JP2014203648A - 照明ランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】筒管(外管バルブ)と口金(カバー)とを、簡素な構成で安定的に嵌合することができる照明ランプを提供する。
【解決手段】発光部11と、発光部11が内部に配設され発光部11から出射される光を透過させる筒状の筒管2と、筒管2の端部に嵌合する筒状の胴部43及び胴部43と一体的に形成され、筒管2と胴部43とが嵌合した状態で筒管2の端面に当接する頭部42を有する口金と、を備え、筒管2及び胴部43のうち、一方には、筒管2及び胴部43の径方向に突出する突出部が設けられ、他方には、突出部が係止される係止孔が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、照明ランプに関する。
照明ランプのうち、直管型照明ランプにおける筒管(外管バルブ)と口金(カバー)との嵌合に関し、嵌合強度又は気密性(防水性)の改善のために、従来から、いくつかの技術が提案されている。
特許文献1には、「直管と、前記直管の内部に挿通された基台と、前記基台の表面に設けられた基板と、前記基板に実装された半導体発光素子とを有する発光モジュールと、前記直管の端部の開口内に設けられ、前記基台を前記直管の内面に固定する固定部材とを備え」、「前記ランプは、前記直管の端部に設けられた口金を備え、前記固定部材は、前記口金と前記直管の端部との間に設けられる」ランプが開示されている。また、この特許文献1には、「前記直管は、ガラス管で」あり、「基台固定部材400は、可撓性の材料から構成された部材であって、直管200両端部の開口を蓋する有底円筒状でキャップ状の本体401と、本体から直管200の内部に突き出て設けられた固定部402及び3つの係止部403とから構成される。基台固定部材400は、固定部402及び3つの係止部403を直管200内部に押し入れることで縮径部203に嵌合して直管200に取り付けられる」ことが記載されている。更に、特許文献1には、「直管200の一端に設けられた口金201は半分に分解可能に構成され」ていることが記載されている。
また、特許文献2には、「固体発光素子を用いた照明装置であって、前記固体発光素子を支持する支持手段と、長手方向に沿った中空構造内に前記支持手段が配置され、少なくとも前記固体発光素子の発光方向に透光性を有する筐体手段とを備え、前記支持手段と前記中空構造の内壁面の所定の領域とは密着配置され、前記筐体手段の長手方向に垂直な任意の端面において、前記所定の領域は前記任意の端面の中心軸に対称な両側面に位置する」照明装置が開示されている。
そして、この特許文献2には、「前記筐体手段は、前記所定の領域を含み、前記固体発光素子の非発光方向に設けられる第1領域と、前記第1領域以外の領域を構成する第2領域とにより構成され、前記第1領域は、前記第2領域より線膨張係数が低減された材料により構成され」、「前記第2領域は、難燃性ポリカーボネートにより構成され、前記第1領域は、前記第2領域を構成する難燃性ポリカーボネートに、ガラス繊維又はガラスパウダーが混入された材料により構成される」ことが記載されている。
更に、特許文献2には、「照明装置1は、キャップ2a、2bと、筐体3と、端子4a、4b、4c、4d(これらを特に識別する必要がないときは、端子4としてあらわす)と、弾性体5a、5bと、ネジ13とにより構成され」、「キャップ2a、2bは、互いに同一に構成される、筐体3の両端を封止するキャップである。材質は任意であってよいが、耐候性、絶縁性、難燃性等を鑑み、発明者らは、難燃性ポリカーボネートにより、キャップ2a、2bを構成した。勿論必要に応じて、キャップ2a、2bを構成する材料は任意に選択してよい」ことが記載されている。
更にまた、特許文献2には、「弾性体5a、5bは、互いに同一に構成される。キャップ2a、2bと、筐体3との間に配されるものであり、一方の端部が、キャップ2a、2bに挿入され、他方の端部が筐体3に挿入される。この挿入の際には、キャップ2a、2b、及び筐体3の内壁面と、弾性体5aとが気密性を有し、密着するように配置がなされる。また、キャップ2a、2b、筐体3、及び弾性体5a、5bは、防水性を有するため、キャップ2a、2b、及び筐体3から構成される照明装置1の内部空間に、水等が侵入することを防止することができ」、「ネジ13は、キャップ2aと支持ブロック23aとの接続、キャップ2bと支持ブロック23bとの接続に供されるものであり、キャップ2a、2b、及び筐体3から構成される照明装置1の内部空間に水等が侵入することを防止するため、ゴムパッキン付きの物を採用することが好ましい。なお、上記接続は、ピンなどネジ13以外のもので行っても良い」ことが記載されている。
そして、特許文献3には、「非ガラス材で構成された透過性筒状部材と、前記透過性筒状部材の内部に設けられた発光体と、前記透過性筒状部材の内壁面に固定され、前記発光体を支持する支持部材とを有し、前記支持部材は、前記透過性筒状部材の内壁面と、この前記透過性筒状部材の中心軸との間の位置で、前記発光体を支持する」直管型照明装置が開示されており、「透過性筒状部材の長軸方向にスライドするスライド機構で、前記透過性筒状部材の内壁面に支持部材を固定するステップと、発光体が固定された基板を、前記透過性筒状部材の長軸方向にスライドするスライド機構を介して、前記支持部材に固定するステップと、前記基板及び支持部材が挿入された透過性筒状部材の両端に、ジョイントを介して、口金を取り付けるステップとを有する」直管型照明装置の製造方法が開示されている。
また、特許文献4には、「冷陰極蛍光管を利用した直管型の蛍光灯あるいはLEDを利用した直管型蛍光灯を、ポリカーボネイト製の円筒状の強化プラスチックチューブ内に収納するとともに、該蛍光灯に接続したソケットを中間に平板状のワッシャーを介在させた状態で、片方の端縁を内側に張出して係止縁を形成した筒状のスリーブ内に収容し、かつ、該強化プラスチックチューブの片方の端縁部には電源コード引き出し部を端末に有する合成ゴム製のキャップを、他端に電源コード引き出し部のない合成ゴム製のキャップを装着した」完全防水型直管蛍光灯が開示されている。更に、この特許文献4には、「強化プラスチックチューブとその末端に装着したキャップとの接合部に、端縁部分を上方に折り曲げてビス止めできるビス穴を設けたステンレスバンドを配してビスで緊締し、該ビス止め部分を係止部としてS字フック等で吊り下げることができるようにした」完全防水型直管蛍光灯が開示されている。
特開2012−069296号公報(請求項1、請求項8、請求項11、段落0049、段落0074) 特開2010−165647号公報(請求項1、請求項3、請求項4、段落0028、段落0030、段落0036、段落0038) 特開2012−004093号公報(請求項1、請求項4、段落0015〜段落0023) 実用新案登録第3159121号公報(請求項1、請求項2、段落0014〜段落0017)
特許文献1においては、外管バルブがガラス素材からなる直管形LEDランプにおける筒管(外管バルブ)と口金(カバー)との嵌合技術が開示されているが、この特許文献1に開示された従来技術は、筒管(外管バルブ)と口金(カバー)との嵌合を行うために、これらの部材のほかに、固定部材が別途必要である。また、直管200がガラス素材からなるため、この直管200を製造する上で、寸法精度には限界がある。更に、可撓性の材料からなる(基台)固定部材400によって、直管200の寸法精度の悪さを補完する等の手段もとられていない。更にまた、変形例7のように、口金が2個の部品からなる場合、構成が複雑になると共に組立性の観点からも問題がある。なお、特許文献1には、直管200を、アクリル管又はポリカーボネート管としてもよいことが記載されているが、これらの実施の形態については詳細に説明されていない。
また、特許文献2〜特許文献4においては、外管バルブが樹脂素材からなる直管形LEDランプにおける筒管(外管バルブ)と口金(カバー)との嵌合技術が開示されているが、このうち、特許文献2に開示された従来技術は、筒管(外管バルブ)と口金(カバー)との嵌合を行うために、ネジ又はピンを必要とする。この特許文献2においては、筐体3キャップ2a,2bとの間の気密性を確保するために、弾性体5a,5bをこれらの間に介在させているが、弾性体5a,5bが嵌合強度を向上させるわけではない。このため、筒管(外管バルブ)と口金(カバー)との嵌合状態の維持は、ネジ又はピンが必要であり、構成が複雑である。
特許文献3においても、筒管(外管バルブ)と口金(カバー)との嵌合を行うために、これらの部材のほかに、別途ジョイントが必要であり、構成が複雑である。
更に、特許文献4においても、筒管(外管バルブ)と口金(カバー)との嵌合を行うために、スリーブ等が必要であり、構成が複雑である。また、天井等に蛍光灯を取り付けるために、筒管にステンレスバンドが装着されている場合、照明ランプ及び照明装置の美観が要求される設置環境には適さない。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたもので、筒管(外管バルブ)と口金(カバー)とを、簡素な構成で安定的に嵌合することができる照明ランプを提供するものである。
本発明に係る照明ランプは、発光部と、前記発光部が内部に配設され前記発光部から出射される光を透過させる筒状の筒管と、前記筒管の端部に嵌合する筒状の胴部及び前記胴部と一体的に形成され、前記筒管と前記胴部とが嵌合した状態で前記筒管の端面に当接する頭部を有する口金と、を備え、前記筒管及び前記胴部のうち、一方には、前記筒管及び前記胴部の径方向に突出する突出部が設けられ、他方には、前記突出部が係止される係止孔が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、筒管及び胴部のうち、一方に設けられた突出部が、他方に設けられた係止孔に係止されることにより、筒管と口金とが嵌合するので、筒管及び口金以外の部材を用いることなく、簡素な構成で安定的に嵌合状態を維持することができる。
実施の形態1に係る照明ランプ1を示す斜視図である。 実施の形態1に係る照明ランプ1を示す断面図である。 実施の形態2に係る照明ランプ1aを示す断面図である。 実施の形態3に係る照明ランプ1bを示す断面図である。 実施の形態4に係る照明ランプ1cを示す断面図である。 実施の形態5に係る照明ランプ1dを示す断面図である。 実施の形態6に係る照明ランプ1eを示す断面図である。 実施の形態7に係る照明ランプ1fを示す断面図である。 実施の形態8に係る照明ランプ1gを示す概略図である。 実施の形態8に係る照明ランプ1gの作用を示す断面図である。 実施の形態9に係る照明ランプ1hを示す断面図である。
以下、本発明に係る照明ランプの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本願発明を限定するものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る照明ランプ1を示す斜視図であり、図2(a)は、実施の形態1に係る照明ランプ1におけるアース口金4の軸方向断面図、図2(b)は、同じくこのアース口金4の周方向断面図、図2(c)は、実施の形態1に係る照明ランプ1における筒管2及び外管3の軸方向断面図、図2(d)は、同じくこの筒管2及び外管3の周方向断面図、図2(e)は、実施の形態1に係る照明ランプ1におけるアース口金4と筒管2とが嵌合した状態を示す軸方向断面図である。これらの図1及び図2に基づいて、照明ランプ1について説明する。図1に示すように、照明ランプ1は、例えば円筒状の筒管2の内部に、発光部11が配設されている。この発光部11は、例えば、LED12と、LED12が実装され筒管2の軸方向に延びる基板13と、このLED12を駆動する駆動回路14と、基板13を筒管2に接着する接着部材15とからなる。基板13に実装されているLED12は、筒管2の軸方向に複数個設置されている。また、接着部材15は、接着剤又は接着テープ等を使用することができる。なお、LED12の数、LED12を基板13上に実装する位置及び筒管2内の発光部11の配設位置は、本実施の形態に限られない。また、発光部11における光源としては、LED12に限らず、レーザダイオード、有機EL又は蛍光ランプ等を使用してもよい。
そして、例えば、この筒管2の外側には、円筒状の外管3が、筒管2と同心的に配置されており、この外管3は、筒管2の外径よりも内径が大きい。即ち、発光部11は、筒管2及び外管3の2個の管から構成されるハイブリッド管の内部に配設されている。また、筒管2の長さは、外管3の長さよりも短くならないように、ほぼ同一の寸法で形成されている。なお、筒管2及び外管3の長さは、これらの筒管2及び外管3に後述するアース口金4及び給電口金5を嵌合した照明ランプ1の長さが所定の長さとなるように、任意に設定される。筒管2及び外管3に用いられる材質は、外管3がガラス素材であり、また、筒管2がアクリル又はポリカーボネート等の樹脂素材である。この外管3の内壁と、筒管2の外壁とは、接触且つ密着しており、両者は不可分の一体構成をなしている。なお、筒管2の内壁又は外管3の外壁等には、発光部11からの出射光を拡散させるために、拡散膜等が形成されていてもよい。
これらの外管3と筒管2とを一体的に製造する製造方法は、樹脂成形用の金型の取付け工程と、金型に充填可能に樹脂材料を溶融する溶融工程と、溶融した樹脂材料を金型に充填する充填工程と、充填した樹脂材料を固化する乾燥工程と、金型の取外し工程とを含むものである。この場合、樹脂成形用の金型の一部が、外管3となり、また、固化した樹脂材料が筒管2となる。このように、筒管2及び外管3は、インサート成形によって、一体的に形成されている。なお、このインサート成形を行う上で、樹脂材料に予め拡散剤を含有させておくことによって、筒管2自体に拡散機能を備えるようにしてもよい。また、本実施の形態では、筒管2を円筒状の管としたが、本発明はこれに限らず、角筒のような他の筒状の管としてもよい。
そして、図2(c),(d)に示すように、筒管2の一端側には、筒管2の内壁から突出する2個の筒管内壁突出部21aが、筒管2の径方向に平行(図2に示すT−T)且つ筒管2の軸Oに対し対称となる位置に設けられている。この筒管内壁突出部21aは、筒管2の一端部の側から、筒管2の軸方向に徐々に筒管2の内壁から離れるように傾斜する傾斜面21eと、この傾斜面21eの頂部から、筒管2の内壁に向けて、筒管2の軸方向に垂直の方向に降下する垂直面21fとを有する。
次に、本実施の形態における口金について説明する。筒管2及び外管3の両端部には、一対の口金が固定されている。筒管2及び外管3の一端部に設けられた口金は、アース用のアース口金4であり、例えば、筒管2と嵌合する部分となるアース口金筐体41と、このアース口金筐体41の筒管2とは反対側の面に設けられたアース端子45とから構成されている。また、このアース口金筐体41の材質は、アクリル又はポリカーボネート等の樹脂であり、アース口金筐体41とアース端子45とを、インサート成形によって一体化している。アース口金筐体41は、筒管2と同一の材料であるか、又は膨張係数が筒管2の材料とほぼ等しい材料であることが好ましい。なお、このアース端子45は、例えばGX16タイプの電極を使用することができるが、本発明は、この口金のタイプに限定されない。
また、筒管2及び外管3の他端部に設けられた口金は、給電用の給電口金5であり、例えば、筒管2と嵌合する部分となる給電口金筐体51と、この給電口金筐体51の筒管2とは反対側の面に設けられた断面L字の2個の給電端子とから構成されている。2個の給電端子は、L字の曲がり部分が、相互に外側を向くように給電口金筐体51に設けられている。そして、アース口金筐体41は、筒管2の端部に嵌合する円筒状の胴部43と、この胴部43と同心的に配置されると共に胴部43と一体的に形成される円柱状の頭部42とから構成されている。この頭部42は、胴部43の外径よりも大きい外径を有しており、頭部42の端面の一部と胴部43の端面とが接触した状態で一体的に形成されている。そして、筒管2と胴部43とが嵌合した状態で、胴部43が接続された側の頭部42の端面に、筒管2及び外管3の端面が当接する。なお、本実施の形態では、胴部43を円筒状の管としたが、本発明はこれに限らず、角筒のような他の筒状の管としてもよい。また、端子の形状は、適宜選択することができる。更に、給電口金筐体51も、アース口金筐体41における胴部43及び頭部42に相当するものを備えていてもよい。
そして、図2(a),(b)に示すように、アース口金4における胴部43には、胴部43の外壁から内壁に向けて貫通している孔が、胴部43の径方向に平行(図2に示すT−T)且つ胴部43の軸Oに対し対称となる位置に2個形成されており、この2個の孔は、筒管2とアース口金4における胴部43とが嵌合した状態で、筒管内壁突出部21aが係止される胴部係止孔44cである。
アース口金4における胴部43の外径は、筒管2の内径よりも小さい。この寸法については、筒管内壁突出部21aが、胴部係止孔44cに係止されて、筒管2とアース口金4における胴部43とが嵌合した状態で、胴部43の外壁が筒管2の内壁と当接するように、予め設定されている。例えば、胴部43の外径をR2、胴部43の外径の最大公差をX2、筒管2の内径をr2、筒管2の内径の最大公差をY2とすると、下記式(1)を満たすように、各寸法が決定される。
R2+X2=r2−Y2・・・・・・(1)
最大公差X2及びY2は、樹脂成形における公差であり、例えば、X2=Y2=0.2mm〜0.3mm程度である。なお、胴部43の外壁と筒管2の内壁との当接強度を強める場合には、調整定数をAとすると、下記式(2)を満たすように、各寸法が決定される。
R2+X2+A=r2−Y2・・・・(2)
また、胴部43の外壁と筒管2の内壁との当接強度を弱める場合には、下記式(3)を満たすように、各寸法が決定される。
R2+X2−A=r2−Y2・・・・(3)
調整定数Aは、例えば、A=0.1mm程度である。
なお、筒管内壁突出部21a及び胴部係止孔44c自体の寸法は、胴部係止孔44cが筒管内壁突出部21aを係止できる範囲で任意に設定することができる。また、筒管2の内壁における筒管内壁突出部21aの位置及び胴部43における胴部係止孔44cの位置は、筒管2及び外管3の端面がアース口金4における頭部42の端面に当接した状態で、胴部係止孔44cが筒管内壁突出部21aを係止できるように、予め決定される。なお、本実施の形態では、筒管内壁突出部21a及び胴部係止孔44cの数を2個としたが、1個としてもよく、3個以上としてもよい。更に、筒管内壁突出部21a及び胴部係止孔44cの形成位置は、筒管2又は胴部43の径方向に平行(図2に示す一直線上の位置T−T)の位置に限定されるものではなく、また、これらの軸Oに対し対称となる位置に限定されるものでもない。
次に、本実施の形態1に係る照明ランプ1の作用について説明する。照明ランプ1を組み立てる際には、先ず、筒管2及び外管3と、アース口金4における胴部43とを同心的に配置する。次に、胴部43を、筒管2及び外管3に近づけていくと、胴部43の端部が、筒管内壁突出部21aに到達する。そして、胴部43の外壁が、筒管内壁突出部21aにおける傾斜面21eを摺動しつつ、胴部43が、筒管2の内部に進入する。その際、胴部43が胴部43の径方向に一旦縮径されると共に、筒管2も筒管2の径方向に一旦拡径される。更に、胴部43が筒管2内に進入していくと、胴部43の端部は、筒管内壁突出部21aを乗り越え、胴部係止孔44cに筒管内壁突出部21aが係止される。これによって、胴部43の縮径及び筒管2の拡径が解消される。また、筒管内壁突出部21aが胴部係止孔44cに係止されると、筒管2及び外管3の端面が、口金における頭部42に当接する。このように、筒管内壁突出部21aが胴部係止孔44cに係止されることにより、筒管2及び外管3とアース口金4とが嵌合する(図2(e))。なお、本実施の形態においては、アース口金4における胴部係止孔44cについて説明しているが、給電口金5においても、同様に胴部係止孔44cを形成することが可能である。
本実施の形態では、アース口金筐体41及び給電口金筐体51並びに筒管2が、樹脂であるため、アース口金筐体41及び給電口金筐体51に胴部係止孔44cを形成すると共に、筒管2に筒管内壁突出部21aを形成することが容易である。また、アース口金4及び給電口金5における胴部43が、筒管2から引き抜かれようとしても、筒管内壁突出部21aにおける垂直面21fが、胴部係止孔44cに引っかかるため、アース口金4及び給電口金5が筒管2から抜去され難い。更に、筒管内壁突出部21aにおける周方向の幅を、胴部係止孔44cにおける周方向の幅とほぼ等しくしつつ、筒管内壁突出部21aが胴部係止孔44cに適切に係止されるように、両者の幅を設定することにより、筒管2及び外管3とアース口金4及び給電口金5との相互の回転ずれを抑制できる。更にまた、筒管内壁突出部21a及び胴部係止孔44cは、夫々筒管2並びにアース口金4及び給電口金5における胴部43に形成されているため、筒管2並びにアース口金4及び給電口金5以外の部材を用いることなく、簡素な構成で安定的に嵌合状態を維持することができる。このため、嵌合強度及び気密性(防水性)を改善した高品質な照明ランプ1を安定的に製造することができる。
更に、筒管2は樹脂であるため、筒管2をガラスとするよりも、筒管2の内径の寸法を高い精度で管理することができる。このため、発光部11及び発光部11における熱源を冷却するヒートシンク(図示せず)等を、高い寸法精度で筒管2内に配設することができるので、組立作業の効率化が図れる。即ち、高性能で高品質な照明ランプ1を安定的に製造することができる。
また、樹脂素材からなる筒管2と、ガラス素材からなる外管3とを密着固定しているため、耐衝撃性及び耐変形性を確保しつつ両者を薄肉化することができる。このため、筒管2、外管3及び照明ランプ1の材料費の低減及び軽量化が図れる。また、前述の如く、筒管2を形成する際に、樹脂材料に予め拡散剤を含有させておくことによって、筒管2自体に拡散機能を備えることが可能であるが、この場合、筒管2の内壁及び外管3の外壁に拡散膜を形成する工程を削減することができるため、照明ランプ1の製造コストを低減することができる。
更に、外管3がガラス素材からなるため、従来のガラス素材のみからなる照明ランプ1の管と同等の耐候性を有する。その上で、樹脂素材からなる筒管2と、ガラス素材からなる外管3とが、不可分の一体構成をなしているため、照明ランプ1及び照明機器の設置環境温度と、照明ランプ1における発光部11の自己発熱とに起因する筒管2の伸縮及び照明ランプ1自体の自重に起因する変形を抑制することができる。即ち、広範な環境条件において、落下防止具等を用いることなく設置可能な照明ランプ1が実現できる。なお、落下防止具が不要であるため、照明ランプ1の配光特性及び外観(美観)への影響を低減できる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係る照明ランプ1aについて説明する。図3(a)は、実施の形態2に係る照明ランプ1aにおけるアース口金4aの軸方向断面図、図3(b)は、同じくこのアース口金4aの周方向断面図、図3(c)は、実施の形態2に係る照明ランプ1aにおける筒管2a及び外管3の軸方向断面図、図3(d)は、同じくこの筒管2a及び外管3の周方向断面図、図3(e)は、実施の形態2に係る照明ランプ1aにおけるアース口金4aと筒管2aとが嵌合した状態を示す軸方向断面図である。本実施の形態は、アース口金4a及び給電口金5(図示せず)における胴部43aに、胴部外壁突出部44aが形成されていると共に、筒管2aに、筒管係止孔21cが形成されている点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図3(a),(b)に示すように、アース口金4aにおける胴部43aには、胴部43aの外壁から突出する2個の胴部外壁突出部44aが、胴部43aの径方向に平行(図3に示すT−T)且つ胴部43aの軸Oに対し対称となる位置に設けられている。この胴部外壁突出部44aは、胴部43aの端面の側から、胴部43aの軸方向に徐々に胴部43aの外壁から離れるように傾斜する傾斜面44eと、この傾斜面44eの頂部から、胴部43aの外壁に向けて、胴部43aの軸方向に垂直の方向に降下する垂直面44fとを有する。
そして、図3(c),(d)に示すように、筒管2aには、筒管2aの外壁から内壁に向けて貫通している孔が、筒管2aの径方向に平行(図3に示すT−T)且つ筒管2aの軸Oに対し対称となる位置に2個形成されており、この2個の孔は、筒管2aとアース口金4aにおける胴部43aとが嵌合した状態で、胴部外壁突出部44aが係止される筒管係止孔21cである。
次に、本実施の形態2に係る照明ランプ1aの作用について説明する。照明ランプ1aを組み立てる際には、先ず、筒管2a及び外管3と、アース口金4aにおける胴部43aとを同心的に配置する。次に、胴部43aを、筒管2a及び外管3に近づけていくと、胴部外壁突出部44aが、筒管2aの端部に到達する。そして、胴部外壁突出部44aにおける傾斜面44eを、筒管2aの外壁が摺動しつつ、胴部43aが、筒管2aの内部に進入する。その際、胴部43aが胴部43aの軸方向に一旦縮径されると共に、筒管2aも筒管2aの管外方向に一旦拡径される。更に、胴部43aが筒管2a内に進入していくと、胴部外壁突出部44aが筒管係止孔21cに到達し、この筒管係止孔21cに係止される。これによって、胴部43aの縮径及び筒管2aの拡径が解消される。また、胴部外壁突出部44aが筒管係止孔21cに係止されると、筒管2a及び外管3の端面が、アース口金4aにおける頭部42に当接する。このように、胴部外壁突出部44aが筒管係止孔21cに係止されることにより、筒管2a及び外管3とアース口金4aとが嵌合する(図3(e))。なお、本実施の形態においては、アース口金4aにおける胴部外壁突出部44aについて説明しているが、給電口金5においても、同様に胴部外壁突出部44aを形成することが可能である。
本実施の形態でも、アース口金筐体41a及び給電口金筐体51並びに筒管2aが、樹脂であるため、アース口金筐体41a及び給電口金筐体51に胴部外壁突出部44aを形成すると共に、筒管2aに筒管係止孔21cを形成することが容易である。また、アース口金4a及び給電口金5における胴部43aが、筒管2aから引き抜かれようとしても、胴部外壁突出部44aにおける垂直面44fが、筒管係止孔21cに引っかかるため、アース口金4a及び給電口金5が筒管2aから抜去され難い。更に、胴部外壁突出部44aにおける周方向の幅を、筒管係止孔21cにおける周方向の幅とほぼ等しくしつつ、胴部外壁突出部44aが筒管係止孔21cに適切に係止されるように、両者の幅を設定することにより、筒管2a及び外管3とアース口金4a及び給電口金5との相互の回転ずれを抑制できる。更にまた、筒管係止孔21c及び胴部外壁突出部44aは、夫々筒管2a並びにアース口金4a及び給電口金5における胴部43aに形成されているため、筒管2a並びにアース口金4a及び給電口金5以外の部材を用いることなく、簡素な構成で安定的に嵌合状態を維持することができる。このため、嵌合強度及び気密性(防水性)を改善した高品質な照明ランプ1aを安定的に製造することができる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3に係る照明ランプ1bについて説明する。図4(a)は、実施の形態3に係る照明ランプ1bにおけるアース口金4bの軸方向断面図、図4(b)は、同じくこのアース口金4bの周方向断面図、図4(c)は、実施の形態3に係る照明ランプ1bにおける筒管2b及び外管3の軸方向断面図、図4(d)は、同じくこの筒管2b及び外管3の周方向断面図、図4(e)は、実施の形態3に係る照明ランプ1bにおけるアース口金4bと筒管2bとが嵌合した状態を示す軸方向断面図である。本実施の形態は、アース口金4b及び給電口金5(図示せず)における胴部43bに、胴部係止孔44c及び胴部外壁突出部44aが形成されていると共に、筒管2bに、筒管内壁突出部21a及び筒管係止孔21cが形成されている点で、実施の形態1,2と相違する。本実施の形態3では、実施の形態1,2と共通する部分は説明を省略し、実施の形態1,2との相違点を中心に説明する。
図4(a),(b)に示すように、アース口金4bにおける胴部43bには、胴部43bの径方向に平行(図4に示すT−T)且つ胴部43bの軸Oに対し対称となる位置に、胴部係止孔44c及び胴部外壁突出部44aが夫々1個ずつ形成されている。この胴部係止孔44cは、実施の形態1に係る照明ランプ1における胴部係止孔44cと同様であり、また、胴部外壁突出部44aは、実施の形態2に係る照明ランプ1aにおける胴部外壁突出部44aと同様である。なお、本実施の形態においては、アース口金4bにおける胴部係止孔44c及び胴部外壁突出部44aについて説明しているが、給電口金5においても、同様に胴部係止孔44c及び胴部外壁突出部44aを形成することが可能である。
また、図4(c),(d)に示すように、筒管2bには、筒管2bの径方向に平行(図4に示すT−T)且つ筒管2bの軸Oに対し対称となる位置に、筒管内壁突出部21a及び筒管係止孔21cが夫々1個ずつ形成されている。この筒管内壁突出部21aは、実施の形態1に係る照明ランプ1における筒管内壁突出部21aと同様であり、また、筒管係止孔21cは、実施の形態2に係る照明ランプ1aにおける筒管係止孔21cと同様である。
本実施の形態でも、アース口金筐体41b及び給電口金筐体51並びに筒管2bが、樹脂であるため、アース口金筐体41b及び給電口金筐体51に胴部係止孔44c及び胴部外壁突出部44aを形成すると共に、筒管2bに筒管内壁突出部21a及び筒管係止孔21cを形成することが容易である。また、アース口金4b及び給電口金5における胴部43bが、筒管2bから引き抜かれようとしても、筒管内壁突出部21aにおける垂直面21fが、胴部係止孔44cに引っかかると共に、胴部外壁突出部44aにおける垂直面44fが、筒管係止孔21cに引っかかるため、アース口金4b及び給電口金5が筒管2bから抜去され難い。更に、筒管内壁突出部21a及び胴部外壁突出部44aにおける周方向の幅を、胴部係止孔44c及び筒管係止孔21cにおける周方向の幅とほぼ等しくしつつ、筒管内壁突出部21a及び胴部外壁突出部44aが胴部係止孔44c及び筒管係止孔21cに適切に係止されるように、幅を設定することにより、筒管2b及び外管3とアース口金4b及び給電口金5との相互の回転ずれを抑制できる。更にまた、筒管内壁突出部21a及び筒管係止孔21c並びに胴部係止孔44c及び胴部外壁突出部44aは、夫々筒管2b並びにアース口金4b及び給電口金5における胴部43bに形成されているため、筒管2b並びにアース口金4b及び給電口金5以外の部材を用いることなく、簡素な構成で安定的に嵌合状態を維持することができる。このため、嵌合強度及び気密性(防水性)を改善した高品質な照明ランプ1bを安定的に製造することができる。
更に、本実施の形態においては、図4(e)に示すように、筒管内壁突出部21aが胴部係止孔44cに対応すると共に、胴部外壁突出部44aが筒管係止孔21cに対応するように、筒管2bと胴部43bとが嵌合するため、筒管2bとアース口金4b及び給電口金5との嵌合の周方向の向きを固定することができる。このため、本実施の形態は、両者の嵌合の向きを指定する必要がある場合に、有効である。
実施の形態4.
次に、実施の形態4に係る照明ランプ1cについて説明する。図5(a)は、実施の形態4に係る照明ランプ1cにおけるアース口金4cの軸方向断面図、図5(b)は、同じくこのアース口金4cの周方向断面図、図5(c)は、実施の形態4に係る照明ランプ1cにおける筒管2c及び外管3aの軸方向断面図、図5(d)は、同じくこの筒管2c及び外管3aの周方向断面図、図5(e)は、実施の形態4に係る照明ランプ1cにおけるアース口金4cと筒管2cとが嵌合した状態を示す軸方向断面図である。本実施の形態は、アース口金4c及び給電口金5(図示せず)における胴部43cの内径が、筒管2cの外径よりも大きく、また、筒管2cに筒管外壁突出部21bが形成されている点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態4では、実施の形態1と共通する部分は説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図5(a),(b)に示すように、アース口金4cにおける胴部43cには、胴部43cの外壁から内壁に向けて貫通している孔が、胴部43cの径方向に平行(図5に示すT−T)且つ胴部43cの軸Oに対し対称となる位置に2個形成されており、この2個の孔は、筒管2cとアース口金4cにおける胴部43cとが嵌合した状態で、筒管外壁突出部21bが係止される胴部係止孔44cである。
そして、図5(c),(d)に示すように、筒管2cには、筒管2cの外壁から突出する2個の筒管外壁突出部21bが、筒管2cの径方向に平行(図5に示すT−T)且つ筒管2cの軸Oに対し対称となる位置に設けられている。この筒管外壁突出部21bは、筒管2cの一端部の側から、筒管2cの軸方向に徐々に筒管2cの外壁から離れるように傾斜する傾斜面21eと、この傾斜面21eの頂部から、筒管2cの外壁に向けて、筒管2cの軸方向に垂直の方向に降下する垂直面21fとを有する。また、筒管2cの長さは、外管3aの長さよりも長くなるように形成されている。
アース口金4cにおける胴部43cの内径は、筒管2cの外径よりも大きい。この寸法については、筒管外壁突出部21bが、胴部係止孔44cに係止されて、筒管2cとアース口金4cにおける胴部43cとが嵌合した状態で、胴部43cの内壁が筒管2cの外壁と当接するように、予め設定されている。例えば、胴部43cの内径をR1、胴部43cの内径の最大公差をX1、筒管2cの外径をr1、筒管2cの外径の最大公差をY1とすると、下記式(4)を満たすように、各寸法が決定される。
R1−X1=r1+Y1・・・・・・(4)
最大公差X1及びY1は、樹脂成形における公差であり、例えば、X1=Y1=0.2mm〜0.3mm程度である。なお、胴部43cの内壁と筒管2cの外壁との当接強度を強める場合には、調整定数をAとすると、下記式(5)を満たすように、各寸法が決定される。
R1−X1−A=r1+Y1・・・・(5)
また、胴部43cの内壁と筒管2cの外壁との当接強度を弱める場合には、下記式(6)を満たすように、各寸法が決定される。
R1−X1+A=r1+Y1・・・・(6)
調整定数Aは、例えば、A=0.1mm程度である。
そして、図5(e)に示すように、筒管外壁突出部21bが胴部係止孔44cに係止されることにより、筒管2cと胴部43cとが嵌合する。本実施の形態でも、アース口金筐体41c及び給電口金筐体51並びに筒管2cが、樹脂であるため、アース口金筐体41c及び給電口金筐体51に胴部係止孔44cを形成すると共に、筒管2cに筒管外壁突出部21bを形成することが容易である。また、アース口金4c及び給電口金5における胴部43cが、筒管2cから引き抜かれようとしても、筒管外壁突出部21bにおける垂直面21fが、胴部係止孔44cに引っかかるため、アース口金4c及び給電口金5が筒管2cから抜去され難い。更に、筒管外壁突出部21bにおける周方向の幅を、胴部係止孔44cにおける周方向の幅とほぼ等しくしつつ、筒管外壁突出部21bが胴部係止孔44cに適切に係止されるように、両者の幅を設定することにより、筒管2c及び外管3aとアース口金4c及び給電口金5との相互の回転ずれを抑制できる。更にまた、筒管外壁突出部21b及び胴部係止孔44cは、夫々筒管2c並びにアース口金4c及び給電口金5における胴部43cに形成されているため、筒管2c並びにアース口金4c及び給電口金5以外の部材を用いることなく、簡素な構成で安定的に嵌合状態を維持することができる。このため、嵌合強度及び気密性(防水性)を改善した高品質な照明ランプ1cを安定的に製造することができる。
実施の形態5.
次に、実施の形態5に係る照明ランプ1dについて説明する。図6(a)は、実施の形態5に係る照明ランプ1dにおけるアース口金4dの軸方向断面図、図6(b)は、同じくこのアース口金4dの周方向断面図、図6(c)は、実施の形態5に係る照明ランプ1dにおける筒管2d及び外管3aの軸方向断面図、図6(d)は、同じくこの筒管2d及び外管3aの周方向断面図、図6(e)は、実施の形態5に係る照明ランプ1dにおけるアース口金4dと筒管2dとが嵌合した状態を示す軸方向断面図である。本実施の形態は、アース口金4d及び給電口金5(図示せず)における胴部43dに、胴部内壁突出部44bが形成されていると共に、筒管2dに、筒管係止孔21cが形成されている点で、実施の形態4と相違する。本実施の形態5では、実施の形態4と共通する部分は説明を省略し、実施の形態4との相違点を中心に説明する。
図6(a),(b)に示すように、アース口金4dにおける胴部43dには、胴部43dの内壁から突出する2個の胴部内壁突出部44bが、胴部43dの径方向に平行(図6に示すT−T)且つ胴部43dの軸Oに対し対称となる位置に設けられている。この胴部内壁突出部44bは、胴部43dの端面の側から、胴部43dの軸方向に徐々に胴部43dの内壁から離れるように傾斜する傾斜面44eと、この傾斜面44eの頂部から、胴部43dの内壁に向けて、胴部43dの軸方向に垂直の方向に降下する垂直面44fとを有する。
そして、図6(c),(d)に示すように、筒管2dには、筒管2dの外壁から内壁に向けて貫通している孔が、筒管2dの径方向に平行(図6に示すT−T)且つ筒管2dの軸Oに対し対称となる位置に2個形成されており、この2個の孔は、筒管2dとアース口金4dにおける胴部43dとが嵌合した状態で、胴部内壁突出部44bが係止される筒管係止孔21cである。
そして、図6(e)に示すように、胴部内壁突出部44bが筒管係止孔21cに係止されることにより、筒管2dと胴部43dとが嵌合する。本実施の形態でも、アース口金筐体41d及び給電口金筐体51並びに筒管2dが、樹脂であるため、アース口金筐体41d及び給電口金筐体51に胴部内壁突出部44bを形成すると共に、筒管2dに筒管係止孔21cを形成することが容易である。また、アース口金4d及び給電口金5における胴部43dが、筒管2dから引き抜かれようとしても、胴部内壁突出部44bにおける垂直面44fが、筒管係止孔21cに引っかかるため、アース口金4d及び給電口金5が筒管2dから抜去され難い。更に、胴部内壁突出部44bにおける周方向の幅を、筒管係止孔21cにおける周方向の幅とほぼ等しくしつつ、胴部内壁突出部44bが筒管係止孔21cに適切に係止されるように、両者の幅を設定することにより、筒管2d及び外管3aとアース口金4d及び給電口金5との相互の回転ずれを抑制できる。更にまた、筒管係止孔21c及び胴部内壁突出部44bは、夫々筒管2d並びにアース口金4d及び給電口金5における胴部43dに形成されているため、筒管2d並びにアース口金4d及び給電口金5以外の部材を用いることなく、簡素な構成で安定的に嵌合状態を維持することができる。このため、嵌合強度及び気密性(防水性)を改善した高品質な照明ランプ1dを安定的に製造することができる。
実施の形態6.
次に、実施の形態6に係る照明ランプ1eについて説明する。図7(a)は、実施の形態6に係る照明ランプ1eにおけるアース口金4eの軸方向断面図、図7(b)は、同じくこのアース口金4eの周方向断面図、図7(c)は、実施の形態6に係る照明ランプ1eにおける筒管2e及び外管3aの軸方向断面図、図7(d)は、同じくこの筒管2e及び外管3aの周方向断面図、図7(e)は、実施の形態6に係る照明ランプ1eにおけるアース口金4eと筒管2eとが嵌合した状態を示す軸方向断面図である。本実施の形態は、アース口金4e及び給電口金5(図示せず)における胴部43eに、胴部係止孔44c及び胴部内壁突出部44bが形成されていると共に、筒管2eに、筒管外壁突出部21b及び筒管係止孔21cが形成されている点で、実施の形態4,5と相違する。本実施の形態6では、実施の形態4,5と共通する部分は説明を省略し、実施の形態4,5との相違点を中心に説明する。
図7(a),(b)に示すように、アース口金4eにおける胴部43eには、胴部43eの径方向に平行(図7に示すT−T)且つ胴部43eの軸Oに対し対称となる位置に、胴部係止孔44c及び胴部内壁突出部44bが夫々1個ずつ形成されている。この胴部係止孔44cは、実施の形態4に係る照明ランプ1cにおける胴部係止孔44cと同様であり、また、胴部内壁突出部44bは、実施の形態5に係る照明ランプ1dにおける胴部内壁突出部44bと同様である。
また、図7(c),(d)に示すように、筒管2eには、筒管2eの径方向に平行(図7に示すT−T)且つ筒管2eの軸Oに対し対称となる位置に、筒管外壁突出部21b及び筒管係止孔21cが夫々1個ずつ形成されている。この筒管外壁突出部21bは、実施の形態4に係る照明ランプ1cにおける筒管外壁突出部21bと同様であり、また、筒管係止孔21cは、実施の形態5に係る照明ランプ1dにおける筒管係止孔21cと同様である。
本実施の形態でも、アース口金筐体41e及び給電口金筐体51並びに筒管2eが、樹脂であるため、アース口金筐体41e及び給電口金筐体51に胴部係止孔44c及び胴部内壁突出部44bを形成すると共に、筒管2eに筒管外壁突出部21b及び筒管係止孔21cを形成することが容易である。また、アース口金4e及び給電口金5における胴部43eが、筒管2eから引き抜かれようとしても、筒管外壁突出部21bにおける垂直面21fが、胴部係止孔44cに引っかかると共に、胴部内壁突出部44bにおける垂直面44fが、筒管係止孔21cに引っかかるため、アース口金4e及び給電口金5が筒管2eから抜去され難い。更に、筒管外壁突出部21b及び胴部内壁突出部44bにおける周方向の幅を、胴部係止孔44c及び筒管係止孔21cにおける周方向の幅とほぼ等しくしつつ、筒管外壁突出部21b及び胴部内壁突出部44bが胴部係止孔44c及び筒管係止孔21cに適切に係止されるように、幅を設定することにより、筒管2e及び外管3aとアース口金4e及び給電口金5との相互の回転ずれを抑制できる。更にまた、筒管外壁突出部21b及び筒管係止孔21c並びに胴部係止孔44c及び胴部内壁突出部44bは、夫々筒管2e並びにアース口金4e及び給電口金5における胴部43eに形成されているため、筒管2e並びにアース口金4e及び給電口金5以外の部材を用いることなく、簡素な構成で安定的に嵌合状態を維持することができる。このため、嵌合強度及び気密性(防水性)を改善した高品質な照明ランプ1eを安定的に製造することができる。
更に、本実施の形態においては、図7(e)に示すように、筒管外壁突出部21bが胴部係止孔44cに対応すると共に、胴部内壁突出部44bが筒管係止孔21cに対応するように、筒管2eと胴部43eとが嵌合するため、筒管2eとアース口金4e及び給電口金5との嵌合の周方向の向きを固定することができる。このため、本実施の形態は、両者の嵌合の向きを指定する必要がある場合に、有効である。
実施の形態7.
次に、実施の形態7に係る照明ランプ1fについて説明する。図8(a)は、実施の形態7に係る照明ランプ1fにおけるアース口金4fの軸方向断面図、図8(b)は、同じくこのアース口金4fの周方向断面図、図8(c)は、実施の形態7に係る照明ランプ1fにおける筒管2f及び外管3aの軸方向断面図、図8(d)は、同じくこの筒管2f及び外管3aの周方向断面図、図8(e)は、実施の形態7に係る照明ランプ1fにおけるアース口金4fと筒管2fとが嵌合した状態を示す軸方向断面図である。本実施の形態は、アース口金4f及び給電口金5(図示せず)における胴部43fが、筒管2fの内径よりも小さい外径を有する内側胴部46と、筒管2fの外径よりも大きい内径を有する外側胴部47とから構成され、これらの内側胴部46及び外側胴部47に、夫々胴部係止孔44cが形成されると共に、筒管2fに、筒管内壁突出部21a及び筒管外壁突出部21bが設けられている点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態7では、実施の形態1と共通する部分は説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図8(a),(b)に示すように、アース口金4fにおける胴部43fのうち、内側胴部46には、内側胴部46の外壁から内壁に向けて貫通している孔が、胴部43fの径方向に平行(図8に示すT−T)且つ胴部43fの軸Oに対し対称となる位置に2個形成されており、この2個の孔は、筒管2fとアース口金4fにおける胴部43fとが嵌合した状態で、筒管内壁突出部21aが係止される胴部係止孔44cである。また、外側胴部47にも、外側胴部47の外壁から内壁に向けて貫通している孔が、胴部43fの径方向に平行(図8に示すT−T)且つ胴部43fの軸Oに対し対称となる位置に2個形成されており、この2個の孔は、筒管2fとアース口金4fにおける胴部43fとが嵌合した状態で、筒管外壁突出部21bが係止される胴部係止孔44cである。
そして、図8(c),(d)に示すように、筒管2fには、筒管2fの外壁から突出する2個の筒管外壁突出部21bが、筒管2fの径方向に平行(図8に示すT−T)且つ筒管2fの軸Oに対し対称となる位置に設けられている。この筒管外壁突出部21bは、筒管2fの一端部の側から、筒管2fの軸方向に徐々に筒管2fの外壁から離れるように傾斜する傾斜面21eと、この傾斜面21eの頂部から、筒管2fの外壁に向けて、筒管2fの軸方向に垂直の方向に降下する垂直面21fとを有する。これと同様に、筒管2fには、筒管2fの内壁から突出する2個の筒管内壁突出部21aが、筒管2fの径方向に平行(図8に示すT−T)且つ筒管2fの軸Oに対し対称となる位置に設けられている。この筒管内壁突出部21aも、筒管2fの一端部の側から、筒管2fの軸方向に徐々に筒管2fの内壁から離れるように傾斜する傾斜面21eと、この傾斜面21eの頂部から、筒管2fの内壁に向けて、筒管2fの軸方向に垂直の方向に降下する垂直面21fとを有する。なお、筒管2fの長さは、外管3aの長さよりも長くなるように形成されている。
アース口金4fにおける胴部43fの寸法については、筒管内壁突出部21aが、内側胴部46における胴部係止孔44cに係止されて、筒管2fとアース口金4fにおける胴部43fとが嵌合した状態で、内側胴部46の外壁が筒管2fの内壁と当接すると共に、筒管外壁突出部21bが、外側胴部47における胴部係止孔44cに係止されて、筒管2fとアース口金4fにおける胴部43fとが嵌合した状態で、外側胴部47の内壁が筒管2fの外壁と当接するように、予め設定されている。例えば、外側胴部47の内径をR3、外側胴部47の内径の最大公差をX3、筒管2fの外径をr3、筒管2fの外径の最大公差をY3とし、更に、内側胴部46の外径をR4、内側胴部46の外径の最大公差をX4、筒管2fの内径をr4、筒管2fの内径の最大公差をY4とすると、下記式(7)及び式(8)を満たすように、各寸法が決定される。
R3−X3=r3+Y3・・・・・・(7)
R4+X4=r4−Y4・・・・・・(8)
最大公差X3、Y3、X4及びY4は、樹脂成形における公差であり、例えば、X3=Y3=X4=Y4=0.2mm〜0.3mm程度である。なお、外側胴部47の内壁と筒管2fの外壁との当接強度及び内側胴部46の外壁と筒管2fの内壁との当接強度を強める場合には、調整定数をAとすると、下記式(9)及び式(10)を満たすように、各寸法が決定される。
R3−X3−A=r3+Y3・・・・(9)
R4+X4+A=r4−Y4・・・・(10)
また、外側胴部47の内壁と筒管2fの外壁との当接強度及び内側胴部46の外壁と筒管2fの内壁との当接強度を弱める場合には、下記式(11)及び式(12)を満たすように、各寸法が決定される。
R3−X3+A=r3+Y3・・・・(11)
R4+X4−A=r4−Y4・・・・(12)
調整定数Aは、例えば、A=0.1mm程度である。
本実施の形態でも、アース口金筐体41f及び給電口金筐体51並びに筒管2fが、樹脂であるため、アース口金筐体41f及び給電口金筐体51に胴部係止孔44cを形成すると共に、筒管2fに筒管外壁突出部21b及び筒管内壁突出部21aを形成することが容易である。また、アース口金4f及び給電口金5における胴部43fが、筒管2fから引き抜かれようとしても、筒管外壁突出部21b及び筒管内壁突出部21aにおける垂直面21fが、胴部係止孔44cに引っかかるため、アース口金4f及び給電口金5が筒管2fから抜去され難い。更に、筒管外壁突出部21b及び筒管内壁突出部21aにおける周方向の幅を、胴部係止孔44cにおける周方向の幅とほぼ等しくしつつ、筒管外壁突出部21b及び筒管内壁突出部21aが胴部係止孔44cに適切に係止されるように、幅を設定することにより、筒管2f及び外管3aとアース口金4f及び給電口金5との相互の回転ずれを抑制できる。更にまた、筒管外壁突出部21b及び筒管内壁突出部21a並びに胴部係止孔44cは、夫々筒管2f並びにアース口金4f及び給電口金5における胴部43fに形成されているため、筒管2f並びにアース口金4f及び給電口金5以外の部材を用いることなく、簡素な構成で安定的に嵌合状態を維持することができる。このため、嵌合強度及び気密性(防水性)を改善した高品質な照明ランプ1fを安定的に製造することができる。
更に、本実施の形態においては、図8(e)に示すように、筒管外壁突出部21bが外側胴部47における胴部係止孔44cに係止されると共に、筒管内壁突出部21aが内側胴部46における胴部係止孔44cに係止されることにより、外側胴部47及び内側胴部46が、筒管2fを挟持しつつ、筒管2fとアース口金4fとが嵌合するため、両者の嵌合強度を高めることができる。
実施の形態8.
次に、実施の形態8に係る照明ランプ1gについて説明する。図9(a)は、実施の形態8に係る照明ランプ1gにおける筒管2gの展開図、図9(b)は、同じくこの筒管2gの軸方向断面図、図9(c)は、同じくこの筒管2gの径方向断面図である。本実施の形態は、筒管2gにおける筒管内壁突出部21aの周囲の一部に、スリット孔61が設けられている点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態8では、実施の形態1と共通する部分は説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図9(a)に示すように、本実施の形態では、筒管内壁突出部21aの外周に、スリット孔61が設けられている。より詳しくは、筒管内壁突出部21aの外周のうち、図9(b)に示すように、筒管内壁突出部21aにおける垂直面21fに隣接する部分に設けられていると共に、図9(c)に示すように、筒管内壁突出部21aの側面に隣接する部分に設けられている。これにより、筒管内壁突出部21aは、片持ち状になって撓みやすくなる。なお、このスリット孔61は、筒管外壁突出部21b、胴部内壁突出部44b又は胴部外壁突出部44aの外周に設けられていてもよい。
次に、実施の形態8に係る照明ランプ1gの作用について説明する。図10(a)は、実施の形態8に係る照明ランプ1gにおけるアース口金4gと筒管2gとが嵌合する前の状態を示す軸方向断面図、図10(b)は、同じくこのアース口金4gと筒管2gとが嵌合する直前の状態を示す軸方向断面図、図10(c)は、同じくこのアース口金4gと筒管2gとが嵌合した状態を示す軸方向断面図である。図10(a)に示すように、照明ランプ1gを組み立てる際に、アース口金4gの胴部43gが、筒管2gの内部に進入していくと、胴部43gの端部が筒管内壁突出部21aに到達する。そして、図10(b)に示すように、胴部43gの端部が、筒管内壁突出部21aにおける傾斜面21eを摺動しつつ、胴部43gは、更に筒管2gの内部に進入する。その際、筒管内壁突出部21aは管外方向に一旦広げられる(図10(b)に示す白抜き矢印)が、筒管2gには、この広がりを妨げるように管軸方向に応力が付加される。しかし、本実施の形態では、筒管内壁突出部21aにおける垂直面21fに隣接する部分にスリット孔61が設けられているため、筒管内壁突出部21aが管外方向に容易にたわむため、この管軸方向への応力を軽減することができる。これにより、図10(c)に示すように、筒管内壁突出部21aは胴部係止孔44cに容易に係止される。
更に、筒管内壁突出部21aの側面に隣接する部分にもスリット孔61が設けられているため、アース口金4g及び給電口金5(図示せず)を筒管2gに挿入する際の応力が分散されるため、筒管内壁突出部21aの損傷を抑制すると共に、組立作業性も改善することができる。これにより、高品質な照明ランプ1gを安定的に製造することができる。
実施の形態9.
次に、実施の形態9に係る照明ランプ1hについて説明する。図11(a)は、実施の形態8に係る照明ランプ1gにおける筒管2gの軸方向断面図、図11(b)は、実施の形態9に係る照明ランプ1hにおける筒管2hの軸方向断面図である。本実施の形態は、アース口金4hにおける胴部係止孔44dが、胴部43hを貫通しておらず、溝になっている点で、実施の形態8と相違する。なお、胴部係止孔44dに限らず、筒管係止孔21cを溝形状にしてもよい。図11(b)に示すように、胴部係止孔44dが溝になっているため、図10(a)に示す実施の形態8の胴部係止孔44cよりも、アース口金4h及び給電口金5(図示せず)を筒管2hに挿入する際の胴部係止孔44dの強度を向上することができる。従って、胴部係止孔44dの損傷を抑制すると共に、組立作業性も改善することができる。このため、高品質な照明ランプ1hを安定的に製造することができる。
1,1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,1h 照明ランプ、2,2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g,2h 筒管、3,3a 外管、4,4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4h アース口金、5 給電口金、11 発光部、12 LED、13 基板、14 駆動回路、15 接着部材、21a 筒管内壁突出部、21b 筒管外壁突出部、21c 筒管係止孔、21e 傾斜面、21f 垂直面、41,41a,41b,41c,41d,41e,41f,41g,41h アース口金筐体、42 頭部、43,43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43h 胴部、44a 胴部外壁突出部、44b 胴部内壁突出部、44c,44d 胴部係止孔、44e 傾斜面、44f 垂直面、45 アース端子、46 内側胴部、47 外側胴部、51 給電口金筐体、52 給電端子、61 スリット孔。

Claims (10)

  1. 発光部と、
    前記発光部が内部に配設され前記発光部から出射される光を透過させる筒状の筒管と、
    前記筒管の端部に嵌合する筒状の胴部及び前記胴部と一体的に形成され、前記筒管と前記胴部とが嵌合した状態で前記筒管の端面に当接する頭部を有する口金と、を備え、
    前記筒管及び前記胴部のうち、一方には、前記筒管及び前記胴部の径方向に突出する突出部が設けられ、他方には、前記突出部が係止される係止孔が設けられている
    ことを特徴とする照明ランプ。
  2. 前記突出部として、前記筒管の内壁から突出する少なくとも1個以上の筒管内壁突出部を有し、
    前記係止孔として、前記胴部に形成され、前記筒管内壁突出部が係止される少なくとも1個以上の胴部係止孔を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明ランプ。
  3. 前記突出部として、前記胴部の外壁から突出する少なくとも1個以上の胴部外壁突出部を有し、
    前記係止孔として、前記筒管に形成され、前記胴部外壁突出部が係止される少なくとも1個以上の筒管係止孔を有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の照明ランプ。
  4. 前記突出部として、前記筒管の外壁から突出する少なくとも1個以上の筒管外壁突出部を有し、
    前記係止孔として、前記胴部に形成され、前記筒管外壁突出部が係止される少なくとも1個以上の胴部係止孔を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明ランプ。
  5. 前記突出部として、前記胴部の内壁から突出する少なくとも1個以上の胴部内壁突出部を有し、
    前記係止孔として、前記筒管に形成され、前記胴部内壁突出部が係止される少なくとも1個以上の筒管係止孔を有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項4記載の照明ランプ。
  6. 前記突出部として、前記筒管の内壁及び外壁から突出する少なくとも夫々1個以上の筒管内壁突出部及び筒管外壁突出部を有し、
    前記係止孔として、前記胴部に形成され、前記筒管内壁突出部及び前記筒管外壁突出部が夫々係止される胴部係止孔を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明ランプ。
  7. 前記筒管又は前記胴部には、前記突出部が片持ち状になって撓むように、前記突出部の周囲の一部にスリット孔が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の照明ランプ。
  8. 前記係止孔は、前記筒管又は前記胴部の外壁から内壁に向けて貫通している
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の照明ランプ。
  9. 前記筒管の材質及び前記胴部における前記筒管と嵌合する部分の材質は樹脂を含む
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の照明ランプ。
  10. 前記筒管と同心的に配置されると共に前記筒管の外径よりも大きい内径を有する筒状の外管を備え、
    前記外管の材質はガラスを含む
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の照明ランプ。
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