JP2014199894A - 電気機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】省スペースで設置でき、かつ電源コードを接続したときの外観が優れた電気機器を提供する。【解決手段】機器本体10および当該機器本体10の少なくとも一部を覆う封止体20を有し、内部に電子部品を備え、電源コード34が接続する電気機器において、機器本体10に封止体20を組み付けた際に、機器本体10の本体周縁端部および封止体20の封止端部が隙間部Sを有するようにそれぞれ重なる領域を設け、電源コード34が隙間部Sを挿通している。【選択図】図5
Description
本発明は、機器本体および当該機器本体の少なくとも一部を覆う封止体を有し、内部に電子部品を備え、電源コードが接続する電気機器に関する。
電気機器の一種として、壁面に設置される防災用又は防犯用の警報器がある。
このような電気機器は、機器本体および当該機器本体の少なくとも一部を覆う封止体を有し、機器本体および封止体で囲まれた空間の内部に、基板部、端子台、電源部などの電子部品を備えていた。これらの電子部品のうち、基板部には電源コードが接続していた。
このような電気機器は、機器本体および当該機器本体の少なくとも一部を覆う封止体を有し、機器本体および封止体で囲まれた空間の内部に、基板部、端子台、電源部などの電子部品を備えていた。これらの電子部品のうち、基板部には電源コードが接続していた。
尚、本発明における従来技術となる上述した電気機器は、一般的な技術であるため、特許文献等の従来技術文献は示さない。
電源コードは、一般に、筐体の通線穴に固定されるブッシングを挿通して電気機器に取り付けられる。ブッシングは、引張りやねじれから電源コードを保護する部材であり、さらに電源コードと筐体との隙間を解消するために配設される。この場合、電気機器の正面視では、電源コードおよびブッシングの両方が認識できる。
しかし、通常、ブッシングは筐体から突出した状態で電気機器に配設されるため、突出した分だけ電気機器を配設するスペースを余分に確保する必要があった。また、ブッシングが筐体から突出した状態は、電気機器の見た目の観点からもすっきりしていない印象を使用者に与えることがあった。
従って、本発明の目的は、省スペースで設置でき、かつ電源コードを接続したときの外観が優れた電気機器を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る電気機器は、機器本体および当該機器本体の少なくとも一部を覆う封止体を有し、内部に電子部品を備え、電源コードが接続する電気機器であって、その第一特徴構成は、前記機器本体に前記封止体を組み付けた際に、前記機器本体の本体周縁端部および前記封止体の封止端部が隙間部を有するようにそれぞれ重なる領域を設け、前記電源コードが前記隙間部を挿通する点にある。
本構成では、本体周縁端部および封止端部によって形成された隙間部を電源コードが挿通する。機器本体に封止体を組み付けた際、当該封止体が機器本体を覆うように配設されるため、本体周縁端部が封止端部の内側に位置するように構成できる。このとき、電気機器の正面視では隙間部は視認できず、背面視では視認できる(図7)。即ち、電源コードは電気機器の背面側から隙間部挿通し、筐体の内部で回路基板に接続する。このとき、電気機器を縦姿勢としたときの下側面の側において、従来の電気機器のようにブッシングが筐体から突出した態様にはならないため、省スペースで電気機器を設置できる。また、電源コードと電気機器との接続部位は正面視では視認できないため、見た目にもすっきりとした優れた外観となる。
本発明に係る電気機器の第二特徴構成は、前記隙間部を、前記本体周縁端部および前記封止端部の少なくとも何れか一方に形成した溝部とした点にある。
本構成によれば、電源コードを当該溝部に嵌入させた状態で隙間部に挿通させることができる。従って、当該溝部を形成することで、隙間部を電源コードが挿通できるだけの幅で形成することができるため、外部から筐体の内部に異物が侵入するのを未然に防止することができる。
本発明に係る電気機器の第三特徴構成は、前記封止端部に、前記溝部に対応する位置に前記電源コードが係入する切欠部を形成した点にある。
機器本体に封止体を組み付けた際、当該封止体が機器本体を覆うように配設されるため、封止体は電気機器の正面の側から機器本体を封止する。本構成のように封止端部に切欠部を形成すると、溝部に嵌入している電源コードを切欠部に係入させることで電気機器の正面の側に引き出し易くなる。
本発明に係る電気機器の第四特徴構成は、前記機器本体の底面に、前記溝部と接続する裏側溝部を設けた点にある。
本構成によれば、溝部および裏側溝部に沿って電源コードを嵌入させることができるため、当該電源コードを隙間部から電気機器の底面に連続的に沿わせて配設することができる。このとき、電源コードは電気機器の底面に嵌入しているため、見た目にもすっきりとした優れた外観を呈する。
本発明に係る電気機器の第五特徴構成は、前記機器本体の内面に前記電源コードを押圧する機器本体側押圧突起部を設け、前記封止体の内面に前記電源コードを押圧する封止体側押圧突起部を設け、前記機器本体側押圧突起部および前記封止体側押圧突起部を交互に配設した点にある。
本構成によれば、電源コードを押圧する機器本体側押圧突起部および封止体側押圧突起部を交互に配設することで、筐体の内部で電源コードを反対側から交互に押圧することができる。そのため、電源コードを筐体の内部で確実に保持することができる。よって、電源コードの引っ張りや捻じれを確実に防止でき、電源コードの電気機器の内部での接続状態が不良となるのを未然に防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜7に示したように、本発明の電気機器Xは、機器本体10および当該機器本体10の少なくとも一部を覆う封止体20を有し、内部に電子部品30を備え、電源コード34が接続し、機器本体10に封止体20を組み付けた際に、機器本体10の本体周縁端部12aおよび封止体20の封止端部21が隙間部Sを有するようにそれぞれ重なる領域を設けてある。本発明の電気機器Xは、電源コード34が隙間部Sを挿通している。
図1〜7に示したように、本発明の電気機器Xは、機器本体10および当該機器本体10の少なくとも一部を覆う封止体20を有し、内部に電子部品30を備え、電源コード34が接続し、機器本体10に封止体20を組み付けた際に、機器本体10の本体周縁端部12aおよび封止体20の封止端部21が隙間部Sを有するようにそれぞれ重なる領域を設けてある。本発明の電気機器Xは、電源コード34が隙間部Sを挿通している。
電気機器Xは、壁面に設置する態様であればどのような機器であってもよい。当該壁面に設置する電機機器としては、例えば防災用又は防犯用の警報器が挙げられる。本実施形態では、電気機器Xとして、可燃性ガス(LPガス)の漏洩を検知するガス警報器を屋内の壁面に設置する態様について説明する。当該電気機器Xの形状は特に限定されるものではないが、本実施形態では上面視で矩形状であり、厚板状(例えば43×79×23mm)の形状を呈するものを例示する。
機器本体10は回路基板33を収容するものであり、底面11と側面12とを一体に形成して構成されている。即ち、底面11および側面12とで囲まれた空間に回路基板33が収容される。側面12の端部(封止体20の側)には、封止体20と重ね配置される本体周縁端部12aが形成してある。本実施形態では、機器本体10に封止体20を組み付けた際、本体周縁端部12aと封止端部21とが重ね配置されたときに、本体周縁端部12aが内側に位置する場合について説明する。
封止体20は、機器本体10の少なくとも一部を覆う部材である。封止体20には電気機器Xの電源の投入の有無を示すランプ部22を設けている。
回路基板33には、例えばガス検知部31、報知部32などの電子部品30が配設してある。本実施形態では、電気機器Xの内部に配設した電子部品30を湿気から保護するため、電気機器Xの内部空間を樹脂Rで封入している。
ガス検知部31は、被検知ガスである可燃性ガス(LPガス)を検知するものであればどのような態様であってもよく、例えば公知の半導体式センサ素子や接触燃焼式センサ素子などを設けたものを使用できる。
報知部32は、ガス検知部からの信号を受けて警報を発するものであればどのような態様であってもよく、例えば圧電スピーカなどの音声を発する態様、或いは、LEDなどの光を発する態様などを使用することができる。
本発明の電気機器Xは、電源コード34が本体周縁端部12aおよび封止端部21によって形成された隙間部Sを挿通している。当該隙間部Sが電源コード挿入孔40となる。
本実施形態の隙間部Sは、電気機器Xを縦姿勢としたときの下側面の側に設けるように構成してある。また、機器本体10に封止体20を組み付けた際、本実施形態では本体周縁端部12aが内側に位置するため、電気機器Xの正面視では隙間部Sは視認できず、背面視では視認できる(図7)。即ち、電源コード34は電気機器Xの背面側から電源コード挿入孔40(隙間部S)に挿通し、筐体の内部で回路基板33に接続する(図5〜7)。このとき、電気機器Xを縦姿勢としたときの下側面の側において、従来の電気機器のようにブッシングが筐体から突出した態様にはならないため、省スペースで電気機器Xを設置できる。また、電源コード34と電気機器Xとの接続部位は正面視では視認できないため、見た目にもすっきりとした優れた外観となる。
本実施形態では、隙間部Sとして、本体周縁端部12aに、電源コード34が嵌入する溝部Bが形成してある。そのため、電源コード34を当該溝部Bに嵌入させた状態で挿入孔40(隙間部S)に挿通させることができる。従って、当該溝部Bを形成することで、隙間部Sを電源コード34が挿通できるだけの幅で形成することができる。
また、本実施形態では、封止端部21に、溝部Bに対応する位置に電源コード34が係入する切欠部Nが形成してある。
封止体20は電気機器Xの正面の側から機器本体10を封止する。本構成のように封止端部21に切欠部Nを形成すると、溝部Bに嵌入している電源コード34を切欠部Nに係入させることで電気機器Xの正面の側に引き出し易くなる。
さらに、本実施形態では、機器本体10の内面に電源コード34を押圧する機器本体側押圧突起部13を設け、封止体20の内面に前記電源コード34を押圧する封止体側押圧突起部23を設けてある。機器本体側押圧突起部13は、機器本体10に封止体20を組み付けた際に、封止体20の方向に電源コード34を押圧し、封止体側押圧突起部23は、機器本体10に封止体20を組み付けた際に、機器本体10の方向に電源コード34を押圧する。本構成において、当該機器本体側押圧突起部13および封止体側押圧突起部23は、電機機器Xを縦姿勢とした場合の上下方向において、交互に配設する。機器本体10の内面から突出する機器本体側押圧突起部13の高さ、および、封止体20の内面から突出する封止体側押圧突起部23の高さは、電気機器Xを縦姿勢としたときの上下面からの側面視において、機器本体側押圧突起部13および封止体側押圧突起部23が互いに重なるように設定すればよい。機器本体側押圧突起部13および封止体側押圧突起部23の設置数は特に限定されるものではなく、それぞれ複数以上設けることが可能である。
本構成のように、電源コード34を押圧する機器本体側押圧突起部13および封止体側押圧突起部23を交互に配設することで、筐体の内部で電源コード34を反対側から交互に押圧することができる。そのため、筐体の内部で電源コード34を所謂S字状の態様で確実に保持することができる。よって、電源コード34の引っ張りや捻じれを確実に防止でき、電源コード34および回路基板33の接続状態が不良となるのを未然に防止することができる。
本実施形態では、機器本体10の底面11に、溝部Bと接続する裏側溝部B1を設けてある(図6)。
本構成では、溝部Bおよび裏側溝部B1に沿って電源コード34を嵌入させることができるため、当該電源コード34を電源コード挿入孔40(隙間部S)から電気機器Xの底面11に連続的に沿わせて配設することができる。このとき、電源コード34は電気機器Xの底面11に嵌入しているため、見た目にもすっきりとした優れた外観を呈する。
〔別実施の形態〕
上述した実施形態では、隙間部Sとして、本体周縁端部12aに電源コード34が嵌入する溝部Bが形成してある場合について説明したが、この態様に限定されるものではなく、封止端部21に溝部Bを形成してもよい。この場合、封止端部21に形成された溝部Bと裏側溝部B1とを接続するため、封止端部21を機器本体10の底面11付近まで延設するとよい。
また、本構成においても、溝部Bに対応する位置に電源コード34が係入する切欠部Nを形成することが可能である。この場合、当該切欠部Nは、封止端部21に形成された溝部Bの端部と接続するように形成するとよい。
上述した実施形態では、隙間部Sとして、本体周縁端部12aに電源コード34が嵌入する溝部Bが形成してある場合について説明したが、この態様に限定されるものではなく、封止端部21に溝部Bを形成してもよい。この場合、封止端部21に形成された溝部Bと裏側溝部B1とを接続するため、封止端部21を機器本体10の底面11付近まで延設するとよい。
また、本構成においても、溝部Bに対応する位置に電源コード34が係入する切欠部Nを形成することが可能である。この場合、当該切欠部Nは、封止端部21に形成された溝部Bの端部と接続するように形成するとよい。
また、溝部Bは、本体周縁端部12aおよび封止端部21の両方のそれぞれに形成してもよい。この場合、本体周縁端部12aに設けられた溝部と、封止端部21に設けられた溝部とが対面するように、機器本体10および封止体20を組み付けるとよい。
本発明は、機器本体および当該機器本体の少なくとも一部を覆う封止体を有し、内部に電子部品を備え、電源コードが接続する電気機器に利用できる。
X 電気機器
B 溝部
B1 裏側溝部
N 切欠部
S 隙間部
10 機器本体
12a 本体周縁端部
13 機器本体側押圧突起部
20 封止体
21 封止端部
23 封止体側押圧突起部
30 電子部品
34 電源コード
B 溝部
B1 裏側溝部
N 切欠部
S 隙間部
10 機器本体
12a 本体周縁端部
13 機器本体側押圧突起部
20 封止体
21 封止端部
23 封止体側押圧突起部
30 電子部品
34 電源コード
Claims (5)
- 機器本体および当該機器本体の少なくとも一部を覆う封止体を有し、内部に電子部品を備え、電源コードが接続する電気機器において、
前記機器本体に前記封止体を組み付けた際に、前記機器本体の本体周縁端部および前記封止体の封止端部が隙間部を有するようにそれぞれ重なる領域を設け、
前記電源コードが前記隙間部を挿通する電気機器。 - 前記隙間部が、前記本体周縁端部および前記封止端部の少なくとも何れか一方に形成した溝部である請求項1に記載の電気機器。
- 前記封止端部に、前記溝部に対応する位置に前記電源コードが係入する切欠部が形成された請求項2に記載の電気機器。
- 前記機器本体の底面に、前記溝部と接続する裏側溝部を設けた請求項2または3に記載に電気機器。
- 前記機器本体の内面に前記電源コードを押圧する機器本体側押圧突起部を設け、
前記封止体の内面に前記電源コードを押圧する封止体側押圧突起部を設け、
前記機器本体側押圧突起部および前記封止体側押圧突起部を交互に配設してある請求項1〜4の何れか一項に記載の電気機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013075439A JP2014199894A (ja) | 2013-03-30 | 2013-03-30 | 電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013075439A JP2014199894A (ja) | 2013-03-30 | 2013-03-30 | 電気機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014199894A true JP2014199894A (ja) | 2014-10-23 |
Family
ID=52356629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013075439A Pending JP2014199894A (ja) | 2013-03-30 | 2013-03-30 | 電気機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014199894A (ja) |
-
2013
- 2013-03-30 JP JP2013075439A patent/JP2014199894A/ja active Pending
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