JP2014204789A - 歯ブラシの位置姿勢計測方法、歯ブラシの位置姿勢伝達方法、歯ブラシの位置姿勢計測システム、および歯ブラシの位置姿勢伝達システム - Google Patents

歯ブラシの位置姿勢計測方法、歯ブラシの位置姿勢伝達方法、歯ブラシの位置姿勢計測システム、および歯ブラシの位置姿勢伝達システム Download PDF

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Abstract

【課題】ブラッシング時において、歯列の位置および姿勢が変化した場合であっても、歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢を精度よく計測する歯ブラシの位置姿勢計測方法、およびその計測システムを提供することを目的とする。
【解決手段】トランスミッターにより磁界を発生させる行程と、前記磁界内に設置されたレシーバーによって、前記トランスミッターに対する歯列の相対的な位置および姿勢に関する第1情報と、前記トランスミッターに対する前記歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する第2情報と、を検出する行程と、検出した前記第1情報および前記第2情報に基づいて前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する第3情報を算出する行程と、を含む歯ブラシの位置姿勢計測方法。
【選択図】図1

Description

この発明は、歯ブラシの位置姿勢計測方法、歯ブラシの位置姿勢伝達方法、歯ブラシの位置姿勢計測システム、および歯ブラシの位置姿勢伝達システムに関する。
歯垢の除去は、う蝕予防、歯周病予防には必須である。しかし、口腔内は狭いため、歯ブラシによって口腔内の隅々まで適切にブラッシングできているかどうかは、使用者自らの感覚によっては判断しにくく、その結果、不適切なブラッシングによって、歯垢が十分に除去されない場合があった。
これに対して、ブラッシングしている間の歯ブラシの角度情報を計測し、その角度情報に基づいて、使用者が歯列のどの部位をブラッシングしているかを推定するものが提案されている(たとえば、特許文献1)。
特開2009−240760号公報
しかし、歯ブラシの角度情報のみから歯列のどの部位をブラッシングしているかを推定する方法では、歯ブラシの絶対的な姿勢に関する情報のみに基づいているため、歯列の位置および姿勢が変化するような場合では、ブラッシングしている箇所を正確に特定することが困難であった。これにより、たとえば、奥歯の奥まで歯ブラシが到達しているかどうかを判断できず、ブラッシングが不適切となってしまう場合があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、ブラッシング時において、歯列の位置および姿勢が変化した場合であっても、歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢を精度よく計測する歯ブラシの位置姿勢計測方法、およびその計測システムを提供することを目的とする。また、これらにより計測した歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢を伝達することにより、使用者の適切なブラッシングの実現に寄与できる歯ブラシの位置姿勢伝達方法、およびその伝達システムを提供することを目的とする。
本発明の歯ブラシの位置姿勢計測方法は、トランスミッターにより磁界を発生させる行程と、前記磁界内に設置されたレシーバーによって、前記トランスミッターに対する歯列の相対的な位置および姿勢に関する第1情報と、前記トランスミッターに対する前記歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する第2情報と、を検出する行程と、検出した前記第1情報および前記第2情報に基づいて前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する第3情報を算出する行程と、を含む。
この方法によれば、トランスミッターによって発生された磁界内に設置されたレシーバーによって、トランスミッターに対する、歯列の相対的な位置および姿勢に関する第1情報および歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する第2情報を検出する。そして、検出したこれらの情報に基づいて、歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する第3情報を算出する。したがって、歯列の位置および姿勢が変化する場合であっても、歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を精度よく計測できる。
前記第1情報は、上顎歯列と所定の相対的位置関係を保持する第1位置に設けた第1レシーバーと、下顎歯列と所定の相対的位置関係を保持する第2位置に設けた第2レシーバーと、の少なくとも一方で検出してもよい。
この方法によれば、第1レシーバーによって第1情報を検出することによって、上顎歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を得ることができ、第2レシーバーによって第1情報を検出することによって、下顎歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を得ることができる。
前記第1位置は、こめかみよりも上側であってもよい。
この方法によれば、第1レシーバーが設けられる第1位置がこめかみよりも上側であるため、第1位置と上顎歯列との相対的位置関係が精度よく保持され、上顎歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を精度よく計測できる。
前記第1位置は、前頭部と、頭頂部と、側頭部と、後頭部と、額と、のうち少なくとも一か所であってもよい。
この方法によれば、第1レシーバーが設けられる第1位置が、前頭部と、頭頂部と、側頭部と、後頭部と、額と、のうち少なくとも一か所であるため、第1位置と上顎歯列との相対的位置関係がより精度よく保持され、上顎歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を精度よく計測できる。また、第1レシーバーの設置が容易である。
前記第2位置は、頤部であってもよい。
この方法によれば、第2レシーバーが設けられる第2位置が頤部であるため、第2位置と下顎歯列との相対的位置関係がより精度よく保持され、下顎歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を精度よく計測できる。
前記第2情報は、前記歯ブラシの把持側の端部に設けた第3レシーバーで検出してもよい。
この方法によれば、第2情報を検出する第3レシーバーは、歯ブラシの把持側の端部に設けられているため、第3レシーバーが歯ブラシに設置されることによる、ブラッシングの阻害を抑制できる。そのため、歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を精度よく計測できる。
前記第3情報は、前記歯ブラシの前記把持側と逆側の端部における、前記歯列に対する相対的な位置および姿勢を含んでもよい。
この方法によれば、歯ブラシの把持側と逆側の端部(先端部)の位置姿勢情報を精度よく計測できる。
本発明の歯ブラシの位置姿勢伝達方法は、本発明の歯ブラシの位置姿勢計測方法によって、前記第3情報を計測する行程と、前記第3情報のうち少なくとも前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な位置に関する情報を伝達する行程と、を含む。
この方法によれば、本発明の歯ブラシの位置姿勢計測方法によって、精度よく計測された歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報のうち、少なくとも位置に関する情報について伝達することで、使用者の適切なブラッシングの実現に寄与できる。
前記伝達する行程において、前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な姿勢に関する情報を伝達してもよい。
この方法によれば、精度よく計測された歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報の両方が伝達されるため、使用者の適切なブラッシングの実現により寄与できる。
前記伝達する行程は、前記計測する行程に対してリアルタイムに行われてもよい。
この方法によれば、ブラッシング時にリアルタイムで、歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報が伝達されるため、使用者の適切なブラッシングの実現により寄与できる。
本発明の歯ブラシの位置姿勢計測システムは、歯ブラシと、磁界を発生させるトランスミッターと、歯列と所定の相対的位置関係を保持する位置と、前記歯ブラシと、に設けられ、前記磁界内において、前記トランスミッターに対する相対的な位置および姿勢に関する情報を検出可能なレシーバーと、前記レシーバーによって検出した情報に基づいて、前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を算出する演算装置と、を備える。
この構成によれば、歯列と所定の相対的位置関係を保持する位置と、歯ブラシと、に設けられたレシーバーによって、それぞれのトランスミッターに対する相対的な位置および姿勢に関する情報を検出できる。そして、その検出された情報に基づいて、演算装置によって、歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報が算出される。したがって、歯列の位置および姿勢が変化する場合であっても、歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を精度よく計測できる。
前記歯列と所定の相対的位置関係を保持する位置に設けられる前記レシーバーは、上顎歯列と所定の相対的位置関係を保持する第1位置に設けた第1レシーバーと、下顎歯列と所定の相対的位置関係を保持する第2位置に設けた第2レシーバーと、のうち少なくとも一方を備えていてもよい。
この構成によれば、第1レシーバーによって、上顎歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を得ることができ、第2レシーバーによって、下顎歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を得ることができる。
前記第1位置は、こめかみよりも上側であってもよい。
この構成によれば、第1レシーバーが設けられる第1位置がこめかみよりも上側であるため、第1位置と上顎歯列との相対的位置関係が精度よく保持され、上顎歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を精度よく計測できる。
前記第1位置は、前頭部と、頭頂部と、側頭部と、後頭部と、額と、のうち少なくとも一か所であってもよい。
この構成によれば、第1レシーバーが設けられる第1位置が、前頭部と、頭頂部と、側頭部と、後頭部と、額と、のうち少なくとも一か所であるため、第1位置と上顎歯列との相対的位置関係がより精度よく保持され、上顎歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を精度よく計測できる。また、第1レシーバーの設置が容易である。
前記第2位置は、頤部であってもよい。
この構成によれば、第2レシーバーが設けられる第2位置が頤部であるため、第2位置と下顎歯列との相対的位置関係がより精度よく保持され、下顎歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を精度よく計測できる。
前記歯ブラシに設けられる前記レシーバーは、前記歯ブラシの把持側の端部に設けられた第3レシーバーであってもよい。
この構成によれば、歯ブラシの把持側の端部に第3レシーバーが設けられているため、第3レシーバーが歯ブラシに設置されることによる、ブラッシングの阻害を抑制できる。そのため、歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を精度よく計測できる。
前記演算装置によって算出される、前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報は、前記歯ブラシの前記把持側と逆側の端部における、前記歯列に対する相対的な位置および姿勢を含んでもよい。
この構成によれば、歯ブラシの先端部における、歯列に対して相対的な位置および姿勢に関する情報を精度よく計測できる。
本発明の歯ブラシの位置姿勢伝達システムは、本発明の歯ブラシの位置姿勢計測システムと、前記演算装置に接続され、少なくとも前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な位置に関する情報を伝達する伝達装置と、を備える。
この構成によれば、本発明の歯ブラシの位置姿勢計測システムによって、精度よく計測された歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報のうち、少なくとも位置に関する情報について伝達することで、使用者の適切なブラッシングの実現に寄与できる。
前記伝達装置は、前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な姿勢に関する情報を伝達してもよい。
この構成によれば、精度よく計測された歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報の両方が伝達されるため、使用者の適切なブラッシングの実現により寄与できる。
前記伝達装置は、前記歯ブラシの位置姿勢計測システムによって計測された情報をリアルタイムに伝達してもよい。
この構成によれば、ブラッシング時にリアルタイムで、歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報が伝達されるため、使用者の適切なブラッシングの実現により寄与できる。
本発明によれば、ブラッシング時において、歯列の位置および姿勢が変化した場合であっても、歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢を精度よく計測する歯ブラシの位置姿勢計測方法、およびその計測システムが得られる。また、これらにより計測した歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢を伝達することにより、使用者の適切なブラッシングに寄与できる歯ブラシの位置姿勢伝達方法、およびその伝達システムが得られる。
本実施形態の歯ブラシの位置姿勢伝達システムを模式的に示す概略図である。 本実施形態のトランスミッターとレシーバーの関係を示す説明図である。 頭部および下顎部におけるレシーバーの設置位置を示す説明図である。 本実施形態の歯ブラシと下顎部との関係を示した説明図である。 本実施例の計測結果を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る歯ブラシの位置姿勢伝達システムおよび歯ブラシの位置姿勢伝達方法について説明する。
なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
まず、本実施形態の歯ブラシの位置姿勢伝達システム1の各部について説明する。
図1は、本実施形態の歯ブラシの位置姿勢伝達システム1を模式的に示した概略図である。
本実施形態の歯ブラシの位置姿勢伝達システム1は、図1に示すように、歯ブラシの位置姿勢計測システム2と、表示装置(伝達装置)15と、を備えている。
歯ブラシの位置姿勢計測システム2は、トランスミッター10と、制御装置11と、ブラッシング装置13と、上顎歯列情報検出装置14と、下顎歯列情報検出装置17と、演算装置18と、を備えている。
トランスミッター10は、磁界を発生する装置である。トランスミッター10の設置位置は、トランスミッター10が発生させる磁界内に、ブラッシング装置13と、上顎歯列情報検出装置14と、下顎歯列情報検出装置17と、が入る範囲内において、特に限定されない(図では、ブラッシング装置13を使用する使用者の後方)。それぞれの装置に設けられた、後述するレシーバーが、磁界内に入っていることにより、各レシーバーの位置および姿勢が検出できる。
図2は、トランスミッター10と、レシーバーとの関係を示した説明図である。
レシーバーは、内部にコイルが備えられており、レシーバーがトランスミッター10の発生する磁界内に入ることによってコイルに誘導電流が発生する。この発生した誘導電流を検知することによって、トランスミッター10の中心を原点Oとした、レシーバーのXYZ座標、およびそれぞれの軸回りの回転角度θ,θ,θを検出できる。
たとえば、図2に示すように、トランスミッター10の磁界内に、レシーバー12a,12bが含まれるような場合、レシーバー12aの位置姿勢パラメータ(X,Y,Z,θX1,θY1,θZ1)と、レシーバー12bの位置姿勢パラメータ(X,Y,Z,θX2,θY2,θZ2)と、が検出できる。これらの情報に基づいてレシーバー12aとレシーバー12bとの相対的な位置関係および姿勢を算出できる。
上顎歯列情報検出装置14は、図1に示すように、ヘッドホン14aと、レシーバー(第1レシーバー)12Uと、を備えている。
図3は、使用者の頭部および下顎部におけるレシーバーの設置位置を示した説明図である。図3では、説明のため、頭蓋骨を示している。なお、本明細書において、頭部とは、頭蓋骨の下顎骨を除く部分に対応する部分を意味し、下顎部とは、下顎骨に対応する部分を意味する。
レシーバー12Uは、上顎歯列情報検出装置14を使用者が装着した際に、上顎歯列と相対的位置関係が保持される位置として、図3に示す頭部31の上頭部領域31a内における任意の位置P(図3では側頭部)に位置するようにして、ヘッドホン14aに設置されている。上頭部領域31aは、頭部31における、こめかみより上側の領域である。
下顎歯列情報検出装置17は、図1に示すように、サポーター17aと、レシーバー(第2レシーバー)12Lと、を備えている。
サポーター17aは、使用者の下顎部32に装着される、装着具である。サポーター17aは、内側に軟質樹脂を備えている。これにより、サポーター17aがずれることによる、サポーター17aと使用者の下顎部32との相対的な位置関係が変化することを抑制できる。
レシーバー12Lは、サポーター17aに対する相対的な位置関係が変化しないようにして、サポーター17aに固定されている。レシーバー12Lが固定されているサポーター17aにおける位置は、下顎歯列情報検出装置17を使用者が装着した際に、レシーバー12Lが、下顎歯列と相対的位置関係が保持される下顎部32の頤部32aにおける任意の位置P(図3参照)となるような位置である。
レシーバー12Uと、レシーバー12Lと、によって、トランスミッター10に対する歯列の相対的な位置および姿勢に関する情報(第1情報)が検出される。
図4は、ブラッシング装置13と、下顎部32と、の位置関係を示した説明図である。
ブラッシング装置13は、図4に示すように、歯ブラシ41と、取付具40と、レシーバー(第3レシーバー)12Tと、を備えている。
歯ブラシ41は、特に限定されず、いかなる公知の歯ブラシであってもよい。
取付具40は、基部40aと、円筒部40bと、を備えている。
基部40aには、レシーバー12Tが設置されている。基部40aの形状は、レシーバー12Tが設置できる範囲内において、特に限定されない(図では立方体形状)。基部40aの大きさは、ブラッシングの際、邪魔にならないように小さい方が好ましい。
円筒部40bの穴部には、歯ブラシ41の把持する側の端部が挿入され、着脱可能とされている。円筒部40bの穴部の形状および大きさは、歯ブラシ41を着脱可能に設けられる範囲内において特に限定されない。
レシーバー12Tによって、トランスミッター10に対する歯ブラシ41の相対的な位置および姿勢に関する情報(第2情報)が検出される。
制御装置11は、図1に示すように、トランスミッター10と、レシーバー12U,12L,12Tと、演算装置18と、に接続されている。
制御装置11は、トランスミッター10を制御して、磁界の発生を制御している。制御装置11には、各レシーバー12U,12L,12T内のコイルに磁界によって発生した誘導電流の情報が入力される。制御装置11は、入力された誘導電療の情報を、トランスミッター10に対する各レシーバー12U,12L,12Tの相対的な位置および姿勢の情報に変換して、演算装置18に出力している。
なお、制御装置11と、各レシーバー12U,12L,12Tと、の接続は、有線による接続であっても、無線による接続であってもよい。
演算装置18は、制御装置11と、表示装置15と、に接続されている。
演算装置18には、レシーバー12Uの設置位置と上顎歯列の基準位置との相対的な位置関係情報、レシーバー12Lの設置位置と下顎歯列の基準位置との相対的な位置関係情報、およびレシーバー12Tの設置位置と歯ブラシ41の基準位置(たとえば、先端部)との相対的な位置関係情報が入力されている。
演算装置18は、制御装置11から入力された、各レシーバー12U,12L,12Tの位置および姿勢の情報に基づいて、使用者の歯列に対する歯ブラシ41の相対的な位置および姿勢に関する情報(第3情報)を算出する。
表示装置15は、演算装置18に接続され、演算装置18から入力された使用者の歯列に対する歯ブラシ41の相対的な位置および姿勢に関する情報を表示画像16として、リアルタイムに表示する。表示される情報としては、たとえば、上顎歯列と歯ブラシ41との相対位置関係および相対姿勢、下顎歯列と歯ブラシ41との相対位置関係および相対姿勢、ブラッシングのストローク量、ブラッシングの速度、等がある。これらの情報を表示する表示画像16は、2次元コンピュータグラフィックス(2DCG)であっても、3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)であっても、数値情報のみを表示するものであってもよい(図1では、上顎歯列Tに対する歯ブラシ41の位置Pを、2DCGによって表示している)。たとえば、3DCGとしては、図4に示すようにして、歯ブラシ41と歯列(図では下顎歯列)とを立体的に表示したものが挙げられる。
次に、本実施形態の歯ブラシの位置姿勢伝達システム1を用いた、歯ブラシの位置姿勢伝達方法について説明する。
本実施形態の歯ブラシの位置姿勢伝達方法は、トランスミッター10によって磁界を発生させる磁界発生行程と、各レシーバーの位置姿勢情報を検出する検出行程と、各レシーバーによって得られた情報に基づいて、歯列に対する歯ブラシ41の位置および姿勢に関する情報を算出する算出行程と、算出した情報を表示する表示行程と、を有する。
まず、ブラッシング装置13の使用者に、図1に示すようにして、上顎歯列情報検出装置14と、下顎歯列情報検出装置17と、を装着させる。そして、トランスミッター10を、トランスミッター10が発生する磁界内に、レシーバー12U(上顎歯列情報検出装置14)と、レシーバー12L(下顎歯列情報検出装置17)と、レシーバー12T(ブラッシング装置13)と、が含まれるようにして設置する。
そして、制御装置11によって、トランスミッター10に信号を送り、磁界を発生させる(磁界発生行程)。磁界が発生した状態において、使用者にブラッシング装置13を用いてブラッシングを行わせる。
次に、各レシーバー12U,12L,12Tのトランスミッター10に対する位置および姿勢情報を検出する。
磁界内に各レシーバー12U,12L,12Tが配置されていることにより、各レシーバー12U,12L,12T内のコイルに誘導電流が生じる。この誘導電流に基づいて、図3に示す、レシーバー12Uの設置された位置Pの位置姿勢パラメータ(X,Y,Z,θXU,θYU,θZU)、レシーバー12Lの設置された位置Pの位置姿勢パラメータ(X,Y,Z,θXL,θYL,θZL)、および図4に示す、レシーバー12Tが設置された位置Pの位置姿勢パラメータ(X,Y,Z,θXT,θYT,θZT)が得られる(検出行程)。得られた各位置姿勢情報は、制御装置11から演算装置18に出力される。
次に、演算装置18によって、各レシーバー12U,12L,12Tから得られた情報から、歯列に対する歯ブラシ41の相対的な位置および姿勢を算出する。
レシーバー12U,12Lに対する上顎歯列および下顎歯列の基準となる位置は、歯列におけるどの位置としてもよい。たとえば、図3に示す、最後臼歯の位置PU1,PL1とできる。
また、レシーバー12Tに対する歯ブラシ41の基準となる位置は、歯ブラシ41上のどの位置としてもよい。たとえば、歯ブラシ41の先端部の位置PT1(図4参照)とできる。
演算装置18によって、上記相対的な位置関係情報と、各レシーバー12U,12L,12Tから得られた各位置P,P,Pの位置姿勢情報と、に基づいて、上顎歯列の基準位置(最後臼歯の位置)PU1の位置姿勢パラメータ(XU1,YU1,ZU1,θXU1,θYU1,θZU1)、下顎歯列の基準位置(最後臼歯の位置)PL1の位置姿勢パラメータ(XL1,YL1,ZL1,θXL1,θYL1,θZL1)、および歯ブラシ41における先端部の位置PT1の位置姿勢パラメータ(XT1,YT1,ZT1,θXT1,θYT1,θZT1)が、算出される。
そして、これらの位置姿勢パラメータを用いて、上顎歯列および下顎歯列に対する歯ブラシ41の先端位置PT1の相対的な位置および姿勢に関する情報を算出する(算出行程)。
次に、演算装置18によって算出された、上顎歯列および下顎歯列に対する歯ブラシ41における先端部の位置PT1の相対的な位置および姿勢に関する情報を、表示装置15によって表示する(表示行程)。表示画像16は、リアルタイムで表示され、たとえば、図1に示すような、上顎歯列Tと、歯ブラシ41の先端位置PT1の、XY平面上における、上顎歯列Tに対する位置Pと、を表示する画像とできる。上顎歯列Tは、使用者の上顎歯列における基準位置PU1に対する他の位置(他の歯の位置関係)を予め計測し、演算装置18に入力しておくことによって、表示が可能である。
以上の行程によって、ブラッシングをしている使用者の歯列に対する歯ブラシ41の相対位置および姿勢に関する情報を表示することができる。
以上に詳細に説明した本実施形態の歯ブラシの位置姿勢伝達システム1によれば、レシーバー12Uが使用者の上頭部領域31aに設けられており、レシーバー12Lが頤部32aに設けられている。そして、ブラッシング装置13における取付具40の基部40aにはレシーバー12Tが設けられている。これにより、各レシーバー12U,12L,12Tから得られる位置姿勢情報と、予め演算装置18に入力された、各レシーバー12U,12L,12Tと計測したい箇所(たとえば、歯列および歯ブラシの先端部)との相対的な位置関係情報と、によって、使用者の上顎歯列および下顎歯列に対する、歯ブラシ41の相対的な位置および姿勢について算出することが可能である。そのため、使用者がブラッシング時に、上顎歯列および下顎歯列の位置姿勢を変化させた場合であっても、歯ブラシ41の各歯列に対する相対的な位置および姿勢を精度よく計測できる。
また、計測された歯ブラシ41の各歯列に対する相対的な位置および姿勢に関する情報を示す表示画像16が、表示装置15にリアルタイムで表示される。これにより、ブラッシングの際に、表示画像16を使用者が見ることによって、ブラッシングを支援することができる。また、表示画像16を歯科衛生士が見ることによって、使用者に対して適切なブラッシング指導を行うこともできる。これらにより、使用者の適切なブラッシングの実現に寄与できる。
また、本実施形態によれば、レシーバー12Uは、上頭部領域31aに設けられている。上頭部領域31aは、頭部31におけるこめかみよりも上側の部分であり、上顎歯列に対して相対的な位置および姿勢が保持されやすい。そのため、レシーバー12Uによって検出された設置位置Pの位置姿勢情報から、上顎歯列の位置姿勢情報を精度よく算出できる。
また、図3に示すようにして、レシーバー12Uを設置する位置Pを側頭部とすることにより、位置Pの上顎歯列に対する相対的な位置および姿勢がより保持されやすく、レシーバー12Uによって検出された位置Pの位置姿勢情報から、上顎歯列の位置姿勢情報をより精度よく算出できる。
また、側頭部を位置Pとする場合には、本実施形態のヘッドホン14aのような装着具を介して、レシーバー12Uの設置ができ、簡便である。
また、本実施形態によれば、レシーバー12Lは、頤部32aに設けられている。頤部32aは、下顎歯列に対して相対的な位置および姿勢が保持されやすい。そのため、レシーバー12Lによって検出された設置位置Pの位置姿勢情報から、下顎歯列の位置姿勢情報を精度よく算出できる。
また、レシーバー12Tは、歯ブラシ41の端部に接続された取付具40の基部40aに設置されている。そのため、歯ブラシ41によってブラッシングする際に、レシーバー12Tが邪魔になりにくく、ブラッシングを阻害しにくい。
また、本実施形態においては、歯ブラシ41の先端部の位置PT1の位置姿勢情報を計測できるため、歯ブラシ41の先端の歯列に対する相対的な位置および姿勢を計測可能である。これにより、本実施形態の歯ブラシの位置姿勢伝達システム1は、歯ブラシ41が、最後臼歯に到達しているかどうかの判別に、特に効果的である。
また、本実施形態によれば、表示装置15に、歯ブラシ41の歯列に対する角度を表示することもできる。そのため、歯列に対して垂直に歯ブラシを当てるスクラッビング法や、歯列に対して45°の角度で歯ブラシを当てるバス法等のブラッシング法の支援に有効である。
また、本実施形態によれば、表示装置15に、歯ブラシ41の速度やストローク量を表示することもできる。そのため、スクラッビング法やバス法といった、歯ブラシを小刻みに動かして磨くブラッシング法の支援に有効である。
また、本実施形態によれば、上顎歯列情報検出装置14は、ヘッドホン14aにレシーバー12Uが取り付けられた構成であるため、装着が容易である。
また、本実施形態によれば、下顎歯列情報検出装置17は、サポーター17aにレシーバー12Lが取り付けられた構成であるため、装着が容易である。
次に、実施例について説明する。
使用者の1回分のブラッシングにおける、使用者の歯列に対する歯ブラシの相対的な位置および姿勢の計測および表示を行った。
トランスミッターおよびレシーバーとしては、POLHEMUS社製の磁気センサーFASTRAKを使用した。磁気センサーの分解能は、位置0.005mm、角度0.0025°(トランスミッターとレシーバー間30cmにおける値)であり、測定範囲は、トランスミッターの周囲約76cmである。また、応答速度は、4msである。
座った使用者の後方、約20cmの位置にトランスミッターを配置し、使用者のブラッシングの計測を行った。
図5は、その計測結果の表示画像16を示した図である。
図5には、1回分のブラッシングにおける、上顎歯列Tに対する歯ブラシ位置の軌跡PC1が、XY平面上に示されている。これより、上顎歯列Tに対する歯ブラシの相対的な位置が計測でき、表示できることが確かめられた。
なお、本実施形態においては、下記の構成を採用することもできる。
上顎歯列情報検出装置14は、ヘッドホン14aの代わりに、その他の装着具、たとえば、帽子等を用いてもよい。
また、上顎歯列情報検出装置14は、レシーバー12Uのみから構成されていてもよい。この場合においては、レシーバー12Uは、直接使用者の頭部31にテープ等により取り付けることができる。
下顎歯列情報検出装置17は、レシーバー12Lのみから構成されていてもよい。この場合においては、レシーバー12Lは、直接使用者の下顎部32にテープ等により取り付けることができる。
レシーバー12Uが設置される箇所は、上頭部領域31aにおける、側頭部以外の箇所、たとえば、前頭部、頭頂部、後頭部および額のいずれかの箇所であってもよい。これらの位置においても、上顎歯列に対して相対的な位置および姿勢が保持されやすく、上顎歯列の位置姿勢情報を精度よく算出できる。
レシーバー12Uが設置される箇所は、上頭部領域31a以外の頭部31における位置であってもよい。
レシーバー12Lが設置される箇所は、頤部32a以外の下顎部32における位置であってもよい。
上顎歯列情報検出装置14と、下顎歯列情報検出装置17と、はどちらか一方だけでもよい。その場合には、上顎歯列と下顎歯列とのうちどちらか一方に対する歯ブラシ41の相対的な位置および姿勢に関する情報が得られる。
表示装置15と、演算装置18と、は一体化していてもよい。たとえば、表示装置15と、演算装置18と、が一体化した装置として、パーソナルコンピュータを用いることができる。
本実施形態においては、表示装置15を用いて、使用者あるいは歯科衛生士に、歯列に対する歯ブラシ41の相対的な位置および姿勢に関する情報を視覚的に伝達したが、これに限られない。たとえば、歯列に対する歯ブラシ41の相対的な位置および姿勢に関する情報が、聴覚的、触覚的に、伝達される構成としてもよい。具体的には、歯ブラシ41が最後臼歯に到達しているかを判断して、音を鳴らす、歯ブラシ41を振動させる、等が挙げられる。
また、視覚的、聴覚的、触覚的、な伝達方法のうちいずれか2つ以上の伝達方法を組み合わせて、歯列に対する歯ブラシ41の相対的な位置および姿勢に関する情報を伝達する構成としてもよい。
演算装置18に入力されている、各レシーバー12U,12L,12Tの設置位置と、各計測対象部位における基準位置と、の相対的な位置関係情報の計測方法は、特に限定されない。たとえば、メジャー等を用いて、位置Pと位置PU1と、位置Pと位置PL1と、位置Pと位置PT1と、のそれぞれのXYZ軸方向の距離を計測してもよい。また、たとえば、本実施形態において用いている各レシーバー12U,12L,12Tと同様のレシーバーを設けたスタイラスによって、各位置をポインティングすることによって、各位置同士の相対的な位置関係を計測してもよい。
1…歯ブラシの位置姿勢伝達システム、2…歯ブラシの位置姿勢計測システム、10…トランスミッター、12U…レシーバー(第1レシーバー)、12L…レシーバー(第2レシーバー)、12T…レシーバー(第3レシーバー)、15…表示装置(伝達装置)、18…演算装置、41…歯ブラシ

Claims (20)

  1. トランスミッターにより磁界を発生させる行程と、
    前記磁界内に設置されたレシーバーによって、前記トランスミッターに対する歯列の相対的な位置および姿勢に関する第1情報と、前記トランスミッターに対する前記歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する第2情報と、を検出する行程と、
    検出した前記第1情報および前記第2情報に基づいて前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する第3情報を算出する行程と、
    を含む歯ブラシの位置姿勢計測方法。
  2. 前記第1情報は、上顎歯列と所定の相対的位置関係を保持する第1位置に設けた第1レシーバーと、下顎歯列と所定の相対的位置関係を保持する第2位置に設けた第2レシーバーと、の少なくとも一方で検出する、請求項1に記載の歯ブラシの位置姿勢計測方法。
  3. 前記第1位置は、こめかみよりも上側である、請求項2に記載の歯ブラシの位置姿勢計測方法。
  4. 前記第1位置は、前頭部と、頭頂部と、側頭部と、後頭部と、額と、のうち少なくとも一か所である、請求項3に記載の歯ブラシの位置姿勢計測方法。
  5. 前記第2位置は、頤部である、請求項2から4のいずれか1項に記載の歯ブラシの位置姿勢計測方法。
  6. 前記第2情報は、前記歯ブラシの把持側の端部に設けた第3レシーバーで検出する、請求項1から5のいずれか1項に記載の歯ブラシの位置姿勢計測方法。
  7. 前記第3情報は、前記歯ブラシの前記把持側と逆側の端部における、前記歯列に対する相対的な位置および姿勢を含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の歯ブラシの位置姿勢計測方法。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の歯ブラシの位置姿勢計測方法によって、前記第3情報を計測する行程と、
    前記第3情報のうち少なくとも前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な位置に関する情報を伝達する行程と、
    を含む歯ブラシの位置姿勢伝達方法。
  9. 前記伝達する行程において、前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な姿勢に関する情報を伝達する、請求項8に記載の歯ブラシの位置姿勢伝達方法。
  10. 前記伝達する行程は、前記計測する行程に対してリアルタイムに行われる、請求項8または9に記載の歯ブラシの位置姿勢伝達方法。
  11. 歯ブラシと、
    磁界を発生させるトランスミッターと、
    歯列と所定の相対的位置関係を保持する位置と、前記歯ブラシと、に設けられ、前記磁界内において、前記トランスミッターに対する相対的な位置および姿勢に関する情報を検出可能なレシーバーと、
    前記レシーバーによって検出した情報に基づいて、前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報を算出する演算装置と、
    を備える歯ブラシの位置姿勢計測システム。
  12. 前記歯列と所定の相対的位置関係を保持する位置に設けられる前記レシーバーは、上顎歯列と所定の相対的位置関係を保持する第1位置に設けた第1レシーバーと、下顎歯列と所定の相対的位置関係を保持する第2位置に設けた第2レシーバーと、のうち少なくとも一方を備える、請求項11に記載の歯ブラシの位置姿勢計測システム。
  13. 前記第1位置は、こめかみよりも上側である、請求項12に記載の歯ブラシの位置姿勢計測システム。
  14. 前記第1位置は、前頭部と、頭頂部と、側頭部と、後頭部と、額と、のうち少なくとも一か所である、請求項13に記載の歯ブラシの位置姿勢計測システム。
  15. 前記第2位置は、頤部である、請求項12から14のいずれか1項に記載の歯ブラシの位置姿勢計測システム。
  16. 前記歯ブラシに設けられる前記レシーバーは、前記歯ブラシの把持側の端部に設けられた第3レシーバーである、請求項11から15のいずれか1項に記載の歯ブラシの位置姿勢計測システム。
  17. 前記演算装置によって算出される、前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な位置および姿勢に関する情報は、前記歯ブラシの前記把持側と逆側の端部における、前記歯列に対する相対的な位置および姿勢を含む、請求項11から16のいずれか1項に記載の歯ブラシの位置姿勢計測システム。
  18. 請求項11から16のいずれか1項に記載の歯ブラシの位置姿勢計測システムと、
    前記演算装置に接続され、少なくとも前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な位置に関する情報を伝達する伝達装置と、
    を備える歯ブラシの位置姿勢伝達システム。
  19. 前記伝達装置は、前記歯列に対する前記歯ブラシの相対的な姿勢に関する情報を伝達する、請求項18に記載の歯ブラシの位置姿勢伝達システム。
  20. 前記伝達装置は、前記歯ブラシの位置姿勢計測システムによって計測された情報をリアルタイムに伝達する、請求項18または19に記載の歯ブラシの位置姿勢伝達システム。
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