JP2014200578A - 外科手術用臓器吸着器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】臓器を損傷することなく挙上したり位置をずらしたり支持したりする外科手術用臓器吸着器具を提供する。【解決手段】外科手術用臓器吸着器具が、管状の本体部8と、本体部の先端部に該本体部の中心軸線に対して傾斜した回転軸線を中心として回転自在に取付けられた吸着部12と、前記本体部内に延設され前記吸着部を真空源38に接続するための真空管路26、28とを具備し、吸着部12は複数の吸着セグメント14、16、18、20から成り、吸着セグメントは、異なる傾斜角度を有した各々の回転軸線を中心として互いに回動自在に連結されており、吸着部が、本体部に対して直列状に配置された導入形態と、複数の吸着セグメントの各々を相対的に回転させ、立体的な作動形態との間で変態可能に形成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、胸腔鏡下手術や腹腔鏡下手術において、患者の臓器を吸着、支持する外科手術用臓器吸着器具に関する。
従来から、胸腔鏡下手術において肺切除する場合等、肺および縦隔臓器を挙上したり、位置をずらしたりするために通常の鉗子が用いられている。しかし、これでは臓器や腫瘍を損傷、破砕したりする危険性があり、挙上や位置をずらすことが困難な場合がある。
そのために、術野にある臓器を挙上したり位置をずらすために、様々な吸引、支持器具が開発されている。そのために、特許文献1には、例えば、には、器官の損傷を起こさず、スリップせずに的確に把持できる鉗子として、鉗子の先端に吸盤を装着して、吸引により持ち上げることにより臓器損傷を防止するようにした鉗子が開示されている。しかし、該公報に開示の発明では、鉗子先端の吸盤が小さく、肺(片方で約500g)の挙上には適さない。
更に、臓器を吸引、支持する器具として、例えば、心臓外科手術では、心臓を挙上するポジショナーと称される器具や、拍動振動を低減するスタビライザーと称される器具が従来から用いられている。しかし、いずれの器具も肋骨間に開けた孔から胸腔や縦隔内に挿入することは不可能である。
本発明は、こうした従来技術の問題を解決することを技術課題としており、胸腔鏡下手術や腹腔鏡下手術において、肺、縦隔臓器その他の臓器を損傷することなく、挙上したり位置をずらしたり、支持したりする外科手術用臓器吸着器具を提供することを目的としている。
請求項1に記載の本発明は、管状の本体部と、前記本体部の先端部に該本体部の中心軸線に対して傾斜した回転軸線を中心として回転自在に取付けられた吸着部と、前記本体部内に延設され前記吸着部を真空源に接続するための真空管路とを具備し、前記吸着部は複数の吸着セグメントから成り、前記複数の吸着セグメントは互いに回動自在に連結されており、前記吸着部が、前記本体部に対して直列状に配置された導入形態と、前記複数の吸着セグメントの各々を前記複数の回転軸線を中心として相対的に回転させ、立体的な作動形態との間で変態可能に形成されていることを特徴とした外科手術用臓器吸着器具を要旨とする。
前記外科手術用臓器吸着器具は、導入形態から作動形態への変態に際して、第1の作動形態と第2の作動形態との何れかを選択して変態させることができる。
本発明によれば、吸着部を導入形態として、患者の体を切開、形成した小さな孔から胸腔や腹腔等に導入し、その後に作動形態とすることによって、臓器を損傷することなく良好に吸引、支持または挙上することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態を説明する。
図1、2において、本実施の形態による臓器吸着器具10は、中心軸線Oに沿って延びる管状の本体部8と、該本体部8の先端部に中心軸線Oに対して所定の角度を以って傾斜した回転軸線J1を中心として回動自在に取付けられた吸着部12とを具備している。吸着部12は、本実施の形態では4つの吸着セグメント、すなわち回転軸線J1を中心として回動自在に本体部8に連結された第1の吸着セグメント14と、中心軸線Oに対して垂直な回転軸線J2を中心として回動自在に第1の吸着セグメント14の先端部に連結された第2の吸着セグメント16と、該第2の吸着セグメント16において第1の吸着セグメント14とは反対側の先端部に回転軸線J2に対して非平行な回転軸線J3を中心として回動自在に連結された第3の吸着セグメント18と、該第3の吸着セグメント18において第2の吸着セグメント16とは反対側の先端部に回転軸線J2に対して平行な回転軸線J4を中心として回動自在に連結された第4の吸着セグメント20とを具備している。
図1、2において、本実施の形態による臓器吸着器具10は、中心軸線Oに沿って延びる管状の本体部8と、該本体部8の先端部に中心軸線Oに対して所定の角度を以って傾斜した回転軸線J1を中心として回動自在に取付けられた吸着部12とを具備している。吸着部12は、本実施の形態では4つの吸着セグメント、すなわち回転軸線J1を中心として回動自在に本体部8に連結された第1の吸着セグメント14と、中心軸線Oに対して垂直な回転軸線J2を中心として回動自在に第1の吸着セグメント14の先端部に連結された第2の吸着セグメント16と、該第2の吸着セグメント16において第1の吸着セグメント14とは反対側の先端部に回転軸線J2に対して非平行な回転軸線J3を中心として回動自在に連結された第3の吸着セグメント18と、該第3の吸着セグメント18において第2の吸着セグメント16とは反対側の先端部に回転軸線J2に対して平行な回転軸線J4を中心として回動自在に連結された第4の吸着セグメント20とを具備している。
第1〜第4の吸着セグメント14、16、18、20の各々は、図3A〜3Dに一例として示す吸盤部材40、40′を取付けるための凹部または切欠部より成る受容部14a、16a、18a、20aを有している。受容部14a、16a、18a、20aは、第1〜第4の吸着セグメント14、16、18、20を互いに連結したときに、第2と第4の回転軸線J2、J4に対して垂直な共通する平面内に開口するように配向されている。なお、第2と第4の吸着セグメント16、20用の吸盤部材40′は、連結真空管路48を有していない点を除いて、第1と第3の吸着セグメント14、18用の吸盤部材40に実質的に同一に形成されているので、主として吸盤部材40について説明し、吸盤部材40′については説明を省略する。
図3A、3Bを参照すると、第1と第3の吸着セグメント14、18用の吸盤部材40は、全体が柔軟なプラスチック材料またはゴム材料から形成され、長円またはトラック形の開口部42aを有した中空カップ状の吸盤本体42と、該吸盤本体42の上方部分、図3A、3Bに示す実施の形態では、開口部42aとは反対側の壁部に接続された管部44とを有している。管部44は、前記壁部に形成されたオリフィス42bを介して吸盤本体42の内部空間に連通している。吸盤部材40は、開口部42aが第1〜第4の吸着セグメント14、16、18、20の各々の受容部14a、16a、18a、20aから突出するように配置される。また、吸盤部材40は、吸盤本体42の内面に複数の突出部46を配設して、臓器の表面に対して吸盤本体42が滑らないようにすることができる。また、吸盤部材40には、管部44に接続される連結真空管路48が一体的に形成されている。連結真空管路48の他端は、第2と第4の吸着セグメント16、20の吸盤部材40の管部44に接続される。
図2、4を参照すると、本体部8は中心軸線O沿いに延びる金属製またはプラスチック製の管状の部材から成り、先端部に吸着部12の第1の吸着セグメント14の基端部を回転可能に支持するピン13が取り付けられている。ピン13は、中心軸線Oに対して所定の角度αを以って傾斜している。本体部8において、ピン13の反対側の端部端(基端部)は閉塞部材32によって閉塞されている。閉塞部材32には、中心軸線O沿いに貫通孔32aが形成されている。
本体部8内には、吸着部12を真空源38に接続するための複数の真空管路、本実施の形態では第1と第2の真空管路26、28、および、第1〜第4の吸着セグメント14〜20を夫々回転軸線J1〜J4回りに回転させる、吸着部12の形態変形手段としてワイヤー24が収容されている。ワイヤー24は、閉塞部材32の貫通孔32aから本体部8内に導入され、本体部8の先端部の側壁に形成された通し穴8aから本体部8の外部へ引出され、後述するように、吸着部12の遠位端部、すなわち第4の吸着セグメント20において回転軸線J4とは反対側の端部に接続されている。
第1〜第4の吸着セグメント14〜20の各々に取付けられた吸盤部材40は、第1と第2の真空管路26、28を介して真空ポンプやエゼクター等の真空源38に接続されている。より詳細には、第1と第2の真空管路26、28の一端(基端)が真空源38に接続されている。第1の真空管路26の他端(遠位端)が、第1の吸着セグメント14に取付けられた吸盤部材40に連結され、該第1の吸着セグメント14の吸盤部材4が、後述する連結真空管路48を介して第2の吸着セグメント16の吸盤部材40に連通している。同様に、第2の真空管路28の他端(遠位端)が、第3の吸着セグメント18に取付けられた吸盤部材40に連結され、該第3の吸着セグメント18の吸盤部材40が、連結真空管路48を介して第4の吸着セグメント20の吸盤部材40に連通している。なお、図4の例では、真空管路26、28はコネクター36を介して一纏めにして真空源38に接続されるように図示されているが、各々独立に真空源38に接続するようにしてもよい。
図5は、第1の吸着セグメント14の吸盤部材40を受容するための受容部14aを示す断面図である。第1の吸着セグメント14には、第1の回転軸線J1に隣接させて、第1と第2の入口ポート14d、14eが設けられている。より詳細には、第1と第2の入口ポート14d、14eは、後述するように、第1の吸着セグメント14において第1の回転軸線J1に隣接する基端部に取付けられた連結部材30(図7、8)に形成されており、第1と第2の真空管路26、28の遠位端部を受容するようになっている。第1と第2の入口ポート14d、14eは、第1の吸着セグメント14の受容部14a内に開口している。
更に、第1の吸着セグメント14には、第2の回転軸線J2に隣接する遠位端部には、第1と第2の入口ポート14d、14eと同様の2つの出口ポート(図示せず)が形成されている。該2つの出口ポートの一方を連結真空管路48が通過し、第2の吸着セグメント16に形成されている2つの入口ポート(図示せず)の一方から第2の吸着セグメント16の受容部16a内に進入し、吸盤部材40′の管部44′に接続される。
第1の吸着セグメント14の前記2つの出口ポートの他方を第2の真空管路28が通過して、第2の吸着セグメント16の2つの入口ポートの他方から受容部16a内に進入する。第2の真空管路28は、更に、第2の吸着セグメント16の受容部16a、該第2の吸着セグメント16の遠位端に形成1つの出口ポート(図示せず)および第3の吸着セグメント18の基端に形成されている1つの入口ポートを通過して、第3の吸着セグメント18の受容部18a内に進入し、吸盤部材40の管部44に接続される。
第3の吸着セグメント18の吸盤部材40の連結真空管路48は、第3の吸着セグメント18の遠位端に形成されている1つの出口ポート(図示せず)および第4の吸着セグメント20の基端に形成されている1つの入口ポート(図示せず)を通過して、第4の吸着セグメント20の受容部20a内に進入し、吸盤部材40′の管部44′に接続される。
図1、2、6に示すように、第2の吸着セグメント16は、その基端部において、第2の回転軸線J2を規定するピン15によって第1の吸着セグメント14の遠位端部に回転自在に連結されている。第3の吸着セグメント18は、その基端部において、第3の回転軸線J3を規定するピン17によって第2の吸着セグメント16の遠位端部に回転自在に連結されている。第4の吸着セグメント20は、その基端部において、第4の回転軸線J4を規定するピン19によって第3の吸着セグメント18の遠位端部に回転自在に連結されている。
ここで、図7、8を参照すると、本体部8と第1の吸着セグメント14とを回転可能に連結するピン13は、第1の吸着セグメント14の基端部に取付けられた連結部材30に支持されている。連結部材30は、第1の吸着セグメント14の内周面に取付けられる円柱状のベース部31と、該ベース部31から突出するブラケット部33とを有し、ブラケット部33には、ピン13が挿通、嵌合されるピン孔33aが形成されている。ベース部31は、特に、組み立てたときに、第1の吸着セグメント14に対して軸方向には移動不能に、かつ、周方向には第1の回転位置と第2の回転位置との間で回転可能に第1の吸着セグメント14内に取り付けられている。ピン孔33aは、図7に示すように、組み立てたときに、本体部8の中心軸線Oに対して所定の角度αを形成するように斜めに延設されている。また、ベース部31には、第1の吸着セグメント14の第1と第2の入口ポート14d、14e(図5)となる第1と第2の貫通孔31a、31bが形成されている。ここで、貫通孔31a、31bは、図5に示すように、円形の入口ポート14d、14eを提供するように円形断面にて形成することもできるが、図8に示すように、その断面を楕円形とすることによって、ベース部31が周方向に容易に回転できるようになる。
以下、本実施の形態の作用を説明する。
既述の説明から理解されるように、本実施の形態による臓器吸着器具10では、第1の吸着セグメント14の吸盤部材40は、第1の真空管路26を介して真空源38に連通し、第2の吸着セグメント16の吸盤部材40′は、第1の真空管路26および連結真空管路48を介して真空源38に連通する。同様に、第3の吸着セグメント18の吸盤部材40は、第2の真空管路28を介して真空源38に連通し、第4の吸着セグメント20の吸盤部材40′は、第2の真空管路28および連結真空管路48を介して真空源38に連通する。この状態で、真空源38を作動させることによって、第1〜第4の吸着セグメント14〜18の各々の吸盤部材40の内部空間に真空が適用または供給される。
既述の説明から理解されるように、本実施の形態による臓器吸着器具10では、第1の吸着セグメント14の吸盤部材40は、第1の真空管路26を介して真空源38に連通し、第2の吸着セグメント16の吸盤部材40′は、第1の真空管路26および連結真空管路48を介して真空源38に連通する。同様に、第3の吸着セグメント18の吸盤部材40は、第2の真空管路28を介して真空源38に連通し、第4の吸着セグメント20の吸盤部材40′は、第2の真空管路28および連結真空管路48を介して真空源38に連通する。この状態で、真空源38を作動させることによって、第1〜第4の吸着セグメント14〜18の各々の吸盤部材40の内部空間に真空が適用または供給される。
本実施の形態による臓器吸着器具10は、胸腔鏡下手術や腹腔鏡下手術等に際して、患者の胸部や腹部等に切開、形成した導入口から胸腔や腹腔等内に導入するために、図1示すように、吸着部12の第1〜第4の吸着セグメント14〜20を本体部8の中心軸線O沿いに直列状に配置される。本明細書では、図1に示す臓器吸着器具10のこの形態を導入形態と称する。
導入形態にある臓器吸着器具10は、第4の吸着セグメント20を先頭にして、前記導入口から胸腔や腹腔等内に導入される。次いで、吸着部12を吸着すべき臓器の近傍に配置した状態で、操作者が手操作によってワイヤー24を引き込むと、図6に示すように、第4の吸着セグメント20の遠位端部が本体部8の先端部へ向けて移動するように、第1〜第4の吸着セグメント14〜20が、第1〜第4の回転軸線J1〜J4を中心として回転動作する。最終的に、第4の吸着セグメント20の遠位端部が本体部8の先端部の側面に当接すると、吸着部12は、図11A、11Bに示すような、立体的な閉じた多角形状、本実施形態では立体的な四角形状を呈するようになる。より詳細には、吸着部12は、本体部8の先端部への吸着部12(第1の吸着セグメント14)の連結部であるピン13を含まない対角線、つまり第1と第2の吸着セグメント14、16の間のピン15と、第3と第4の吸着セグメント18、20の間のピン19とを結ぶ対角線に沿って中折れした四角形状となる。
本明細書では、図11A、11Bに示す臓器吸着器具10の形態を作動形態と称する。一層詳細には、図11Aに示す第1の作動形態は、吸着部12が上方に凸状となる立体的な四角形状となり、吸着部12の吸盤部材40、40′によって、臓器を吸着、支持するのに適している。他方、図11Bに示す第2の作動形態は、吸着部12が下方に凸状となる立体的な四角形状となり、臓器を吸着部12の上に載せて支持するのに適している。このように、臓器吸着器具10を第1と第2の作動形態に変態させるために、本実施形態では、連結部材30は、図9A、9Bに示す第1の回転位置と、図10A、10Bに示す第2の回転位置との間で、第1の吸着セグメント14に対して選択的に回転、位置決め可能となっている。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明は該実施の形態に限定されない。
例えば、既述の実施の形態では、作動形態において吸着部12は、立体的な閉じた多角形状、特に吸着部12の立体的な多角形状は、本体部8の先端部への吸着部12の連結部を含まない対角線上の2つの連結部であるピン15、19を中心として屈曲、中折れした四角形状を呈する旨説明したが、本発明において吸着部12は、四角形以外の多角形、例えば、五角形や六角形それ以上の多角形状としてもよい。
例えば、既述の実施の形態では、作動形態において吸着部12は、立体的な閉じた多角形状、特に吸着部12の立体的な多角形状は、本体部8の先端部への吸着部12の連結部を含まない対角線上の2つの連結部であるピン15、19を中心として屈曲、中折れした四角形状を呈する旨説明したが、本発明において吸着部12は、四角形以外の多角形、例えば、五角形や六角形それ以上の多角形状としてもよい。
更に、既述の実施の形態では、導入形態において、吸着部12は本体部8の中心軸線Oに沿って本体部8と概ね一直線状になっているが、本発明において吸着部12はこれに限定されず、導入形態時に吸着部12が僅かに湾曲してもよい。要は、導入形態において吸着部12が患者の胸腔や腹腔等内に導入しやすい細長い形態であればよい。本体部8も同様に僅かに湾曲してもよい。すなわち、中心軸線Oは、直線に限定されず、例えば曲率半径の大きな円弧や楕円その他の曲線の一部に沿う曲線であってもよい。
8 本体部
10 臓器吸着器具
12 吸着部
13 ピン
14 第1の吸着セグメント
15 ピン
16 第2の吸着セグメント
17 ピン
18 第3の吸着セグメント
19 ピン
20 第4の吸着セグメント
24 ワイヤー
26 第1の真空管路
28 第2の真空管路
30 連結部材
31 ベース部
32 閉塞部材
33 ブラケット部
33 貫通孔
33a ピン孔
36 コネクター
38 真空源
40 吸盤部材
40′ 吸盤部材
48 連結真空管路
10 臓器吸着器具
12 吸着部
13 ピン
14 第1の吸着セグメント
15 ピン
16 第2の吸着セグメント
17 ピン
18 第3の吸着セグメント
19 ピン
20 第4の吸着セグメント
24 ワイヤー
26 第1の真空管路
28 第2の真空管路
30 連結部材
31 ベース部
32 閉塞部材
33 ブラケット部
33 貫通孔
33a ピン孔
36 コネクター
38 真空源
40 吸盤部材
40′ 吸盤部材
48 連結真空管路
Claims (7)
- 管状の本体部と、
前記本体部の先端部に該本体部の中心軸線に対して傾斜した回転軸線を中心として回転自在に取付けられた吸着部と、
前記本体部内に延設され前記吸着部を真空源に接続するための真空管路とを具備し、
前記吸着部は複数の吸着セグメントから成り、
前記複数の吸着セグメントは互いに回動自在に連結されており、
前記吸着部が、前記本体部に対して直列状に配置された導入形態と、前記複数の吸着セグメントの各々を前記複数の回転軸線を中心として相対的に回転させ、立体的な作動形態との間で変態可能に形成されていることを特徴とした外科手術用臓器吸着器具。 - 前記作動形態において前記吸着部は立体的な多角形状を呈する請求項1に記載の外科手術用臓器吸着器具。
- 前記吸着部の立体的な多角形状は、前記本体部の先端部への前記吸着部の連結部を含まない対角線上の2つの連結部において中折れした四角形である請求項2に記載の外科手術用臓器吸着器具。
- 前記本体部の先端部への前記吸着部の連結部は、前記本体部の中心軸線周りに回転可能に設けられており、前記吸着部の前記本体部に対する回転中心軸線の傾斜角度を変更可能になっている請求項2または3に記載の外科手術用臓器吸着器具。
- 前記吸着部の中折れした四角形が、使用時に前記吸着部が上方に凸状となるようにした請求項4に記載の外科手術用臓器吸着具。
- 前記吸着部の中折れした四角形が、使用時に前記吸着部が下方に凸状となるようにした請求項4に記載の外科手術用臓器吸着具。
- 前記吸着セグメントの各々が吸盤部材を備えており、前記真空管路は該吸盤部材の内部空間に連通している請求項1〜6の何れか1項に記載の外科手術用臓器吸着器具。
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