JP2014201282A - 車両前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、微小ラップ衝突に対する衝突性能を向上させることができる車両前部構造を得ることを目的とする。
【解決手段】車両前部構造は、車両前部に設けられたサスペンションメンバ20を備えている。サスペンションメンバ20の後部20Rには、互いに車両幅方向に離間する一対の外筒46が設けられている。各外筒46内には、内筒48が配置されている。内筒48は、弾性体50を介して外筒46に車両幅方向に相対変位可能に弾性的に支持されると共に、フロントサイドメンバに連結されている。また、内筒48は、外筒46に対して車両幅方向の内側へ偏心している。これにより、車両幅方向において、内筒48の内側端部48Aから外筒46までの距離Lが、内筒48の外側端部48Bから外筒46までの距離Lよりも短くなっており、当該内側端部48Aがストッパ部として機能するようになっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両前部構造に関する。
左右一対のフロントサイドメンバ(フロントサイドフレーム)と、フロントサイドメンバに支持されたサスペンションメンバ(サブフレーム)とを備えた車両前部構造が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1に開示された車両前部構造では、サスペンションメンバを構成する左右一対の側方フレームの前端部が、フロントサイドメンバの前端部よりも車両幅方向の外側に配置されている。そして、フロントサイドメンバよりも車両幅方向の外側において車両前面衝突(以下、この衝突形態を「微小ラップ衝突」という)した場合に、衝突荷重を側方フレームの前端部によって受けることで、微小ラップ衝突に対する衝突性能を向上させている。
特開2012−166739号公報 特開2012−206653号公報 特開2009−298363号公報
しかしながら、特許文献1に開示された車両前部構造では、衝突荷重の伝達させ方の観点から改善の余地がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、微小ラップ衝突に対する衝突性能を向上させることができる車両前部構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の車両前部構造は、車両前部に設けられ、サスペンションを支持するサスペンションメンバと、前記サスペンションメンバに設けられ、軸方向を車両上下方向として配置されると共に互いに車両幅方向に離間する一対の外筒と、前記一対の外筒内にそれぞれ配置されると共に該外筒に車両幅方向に相対変位可能に弾性的に支持され、車体に連結された一対の内筒と、前記サスペンションメンバが前記車体に対して車両幅方向の一方側から他方側へ相対変位したときに、一方側の前記内筒が前記外筒を介して前記サスペンションメンバの前記相対変位を規制する前に、他方側において前記サスペンションメンバの前記相対変位を規制するストッパ部と、を備えている。
請求項1に係る車両前部構造によれば、例えば、微小ラップ衝突時に、サスペンションメンバに車両幅方向の内側へ向けた衝突荷重が入力されると、サスペンションメンバが車体に対して車両幅方向の一方側(以下、「衝突側」という)から車両幅方向の他方側(以下、「反突側」という)へ相対変位する。
このとき、衝突側の内筒が外筒を介してサスペンションメンバの反突側への相対変位を規制する前に、反突側においてストッパ部がサスペンションメンバの反突側への相対変位を規制する。これにより、反突側において、衝突側よりも先にストッパ部を介して衝突荷重の一部を車体へ伝達することができる。
請求項2に記載の車両前部構造は、請求項1に記載の車両前部構造において、車両幅方向において、前記内筒の車両幅方向の内側端部から前記外筒までの距離が、該内筒の車両幅方向の外側端部から前記外筒までの距離よりも短くされ、前記ストッパ部が、他方側の前記内筒の前記内側端部とされている。
請求項2に係る車両前部構造によれば、車両幅方向において、内筒の車両幅方向の内側端部から外筒までの距離が、当該内筒の車両幅方向の外側端部から外筒までの距離よりも短くされている。これにより、例えば、微小ラップ衝突時に、サスペンションメンバが車体に対して衝突側から反突側へ相対変位した場合、衝突側の内筒の外側端部が外筒を介してサスペンションメンバの反突側への相対変位を規制する前に、反突側の内筒の内側端部がストッパ部として機能し、外筒を介してサスペンションメンバの反突側への相対変位を規制する。これにより、反突側において、衝突側よりも先に内筒を介して衝突荷重の一部を車体へ伝達することができる。
請求項3に記載の車両前部構造は、請求項1または請求項2に記載の車両前部構造において、前記外筒及び前記内筒が円筒状に形成され、前記内筒が、前記外筒に対して車両幅方向の内側へ偏心しており、前記ストッパ部が、他方側の前記内筒の車両幅方向の内側端部とされている。
請求項3に係る車両前部構造によれば、一対の内筒及び一対の外筒が円筒状に形成されており、各内筒が外筒に対して車両幅方向の内側へ偏心している。これにより、例えば、微小ラップ衝突時に、サスペンションメンバが車体に対して衝突側から反突側へ相対変位した場合、衝突側の内筒の外側端部が外筒を介してサスペンションメンバの反突側への相対変位を規制する前に、反突側の内筒の内側端部がストッパ部として機能し、外筒を介してサスペンションメンバの反突側への相対変位を規制する。これにより、反突側において、衝突側よりも先に内筒を介して衝突荷重の一部を車体へ伝達することができる。
請求項4に記載の車両前部構造は、請求項1に記載の車両前部構造において、前記ストッパ部が、前記車体に設けられると共に前記サスペンションメンバに対して車両幅方向の両側に配置され、車両幅方向において、前記ストッパ部から前記サスペンションメンバまでの距離が、前記内筒の車両幅方向の外側端部から前記外筒までの距離よりも短くされている。
請求項4に係る車両前部構造によれば、ストッパ部が、サスペンションメンバに対して車両幅方向の両側に配置されている。また、車両幅方向において、ストッパ部からサスペンションメンバまでの距離が、衝突側の内筒の外側端部から外筒までの距離よりも短くされている。これにより、微小ラップ衝突時に、サスペンションメンバが車体に対して衝突側から反突側へ相対変位した場合に、衝突側の内筒の外側端部が外筒を介してサスペンションメンバの反突側への相対変位を規制する前に、反突側においてストッパ部がサスペンションメンバの反突側への相対変位を規制する。これにより、反突側において、衝突側よりも先にストッパ部を介して衝突荷重の一部を車体へ伝達することができる。
請求項5に記載の車両前部構造は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両前部構造において、車両前部の両側に、長手方向を車両前後方向として配置された一対のフロントサイドメンバを備え、前記サスペンションメンバにおける前記一対の外筒が設けられた部位が、前記一対のフロントサイドメンバの車両上下方向の下側にそれぞれ配置され、前記一対の内筒が、前記車体としての前記一対のフロントサイドメンバにそれぞれ連結されている。
請求項5に係る車両前部構造によれば、一対の内筒が、車体としての一対のフロントサイドメンバにそれぞれ連結されている。これにより、反突側において、衝突側よりも先にストッパ部を介して衝突荷重の一部をフロントサイドメンバへ伝達することができる。
請求項1に係る車両前部構造によれば、微小ラップ衝突に対する衝突性能を向上させることができる。
請求項2に係る車両前部構造によれば、車両幅方向において、内筒の内側端部及び外側端部の各々から外筒までの距離を変えることにより、反突側の車体へ伝達する衝突荷重を調整することができる。
請求項3に係る車両前部構造によれば、内筒を外筒に対して車両幅方向の内側へ偏心させるという簡単な構成により、微小ラップ衝突に対する衝突性能を向上させることができる。
請求項4に係る車両前部構造によれば、サスペンションメンバの車両幅方向の両側にストッパ部を配置したことにより、外筒及び内筒の位置関係を変えずに、微小ラップ衝突に対する衝突性能を向上させることができる。
請求項5に係る車両前部構造によれば、微小ラップ衝突時に、ストッパ部を介して衝突荷重の一部を反突側のフロントサイドメンバに伝達することにより、微小ラップ衝突に対する衝突性能を向上させることができる。
第1実施形態に係る車両前部構造が適用された車両前部を示す平面図である。 図1の2−2線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。 図1に示される一対の後側マウント部を示す拡大平面図である。 図1に示される一対の前側マウント部を示す拡大平面図である。 (A)〜(C)は、図1に示されるサスペンションメンバの微小ラップ衝突時の状態を模式的に示す平面図である。 比較例におけるサスペンションメンバを示す平面図である。 図1に示される後側マウント部の変形例を示す図3に対応する拡大平面図である。 第2実施形態に係る車両前部構造が適用されたフロントサイドメンバを示す斜視図である。 図8に示される車体側ブラケットを示す拡大平断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る車両前部構造について説明する。なお、各図において示される矢印UPは車両上下方向の上側を示し、矢印FRは車両前後方向の前側を示し、矢印OUTは車両幅方向の外側(一方側)を示している。
先ず、第1実施形態について説明する。
図1には、本実施形態に係る車両前部構造10が適用された車両前部12が示されている。図1に示されるように、車両前部12は、車両幅方向の両側に配置された一対のフロントサイドメンバ14と、前端側に配置されたフロントバンパリインフォースメント16と、一対のフロントサイドメンバ14の車両上下方向の下側に配置されたサスペンションメンバ20とを備えている。
一対のフロントサイドメンバ14は、車両前部12の両側部の骨格を構成する骨格部材であり、長手方向を車両前後方向として配置されている。フロントサイドメンバ14は、その車両前後方向の前部14Fが後部14Rよりも車両上下方向の上側に位置している。この前部14Fと後部14Rとは、前部14Fから後部14Rへ向けて車両前後方向の後側かつ車両上下方向の下側へ傾斜するキック部14Kを介して結合されている。また、一対のフロントサイドメンバ14の前端部同士は、フロントバンパリインフォースメント16によって車両幅方向に連結されている。
フロントバンパリインフォースメント16は、車両前部12の前端側に長手方向を車両幅方向として配置されている。このフロントバンパリインフォースメント16の車両幅方向の外端部16Aは、一対のフロントサイドメンバ14から車両幅方向の外側へそれぞれ延出している。なお、フロントサイドメンバ14の前端部は、前面衝突時に軸圧縮変形して衝突エネルギーを吸収する筒状のクラッシュボックス(図示省略)を介してフロントバンパリインフォースメント16に結合されている。
サスペンションメンバ20は、一対のフロントサイドメンバ14に吊り下げられた状態で支持されており、図示しないパワーユニットを車両上下方向の下側から支持すると共に、後述する一対のロアアーム32を支持している。サスペンションメンバ20は平面視にて枠状に形成されており、前部20Fに設けられたフロントクロスメンバ22と、後部20Rに設けられたリアクロスメンバ24と、両側の側部に設けられた一対のサイドレール26とを備えている。なお、サスペンションメンバ20の車両前後方向の後側には、図示しないキャビン(客室)が設けられている。
フロントクロスメンバ22及びリアクロスメンバ24は、車両幅方向にそれぞれ延びると共に互いに車両前後方向に間隔を空けて配置されている。また、フロントクロスメンバ22及びリアクロスメンバ24の車両幅方向の中央部には、図示しないパワーユニットが固定される前側ユニット固定部28F及び後側ユニット固定部28Rがそれぞれ設けられている。これらのフロントクロスメンバ22及びリアクロスメンバ24によって、一対のサイドレール26が車両幅方向に連結されている。
一対のサイドレール26は、車両前後方向にそれぞれ延びると共に、車両幅方向に間隔を空けて配置されている。各サイドレール26には、ロアアーム32が連結される前側アーム連結部30F及び後側アーム連結部30Rが設けられている。前側アーム連結部30Fはサイドレール26の車両前後方向の中間部に設けられており、後側アーム連結部30Rはサイドレール26の車両前後方向の後端部26Rに設けられている。
フロントサスペンションを構成するサスペンションアームとしてのロアアーム32は、前側アーム部32Aと、後側アーム部32Bとを有している。前側アーム部32Aは、サイドレール26の前側アーム連結部30Fから車両幅方向の外側へ延出している。この前側アーム部32Aの車両幅方向の内端部には、前側連結部34が設けられている。前側連結部34には、軸方向を車両前後方向として配置されたブッシュが設けられており、このブッシュを介して前側連結部34が前側アーム連結部30Fに回動可能に連結されている。
前側アーム部32Aの車両幅方向の外端部には、フロントタイヤ18を支持するホイール支持部36が設けられている。ホイール支持部36には、軸方向を車両上下方向として配置されたボールジョイントが設けられており、図示しないナックル等を介してフロントタイヤ18のホイール(図示省略)を支持している。なお、フロントタイヤ18の車両前後方向の後側には、車両前後方向に延びると共に、車体側部の骨格を構成する図示しないロッカが設けられている。
後側アーム部32Bは、前側アーム部32Aの外端側からサスペンションメンバ20の後側アーム連結部30Rへ延出している。この後側アーム部32Bの車両幅方向の内端部には、後側連結部38が設けられている。後側連結部38には、軸方向を車両上下方向として配置されたブッシュが設けられており、このブッシュを介して後側連結部38が後側アーム連結部30Rに回動可能に連結されている。
ここで、サスペンションメンバ20には、一対のフロントサイドメンバ14のキック部14Kにそれぞれ連結される一対の後側マウント部40Rと、一対のフロントサイドメンバ14の前部14Fにそれぞれ連結される一対の前側マウント部40Fとが設けられている。後側マウント部40Rはサイドレール26の車両前後方向の後端部26Rに設けられており、前側マウント部40Fはサイドレール26の車両前後方向の前端部26Fに設けられている。
図2に示されるように、後側マウント部40Rには、サイドレール26を車両上下方向に貫通するマウントフォルダ42が設けられている。マウントフォルダ42は円筒状に形成されており、その内に後側ブッシュ44Rが配置されている。後側ブッシュ44Rはいわゆるラバーブッシュであり、外筒46と、外筒46内に配置された内筒48と、外筒46に対して内筒48を弾性的に支持する弾性体50とを有している。
外筒46は円筒状に形成されており、軸方向を車両上下方向としてマウントフォルダ42内に配置されると共に、溶接等によってマウントフォルダ42に結合されている。この外筒46内には、円筒状に形成された内筒48が軸方向を車両上下方向として配置されている。内筒48は、外筒46よりも軸方向の長さが長くされており、その上端部が外筒46から上方へ突出している。
内筒48と外筒46とは、各々の間に配置された合成ゴム等の弾性体50によって連結されている。弾性体50は筒状に形成されており、外筒46の内周面及び内筒48の外周面に加硫接着等により接合されている。この弾性体50によって、内筒48が外筒46に車両前後方向及び車両幅方向に相対変位可能に支持されている。
一方、フロントサイドメンバ14のキック部14Kの下壁部14K1には、車体側連結部としての車体側ブラケット52が設けられている。車体側ブラケット52は、車両上下方向の上側が開口した断面ハット形状に形成されており、その一対のフランジ部52Aがキック部14Kの下壁部14K1に溶接等により結合されている。
車体側ブラケット52の下壁部52Bには、当該下壁部52Bを厚さ方向に貫通する取付孔54が形成されている。この取付孔54及び後側ブッシュ44Rの内筒48を車両上下方向に貫通するボルト56及びウェルドナット58によって、内筒48が車体側ブラケット52に連結されている。なお、ウェルドナット58は、車体側ブラケット52の下壁部52Bの内側に予め溶接されている。また、ボルト56は、座金60に形成された取付孔61を介して内筒48に挿入されている。
また、フルラップ前突(正突)に対する対策として、後側ブッシュ44Rに車両前後方向の後側へ向けた所定値以上の荷重(以下、「離脱荷重」という)Mが入力されると、車体側ブラケット52と後側ブッシュ44Rとの連結が解除され、フロントサイドメンバ14からサスペンションメンバ20の後部20Rが離脱するようになっている。具体的には、フルラップ衝突によって後側ブッシュ44Rに車両前後方向の後側へ向けた荷重が入力されると、外筒46が弾性体50を介して内筒48を車両前後方向の後側へ押圧する。この荷重が離脱荷重M以上になると、内筒48の上端部とウェルドナット58との間で把持された取付孔54の周縁部が破断して当該取付孔54からウェルドナット58が抜け落ち、一対のフロントサイドメンバ14からサスペンションメンバ20の後部20Rが離脱する。これにより、図示しないキャビンに対するサスペンションメンバ20の後部20Rの侵入が抑制されるようになっている。
ここで、図3に示されるように、内筒48は、車両幅方向の内側の内側端部48Aと、車両幅方向の外側の外側端部48Bとを有している。この内筒48は、外筒46に対して車両幅方向の内側へ偏心している。つまり、内筒48の中心軸Cが、外筒46の中心軸Cに対して車両幅方向の内側に位置している。これにより、車両幅方向において、内筒48の内側端部48Aから外筒46までの距離Lが、内筒48の外側端部48Bから外筒46までの距離Lよりも短くなっている。この内筒48の内側端部48Aは、ストッパ部として機能するようになっている。
また、図4に示されるように、一対の前側マウント部40Fには、図示しないマウントフォルダ内に配置された前側ブッシュ44Fがそれぞれ設けられている。この前側ブッシュ44Fは、前述した後側ブッシュ44Rと同じ構成されており、その内筒48が外筒46に対して車両幅方向の内側へ偏心している。これにより、車両幅方向において、内筒48の内側端部48Aから外筒46までの距離Lが、内筒48の外側端部48Bから外筒46までの距離Lよりも短くなっている。この内筒48の内側端部48Aは、ストッパ部として機能するようになっている。
次に、第1実施形態の作用について説明する。
図5(A)〜図5(C)には、一例として、衝突体Wが車両前部12に微小ラップ衝突した状態が示されている。なお、図5(A)〜図5(C)及び図1では、理解を容易にするために、一対の前側マウント部40F及び一対の後側マウント部40Rを拡大すると共に、弾性体50の図示を省略している。
図5(A)に示されるように、微小ラップ衝突時には、例えば、衝突体Wがサスペンションメンバ20のサイドレール26の前端部26Fに衝突した後、図5(B)に示されるように、サイドレール26の前端部26Fを車両幅方向の内側へ押圧しながら当該前端部26Fの車両幅方向の外側を通って車両前後方向の後側へ移動する。この際、サスペンションメンバ20の前部20Fに車両幅方向の内側へ向けた衝突荷重Fが入力される。これにより、サスペンションメンバ20が一対のフロントサイドメンバ14(図1参照)に対して車両幅方向の一方側(以下、「衝突側」という)から車両幅方向の他方側(以下、「反突側」という)へ相対変位する。
ここで、図4に示されるように、サスペンションメンバ20の前部20Fに設けられた一対の前側マウント部40Fでは、内筒48が外筒46に対して車両幅方向の内側へ偏心している。これにより、車両幅方向において、内筒48の内側端部48Aから外筒46までの距離Lが、内筒48の外側端部48Bから外筒46までの距離Lよりも短くなっている。
これと同様に、図3示されるように、サスペンションメンバ20の後部20Rに設けられた一対の後側マウント部40Rでは、内筒48が外筒46に対して車両幅方向の内側へ偏心している。これにより、車両幅方向において、内筒48の内側端部48Aから外筒46までの距離Lが、内筒48の外側端部48Bから外筒46までの距離Lよりも短くなっている。
したがって、図5(B)に示されるように、サスペンションメンバ20が一対のフロントサイドメンバ14(図1参照)に対して衝突側から反突側へ相対変位すると、サスペンションメンバ20の前部20Fにおいて以下のようになる。すなわち、衝突側において前側マウント部40Fの外筒46が弾性体50を介して内筒48の外側端部48Bを反突側へ押圧する前に、反突側において前側マウント部40Fの外筒46が弾性体50を介して内筒48の内側端部48Aを反突側へ押圧する。換言すると、衝突側において内筒48の外側端部48Bがサスペンションメンバ20の前部20Fの反突側への変位を規制する前に、反突側において内筒48の内側端部48Aがストッパ部として機能し、サスペンションメンバ20の前部20Fの反突側への変位を規制する。これにより、反突側において、反突側よりも先に衝突荷重Fの一部Fが内筒48及びボルト56(図2参照)を介してフロントサイドメンバ14に伝達される。
また、サスペンションメンバ20の前部20Fと同様に、サスペンションメンバ20の後部20Rにおいても以下のようになる。すなわち、衝突側において後側マウント部40Rの内筒48の外側端部48Bがサスペンションメンバ20の後部20Rの反突側への変位を規制する前に、反突側において後側マウント部40Rの内筒48の内側端部48Aがストッパ部として機能し、サスペンションメンバ20の後部20Rの反突側への変位を規制する。これにより、反突側において、衝突荷重Fの一部Fが内筒48及びボルト56(図2参照)を介してフロントサイドメンバ14に伝達される。
その後、図5(C)に示されるように、衝突体Wが図示しないパワーユニットの車両幅方向の外側を通って車両前後方向の後側へさらに移動し、フロントタイヤ18に衝突する。この際、パワーユニットを介してサスペンションメンバ20の前側ユニット固定部28F及び後側ユニット固定部28Rに反突側へ向けた衝突荷重Gが入力されると共に、フロントタイヤ18及びロアアーム32を介して衝突側の後側マウント部40Rに車両前後方向の後側へ向けた衝突荷重Hが入力される。これにより、サスペンションメンバ20の後部20Rが一対のフロントサイドメンバ14(図1参照)に対して衝突側から反突側へ相対変位する。
そして、サスペンションメンバ20の後部20Rが一対のフロントサイドメンバ14に対して衝突側から反突側へ相対変位すると、前述したように衝突側において後側マウント部40Rの内筒48の外側端部48Bがサスペンションメンバ20の後部20Rの反突側への変位を規制する前に、反突側において後側マウント部40Rの内筒48の内側端部48Aがストッパ部として機能し、サスペンションメンバ20の後部20Rの反突側への変位を規制する。これにより、反突側において、衝突荷重Gの一部Gが内筒48及びボルト56(図2参照)を介してフロントサイドメンバ14に伝達される。
このように本実施形態では、微小ラップ衝突時に、反突側において衝突側よりも先にフロントサイドメンバ14に衝突荷重F,Gの一部F,F,Gが伝達される。つまり、衝突荷重F,Gが反突側のフロントサイドメンバ14に分散して伝達される。さらに、反突側のフロントサイドメンバ14に衝突荷重F,Gの一部F,F,Gを伝達することにより、反突側において車両幅方向の外側(反突側)へ向けた荷重(横荷重)が発生する。この横荷重によって、車両前部12が車両幅方向において衝突体Wから離れる方向にスライドし易くなる。したがって、サスペンションメンバ20の車両前後方向の後側に配置された図示しない客室等の変形が低減されるため、微小ラップ衝突に対する衝突性能が向上する。
また、本実施形態では、一対の前側マウント部40F及び一対の後側マウント部40Rにおいて、内筒48の内側端部48A及び外側端部48Bの各々から外筒46までの距離L,Lを変えることにより、反突側のフロントサイドメンバ14へ伝達する衝突荷重F,F,Gを調整することができる。
しかも、内筒48を外筒46に対して車両幅方向の内側へ偏心させるという簡単な構成により、微小ラップ衝突に対する衝突性能を向上させることができる。
ところで、本実施形態では、フルラップ衝突によってサスペンションメンバ20の後側マウント部40Rに車両前後方向の後側へ向けた離脱荷重M(図2参照)が作用すると、車体側ブラケット52と内筒48との連結が解除され、一対のフロントサイドメンバ14からサスペンションメンバ20の後部20Rが離脱するようになっている。
ここで、前述したように、衝突体Wがフロントタイヤ18に衝突したときに、衝突側の後側マウント部40Rには、ロアアーム32を介して車両前後方向の後側へ向けた衝突荷重Hが入力される。この場合、図6に示される比較例のように、一対の前側マウント部40F及び一対の後側マウント部40Rの内筒48が外筒46に対して車両幅方向の内側へ偏心しておらず、内筒48と外筒46とが同軸上に配置されていると、次のようになる。すなわち、衝突側において、後側マウント部40Rの内筒48に、車両前後方向の後側へ向けた衝突荷重Hと車両幅方向の内側へ向けた衝突荷重Gの一部Gが入力される。これにより、衝突荷重Hと衝突荷重Gとの合力(H+G)が前述した離脱荷重M以上になり易くなる。そのため、微小ラップ衝突時に、衝突側のフロントサイドメンバ14からサスペンションメンバ20の後部20Rが離脱する可能性がある。
これに対して本実施形態では、図5(C)に示されるように、一対の後側マウント部40Rの内筒48が外筒46に対して車両幅方向の内側へ偏心している。これにより、衝突側の後側マウント部40Rの内筒48に、車両幅方向の内側へ向けた衝突荷重Gが入力され難くなる。したがって、微小ラップ衝突時に、衝突側のフロントサイドメンバ14からサスペンションメンバ20の後部20Rが離脱することが抑制される。つまり、本実施形態では、フルラップ衝突に対する衝突性能を確保しつつ、微小ラップ衝突に対する衝突性能を向上させることができる。
次に、第1実施形態の変形例について説明する。
上記第1実施形態では、一対の前側マウント部40F及び一対の後側マウント部40Rにおいて、内筒48を外筒46に対して車両幅方向の内側へ偏心させた例を示したが、これに限らない。例えば、内筒48の断面形状を中心軸Cに対して左右非対称にしても良い。
具体的には、図7に示されるように、一対の後側マウント部40Rの内筒68は、その断面形状が車両幅方向に延びる略楕円形状に形成されている。これにより、内筒68の内側端部68Aから外筒46までの距離Lが内筒68の外側端部68Bから外筒46までの距離Lよりも短くなっており、当該内側端部68Aがストッパ部として機能するようになっている。
本変形例では、外筒46に対して内筒68を偏心させる必要がないため、ボルト56が挿入される取付孔54(図2参照)の位置等の車体側の変更が不要なる。したがって、コスト削減を図ることができる。なお、外筒46の断面形状を中心軸Cに対して左右非対称にすることも可能である。
また、上記第1実施形態では、内筒48の内側端部48Aをストッパ部とした例を示したが、これに限らない。例えば、左右一対の車体側ブラケット52の取付孔54(図2参照)の各々を車両幅方向に延びる長孔とし、当該長孔の車両幅方向の内端側にボルト56を貫通させても良い。この場合、長孔の車両幅方向の内側縁部がストッパ部として機能する。これと同様に、座金60の取付孔61を車両幅方向に延びる長孔とし、当該長孔の車両幅方向の内側縁部をストッパ部として機能させても良い。
次に、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同符号を付すると共に適宜省略して説明する。
図8及び図9に示されるように、第2実施形態に係る車両前部構造70では、フロントサイドメンバ14の前部14Fの下部に、車両上下方向の下側へ延出する柱状の支持部材72が設けられている。この支持部材72の下部には、サスペンションメンバ20の前側マウント部40Fが連結される車体側ブラケット74が設けられている。
車体側ブラケット74は、車両前後方向の後側及び車両幅方向の内側が開口された箱状に形成されており、その内部に前側マウント部40Fが設けられたサイドレール26の前端部26Fが挿入されている。この車体側ブラケット74は、サイドレール26の前端部26Fの車両上下方向の両側に配置される上壁部74A及び下壁部74Bと、サイドレール26の前端部26Fの車両前後方向の前側に配置される前壁部74Cと、サイドレール26の前端部26Fの車両幅方向の外側に配置される外壁部74Dとを有している。
車体側ブラケット74の上壁部74A及び下壁部74Bには、取付孔76がそれぞれ形成されている。これらの取付孔76及び前側マウント部40Fの内筒48(図9参照)に貫通されるボルト56及びナット(図示省略)によって、車体側ブラケット74に前側マウント部40Fが連結されている。
図9に示されるように、サスペンションメンバ20の前側マウント部40Fには、前側ブッシュ78Fが設けられている。この前側ブッシュ78Fでは、内筒48と外筒46とが同軸上に配置されており、内筒48が外筒46に対して偏心していない。
ここで、車両幅方向において、車体側ブラケット74の外壁部74Dからサスペンションメンバ20のサイドレール26の前端部26Fまでの距離Sが、内筒48の外側端部48Bから外筒46までの距離Sよりも短くなっている。これにより、車体側ブラケット74の外壁部74Dがストッパ部として機能するようになっている。
次に、第2実施形態の作用について説明する。
図9に示されるように、例えば、微小ラップ衝突時に、サスペンションメンバ20の前部20Fに車両幅方向の内側へ向けた衝突荷重Fが入力されると、サスペンションメンバ20が一対のフロントサイドメンバ14(図1参照)に対して衝突側(車両幅方向の一方側)から反突側(車両幅方向の他方側)へ相対変位する。このとき、衝突側において内筒48の外側端部48Bがサスペンションメンバ20の反突側への変位を規制する前に、反突側において、二点鎖線で示されるように車体側ブラケット74の外壁部74Dがストッパ部として機能し、当該サスペンションメンバ20の反突側への変位を規制する。これにより、反突側において、衝突側よりも先に衝突荷重Fの一部Fが車体側ブラケット74及び支持部材72(図8参照)を介してフロントサイドメンバ14に伝達される。
したがって、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。また、本実施形態では、内筒48を外筒46に対して偏心させる必要がない。したがって、前側ブッシュ78Fの製造コストを低減しつつ、微小ラップ衝突に対する衝突性能を向上させることができる。
なお、本実施形態では、前側マウント部40Fを例に説明したが、上記実施形態は後側マウント部40Rにも適用可能である。
次に、第1,第2実施形態の変形例について説明する。なお、以下では、上記第1実施形態を例に各種の変形例について説明するが、これらの変形例は第2実施形態にも適宜適用可能である。
上記第1実施形態では、一対の前側マウント部40F及び一対の後側マウント部40Rにおいて、内筒48を外筒46に対して車両幅方向の内側へ偏心させた例を示したが、これに限らない。一対の前側マウント部40F及び一対の後側マウント部40Rの少なくとも一方において、内筒48を外筒46に対して車両幅方向の内側へ偏心させても良い。
また、上記第1実施形態において、サスペンションメンバ20のサイドレール26の前端部26Fをフロントサイドメンバ14よりも車両幅方向の外側に配置しても良い。この場合、微小ラップ衝突時に、サスペンションメンバ20に入力される車両幅方向の内側へ向けた衝突荷重が大きくなるため、車両前部12が車両幅方向において衝突体Wから離れる方向にスライドし易くなる。したがって、微小ラップ衝突に対する衝突性能をさらに向上させることができる。
また、上記第1実施形態では、サスペンションメンバ20を一対のフロントサイドメンバ14に連結した例を示したが、これに限らない。サスペンションメンバ20は、例えば、一対のフロントサイドメンバ14を車両幅方向に連結する車体としてのクロスメンバ等に連結しても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 車両前部構造
12 車両前部
14 フロントサイドメンバ(車体)
20 サスペンションメンバ
40F 前側マウント部(サスペンションメンバにおける外筒が設けられた部位)
40R 後側マウント部(サスペンションメンバにおける外筒が設けられた部位)
46 外筒
48 内筒
48A 内側端部(ストッパ部)
48B 外側端部
68 内筒
68A 内側端部(ストッパ部)
68B 外側端部
70 車両前部構造
74 車体側ブラケット
74D 外壁部(ストッパ部)

Claims (5)

  1. 車両前部に設けられ、サスペンションを支持するサスペンションメンバと、
    前記サスペンションメンバに設けられ、軸方向を車両上下方向として配置されると共に互いに車両幅方向に離間する一対の外筒と、
    前記一対の外筒内にそれぞれ配置されると共に該外筒に車両幅方向に相対変位可能に弾性的に支持され、車体に連結された一対の内筒と、
    前記サスペンションメンバが前記車体に対して車両幅方向の一方側から他方側へ相対変位したときに、一方側の前記内筒が前記外筒を介して前記サスペンションメンバの前記相対変位を規制する前に、他方側において前記サスペンションメンバの前記相対変位を規制するストッパ部と、
    を備えた車両前部構造。
  2. 車両幅方向において、前記内筒の車両幅方向の内側端部から前記外筒までの距離が、該内筒の車両幅方向の外側端部から前記外筒までの距離よりも短くされ、
    前記ストッパ部が、他方側の前記内筒の前記内側端部とされている、
    請求項1に記載の車両前部構造。
  3. 前記外筒及び前記内筒が円筒状に形成され、
    前記内筒が、前記外筒に対して車両幅方向の内側へ偏心しており、
    前記ストッパ部が、他方側の前記内筒の車両幅方向の内側端部とされている、
    請求項1または請求項2に記載の車両前部構造。
  4. 前記ストッパ部が、前記車体に設けられると共に前記サスペンションメンバに対して車両幅方向の両側に配置され、
    車両幅方向において、前記ストッパ部から前記サスペンションメンバまでの距離が、前記内筒の車両幅方向の外側端部から前記外筒までの距離よりも短くされている、
    請求項1に記載の車両前部構造。
  5. 車両前部の両側に、長手方向を車両前後方向として配置された一対のフロントサイドメンバを備え、
    前記サスペンションメンバにおける前記一対の外筒が設けられた部位が、前記一対のフロントサイドメンバの車両上下方向の下側にそれぞれ配置され、
    前記一対の内筒が、前記車体としての前記一対のフロントサイドメンバにそれぞれ連結されている、
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両前部構造。
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