JP2014202697A - 直進移動体の位置検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より長い移動距離において、ホール素子の出力変化を確保できる、位置検出精度の高い位置検出装置を得ること。
【解決手段】XYZの直交3軸座標系のZ方向に直進移動可能に支持された直進移動体;直進移動体に支持された、巻線中心がZ方向と平行なコイル、コイル内に相対移動自在に挿通されるコイル内挿通部分を有し、永久磁石と一体化された磁性材料からなるヨーク、及び直進移動体に、永久磁石の磁束を受ける部分に固定したホール素子を備え、永久磁石は、表裏面、長さ方向の両側面及び両端面を有する直方体形状をなしていて、その表裏面をNSに着磁していること、永久磁石の表裏面は、YZ断面において、ホール素子の移動方向に対して非平行をなし、Z方向に対して傾斜していること、及び永久磁石の両側面は、XZ断面において、ホール素子の移動方向に対して非平行をなし、Z方向に対して傾斜している直進移動体の位置検出装置。
【選択図】図7

Description

本発明は、永久磁石とコイルによるリニア駆動機構によって移動される直進移動体の位置検出装置に関する。
例えば撮影レンズのフォーカシングレンズ群(直進移動体)を、回転運動を直線運動に変換する送りねじ機構に代えて、永久磁石とコイルによるボイスコイルモータ(リニア駆動機構)で直進駆動するカメラが知られている。このリニア駆動機構では、この直進移動体にホール素子を搭載し、リニア駆動機構の永久磁石を位置検出用の永久磁石として兼用することで、該直進移動体の位置検出も行うことができる。
特許文献1は、直進移動体に搭載した一対のホール素子の中心を結ぶ線分に対して、直方体形状をした永久磁石の長辺方向を傾斜させて固定配置することにより、直進移動体の単位移動量当たりのホール素子の出力変化を大きくした高精度の位置検出機構を提案している。
国際公開第2007/069680号公報
しかし、特許文献1の構成は、直進移動体の移動距離が小さい場合には有効であるが、直進移動体の移動距離が大きくなると、ホール素子の十分な出力変化を得ることができない、つまり、ホール素子が検出する磁束密度変化が不十分で正確な位置検出ができないという問題があった。
本発明は、以上の問題意識に基づき、永久磁石とコイルとを用いたリニア駆動機構によって移動される直進移動体の位置検出機構であって、より長い移動距離において、ホール素子の出力変化を確保できる、位置検出精度の高い位置検出装置を得ることを目的とする。
本発明は、ホール素子の移動方向に対してホール素子と永久磁石の間隔が3次元的に変化すれば、ホール素子が検出する永久磁石の磁束の変化がより大きくなるであろうという点に着眼して完成されたものである。すなわち本発明は、XYZの直交3軸座標系のZ方向に直進移動可能に支持された直進移動体;上記直進移動体に支持された、巻線中心をZ方向と平行な方向としたコイル;上記コイル内に相対移動自在に挿通されるコイル内挿通部分を有し、永久磁石と一体化された磁性材料からなるヨーク;及び上記直進移動体に、上記永久磁石の磁束を受ける部分に固定したホール素子;を備え、上記永久磁石は、表裏面、長さ方向の両側面及び両端面を有する直方体形状をなしていて、その表裏面または両側面をNSに着磁していること、上記永久磁石の表裏面は、YZ断面において、ホール素子の移動方向に対して非平行をなし、Z方向に対して傾斜していること、及び上記永久磁石の両側面は、XZ断面において、ホール素子の移動方向に対して非平行をなし、Z方向に対して傾斜していること、を特徴とする。
上記永久磁石は、その表裏面が直進移動体の一方の移動端から他方の移動端にかけてホール素子との距離を広げるように傾斜配置され、かつその両側面が直進移動体の上記一方の移動端から他方の移動端にかけてホール素子との距離を広げるように傾斜配置される。
上記永久磁石は、その表裏面が直進移動体の一方の移動端から他方の移動端にかけてホール素子との距離を縮めるように傾斜配置され、かつその両側面が直進移動体の上記一方の移動端から他方の移動端にかけてホール素子との距離を縮めるように傾斜配置される。
上記ヨークのコイル内挿通部分は、永久磁石の上記表裏面と平行であることが好ましい。
上記ヨークのコイル内挿通部分は、Z方向と平行にすることが実際的である。
本発明の直進移動体の位置検出装置は、直進移動体として、レンズ鏡筒のフォーカシングレンズ群に適用することができる。
本発明によれば、永久磁石とコイルとを用いたリニア駆動機構によって移動される直進移動体の位置検出機構であって、リニア駆動機構の永久磁石を、直進移動体に搭載したホール素子と協働する位置検出用永久磁石と共用しながら、直進移動体のより長い移動距離において、ホール素子の出力変化を確保できる、位置検出精度の高い位置検出装置を得ることができる。
本発明による直進移動体の位置検出装置をレンズ鏡筒のフォーカシングレンズ群の位置検出装置に適用した一実施形態を示す分解斜視図である。 図1のレンズ鏡筒の途中組立状態を示す分解斜視図である。 図2を異なる方向から見た分解斜視図である。 図1ないし図3のレンズ鏡筒からガイド軸、フォーカシングレンズ枠、ヨーク、永久磁石及びホール素子を抜き出して描いた、(A)は正面図、(B)は背面図である。 図1ないし図3のレンズ鏡筒からガイド軸、フォーカシングレンズ枠、ヨーク、永久磁石及びホール素子を抜き出して描いた、フォーカシングレンズ枠が光軸方向の最も後方(結像面側)に位置した状態の側面図である。 同フォーカシングレンズ枠が光軸方向の最も前方(被写体側)に位置した状態の側面図である。 (A)は図5、図6からガイド軸、ヨーク、永久磁石及びホール素子を抜き出して描いた側面図、(B)は一方のヨークを外して描いた平面図である。 図7に示した実施形態と従来例のホール素子位置とホール素子出力との関係をグラフで示した図である。 本発明の第2の実施形態の、(A)は図7(A)に対応する側面図、(B)は図7(B)に対応する平面図である。 本発明の第3の実施形態の、(A)は図7(A)に対応する側面図、(B)は図7(B)に対応する平面図である。
図1ないし図7は、本発明による直進移動体の位置検出装置をレンズ鏡筒100のフォーカシングレンズ群L1の位置検出装置に適用した一実施形態を示している。図示実施形態は、フォーカシングレンズ群L1の案内機構及び位置検出装置のみを描くことを目的としており、この他の部分の構成を省略している。
レンズ鏡筒100は、固定部材として、フォーカシングレンズ群L1を含む撮影レンズ系で形成される被写体像を結像させるイメージセンサ31等を固定した固定基板32及び可動のレンズ枠部材を支持する固定環33を有している。イメージセンサ31には、光軸Oと平行な2本のガイド軸34、35の後端部が固定されており、ガイド軸34、35の前端部は、固定環33内に位置するレンズ枠部材(図示せず)に固定されている。
フォーカシングレンズ群L1を固定した可動レンズ枠(直進移動体)10は、円筒枠部10aと径方向腕部10bを有し、径方向腕部10bの先端部に、ガイド軸34に摺動自在に嵌まる筒状部10cと、ガイド軸35に摺動自在に係合する二股部10dが形成されている。また、径方向腕部10bの先端部には、筒状部10cと二股部10dの間に位置させて、リニア駆動機構のコイル11が固定されている。このコイル11は、巻線中心を光軸Oと平行な方向とした偏平な空芯コイルである。可動レンズ枠10には、コイル11と形状を対応させた横長貫通穴10e(図1、図4)が形成されている。
固定環33には、コイル11とともに、リニア駆動機構を構成する磁石ユニット20が固定されている。磁石ユニット20は、ホルダ21と、一対のヨーク22、23及び永久磁石24を備えている。ヨーク22は、可動レンズ枠10の横長貫通穴10eとコイル11内(空芯部)に非接触で挿通されるコイル内挿通部分(長手方向壁)22aを有しており(図5、図6)、このコイル内挿通部分22a(永久磁石24)とコイル11がリニア駆動機構(ボイスコイルモータ)を構成する。すなわち、コイル11に正逆に通電することにより、リニア駆動機構によって可動レンズ枠10(フォーカシングレンズ群L1)がガイド軸34、35に沿って光軸O方向に移動する。
以上の磁石ユニット20の永久磁石24は、可動レンズ枠10に搭載したホール素子(ホールセンサ)25とともに、位置検出装置を構成する。図7は、ヨーク22、23、永久磁石24及びホール素子25を取り出して描いたものである。図7(A)、(B)においては、XYZの直交三軸座標系を採用する。Z方向は、光軸O方向と同一(平行)である。Z方向と直交する面と永久磁石24の表面24aが交わる交線の方向がX方向であり、XYZの方向は、図1ないし図6に示したXYZ軸に対応する。以下の図7ないし図10において、左側が後方(後方移動端)結像面側であり、右側が被写体側、前方(前方移動端)である。図7、図9及び図10は、ホール素子25が後方移動端位置と前方移動端位置にある状態を示している。
ヨーク22と23は、対称形のL字形断面を有している。すなわち、ヨーク22と23は、Z方向に対して僅かに傾斜したコイル内挿通部分22a、長手方向壁23aと、コイル内挿通部分22a、長手方向壁23aに直交する短手方向壁22b、23bを有しており、コイル内挿通部分22aと長手方向壁23aが互いに平行をなすように(つまり、ヨーク22と23で閉断面を描くように)結合されている。可動レンズ枠10の横長貫通穴10eとコイル11内に挿入されるコイル内挿通部分22aは、Z方向と非平行であるが、横長貫通穴10eとコイル11の内径は、可動レンズ枠10のZ方向への全移動領域において、コイル内挿通部分22aと非接触であるように定められている。また、ホール素子25は、可動レンズ枠10のZ方向への全移動領域において、永久磁石24の磁束を受ける部分(磁束を検出可能な位置)に配置されており、ヨーク22と23による閉断面の中を移動する。
永久磁石24は、ヨーク23の長手方向壁23a上(コイル内挿通部分22aとの対向面)に固定されている。永久磁石24は、互いに平行をなす表面24aと裏面24b、互いに平行をなす長さ方向の両側面24cと24d及び互いに平行をなす両端面24eと24fを有する直方体形状をなしていて、その表裏方向に着磁(表面24aと裏面24bをNSに着磁)している。着磁方向は、可動レンズ枠10の移動方向に対して直交方向であれば両側面24cと24dでもよく、ヨークと接触する面をNSに着磁する。
そして、この永久磁石24は、次のようにZ方向に対して傾斜している。
永久磁石24の表面24aと裏面24bは、図5ないし図7(A)に示すように、YZ断面において、ホール素子25(可動レンズ枠10)の移動方向(Z方向)に対して非平行をなしている。永久磁石24は、Z方向に対して、後方移動端(結像面側、図の左側)から前方移動端(被写体側、図の右側)に向かって、表裏面24a、24bとホール素子25との距離を徐々に広げる方向に角度αで傾斜している。
また、永久磁石24の両側面24cと24dは、図7(B)に示すように、XZ断面において、ホール素子25(可動レンズ枠10)の移動方向に対して非平行をなしている。永久磁石24は、Z方向に対して、後方移動端(図の左側)から前方移動端(図の右側)に向かって、側面24cとホール素子25との距離を徐々に広げる方向に角度βで傾斜している。図示実施形態における角度βは、略12゜である。
角度α及び角度βは、可動レンズ枠10が後方から前方に向かって移動するとき、ホール素子25が検出する磁束密度が徐々に小さくなる傾斜なので、可動レンズ枠10が後方移動端から前方移動端方向に移動するに従って、ホール素子25の出力が徐々(ほぼ直線的)に小さくなる。角度α、βは、ホール素子25が後方から前方に向かって移動するとき、ホール素子25が受ける磁束密度が小さくなる角度を正、同大きくなる角度を負とする。この場合第1の実施形態の角度α、βは、正である。
以上の第1の実施形態において、ホール素子25の移動位置とホール素子25の出力との関係を測定したグラフを図8に示した。同グラフにおいて、横軸はホール素子25の移動(Z方向)位置、縦軸はホール素子25の出力値であり、実線が本発明(第1の実施形態)のホール素子出力値、破線は従来装置のホール素子出力値である。ホール素子25の移動方向は、図8において、左方向が後方、右方向が前方である。
このグラフから分かるように、本発明の第1の実施形態は、ホール素子25の移動方向を、XZ断面及びYZ断面においてZ方向から傾斜角α、βで傾斜させたので、ホール素子出力値の最大値が従来例のホール素子出力値より大きい。第1の実施形態によれば、従来例よりも、ホール素子25が受ける磁束密度の変化が大きくなり、ホール素子25の出力値(電圧)の差が大きくなって、位置検出精度の一層の向上を図ることができる。第1の実施形態は、ホール素子25の移動範囲、つまりホール素子の後方移動端位置と前方移動端位置を、ホール素子出力値のリニア性が確保できる範囲に設定してある。
第1の実施形態は、ホール素子15を、平面視、永久磁石24の一方の側面24d側に配置した(図7(B))。これに対して、第2の実施形態は、ホール素子15を、平面視、永久磁石24の他方の側面24c側に配置した(図9(B))。第1の実施形態及び第2の実施形態は、平面視において永久磁石24(の両側面24c、24d)とZ方向とが成す角度は同一である。この第2の実施形態ではXZ断面において、永久磁石24の側面24cとホール素子25との距離が、可動レンズ枠10の後方移動端(図の左側)から前方移動端(図の右側)にかけて徐々に縮まる。従ってホール素子25の出力は、可動レンズ枠10が後方移動端(図の左側)から前方移動端(図の右側)に移動するに従って徐々に大きくなる。そこでこの第2の実施形態ではYZ断面において、永久磁石24の表面24aとホール素子25との距離が徐々に縮むように、つまり可動レンズ枠10が後方移動端(図の左側)から前方移動端(図の右側)に移動するに従ってホール素子25の出力が徐々に大きくなるように、永久磁石24をZ方向に対して傾斜配置してある(図9(A))。この第2の実施形態は、YZ断面においてホール素子25の移動方向(Z方向)と永久磁石24の表面24aとが成す角度をα′、XZ断面においてホール素子25の移動方向(Z方向)と永久磁石24の側面24cとが成す角度をβ′とすると、角度α′、β′は負である。この第2の実施形態によれば、可動レンズ枠10が後方移動端から前方移動端に移動するに従って、ホール素子25の出力が徐々(ほぼ直線的)に大きくなる。
このように永久磁石24をYZ断面において可動レンズ枠10の移動方向に対して非平行であり、Z方向に対して傾斜させるだけでなく、XZ断面においても可動レンズ枠10の移動方向に対して非平行であり、Z方向に対して傾斜させることにより、ホール素子25(可動レンズ枠10)の全移動域において、ホール素子25の出力にリニアリティを確保しつつ、出力の変化を大きくすることができる。
第1、第2の実施形態のヨーク22のコイル内挿通部分22aは、永久磁石24の表面24a及び裏面24bと平行であって、コイル11の移動方向(Z方向)に対して平行ではない(Z方向に対して角度α、α′で傾斜している)。これに対して、図10(A)、(B)に示した第3の実施形態は、ヨーク22′のコイル内挿通部分22a′を、コイル11の移動方向(Z方向)と平行に形成した。YZ断面においてホール素子25の移動方向(Z方向)と永久磁石24の表面24aとが成す角度をα″とする。XZ断面においてホール素子25の移動方向(Z方向)と永久磁石24の表面24aとが成す角度はβであって、第1の実施形態と同一である(図10(B))。この第3の実施形態において、角度α″及び角度βは正である。ヨーク22′のコイル内挿通部分22a′をZ方向と平行に形成すれば、コイル内挿通部分22a′とコイル11の空芯部とのクリアランスを減らせるので、第1、第2の実施形態よりも、コイル11とコイル内挿通部分22a′の小型化が可能になる。
第3の実施形態は、ヨーク22′のコイル内挿通部分22a′と永久磁石24の表面24aが非平行であるから、ヨーク22のコイル内挿通部分22aが永久磁石24の表面24a及び裏面24bと平行な図示実施形態とは、コイル内挿通部分22aと表面24a及び両側面24c、24d間のZ方向の磁束密度の分布が異なる。そのため、ヨーク22′のコイル内挿通部分22a′が永久磁石24の表面24aと平行な第1、第2の実施形態と、非平行な第3の実施形態とで、最適な角度α、α′、α″、角度β、β′が異なるので、最適な角度α、α′、α″、角度β、β′はそれぞれシミュレートして設定する。
本発明者のシミュレーションによれば、図示第1の実施形態の場合、角度βが略12゜のとき、角度αは、1゜ないし2゜の範囲が好ましいことが分かった。最適な角度α′、β′、角度α″は、永久磁石24、ヨーク22、23のサイズ、形状、永久磁石24とホール素子25との間隔等によって異なるので、シミュレーションによって決定することが好ましい。
本発明は、永久磁石の表裏面は、YZ断面において、ホール素子の移動方向に対して非平行をなし、Z方向に対して傾斜していること、及び永久磁石の両側面は、XZ断面において、ホール素子の移動方向に対して非平行をなし、Z方向に対して傾斜していることが必須であるが、YZ断面、XZ断面におけるZ方向に対する傾斜角は、個別に設定される。
以上、本発明の直進移動体の位置検出装置を撮影レンズのリニア駆動機構によって移動するフォーカシングレンズ群の位置検出装置に適用した実施形態について説明したが、本発明は、永久磁石とコイルによるリニア駆動機構によって移動される直進移動体の位置検出装置について適用することができる。
10 可動レンズ枠(直進移動体)
10a 円筒枠部
10b 径方向腕部
10c 筒状部
10d 二股部
10e 横長貫通穴
11 コイル
20 磁石ユニット
21 ホルダ
22 23 ヨーク
22a コイル内挿通部分(長手方向壁)
22b 短手方向壁
23a 長手方向壁
23b 短手方向壁
24 永久磁石
24a 表面
24b 裏面
24c 24d 側面
24e 24f 端面
25 ホール素子
31 イメージセンサ
32 固定基板
33 固定環
34 35 ガイド軸

Claims (6)

  1. XYZの直交3軸座標系のZ方向に直進移動可能に支持された直進移動体;
    上記直進移動体に支持された、巻線中心をZ方向と平行な方向としたコイル;
    上記コイル内に相対移動自在に挿通されるコイル内挿通部分を有し、永久磁石と一体化された磁性材料からなるヨーク;及び
    上記直進移動体に、上記永久磁石の磁束を受ける部分に固定したホール素子;
    を備え、
    上記永久磁石は、表裏面、長さ方向の両側面及び両端面を有する直方体形状をなしていて、その表裏面または両側面をNSに着磁していること、
    上記永久磁石の表裏面は、YZ断面において、ホール素子の移動方向に対して非平行をなし、Z方向に対して傾斜していること、及び
    上記永久磁石の両側面は、XZ断面において、ホール素子の移動方向に対して非平行をなし、Z方向に対して傾斜していること、
    を特徴とする直進移動体の位置検出装置。
  2. 請求項1記載の直進移動体の位置検出装置において、上記永久磁石は、その表裏面が直進移動体の一方の移動端から他方の移動端にかけてホール素子との距離を広げるように傾斜配置され、かつその両側面が直進移動体の上記一方の移動端から他方の移動端にかけてホール素子との距離を広げるように傾斜配置されている直進移動体の位置検出装置。
  3. 請求項1記載の直進移動体の位置検出装置において、上記永久磁石は、その表裏面が直進移動体の一方の移動端から他方の移動端にかけてホール素子との距離を縮めるように傾斜配置され、かつその両側面が直進移動体の上記一方の移動端から他方の移動端にかけてホール素子との距離を縮めるように傾斜配置されている直進移動体の位置検出装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の直進移動体の位置検出装置において、上記ヨークのコイル内挿通部分は、永久磁石の上記表裏面と平行である直進移動体の位置検出装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の直進移動体の位置検出装置において、上記ヨークのコイル内挿通部分は、Z方向と平行である直進移動体の位置検出装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載の直進移動体の位置検出装置において、上記直進移動体は、レンズ鏡筒のフォーカシングレンズ群である直進移動体の位置検出装置。
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