JP2014206842A - 通信装置、通信装置の制御方法及び通信装置の制御プログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法及び通信装置の制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014206842A
JP2014206842A JP2013083746A JP2013083746A JP2014206842A JP 2014206842 A JP2014206842 A JP 2014206842A JP 2013083746 A JP2013083746 A JP 2013083746A JP 2013083746 A JP2013083746 A JP 2013083746A JP 2014206842 A JP2014206842 A JP 2014206842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
router
interface
communication
brightness
power saving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013083746A
Other languages
English (en)
Inventor
大邦 伊東
Hirokuni Ito
大邦 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2013083746A priority Critical patent/JP2014206842A/ja
Publication of JP2014206842A publication Critical patent/JP2014206842A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • Y02B60/50

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの利便性を確保しつつ、通信装置の消費電力を充分に低減する。
【解決手段】通信装置は、周辺の明るさを検出する照度センサと、外部と通信するための無線LAN(local area network)インタフェース、有線LANインタフェース及びWAN(wide area network)インタフェースと、検出された明るさと所定の閾値との比較結果に基づいて通信インタフェースへの電源供給を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信装置、通信装置の制御方法及び通信装置の制御プログラムに関し、特に、省電力機能を備える通信装置、通信装置の制御方法及び通信装置の制御プログラムに関する。
インターネットの普及に伴い、企業のみならず家庭においてもルータ等の通信装置が広く使用されるようになっている。一方で、エネルギー消費の削減に対する社会的な要請も高まっており、通信装置に関しても省電力機能を搭載することによる消費電力の低減が求められるようになってきている。
省電力機能を備えた通信装置として、タイマの設定により、所定の時間帯には有線LAN(local area network)インタフェースの接続を切断し、あるいは、無線LANの電波の出力を抑える機能を備えたルータが知られている。さらに、ユーザがスイッチを外部から操作することにより、省電力状態に移行する機能を備えたルータも知られている。例えば、タイマを用いて深夜には消費電力を低減させるように設定することで、ユーザの就寝中等の、ルータが使用されない時間帯におけるルータの消費電力を低減することが可能となる。
図14は、本発明に関連する、省電力システム9の構成を示す図である。ルータ900は、タイマ901をユーザが設定することで、所定の時刻に省電力状態に移行し、あるいは、省電力状態から復帰する。具体的には、省電力状態の開始時刻になると、タイマ901の制御により、無線接続機器903及び有線接続機器904とを接続するための通信インタフェース902への電源供給が停止される。省電力状態からの復帰時刻までの間に通信インタフェース902への電源供給が停止されることで、ルータ900の省電力制御が行われる。
本発明に関連して、特許文献1には、無線LAN端末が接続されていない状態では、WAN(wide area network)側のインタフェースを休止させる機能を備えた無線中継装置が記載されている。
特開2012−010261号公報(段落[0026]、図1)
図14に記載された省電力システム9では、タイマ901によりルータ900は省電力状態に移行する。そして、省電力状態では、ルータ900内の省電力制御を受けている部分の機能は停止される。
しかしながら、このようなタイマを用いた制御では、省電力制御が行われる時間帯が固定されてしまうため、ユーザの状況に応じて通信装置の省電力状態への移行及び省電力状態の解除を制御することができない。例えば、ユーザの標準的な就寝時刻及び起床時刻に合わせて通信装置が省電力状態に移行するようにタイマが設定されていると、ユーザが深夜に通信装置を使用しようとしても、ユーザが通信装置を使用できない。あるいは、ユーザが、日中、通信装置の利用を開始する時刻が標準的な時刻よりも遅くなると、通信装置の省電力状態がタイマにより解除された後、通信装置が利用開始されるまでの時間が長くなり、充分な省電力効果が得られない。
図15は、本発明に関連する、ユーザの状態と通信装置の動作状態との関係の例を示す図である。通信装置は、例えば、ユーザのパーソナルコンピュータとインターネットとを接続するルータである。図15では、ユーザの就寝時刻から起床時刻までの期間は、通常はユーザがルータを使用しない時間帯である。従って、就寝時刻から起床時刻までの間は、ルータは省電力制御されてもよい。また、ルータの省電力制御中は、ユーザのパーソナルコンピュータとインターネットとを接続する機能は停止される。
図15の(1)は省電力機能を持たないルータの動作を示す。省電力機能を持たないルータでは、ユーザがルータを使用しない時間帯でも通常通り動作している。このため、省電力機能を持たないルータは、省電力機能を持つルータと比較して、常に消費電力が大きい。図15の(2)は、ユーザの就寝前及び起床後のボタン操作により省電力制御が行われるルータの動作を示す。ボタン操作により省電力制御が行われるルータでは、ボタン操作により省電力制御は行われるものの、ユーザがボタン操作を失念すると、省電力効果が得られない。図15の(3)は、タイマにより省電力制御が行われるルータの動作を示す。ルータが省電力制御のためのタイマを備える場合には、ユーザがルータを操作して省電力状態へ移行させる必要はない。しかし、タイマにより省電力制御では、ユーザがルータを使用するか否かにかかわらず省電力制御が行われてしまうため、ユーザの利便性が損なわれる恐れがあるという課題がある。
また、特許文献1に記載された無線中継装置は、無線インタフェースに無線LAN端末が接続されているか否かにより省電力制御を行う。このため、特許文献1に記載された無線中継装置は、ユーザの操作を必要とせずに省電力制御が可能であるものの、無線インタフェースへの接続の有無を確認するために無線インタフェースに常時電源を供給する必要があり、充分な省電力効果が得られないという課題がある。
このように、本発明に関連するルータや特許文献1に記載された無線中継装置には、ユーザの利便性を確保しつつ、通信装置の消費電力を充分に低減することが困難であるという課題がある。
(発明の目的)
本発明の目的は、ユーザの利便性を確保しつつ、通信装置の消費電力を充分に低減することが可能な通信装置、通信装置の制御方法及び通信装置の制御プログラムを提供することにある。
本発明の通信装置は、周辺の明るさを検出する照度センサと、外部と通信するための通信インタフェースと、検出された明るさと所定の閾値との比較結果に基づいて通信インタフェースへの電源供給を制御する制御部と、を備える。
本発明の通信装置の制御方法は、周辺の明るさを検出し、通信インタフェースによって外部と通信し、検出された前記明るさと所定の閾値との比較結果に基づいて前記通信インタフェースへの電源供給を制御する、ことを特徴とする。
本発明の通信装置の制御プログラムは、周辺の明るさを検出する手順、通信インタフェースによって外部と通信する手順、検出された前記明るさと所定の閾値との比較結果に基づいて前記通信インタフェースへの電源供給を制御する手順、を通信装置のコンピュータに実行させる。
本発明は、ユーザの利便性を確保しつつ、かつ通信装置の消費電力を充分に低減することができる。
第1の実施形態で用いられるルータの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における省電力システムの構成を示す図である。 第1の実施形態の省電力システムにおける、通信インタフェースの制御例を示す図である。 第1の実施形態における、ユーザの状態とルータの動作状態との関係を示す図である。 第1の実施形態における、通信インタフェースの他の制御例を示す図である。 第1の実施形態における、通信インタフェースのさらに他の制御例を示す図である。 ルータが省電力状態に移行するフローを示す図である。 ルータの省電力状態が解除されるフローを示す図である。 測定された明るさが閾値以上となった場合にルータが省電力状態に移行するフローを示す図である。 測定された明るさが閾値未満となった場合にルータの省電力状態が解除されるフローを示す図である。 第2の実施形態の省電力システムの構成を示す図である。 第2の実施形態の省電力システムにおける、通信インタフェースの制御例を示す図である。 第3の実施形態の通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明に関連する、省電力システムの構成を示す図である。 本発明に関連する、ユーザの状態と通信装置の動作状態との関係の例を示す図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態で用いられるルータ100の構成を示すブロック図である。ルータ100は、照度センサ101、無線インタフェース102、有線インタフェース103、WANインタフェース104及び制御部105を備える。
照度センサ101は、ルータ100の周辺の明るさを検出し、制御部105からの要求に応じて、検出された明るさを制御部105へ通知する。ここで、照度センサ105によって検出される「明るさ」は、ルータ100を照射する光の量に対応する物理量であり、例えば照度でもよい。
無線インタフェース102は、ルータ100と他の機器とを、無線通信により接続するためのインタフェースである。有線インタフェース103は、ルータ100と他の機器とを、有線通信により接続するためのインタフェースである。WANインタフェース104は、インターネット等の広域ネットワークとルータ100とを接続するためのインタフェースである。WANインタフェース104の接続手段は、有線あるいは無線のいずれでもよい。なお、以降では、ルータが備えるインタフェースを総称して「通信インタフェース」と記載する。
制御部105は、各通信インタフェースを、ルータ100内部で相互に接続する。制御部105は、各通信インタフェースから入力されたIP(Internet protocol)パケットのIPアドレスを解析し、あらかじめ定められた規則により、IPパケットを所定のインタフェースへ出力する。その結果、通信インタフェースに接続された機器あるいはネットワークは、相互に通信可能となる。なお、各通信インタフェースで入出力されるデータはIPパケットに限定されず、また、制御部105がデータを各通信インタフェースへ出力する規則も、IPアドレスに基づく手順には限定されない。
制御部105は、照度センサ101に対して、検出された明るさの通知を要求する。制御部105が明るさを照度センサから取得する頻度は、例えば1分ごとであるが、これには限定されず、また、頻度は適宜変更されてもよい。また、制御部105は、明るさの閾値と通知された明るさとの比較結果に応じて、各通信インタフェースへの電源供給を制御する制御手順を記憶している。そして、制御部105が各通信インタフェースへの電源供給を停止することで、ルータ100は省電力状態に移行し(省電力制御)、制御部105が各通信インタフェースへの電源供給を開始することで、ルータ100の省電力状態は解除される。
なお、制御部105は、CPU(central processing unit)106及びメモリ107を備え、明るさの閾値及び制御手順をメモリに記憶していてもよい。例えば、制御手順はプログラムとして記憶され、そのプログラムをCPUに実行させることで、ルータ100が制御されてもよい。
図2は、本発明の第1の実施形態における省電力システム1の構成を示す図である。省電力システム1は、ルータ100、無線接続機器200及び有線接続機器300を備える。
無線接続機器200は、例えばノート型パーソナルコンピュータや携帯ゲーム機であり、有線接続機器300は、例えばデスクトップ型パーソナルコンピュータであるが、これらには限定されない。
ルータ100は、無線インタフェース102を介して、無線接続機器200と接続される。また、ルータ100は、有線インタフェース103を介して、有線接続機器300と接続される。ルータ100は、さらに、WANインタフェース104を介して、インターネット400と接続される。そして、ルータ100は、無線接続機器200、有線接続機器300及びインターネット400を相互に接続する。
照明機器500は、ルータ100が設置されている室内に設置された照明である。照度センサ101は、ルータ100の周辺の明るさを、制御部105に通知する。
図2においては、照明機器500は点灯しており、照度センサ101から通知される明るさは、ルータ100に記憶された閾値よりも大きい。この場合、制御部105は、いずれの通信インタフェースへの電源供給も制限しない。すなわち、ルータ100では、省電力制御が行われず、通信インタフェースは通常通り動作する。
ここで、明るさの閾値は、ルータの省電力制御が開始される際の明るさと、ルータの省電力制御が解除される際の明るさとの間に設定される。また、ルータの省電力制御を開始する際と、ルータの省電力制御を解除する際とで、異なる明るさが閾値として用いられてもよい。
図3は、図2に示した第1の実施形態の省電力システム1における、通信インタフェースの制御例を示す図である。図3では、照明機器500の消灯により、照度センサ101で測定された明るさが閾値を下回る。その結果、ルータ100は省電力状態に移行する。無線インタフェース102、有線インタフェース103及びWANインタフェース104のすべてに対して電源の供給が停止されることで、ルータ100は省電力状態に移行する。その結果、ルータ100の消費電力が低減されるとともに、ルータ100と外部との接続は全て切断される。
このように、第1の実施形態のルータ100は、照明機器500が消灯されると、照度センサ101によって検出される明るさが減少する結果、省電力状態に移行する。また、消灯していた照明機器500が点灯されると、照度センサ100によって検出される明るさが増加するため、ルータ100の省電力状態が解除され、通信インタフェースが通常の動作に復帰する。
特に家庭では、ユーザが外出する時や就寝するときは室内灯が消灯され、ユーザの帰宅時や起床の際には室内灯が点灯される。従って、ルータ100は、ユーザが在宅しあるいは起床しているため室内が明るい間は通常の状態で動作し、ユーザが外出しあるいは就寝しているため室内が暗い場合には省電力状態に移行する。
このように、ルータ100は、照明機器500の消灯及び点灯の動作だけで省電力状態が制御される。このため、ユーザはルータ100を直接操作して省電力状態を制御する必要がない。また、タイマを用いてルータ100の省電力制御を行った場合とは異なり、照明機器500の点灯及び消灯と連動してルータ100の省電力制御が行われるため、ルータ100は、ユーザが照明装置500を点灯させることで、いつでもルータ100を使用することが可能である。
図4は、第1の実施形態における、ユーザの状態とルータの動作状態との関係の例を示す図である。図4では、図15と同様に、ユーザの就寝時刻から起床時刻までの期間は、ユーザはルータを使用しない場合の例である。ユーザは、通常は就寝時刻から起床時刻まではルータを使用しないため、この間は、ルータは省電力制御されてもよい。
図4の横軸が「就寝時刻」の時点において、ユーザが就寝する際に照明装置500を消灯すると、照度センサ101で検出される明るさが閾値未満に低下する。そして、ルータ100は、明るさの低下を検出すると、直ちに所定の通信インタフェースへの電源供給を停止して省電力状態へ移行する。また、「起床時刻」の時点において、ユーザがルータ100の設置場所の照明機器500を点灯すると、照度センサ101で検出される明るさが閾値以上に高くなる。そして、ルータ100は、明るさの増加を検出すると、所定の通信インタフェースへの電源供給を再開することで省電力状態を解除する。
このように、ルータ100は、照明機器500の消灯及び点灯と同期して、迅速に省電力状態へ移行し、また省電力状態から復帰する。このため、ルータ100は、ユーザがルータ100を操作して省電力状態を制御する必要がない。また、ルータ100では、タイマの設定によりユーザがネットワークを利用できなかったり、省電力制御が可能な時間帯であっても省電力制御が行われなかったりする場合があるという問題も生じない。
従って、第1の実施形態のルータ100は、ユーザの利便性を確保しつつ、通信装置の消費電力を充分に低減することを可能とするという効果を奏する。
(第1の実施形態における、通信インタフェースの他の制御例)
図5は、第1の実施形態における、通信インタフェースの他の制御例を示す図である。図5は、図2に示した省電力システム1において、照明機器500が消灯した場合に、有線インタフェース103のみが切断される動作を示す。図5においては、明るさが閾値を下回った場合には有線インタフェース103のみ電源の供給が停止され、無線インタフェース102及びWANインタフェース104には電源が供給される。図5に示す構成では、明るさが閾値を下回ると、有線インタフェース103の停止による省電力効果が得られる一方、無線接続機器200とインターネット400との間の接続は維持される。このため、例えば、ルータ100が設置された部屋が消灯されていても、無線接続機器200に相当するノート型パーソナルコンピュータ等の無線接続機能を用いて、ユーザは、他の部屋からルータ100を経由してインターネット400を利用できる。
(第1の実施形態における、通信インタフェースのさらに他の制御例)
図6は、第1の実施形態における、通信インタフェースのさらに他の制御例を示す図である。図6は、図5とは異なり、照明機器500が消灯した場合に、無線インタフェース102のみが切断される動作を示す。図6では、明るさが閾値を下回った場合には無線インタフェース102のみ電源の供給が停止され、有線インタフェース103及びWANインタフェース104には通常通り電源が供給される。すなわち、図6の実施形態では、明るさが閾値を下回ると、無線インタフェース102の停止による省電力効果が得られる一方、有線接続機器300とインターネット400との間の接続は維持される。このため、例えば、ルータ100が設置された部屋が消灯されていても、有線接続機器300に相当するデスクトップ型パーソナルコンピュータ等を用いて、ユーザは、他の部屋からルータ100を経由してインターネット400を利用できる。
図3、図5及び図6に示すように、周辺の明るさが閾値を下回った場合にどのインタフェースへの電源供給を停止するかは、制御部105への設定により変更することができる。
例えば、第1の実施形態の省電力システム1において、ルータ100は、照度センサ101により検出された明るさが低下すると、WANインタフェース104のみの電源供給を停止してもよい。この場合、照明機器500が消灯している間は、WANインタフェース104の停止による省電力効果が得られるとともに、無線接続機器200と有線接続機器300との間の通信は維持される。
(第1の実施形態における動作フロー)
図7及び図8は、第1の実施形態における動作フローを示すフローチャートである。
図7は、ルータ100の通信インタフェースの省電力状態が解除されている場合に、ルータ100が省電力状態に移行するフローを示す図である。図7において、制御部105は、照度センサ101から通知された明るさが閾値以上である場合(図7のS101:Yes)には省電力状態の解除を維持する。一方、制御部105は、照度センサ101から通知された明るさが閾値未満となると(図7のS101:No)、通信インタフェースへの電源供給を停止する(S102)。これにより、ルータ100は省電力状態に移行する。
図8は、ルータ100が省電力状態である場合に、ルータ100の省電力状態が解除されるフローを示す図である。図8において、制御部105は、照度センサ101から通知された明るさが閾値未満である場合(図8のS201:No)には、省電力状態を維持する。一方、制御部105は、照度センサ101から通知された明るさが閾値以上である場合(図8のS201:Yes)には、通信インタフェースへの電源供給を開始する(S202)。なお、図7のフローと図8のフローとは交互に連続して実行されてもよい。図7及び図8に記載された手順により、ルータ100の周囲が閾値よりも明るくなるとルータ100が省電力状態に移行し、ルータ100の周囲が閾値よりも暗くなるとルータ100の省電力状態が解除される。
一方、図7及び図8の手順とは異なり、ルータ100の周囲が閾値よりも明るい時には所定の通信インタフェースへの電源供給が停止され、ルータ100の周囲が閾値よりも暗い時には、通信インタフェースへ電源が供給される構成も考えられる。
図9は、測定された明るさが閾値以上となった場合にルータ100が省電力状態に移行するフローを示す図である。図9において、制御部105は、照度センサ101から通知された明るさが閾値以上である場合(図9のS301:Yes)には、通信インタフェースへの電源供給を停止する(S302)。
図10は、測定された明るさが閾値未満となった場合にルータの省電力状態が解除されるフローを示す。図10において、制御部105は、照度センサ101から通知された明るさが閾値未満である場合(図10のS401:No)には、通信インタフェースへの電源供給を再開する(S402)。また、図9のフローと図10のフローとは交互に連続して実行されてもよい。
(第2の実施形態)
図11は、本発明の第2の実施形態の省電力システム2の構成を示す図である。省電力システム2は、第1の実施形態の省電力システム1と比較して、ルータ100に代えてルータ110を備える。ルータ110の構成は、図1に示したルータ100と比較して、無線インタフェース及び有線インタフェースを2つずつ備えている点で相違するが、各部の機能はルータ100と同様である。
なお、図11及び図12において、図2と同様の機能を備える要素には同一の名称と参照符号を付している。また、図11及び図12においては、2つの無線インタフェースによる無線通信機器201、202への接続はそれぞれ無線接続211、212と記載されている。そして、2つの有線インタフェースによる有線通信機器301、302への接続はそれぞれ有線接続311、312と記載されている。
図12は、省電力システム2における、通信インタフェースの制御例を示す図である。図12において、制御部105は、照度センサ101が検出した周辺の明るさに基づいて、無線インタフェース111及び有線インタフェース113への電源供給のみを停止する。その結果、無線接続211及び有線接続311は切断されるが、無線接続212及び有線接続312は切断されない。なお、ルータ110が無線インタフェースあるいは有線インタフェースを3つ以上備える場合も、制御部105への設定により、それらのうち任意の通信インタフェースへの電源供給を明るさに応じて制御することで、ルータ110の省電力状態を制御することができる。
このように、ルータ110が無線インタフェース及び有線インタフェースをそれぞれ複数備える場合に、通信インタフェースごとに省電力制御を実施するか実施しないかを制御部105に設定することで、よりユーザの利便性と省電力効果とに適合させた省電力設定が可能である。
従って、第2の実施形態のルータ110も、第1の実施形態のルータ100と同様に、ユーザの利便性を確保しつつ、通信装置の消費電力を充分に低減可能という効果を奏する。
第1の実施形態及び第2の実施形態では、ルータの省電力機能について説明した。しかしながら、これまでに説明した省電力機能は、ルータ以外の通信装置に対しても適用可能である。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態では、建物内の照明機器による明るさに応じてルータの省電力制御が行われる構成を示した。しかし、ルータが、太陽光が入射する位置に設置されている場合には、照度センサが検出した太陽光による明るさに基づいて、ルータの省電力制御を行ってもよい。
(第3の実施形態)
図13は、本発明の第3の実施形態の通信装置800の構成を示すブロック図である。通信装置800は、照度センサ801と、通信インタフェース802と、制御部803と、を備える。照度センサ801は、通信装置800の周辺の明るさを検出して、制御部803に通知する。通信インタフェース802は、通信装置801と外部とが通信するためのインタフェースである。制御部803は、検出された明るさと所定の閾値との比較結果に基づいて、通信インタフェース802への電源供給を制御する。
このような構成を備える通信装置800において、制御部803は、照度センサ801によって検出される周辺の明るさに応じて、通信インタフェース802への電源供給を制御する。その結果、ユーザが退室するなどの理由により通信装置800の周辺の明るさが変化すると、制御部803は通信インタフェース802への電源供給を制御して、通信装置800の消費電力を低減させることができる。また、この際、ユーザは通信装置800への操作を行う必要がなく、かつ、ユーザの状態にあわせて通信装置800の省電力制御が行われる。
すなわち、第3の実施形態の通信装置800は、ユーザの利便性を確保しつつ、かつ通信装置の消費電力を充分に低減することができるという効果を奏する。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記の実施形態に限定されない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1、2、9 省電力システム
100、110、900 ルータ
101 照度センサ
102、111、112 無線インタフェース
103、113、114 有線インタフェース
104 WANインタフェース
105、803 制御部
106 CPU
107 メモリ
200、201、202、903 無線接続機器
300、301、302、904 有線接続機器
211、212 無線接続
311、312 有線接続
400 インターネット
500 照明機器
800 通信装置
801 照度センサ
802、902 通信インタフェース
901 タイマ

Claims (7)

  1. 周辺の明るさを検出する照度センサと、
    外部と通信するための通信インタフェースと、
    検出された前記明るさと所定の閾値との比較結果に基づいて前記通信インタフェースへの電源供給を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御部は、前記明るさが前記閾値以上である場合には前記通信インタフェースへの電源供給を制限せず、前記明るさが前記閾値未満である場合には前記通信インタフェースへの電源供給を制限する、ことを特徴とする請求項1に記載された通信機器。
  3. 前記制御部は、前記明るさが前記閾値未満である場合には前記通信インタフェースへの電源供給を制限せず、前記明るさが前記閾値以上である場合には前記通信インタフェースへの電源供給を制限する、ことを特徴とする請求項1に記載された通信機器。
  4. 前記通信インタフェースを複数備え、前記制御部は、前記複数の通信インタフェース毎に前記通信インタフェースへの電源供給を制御する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載された通信機器。
  5. 前記通信インタフェースは、無線LAN(local area network)インタフェース、有線LANインタフェース及びWAN(wide area network)インタフェースを含んで構成され、前記制御部は、前記無線LANインタフェース、前記有線LANインタフェース及び前記WAN(wide area network)インタフェース毎に電源供給を制御する、ことを特徴とする請求項4に記載された通信機器。
  6. 周辺の明るさを検出し、
    通信インタフェースによって外部と通信し、
    検出された前記明るさと所定の閾値との比較結果に基づいて前記通信インタフェースへの電源供給を制御する、
    ことを特徴とする通信装置の制御方法。
  7. 周辺の明るさを検出する手順、
    通信インタフェースによって外部と通信する手順、
    検出された前記明るさと所定の閾値との比較結果に基づいて前記通信インタフェースへの電源供給を制御する手順、
    を通信装置のコンピュータに実行させる、通信装置の制御プログラム。
JP2013083746A 2013-04-12 2013-04-12 通信装置、通信装置の制御方法及び通信装置の制御プログラム Pending JP2014206842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013083746A JP2014206842A (ja) 2013-04-12 2013-04-12 通信装置、通信装置の制御方法及び通信装置の制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013083746A JP2014206842A (ja) 2013-04-12 2013-04-12 通信装置、通信装置の制御方法及び通信装置の制御プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014206842A true JP2014206842A (ja) 2014-10-30

Family

ID=52120353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013083746A Pending JP2014206842A (ja) 2013-04-12 2013-04-12 通信装置、通信装置の制御方法及び通信装置の制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014206842A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016126639A (ja) * 2015-01-07 2016-07-11 三菱電機株式会社 制御装置、機器、制御方法およびプログラム
WO2016114145A1 (en) * 2015-01-15 2016-07-21 Rakuten, Inc. Effecting a device power state transition related to ambient lighting differentials
JP2016140368A (ja) * 2015-01-29 2016-08-08 株式会社イシダ 無線表示システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010061496A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Sanyo Electric Co Ltd 表示装置
JP2011164927A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Nec Access Technica Ltd ホームゲートウェイ装置、及びホームゲートウェイ装置の消費電力抑制方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010061496A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Sanyo Electric Co Ltd 表示装置
JP2011164927A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Nec Access Technica Ltd ホームゲートウェイ装置、及びホームゲートウェイ装置の消費電力抑制方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016126639A (ja) * 2015-01-07 2016-07-11 三菱電機株式会社 制御装置、機器、制御方法およびプログラム
WO2016114145A1 (en) * 2015-01-15 2016-07-21 Rakuten, Inc. Effecting a device power state transition related to ambient lighting differentials
JP2018508872A (ja) * 2015-01-15 2018-03-29 楽天株式会社 周辺明暗差に係るデバイスパワー状態の遷移の実現
JP2016140368A (ja) * 2015-01-29 2016-08-08 株式会社イシダ 無線表示システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6577597B2 (ja) 端末制御方法および装置、ならびに端末
WO2018028132A1 (zh) Wifi异常自动重连装置、系统及方法
RU2603258C1 (ru) Способ, устройство, оборудование и система для управления включением и выключением беспроводной сети
US8941307B1 (en) Light control system using statement of personal computer which is applied to a building for energy saving and method thereof
JP2014131108A5 (ja)
JP6192284B2 (ja) 通信装置及びその制御方法
JP2014081668A (ja) 省エネルギー装置、省エネルギーシステム及び省エネルギープログラム
CN106547335A (zh) 能耗降低方法和移动终端
WO2013185679A1 (zh) 一种控制手机供电和充电的方法及装置
WO2015021892A1 (zh) 功耗降低的方法、Wi-Fi主控制器及Wi-Fi网关
JP2014206842A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法及び通信装置の制御プログラム
WO2018227684A1 (zh) 一种照明设备控制方法及系统
TWI549449B (zh) 網路連線維護方法及電腦系統
GB2515424A (en) Sleep mode operation for networked end devices
US9720489B2 (en) System comprising a main electrical unit and a peripheral electrical unit
EP3632164B1 (en) Determining a duty schedule for a group of lighting devices providing a similar lighting service
CN106791105B (zh) 控制提示灯的方法及移动终端
US20160309569A1 (en) Intelligent lighting control system for workplaces
JP5925636B2 (ja) 無線通信装置及び通信システム
KR100818449B1 (ko) 절전모드에서의 VoIP호 응답기능을 갖는 통신 시스템및 이를 이용한 VoIP호 응답방법
KR102580786B1 (ko) 전자장치 및 그 제어방법
JP2015149579A (ja) 無線アクセスポイント装置、無線通信端末および無線通信システム
JP2019193564A (ja) エネルギー管理システム、エネルギー管理装置、端末及びエネルギー管理方法
WO2014115286A1 (ja) 電力線通信における省電力化システム、電力線通信装置及び省電力方法
JP2009289082A (ja) クロック制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170905