JP2014204938A - 炊飯蒸気復水器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 炊飯器より排出される蒸気を利用して茹で卵を作り、また残りの余剰蒸気はすべて冷却復水出来る機能を備えた、炊飯蒸気復水器を提供する。
【解決手段】 底部の外面に蒸気導入フードを設け、底面に筒状の蒸気導入孔を穿設し、蒸気を誘導する蒸気誘導路を設け、排気口を穿設した復水受器と、蓋体を冠着した冷却容器とから成ることを特徴とする、炊飯蒸気復水器。
【選択図】図1
【解決手段】 底部の外面に蒸気導入フードを設け、底面に筒状の蒸気導入孔を穿設し、蒸気を誘導する蒸気誘導路を設け、排気口を穿設した復水受器と、蓋体を冠着した冷却容器とから成ることを特徴とする、炊飯蒸気復水器。
【選択図】図1
Description
本発明は、一般家庭において使用する炊飯器等の上部より排出される蒸気を冷却復水するとともに、茹で卵を作る機能を備えた、炊飯蒸気復水器である。
従来、炊飯器等の加熱調理器は、高温の蒸気を蒸気吹き出し口から上向きに排出する構造で、その排出される蒸気の温度を下げて復水する装置および、排出蒸気を利用して茹で卵などを作る器具が提案されている。
前記、各特許文献掲記の技術には、次のような問題点があった。
炊飯器より排出される高温の蒸気が周辺の壁や棚などに付着し、結露、水滴となってカビ発生、錆つきの原因になっていた。また、幼い子供がやけどをしている現実もあり、安全上の解決すべき課題でもあった。
炊飯器より排出される高温の蒸気が周辺の壁や棚などに付着し、結露、水滴となってカビ発生、錆つきの原因になっていた。また、幼い子供がやけどをしている現実もあり、安全上の解決すべき課題でもあった。
炊飯時に発生する水蒸気を導く蒸気パイプと、水を混入する冷却水パイプとを備えた装置は、冷却水を連続で流す必要があり省エネにも逆行し、また流し台の近くにしか置くことができない(特許文献1)。さらに炊飯器上蓋に蒸気取り口が直結しているので、違う種類の炊飯器には取り付けることはできない(特許文献1、2)。
炊飯器の蒸気排出口に載せて、茹で卵を作るこれまでの器具は、残りの余剰蒸気をすべて大気へ放出する構造であり、周辺の壁や棚などに付着し結露、水滴となってカビ発生、錆つきの原因になっていた(特許文献3、4、5)。
本発明は、これらの問題点を鑑みてなされたものであって、炊飯器より排出される蒸気をすべて冷却復水するとともに、茹で卵を作る機能を備えた汎用性に優れた器具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、底部の外面に蒸気導入フード(3)を設け、筒状の蒸気導入孔(5)を穿設し、蒸気を誘導する蒸気誘導路(7)を設け、排気口(9)を穿設した復水受器(4)と、蓋体(13)を冠着した冷却容器(12)とから成る炊飯蒸気復水器であることを特徴とする。
また、蒸気誘導路(7)に卵(10)を置くスペースを設け、茹で卵を作れるものである。
本発明は、図1のように炊飯器の蒸気排出口を覆うように置くだけで、噴出蒸気は蒸気導入フードから、蒸気導入孔を通り復水器内に誘導される。高温の蒸気は、生卵を包み込むように加熱し、残りの余剰蒸気は、復水受器内に設けられた蒸気誘導路を通過する過程で、冷却水を収容した冷却容器の底面と熱交換し、すべて復水され、排気口からは温まった空気しか排出されない。また、この復水液は、高温度のため復水器内の温度も高温で長時間維持され、蒸し効果が持続する。
また、排出蒸気はすべて復水され、排気口からは温まった空気しか排出されないので、蒸気による壁や棚などへの結露、天板の腐食も発生しない、さらに幼い子供がやけどをする可能性も極めて低い。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)蒸気導入フード(3)は、復水受器(4)の底面に形成される。
(ロ)復水受器(4)は、底面に筒状の蒸気導入孔(5)を穿設し上部に開口部(11)を設け、蒸気を誘導する蒸気誘導路(7)に卵(10)を置くスペースを設け、排気口(9)を穿設する。なお、蒸気誘導路に卵を置くスペースを設けなくても良い、すると、よりコンパクトな構造になる。
(ハ)冷却容器(6)は、本体または底面が、熱伝導性の高い材質により形成し、冷却水(14)を収容し、蓋体(13)を冠着する。
(ニ)復水受器(4)は冷却容器(12)に収納できる大きさとする。
本発明は以上のような構成である。
(イ)蒸気導入フード(3)は、復水受器(4)の底面に形成される。
(ロ)復水受器(4)は、底面に筒状の蒸気導入孔(5)を穿設し上部に開口部(11)を設け、蒸気を誘導する蒸気誘導路(7)に卵(10)を置くスペースを設け、排気口(9)を穿設する。なお、蒸気誘導路に卵を置くスペースを設けなくても良い、すると、よりコンパクトな構造になる。
(ハ)冷却容器(6)は、本体または底面が、熱伝導性の高い材質により形成し、冷却水(14)を収容し、蓋体(13)を冠着する。
(ニ)復水受器(4)は冷却容器(12)に収納できる大きさとする。
本発明は以上のような構成である。
これを使用するときは、復水受器(4)の蒸気導入フード(3)が、炊飯器(1)の蒸気排出口(2)を覆うように載置し、蒸気誘導路(7)のスペースに卵(10)を収容する。次に冷却水(14)を収容した冷却容器(12)に蓋体(13)を冠着後、復水受器(4)に密嵌する。
このような状態で炊飯器(1)のスイッチを入れ所定時間経過すると、蒸気排出口(2)より勢いよく噴出する蒸気は、蒸気導入フード(3)から蒸気導入孔(5)の上部開口部(11)を通り卵(10)を包み込むように加熱する。残りの余剰蒸気は、復水受器(4)に設けられた蒸気誘導路(7)を通過する過程で、冷却水(14)を収容した冷却容器(12)の底面と熱交換し、すべて液化され復水受器(4)底面に貯留される。この復水液(6)は高温度のため茹で卵が効率良く作れる。
また、噴出蒸気はすべて復水され、排気口(9)からは温まった空気しか排出されないので、蒸気による壁や棚などへの結露も発生せず、幼い子供がやけどをする可能性も極めて低い。
蒸気導入孔(5)は筒状に形成されているので、復水液(6)は蒸気排出口(2)に逆流せず衛生的である。
また、蒸気誘導路(7)はジグザグ状や渦巻状に形成することで、復水受器(4)と冷却容器(12)を小さくまとめることが出来た、さらに冷却容器(12)は熱伝導性の高い材質で形成されているので蒸気との熱交換も良く、復水する効率を高めている。
蒸気誘導路(7)は、復水受器(4)に着脱可能な構造としても良い。
蒸気導入フード(3)は、シリコン材で形成することで、炊飯器(1)に載置しても滑らない。また、多少のうねり部分があっても密着し、噴出蒸気を漏らさない。
熱交換して温まった冷却容器(12)は自然に放熱するので、朝、夕の炊飯であれば冷却水(14)を都度交換する必要はない。
図4に示すように復水受器(4)は冷却容器(12)に入る大きさに形成しているので、使わない時はコンパクトに収納できる。
図8に示す復水受器(4)は、蒸気導入口(5)を端部に設けた構造で、蒸気排出口(2)が端部にある炊飯器、電気ポット等に対応できる。
他の実施例として放熱を早くするため、復水受器(4)及び冷却容器(12)の周囲にフィンを取り付けても良い(図示なし)。
1 炊飯器
2 蒸気排出口
3 蒸気導入フード
4 復水受器
5 蒸気導入孔
6 復水液
7 蒸気誘導路
8 卵置き台
9 排気口
10 卵
11 開口部
12 冷却容器
13 蓋体
14 冷却水
2 蒸気排出口
3 蒸気導入フード
4 復水受器
5 蒸気導入孔
6 復水液
7 蒸気誘導路
8 卵置き台
9 排気口
10 卵
11 開口部
12 冷却容器
13 蓋体
14 冷却水
Claims (4)
- 底部の外面に蒸気導入フードを設け、底面に筒状の蒸気導入孔を穿設し蒸気を誘導する蒸気誘導路を設け、排気口を穿設した復水受器と、蓋体を冠着した冷却容器とから成る、炊飯蒸気復水器。
- 前記復水受器の蒸気誘導路に卵を置くスペースを設けていることを特徴とする、請求項1記載の炊飯蒸気復水器。
- 前記冷却容器の本体または底面が、熱伝導性の高い材質で形成されていることを特徴とする、請求項1記載の炊飯蒸気復水器。
- 前記復水受器は冷却容器内に収納できる大きさに形成されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の炊飯蒸気復水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013096619A JP2014204938A (ja) | 2013-04-13 | 2013-04-13 | 炊飯蒸気復水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013096619A JP2014204938A (ja) | 2013-04-13 | 2013-04-13 | 炊飯蒸気復水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014204938A true JP2014204938A (ja) | 2014-10-30 |
Family
ID=52119047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013096619A Pending JP2014204938A (ja) | 2013-04-13 | 2013-04-13 | 炊飯蒸気復水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014204938A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110013165A (zh) * | 2019-02-27 | 2019-07-16 | 九阳股份有限公司 | 电水壶 |
CN112716282A (zh) * | 2019-10-28 | 2021-04-30 | 广东美的白色家电技术创新中心有限公司 | 烹饪器具的控制方法及烹饪器具及存储介质 |
CN113545658A (zh) * | 2020-04-23 | 2021-10-26 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种蒸箱 |
-
2013
- 2013-04-13 JP JP2013096619A patent/JP2014204938A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110013165A (zh) * | 2019-02-27 | 2019-07-16 | 九阳股份有限公司 | 电水壶 |
CN112716282A (zh) * | 2019-10-28 | 2021-04-30 | 广东美的白色家电技术创新中心有限公司 | 烹饪器具的控制方法及烹饪器具及存储介质 |
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CN113545658B (zh) * | 2020-04-23 | 2022-08-02 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种蒸箱 |
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