JP2014201531A - 重合性アルコキシシラン化合物 - Google Patents
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Abstract
【課題】シランカップリング剤として有用な新規重合性化合物を提供する。【解決手段】下記一般式(1)で表される重合性アルコキシシラン化合物。(式中、環A:置換基を有してもよいベンゼン環、シクロヘキサン環又はナフタレン環、X:H又はMe、Y:H又はC1〜5アルキル基、L1:単結合、−O−、−S−、−COO−、−OCO−、−SCO−、−OCOO−、−(CE2)p−、−(CE2)pO−、−(CE2)pS−、−(CE2)pCOO−、−(CE2)pOCO−、−(CE2)pSCO−、−(CE2)pOCOO−、−(CE2)pS(CE2)qS−又は−(CE2)pO(CE2)qO−、L2:−(CE2)p−、−(CE2)pO(CE2)q−、−(CE2)pS(CE2)q−又は−(CE2)pNY(CE2)q−、E:H、C1〜4アルキル基又はハロゲン原子、R:C1〜5アルキル基、n:1〜3、p:1〜20、q:1〜20)【選択図】なし
Description
本発明は、ラジカル重合に有用なアクリロイルオキシ基又はメタクリロイルオキシ基を有する重合性アルコキシシラン化合物に関するものであり、該重合性アルコキシシラン化合物は、両官能性を有するため、有機物質と無機物質のような二種の非類似の物質に安定な結合をもたらすのに有用であり、コーティング剤、化粧品等種々の用途に用いることができる。
例えば、下記特許文献1には、新規な弗素化アクリルアミドシランモノマー、ホモポリマー及びそのコポリマーが開示されており、下記特許文献2には、環状構造要素を含むシランカップリング剤をポリマー面に塗布し、その後加熱により固定することにより得られる強誘電性液晶用配向膜が開示されており、下記特許文献3には、α,β−エチレン性不飽和基を含むシランモノマーを含有するモノマーを用いた微細固体球状ポリマービーズの製造法が開示されており、下記特許文献4には、アクリル基を有するアルコキシシランモノマーを含むインク媒剤を含む転相インクが開示されている。
しかし、重合性アルコキシシラン化合物が商業的に入手可能であるにも関わらず、アクリロイルオキシ基又はメタクリロイルオキシ基及び六員環あるいはその縮合環を有する重合性アルコキシシラン化合物は知られていなかった。
従って、本発明の目的は、シランカップリング剤として有用な、アクリロイルオキシ基又はメタクリロイルオキシ基及び六員環あるいはその縮合環を有する新規重合性アルコキシシラン化合物を提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討した結果、アクリロイルオキシ基又はメタクリロイルオキシ基及び六員環あるいはその縮合環を有するアルコキシシラン化合物が、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、下記一般式(1)で表される重合性アルコキシシラン化合物を提供するものである。
Xは、水素原子又はメチル基を表し、
Yは、水素原子又は炭素原子数1〜5のアルキル基を表し、
L1は、単結合、−O−、−S−、−COO−、−OCO−、−SCO−、−OCOO−、−(CE2)p−、−(CE2)pO−、−(CE2)pS−、−(CE2)pCOO−、−(CE2)pOCO−、−(CE2)pSCO−、−(CE2)pOCOO−、−(CE2)pS(CE2)qS−又は−(CE2)pO(CE2)qO−を表し、
L2は、−(CE2)p−、−(CE2)pO(CE2)q−、−(CE2)pS(CE2)q−又は−(CE2)pNY(CE2)q−を表し、
Eは、水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基又はハロゲン原子を表し、複数あるEは同じでも異なっていてもよく、
Rは、炭素原子数1〜5のアルキル基を表し、
nは、1〜3であり、pは、1〜20であり、qは、1〜20である。
nが2又は3であるとき、L1及び環Aはそれぞれ同じでも異なっていてもよい。)
また、本発明は、上記一般式(1)で表される重合性アルコキシシラン化合物より得られるシランカップリング剤を提供するものである。
本発明の重合性アルコキシシラン化合物は、耐熱性に優れ、硬化させた際に離型性、防汚性が高いため、シランカップリング剤として有用である。
以下、本発明について、その好ましい実施形態に基づき詳細に説明する。
上記一般式(1)中、環Aで表されるベンゼン環、シクロヘキサン環又はナフタレン環の置換基としては、炭素原子数1〜5のアルキル基、炭素原子数1〜5のアルコキシ基、ハロゲン原子、水酸基又はシアノ基が挙げられる。
上記炭素原子数1〜5のアルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、iso−プロピル、ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、iso−ブチル、アミル、iso−アミル、tert−アミル等が挙げられ、
上記炭素原子数1〜5のアルコキシ基としては、メチルオキシ、エチルオキシ、iso−プロピルオキシ、プロピルオキシ、ブチルオキシ、ペンチルオキシ、iso−ペンチルオキシ等が挙げられ、
上記ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
上記炭素原子数1〜4のアルコキシ基としては、上記炭素原子数1〜5のアルコキシ基の例として挙げた基のうち、炭素原子数1〜4のものが挙げられる。
上記炭素原子数1〜5のアルコキシ基としては、メチルオキシ、エチルオキシ、iso−プロピルオキシ、プロピルオキシ、ブチルオキシ、ペンチルオキシ、iso−ペンチルオキシ等が挙げられ、
上記ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
上記炭素原子数1〜4のアルコキシ基としては、上記炭素原子数1〜5のアルコキシ基の例として挙げた基のうち、炭素原子数1〜4のものが挙げられる。
上記一般式(1)において、n個の連結基は、互いに同じであっても異なっていてもよい。
上記一般式(1)で表される化合物の中でも、製造が容易で溶媒溶解性が高く、熱・電気・光に対して安定であるため、L1が−(CH2)p−あるいは−(CH2)pO−であるもの;L2が−(CH2)p−であるものが好ましく、
環Aの少なくとも一つがナフタレン環であるものが、反応性が高いため好ましい。
環Aの少なくとも一つがナフタレン環であるものが、反応性が高いため好ましい。
本発明の重合性アルコキシシラン化合物の具体例としては、下記化合物No.1〜No.49が挙げられるが、これらの化合物に制限されない。
本発明の重合性アルコキシシラン化合物の製造方法としては、特に限定されず、公知の反応を応用して製造することができる。例えば、上記一般式(1)において、L1が単結合、n=1であるとき、下記反応式に示すように、フェノール体又はアルコール体Aとアクリル酸ハライド又はメタクリル酸ハライドBを塩基性環境下において反応させた後、アミノアルキルアルコキシシラン化合物Dと塩基性環境下で反応させることで、本発明の重合性アルコキシシラン化合物を得ることができる。
本発明の重合性アルコキシシラン化合物は、光ラジカル発生剤等の開始剤及び必要に応じてその他の添加剤を混合して樹脂組成物とし、該樹脂組成物にエネルギー線を照射することで硬化させることが可能であるため、各種用途に使用することができる。
本発明の重合性アルコキシシラン化合物は、ラジカル重合に有用なアクリロイルオキシ基又はメタクリロイルオキシ基と、アルコキシシリル基との両官能性を有するため、有機物質と無機物質のような二種の非類似の物質に安定な結合をもたらすのに有用であり、その具体的な用途としては、塗料、コーティング剤、ライニング剤、インキ、レジスト、液状レジスト、接着剤、印刷版、絶縁ワニス、絶縁シート、積層板、プリント基盤、半導体装置用・LEDパッケージ用・液晶注入口用・有機EL用・光素子用・電気絶縁用・電子部品用・分離膜用等の封止剤、成形材料、パテ、ガラス繊維含浸剤、目止め剤、半導体用・太陽電池用等のパッシベーション膜、層間絶縁膜、保護膜、化粧品、液晶ディスプレイ等の導光板、偏光フィルム・位相差フィルム・光拡散フィルム等の光学フィルム、光拡散板、光カード、液晶表示素子基板・タッチパネル用基板・太陽電池基板等の光学シート、光学素子、光コネクター、光導波路等の光学用途、光学的造形用注型剤等を挙げることができ、例えばコーティング剤として適用できる基材としては金属、木材、ゴム、プラスチック、ガラス、セラミック製品等を挙げることができる。本発明の重合性アルコキシシラン化合物は、特にシランカップリング剤あるいはコーティング剤等の表面処理剤として有用である。
本発明の重合性アルコキシシラン化合物は、上記の用途に用いられる場合、重合性アルコキシシラン化合物のみでも用いられるが、上記重合性アルコキシシラン化合物以外の他の成分を含有させて用いてもよい。
上記他の成分としては、用途に応じて異なるが、例えばコーティング剤用途においては、カチオン/ラジカル重合性化合物、カチオン/ラジカル重合開始剤、溶媒等が挙げられ、レジスト用途においては、バインダーポリマー、光重合開始剤、溶媒等を挙げることができる。
例えば、重合性アルコキシシラン化合物をシランカップリング用途に用いる場合、シランカップリング剤の含有量は、全組成物中の固形分中、好ましくは0.1〜30質量%、更に好ましくは0.5〜10質量%である。
上記他の成分としては、用途に応じて異なるが、例えばコーティング剤用途においては、カチオン/ラジカル重合性化合物、カチオン/ラジカル重合開始剤、溶媒等が挙げられ、レジスト用途においては、バインダーポリマー、光重合開始剤、溶媒等を挙げることができる。
例えば、重合性アルコキシシラン化合物をシランカップリング用途に用いる場合、シランカップリング剤の含有量は、全組成物中の固形分中、好ましくは0.1〜30質量%、更に好ましくは0.5〜10質量%である。
以下、実施例をもって本発明を更に詳細に説明する。しかしながら、本発明は以下の実施例によって制限を受けるものではない。
〔実施例1〕化合物No.7の合成
<ステップ1>
3Lフラスコに6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸(104g、0.552mol)、四ホウ酸ナトリウム(111g、0.552mol)、水酸化ナトリウム(44.2g、1.10mol)及び水(1400ml)を仕込み、氷冷下でメタクリル酸クロリド(108g、0.993mol)を滴下した。4時間撹拌後、10%−HCl(1205g)にて酸析を行った。その後、析出物をろ別し、更に水洗を3度行った。得られた粗生成物をアセトンで再結晶精製、乾燥後、中間物1の116g(収率:82%)を得た。
<ステップ1>
3Lフラスコに6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸(104g、0.552mol)、四ホウ酸ナトリウム(111g、0.552mol)、水酸化ナトリウム(44.2g、1.10mol)及び水(1400ml)を仕込み、氷冷下でメタクリル酸クロリド(108g、0.993mol)を滴下した。4時間撹拌後、10%−HCl(1205g)にて酸析を行った。その後、析出物をろ別し、更に水洗を3度行った。得られた粗生成物をアセトンで再結晶精製、乾燥後、中間物1の116g(収率:82%)を得た。
<ステップ2>
分水器を取り付けた200mlフラスコに窒素フロー下、中間物1(20.0g、780mmol)、3−アミノプロピルトリメトキシシラン(14.7g、819mmol)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(22.4g、117mmol)及びピリジン(100g)を仕込み、還流下3時間反応させた。反応終了後、脱溶媒を行った。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー精製し、トルエン/メタノール混合溶媒から再結晶精製し、乾燥して目的物(化合物No.7)を収量7.0g(収率:21.5%)で得た。得られた結晶が目的物であることは、1H−NMR、IRで確認した。結果を〔表1〕及び〔表2〕に示す。
分水器を取り付けた200mlフラスコに窒素フロー下、中間物1(20.0g、780mmol)、3−アミノプロピルトリメトキシシラン(14.7g、819mmol)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(22.4g、117mmol)及びピリジン(100g)を仕込み、還流下3時間反応させた。反応終了後、脱溶媒を行った。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー精製し、トルエン/メタノール混合溶媒から再結晶精製し、乾燥して目的物(化合物No.7)を収量7.0g(収率:21.5%)で得た。得られた結晶が目的物であることは、1H−NMR、IRで確認した。結果を〔表1〕及び〔表2〕に示す。
〔実施例2〕化合物No.8の合成
実施例1におけるステップ2において、3−アミノプロピルトリメトキシシランの代わりに3−アミノプロピルトリエトキシシラン(18.1g、819mmol)を用いて、同様に反応及び処理することで、目的物(化合物No.8)を収量21.3g(収率59.5%)で得た。得られた結晶が目的物であることは、1H−NMR、IRで確認した。結果を〔表1〕及び〔表2〕に示す。
実施例1におけるステップ2において、3−アミノプロピルトリメトキシシランの代わりに3−アミノプロピルトリエトキシシラン(18.1g、819mmol)を用いて、同様に反応及び処理することで、目的物(化合物No.8)を収量21.3g(収率59.5%)で得た。得られた結晶が目的物であることは、1H−NMR、IRで確認した。結果を〔表1〕及び〔表2〕に示す。
〔実施例3〕化合物No.17の合成
<ステップ1>
1Lフラスコに6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸(300g、1.59mol)、ヨウ化カリウム(26.5g、0.159mol)、水酸化カリウム(224g、3.99mol)及び水(1118ml)を仕込み、撹拌して溶解させた。その後、80〜90℃にて6−クロロヘキサノール(261g、1.91mol)を滴下した。その後、還流下15時間反応させた後、室温まで冷却し、10%−HCl(1205g)にて酸析を行った。その後、析出物をろ別し、更に水洗を3度行った。得られた粗生成物をアセトンで再結晶し、乾燥後、中間物2の95.7g(収率:58%)を得た。
<ステップ1>
1Lフラスコに6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸(300g、1.59mol)、ヨウ化カリウム(26.5g、0.159mol)、水酸化カリウム(224g、3.99mol)及び水(1118ml)を仕込み、撹拌して溶解させた。その後、80〜90℃にて6−クロロヘキサノール(261g、1.91mol)を滴下した。その後、還流下15時間反応させた後、室温まで冷却し、10%−HCl(1205g)にて酸析を行った。その後、析出物をろ別し、更に水洗を3度行った。得られた粗生成物をアセトンで再結晶し、乾燥後、中間物2の95.7g(収率:58%)を得た。
<ステップ2>
分水器を取り付けた2Lフラスコに窒素フロー下、中間物2(350g、1.21mol)、メタクリル酸(1045g、12.1mol)、p−トルエンスルホン酸一水和物(92.4g、0.49mol)、ハイドロキノン(13.37g、0.12mol)及びジクロロエタン(2163g)を仕込み、還流下4時間反応させた。反応終了後、ジクロロエタンを1300g加えた後、水洗を3度実施した。還流脱水を行った後、活性炭による処理を行った。1500gまで濃縮し、メタノールを加え、再結晶及び乾燥後、中間物3を収量266g(収率:61.4%)で得た。
分水器を取り付けた2Lフラスコに窒素フロー下、中間物2(350g、1.21mol)、メタクリル酸(1045g、12.1mol)、p−トルエンスルホン酸一水和物(92.4g、0.49mol)、ハイドロキノン(13.37g、0.12mol)及びジクロロエタン(2163g)を仕込み、還流下4時間反応させた。反応終了後、ジクロロエタンを1300g加えた後、水洗を3度実施した。還流脱水を行った後、活性炭による処理を行った。1500gまで濃縮し、メタノールを加え、再結晶及び乾燥後、中間物3を収量266g(収率:61.4%)で得た。
<ステップ3>
実施例1におけるステップ2において、中間物1の代わりに中間物3(27.8g、78.0mmol)を用いて、同様に反応及び処理することで、目的物(化合物No.17)を収量4.6g(収率12.6%)で得た。得られた結晶が目的物であることは、1H−NMR、IRで確認した。結果を〔表1〕及び〔表2〕に示す。
実施例1におけるステップ2において、中間物1の代わりに中間物3(27.8g、78.0mmol)を用いて、同様に反応及び処理することで、目的物(化合物No.17)を収量4.6g(収率12.6%)で得た。得られた結晶が目的物であることは、1H−NMR、IRで確認した。結果を〔表1〕及び〔表2〕に示す。
Claims (4)
- 下記一般式(1)で表される重合性アルコキシシラン化合物。
Xは、水素原子又はメチル基を表し、
Yは、水素原子又は炭素原子数1〜5のアルキル基を表し、
L1は、単結合、−O−、−S−、−COO−、−OCO−、−SCO−、−OCOO−、−(CE2)p−、−(CE2)pO−、−(CE2)pS−、−(CE2)pCOO−、−(CE2)pOCO−、−(CE2)pSCO−、−(CE2)pOCOO−、−(CE2)pS(CE2)qS−又は−(CE2)pO(CE2)qO−を表し、
L2は、−(CE2)p−、−(CE2)pO(CE2)q−、−(CE2)pS(CE2)q−又は−(CE2)pNY(CE2)q−を表し、
Eは、水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基又はハロゲン原子を表し、複数あるEは同じでも異なっていてもよく、
Rは、炭素原子数1〜5のアルキル基を表し、
nは、1〜3であり、pは、1〜20であり、qは、1〜20である。
nが2又は3であるとき、L1及び環Aはそれぞれ同じでも異なっていてもよい。) - 上記一般式(1)において、L1が、単結合、−COO−、−OCO−、−(CH2)p−、−(CH2)pO−、−(CH2)pCOO−、−(CH2)pOCO−、−(CH2)pOCOO−、又は−(CH2)pO(CH2)qO−を表し、
L2は、−(CH2)p−又は−(CH2)pO(CH2)q−を表すことを特徴とする請求項1記載の重合性アルコキシシラン化合物。 - 上記一般式(1)において、環Aの少なくとも1つがナフタレン環であることを特徴とする請求項1又は2に記載の重合性アルコキシシラン化合物。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の重合性アルコキシシラン化合物より得られるシランカップリング剤。
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