JP7106084B2

JP7106084B2 - 孔ナシ回転照明ソケット

Info

Publication number: JP7106084B2
Application number: JP2021533232A
Authority: JP
Inventors: 盧福星; 廖斯山
Original assignee: 厦門普為光電科技有限公司
Priority date: 2019-01-31
Filing date: 2019-01-31
Publication date: 2022-07-26
Anticipated expiration: 2039-01-31
Also published as: EP3919807A1; US11460154B2; JP2022513202A; EP3919807A4; US20220049821A1; WO2020155036A1

Description

本発明は、回転照明ソケットに関し、特に孔ナシの回転照明ソケットに関する。

照明技術の分野では、ＯＬＥＤ（有機発光ダイオード）は、自己発光（ｓｅｌｆ－ｅｍｉｓｓｉｖｅ）、広い視野角、速い応答時間、広い使用可能温度範囲、高コントラスト、低消費電力、および簡単な製造プロセス等の利点を有するので、照明器具の製造において、徐々に重視されるようになっているが、依然として多くの改善の余地がある。

日常生活において、照明器具は不可欠な重要な道具である。特に、長い形状の照明は、家庭又は企業でよく用いられ、非常に一般的である。幾つかの照明器具において、照明ソケットには、しばしば孔が開設されており、あるものは、放熱作用のためであり、またあるものは、照明器具の構造の配線の必要のために設計されている。しかしながら、プロセスにより多くのコストがかかり、且つ照明ソケットのロック機能が制限を受け、また、灰塵や虫が孔から照明器具内部に入ることもあり得る。

本発明の目的は、孔ナシ回転照明ソケットを提供することである。

上記の問題に鑑み、本発明の一実施形態は、ケーシング部材、回転リング体及び側端カバーを含み、前記回転リング体の両端の凹溝は、それぞれ前記ケーシング部材及び前記側端カバーが被せられ、前記回転リング体が前記ケーシング部材から離れる向きに移動することによって、前記回転リング体及び前記ケーシング部材の元々の係合状態から離脱状態が形成され、前記側端カバーの外側端面は、平坦領域及び２つの挿入孔を含み、前記平坦領域は、前記挿入孔外に位置し、２つの導電柱は、前記挿入孔にそれぞれ挿入され、前記側端カバーは、２つの外環の側壁と前記２つの外環の側壁との間の開口に延伸し、前記開口の位置の前記側端カバーの内側面に対応して係合構造が突出され、前記側端カバーの引き抜き方向は、前記開口から離脱し、前記側端カバーの内側面から外向きに離脱する孔ナシ回転照明ソケットを提供する。

上記孔ナシ回転照明ソケットの好適実施形態において、前記ケーシング部材は、前記ケーシング部材の第１端に位置する第１回転構造を更に含み、前記第１回転構造は、凸柱及び前記凸柱の外部に位置する位置決めブロックを含む。

上記孔ナシ回転照明ソケットの好適実施形態において、前記回転リング体の内壁面は、位置決め構造を含み、前記位置決め構造は、前記第１回転構造を限位し、前記位置決め構造は、前記凸柱を係合する貫通孔を含む。

上記孔ナシ回転照明ソケットの好適実施形態において、前記側端カバーは、前記第１回転構造と締結された第２回転構造を更に含む。

上記孔ナシ回転照明ソケットの好適実施形態において、前記側端カバーは、側壁が延伸され、前記位置決め構造は、前記回転リング体の内壁面に係合溝が設けられ、前記側壁は、前記係合溝に係合する。

上記孔ナシ回転照明ソケットの好適実施形態において、前記回転リング体の外環面に複数の線状刻印が設けられ、前記ケーシング部材は、外環部及び前記外環部上のバンプを突出し、前記線状刻印は、前記バンプに位置合わされる。

要約すると、本発明の一実施形態によれば、回転照明ソケット及び照明器具の設計により、回転照明ソケットの側端カバーが、プロセス上、その引き抜き方向が従来技術と異なり、且つ側端カバーの端面に挿入孔が開設される以外に、その他の孔が開設されず、言い換えれば、側端カバーが通気孔を有さず且つロック機能を有することを実現する。また、この回転照明ソケット構造設計により、防塵の効果を有し、虫の進入を防止し、照明器具内部の完全な使用効率を維持することができる。従来技術が直面する問題を解決し、極めて有益性を備える。

本発明の照明器具の一実施形態の分解説明図である。本発明の回転照明ソケットの一実施形態の使用状態説明図（一）である。本発明の回転照明ソケットの一実施形態の使用状態説明図（二）である。本発明の照明器具の一実施形態の組み合わせ説明図である。

以下、実施形態において本発明の詳細な特徴及び利点を説明し、その内容は、当業者が本発明の技術的内容を理解し、それに基づいて実施可能にするのに十分であり、且つ本明細書に開示される内容、請求項及び図面に基づき、当業者は、本発明の目的及び利点を容易に理解することができる。

本発明の技術内容、構造特徴、実現する目的及び効果を理解し易くするために、以下に具体的な実施形態を図面に合わせて詳しく説明する。

図１～図４を参照し、図１は、本発明の照明器具の一実施形態の分解説明図である。図２は、本発明の回転照明ソケットの一実施形態の使用状態説明図（一）である。図３は、本発明の回転照明ソケットの一実施形態の使用状態説明図（二）である。図４は、本発明の照明器具の一実施形態の組み合わせ説明図である。本実施形態において、回転照明ソケット１は、ケーシング部材１１、回転リング体１２及び側端カバー１３を含む。

本実施形態において、ケーシング部材１１は、中空丸管体であり、連通した第１端１１ａ及び相対する第２端１１ｂを含む。

本実施形態において、回転リング体１２は、中空丸管体であり、ケーシング部材１１の第１端１１ａに被せられる。回転リング体１２の長さは、ケーシング部材１１の長さよりも短い。

本実施形態において、側端カバー１３は、円盤状であり、側端カバー１３は、前記回転リング体１２に被さり、前記ケーシング部材１１と結合され、端面１３１及び管壁１３２を含み、前記端面１３１は、前記管壁１３２に接続され、前記管壁１３２は、管口１３２１を含み、前記管口１３２１は、前記第１端１１ａに面し、前記端面１３１は、平坦領域１３１１及び２つの挿入孔１３１２を含み、前記平坦領域１３１１は、前記挿入孔１３１２外に位置する。

本実施形態において、２つの導電柱１４は、前記挿入孔１３１２内にそれぞれ挿入され、導電柱１４は、銅柱である。

本実施形態において、前記回転リング体１２の両端に凹溝が形成され、凹溝内に前記ケーシング部材１１及び前記側端カバー１３がそれぞれ被せられ、前記回転リング体１２が前記ケーシング部材１１から離れる向きに移動する時、前記回転リング体１２は、前記ケーシング部材１１と元々は係合状態であったのが、離脱状態を形成する。

本実施形態において、端面１３１上に挿入孔１３１２の設計のみを有し、平坦領域には、その他の孔を開設せず、このようにして、前記側端カバー１３は、２つの外環側壁１３５及び２つの外環側壁１３５の間の開口１３６が延伸され、開口１３６の位置に対応した側端カバー１３の内側面に係合構造１３７が突出され、プロセス上、側端カバー１３の引き抜き方向が従来技術と異なり、側端カバー１３の引き抜き方向を変更し、モジュールの引き抜き方向は、それぞれ開口１３６から離脱し、側端カバー１３の内側面から外へ離脱し、且つ側端カバー１３は、通気孔を有さず且つロック機能を有することを実現する。また、防塵の効果を有し、虫が進入して、適用される照明器具１００の導電性を破壊することを防止する。

本実施形態において、前記ケーシング部材１１は、前記第１端１１ａに位置する第１回転構造１１１を更に含み、前記回転リング体１２の内壁面は、位置決め構造１２１を含み、前記位置決め構造１２１は、前記第１回転構造１１１を限位し、前記側端カバー１３は、前記第１回転構造１１１と締結する第２回転構造１３３を更に含む。

本実施形態において、第１回転構造１１１は、凸柱１１１ａを含み、且つ螺旋構造を有し、凸柱１１１ａの外部に位置決めブロック１１１ｂを有し、位置決め構造１２１は、貫通孔１２１１を含み、前記貫通孔１２１１は、歯車状であり、このように、回転することによって位置決めブロック１１１ｂを締結し、第１回転構造１１１を限位する機能を達成する。

本実施形態において、第２回転構造１３３は、第１回転構造１１１に対応し、別の形式の締結構造を有し、回転によって第１回転構造１１１（凸柱）と締結することができる。但し、本発明は、これに限定するものではない。

本実施形態において、前記側端カバー１３は、外環側壁が延伸され、位置決め構造１２１は、前記回転リング体１２の内壁面に係合溝が形成され、外環側壁は、係合溝に係合し、前記回転リング体１２は、前記ケーシング部材１１から離れる向きに移動する時、前記側端カバー１３は、前記回転リング体１２に伴って移動する。

本実施形態において、回転リング体１２の外環面に複数の環形に間隔をおいて配列される線状刻印を設け、複数の線状刻印は、長い線状と短い線状を形成し、ケーシング部材１１は、外環部及び外環部上のバンプが突出され、長い線状の刻印は、バンプに位置合わせされ、位置決めブロック１１１ｂが貫通孔１２１１に嵌合されていることを確認することができる。

本実施形態において、照明器具１００に運用する時、照明器具１００は、２つの上記のような回転照明ソケット１及び照明２を含み、照明２は、２つのポート２１を含み、前記回転照明ソケット１は、前記ポート２１をそれぞれ覆い、２つの側端カバー１３は、照明器具１００の両端の外部に位置する。

本実施形態において、照明器具１００は、前記照明２内に設置される光源板３を更に含む。

本実施形態において、照明器具１００は、前記照明２内に設置され、前記光源板３及び前記導電柱１４にそれぞれ電気的に接続される電源４を更に含む。

本実施形態において、照明器具１００は、前記照明２内に設置され、前記光源板３を載置させる放熱板５を更に含む。幾つかの実施形態において、前記放熱板５は、アルミ板である。

要約すると、本発明の一実施形態によれば、回転照明ソケット及び照明器具の設計により、回転照明ソケットの側端カバーが、プロセス上、その引き抜き方向が従来技術と異なり、且つ側端カバーの端面に挿入孔が開設される以外に、その他の孔が開設されず、言い換えれば、側端カバーが通気孔を有さず且つロック機能を有することを実現する。また、この回転照明ソケット構造設計により、防塵の効果を有し、虫の進入を防止し、照明器具内部の完全な使用効率を維持することができる。

本明細書では上記各実施形態につき説明を行っているが、本発明の特許保護の範囲を制限するものではないことに留意すべきである。従って、本発明の革新的理念に基づく、本明細書に記載の実施形態への変更及び修正、または本発明の明細書及び図面の内容を用いて行われる均等の構造又は均等のプロセスの置換、直接的又は間接的に上記技術案をその他の関連する技術分野に適用することは、何れも本発明の特許請求の範囲に含まれる。

１００照明器具
１回転照明ソケット
１１ケーシング部材
１１ａ第１端
１１ｂ第２端
１１１第１回転構造
１１１ａ凸柱
１１１ｂ位置決めブロック
１２回転リング体
１２１位置決め構造
１２１１貫通孔
１３側端カバー
１３１端面
１３１１平坦領域
１３１２挿入孔
１３２管壁
１３３第２回転構造
１３２１管口
１３５外環側壁
１３６開口
１３７係合構造
１４導電柱
２照明
３光源板
４電源
５放熱板

Claims

ケーシング部材、回転リング体及び側端カバーを含み、前記回転リング体の両端の凹溝は、それぞれ前記ケーシング部材及び前記側端カバーが被せられる長尺状の孔ナシ回転照明ソケットであって、
前記回転リング体が前記ケーシング部材から離れる向きに移動することによって、前記回転リング体及び前記ケーシング部材の元々の係合状態から離脱状態となり、
前記側端カバーの外側端面は、平坦領域及び２つの挿入孔を含み、
前記平坦領域は、前記挿入孔外に位置し、２つの導電柱は、前記挿入孔にそれぞれ挿入され、
前記側端カバーは、２つの外環の側壁と前記２つの外環の側壁との間の開口に延伸し、
前記開口の位置の前記側端カバーの内側面に対応して係合構造が突出され、
前記側端カバーの引き抜き方向は、前記開口から離脱し、前記側端カバーの内側面から外向きに離脱し、
前記ケーシング部材は、前記ケーシング部材の第１端に位置する第１回転構造を更に含み、
前記第１回転構造は、凸柱及び前記凸柱の外周部に位置する複数の位置決めブロックを含み、前記複数の位置決めブロックは、前記孔ナシ回転照明ソケットの長軸方向に垂直な断面において、前記凸柱の外周部の任意の位置から互いに逆向きに突出する２つの位置決めブロックを少なくとも含み、
前記回転リング体の内壁面は、位置決め構造を含み、
前記位置決め構造は、前記第１回転構造を制限し、前記位置決め構造は、前記凸柱及び前記複数の位置決めブロックを係合する歯車状の貫通孔を含み、
前記側端カバーは、前記第１回転構造と締結する第２回転構造を更に含むことを特徴とする孔ナシ回転照明ソケット。
前記側端カバーは、側壁が延伸され、
前記位置決め構造は、前記回転リング体の内壁面に係合溝が設けられ、
前記側壁は、前記係合溝に係合することを特徴とする請求項１に記載の孔ナシ回転照明ソケット。
前記回転リング体の外環面に複数の線状刻印が設けられ、
前記ケーシング部材は、外環部及び前記外環部上のバンプを突出し、
前記線状刻印は、前記バンプに位置合わされることを特徴とする請求項１に記載の孔ナシ回転照明ソケット。