JP2014201998A - 畳の寸法割付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】寸分厘単位で割付けされていたものをミリ単位で行うとともに、ミリ単位での割付けにおいても畳の寸法を誤差が少なく均等に割付けすることができる畳の割付け装置を提供する。【解決手段】部屋の中の任意の点を測定基準点と定め、測定基準点で直交するXY座標上の2つの線分の長さによって部屋形状と各測定点におけるXY座標上の長さを求める畳数決定手段と、Y軸方向の垂線の長さから縦方向の基準割付けデータを求める基準割付けデータ決定手段と、前記基準割付けデータを基に部屋に敷かれる畳の縦方向の各長さ成分を順次求める縦方向幅決定手段と、X軸方向の垂線の長さから横方向の基準割付けデータを求め、前記基準割付けデータを基に畳の横方向の各長さ成分を順次求める横方向幅決定手段と、畳の縦横すべての幅を記憶する手段と、前記データの測長単位を決定する手段と、前記測長単位の厘単位とミリ単位を相互に変換する単位変換手段を有する。【選択図】図9

Description

本発明は、畳の寸法割付け装置に関し、詳しくは寸法測定器を用いて測定した部屋の寸法データと、前記寸法データに適した畳の敷き込みパターンを割付け、割付けされた畳の基準寸法と前記部屋の寸法データを対比して畳の寸法を調整する畳の寸法割付け装置に関する。
従来から畳業界では、畳の採寸から畳製造までの長さ単位として寸分厘の単位が用いられてきており、自動化した畳機械でも長さ単位として寸分厘が用いられてきた。
前記特許文献1で測長される長さやくせ値も当然寸分厘単位のものである。しかし、近年、畳職人が減少し、一方ホームセンターなどで素人が畳を作ることが増加してきており、これらの人にとっては寸分厘単位は使いずらいものである。
また、畳のサイズも日本古来からの五八、三六、本間など定型基準の畳に加えて、1メートル×2メートル基準の畳や、洋間に敷く小さい畳(古来からの畳基準から大きく外れる畳)も増えてきている。
これらニーズの多様化により、採寸から畳製造までの長さ単位にミリ単位を用いたいという要望がでてきた。また、従来から用いられる寸分厘の単位とミリ単位の併用をしたいというニーズも生じてきている。この理由は、今作ろうとしている畳が、三六、本間など従来基準の畳であるのか、新基準(メートル基準畳)の畳であるか、などの受注状況により、単位の使い分けをしたいという要求があるためである。これを実現できる畳の寸法割り付けシステムは未だ実用化されていない。
そのため、ミリ単位で工務店から注文を受けた畳店は、寸法データを厘単位に換算して畳を製造している。また、畳店に新しい人が入社して尺貫法が判らなければ、尺貫法の説明からする必要があり、一人前になるまでに時間を要することになっている。
以下従来の畳の寸法割付け装置について図10を参照して説明する。
図10は八畳の和室を寸法測定器で採寸する状態を示す。寸法測定器は当社で開発した特許第2684139号(特許文献1)記載の寸法測定器を使う。
部屋のほぼ真ん中に寸法測定器を置いて、この部屋の現場情報や敷き込む畳のサイズ基準である「五八」、「三六」、「本間」を入力してから、測定が必要な箇所に探触子13aを順番に当てていき、測定点毎の長さデータと角度データを測定する。○印が測定点で、各測定点毎に、長さデータと角度データから計算した偏差(くせ)値を記憶する。
偏差値は、特許第2684139号明細書に記載するように、寸法測定器より各部屋の寸法データを読み込み、読み込まれた部屋の寸法データについて、敷き込みパターンを参照し、ほぼ均等な大きさに比例配分する均等割付け、あるいは、柱を基準とする柱基準割付けなどによって複数枚の畳を割り付け、敷居に接する畳については、下前、框の偏差を計算し、畳番号とともに基準寸法の畳床に対する偏差を各畳床ごとに畳番号を付して偏差データとして取得される。
例えば、図11に示すように、点線で示す畳の上前(AD)、下前(BC)、左かまち(AB)、右かまち(CD)よりなる長方形ABCDの畳床を基準とし、上前以外の3辺が敷居に接する場合には、敷居に対応する各点Aa、Ba、Ca、Daの長さ方向の偏差Xa、Xb、Xc、Xdをそれぞれ測定し、さらに、下前の一端B、中央E、他端Cにおける幅方向の偏差Yb、Ye、Ycをそれぞれ測定し、実線Aa、Ba、Ea、Ca、Daで示す畳床が設計される。なお、左右のかまちが他の畳に接する場合には、偏差Xa、XbおよびXc、Xdは、0に設定される。前記の方法で測定された偏差がくせ値である。
特許第2684139号特許公報
本発明は、畳の割付け装置として、従来の寸分厘単位で割付けされていたものをミリ単位で行うとともに、ミリ単位での割付けにおいても畳の寸法を誤差が少なく均等に割付けすることができる畳の割付け装置を提供することを目的とする。
また、従来から用いられる厘単位とミリ単位を併用し、割付け誤差が少なく両単位間で相互に変換することができる畳の割付け装置を提供することを目的とする。
部屋の寸法データを測定する寸法測定器により測定された寸法データと、予め定められている、部屋の形状に適した畳の敷き込みパターンを用いて畳の割付けを行う畳の割付け装置であって、部屋の中の任意の点を測定基準点と定め、測定基準点で直交するXY座標上の2つの線分の長さによって部屋形状と各測定点におけるXY座標上の長さを求める畳数決定手段と、Y軸方向の垂線の長さから縦方向の基準割付けデータを求める基準割付けデータ決定手段と、前記基準割付けデータを基に部屋に敷かれる畳の縦方向の各長さ成分を順次求める縦方向幅決定手段と、X軸方向の垂線の長さから横方向の基準割付けデータを求め、前記基準割付けデータを基に畳の横方向の各長さ成分を順次求める横方向幅決定手段と、畳の縦横すべての幅を記憶する手段と、前記データの測長単位を決定する手段と、
前記測長単位の厘単位とミリ単位を相互に変換する単位変換手段を有することを特徴とする。
また、前記基準割付けデータ決定手段は、
J=c(Hm+Hn)/t (ただしHm、HnはY軸上の長さ成分、tは垂線が縦断する畳の枚数、cは定数)により求めたJの小数点以下を切り捨て、整数部分Kを求め、K/cで基準割付けデータを求めることを特徴とする。
また、前記縦方向幅決定手段は、前記手段で求めた基準割付けデータWと敷居と接する上辺の各測定点における割付けデータを、Wi=Hm−Hn+W(ただしHm、Hnは隣合う測定点におけるY座標上の長さ成分)を用いて順次求め、次に、長辺の割付けデータのうち内側の割付けデータを隣接する短辺の割付けデータの和から求め、外側の割付けデータを内側の割付けデータを用い前記式から求めることで、部屋に敷かれる畳の縦方向の各長さ成分を求めることを特徴とする。
また、前記横方向幅決定手段は、部屋の側辺を等分した点からX軸方向に下ろした垂線が敷居と接する左辺の点Hmと右辺の点HnのX軸方向の長さ成分と垂線が縦断する畳の枚数tと任意の定数cを用いて、J=c(Hm+Hn)/tから割付けデータをc倍した値Jを求め、Jの小数点以下を切り捨て、整数部分Kを求め、K/cの計算をすることで前記垂線が縦断する左辺の畳の横方向の割付けデータWを求め、前記割付けデータを基に順次畳の横方向の各長さ成分を求めることを特徴とする。
また、前記単位変換手段は、ミリ単位から厘単位に変換する場合、厘換算(33/10)して換算値Mzを求め、Mz=Wmm×33/10から、換算値Mzを小数点第1位で切り上げた値Nから基準寸法を引いて、偏差Wrを求めることで厘単位に変換することを特徴とする。
また、前記単位変換手段は、厘単位からミリ単位に変換する場合、MH=Wrの偏差+基準寸法の式により偏差Wrに基準寸法を足した値から換算値MHを求め、
L=c×MH×10/33の式により換算値MHをmm換算(10/33)して、係数でc倍した値をLを整数Kと小数点Δに分けて、
L=K+Δ
整数Kを係数cで割り、ミリ単位の絶対値Wmmを求めることを特徴とする。
本発明によると、部屋の中の任意の点を測定基準点と定め、測定基準点で直交するXY座標上の2つの線分の長さによって部屋形状と各測定点におけるXY座標上の長さを求める畳数決定手段と、Y軸方向の垂線の長さから縦方向の基準割付けデータを求める基準割付けデータ決定手段と、X軸方向の垂線の長さから横方向の基準割付けデータを求め、前記基準割付けデータを基に畳の横方向の各長さ成分を順次求める横方向幅決定手段と、畳の縦横すべての幅を記憶する手段と、前記データの測長単位を決定する手段と、前記測長単位の厘単位とミリ単位を相互に変換する単位変換手段
を有する構成としたので、基準割付けデータに基づいて、順次部屋に敷かれる畳の縦方向と横方向の割付けデータを自動的に、かつ畳間の誤差が少なく設定することができる。
また、前記基準割付けデータ決定手段は、J=c(Hm+Hn)/t (ただしHm、HnはY軸上の長さ成分、tは垂線が縦断する畳の枚数、cは定数)により求めたJを小数点以下を切り捨て、整数部分Kを求め、K/cで基準割付けデータを求める構成としたので、測長された長さの小数点の端数がどんな数値であっても、割付けデータをc倍して、小数点以下を切り捨て、cで割ることで割付けデータを求めるので端数を切り捨てる従来方法に比べて誤差の少ない割付けデータを提供することができる。また、請求項5、6に記載するようにミリ単位から厘単位、厘単位からミリ単位への変換を正確かつ容易に行うことができる。
寸法測定器による各起点の測長データ説明図。 XY座標上の測長データ。 均等割り計算方法の概念説明図。 (a)各測定点の測長データ説明図、(b)割付けデータ説明図。 (c)割付けデータ図、(d)偏差データ説明図。 畳(1)(3)(4)の割付けデータ図。 測定点に段差がある場合の割付け方法説明図。 ミリ単位と厘単位の換算説明図。 本発明の寸法割付け装置が搭載される全体システム構成図。 本発明の寸法割付け装置の動作フロー図。 測定機による測定動作説明図。 測定点の偏差説明図。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図4について詳細に説明する。
図1は、畳の各測定点の座標を、直角4方向に光線を照射する当社の開発した寸法測定器の中心からの距離(絶対値)として、ミリの単位で表したもので、図中の○印は寸法を測る起点を示し、数値は起点から矢印の先端までの長さをmm単位で表示している。
例えば。1757.5は3の起点から1の矢印の先端までの長さ、878.5は14の起点から1の矢印の先端までの長さを示す。
図2は、部屋の寸法測定器で測定した測定点を、XY座標で表した図である。
部屋の寸法の測定は前記特許第2684139号の段落[0018]〜[0022]で記載するように、部屋の測定点までの長さと角度から極座標で求めたデータを直交座標系に変換して部屋の寸法データが演算される。
図2の左上の■は直角を示す。▲は測定点である。
図の左上の■のところの座標0.0と0.0で表す位置が原点(寸法基準(測定点1))である。原点0.0から直角に右へ点線(上辺仮想直線と称す)を引き、上辺仮想直線上に延長した線をX軸とし、原点0.0から直角に下へ点線(左辺仮想直線と称す)を引き、左辺仮想直線上に延長した線をY軸とする。上辺に記した数字は、X座標とY座標(X座標,Y座標)上の数値を表示している。底辺、左辺、右辺も同様である。
図2の表示についてさらに詳しく説明すると、例えば、図2に表示された数値は各測定点1〜14のXまたはY軸方向の偏差データを示し、上辺に記した数字、測定点2でY座標の−1.5は、上辺仮想直線から1.5mm内側に存在することを示している。また、測定点3でY座標の0.0は、上辺仮想直線の上に存在することを示し、測定点4でY座標の+1.5は、上辺仮想直線から1.5mm外側に存在することを示している。
同様に、例えば左辺の、測定点14でX座標の+1.5は、左辺仮想直線から1.5mm外側に存在することを示している。測定点13も同様である。
また、例えば右辺の測定点5でX座標の3518.0は、0.0(測定点1)から水平方向において3518.0mmの距離にあることを示し、測定点7も同様である。
また、例えば底辺の測定点8でY座標の2637.5は、0.0(測定点1)から垂直方向において2637.5mmの距離にあることを示し、測定点9も同様である。
本発明は、XY座標に変換した部屋の寸法を上辺については上辺仮想直線からの偏差で表し、左辺については左辺仮想直線からの偏差で表し、右辺については左辺仮想直線からの距離で表し、底辺については上辺仮想直線からの距離で表す。
図3は、均等割りの計算方法の概念を説明するための図で、部屋の縦方向と横方向の長さがそれぞれの畳で均等になるように調整される。畳を敷き込む部屋の敷居は、基準寸法通りではなく曲がりが発生していたりするので、その曲がりや実際の部屋の大きさに合うように畳の寸法を調整されている。図3においては、6畳の部屋の場合を例示しており、部屋の縦方向には畳の短辺が3枚分敷き込みされる。横方向においては畳の短辺が4枚分敷き込みされるが、図3に示す縦方向はIの部分、横方向はIIの部分で畳の短辺又は長辺の寸法が均等になっていると畳を敷き込んだ際に美観が良く、従来からこの均等割りで計算された寸法で畳を敷き込まれることが多い。均等割り以外の寸法割付け計算方法としては、幅均等、入基準、柱基準などが知られているがそれらの説明については省略する。
図4は6畳の部屋を均等割りにした説明図で、図4(a)は部屋の寸法データを、図4(b)は畳(1)〜(6)のそれぞれの短辺方向の長さ寸法と長辺方向の長さ寸法を示したものである。
図1〜4を用い6畳の部屋の場合の均等割りの計算方法について説明する。
図4(a)で、Hは図2に示す各測定点1〜14で寸法を測定した値である。
寸法データHは、各測定点において測定点1を原点としたXY座標上の測定寸法を求めることにより測定される。
ミリ単位では五八、本間等の基準寸法がないので、二点間の座標の距離を部屋の寸法として測定する。すなわち、H1〜H14は、図2の測定点1のX座標とY座標をH1(原点)とし、測定点2のY座標をH2、測定点3のY座標をH3、測定点4のY座標をH4、測定点5のX座標とY座標をH5とする。したがって、上記H1のように部屋の隅に当たる測定点においては、X座標とY座標の2つのデータを方向によって使い分ける。測定点6のX座標をH6、測定点7のX座標をH7、測定点8のX座標とY座標をH8、測定点9のY座標をH9、測定点10のY座標をH10、測定点11のY座標をH11、測定点12のX座標とY座標をH12とする。測定点13のX座標をH13、測定点14のX座標をH14とする。
図4(b)でWは割付けデータを示し、Wは図3の均等割り計算方法を用いて計算した値である。W1〜W15は畳ごとの短辺の長さ、Wt1〜Wt10は畳ごとの長辺の長さである。
均等割りは、予め測定された部屋の寸法データと寸法データH1〜H14に基づいて畳の大きさを予め定められている畳ごとの割付けデータを求め、測定基準点を通る下前から垂らした垂線と底辺までの線分をそこに敷きこむ畳の枚数で割ることで求める。
図4(c)は割付けデータの実寸値である。
図4(d)に示す偏差データSは測定点1を原点とし、上辺ではX軸からのY軸方向の距離を偏差とし、下辺ではX軸から敷く畳の短辺の基準長さ×枚数(部屋の畳数により変動する)を基準寸法とし、基準寸法との差を偏差とし、左辺ではY軸からのX軸方向の距離を偏差とし、右辺ではY軸から敷く畳の短辺の基準長さ×枚数を基準寸法とし、基準寸法との差を偏差とする。
測定基準点は、部屋に対して横方向に敷かれた畳の上前側の部屋の内側に位置する点で、十字にレーザー光線を照射する機器を設置して人が寸取尺を使用して測定する際に、十字の交点を合わせる点である。前記特許文献1に記載した寸法測定器を用いて測定する際には、部屋の中央に寸法測定器を設置して測定しており、測定基準点は使用していない。しかし、均等割りの計算をする際には、測定基準点上にある測定点から最初に割付けデータを求め、例えば、3畳の場合は、横方向に敷かれた畳の上前側角部と縦方向に敷かれた畳が接する点、6畳の場合は、横方向に敷かれた2枚の畳の上前側角部が接する点が測定基準点となる。
以下の説明において、下前は畳の長辺が敷居と接する側をいい、上前は畳の長辺が畳と接する側をいう。
本説明において、前記した通り本出願人が既に出願した特許第2684139号に記載した寸法測定器を使用して部屋の寸法データを取得することを前提としている。前記寸法測定器を使用することにより、図4(a)の測定データを容易に得ることができ、その測定方法は前記特許公報の段落[0028]〜[0031]に記載されている。
次に、厘単位を用いた均等割り計算方法について、図4に基づき説明する。
畳の短辺の寸法は、測定基準点を通る線分のY軸方向の長さで求める手順について説明する。6畳の部屋の場合は、測定基準点は図4(a)においては△の位置となる。均等割りにおいては、畳(1)(3)(4)の3枚の畳の短辺方向の寸法が同じになるようにそれぞれの畳の寸法を割付けする。このように割付けする場合、部屋の寸法データHmとHnを使用せずに、それぞれの偏差をSmとSnとし、この偏差データから均等割りを行うという手法が取られている。部屋の寸法データで均等割りした割付けデータは、基準寸法に偏差の大小を加算したデータになっている。
上記、畳(1)(3)(4)の短辺の寸法の和=基準寸法×3枚+畳(1)の偏差+畳(3)の偏差+畳(4)の偏差の式で求められ、均等割りして畳の寸法を求める。
均等割りして偏差を求めることで得られる畳の大きさは同じになる。畳(1)(3)(4)の3枚の畳が縦方向に存在するので、畳の幅方向の寸法Wnは上辺の偏差データSmとその上辺の寸法データに垂直方向で対応する下辺の寸法データSnを加え、SmとSn間に存在する幅方向の枚数tで下記[1]の式により計算される。
Wnの偏差=(Sm+Sn)/t・・・[1]
この際、計算に使用するSmとSnは畳の基準寸法に対する偏差(クセ)でWnの小数点第1位は切り捨てられる。Wnの偏差=K。
次に6畳の場合の具体的計算方法について説明する。まず、上記計算によりW3を求め、W3を用いてW6、W7を求める手順を説明する。図4(b)に示す上側の畳(1)の短辺の長さW3、真ん中の畳(3)の短辺の長さW6、下側の畳(4)の短辺の長さW7とし、図4(a)に示す上辺の下前の測定点H3=0、底辺の測定点H10=10とし、敷きこむ畳の枚数は3枚なので、上側の畳(1)の短辺の長さW3は、
W3の偏差=(0+10)/3
=3.333
小数点以下を切り捨て
≒3
となる。これは例えば短辺の基準寸法が2尺9寸の五八の畳の場合に、W3は2尺9寸3厘となる。基準寸法に対する偏差で表している。
W3を求めた後は、上から下へ割付けデータを順番に計算する。下前から垂らした垂線と底辺までの線分を上記で求めたW3で引いて、畳の枚数2で割ると、真ん中の畳(3)の短辺の長さW6の偏差は
W6の偏差=(S3+S10−W3の偏差)/2=(0+10-3)/2
= 3.5
となる。小数点以下を切り捨て
≒ 3
となる。W6は基準寸法(2900)に偏差3厘を足すと2尺9寸3厘となる。
下側の畳(4)の短辺の長さW7は、下前から垂らした垂線と底辺までの線分を上記で求めたW3とW6で引いて求められる。
W7の偏差=(0+10)−(3+3)
= 4
となる。
W7は、基準寸法に偏差4厘を足すと2尺9寸4厘となる。畳3枚の巾はW3、W6、W7で2尺9寸3厘、2尺9寸3厘、2尺9寸4厘となり1厘の差で、略均等になっている。
一方、尺貫法に基づく従来の計算方法をミリ単位の数字に変換して計算すると次のようになる。すなわち、図2に示す6畳の例では、上辺の下前の測定点H3=0、底辺の測定点H10=2639.0であり、敷きこむ畳の枚数の3で割ると、
W3=(0+2639.0)/3
=879.666となる。小数点以下を切り捨て
≒879.0
となる。W3は879.0mmである。
W3を求めた後は、上から下へ割付けデータを順番に計算すると、下前から垂らした垂線と底辺までの線分を上記で求めたW3で引いて、畳の枚数2で割ると、真ん中の畳(3)の短辺の長さW6は
W6=(0+2639.0-879.0)/2
= 880.0
となる。W6は880.0mmである。
下側の畳(4)の短辺の長さW7は、下前から垂らした垂線と底辺までの線分を上記で求めたW3とW6で引いて求められる。
W7=(0+2639.0)−(879.0+880.0)
= 880.0
となる。畳3枚の巾を比べると、W3とW7では1.0mmの差ができて均等にならない。
図4(b)に示す上側の畳(1)の短辺の長さW3は前記式[1]で求めたので、次に畳(1)のW1と他のWを計算する方法を次に説明する。畳(1)が畳(3)と畳(5)に接する上前側は直線なので、W1の長さは、W3からW1へ引いた垂線の交わる点から敷居と接する点までの長さとなる。
H1とH3のY軸座標の偏差は0なので、W1とW3の長さは同じである。短辺の長さは、測定点ごとに上前から下前までの長さを求めるものであるが、測定点ごとの偏差の違いを比較して長さを算出しても同じこととなる。
前記方法で求めたW3を用いて、畳(1)、(2)における短辺の長さW1、W2、W4、W5の偏差すなわち、部屋の上辺側に位置する畳の偏差を求める。上記、W1〜W5は上辺側に位置して、W3が求まれば、W1、W2、W4、W5は、W3との偏差値を比較して求める。上辺の偏差の違いにより割付けデータを求める計算は、偏差データSiと同じ上辺の偏差データSjの差に割付けデータWjを加算した式で表し、
Wi=Si-Sj+Wj・・・[2]
となる。
基準寸法を含んだ偏差値であっても、偏差値だけでも、計算結果は同じであるため、式[2]を用いて、W1、W2、W4、W5を計算する。
W1の偏差 =S1のY偏差-S3+W3の偏差= 0-0+3 =3
W2の偏差=S2 -S3+W3の偏差= -5-0+3=-2
W4の偏差=S4 -S3+W3の偏差= 5-0+3 =8
W5の偏差=S5のY偏差-S3+W3の偏差= 0-0+3 =3
となる。
次に、前記と同一計算方法でW7を求め、W7を用いて部屋の下辺側の畳(4)における短辺の長さW8、W9を求める。上記、W8、W9は底辺側に位置して、W7が求まれば、W8、W9は、W7との偏差値を比較して求める。基準寸法を含んだ偏差値であっても、偏差値だけでも、計算結果は同じであるため式[2]を用いて計算する。
W8の偏差=S11-S10+W7の偏差= 10-10+4 =4
W9の偏差=S9 -S10+W7の偏差= 5-10+4=-1
となる。
次に、W6と前記計算方法で求めたW8、W9を用いて、畳(5)(6)における長辺の長さWt8、Wt9を求める。測定点11のように長辺の畳と2枚の短辺の畳が接する点では、長辺の割付けデータWtiが短辺の2つの割付けデータWi、Wjの和となるので、
Wti=Wi+Wj・・・[3]と表すことができる。
測定点11で畳(5)の長辺の偏差と畳(3)と畳(4)の短辺の偏差の和は同じであるので、Wt8の偏差=W6の偏差+W8の偏差として表すことができる。
Wt8の偏差=3+4=7となる。
また、測定点9で畳(6)の長辺と畳(3)と畳(4)の短辺の偏差の和は、同じであるので、
Wt9の偏差=W6の偏差+W9の偏差=3-1=2となる。
次に、Wt8、Wt9を用いて畳(5)(6)における長辺の長さWt7、Wt10を求める。Wt7とWt10は、式[2]を用いて計算する。
Wt7の偏差 =S12のY偏差-S11+Wt8の偏差=15-10+7=12
Wt10の偏差= S8のY偏差-S9+Wt9の偏差= 5- 5+2= 2
となる。
次に、畳の短辺の寸法を測定基準点を通る線のX軸方向の長さで求める手順について説明する。上記、畳(5)(6)の短辺の寸法+畳(4)の長辺の寸法の和=短辺の基準寸法×2枚+長辺の基準寸法×1枚+畳(5)の偏差+畳(6)の偏差+畳(4)の偏差の式から畳の短辺の寸法を求めることができる。均等割りして偏差を求めることで畳の大きさは同じになる。畳の幅方向の寸法Wtnは、左辺の偏差データSmとその右辺の寸法データに水平方向で対応する右辺の偏差データSnを加え、SmとSn間に存在する幅方向に相当する半畳分に相当する枚数sで式[4]のように計算される。
Wtnの偏差=(Sm+Sn)/s・・・[4]
この際計算に使用するSmとSnは畳の基準寸法に対する偏差(クセ)のみで計算されている。
Wtnの小数点第1位を切り捨てる、Wtnの偏差=K
次に、W10を求め、W10を用いてW13、Wt5を求める手順を説明する。図4(b)に示す畳(5)の短辺の長さW10、畳(3)の長辺の長さWt5とし、畳(6)の短辺の長さW13、図4(a)に示す左辺の測定点H14=5、右辺の測定点H6=15とし、敷きこむ畳の半畳に相当する枚数は4枚なので、畳(5)の短辺の長さW10は、
W10の偏差=(5+15)/4
=5.0
小数点以下を切り捨て
≒5
となる。これは例えば基準寸法が五八の畳である場合では、W10は2尺9寸5厘の長さで、短辺の基準寸法である2尺9寸に対する大小の偏差で表している。
W10を求めた後は、W13、Wt5の順番に計算していく。畳(6)の短辺の長さW13は、測定基準線を水平方向に通過する線分を上記で求めたW10で引いて、畳の枚数3で割ると、畳(6)の短辺の長さW13の偏差は
W13の偏差=(S6+S14−W10の偏差)/2=(5+15-5)/3
= 5.0
となる。
W13は基準寸法に偏差5厘を足すと2尺9寸5厘となる。畳(3)の長辺の長さWt5は、測定基準線を水平方向に通過する線分を上記で求めたW10とW13で引いて求められる。 Wt5の偏差=(5+15)−(5+5)
= 10
となる。
Wt5は基準寸法(5800)に偏差10厘を足すと5尺8寸1分となる。畳3枚はW10、W13、Wt5で2尺9寸5厘、2尺9寸5厘、5尺8寸1分(半分にすると2尺9寸5厘)となり、均等になっている。
畳(3)と畳(4)が接する辺は直線であり、角部も直角であるからWt6の偏差=Wt5の偏差=10となる。
割付けデータWt2は畳(1)と畳(2)を二等分した値になるので、S14の偏差=5、右辺のS6の偏差=15を畳の枚数2で割ると
Wt2の偏差=(5+15)/2=10
割付けデータWt1は先に求めたWt2から[2]式で計算で求められる。また、割付けデータW11、W12は先に求めたW10から計算で求める。
Wt1 =S1 -S14+Wt2の偏差 = 0-5+10 =5
W11 =S13 -S14+W10の偏差 =10-5+10 =15
W12 =S12のY偏差-S14+W10の偏差 = 10-5+10 =15
割付けデータWt4、Wt3、W14、W15についても、前記方法を用いて割付けデータを求められる。
次に、ミリ単位を用いた均等割り計算方法について説明する。
ミリ単位で畳を均等に割り付けする場合も、前記厘単位の均等割りの方法と同一計算方法で計算される。その場合に小数点第1位以下の端数処理をどのタイミングで行うかが、均等に畳の巾を決定するための重要な要件となる。
ただし、ミリ単位で均等割り計算をする際には、尺貫法の寸法のときのように五八(ごはち)、三六(さぶろく)などの畳の基準寸法を予め設けずにデータを取り扱うので、データは偏差ではなく、実寸の寸法データHで計算される。
以下、ミリ単位で均等割り計算を行う工程について図9を参照して説明する。まず、測定基準点からY軸方向の垂線が敷居と交差する上辺の点のY軸方向の長さ成分Hm、下辺のY軸方向の長さ成分Hn、畳の枚数をt、任意の定数をc、割付けデータをc倍した値をJとすると、JはSTP2において1) J=c(Hm+Hn)/t・・・[5]でJの値を求める。
次に、2)で前記計算で求めたJの小数点以下を切り捨て、Jの整数部分Kを求める。次に、3)で、Kを再度cで割ることによって、J/c≒K/c=Wn、すなわち割付けデータを求める。
上記の1)〜3)のようにcの任意の定数cを使用する理由は、ある小数1/cの倍数で割付けデータを切り捨てする場合、先にある小数の逆数cで掛け算すると、割付けデータの小数点以下は、値が1つ繰り上がり、c倍した値で、小数点第1位以下を切り捨て、1/cで割ると、結果的に割付けデータを1/cで切り捨てた値と同じになる。
1/cの倍数で切り捨てる場合、先にc倍することで、1/c倍で切り捨てすることを容易にする。cは小数でも同じ計算結果になる。例えば、人がスケールを用いて読み取り可能である目盛はだいたい0.5mm程度であるから、0.5mm単位でデータを扱う場合を想定して説明する。0.5を越えた0.6や0.7の割付けデータの端数を切り捨てて、0.5にすれば、均等な畳の巾に近づくことになる。
上記1)は、下前側角部の部屋の寸法データと下前側角部の部屋の寸法データが底辺と交わる点の部屋の寸法データを足して、畳の枚数で割った値に、任意の定数をかけたものである。上記2)は、Jを小数点第1位以下で切り捨てた整数Kと小数点Δを用いて表すと、J=K+Δとなる。
次に、ミリ単位で求めるW3の計算手順と、W3を用いてW6、W7を求める手順について説明する。図4(b)に示す上側の畳(1)の短辺の長さW3、真ん中の畳(3)の短辺の長さW6、下側の畳(4)の短辺の長さW7とし、寸法測器置で測定した図2に示す各測定点のXY座標上の長さから、図4(a)に示す上辺の下前の測定点H3のY軸上の長さ=0、底辺の測定点H12のY軸上の長さ=2639.0とし、前記式[5]から、上側の畳(1)の短辺の長さW3は、部屋の寸法データの線分を通過する畳の枚数3で割り、任意の定数で2倍して、
J=2(0+2639.0)/3=1759.332とする。
Jを整数と小数に分けてJ=1759+0.332とする。
W3は2倍にした数字の逆数の1/2で割り、
W3=1759/2
=879.5となる。
W3は879.5mmである。W3を求めた後は、上から下へ割付けデータを順番に計算する。真ん中の畳(3)の短辺の長さW6は部屋の寸法データの線分をW3の長さで引き、通過する畳の枚数2で割り、ここでは0.5mm単位の長さで寸法データを扱うことと定め任意の定数で2倍して、
J=2(0+2639.0-879.5)/2=1759.5でJを求め、Jを整数と小数に分けてJ=1759+0.5、W6の整数部分を2倍した任意の定数c=2で割り、W6=1759/2 =879.5となる。もちろんCの値は別の数値としてもかまわない。
W6は879.5mmである。
下側の畳(4)の短辺の長さW7は、下前から垂らした垂線と底辺までの線分の長さを上記で求めたW3とW6で引いて求められ、
W7=(0+2639.0)−(879.5+879.5)
= 880.0となる。
W7は880.0mmである。
畳3枚の巾はW3、W6、W7で879.5mm、879.5mm、880.0mmとなり0.5mmの差で、略均等になっている。
次に、前記計算方法で求めたW3を用いて、畳(1)、(2)における短辺の長さW1、W2、W4、W5を求める。上記、W1〜W5は上辺側に位置して、W3が求まれば、W1、W2、W4、W5は、W3と各測定点の部屋の寸法データを比較して求める。
上辺の部屋の寸法データの違いにより割付けデータを求める計算は、部屋の寸法データHiと同じ上辺の部屋の寸法データHjの差に割付けデータWjを加算した式で表し、
Wi=Hi-Hj+Wj・・・[6]
となる。
式[6]を用いて、W1、W2、W4、W5を計算する。
W1 =H1のY座標-H3+W3= 0-0+879.5=879.5
W2 =H2 -H3+W3=-1.5-0+879.5=878.0
W4 =H4 -H3+W3= 1.5-0+879.5=881.0
W5 =H5のY座標-H3+W3= 0-0+879.5=879.5
となる。
次に、W7を用いて部屋の下辺側の畳(4)における短辺の長さW8、W9を求める。
上記、W8、W9は底辺側に位置して、W7が求まれば、W8、W9は、W7と各測定点の部屋の寸法データを比較し、前記式[6]を用いて計算する。
W8 =H11-H10+W7= 2639.0-2639.0+879.5=879.5
W9 =H9 -H10+W7=2637.5-2639.0+879.5=878.0
となる。
畳(5)の長辺と畳(3)と畳(4)の短辺の部屋の寸法データの和は、同じであるので、Wt8=W6+W8と表すことができる。Wt8=W6+W8=879.5+879.5=1759.0となる。
畳(6)の長辺と畳(3)と畳(4)の短辺の部屋の寸法データの和は、同じであるので、
Wt9=W6+W9=879.5+878.0=1757.5となる。
次に、Wt8、Wt9を用いて畳(5)(6)における長辺の長さWt7、Wt10を求める。Wt7とWt10は、式[6]を用いて計算する。
Wt7 =H12のY座標-H11+Wt8=2640.5-2639.0+1759.0=1760.5
Wt10 = H8のY座標-H9+Wt9 =2637.5-2637.5+1757.5=1757.5
となる。
以上の計算により部屋に敷かれる畳の縦方向の各辺の長さを求めることができる。
次に、部屋に敷かれる畳の横方向の各辺の長さを求める。
測定基準点からX軸方向の垂線が敷居と交差する左辺の点をHm、右辺の点をHn、HmとHn間に存在する幅方向に相当する半畳分に相当する枚数をs、任意の定数をc、割付けデータをc倍した値Jを用いて、STP4において、J=c(Hm+Hn)/s・・・[7]でJの値を求め、引き続き、2)で[7]式で求めた商の小数点以下を切り捨て、Jの整数部分Kを求め、次に、3)でKを再度cで割ることによってJ/c≒K/c=Wn すなわち割付けデータが求まる。
上記2)は、Jを小数点第1位以下で切り捨てた整数Kと小数点Δを用いて表すと、
J=K+Δとなる。
図4(b)に示す畳(5)の短辺の長さW10、畳(3)の長辺の長さWt5とし、畳(6)の短辺の長さW13、図2及び図4(a)に示す左辺の測定点H14のX軸方向の長さ成分=1.5、右辺の測定点H6のX軸方向の長さ成分=3519.5とし、上記1)〜3)を用いて、畳(5)の短辺の長さW10は、部屋の寸法データの線分を通過する半畳に相当する枚数4で割り、任意の定数で2倍して、
J=2(1.5+3519.5)/4=1760.5とする。
Jを整数と小数に分けてJ=1760+0.5とする。
W10は2倍にした数字の整数部分を2倍した任意の定数c=2で割り、
W10=1760/2 =880.0となる。
W10は880.0mmである。
W10を求めた後は、W13、Wt5の順番で計算していく。畳(6)の短辺の長さW13は、測定基準線を水平方向に通過する線分を上記で求めたW10で引いて、畳の枚数3で割り、任意の定数で2倍して、
J=2(1.5+3519.5-880.0)/3=1760.666
Jを整数と小数に分けてJ=1760+0.666とする。
W13は数字の整数部分を2倍した任意の定数c=2で割り、
W13=1760/2 =880.0となる。
もちろんCの値は別の数値としてもかまわない。
W13は880.0mmである。
畳(3)の長辺の長さWt5は、測定基準線を水平方向に通過する線分を上記で求めたW10とW13で引いて求められる。
Wt5=(1.5+3519.5)−(880.0+880.0)=1761.0となる。
Wt5は1761.0mmである。
畳3枚はW10、W13、Wt5で880.0mm、880.0mm、1761.0mm(半分にすると880.5mm)となり0.5mmの差で、均等になっている。
割付けデータWt2は、畳(1)と畳(2)を二等分した値になるので、H14の部屋の寸法データ=1.5、H6の部屋の寸法データ=3519.5を畳の枚数2で割ると
Wt2=(1.5+3519.5)/2=1760.5
Wt1 =H1 -H14+Wt2 = 0-1.5+1760.5 =1759.0
W11=H13 -H14+W10 =3.0-1.5+880.0 =881.5
W12 =H12のY座標-H14+W10 = 3.0-1.5+880.0 =881.5
となる。
割付けデータWt4、Wt3、W14、W15についても、前記方法を用いて、割付けデータを求める。
次に厘単位、ミリ単位間の変換について図7を参照して説明する。
一厘は、0.303・・・ミリであり、ミリ単位と厘単位は整数倍の関係ではないので、電子計算機で一旦、ミリ/厘、換算をしたあと、もとの単位に戻すと誤差が生ずることになり(10÷33=0.303に×3.3をしても1に戻すことはできない)、そしてこれを繰り返すと誤差は増えていく。
誤差を生じさせない方法として、絶対値から厘へ換算する場合の換算値(図7のMZ)を、絶対値から厘に換算した実際の寸法で表し、偏差値から絶対値への換算値(図7のMH)を、偏差値に基準寸法を加算した実際の寸法で表すことで誤差の発生を押さえることができる。
これを図7を参照して説明すると、図7(a)の畳の図は、図4(b)の畳(1)を180度回転して、上前を上にしたものである。図7(b)の1〜7は、均等割りの計算方法で求めた畳(1)の割付けデータである。
1は基準、2は1との偏差、3はWt2、4はWt1、5はW3、6はW2、7はW1を示している。
左の表は、ミリ単位から厘単位に変換する場合で、ミリ単位で表した絶対値をWmmとし、絶対値から厘へ換算する場合の換算値をMzとし、従来の尺貫法で表した厘単位の偏差値をWrとする。
右の表は、厘単位からミリ単位に変換する場合で、従来の尺貫法で表した厘単位の偏差値をWrとし、偏差値から絶対値への換算値の換算値をMHとし、ミリ単位で表した絶対値をWmmとする。その下の○で示した図は変換する方向を示している。
ミリ単位(Wmm)→厘単位(Wr)に変換する場合について説明する。
ミリ単位(Wmm)→厘単位(Wr)に変換する場合の方向をAとする。
SQ1〜SQ3の方法で変換を行う。
<SQ1>絶対値に厘換算(33/10)した値を換算値をMzとする。
Mz=Wmm×33/10
<SQ2>換算値Mzを小数点第1位で切り上げた値をNとする。
2.でミリ単位にする場合の計算では、
<SP3>で切り捨てをしている。
SP4のミリ単位のWmmは、SP1の厘単位のMHより値は小さい。
厘単位にする場合の計算では、切り上げることで、SQ2の厘単位のNの値とSP1 の厘単位の値を同じになる。
<SQ3>切り上げた値Nから基準寸法を引いて、偏差値Wrを求める。
Wr=N−基準寸法
番号3の値を使って、SQ1〜SQ3の説明する。
<SQ1>
絶対値1760.5に厘換算して、Mz=1760.5×33/10=5809.65となる。
<SQ2>
換算値Mzを小数点第1位で切り上げ、Nを5810とする。
SQ2のNの値とSP1のMHの値は同じである。
<SQ3>
偏差値Wrは、基準寸法5800を引いてWr=5810-5800=10となる。
10厘は基準寸法より10厘大きいことを示している。
次に、厘単位(Wr)→メートル単位(Wmm)に逆変換する場合について説明する。
厘単位(Wr)→ミリ単位(Wmm)に変換する場合の方向をBとする。
SP1〜SP4の方法で変換を行う。
<SP1>偏差値Wrに基準寸法を足した値を換算値としてMHとする。
MH=Wrの偏差+基準寸法
<SP2>換算値MHをmm換算(10/33)して、係数でC倍した値をLとする。
L=C×MH×10/33
<SP3>Lを整数Kと小数点Δに分けて表す。
L=K+Δ
<SP4>整数Kを係数Cで割り、ミリ単位の絶対値Wmmを求める。
Wmm=K/C
番号3の値を使って、SP1〜SP4の説明する。
<SP1>
偏差値10に基準寸法5800を足し、MH=10.00+5800.00=5810.00となる。
<SP2>
換算値をMHをmm換算して、係数でC倍する。
0.5mm単位なので、Cを2とする。
L=2×5810.00×10/33=3521.21
<SP3>
Lを整数Kと小数点Δに分け、L=3521+0.21とすると、Kは3521となる。
<SP4>
絶対値Wmmは、Kを2で割り、Wmm=3521/2=1760.5、絶対値は1760.5mmとなる。
次に図8を参照して本発明の寸法割付け装置が搭載される全体システム構成について説明する。IT機器とは、デスクトップパソコンやノートパソコンや携帯端末装置である。
部屋の寸法測定器とのインターフェイスは、前記特許文献1に記載した寸取器あるいは当社が既に出願した特願2012−176625号明細書に記載された寸法測定器で、各測定点の長さデータ、角度データ、敷居の高さデータ、極座標に変換した部屋の寸法データ、畳み基準データ、部屋のくせデータ、部屋の現場情報を有線または無線通信、シリアル又はパラレル通信でIT機器と送受信する。
図8の右側は複数の畳製造機器であり、本発明では畳製造器機に前記各データを無線シリアル通信で送受信し、畳製造器機は、受信した画面データを表示部に表示する。また、その他インターネット回線とデータを送受信したり、印刷機にデータを送信する。
次に、図9を参照して6畳の場合を例として、本発明の寸法割付け装置の制御工程について説明する。
STP1で、ある基準点からの長さと角度を測定し、極座標により部屋の形状を求め、図2に示すようにXY座標に変換した部屋の寸法形状、または、図1に示すように部屋の中の任意の測定基準点で直行する2つの線を部屋の敷居まで引いた線分の長さによって、部屋の形状を求め、Wの単位を厘単位かミリ単位にするかを決定する。
部屋の寸法測定により、厘単位の場合、各測定点における偏差が求められ、ミリ単位の場合、各測定点における座標上の長さ成分が求められる。
STP2で、6畳の場合、上辺を二等分した点からY軸方向に垂線を下ろし敷居と接する上辺の点と下辺の点の線分を
J=c(Hm+Hn)/t
の式を使って、そこに敷き込む畳の枚数(6畳の場合3枚)で割った畳の長さを計算し、Jの小数点以下を切り捨て、整数部分Kを求めK/cの計算をすることでW3を求める。次にW6、W7を順次求める。
STP3で、STP2で求めたW3、W7を用いて、横方向の幅をWi=Hi−Hj+Wjで求め、
上辺に接する畳(1)の左框の長さW1を求め、
上辺に接する畳(1)の間中の長さW2を求め、
上辺に接する畳(2)の間中の長さW4を求め、
上辺に接する畳(2)の右框の長さW5を求め、
次に前記式を用いて
底辺に接する畳(4)の左框の長さW8を求め、
底辺に接する畳(4)右框の長さW9を求め、
左辺に接する畳(5)の上前の長さWt8を求め、
右辺に接する畳(6)の上前の長さWt9を求め、
左辺に接する畳(5)の下前の長さを求め(Wt7)、
右辺に接する畳(6)の下前の長さを求め(Wt10)を算出する。
STP4で、上辺を二等分した点の下前角部からX軸方向に垂線を下ろし、敷居と接する左辺の点と右辺の点の線分を
J=c(Hm+Hn)/s
の式を使って計算し、Jの小数点以下を切り捨て、整数部分Kを求め、K/cの計算をすることでW10を求める。
W10が求まればW13、Wt5、Wt6を順次算出する。
左辺に接する畳(1)の上前の長さWt2を求め、
左辺に接する畳(1)の下前の長さWt1を求め、
左辺に接する畳(5)の間中の長さW11を求め、
左辺に接する畳(5)の右框の長さW12を求め、
右辺に接する畳(2)の上前の長さWt4を求め、
右辺に接する畳(2)の下前の長さWt3を求め、
右辺に接する畳(6)の間中の長さW14を求め、
右辺に接する畳(6)左框の長さW15を求める。
STP5で、畳番号ごとの各Wをメモリーに記憶する。
STP6で、Wの単位を判定する。Wの単位がミリ単位の場合は、STP7へ進む。Wの単位が厘単位の場合は、STP8へ進む。
STP7で、STP6でWの単位がミリ単位の場合、畳(1)〜(6)をミリ単位Wmmで表示する。STP6でWの単位が厘単位で、ミリ単位に切り替える場合、STP9で、換算値MHを算出し、SP1〜SP4の式を用いて、畳(1)〜(6)をミリ単位Wmmで表示する。
STP8で、ミリ単位から厘単位に変換する場合、換算値Mz=Wmm×33/10を算出し、厘単位に変換した実際の長さを求める。
<SQ1>絶対値に厘換算(33/10)した値を換算値をMzとする。
Mz=Wmm×33/10
<SQ2>換算値Mzを小数点第1位で切り上げた値をNとする。
<SQ3>切り上げた値Nから基準寸法を引いて、偏差値Wrを求める。
Wr=N−基準寸法
STP9で、厘単位からミリ単位に変換する場合、換算値MH=Wrの偏差+基準寸法を算出し、厘単位での実際の長さを求める。
<SP1>偏差値Wrに基準寸法を足した値を換算値MHとする。
MH=Wrの偏差+基準寸法
<SP2>換算値をMHをmm換算(10/33)して、係数でC倍した値をLとする 。
L=C×MH×10/33
<SP3>Lを整数Kと小数点Δに分けて表す。
L=K+Δ
<SP4>整数Kを係数Cで割り、ミリ単位の絶対値Wmmを求める。
Wmm=K/C
STP10で、STP6でWの単位が厘単位の場合、畳(1)〜(6)を厘単位Wrで表示する。STP6でWの単位がミリ単位で、厘単位に切り替える場合、STP8で、換算値Mzを算出し、SQ1〜SQ3の式を用いて、畳(1)〜(6)を厘単位Wrで表示する。
STP11で、結果を出力する。
(実施例2)
上記実施例1として説明したのは、畳(1)と畳(2)の下前側がほぼ直線上となっているものであるが、例えば図6に示すように畳(1)と畳(2)の下前側において段差がある部屋などが存在する。このような場合は、その段差が発生している測定点(図6においては測定点3)において、左の図に示すようにH3aとH3bというように1つの測定点で2つのデータを持たせるようにしておき、それぞれ別々に前記と同様の方法により測定を行うことによってデータを持たせて畳の割付けを行うことができる。図6に示した以外の個所においても、また、1個所ではなく複数の個所に段差が付いていることがあるので、畳と畳が接する測定点は、畳の畳数にかかわらず1つの測定点に2つのデータを持たせるようにしておいてもよい。

Claims (6)

  1. 部屋の寸法データを測定する寸法測定器により測定された寸法データと、
    予め定められている、部屋の形状に適した畳の敷き込みパターンを用いて畳の割付けを行う畳の割付け装置であって、部屋の中の任意の点を測定基準点と定め、測定基準点で直交するXY座標上の2つの線分の長さによって部屋形状と各測定点におけるXY座標上の長さを求める畳数決定手段と、
    Y軸方向の垂線の長さから縦方向の基準割付けデータを求める基準割付けデータ決定手段と、
    前記基準割付けデータを基に部屋に敷かれる畳の縦方向の各長さ成分を順次求める縦方向幅決定手段と、
    X軸方向の垂線の長さから横方向の基準割付けデータを求め、前記基準割付けデータを基に畳の横方向の各長さ成分を順次求める横方向幅決定手段と、
    畳の縦横すべての幅を記憶する手段と、
    前記データの測長単位を決定する手段と、
    前記測長単位の厘単位とミリ単位を相互に変換する単位変換手段
    を有することを特徴とする畳の寸法割付け装置。
  2. 前記基準割付けデータ決定手段は、
    J=c(Hm+Hn)/t (ただしHm、HnはY軸上の長さ成分、tは垂線が縦断する畳の枚数、cは定数)により求めたJの小数点以下を切り捨て、整数部分Kを求め、K/cで基準割付けデータを求めることを特徴とする請求項1記載の畳の寸法割付け装置。
  3. 前記縦方向幅決定手段は、前記手段で求めた基準割付けデータWと敷居と接する上辺の各測定点における割付けデータを、Wi=Hm−Hn+W(ただしHm、Hnは隣合う測定点におけるY座標上の長さ成分)を用いて順次求め、次に、長辺の割付けデータのうち内側の割付けデータを隣接する短辺の割付けデータの和から求め、外側の割付けデータを内側の割付けデータを用い前記式から求めることで、部屋に敷かれる畳の縦方向の各長さ成分を求めることを特徴とする請求項1記載の畳の寸法割付け装置。
  4. 前記横方向幅決定手段は、部屋の側辺を等分した点からX軸方向に下ろした垂線が敷居と接する左辺の点Hmと右辺の点HnのX軸方向の長さ成分と垂線が縦断する畳の枚数tと任意の定数cを用いて、J=c(Hm+Hn)/tから割付けデータをc倍した値Jを求め、Jの小数点以下を切り捨て、整数部分Kを求め、K/cの計算をすることで前記垂線が縦断する左辺の畳の横方向の割付けデータWを求め、前記割付けデータを基に順次畳の横方向の各長さ成分を求めることを特徴とする請求項1記載の畳の寸法割付け装置。
  5. 前記単位変換手段は、ミリ単位から厘単位に変換する場合、厘換算(33/10)して換算値Mzを求め、Mz=Wmm×33/10から、換算値Mzを小数点第1位で切り上げた値Nから基準寸法を引いて、偏差Wrを求めることで厘単位に変換することを特徴とする請求項1記載の畳の寸法割付け装置。
  6. 前記単位変換手段は、厘単位からミリ単位に変換する場合、MH=Wrの偏差+基準寸法の式により偏差Wrに基準寸法を足した値から換算値MHを求め、
    L=c×MH×10/33の式により換算値MHをmm換算(10/33)して、係数でc倍した値をLを整数Kと小数点Δに分けて、
    L=K+Δ
    整数Kを係数cで割り、ミリ単位の絶対値Wmmを求めることを特徴とする請求項1記載の畳の寸法割付け装置。
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