JP2014200962A - 突合せレーザ溶着方法及びその溶着製品 - Google Patents

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Mitsuru Naruse
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Abstract

【課題】2つの樹脂部を繋ぎ合わせる溶着部分の強度を確保することができる突合せレーザ溶着方法及びその溶着製品を提供する。
【解決手段】第1樹脂部2の基材に第1突部12を設け、その根元に基材端縁において第1凹部5を設ける。同様に、第2樹脂部3の基材に第2突部13を設け、第2突部13の根元に基材端縁において第2凹部6を設ける。第1樹脂部2及び第2樹脂部3を後から加圧して突合せ、レーザ透過治具15で第1突部12及び第2突部13を上から押さえ付けて加圧しながら、第1突部12、第2突部13及び突合せ部14に、レーザ透過治具15を介してレーザ光を照射することにより、これら部分を溶融する。溶融樹脂は穴部7に流れ込み、硬化後、第1樹脂部2及び第2樹脂部3を繋げる。
【選択図】図5

Description

本発明は、樹脂材を突き合わせてレーザ光によって溶着する突合せレーザ溶着方法及びその溶着製品に関する。
従来、図9に示すように、2つの基材81,82を繋ぎ合わせる製法として、突合せレーザ溶着方法が周知である(例えば、特許文献1等参照)。突合せレーザ溶着方法においては、2つの基材81,82をともに後から加圧した状態で突合せ、突合せ部83にレーザを照射することにより、突合せ部83を溶融して、2つの基材81,82を溶着する。
特開平5−123878号公報
レーザ溶着は、レーザ照射表面のレーザ吸収が大きく、レーザ照射表面で過剰発熱する傾向にある。このため、レーザ照射時、突合せ部83の肉厚方向における溶け込みが進行せず、溶着面積を充分に確保できない問題があった。この問題は、基材81,82が樹脂材の場合、特に顕著である。よって、突合せ部83の強度が弱く、製品への実用化がほとんどなされていない現状があった。
本発明の目的は、2つの樹脂部を繋ぎ合わせる溶着部分の強度を確保することができる突合せレーザ溶着方法及びその溶着製品を提供することにある。
前記問題点を解決する突合せレーザ溶着方法は、少なくとも2つの樹脂部を突合せ、その突合せ部をレーザ溶着によって溶融することにより、前記2つの樹脂部を一体に繋げる方法において、端縁に第1凹部が形成された第1樹脂部と、同じく端縁に第2凹部が形成された第2樹脂部とを、前記第1凹部及び前記第2凹部が対向する状態で突合せることにより、前記第1凹部及び前記第2凹部によって穴部が生じる状態とする突合せ工程と、前記第1凹部及び前記第2凹部の少なくとも一方に隣接された突部を、治具によって上から押さえ付け、当該治具を介して少なくとも前記突部にレーザを照射することにより該突部を溶融し、その溶融樹脂を前記穴部に流れ込ませることによって、前記第1樹脂部及び前記第2樹脂部を前記溶融樹脂によって一体に繋ぐ溶着工程とを備えた。
本構成によれば、第1樹脂部の第1凹部、及び第2樹脂部の第2凹部の少なくとも一方に隣接された突部を、治具によって上から押さえ付け、治具を介して少なくとも前記突部にレーザを照射して、突部を溶融する。溶融した樹脂は、第1凹部及び第2凹部により形成される穴部に流れ込み、第1樹脂部及び第2樹脂部を繋げる。このため、第1樹脂部及び第2樹脂部を繋ぐ溶着樹脂は、穴部に入り込んだ箇所として形成されるので、溶着面積を広くとることが可能となる。よって、2つの樹脂部を繋ぎ合わせる溶着部分の強度が確保される。
前記突合せレーザ溶着方法において、前記突部は、前記第1樹脂部及び前記第2樹脂部の両方に形成されていることが好ましい。この構成によれば、レーザ溶着時に溶融する樹脂量を左右で同じ量とすることが可能となるので、溶着の偏りを生じ難くすることが可能となる。
前記突合せレーザ溶着方法において、前記突部の前記端縁の反対側の位置には、前記溶融樹脂の流れ込みを許容するポケットが形成されていることが好ましい。この構成によれば、突部をレーザによって溶融したとき、穴部の反対側に流れ出す溶融樹脂をポケットに収めることが可能となる。よって、レーザ溶着による成型品、つまり溶着製品の表面を平面状に形成するのに有利である。
前記突合せレーザ溶着方法において、前記穴部に前記溶融樹脂が流れ込んで形成される溶着樹脂部の厚みは、溶着による成型品である溶着製品の厚みの1/2以上の値に設定されていることが好ましい。この構成によれば、レーザ照射時に穴部に流れ込む溶融樹脂の面積を広くとることが可能となるので、高い溶着強度の確保に有利となる。
前記問題点を解決する溶着製品は、少なくとも2つの樹脂部を突合せ、その突合せ部をレーザ溶着によって溶融することにより、前記2つの樹脂部を一体に繋げる突合せレーザ溶着によって製造された構成において、端縁に第1凹部が形成された第1樹脂部と、前記第1凹部に対向するように端縁に第2凹部が形成された第2樹脂部と、前記第1凹部及び前記第2凹部からなる穴部に、前記第1樹脂部及び前記第2樹脂部の少なくとも一方が前記突合せレーザによる溶融によって流れ込むことでなり、前記第1樹脂部及び前記第2樹脂部を一体に繋ぐ溶着樹脂部とを備えた。この構成によれば、2つの樹脂部を繋ぎ合わせる溶着部分の強度を確保することが可能となる。
本発明によれば、突合せレーザ溶着において、2つの樹脂部を繋ぎ合わせる溶着部分の強度を確保することができる。
一実施形態の溶着製品の外観を示す斜視図。 溶着製品の断面図。 突合せレーザ溶着する前の第1樹脂部及び第2樹脂部の斜視図。 突合せ工程の作業図。 溶着工程においてレーザ透過治具で加圧しながら突部にレーザ光を照射する作業図。 溶着工程において突部をレーザ光によって溶融させた作業図。 溶着工程において突部をレーザ光によって全溶融させた作業図。 別例の突部形状を示す概要図。 従来の突合せレーザ溶着方法の概念図。
以下、突合せレーザ溶着方法及びその溶着製品の一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1に示すように、突合せレーザ溶着方法によって製造された溶着製品1は、略平板状の第1樹脂部2と同じく略平板状の第2樹脂部3とを、互いの端縁においてレーザ溶着によって繋ぎ合わせることにより形成されている。第1樹脂部2及び第2樹脂部3は、例えば熱可塑性樹脂からなるとともに、左右対称形状をなしている。
第1樹脂部2及び第2樹脂部3の当接部分には、第1樹脂部2及び第2樹脂部3を繋ぎ合わせる溶着樹脂部4が設けられている。溶着樹脂部4は、溶着製品1の奥行き方向(図1のX軸方向)において一帯に設けられている。溶着樹脂部4は、第1樹脂部2の端縁に形成された第1凹部5と第2樹脂部3の端縁に形成された第2凹部6とにより形成される穴部7に埋設されている。溶着樹脂部4は、レーザ溶着によって溶融された第1樹脂部2及び第2樹脂部3の一部分が穴部7に流れ込むことにより形成される。
第1樹脂部2の表面には、端縁から所定の内側位置に、レーザ溶着時に溶融する樹脂の一部が逃げて流入する第1ポケット8が凹設されている。このため、第1ポケット8には、第1流入樹脂部9が溶着製品1の奥行き方向全域に亘って形成されている。第2樹脂部3の表面にも、端縁から所定の内側位置に、レーザ溶着時に溶融する樹脂の一部が逃げて流入する第2ポケット10が凹設されている。このため、第2ポケット10にも、第2流入樹脂部11が溶着製品1の奥行き方向全域に亘って形成されている。溶着樹脂部4、第1流入樹脂部9及び第2流入樹脂部11は、樹脂(第1樹脂部2及び第2樹脂部3)が溶融して形成されるので、一続き(一体部材)となって形成される。
図2に示すように、溶着樹脂部4の厚みDは、溶着製品1の厚みTに対して1/2以上の値に設定されている。これは、溶着樹脂部4の第1樹脂部2及び第2樹脂部3に対する溶着面積を確保するためである。第1ポケット8の深さd1、及び第2ポケット10の深さd2は、レーザ溶着時に逃げて流入してくる溶融樹脂を収めることができる深さを有していればよい。
次に、図3〜図7を用いて、突合せレーザ溶着方法を使用した溶着製品1の製造方法を説明する。
図3に示すように、第1樹脂部2の基材2aには、端縁において奥行き方向(図3のX軸方向)の全域に第1突部12が形成されている。第2樹脂部3の基材3aにも、端縁において奥行き方向(図3のX軸方向)の全域に第2突部13が形成されている。これら基材2a,3aは、左右対称形状に形成されている。第1突部12及び第2突部13は、先端が曲面形状に形成されている。第1突部12の根元には、一方に切り欠き状の第1凹部5が形成され、他方に第1ポケット8が形成されている。第2突部13の根元には、一方に切り欠き状の第2凹部6が形成され、他方に第2ポケット10が形成されている。
図4に示すように、第1樹脂部2及び第2樹脂部3をともに後から加圧して突合せ、第1樹脂部2及び第2樹脂部3の端面同士を突合せ部14において当接させる(突合せ工程)。このとき、第1樹脂部2の第1凹部5と第2樹脂部3の第2凹部6とが一続きとなるように位置合わせされることにより、第1凹部5及び第2凹部6の両内面によって穴部7が形成される。突合せ時、第1樹脂部2及び第2樹脂部3をそれぞれ後から加圧することにより、第1樹脂部2と第2樹脂部3とを突合せ部14において、きっちりと密着させる。
図5に示すように、第1樹脂部2及び第2樹脂部3の表面、つまり第1突部12及び第2突部13を、レーザ光を通過可能なレーザ透過治具15で上から加圧して押さえ付けながら、レーザ透過治具15を介して、レーザ光を第1突部12、第2突部13及び突合せ部14に照射して、これらを溶融させる(溶着工程)。第1突部12、第2突部13及び突合せ部14は、レーザ光の熱によって溶け始め、流れ出す。レーザ照射は、例えばスポット照射が使用されている。レーザ透過治具15がガラス製(ガラス板)の場合、レーザ種は、例えばYAG、LD、YVO、ファイバー等が使用される。また、レーザ透過治具15がZnS製(ZnS板)の場合、レーザ種は、例えばCO等が使用される。
図6に示すように、第1突部12及び第2突部13においてレーザ光により溶融した樹脂は、上から加圧されて沈み込むレーザ透過治具15によって穴部7、第1ポケット8及び第2ポケット10に流れ込む。第1突部12及び第2突部13の溶融が進むに連れて、レーザ透過治具15は徐々に下方にスライドしていく。なお、レーザ透過治具15は、溶融した樹脂を冷却するヒートシンク効果も有する。
図7に示すように、第1突部12及び第2突部13が全て溶融すると、溶融樹脂によって穴部7、第1ポケット8及び第2ポケット10が埋められる。第1突部12及び第2突部13が全て溶融したとき、溶融により形成された樹脂部分(溶着樹脂部4、第1流入樹脂部9及び第2流入樹脂部11)と、第1樹脂部2及び第2樹脂部3においてレーザ溶着されていない部分とは、ほぼ面一の平面状となる。以上により、第1樹脂部2及び第2樹脂部3は、穴部7に埋設された溶融樹脂、つまり溶着樹脂部4によって一体に繋げられる。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)第1樹脂部2の基材2aに、所定量の高さを有する第1突部12を設け、その根元に第1凹部5を設けておく。第2樹脂部3の基材3aに、第1突部12と同じ高さの第2突部13を設け、第2突部13の根元に、第1凹部5と同じ深さの第2凹部6を設けておく。第1樹脂部2及び第2樹脂部3を後から加圧して突合せ、レーザ透過治具15で第1突部12及び第2突部13を上から押さえ付けて加圧しながら、第1突部12、第2突部13及び突合せ部14に、レーザ透過治具15を介してレーザ光を照射することにより、これら部分を溶融する。溶融樹脂は穴部7に流れ込み、硬化後、溶着樹脂部4となって第1樹脂部2及び第2樹脂部3を一体に繋ぐ。このため、溶着樹脂部4は、穴部7に流れ込んだ箇所から形成されるので、基材2a,3aの奥方向(肉厚方向)に入り込んだサイズの大きな部材として形成される。よって、溶着面積を広くとることが可能となるので、溶着による第1樹脂部2及び第2樹脂部3の繋ぎ部分の強度を確保することができる。
(2)第1突部12及び第2突部13の潰れ量から、溶融樹脂の樹脂量を判断することが可能となるので、第1突部12及び第2突部13の潰れ量により、溶着強度の品質保証を行うことができる。
(3)レーザ透過治具15には、溶融樹脂を冷却するヒートシンク効果もあるので、レーザ溶着時、溶融樹脂の過熱を抑制することができる。
(4)第1樹脂部2及び第2樹脂部3の両方に、対称形状で第1突部12及び第2突部13を設けた。よって、レーザ溶着時に溶融する樹脂量を左右で同じ量とすることが可能となるので、溶着の偏りを生じ難くすることができる。
(5)第1樹脂部2において第1突部12の根元に第1ポケット8を設け、第2樹脂部3において第2突部13の根元に第2ポケット10を設けた。このため、レーザ溶着によって第1突部12及び第2突部13を溶融したとき、穴部7に対して逆側に流れ出す溶融樹脂を第1ポケット8及び第2ポケット10に収めることができる。よって、レーザ溶着による成型品、つまり溶着製品1の表面を平面状に形成するのに有利となる。
(6)溶着樹脂部4の厚みDは、溶着製品1の厚みTに対して1/2以上の値に設定されている。よって、レーザ溶着時に穴部7に流れ込む溶融樹脂の面積を広くとることが可能となるので、高い溶着強度の確保に有利となる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・図8に示すように、レーザ透過治具15に押し付けられてレーザ溶着される突部は、一方の樹脂部(例えば、第2樹脂部3)にのみ形成されてもよい。
・第1突部12及び第2突部13の形状は、例えば直方体や三角錐など、種々の形状に変更可能である。
・第1突部12及び第2突部13は、同じ高さに形成されることに限らず、高さを異ならせてもよい。
・溶着樹脂部4は、溶着製品1の奥行き方向全域に亘って一帯に形成されることに限らず、部分的に形成されてもよい。即ち、突合せ部14の一部分にのみ溶着樹脂部4が形成されてもよい。よって、例えば第1突部12、第2突部13、第1凹部5、第2凹部6、第1ポケット8、第2ポケット10等の溶着樹脂部4に関係する部材も、一部分にのみ形成されるようにしてもよい。
・溶着樹脂部4は、突合せ部14において所定間隔を開けて複数点在するように形成されてもよい。
・突合せ工程や溶着工程で使用する加圧器は、種々の機器や方式が採用可能である。
・レーザ照射は、スポット照射(1点照射)に限定されず、例えばレーザ光を動かしながら加工面を溶着する方式でもよい。
・レーザ溶着の方式は、種々のレーザ種に変更可能であり、種々のレーザ透過治具15に変更可能である。
・穴部7は、略半円形状に限定されず、例えば略コ字形状など、他の形状に変更可能である。
・第1凹部5及び第2凹部6は、互いに深さが異なる形状をとってもよい。
・第1ポケット8及び第2ポケット10は、例えば複数の穴から形成されてもよい。
・第1ポケット8及び第2ポケット10は、省略してもよい。この場合、レーザ溶着による溶融樹脂によって溶着樹脂部4のみが形成される。
・溶着製品1は、例えば3つ以上の樹脂部を溶着して成型された製品でもよい。
1…溶着製品、2…第1樹脂部、3…第2樹脂部、4…溶着樹脂部、5…第1凹部、6…第2凹部、7…穴部、8…第1ポケット、10…第2ポケット、12…第1突部、13…第2突部、14…突合せ部、D…溶着樹脂部の厚み、T…溶着製品の厚み。

Claims (5)

  1. 少なくとも2つの樹脂部を突合せ、その突合せ部をレーザ溶着によって溶融することにより、前記2つの樹脂部を一体に繋げる突合せレーザ溶着方法において、
    端縁に第1凹部が形成された第1樹脂部と、同じく端縁に第2凹部が形成された第2樹脂部とを、前記第1凹部及び前記第2凹部が対向する状態で突合せることにより、前記第1凹部及び前記第2凹部によって穴部が生じる状態とする突合せ工程と、
    前記第1凹部及び前記第2凹部の少なくとも一方に隣接された突部を、治具によって上から押さえ付け、当該治具を介して少なくとも前記突部にレーザを照射することにより該突部を溶融し、その溶融樹脂を前記穴部に流れ込ませることによって、前記第1樹脂部及び前記第2樹脂部を前記溶融樹脂によって一体に繋ぐ溶着工程と
    を備えたことを特徴とする突合せレーザ溶着方法。
  2. 前記突部は、前記第1樹脂部及び前記第2樹脂部の両方に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の突合せレーザ溶着方法。
  3. 前記突部の前記端縁の反対側の位置には、前記溶融樹脂の流れ込みを許容するポケットが形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の突合せレーザ溶着方法。
  4. 前記穴部に前記溶融樹脂が流れ込んで形成される溶着樹脂部の厚みは、溶着による成型品である溶着製品の厚みの1/2以上の値に設定されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の突合せレーザ溶着方法。
  5. 少なくとも2つの樹脂部を突合せ、その突合せ部をレーザ溶着によって溶融することにより、前記2つの樹脂部を一体に繋げる突合せレーザ溶着によって製造された溶着製品において、
    端縁に第1凹部が形成された第1樹脂部と、
    前記第1凹部に対向するように端縁に第2凹部が形成された第2樹脂部と、
    前記第1凹部及び前記第2凹部からなる穴部に、前記第1樹脂部及び前記第2樹脂部の少なくとも一方が前記突合せレーザによる溶融によって流れ込むことでなり、前記第1樹脂部及び前記第2樹脂部を一体に繋ぐ溶着樹脂部と
    を備えたことを特徴とする溶着製品。
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