JP2014200287A - カテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】ガイドワイヤによる狭窄物の貫通を効率的に行うことができるカテーテルを提供する。【解決手段】ガイドワイヤGWが挿通されるルーメン114を有する管状体110と、ルーメン114に配置され、ガイドワイヤGWを回転させる回転機構と、を有する。前記回転機構は、ガイドワイヤGWが固定される回転子140と、管状体110の先端側に向かって、回転子140を弾性的に付勢する弾性部材150と、管状体110の軸方向Sに関するガイドワイヤGWの往復運動を、回転子140の回転動作に変換するカム機構160と、を有する。前記往復運動は、ガイドワイヤGWの先端部に付加される負荷による、前記付勢に逆らったガイドワイヤGWの後退動作と、前記負荷の解消による、前記付勢に従ったガイドワイヤGWの前進動作と、からなる。【選択図】図4

Description

本発明は、カテーテルに関する。
冠状動脈に可撓性を有するガイドワイヤを先行して挿通させ、その後、例えば、バルーンカテーテルをガイドワイヤに沿わせて施術部位へ案内する挿通方法が広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ガイドワイヤの挿通経路に狭窄部あるいは閉塞部が存在している場合、一般的に、施術者が手元でガイドワイヤを操作し、ガイドワイヤの先端部を狭窄物に突き当てることによって貫通させている。
特開2002−301161号公報
しかし、狭窄物は、例えば、石灰化等の硬化した生体組織からなるため、ガイドワイヤの貫通を効率的に行うことができず、施術時間が長時間化する問題を有している。特に、ガイドワイヤの先端部が予め形状付け(リシェイプ)されている場合、この問題は顕著である。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、ガイドワイヤによる狭窄物の貫通を効率的に行うことができるカテーテルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、ガイドワイヤが挿通されるルーメンを有する管状体と、前記ルーメンに配置され、前記ガイドワイヤを回転させる回転機構と、を有するカテーテルである。前記回転機構は、前記ガイドワイヤが固定される回転子と、前記管状体の先端側に向かって、前記回転子を弾性的に付勢する弾性部材と、前記管状体の軸方向に関する前記ガイドワイヤの往復運動を、前記ガイドワイヤに固定された前記回転子の回転動作に変換するカム機構と、を有する。前記往復運動は、前記ガイドワイヤの先端部に付加される負荷による、前記付勢に逆らった前記ガイドワイヤの後退動作と、前記負荷の解消による、前記付勢に従った前記ガイドワイヤの前進動作と、からなる。
本発明によれば、ガイドワイヤによる狭窄物の貫通を行う際、狭窄物にガイドワイヤの先端部を突き当ててガイドワイヤの先端部に負荷を付加することによって、ガイドワイヤの回転動作を引き起こすことが可能である。ガイドワイヤの先端部は、ガイドワイヤの回転動作により、ねじ込まれるように狭窄物に導入されて、狭窄物を貫通することになる。また、ガイドワイヤの先端部が予め形状付けされている場合、ガイドワイヤの回転動作を引き起こすことによって、ガイドワイヤの先端部を適当な位置に容易に位置決めすることができる。つまり、ガイドワイヤによる狭窄物の貫通を効率的に行うことができるカテーテルを提供することが可能である。
カム機構は、例えば、弾性的に付勢された回転子を制止する先端ストッパ部材に配置される第1ギヤ面と、付勢に逆らったガイドワイヤの基端側に向かった後退動作を制止する基端ストッパ部材に配置される第2ギヤ面と、回転子に配置され、第1ギヤ面と係合する第3ギヤ面と、回転子に配置され、第2ギヤ面と係合する第4ギヤ面と、からなり、第1〜4ギヤ面の相互作用に基づいて、往復運動を回転子の回転動作に変換することが可能である。
前記相互作用は、第1〜4ギヤ面の歯の位相差に基づいて発揮させることが可能であり、例えば、第1ギヤ面と第3ギヤ面とが係合した場合、第2ギヤ面の歯と第4ギヤ面の歯とが半位相ずれた関係となるように、第2ギヤ面および第4ギヤ面は、設定され、第2ギヤ面と第4ギヤ面とが係合した場合、第1ギヤ面の歯と前記第3ギヤ面の歯とが半位相ずれた関係となるように、第1ギヤ面および第3ギヤ面は、設定されている。
ガイドワイヤを回転子に着脱自在に固定するマウント機構を有する場合、ガイドワイヤが回転子に固定されている場合に比較し、自由度が向上する。
実施の形態1に係るカテーテルを説明するための側面図である。 図1に示されるガイドワイヤの回転動作を説明するための正面図である。 図1に示されるガイドワイヤの施術例を説明するための断面図である。 図1に示される回転機構を説明するための断面図である。 ガイドワイヤの後退動作を説明するための断面図である。 ガイドワイヤの前進動作を説明するための断面図である。 図4に示されるギヤ面の相互作用を説明するための概略図であり、回転子の無負荷状態を示している。 突き当てによる回転子の後退を説明するための概略図である。 図8に続く、回転子の半ピッチ回転を説明するための概略図である。 図9に続く、突き当ての解消による回転子の前進を説明するための概略図である。 図10に続く、回転子の半ピッチ回転を説明するための概略図である。 実施の形態2に係るカテーテルのガイドワイヤを説明するための側面図である。 図12に示される雄ねじ部を説明するための断面図である。 実施の形態2に係るカテーテルの回転子を説明するための断面図である。 図14に示されるトラップ部を説明するための正面図である。 図15に示される保持部を説明するための断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、実施の形態1に係るカテーテルを説明するための側面図、図2は、図1に示されるガイドワイヤの回転動作を説明するための正面図、図3は、図1に示されるガイドワイヤの施術例を説明するための断面図である。
実施の形態1に係るカテーテル100は、図1に示されるように、長尺の管状体110および回転機構130を有する。図2に示されるように、管状体110は、ガイドワイヤGWが挿通されるルーメン114を有し、回転機構130は、管状体110の先端部112のルーメン114に配置され、ガイドワイヤGWを回転させるために使用される。なお、符号120は、管状体110の基端部に配置されるハブ120を示している。
ガイドワイヤGWは、施術者によって手元で操作され、図3に示されるように、ガイドワイヤGWの先端部を、生体内管腔190に生じた狭窄部(あるいは閉塞部)192に存在する狭窄物194に、突き当てることによって貫通させている。生体内管腔190は、例えば、冠状動脈等の血管、胆管、気管、食道、尿道である。狭窄部192は、施術部位である。狭窄物194は、例えば、血管内膜層に中性脂肪が貯留して石灰沈着を発生したアテローム層や、血栓である。なお、ガイドワイヤGWの先端部は、例えば、血管分岐を選択するためや施術部位に応じ、予め形状付け(リシェイプ)されている。
カテーテル100は、回転機構130を有するため、後述するように、ガイドワイヤGWによる狭窄物194の貫通を行う際、ガイドワイヤGWの回転動作を引き起こすことによって、ガイドワイヤGWの先端部は、ねじ込まれるように狭窄物194に導入されるため、ガイドワイヤGWによる狭窄物194の貫通を効率的に行うことが可能である。
次に、回転機構130を詳述する。
図4は、図1に示される回転機構を説明するための断面図、図5は、ガイドワイヤの後退動作を説明するための断面図、図6は、ガイドワイヤの前進動作を説明するための断面図である。
回転機構130は、回転子140、弾性部材150、先端ストッパ部材152、基端ストッパ部材156およびカム機構160を有する。
回転子140は、管状体110の先端側に位置する円形状基部142と、基端側に位置する筒状壁部147と、を有する。円形状基部142は、貫通孔145を有する。貫通孔145は、円形状基部142の中央に位置し、ガイドワイヤGWを挿通して固定するために使用される。
弾性部材150は、例えば、回転子140の内部に配置され、円形状基部142の基端側表面144に当接するバネ部材からなり、管状体110の先端側に向かって、回転子140を弾性的に付勢するために使用される。
先端ストッパ部材152は、回転子140より管状体110の先端側に位置し、管状体110の先端部112のルーメン114に固定される。先端ストッパ部材152は、環状であり、円形状開口部155を有する。円形状開口部155の径は、ガイドワイヤGWの径より大きく、かつ、回転子140の円形状基部142の径より小さい。したがって、先端ストッパ部材152は、ガイドワイヤGWの軸方向Sの移動に干渉しないが、弾性部材150の付勢力に従った回転子140の前進動作を制止する機能を有する。
基端ストッパ部材156は、回転子140より管状体110の基端側に位置し、管状体110の先端部112のルーメン114に固定される。基端ストッパ部材156は、環状であり、円形状開口部159を有する。円形状開口部159の径は、ガイドワイヤGWの径より大きく、かつ、回転子140の筒状壁部147の径より小さい。したがって、基端ストッパ部材156は、ガイドワイヤGWの軸方向Sの移動に干渉しないが、弾性部材150の付勢力に逆らったガイドワイヤGWの後退動作を制止する機能を有する。
カム機構160は、略同一のピッチを有するギヤ面162,164,166,168を有し、管状体110の軸方向Sに関するガイドワイヤGWの往復運動を、回転子140(および回転子140に固定されたガイドワイヤGW)の回転動作に変換するために使用される。
第1ギヤ面162は、先端ストッパ部材152の基端側表面154に環状に形成されている。第3ギヤ面164は、回転子140の円形状基部142の先端側表面143に環状に形成されている。第1ギヤ面162と第3ギヤ面164とは、相対しており、係合自在に位置合わせされている。
第4ギヤ面166は、回転子140の筒状壁部147の自由端である基端側表面149に環状に形成されている。第2ギヤ面168は、基端ストッパ部材156の先端側表面157に環状に形成されている。第2ギヤ面168と第4ギヤ面166とは、相対しており、係合自在に位置合わせされている。
往復運動は、弾性部材150の付勢力に逆らったガイドワイヤGWの後退動作(図5参照)と、弾性部材150の付勢力に従ったガイドワイヤGWの前進動作(図6参照)から構成される。ガイドワイヤGWの後退動作は、狭窄物194にガイドワイヤGWの先端部を突き当てることによってガイドワイヤGWの先端部に付加される負荷により引き起こされる。ガイドワイヤGWの前進動作は、狭窄物194にガイドワイヤGWの先端部を突き当てることを中止し、負荷を解消することにより引き起こされる。
したがって、ガイドワイヤGWによる狭窄物194の貫通を行う際、狭窄物194にガイドワイヤGWの先端部を突き当ててガイドワイヤGWの先端部に負荷を付加することによって、ガイドワイヤGWの回転動作を引き起こすことが可能である。ガイドワイヤの先端部は、ガイドワイヤGWの回転動作により、ねじ込まれるように狭窄物194に導入されて、狭窄物194を貫通することになる。つまり、ガイドワイヤGWによる狭窄物194の貫通を効率的に行うことができる。
また、ガイドワイヤGWの先端部の位置が不適当な場合、回転機構130によってガイドワイヤGWを回転させ、ガイドワイヤGWの先端部を適当な位置に容易に位置決めすることが可能である。本実施の形態においては、ガイドワイヤGWの先端部に予め形状付けされているため、このことは特に好ましい。
次に、第1〜4ギヤ面の相互作用を説明する。
図7は、回転子の無負荷状態を説明するための概略図、図8は、突き当てによる回転子の後退を説明するための概略図、図9は、図8に続く、回転子の半ピッチ回転を説明するための概略図、図10は、図9に続く、突き当ての解消による回転子の前進を説明するための概略図、図11は、図10に続く、回転子の半ピッチ回転を説明するための概略図である。
ガイドワイヤの先端が狭窄物に突き当てられていない無負荷状態においては、図7に示すように、弾性部材150(図5参照)の付勢力により、回転子140は、先端ストッパ部材152に当接している。この時、回転子140の第3ギヤ面164は、先端ストッパ部材152の第1ギヤ面162と係合している。なお、図7に示される状態において、回転子140の第4ギヤ面166の歯と、基端ストッパ部材156の第2ギヤ面168の歯とは、半位相(半ピッチ)ずれた関係となるように設定されている。
狭窄物にガイドワイヤの先端部を突き当てることによって、ガイドワイヤの先端部に負荷が付加されると、図8に示すように、ガイドワイヤ(およびガイドワイヤに固定された回転子140)は、弾性部材150の付勢力に逆らって、後退する。これにより、回転子140の第3ギヤ面164と先端ストッパ部材152の第1ギヤ面162との係合が解消される。
そして、回転子140は、図8に示すように、基端ストッパ部材156に当接し、後退が停止される。これにより、回転子140の第4ギヤ面166は、基端ストッパ部材156の第2ギヤ面168と係合する。この際、第4ギヤ面166の歯と、第2ギヤ面168の歯とは、半位相ずれた関係を有するため、図9に示すように、第2ギヤ面168の歯の傾斜に沿って、第4ギヤ面166の半位相に相当する回転駆動(半ピッチ回転)が引き起こされる。なお、図8に示される状態において、先端ストッパ部材152の第1ギヤ面162の歯と、回転子140の第3ギヤ面164の歯とは、半位相ずれた関係となるように設定されている。
狭窄物にガイドワイヤの先端部を突き当てることを中止し、負荷が解消されると、図10に示すように、ガイドワイヤ(およびガイドワイヤに固定された回転子140)は、弾性部材150の付勢力に従って前進する。これにより、回転子140の第4ギヤ面166と、基端ストッパ部材156の第2ギヤ面168との係合が解消される。
そして、回転子140は、先端ストッパ部材152に当接し、前進が停止される。これにより、回転子140の第3ギヤ面164は、先端ストッパ部材152の第1ギヤ面162と係合する。この際、第3ギヤ面164の歯と、第1ギヤ面162の歯とは、半位相ずれた関係を有するため、図11に示すように、第2ギヤ面168の歯の傾斜に沿って、第3ギヤ面164の半位相に相当する回転駆動が引き起こされる。
ガイドワイヤ(およびガイドワイヤに固定された回転子140)は、上記のように、1回の往復運動によって1位相(1ピッチ)に相当する回転駆動が引き起こされる。したがって、ガイドワイヤをタップして狭窄物にその先端部を突き当てるたびに、ガイドワイヤは、一定方向に回転し続けることとなる。
以上のように、実施の形態1においては、ガイドワイヤによる狭窄物の貫通を行う際、狭窄物にガイドワイヤの先端部を突き当ててガイドワイヤの先端部に負荷を付加することによって、ガイドワイヤの回転動作を引き起こすことが可能である。ガイドワイヤの先端部は、ガイドワイヤの回転動作により、ねじ込まれるように狭窄物に導入されて、狭窄物を貫通することになる。また、ガイドワイヤの先端部が予め形状付けされている場合、ガイドワイヤの回転動作を引き起こすことによって、ガイドワイヤの先端部を適当な位置に容易に位置決めすることができる。つまり、ガイドワイヤによる狭窄物の貫通を効率的に行うことができるカテーテルを提供することが可能である。
次に、実施の形態2を説明する。
図12は、実施の形態2に係るカテーテルのガイドワイヤを説明するための側面図、図13は、図12に示される雄ねじ部を説明するための断面図、図14は、実施の形態2に係るカテーテルの回転子を説明するための断面図、図15は、図14に示されるトラップ部を説明するための正面図、図16は、図15に示される保持部を説明するための断面図である。
実施の形態2は、ガイドワイヤGWが回転子140Aに着脱自在に固定されている点で、実施の形態1と概して異なっており、雄ねじ部170,175およびトラップ部180,185を有するマウント機構を備えている。
雄ねじ部170,175は、ガイドワイヤGWに配置され、図12および図13に示されるように、平板状であり、ガイドワイヤGWから半径方向に突出している。雄ねじ部170,175は、略同一形状であり、対称位置に配置される。
トラップ部180,185は、図14に示されるように、回転子140Aに固定される。なお、回転子140Aには、雄ねじ部170,175を有するガイドワイヤGWが挿通可能である貫通孔145Aが形成されている。
トラップ部180,185は、図15に示されるように、円弧状であり、ガイド面182,187および保持部184,189を有する。トラップ部180,185は、略同一形状であり、相対して配置される(180度回転した位置に配置される)。トラップ部180,185間の隙間Cは、回転子140Aの貫通孔145Aに位置合わせされており、雄ねじ部170,175を有するガイドワイヤGWが挿通可能に設定されている。
ガイド面182,187は、ガイドワイヤGWの雄ねじ部170,175をスライドさせて、保持部184,189に円滑に導入するために使用される。保持部184,189は、図16に示されるように、コ字状の断面を有し、ガイドワイヤGWの雄ねじ部170,175を嵌合するために使用される。
したがって、ガイドワイヤGWの雄ねじ部170,175を、トラップ部180,185間の隙間Cに位置決めし、ガイドワイヤGWを回転(図上では右回転)させると、雄ねじ部170,175は、トラップ部180,185のガイド面182,187をスライドし、保持部184,189に導入されて嵌合する。これにより、ガイドワイヤGWは、回転子140に固定される。
一方、雄ねじ部170,175を逆回転(図上では左回転)させると、雄ねじ部170,175は、保持部184,189から解放され、ガイド面182,187をスライドし、トラップ部180,185間の隙間Cに移動する。これにより、ガイドワイヤGWは、回転子140から解放され、トラップ部180,185を通過可能となる。なお、ガイドワイヤGWを回転子140Aに固定するための回転方向は、回転機構130の回転方向と噛みあうように設定されている。
以上のように、実施の形態2においては、ガイドワイヤを回転子に着脱自在に固定することが可能であり、ガイドワイヤが回転子に固定されている実施の形態1に比較し、自由度が向上する。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲で種々改変することができる。例えば、ガイドワイヤの往復運動を回転子の回転動作に変換するカム機構は、上記構成に限定されない。また、ガイドワイヤを回転子に着脱自在に固定するマウント機構は、雄ねじ部およびトラップ部を3セット以上有することも可能である。
100 カテーテル、
110 管状体、
112 先端部、
114 ルーメン、
120 ハブ、
130 回転機構、
140,140A 回転子、
142 円形状基部、
143 先端側表面、
144 基端側表面、
145,145A 貫通孔、
147 筒状壁部、
149 基端側表面、
150 弾性部材、
152 先端ストッパ部材、
154 基端側表面、
155 円形状開口部、
156 基端ストッパ部材、
157 先端側表面、
159 円形状開口部、
160 カム機構、
162 第1ギヤ面、
164 第3ギヤ面、
166 第4ギヤ面、
168 第2ギヤ面、
170,175 雄ねじ部、
180,185 トラップ部、
182,187 ガイド面、
184,189 保持部、
190 生体内管腔、
192 狭窄部、
194 狭窄物、
C 隙間,
S 軸方向。

Claims (6)

  1. ガイドワイヤが挿通されるルーメンを有する管状体と、
    前記ルーメンに配置され、前記ガイドワイヤを回転させる回転機構と、を有し、
    前記回転機構は、
    前記ガイドワイヤが固定される回転子と、
    前記管状体の先端側に向かって、前記回転子を弾性的に付勢する弾性部材と、
    前記管状体の軸方向に関する前記ガイドワイヤの往復運動を、前記ガイドワイヤに固定された前記回転子の回転動作に変換するカム機構と、を有し、
    前記往復運動は、前記ガイドワイヤの先端部に付加される負荷による、前記付勢に逆らった前記ガイドワイヤの後退動作と、前記負荷の解消による、前記付勢に従った前記ガイドワイヤの前進動作と、からなる
    ことを特徴とするカテーテル。
  2. 弾性的に付勢された前記回転子を制止する先端ストッパ部材と、
    前記付勢に逆らった前記ガイドワイヤの基端側に向かった後退動作を制止する基端ストッパ部材と、をさらに有し、
    前記カム機構は、
    前記先端ストッパ部材に配置される第1ギヤ面と、
    前記基端ストッパ部材に配置される第2ギヤ面と、
    前記回転子に配置され、前記第1ギヤ面と係合する第3ギヤ面と、
    前記回転子に配置され、前記第2ギヤ面と係合する第4ギヤ面と、を有し、
    前記第1〜4ギヤ面の相互作用に基づいて、前記往復運動を前記回転子の回転動作に変換することを特徴とする請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記相互作用は、前記第1〜4ギヤ面の歯の位相差に基づいていることを特徴とする請求項2に記載のカテーテル。
  4. 前記第1ギヤ面と前記第3ギヤ面とが係合した場合、前記第2ギヤ面の歯と前記第4ギヤ面の歯とが半位相ずれた関係となるように、前記第2ギヤ面および前記第4ギヤ面は設定され、
    前記第2ギヤ面と前記第4ギヤ面とが係合した場合、前記第1ギヤ面の歯と前記第3ギヤ面の歯とが半位相ずれた関係となるように、前記第1ギヤ面および前記第3ギヤ面は設定されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のカテーテル。
  5. 前記ガイドワイヤを前記回転子に着脱自在に固定するマウント機構を、さらに有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のカテーテル。
  6. 前記ガイドワイヤの先端部は、予め形状付けされていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のカテーテル。
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