JP2014202289A - ロータリーバルブ - Google Patents
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Abstract
Description
図7(a)〜(d)に示すロータリーバルブでは、Pポート弁体4PとTポート弁体4Tなど各ポートの弁体が、それぞれバルブ本体2と切り離され、個別にスライドするため、適切な圧接面のシール力、即ち、シール面圧が得られる。
ロータリーバルブのローター(回転弁体)を回転駆動するモータやアクチュエータとして、任意の角度位置に停止させる機能を備えた回転駆動機構Mを採用すれば、図9の油圧記号で示すような所謂無限ポジションと呼ばれる中間開度を備えたバルブとしても利用できる。
また、ローターの流路を変更することで、第二ポジションをPポート,Aポート,Tポートのすべてに連通するような流路構造にすることも容易に可能であり、この場合は第二ポジションが図10に示す油圧記号として表現される。
図7(c)に示すように、ローター3は、外径D4の軸部3aでシール6により弁内部(流体側)と弁外部(大気側)を分離し、流体をシールながら回転する。大気側のローター端部には、モータやロータリーアクチュエータなどの回転駆動手段Mが接続されている。ローター3は外径D1の大径部を有しており、図7(b)に示すように、外径D1の大径部を貫通するように軸方向の流路3FPが180度位置に2箇所形成されている。そして、大径部はバルブ本体2のAポートに連通するAポート弁室7内に収容されている。
Pポート弁体4PおよびTポート弁体4Tのローター側の端面はローター3の摺動面3Sに面接触するようになっており、Pポート弁体4PおよびTポート弁体4Tの反ローター側とバルブ本体2との間にはバネ8が介装されており、摺動面3Sに作動流体の圧力がない状態でもPポート弁体4PおよびTポート弁体4Tがローター3の摺動面3Sに押圧状態となるように構成されている。
このとき、Pポート圧力P、Tポート圧力0(大気圧)のとき、発生するスラスト力は、Pポート弁体4Pの外径がDpでN個の弁体があるとき、Pポート弁体4Pとローター(回転弁体)3の摺動面3Sとが接触して流れを閉止するため、バルブ内圧力は、A=T=0となり、ローター3とPポート弁体部分の圧接面で発生する力fは、
f=(π/4)×Dp2×P
となる。
力fはPポート弁体のN個分だけ作用するため、ローター3に作用するスラスト力、すなわちベアリング5が受けるスラスト力Fは、
F=(π/4)×Dp2×P×N
となる。
図11の位置は図7の位置からローターが90度回転して、図11(c)に示すように、Pポート弁体4Pとローター3の大径部に形成した流路3FPが連通する位置である。この時、PポートがAポートと連通する。一方、図11(b)に示すように、Tポート弁体側はTポート弁体4Tとローター3の摺動面3Sにより流路が閉止される。このため、Aポート弁室7はPポート圧力の高圧空間になる。
ローター大径部の外径D1、ローター軸径D4、Tポート弁体4Tの外径がDtでM個の弁体があるとき、Tポート弁体4Tとローター(回転弁体)3の摺動面3Sとが接触して流れを閉止するため、バルブ内圧力(Aポート弁室)は、P=Aとなる。
ローター3に右向きに作用する力F1は、ローター大径部面積(D1部)から軸径面積(D4部)とTポート弁体4TのM個の面積を引いた総面積と内圧Pの積であり、
F1=(π/4)×(D12−D42−M×Dt2)×P
となる。
一方、ローター3に左向きに作用する力F2は、ローター大径部面積(D1部)と内圧Pの積となり、
F2=(π/4)×D12×P
となる。
ローターに作用するスラスト力、すなわちベアリングが受けるスラスト力Fは、
F=(π/4)×(D12−D42−M×Dt2)×P−(π/4)×D12×P
=−(π/4)×(D42+M×Dt2)×P
となる。
ロータリーバルブが図7に示した回転位置のとき、すなわち、図8の油圧記号における第三のポジションのとき、
例えば、N=M=2個
Dp=Dt=φ30mm=φ0.030m
D4=φ45mm=φ0.045m
P=21MPa=21×106Pa
のとき、スラスト力Fは、
F=(π/4)×0.0302×21×106×2
=29.7×103[N]
となる。
F=−(π/4)×(0.0452+2×0.0302)×21×106
=−63.1×103[N]
となる。
このように、従来のロータリーバルブにおいては、スラストベアリングに大きな負荷が掛かると同時に、弁の開閉によりベアリング荷重が大きな変動を伴う。供給圧力をより高圧で使用したい場合や、バルブを大容量化するためにローター径や弁体の径を大きくする場合には、さらに大きな荷重がベアリングに作用することになる。
本発明によれば、大径部に段部を設けて小径部を形成し、段部および小径部とバルブ本体とにより空間を形成し、この空間を作動流体の排出ポートに連通することにより、大径部の外径をD1,小径部の外径をD2とすると、(π/4)(D1 2−D2 2)の面積に流体の圧力Pが作用することがなく、この面積にはスラスト力が発生しない。したがって、ローターに作用するスラスト力の絶対値を低減することができる。
本発明によれば、ローターの軸部に段部を設けて小径部を形成し、段部および軸部とバルブ本体とにより空間を形成し、この空間を作動流体の供給ポートに連通することにより、軸部の外径をD4,小径部の外径をD3とすると、(π/4)(D4 2−D3 2)の面積に流体の圧力Pが作用してローターにスラスト力が加わる。このスラスト力は、ローターに圧力Pの流体が接することにより生ずるスラスト力を減殺するように働くため、ローターに作用するスラスト力の絶対値を低減することができる。
本発明によれば、ローターの大径部における摺動面側と反対側の面とバルブ本体の側面とにより空間を形成し、この空間を作動流体の排出ポートに連通することにより、空間の径をD5とすると、(π/4)D52の面積に流体の圧力Pが作用することがなく、この面積にはスラスト力が発生しない。したがって、ローターに作用するスラスト力の絶対値を低減することができる。
したがって、ベアリングを小型なものを選定することができるため、バルブ本体を小さくすることができる。また、より高圧の流体に適用することが可能であり、大流量を通過することを許容するためにバルブを大型化することも容易に実現できる。
図1は、本発明のロータリーバルブの第1の実施形態を示す図である。
図1(a)は本発明のロータリーバルブのポート部分を示す断面図、図1(b)は図1(a)のZ−Z線断面図、図1(c)は図1(a)のY−Y線断面図、図1(d)は図1(c)のX−X線断面図である。図1(a)〜(d)に示すように、ロータリーバルブ1は、バルブ本体2と、バルブ本体2内に収容されるとともに回転駆動手段Mにより回転されるローター(回転弁体)3と、ローター3の摺動面3Sと摺動する複数の弁体4T,4Pとを備えている。ローター3はバルブ本体2に固定されたベアリング5を介して軸線Cの周りに回転可能に支持されている。ローター3の摺動面3Sは、回転駆動手段Mに連結された軸部3aに対して垂直かつ平坦になっており、ローター3が回転することにより、摺動面3Sが複数の弁体4T,4Pと摺動するようになっている。
バルブ本体2は、圧力流体が供給されるPポート(圧力ポート)と、Pポートの流体をバルブを介して出力するAポート(出力ポート)と、Aポートの流体をバルブを介して戻すTポート(タンクポート)の3種類のポートを備えている。
Pポート弁体4PおよびTポート弁体4Tのローター側の端面はローター3の摺動面3Sに面接触するようになっており、Pポート弁体4PおよびTポート4Tの反ローター側とバルブ本体2との間にはバネ8が介装されており、摺動面3Sに作動流体の圧力がない状態でもPポート弁体4PおよびTポート弁体4Tがローター3の摺動面3Sに押圧状態となるように構成されている。
このとき、Pポート圧力P、Tポート圧力0(大気圧)で、Pポート弁体4Pの外径がDpでN個の弁体があるとき、Pポート弁体4Pとローター(回転弁体)3の摺動面3Sとが接触して流れを閉止するため、バルブ内圧力は、A=T=0となり、ローター3に作用するスラスト力Fは以下のようになる。
ローター3とPポート弁体部分の圧接面で発生するfがPポート弁体N個分だけ作用するため、図中右向きに
F1=(π/4)×Dp2×N×P
の力が作用する。
Pポートバランス室10に圧力Pが作用しているため、段部の軸方向面積に圧力Pが作用し、図中左向きに
F2=(π/4)×(D42−D32)×P
の力が作用する。
F1とF2がローター3へ作用するスラスト力になるため、
F=(π/4)×Dp2×N×P−(π/4)×(D42−D32)×P
=(π/4)×(Dp2×N−D42+D32)×P
のスラスト力がベアリングへ作用する。
図2の位置は図1の位置からローターが90度回転して、Pポート弁体4Pとローター3の大径部に形成した流路3FPが連通する位置である。PポートがAポートと連通し、Tポート弁体側はTポート弁体4Tとローター3の摺動面3Sにより流路が閉止される。このため、Aポート弁室7はPポート圧力の高圧空間になる。なお、ローター3の外径D1の大径部の左側面には、ローター3の大径部に形成したAポート連通孔3hによりAポートと同じ圧力がかかっている。
ローター3に図中右方向にかかる力は、バルブ内圧Pで右方向から押される力、即ち、ローター外径D1から軸径D3の差分の面積に、Tポート弁体4Tの圧力がかからない面積を除いた面積に圧力Pがかかる力F1である。
F1=(π/4)×(D12−D32−M×Dt2)×P
そして、図中左向きに径部D2の面積に圧力Pが作用する力と、Pポートバランス室10によって左向きに作用する力F2は、
F2=(π/4)×(D22+D42−D32)×P
である。
F1とF2がローターへ作用するスラスト力になるため、
F=(π/4)×(D12−D32−M×Dt2)×P−(π/4)×(D22+D42−D32)×P
=π/4×(D12−D22−D42−M×Dt2)×P
のスラスト力がベアリングへ作用する。
例えば、N=M=2個
Dp=Dt=φ30mm=φ0.030m
D1=φ135mm=φ0.135m
D2=φ120mm=φ0.120m
D3=φ15mm=φ0.015m
D4=φ45mm=φ0.045m
P=21MPa=21×106Pa
のとき、スラスト力Fは、以下の(1)又は(2)になる。
(1)図1に示すローター位置のとき
F=(π/4)×(0.0302×2−0.0452+0.0152)×21×106
=0[N]
(2)図2に示すローター位置のとき
F=(π/4)×(0.1352−0.1202−0.0452−0.0302×2)×21×106
=0[N]
となる。(1)および(2)からわかるように、各部の寸法を最適に設定することにより、流体圧力によるスラスト力を平衡させることが出来る。
図3(a)は本発明のロータリーバルブのポート部分を示す断面図、図3(b)は図3(a)のZ−Z線断面図、図3(c)は図3(a)のY−Y線断面図、図3(d)は図3(c)のX−X線断面図である。図3(a)〜(d)に示すように、ロータリーバルブ1は、バルブ本体2と、バルブ本体2内に収容されるとともに回転駆動手段Mにより回転されるローター(回転弁体)3と、ローター3の摺動面3Sと摺動する複数の弁体4T,4Pとを備えている。ローター3はバルブ本体2に固定されたベアリング5を介して軸線Cの周りに回転可能に支持されている。ローター3の摺動面3Sは、回転駆動手段Mに連結された軸部3aに対して垂直かつ平坦になっており、ローター3が回転することにより、摺動面3Sが複数の弁体4T,4Pと摺動するようになっている。
バルブ本体2は、圧力流体が供給されるPポート(圧力ポート)と、Pポートの流体をバルブを介して出力するAポート(出力ポート)と、Aポートの流体をバルブを介して戻すTポート(タンクポート)の3種類のポートを備えている。
Pポート弁体4PおよびTポート弁体4Tのローター側の端面はローター3の摺動面3Sに面接触するようになっており、Pポート弁体4PおよびTポート4Tの反ローター側とバルブ本体2との間にはバネ8が介装されており、摺動面3Sに作動流体の圧力がない状態でもPポート弁体4PおよびTポート弁体4Tがローター3の摺動面3Sに押圧状態となるように構成されている。
ローター3に作用するスラスト力Fは、ローター3とPポート弁体部分の圧接面とPポートバランス室10で発生し、その大きさは、Pポート弁体部分の軸方向受圧面積と内圧Pの積とPポートバランス室10の受圧面積と内圧Pの積の差となるため、
F=(π/4)×Dp2×N×P−(π/4)×(D42−D32)×P
=(π/4)×(Dp2×N−D42+D32)×P
図4の位置は図3の位置からローターが90度回転して、Pポート弁体4Pとローター3の大径部に形成した流路3FPが連通する位置である。PポートがAポートと連通し、Tポート弁側はTポート弁体4Tとローター3の摺動面3Sにより流路が閉止される。このため、Aポート弁室7はPポート圧力の高圧空間になる。
Tポート弁体4Tの外径がDtでM個の弁体があるとき、Tポート弁体4Tとローター3の摺動面3Sとが接触して流れを閉止するため、バルブ内圧力は、P=Aとなる。
ローター3に図中右方向にかかる力は、バルブ内圧Pで右方向から押される力、即ち、ローター外径D1から軸径D3の差分の面積に、Tポート弁体4Tの圧力がかからない面積を除いた面積に圧力Pがかかる力F1である。
F1=(π/4)×(D12−D32−M×Dt2)×P
そして、図中左向きにローター外径D1から軸径D5の差分の面積に圧力Pが作用する力と、Pポートバランス室10によって左向きに作用する力F2は、
F2=(π/4)×(D12−D52+D42−D32)×P
したがって、ベアリングに作用するスラスト力Fは
F=(π/4)×(D52−D42−M×Dt2)×P
となる。
例えば、N=M=2個
Dp=Dt=φ30mm=φ0.030m
D3=φ15mm=φ0.015m
D4=φ45mm=φ0.045m
D5=φ62mm=φ0.062m
P=21MPa=21×106Pa
のとき、スラスト力Fは、以下の(1)又は(2)になる。
(1)図3に示すローター位置のとき
F=(π/4)×(0.0302×2−0.0452+0.0152)×21×106
=0[N]
(2)図4に示すローター位置のとき
F=(π/4)×(0.0622−0.0452−0.0302×2)×21×106
=313[N]
となる。(1)および(2)からわかるように、各部の寸法を最適に設定することにより、流体圧力によるスラスト力を低減させることが出来る。
本実施形態のロータリーバルブは、第2の実施形態の変形例として、面シールによりバランス室を形成するもので、一部を除き、図3および図4に示すロータリーバルブの構成と同様である。
図5(a)は本発明のロータリーバルブのポート部分を示す断面図、図5(b)は図5(a)のZ−Z線断面図、図5(c)は図5(a)のY−Y線断面図、図5(d)は図5(c)のX−X線断面図である。図5(a)〜(d)に示すように、ロータリーバルブ1は、バルブ本体2と、バルブ本体2内に収容されるとともに回転駆動手段Mにより回転されるローター(回転弁体)3と、ローター3の摺動面3Sと摺動する複数の弁体4T,4Pとを備えている。ローター3はバルブ本体2に固定されたベアリング5を介して軸線Cの周りに回転可能に支持されている。ローター3の摺動面3Sは、回転駆動手段Mに連結された軸部3aに対して垂直かつ平坦になっており、ローター3が回転することにより、摺動面3Sが複数の弁体4T,4Pと摺動するようになっている。
バルブ本体2は、圧力流体が供給されるPポート(圧力ポート)と、Pポートの流体をバルブを介して出力するAポート(出力ポート)と、Aポートの流体をバルブを介して戻すTポート(タンクポート)の3種類のポートを備えている。
図6の位置は図5の位置からローターが90度回転して、Pポート弁体4Pとローター3の大径部に形成した流路3FPが連通する位置である。
このとき、ローターの圧力バランスは、図3および図4で説明した径D5の軸部が径D6の面シールになったものと置き換えることができるので、図5に示すローター位置におけるローターに作用する力、すなわちベアリングに作用するスラスト力は、
F=(π/4)×(Dp2×N−D42+D32)×P
となる。
図6に示すローター位置におけるローターに作用する力、すなわちベアリングに作用するスラスト力は、
F=(π/4)×(D62−D42−M×Dt2)×P
となる。
数値計算例は省略するが、第二の実施形態と同様に従来の圧力バランス室を設けない場合に比べて、ベアリングに作用するスラスト力を低減することができる。
また、図5および図6に示す実施形態においては、バルブ本体側に円柱状の突出部を形成したが、ローター側の摺動面の反対側に軸を伸ばす形で、図3および図4に示す実施形態のように小径部を形成し、バルブ本体側の壁面と面シールによって空間(Tポートバランス室)を形成するように構成してもよい。
例えば、実施形態では、シールをバルブ本体の内径に溝を加工してはめ込む内径シールとしているが、ローター側の外径に溝を加工してはめ込む外周シールであっても同様の効果が得られる。
また、実施形態では、弁体をバルブ本体(固定側)の流路に嵌装するように配置し、平坦な摺動面(圧接面)をローター(回転側)に配置しているが、弁体をローター(回転側)に配置し、バルブ本体(固定側)に摺動面を有する平坦面とすることも可能である。
実施形態において弁体をローターに押し付けているばね力は、ローター回転時の弁体のスティックスリップ等の現象を防止するためのものであって、このばね力は流体圧力によるスラスト力に比べてはるかに小さいため、本発明に影響を与えるものではない。
2 バルブ本体
3 ローター(回転弁体)
3a 軸部
3FP 流路
3h Aポート連通孔
3S 摺動面
4T Tポート弁体
4P Pポート弁体
5 ベアリング
7 Aポート弁室
8 バネ
10 Pポートバランス室
10h Pポート連通孔
11 第1シール
12 第2シール
13 第3シール
14 第4シール
15 第5シール
16 第6シール
20,21,22 Tポートバランス室
20h,21h,22h Tポート連通孔
25 Aポート内部流路
Claims (4)
- バルブ本体と、該バルブ本体に回転可能に収容されるローターと、該ローター又は前記バルブ本体に設けられた摺動面と摺動する弁体とを備え、ローターの回転によりローターの流路と弁体の流路を連通又は閉止することで流体の流路切換を行うロータリーバルブにおいて、
前記ローターと前記バルブ本体とにより空間を形成し、該空間を水密又は気密に密閉するシールを配置し、該空間を作動流体の供給ポート又は作動流体の排出ポートに連通したことを特徴とするロータリーバルブ。 - 前記ローターは前記流路を有する大径部と、該大径部より小径の部分であって外部回転駆動手段に連結される軸部とを備え、前記大径部に段部を設けて小径部を形成し、前記段部および小径部と前記バルブ本体とにより前記空間を形成し、該空間を作動流体の排出ポートに連通したことを特徴とする請求項1に記載のロータリーバルブ。
- 前記ローターは前記流路を有する大径部と、該大径部より小径の部分であって外部回転駆動手段に連結される軸部とを備え、該軸部に段部を設けて小径部を形成し、前記段部および小径部と前記バルブ本体とにより前記空間を形成し、該空間を作動流体の供給ポートに連通したことを特徴とする請求項1に記載のロータリーバルブ。
- 前記ローターは前記流路を有する大径部と、該大径部より小径の部分であって外部回転駆動手段に連結される軸部とを備え、前記大径部における前記摺動面側と反対側の面と前記バルブ本体の側面とにより前記空間を形成し、該空間を作動流体の排出ポートに連通したことを特徴とする請求項1に記載のロータリーバルブ。
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