JP2014206419A - 計測装置、それを用いた物品の製造方法 - Google Patents

計測装置、それを用いた物品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多波長ヘテロダイン干渉計を用いる場合に、位相雑音の影響を低減し、高精度な計測を可能とする計測装置を提供する。【解決手段】この計測装置は、ヘテロダイン干渉計と、参照光と被検光との干渉光を検出して被検信号41を出力する第1検出器と、周波数が互いに異なる光同士の干渉光を検出して参照信号42を出力する第2検出器と、周波数シフト量に相当する周波数の基準信号を発生させる発振器43と、被検信号41と基準信号とを同期検波する第1同期検波部44a、44bと、参照信号42と基準信号とを同期検波する第2同期検波部44c、44dと、第1同期検波部44a、44bおよび第2同期検波部44c、44dのそれぞれの出力に基づいて、被検信号41と参照信号42との位相差を求める第1処理部46a、46b(46)と、位相差に基づいて位置を求める第2処理部47とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、計測装置、およびそれを用いた物品の製造方法に関する。
従来、対象物の位置(被検面までの絶対距離)、または対象物の形状を高精度に計測(測定)する装置として、多波長ヘテロダイン干渉計を用いた計測装置が知られている。例えば、波長走査型の計測装置や複数の固定波長を利用した計測装置があるが、波長走査型の計測装置単体では、一般的に計測精度が低い。そのため、特許文献1は、波長走査型で、かつ固定波長による相対距離の計測と組み合わせることで、計測精度を向上させる計測装置を開示している。しかしながら、このような計測装置では、それぞれの波長の位相を検出するために光学的に分光し、波長ごとに検出器を必要とするので、装置構成が複雑であり、コストがかかる。さらに、長波長の合成波長を生成しようとすると、必要な波長差の光を光学的に分光することが難しいため、用い得る合成波長が制限される。そこで、特許文献2は、波長ごとに異なるヘテロダイン周波数を有する光源を用いることで、単一の検出器で検出し、また特定の周波数でヘテロダイン検波をすることで、合成波長または単一波長の位相を求める多波長ヘテロダイン装置を開示している。また、特許文献3は、干渉計から得られた参照信号と被検信号とを用いて対象物の位置を高精度に計測する計測装置を開示している。
特開2011−99756号公報 特開平11−201727号公報 特開2012−122850号公報
ここで、図6に例示する従来の計測装置における光源の周波数雑音のフリーランを見ると、周波数雑音は、数10kHzまでの低周波帯域では、周波数が高くなるにつれて徐々に小さくなるが、それ以上の高周波では、ほぼ一定となる。したがって、光源の波長安定化については、低周波帯域での周波数雑音を小さくするのが望ましい。しかしながら、多波長ヘテロダイン干渉計において、複数の光束を重畳し、1つの検出器で検出しようとすると、これらの周波数雑音も周波数シフトにより各波長におけるヘテロダイン周波数だけシフトする。その結果、他のヘテロダイン信号近傍の周波数帯域のものは、その信号への周波数雑音のホワイトノイズ成分を上げることとなり、計測精度に影響を及ぼす。また、ヘテロダイン検波に関して、ヘテロダイン干渉計は、参照信号と被検信号との位相差を検出する際、参照信号に基づいて新たに基準信号を生成し、その基準信号と被検信号との位相差を求めるものが一般的である。したがって、参照信号と被検信号とに対する演算処理方法が異なると、位相雑音の伝達も異なることから、本来、参照信号と被検信号とに共通して乗じている誤差成分を打ち消すことができない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、例えば、多波長ヘテロダイン干渉計を用いる場合に、位相雑音の影響を低減し、高精度な計測を可能とする計測装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、対象物の位置を計測する計測装置であって、波長がそれぞれ異なる複数の光を用いて、周波数が互いに異なる参照光と被検光とを生成し、参照光と、対象物で反射された被検光とを干渉させるヘテロダイン干渉計と、参照光と被検光との干渉光を検出して被検信号を出力する第1検出器と、周波数が互いに異なる光同士の干渉光を検出して参照信号を出力する第2検出器と、周波数シフト量に相当する周波数の基準信号を発生させる発振器と、第1検出器から出力された被検信号と、発振器からの基準信号とを同期検波する第1同期検波部と、第2検出器から出力された参照信号と、発振器からの基準信号とを同期検波する第2同期検波部と、第1同期検波部および第2同期検波部のそれぞれの出力に基づいて、被検信号と参照信号との位相差を求める第1処理部と、第1処理部にて求められた位相差に基づいて、位置を求める第2処理部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、例えば、多波長ヘテロダイン干渉計を用いる場合に、位相雑音の影響を低減し、高精度な計測を可能とする計測装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る計測装置の構成を示す図である。 第1実施形態における演算器の構成を示す図である。 演算器内のノッチフィルターの特性を示すグラフである。 図2(b)に関連する演算器の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る計測装置の構成を示す図である。 従来の計測装置における光源の周波数雑音を示すグラフである。 従来の計測装置における演算器の構成を示す図である。 従来の計測装置における伝達関数を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係る計測装置について説明する。図1は、本実施形態に係る計測装置1の構成を示す概略図である。計測装置1は、複数の異なる波長の光を利用する多波長ヘテロダイン干渉計を用いて、対象物(被計測物)22の位置(被検面までの距離)を計測する。なお、本実施形態では、利用する光の数、すなわち光源の設置数を、一例として3つとする。計測装置1は、まず、第1光源2と、第2光源3と、第3光源4とを有する。第1光源2は、第1波長のレーザー光を出射する。第2光源3は、第2波長のレーザー光を出射する。第3光源4は、第3波長のレーザー光を出射する。各光源2〜4としては、例えばDFB(分布帰還型)半導体レーザーを出射するものとし得るが、これに限らず、干渉計測を可能とする他のスペクトル線幅の狭い光源としてもよい。各光源2〜4から射出された光は、各ビームスプリッター5により分割され、そのうちの一方の光束は、波長安定化のために、合波器により光軸が同軸になるように調整された上で、波長制御ユニット6に入射される。
波長制御ユニット6は、不図示であるが、波長基準であるガスセルと、分光器(分光素子)と、3つの検出器とを有する。各光源2〜4は、ガスセル内の封入ガスの吸収線を用いてそれぞれの光の波長が安定するように、制御器(レーザー制御ユニット)7で制御される。各光源2〜4からの光束は、分光器で分離され、各波長のレーザー光にそれぞれ対応した検出器でそれぞれ検出される。制御器7は、まず、第1光源2からの光を検出する検出器からの出力信号を用いて第1光源2からの光の波長をガスセルの吸収線である第1波長λに安定化するように制御する。このとき、制御器7は、例えば、第1光源2からの光を検出する検出器の透過強度が一定となるように、第1光源2からの光の波長を調整する。波長を調整する手段としては、例えば、注入電流を変調する方法や、温度の調整による方法などがある。また、制御器7は、第2光源3からの光を検出する検出器の出力信号を用いて第2光源3からの光の波長をガスセル吸収線の第2波長λに安定化するように制御する。さらに、制御部7は、第3光源4からの光を検出する検出器の出力信号を用いて第3光源4からの光の波長をガスセル吸収線の第3波長λに安定化するように制御する。なお、本実施形態では、波長精度を保障するものとしてガスセルのみを用いているが、例えば、ガスセルに換えてエタロン(ファブリペローエタロン)を用いてもよく、または、ガスセルとエタロンとの両方を用いてもよい。エタロンを用いる場合、各固定波長レーザーの波長は、エタロンの透過スペクトルである波長に安定化される。
また、各ビームスプリッター5により分割されたうちの他方の光束は、それぞれビームスプリッター8aで分割され、分割された一方の光束には、周波数シフター9で周波数変調が与えられた上で、再度合波器8bで結合される。第1光源2〜第3光源4にそれぞれ対応する第1周波数シフター9a〜第3周波数シフター9cは、第1光源2〜第3光源4それぞれからの光に、それぞれ周波数シフト量がf、f、fだけ微小に異なる周波数変調を与える。そして、各光束は、合波器23にて光軸が一致するように調整され、後述する干渉計100に入射する。
干渉計100は、特に本実施形態では多波長ヘテロダイン干渉計である。干渉計100に入射した光束の偏光方向は、PBS(偏光ビームスプリッター)16の透過偏光角と一致している。まず、その光束は、ビームスプリッター12に入射し、このうちビームスプリッター12で分離された反射光束(周波数が互いに異なる光同士の干渉光)は、検光子14を透過した後に、第2検出器24で検出される。一方、ビームスプリッター12を透過した光束は、PBS16に入射し、直交する偏光光束は、透過光と反射光とに分離される。このうち、透過光は、被検光となり、被検体(対象物)としてのコーナーキューブ22へ、一方、反射光は、参照光となり、参照体としてのコーナーキューブ21へ照射される。各コーナーキューブ21、22から帰還した被検光と参照光とは、PBS16で再結合して干渉光となり、検光子17を透過した後に第1検出器25で検出される。各検出器24、25では、ヘテロダイン信号が検出され、それぞれ参照信号42、被検信号41として演算器26に出力する。各検出器24、25としては、例えば、CCDカメラやPDアレイなどの多画素検出器を採用し得る。これによれば、検出器の個数を低減することができるので、コスト的に有利である。
演算器(信号処理部)26は、例えば、デジタル信号を高速に処理することが可能なFPGA、ASIC、またはDSPなどにより構成される。なお、FPGAは、Field−Programmable Gate Arrayの略称である。ASICは、Application Specific Integrated Circuitの略称である。DSPは、Digital Signal Processorの略称である。この演算器26での演算処理については、以下で詳説する。
次に、計測装置1における測長値の算出について説明する。測長値の算出に係る演算処理は、演算器26が実行する。まず、計測装置1における演算処理の特徴を明確にするために、従来の計測装置における演算処理について説明する。図7は、比較例として上記の特許文献3に開示されている計測装置における演算器60の演算処理を示すブロック図であり、一例として一波長分の演算処理を抜き出している。まず、演算器60には、被検信号(Imeas)61と参照信号(Iref)62とが、不図示のA/D変換器(変換部)にてサンプリング周波数fspでサンプリングされた上で、デジタル信号として入力される。このうち、参照信号62は、PLL(位相同期回路:Phase Locked Loop)63へ入力される。PLL63は、入力された周期的な信号に基づいてフィードバック制御を加え、別の発振器により位相が同期したSin信号69とCos信号70とを出力する。Sin信号69とCos信号70とは、ミキサー(同期検波部)64にて被検信号61とミキシングされる。このミキシングにより発生する信号71、72の各高周波成分は、それぞれCICフィルター(Cascaded Integrator−Comb Filter)などのノッチフィルター65の極近傍となるように選択されて、大きく減衰する。なお、ノッチフィルター65は、デシメーションフィルターの一例である。ノッチフィルター65を透過した信号73、74は、位相演算部としてのCORDIC66にて位相演算される。なお、CORDICは、Coordinate Rotation Digital Computerの略称である。この出力は、位置演算部67にて距離に変換され、LPF(ローパスフィルター:Low Pass Filter)68を通して出力される。
ここで、参照信号62の誤差伝達関数は、PLL63の伝達関数が支配的となり、(数1)で表される。
Figure 2014206419
一方、被検信号61の誤差伝達関数は、ノッチフィルター65の伝達関数が支配的となり、(数2)で表される。
Figure 2014206419
ただし、Dは、遅延差(1または2)であり、mは、デシメーション比(2以上の整数)であり、Nは、積分器と微分器との段数である。(数1)および(数2)と、これらに係る図8に例示する周波数に対するゲインのグラフから、被検信号61と参照信号62との信号処理について伝達関数が異なるため、それぞれの差分が計測装置の計測精度に影響を及ぼすことがわかる。特に、位相雑音の影響について考えると、参照光の電場Eref(t)および被検光の電場Etest(t)は、(数3)で表され、被検信号(干渉信号)は、(数4)で表される。
Figure 2014206419
Figure 2014206419
(数4)において、第3項が計測信号であり、第4項が光源の位相雑音φ(t)の被検光と参照光との差分であり、この差分がdf(周波数シフト量)だけ周波数シフトし、計測信号に重畳する。なお、参照信号62は、τ=0なので、実際には第4項の成分は発生しない。その結果、光源の位相雑音をφ(t)=a×cos(2πft)と表せば、(数5)が導かれる。
Figure 2014206419
すなわち、被検信号61と参照信号62とに対する演算処理が異なると、位相雑音の伝達も異なるので、従来の計測装置では、本来、被検信号61と参照信号62とに共通して乗じている誤差成分を打ち消すことができない。そこで、本実施形態では、演算器26の演算処理を以下のように実行する。
図2は、本実施形態における演算器26の演算処理を示すブロック図であり、一例として一波長分(波長λ、ヘテロダイン周波数f)の演算処理を抜き出している。始めに、図2(a)に示す演算器26の演算処理の第1例を参照し、演算部26での全体的な演算処理内容について説明する。特に本実施形態における演算部26は、ヘテロダイン周波数fと同等の周波数の基準信号(Istand:以下、発振器と同一の符号を付す)を発生される発振器43を含む。まず、演算器26には、被検信号(Imeas)41および参照信号(Iref)42が、不図示のA/D変換器にてサンプリング周波数fspでサンプリングされ、デジタル信号として入力される。次に、被検信号41および参照信号42と、基準信号43のうちの位相がそのままの第1基準信号と、位相遅延器49にて位相を90°変化させた第2基準信号とが、ミキサー44a〜44dにより積算され、同期検波される。ミキサー44a〜44dのうち、ミキサー44a、44bは、被検信号41と基準信号43とについて同期検波する組(第1同期検波部)であり、特にミキサー44bには、第2基準信号が入力される。一方、ミキサー44c、44dは、参照信号42と基準信号43とについて同期検波する組(第2同期検波部)であり、特にミキサー44dには、第2基準信号が入力される。このとき、被検信号41、参照信号42、および基準信号43は、(数6)で表される。
Figure 2014206419
ただし、f(n)measは、被検信号41の各周波数であり、対象物の移動によりドップラー効果を受け、その移動速度に応じて変化する。
次に、被検信号41と基準信号43、および参照信号42と基準信号43のミキシングにより発生する各信号は、(数7)で表される。
Figure 2014206419
図3は、参考として、信号周波数に対するゲインを示すグラフである。(数7)に示す各信号から得たい位相は、第1項の低周波成分または静止時の固定値であり、各波長のヘテロダイン周波数は、図3に示すように、第1項以外の高周波成分がノッチフィルターの極近傍でフィルタリングされるように決定される。ここで、波長λ、λ、・・・、λに対するヘテロダイン周波数(波長がそれぞれ異なる複数の光に対して加えた周波数シフト量)をそれぞれf、f、・・・、(f:qはn未満の正の整数)、fとする。このとき、ヘテロダイン周波数の決定については、基準信号43とのミキシングによる復調時に発生する不要な高周波成分がノッチフィルターの極近傍となる、以下の(数8)または(数9)に示す条件を満たすような周波数の組み合わせとすることが望ましい。
Figure 2014206419
Figure 2014206419
ただし、fは、デシメーション後の1/mのサンプリング周波数(デシメーション周波数)であり、pは、整数である。なお、検出系の非線形性により発生する各ヘテロダイン周波数の倍波成分、およびエイリアシングにより折り返された周波数は、他のヘテロダイン周波数の近傍に回り込まないように規定される。
ここで、従来の対策として行われていたように、すべての不要成分を図3に示すグラフでいう極に落そうとすると、デシメーション比を上げて、極の個数を不要成分の個数相当に増やす必要がある。しかしながら、被検信号41の周波数帯域を対象物の移動によるドップラー周波数よりも大きく取る場合には、デシメーション比を上げるにも制限があることから、周波数多重時には極を外す必要が出てくる。そこで、本実施形態では、極から外れる不要成分に関しては、LPF48を組み合わせることで第1処理部47にて求められた位相差に含まれる高調波を除去し、計測精度を達成するのに必要な減衰率を得る。ここで、デシメーション周波数fとLPF48のカットオフ周波数fとは、f<f/2の条件を満たす。また、ある不要信号の周波数f(以下、「f」と表記する)のCICフィルター(デシメーションフィルター)45での減衰率をGdec(f)とする。さらに、この信号は、CICフィルター45で、周波数f’(f’=mod(f,f/2))とシフトされるものとする。ただし、mod(a,b)は、整数aをbで割ったときの剰余である。そして、この信号のLPF48での減衰率をGLPF(f’)とすると、最終的に出力される不要信号は、Gdec(f)×GLPF(f’)だけ減衰される。一方、合成波長の倍率をk=Λ23/λまたはΛ12/Λ23(λ<Λ23<Λ12)とし、合成波長を生成する2つの波長の位相差をΔφとする。このとき、多波長干渉計の干渉次数の接続に必要な計測精度は、後述の(数12)に示すように、干渉次数演算時の四捨五入の計算を正確に実行し得る精度として、k×(Δφ)<π/2が必要となる。そして、それぞれの波長における位相計測精度は、π/(2×(21/2)×k)となる。したがって、CICフィルター45とLPF48との減衰率は、(数10)に示す条件を満たす必要がある。例えば、k=10である場合、位相計測精度は、17.6mλとなり、Gdec(f)×GLPF(f’)<−9.5dBとなる。
Figure 2014206419
これらのことを踏まえ、具体的に図2に示す演算器26の演算処理(構成)について説明する。以下、被検信号41の位相をφ(n)meas、参照信号42の位相をφ(n)refとそれぞれ表記し、簡単のために基準信号43の位相をゼロとする。なお、各位相の添え字の(n)は、各波長の番号を表す。各信号のそれぞれの位相は、多周波数多重による位相雑音φnoiseを含み、求めたい位相をφ’(n)measと表記すると、結果的に(数11)のように表される。
Figure 2014206419
なお、φ(k)noiseは、他の一波長から受ける位相雑音であり、φnoiseは、これらの和となる。ただし、Nは、多重信号数である。ここで、図7を用いて説明した従来の演算器60について考える。図8は、参考として、従来の演算器60における参照信号と被検信号との伝達関数を示すグラフである。この場合、参照信号62がPLL63を透過し、被検信号61がCICフィルター65を透過するものとすると、伝達関数が異なるので、それぞれの位相雑音の残差φnoise (PLL)、φnoise (CIC)は、イコールにならずに誤差として残る。
まず、図2(a)に示す第1例としての演算器26は、被検信号41と参照信号42との位相をそれぞれ独立して求めた後に減算する処理を実行する。この場合、被検信号41からは、CICフィルター45a、45bの出力cos(φ(n)meas)、sin(φ(n)meas)をCORDIC46aにてアークタンジェント演算することで、位相φ’(n)meas+φnoise (CIC)が求まる。一方、参照信号42からは、CICフィルター45c、45dの出力cos(φ(n)ref)、sin(φ(n)ref)をCORDIC46aにてアークタンジェント演算することで、位相φ’(n)ref+φnoise (CIC)が求まる。そして、CORDIC46aの出力位相からCORDIC46bの出力位相を減算すれば、φnoise (CIC)の共通な誤差が排除され、所望の位相φ(n)=(φ’(n)meas−φ’(n)ref)を求めることができる。このように、図2(a)の例では、CORDIC46aおよびCORDIC46bが位相演算部(第1処理部)となる。演算器26は、このような演算処理を波長ごとに実施し、位置演算部(第2処理部)47にてそれぞれの位相演算結果に基づいて絶対距離を算出させ、最終的にLPF48を通して必要な帯域としてデータを出力する。
一方、図2(b)に示す演算器26は、発振器による基準信号(Istand)43を、デジタル回路であるPLL50から被検信号41と参照信号42とに送信する。また、演算器26は、CORDIC46までの構成を処理回路200とした上で、その内部に第3処理部51を含む。第3処理部51は、各CICフィルター45a〜45dのそれぞれの出力a、b、c、dを用いて、まず、(a×c+b×d)の演算によりcos(φ’(n)meas−φ’(n)ref)となる信号を求める。さらに、第3処理部51は、(a×d−b×c)の演算により、sin(φ’(n)meas−φ’(n)ref)となる信号を求める。そして、これらの信号を用いてCORDIC46にてアークタンジェント演算することで位相を求める。これによれば、図2(a)に示す演算器26ではCORDICの設置数が2つであるのに対して、1つ、すなわちCORDICの設置数が半減するので、演算リソースを低減させることができる。
図4は、一例として、図2(b)に示す処理回路200を複数含み、複数の波長(ここでは3波長)の干渉信号を重畳した計測信号に適用した場合の演算器26の演算処理を示すブロック図である。この場合、3つの処理回路200a〜200cは、各波長のヘテロダイン周波数に対応して周波数の異なる発振器43a〜43cを含み、それぞれから出力される位相結果φ〜φを、位置演算部47により絶対距離Dに演算されて出力される。
位相結果φ〜φを用いた絶対距離Dの算出方法としては、例えば、波長λと、2つの合成波長Λ12、Λ23の各干渉次数M12(t)、M23(t)とから逐次的に波長λの干渉次数N(t)を決定し、絶対距離Dを算出し得る。干渉次数N(t)、M23(t)、M12(t)は、λ<<Λ23<<Λ12の関係を踏まえ、それぞれ(数12)で表される。
Figure 2014206419
ただし、Λpqは、λとλとで生成され、|λλ/(λ+λ)|で表される合成波長であり、n(λ、λ)は、λとλとにおける群屈折率であり、n(λ)は、λにおける屈折率である。そして、絶対距離Dは、得られた波長λの干渉次数N(t)を用いて、(数13)で表される。
Figure 2014206419
このように、従来、被検信号と参照信号とに対する演算処理が異なることで位相雑音の伝達も異なる可能性があったのに対して、計測装置1は、ヘテロダイン周波数と同等の周波数の基準信号43を利用することで位相雑音の伝達を合わせる。これにより、計測装置1は、被検信号41と参照信号42とに共通して乗じている誤差成分を打ち消すことができるため、結果的に計測精度への影響を低減させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、多波長ヘテロダイン干渉計を用いる場合に、位相雑音の影響を低減し、高精度な計測を可能とする計測装置を提供することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る計測装置について説明する。第1実施形態では、3つの異なる波長の光を利用する多波長ヘテロダイン干渉計を用いて対象物22の被検面までの距離を計測する計測装置を例示した。これに対して、本実施形態に係る計測装置の特徴は、第1実施形態に係る計測装置1で説明した演算処理を適用し、複数(一例として2つ)の異なる波長の光を利用する多波長ヘテロダイン干渉計を用いて対象物上の被検面の形状を計測する点にある。
図5は、本実施形態に係る計測装置70の構成を示す概略図である。なお、図5に示す計測装置70では、第1実施形態に係る計測装置1と同一構成のものには同一の符号を付し、説明を省略する。干渉計101は、本実施形態においても、多波長ヘテロダイン干渉計である。干渉計101に入射する光束のうち、まずコリメートレンズ10aに入射する光束は、第1光源2からの光が第1周波数シフター9aで周波数シフトされた光と、第2光源3からの光が第2周波数シフター9bで周波数シフトされた光との合成光束である。一方、コリメートレンズ10bに入射する光束は、第1光源2からの光および第2光源3からの光ともに周波数シフトされていない光の合成光束である。周波数シフトされた合成光束は、コリメートレンズ10aで平行光束とされ、PBS16の透過偏光角と一致するように1/2波長板のような偏光調整素子11aにて偏光方向が調整される。そして、偏光方向が調整された光束は、ビームスプリッター12で反射光束31および透過光束32に分割される。一方、周波数シフトされていない合成光束は、コリメートレンズ10bで平行光束とされた後に、偏光調整素子11bにてPBS16の透過偏光角と一致するように調整され、ビームスプリッター13で反射光束33および透過光束34に分割される。周波数シフトされていない方の透過光束34は、PBS16を透過した後、1/4波長板19にて円偏光にされ、対物レンズ20で平行光束となり、被検面に照射される。被検面からの反射光束は、再び1/4波長板19を透過することで入射時とは偏波面が90°回転した直線偏光となり、PBS16で反射され、周波数シフトされた方の透過光束31と結合する。このとき、PBS16から射出された光は、偏光子17により干渉信号が切り出されて、検出器25が光束の周波数差に相当するビート信号を検出し、被検信号41として演算器26に出力される。一方、ビームスプリッター12により分割された周波数シフトされた方の反射光束32と、ビームスプリッター13での周波数シフトされていない方の反射光34とは、ビームスプリッター13で結合される。そして、検出器24が両光束の周波数シフト量に相当するビート信号を検出し、参照信号42として演算器26に出力される。演算器26は、得られた被検信号41と参照信号42とを用いて、第1実施形態と同様の演算処理を実行する。これにより、本実施形態に係る計測装置70でも、第1実施形態と同様の効果を奏する。なお、被検面上の複数の位置(距離)を計測することにより、被検面の形状を求めることができる。
(物品の製造方法)
本実施形態における物品の製造方法は、例えば、ギアなどの金属部品や光学素子などの物品を加工する際に用いられる。本実施形態の物品の加工方法は、上記の計測装置(計測方法)を用いて、上記物品の被検面の形状を計測する工程と、かかる工程における計測結果に基づいて被検面を加工する工程とを含む。例えば、被検面の形状を計測装置を用いて計測し、その計測結果に基づいて、被検面の形状が設計値など所望の形状になるように当該被検面を加工する。上記計測装置により高精度に被検面の形状を計測できるため、本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、少なくとも物品の加工精度の点で有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
例えば、複数の波長のうちの1つについて波長走査することで絶対測長を可能とするような計測装置に上記演算処理を適用し得る。
1 計測装置
24 第2検出器
25 第1検出器
43 発振器
45 ミキサー
46 位相演算部
47 位置演算部
100 干渉計

Claims (7)

  1. 対象物の位置を計測する計測装置であって、
    波長がそれぞれ異なる複数の光を用いて、周波数が互いに異なる参照光と被検光とを生成し、前記参照光と、前記対象物で反射された被検光とを干渉させるヘテロダイン干渉計と、
    前記参照光と前記被検光との干渉光を検出して被検信号を出力する第1検出器と、
    周波数が互いに異なる光同士の干渉光を検出して参照信号を出力する第2検出器と、
    周波数シフト量に相当する周波数の基準信号を発生させる発振器と、
    前記第1検出器から出力された前記被検信号と、前記発振器からの前記基準信号とを同期検波する第1同期検波部と、
    前記第2検出器から出力された前記参照信号と、前記発振器からの前記基準信号とを同期検波する第2同期検波部と、
    前記第1同期検波部および前記第2同期検波部のそれぞれの出力に基づいて、前記被検信号と前記参照信号との位相差を求める第1処理部と、
    前記第1処理部にて求められた前記位相差に基づいて、前記位置を求める第2処理部と、
    を有することを特徴とする計測装置。
  2. 前記第1同期検波部および前記第2同期検波部に入力される前の前記被検信号および前記参照信号のそれぞれをサンプリング周波数でA/D変換する変換部と、
    前記第1同期検波部および前記第2同期検波部のそれぞれの出力を、前記サンプリング周波数に対して、1/m(mは2以上の整数)のサンプリング周波数にデシメーションするデシメーションフィルターと、
    を有し、
    前記デシメーションフィルターのデシメーション比と、波長がそれぞれ異なる複数の光に対する周波数シフト量であるf、f、・・・、fとは、mを前記デシメーション比、fを1/mのサンプリング周波数であるデシメーション周波数、pを整数、およびqをn未満の整数とすると、
    Figure 2014206419
    の条件を少なくとも1つ満たし、
    前記第1処理部は、前記デシメーションフィルターからのそれぞれの出力に基づいて前記位相差を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記第1処理部にて求められた前記位相差に含まれる高調波を除去するローパスフィルターを有し、
    前記デシメーション周波数と前記ローパスフィルターのカットオフ周波数とは、該カットオフ周波数をfとすると、f<f/2の条件を満たす、
    ことを特徴とする請求項2に記載の計測装置。
  4. 不要信号の周波数f=f±f、・・・、f±f、・・・、f±fでの前記デシメーションフィルターにおける減衰率であるGdec(f)と、
    前記デシメーションフィルターでシフトされた後の周波数f’=mod(f、f/2)での前記ローパスフィルターにおける減衰率であるGLPF(f’)と、
    合成波長の倍率であるk(>1)とは、
    Figure 2014206419
    の条件を満たすことを特徴とする請求項3に記載の計測装置。
  5. 前記発振器からの前記基準信号の位相を90°変化させる位相遅延器を有し、
    前記発振器は、前記基準信号のうち、位相を変化させていない第1基準信号と、前記位相遅延器を介して位相を90°変化させた第2基準信号とを、前記第1同期検波部と前記第2同期検波部とに出力する、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の計測装置。
  6. 前記発振器からの前記基準信号を、位相が同期したSin信号とCos信号として、前記第1同期検波部と前記第2同期検波部とに出力する位相同期回路を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の計測装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の計測装置を用いて物品の被検面の形状を計測する工程と、
    計測された形状に基づいて前記被検面を加工する工程と、
    を有することを特徴とする物品の製造方法。
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