掛部162aが設けられている。さらに、本体部161の上面側には、上向きに突出するツマミ164が設けられている。この開閉部材16は、前後方向に移動自在であって、両押圧部161,162の間には開閉装置21のハンドル212が配置されている。
そして、開閉部材16が前方へ移動する際には、後側の押圧部163がハンドル212に接触し、ハンドル212を反時計回りに回転させる。また、開閉部材16が後方へ移動する際には、前側の押圧部162がハンドル212に接触し、ハンドル212を時計回りに回転させる。ここに、開閉部材16には、前後方向に伸縮するコイルばねからなる弾性部材19,20が取り付けられており、これらの弾性部材19,20は、前後方向に伸縮することによって開閉部材16に対して後向きの弾性力を与える。
規制部材17は、前後方向に延出する底面部171と、底面部171の前後方向における両端から上向きに延出する一対の側面部172,173とでU字状に形成されている。規制部材17の底面部171の下方には、コイルばねからなる弾性部材24が配置されており、この弾性部材24は、上下方向に伸縮することによって規制部材17に対して上向きの弾性力を与える。
マイクロスイッチ18は、ケース10の孔101aを通して外側に露出する規制部材17の側面部172をコンタクト13側(図1中の下側)に押し下げることによってスイッチレバー181が押圧され、内部に設けられた接点(図示せず)がオンになる。そして、上記接点がオンになると、マイクロスイッチ18からソレノイド装置22へ駆動信号が出力される。
開閉装置21は、接点部211(図5参照)とハンドル212とを有する。ハンドル212が反時計回りに回転した状態では、接点部211の両接点211a,211aがともに開成し、またハンドル212が時計回りに回転した状態では、両接点211a,211aがともに閉成する。ここに本実施形態では、ハンドル212が反時計回りに回転した位置が開成位置であり、ハンドル212が時計回りに回転した位置が閉成位置である。
ソレノイド装置22は、上下方向において進退自在に延出するレバー221(図2(d)参照)を有し、レバー221が伸びた状態では開閉部材16が前方へ移動できないようになっている。このソレノイド装置22は、マイクロスイッチ18から出力される駆動信号によってレバー221を伸ばし、また電動車両2側から出力される充電完了信号によってレバー221を縮める。
次に、電気接続用コネクタ1をインレット4に接続する動作について、図2(a)〜図2(d)を参照しながら説明する。
図2(a)に示すように、コンタクト13を凹部411の所定位置まで差し込んでいない状態では、開閉部材16の引掛部162aが規制部材17の後側の側面部173に引っ掛かっており、開閉部材16が規制部材17に保持されている。このとき、弾性部材19,20は、開閉部材16からの押圧力によって前後方向に圧縮し、弾性エネルギーを蓄積している。またこのとき、開閉装置21のハンドル212は上記開成位置にあり、接点部211は開成している。
さらにこのとき、規制部材17は、弾性部材24からの弾性力によって上向きに押し上げられ、前側の側面部172の先端が小径部101の孔101aを通して外側に露出している。またこのとき、マイクロスイッチ18は、スイッチレバー181が規制部材17によって押圧されておらず、上記接点はオフになっている。
さらにこのとき、ロック部材15は、後端側の部位が開閉部材16の前側の押圧部162に乗り上げることで、先端の引掛部151aがコンタクト13側に引っ込められている。またこのとき、絶縁キャップ46が給電ソケット43の後端面に接触することで、コンタクトピン44が絶縁キャップ46の孔(図示せず)を通して前方に露出し、給電ソケット43の筒内に挿入される。
図2(b)に示すように、コンタクト13を凹部411の所定位置まで差し込んだ状態では、規制部材17の前側の側面部172が凹部411の開口端縁に接触し、下向き(コンタクト13側)に押し下げられる。これにより、開閉部材16の引掛部162aが規制部材17の後側の側面部173から外れ、弾性部材19,20からの弾性力によって開閉部材16が後方へ移動する。このとき、コンタクトピン44は、給電ソケット43の筒内のさらに奥へと挿入される。
図2(c)に示すように、コンタクト13を凹部411の所定位置よりもさらに差し込んだ状態では、コンタクトピン44が給電ソケット43の筒内の規定位置まで挿入される。このとき、弾性部材19,20からの弾性力によって開閉部材16が後方へ移動することで、開閉部材16によるロック部材15の保持状態が解除され、ねじりばね25のばね力によってロック部材15が時計回りに回転する。これにより、ロック部材15の引掛部151aが凹部411の段部411aに引っ掛かり、コンタクト13が凹部411にロック(固定)される。
またこのとき、規制部材17の前側の側面部172が凹部411の内面に接触し、これにより規制部材17が下向きにさらに押し下げられ、マイクロスイッチ18のスイッチレバー181を押圧する。その結果、マイクロスイッチ18の上記接点がオンになり、マイクロスイッチ18からソレノイド装置22へ駆動信号が出力される。
図2(d)に示すように、弾性部材19,20からの弾性力によって開閉部材16が後方位置まで移動した状態では、前側の押圧部162によって開閉装置21のハンドル212が時計回りに押圧され、接点部211が閉成する。またこのとき、マイクロスイッチ18から出力される駆動信号によって、ソレノイド装置22がレバー221を伸ばし、開閉部材16の前方への移動を規制する。ここに本実施形態では、図2(a)に示す開閉部材16の位置が第1位置であり、図2(d)に示す開閉部材16の位置が第2位置である。
続けて、電気接続用コネクタ1をインレット4から取り外す動作について、図3(a)〜図3(d)を参照しながら説明する。
電動車両2への充電が完了すると、電動車両2からソレノイド装置22へ充電完了信号が出力され、充電完了信号を受け取ったソレノイド装置22は、レバー221を縮めて、開閉部材16の移動規制を解除する(図3(a)参照)。
その後、図3(b)に示すように、開閉部材16のツマミ164を前方へ移動させると、大径部102の孔102bを通して前方に露出する開閉部材16の本体部161がインレット4の後端面に当接する。このとき、ロック部材15の後端部が開閉部材16の前側の押圧部162に乗り上げることで、ロック部材15が反時計回りに回転し、ロック部材15の引掛部151aが凹部411の段部411aから外れる。そして、ツマミ164をさらに前方へ移動させることでケース10が後方へ移動し、それに伴って弾性部材24からの弾性力によって規制部材17が上方へ移動する。
またこのとき、規制部材17が上方へ移動することで、マイクロスイッチ18のスイッチレバー181への押圧力が解除され、上記接点がオフになる。さらにこのとき、開閉部材16の後側の押圧部163によって開閉装置21のハンドル212が反時計回りに回転する。
図3(c)に示すように、開閉部材16のツマミ164から手を離すと、弾性部材19,20からの弾性力によって開閉部材16が後方へ移動し、開閉部材16の引掛部162aが規制部材17の後側の側面部173に引っ掛かる。このとき、開閉装置21のハンドル212は上記開成位置にあり、接点部211は開成している。
そして、図3(d)に示すように、ケース10を後方へ移動させることで、電気接続用コネクタ1をインレット4から取り外すことができる。なおこの状態では、弾性部材19,20が前後方向に圧縮し、弾性エネルギーを蓄積している。
ところで、図6(a)に示すように、小径部101の孔101aを通して外側に露出する規制部材17の側面部172が下向きに押されると、開閉部材16の引掛部162aが規制部材17の側面部173から外れる。これにより、弾性部材19,20からの弾性力によって開閉部材16が後方へ移動し、それに伴って開閉装置21のハンドル212が時計回りに回転し、接点部211が閉成する。
このとき、開閉部材16によるロック部材15の保持状態が解除されるため、ねじりばね25のばね力によってロック部材15が時計回りに回転し、ロック部材15の引掛部151aがコンタクト13よりも外側に突出した状態になる(図6(b)参照)。
そして、図6(b)に示すように、コンタクト13をインレット4の凹部411に差し込もうとした場合には、ロック部材15の引掛部151aが凹部411の開口端縁に当接し、コンタクト13をそれ以上差し込むことができない。つまり、接点部211が閉成している状態ではコンタクトピン44を給電ソケット43に接触させることができず、これによりコンタクトピン44と給電ソケット43の間にアークが発生するのを抑えることができる。
本実施形態の電気接続用コネクタ1によれば、コンタクト13が凹部411の所定位置まで差し込まれた状態では、ハンドル212を閉成位置へ移動させる力を弾性部材19,20の弾性エネルギーによって補うことができる。これにより、電気接続用コネクタ1をインレット4に接続する際に加える力を低減することができる。
なお本実施形態では、被充電機器が電動車両2の場合を例に説明したが、被充電機器は電動車両2に限定されるものではなく、蓄電部を有するものであれば他のものでもよい(例えば定置蓄電池など)。また本実施形態では、電力装置3がDC/AC電力変換装置の場合を例に説明したが、例えば電動車両2に対して交流電力を供給するものであってもよく、本実施形態に限定されない。但しこの場合、交流電力を直流電力に変換する機能を電動車両2側に設ける必要がある。
さらに本実施形態では、電力装置3から電動車両2へ給電する場合を例に説明したが、電動車両2から電力装置3への給電に電気接続用コネクタ1を用いてもいいし、双方向への給電に電気接続用コネクタ1を用いてもよい。また本実施形態では、開閉部材16の押圧部162,163によってハンドル212を押圧する構成であるが、例えばハンドル212側にピニオンを設け、開閉部材16側に上記ピニオンと噛み合うラックを設けてもよい。この場合も、弾性部材19,20の弾性エネルギーによって電気接続用コネクタ1をインレット4に接続する際に加える力を低減することができる。
さらに本実施形態では、弾性部材19,20の弾性力のみで開閉装置21のハンドル212を回転できるように構成したが、ケース10に対して外側から加える力と弾性部材からの弾性力によってハンドル212を回転できるように構成してもよい。この場合も、ハンドル212を閉成位置へ移動させる力を弾性部材の弾性エネルギーによって補うことができ、これにより電気接続用コネクタ1をインレット4に接続する際に加える力を低減することができる。
1 電気接続用コネクタ
4 インレット
13 コンタクト
16 開閉部材
19,20 弾性部材
21 開閉装置
212 ハンドル
411 凹部
4 インレット
13 コンタクト
16 開閉部材
19,20 弾性部材
21 開閉装置
212 ハンドル
411 凹部
Claims (5)
- 第1接触部を備え、インレットに設けられた第2接触部に前記第1接触部が接触することで前記インレットとの間が電気的に接続される電気接続用コネクタであって、
前記第1接触部を保持し前記インレットの凹部に差し込まれるコンタクトと、
前記第1接触部及び前記第2接触部を含む電路の途中に設けられた接点部と、
前記接点部を開成させる開成位置と、前記接点部を閉成させる閉成位置との間で移動するハンドルと、
第1位置と第2位置の間で移動自在であって、前記第1位置へ移動する際に前記ハンドルに接触して前記ハンドルを前記開成位置へ移動させ、前記第2位置へ移動する際に前記ハンドルに接触して前記ハンドルを前記閉成位置へ移動させる開閉部材と、
前記コンタクトが前記凹部の所定位置まで差し込まれていない状態では前記コンタクトの差込方向に変形することで弾性エネルギーを蓄積し、前記コンタクトが前記所定位置まで差し込まれると前記弾性エネルギーを開放して前記第2位置側への弾性力を前記開閉部材に与える弾性部材とを備えていることを特徴とする電気接続用コネクタ。 - 前記開閉部材が前記第1位置にあり且つ前記コンタクトが前記所定位置まで差し込まれていない状態では前記開閉部材が前記第2位置側へ移動するのを規制し、前記コンタクトが前記所定位置まで差し込まれると前記凹部の開口端縁に接触して前記コンタクト側に押し込まれることで前記開閉部材の移動規制を解除する規制部材と、
前記開閉部材が前記第1位置にあり且つ前記コンタクトが前記所定位置まで差し込まれていない状態では前記コンタクト側に引っ込み、前記コンタクトが前記所定位置まで差し込まれると前記コンタクトよりも外側へ突出することで前記コンタクトが前記凹部から抜けないようにロックするロック部材とを備え、
前記ロック部材は、前記コンタクトが前記凹部に差し込まれる前に前記規制部材が前記コンタクト側に押し込まれると前記コンタクトよりも外側へ突出し、前記コンタクトを前記凹部に差し込めないように前記凹部の開口端縁に当接することを特徴とする請求項1記載の電気接続用コネクタ。 - 前記ハンドルはピニオンを備え、前記開閉部材は前記ピニオンと噛み合うラックを備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の電気接続用コネクタ。
- 蓄電部を有する被充電機器と、前記被充電機器への充電と前記被充電機器からの放電の少なくとも一方を制御する電力装置との間を電気的に接続することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電気接続用コネクタ。
- 前記被充電機器が電動車両であることを特徴とする請求項4記載の電気接続用コネクタ。
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