JP2014199590A - ガス容器管理サーバー、ガス容器管理システム、ガス容器管理プログラム - Google Patents

ガス容器管理サーバー、ガス容器管理システム、ガス容器管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ガス容器管理サーバーの使用者とガス容器所有者とガス容器の実際の管理者との関係を容器記号・容器番号により特定されるガス容器管理情報と共に管理者属性としてガス容器管理サーバーで管理し、その属性を表示すること。
【解決手段】ガス容器の管理のための容器記号・容器番号と、ガス容器の所有者登録のための所有者刻印番号と、実際のガス容器の管理を行う管理者を示す管理者番号と、を予め関連付けて記憶し、ガス容器の状態を管理するガス容器管理サーバーにおいて、前記所有者刻印番号と前記管理者番号から管理者属性を生成する管理者属性生成部と、前記容器記号・容器番号と前記管理者属性とを関連付けて記憶する管理情報記憶部とを有し、操作者が前記容器記号・容器番号を入力すると、前記表示部に前記管理者属性に応じたガス容器の状態情報に変換して表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、法令上、安全に管理することを義務づけられているガス容器に関し、ガス容器の所有者とガス容器の流通における実際の管理者を対応付け、ガス容器管理情報を効率的に運用するガス容器管理サーバー、ガス容器管理システム、ガス容器管理プログラムに関する。
従来より、プロパンガスやアセチレンガス、酸素ガスや窒素ガス等、一般に市場に流通しているガスは、先ず充てん工場においてガス容器に充てんされ、集配者によって傘下の販売店に運ばれる。そして、この各販売店から家庭や事業所等の最終顧客に配達される。また、各販売店や配送業者が回収した空のガス容器は、充てん工場や各販売店の集配車によって回収されて充てん工場に運ばれる。そして、ガスの再充てんが行われ、再び各販売店や最終顧客に送られる仕組みとなっている。
このようなガスの売買において、ガス容器は繰り返し使用されるが、法令上、新しいガス容器を市場に流通させる際には、ガス容器固有の容器記号・容器番号、所有者の登録番号を刻印(以下、所有者登録番号という)することを義務付けられ、ガス容器の流通開始と共にガス容器の検査履歴に代表される安全性管理が要求されることとなる。
また、「ガス容器」は、上記のとおり、高圧ガス保安法により、AXXX〜ZXXXの4桁のコードからなる所有者登録番号の刻印のない容器にはガスの充てんは認められない。
すなわち、ガス容器は、充てん工場、販売店、顧客の間を循環している。このように循環しているガス容器は、安全管理の面から所有者の登録、安全性管理に係る履歴の管理及びガス容器の現所在地の確認が義務付けられている。
また、販売店等(充てん工場を含む、以下同じ)においても、常時、ガス容器の正確な所在地を把握することは、法令遵守の面からも重要であるとともに、販売店や顧客先でのガス容器の長期滞在を防ぐことができる。このことはガス容器の循環率の向上につながり、ガス容器の不足に備えて余分なガス容器を在庫しておく必要がなくなる利益がある。
また、高圧ガスを貯蔵する場合においては、法令で定める一定の数量を超えると、ガス貯蔵の許可区分が変わるため、新たな貯蔵許可又は届出の対象となることからも、ガス容器の所在管理は高圧ガスを取り扱う者にとって重要な管理項目となる。
更にこれらの情報は、バーコードラベルもしくはRFIDなど識別表示が可能な手段をガス容器に貼付し、読み取り器で読み取った各種データを、コンピュータに入力して管理する方法も行われている。
そこで、販売店等においては、ガス容器が固有に持つ所有者登録番号を元に、その出荷や回収の都度、出荷日や回収日、販売店ナンバー等のデータの管理をコンピュータにおいて一括して管理する販売管理システムが提案されている。
特願2001−247962号公報
しかしながら、容器記号・容器番号はガス容器に固有に付されるものであり、変更されることはないが、容器の所有者は取引の便宜上、しばしば変更されることがある。このことは所有者登録番号と実際の所有者の相違を発生させる。従来技術では、ガス容器の管理情報は販売情報に関連づけて記憶されているものの、ガス容器が固有に持つ所有者登録番号のみで管理するものであり、これまでのガス容器の販売情報を主とした管理システムでは実体に沿った管理が困難であった。
ガス容器はその取引の形態上、上記のようなガス容器の売買を理由に、所有者名義が変更されたことにより所有者が変更になる場合以外にも、ガス容器の使用者への貸与により容器の所有者と容器の管理者が異なる場合など、管理が複雑になることがある。特にガス容器の回収時、ガスの充てん時など各過程における作業者がこのことを把握することが困難であった。
また、ガス容器の管理項目である耐圧検査や容器の使用期間経過による絶対廃棄など安全性管理については、容器の所有者と管理者が違う場合は、販売店等の担当者が個別に判断し、手書きによる情報の収集・整理、販売管理システムのメインコンピュータに入力することが行われており、作業者判断によるミスや漏れ、入力ミスなどの原因となっていた。ガス容器の所有者が変更されていた場合や、管理者が別途設定されているような場合は、誰に検査や廃棄の通達をすべきか明確でなく、効率を下げる要因になっていた。
また、過去の法令の改正に伴い、ガス容器の使用期限及び耐圧検査までの期間に違いがあり、ガス容器の市場流通の開始日により使用期限、次回検査年月までの期間が変わってくること、耐圧検査年月を過ぎても充てん済みのガスは使用できるため、検査期限を過ぎたあと空き容器として回収され、検査が行われることも少なくなく、このような複雑な状況も作業者判断によるミスを誘発するものとなっていた。
以上、これらの管理は法令により定められ、安全管理を含め重要な項目であるにも関わらず、各販売店等の都合に合わせて、各販売店等が独自の管理を行っており、業界としての統一的な管理ができていなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、本発明であるガス容器管理サーバーの使用者とガス容器所有者とガス容器の実際の管理者との関係を容器記号・容器番号により特定されるガス容器管理情報と共に管理者属性としてガス容器管理サーバーで管理し、その属性を表示することである。また、この明細書で「ガス容器の状態情報」とは、各流通過程における管理状態、すなわち保管場所、使用状態、検査実施予定などに代表される管理に必要な情報をいう。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載のガス容器管理サーバーは、ガス容器の管理のための容器記号・容器番号と、ガス容器の所有者登録のための所有者登録番号と、実際のガス容器の管理を行う管理者を示す管理者番号と、を予め関連付けて記憶し、ガス容器の状態を管理するガス容器管理サーバーにおいて、表示部と、前記所有者登録番号と前記管理者番号から管理者属性を生成する管理者属性生成部と、前記容器記号・容器番号と前記管理者属性とを関連付けて記憶する管理情報記憶部とを有し、操作者が前記容器記号・容器番号を入力すると、表示部に前記管理者属性に応じたガス容器の状態情報に変換して表示すること、を特徴とする。
また、本発明の請求項9に記載のガス容器管理システムは、ガス容器の管理のための容器記号・容器番号と、ガス容器の所有者登録のための所有者登録番号と、実際のガス容器の管理を行う管理者を示す管理者番号と、を予め関連付けて記憶し、ガス容器の状態を管理するガス容器管理システムにおいて、表示手段と、前記所有者登録番号と前記管理者番号から管理者属性を生成する管理者属性生成手段と、前記容器記号・容器番号と前記管理者属性とを関連付けて記憶する管理情報記憶手段と、管理者属性とともにガス容器管理情報を前記表示手段に報知する容器管理状態報知手段と、外部へ通信する通信制御手段とを有し、操作者が前記容器記号・容器番号を入力すると、前記表示部に前記管理者属性に応じたガス容器の状態情報に変換して表示し、前記容器管理状態報知手段は、前記容器管理情報を参照して実際の管理者を特定し、前記通信制御手段は、前記特定した実際の管理者へネットワークを介して報知すること、を特徴とする。
本発明の請求項10に記載のガス容器管理プログラムは、コンピュータに、ガス容器の管理のための容器記号・容器番号と、ガス容器の所有者登録のための所有者登録番号と、実際のガス容器の管理を行う管理者を示す管理者番号と、を予め関連付けて記憶させる機能と、前記所有者登録番号と前記管理者番号から管理者属性を生成させ、前記容器記号・容器番号と前記管理者属性とを関連付けて記憶させ、操作者が前記容器記号・容器番号を入力すると、前記表示部に容器管理情報を参照して実際の管理者を特定する機能と、前記管理者属性に応じたガス容器の状態情報を変換して表示する機能と、容器管理情報を参照して実際の管理者を特定させ、外部へ通信する通信制御手段により、前記特定した実際の管理者へネットワークを介して報知させる機能と、を実行させることを特徴とする。
この発明によると、ガス容器管理サーバーの使用者は、個々のガス容器の管理者属性をそのガス容器管理サーバーの使用者の観点で表示することできるため、ガス容器の所有者と管理者が違う場合においても、実際の管理者が明確になり、容器の流通状況に応じた対応を各現場の担当作業者の判断に任せることなく実施できる。
また、安全管理上必要な検査、容器の廃棄時期などのガス容器管理情報における所有者・管理者の関係性が明確になり、実際の容器管理者に漏れなく通達することを可能とする。
本発明の基本構成を示す機能ブロック図である。 本発明のガス容器管理情報入力画面の表示例を示す説明図である。 本発明のガス容器管理サーバーの動作を示すフローチャートである。 本発明のガス容器管理サーバーのマスタ構成の一例を示す説明図である。 ガス容器の態様を示す説明図である。 本発明の応用例の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の携帯情報端末の構成を示すブロック図である。 本発明の作用を示すフローチャートである。 本発明の作用を示すフローチャートである。 本発明の作用を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の実施の形態において「商品」は、ガスであり、「ガス容器」はガスの流通に使用されるものである。したがって「ガス容器」は、ガスが満充てんされた状態で、ガスの販売にともないガスのユーザーの所在地に移動する。ユーザーによりガスは使用されたのちに、「ガス容器」が回収され、充てん工場に運ばれる。使用済みの「ガス容器」は再度充てん工場によりガスが充てんされ、販売所により、ガスが満充てんされた「ガス容器」がユーザーの所在地へ再び移動するというサイクルを繰り返すものである。尚、ガスが充てんされていない容器自体を商品として販売の対象とする取引もあるが、ここでは前記ガスを商品として取引する場合について説明する。
また、「ガス容器の管理」には、容器の所在,移動履歴等を含むものとし、圧力という物理的な力による潜在的危険性から公共の安全を守るため、法令により管理規定が定められている。さらに「充てん」は、ガスの販売と同じ概念として取扱う。尚、以下の実施の形態では主としてガスの販売に伴うガス容器の管理について説明する。
図1は、ガス容器管理サーバー10の構成を示す図である。
実施形態におけるガス容器管理サーバー10は、所謂コンピュータで構成され、CPUにより構成される制御部102とRAM、HDDやSSDなどにより構成される記憶部104と入力部106と表示制御部108と通信制御部110とを少なくとも備える。表示制御部108はCRTやLCD等のモニタに接続され、入力部106はキーボードやマウスなどと接続される。
ガス容器管理サーバー10は、オペレーティングシステムとオペレーティングシステム上で動作する制御アプリケーション、アプリケーションソフトウェアとが記憶部104に記憶され、入力部106を介して行われたデータの入出力や操作者の操作に基づいてオペレーティングシステムや制御アプリケーション、アプリケーションソフトウェアを記憶部104から読み出して、制御部102で命令実行する。
図1に示すように、前記ガス容器管理サーバー10に入力されたガス容器管理情報50(図4に示す)は、前記アプリケーションソフトウェアにより命令に対する処理が施され、前記記憶部104内に備えられたデータベース104aへ書き込まれる。また、使用者により前記データベース104aへ予め記憶されているガス容器管理情報50が呼び出された場合、前記制御アプリケーションにより所定の処理が施され、前記表示制御部108を介して接続されたモニタに表示される。
前記ガス容器管理サーバー10には、前記通信制御部110を介して、プリンタやRFIDタグリーダ・ライタなどの識別情報記録媒体出力装置30に接続される。これは入力されたガス容器管理情報50に基づいて、個々のガス容器を識別するガス容器識別番号を付したバーコードシートやRFIDタグに代表される識別情報記録媒体32及び32´(図5に示す)を作成するために用いられる。図5はガス容器を示した図であり、その外表面には、再検査年月602、容器所有者番号604、容器記号・容器番号606、充てんガス名608が刻印され、また、識別情報記録媒体32であるバーコードが貼付されている。このバーコードに変えて、識別情報記録媒体32´であるRFIDなどの同様の識別情報を記録できる別の媒体が使われることもある。尚、識別情報記録媒体読取部202は、バーコードを読み取るいわゆるバーコードリーダーで構成される。これも識別情報記録媒体に合わせ、RFIDリーダーなど、種々の読取装置で構成されてよい。
前記ガス容器管理サーバー10の前記通信制御部110を介して、クライアント端末20が複数接続されても良い。前記ガス容器管理情報50の入力、記憶済みガス容器管理情報50の確認が該クライアント端末20を介して実施することが可能となる。
(データ構成:管理者属性)
ここで、本発明の特徴、すなわちガス容器管理情報50における管理者属性について図2及び図3を用いて説明する。図2はガス容器管理サーバーにインストールされているアプリケーションソフトにおけるガス容器管理情報入力画面51であり、図3はアプリケーションソフトウェアの処理フローである。ガス容器管理情報入力画面51を呼び出すと図4の各マスタが記憶部104に一時的に読み込まれる(S101)。
まず、図5に例示した容器記号・容器番号606を図2のガス容器管理情報入力画面51の容器記号入力部512と容器番号入力部514に入力する(S102)。個々のガス容器は前記容器記号と前記容器番号の組み合わせにより容器固有の番号としてガス容器管理サーバー10に登録される。この番号の組み合わせを基にガス容器管理情報50に個々のガス容器の管理情報が関連付けて記憶され、個々のガス容器として識別・管理される。容器番号は法令上1〜6桁の数字で登録されるが、最上位の桁が0で始まるような場合には、運搬作業者、充てん工場の作業者などがその『0』の入力を省略することがある。そのような場合にも一定した登録、検索を実現するため、別番号516として刻印通り表示されるように調整され、関連づけて登録される(S103)。
次に所有者登録番号を所有者コード入力部518に入力する(S104)。前記所有者登録番号は、法令により関係団体への登録を義務付けられたもので、容器管理情報の中の管理者情報の一つであり、ガス容器の安全管理上、責任の所在を明確にするものである。取扱者に固有の番号が付与され、識別される。所有者コード入力部518に所有者登録番号を入力することで、個々の容器に対応した所有者がアプリケーションソフトを介してデータベース104aへ関連づけて記憶される(S105)。このとき、所有者コード入力部518を入力のため選択すると、制御部102は容器所有者マスタ530を参照し、入力部に登録済みの容器所有者候補をポップアップ表示により表示させ、候補の選択を要求する。所有者が登録されていなかった場合は、新規に入力する。
次に実質所有者を実質所有者コード入力部520に入力する(S106)。個々の容器における実質所有者をアプリケーションソフトを介してデータベース104aへ関連づけて記憶する(S107)。このとき、実質所有者コード入力部520を入力のため選択すると、制御部102は容器管理者マスタ532を参照し、入力部に登録済みの容器所有者候補をポップアップ表示により表示させ、候補の選択を要求する。容器管理者マスタ532に実質所有者が登録されていなかった場合は、新規に入力する。
実質所有者とは、流通上の実際の所有者を示す管理者情報の一つである。これは該ガス容器において、そのガス容器の売買、賃貸契約等に伴い、ガス容器の所有者登録番号により識別される所有者と違う者が所有者(又は所有者と同じ立場に手続上なるもの)となることがある。このような場合は、法令に従った便宜上の手続に基づいて再刻印の省略が可能となるため、ガス容器の所有者登録番号では識別不可能になる。したがって、流通管理上の識別のために本願発明では、実質所有者を用いて識別する。
次に実際の管理者について容器管理者コード入力部522へ入力する(S108)。個々の容器における実際の管理者をアプリケーションソフトを介してデータベース104aへ関連づけて記憶する(S109)。このとき、容器管理者コード入力部522を入力のため選択すると、制御部102は容器管理者マスタ532を参照し、入力部に登録済みの容器所有者候補をポップアップ表示により表示させ、候補の選択を要求する。所有者が登録されていなかった場合は、新規に入力する。
容器管理者コードは、実際のガス容器の流通における管理者を識別するものであり、管理者情報の一つである。ガス容器の管理を委託、専用貸などの特殊な管理状況において、所有者登録番号により識別される者と実際に管理する者が違う場合に、実際に管理する者として識別するために用いられる。
これらガス容器の所有者コード、実質所有者コード、容器管理者コードは、容器記号・容器番号と共にガス容器管理情報入力画面51に入力することで、容器マスタ538に予め記憶されるものである。
ガス容器の所有者コード、実質所有者コード、容器管理者コードの入力により制御部102が処理を実行し、管理者属性を生成(S110)し、ガス容器管理情報入力画面51の所有区分524に管理者属性を表示するとともに、ガス容器管理情報50に記憶される。管理者属性は、容器マスタ538と容器管理者マスタ532からガス容器管理サーバーの使用者とガス容器の関係が検索、関連付けがされ、ガス容器管理サーバーの記憶部104に記憶される(S111)。この制御は本発明の管理者属性生成部に該当する。少なくとも容器管理者マスタ532は、ガス容器管理サーバー10の使用者を示す『自社』、ガス容器及びその内容物であるガスを使用する顧客である『ユーザー』で構成される。その他にも、充てん工場やガス商社(ガス卸業社等)を表す『メーカー』やその他のガス容器管理サーバー10の使用者の立場に合わせて管理者属性の設定が可能である。
(ガス容器管理情報の構成)
次にガス容器管理情報50を構成する各種マスタについて説明する。ガス容器管理情報50は、図4に示す各種のマスタにより構成され、ガス容器管理サーバーの記憶部104に記憶される。この制御は、本発明の管理情報記憶部に該当する。
容器マスタ538は、個々の容器毎に登録時に付される容器記号、容器番号、及びガス容器の重さ、充てん量などの情報が記憶されている。容器区分マスタ540は容器の種類、容器に対する検査時期が記憶されている。用途マスタ542は、ガス容器内のガスの用途が記憶されている。容器検査年数マスタ544は、法令の改正により変更されている検査周期、期間を記憶している。検査周期と期間は、法改正毎に変更になっており、容器の製造日により適用される法が違っている。容器検査年数マスタ544は、容器マスタ538と容器区分マスタ540とを関連付け、各容器の適切な検査周期と期間を記憶する。
容器所有者マスタ530は、容器の所有者情報を記憶する。容器の所有者は、所有者登録番号に登録された者であり、その者の名称、住所などが記憶されている。また、取引形態により、所有者登録番号により登録された所有者と実質的な所有者が異なる場合においても、実質所有者の情報は容器管理者マスタ532に記憶され、容器マスタ538と関連付けにおいて、識別される。
容器管理者マスタ532は、容器の実際の管理者の情報を記憶する。容器の管理者は、その取引の形態により、所有者(前述の実質的所有者を含む)と管理者が違うことが多々あるため、容器マスタ538と関連付けられ、容器毎に識別される。
充てん所マスタ534は、ガスの充てん所に関する情報が記憶される。充てん所マスタ534で記憶される情報は、充てん所の名称、住所などである。届け先マスタ536は、ガスの充てんされたガス容器を使用する顧客の情報を記憶する。届け先マスタ536で記憶される情報は、ガス容器を使用する顧客の名称、住所などである。
各マスタはガス容器管理情報50の構成要素として記憶され、それぞれ関連付けがされている。これらは、ガス容器の新規登録と共に、新たに登録されてもよく、既存の情報を新たなガス容器の登録情報に関連付けしてもよい。
次に識別情報記録媒体32について説明する。識別情報記録媒体32はアプリケーションソフトウェアにより、記録された容器記号・容器番号606を基に制御アプリケーション、通信制御部を介して識別情報記録媒体出力装置30により作成される。識別情報記録媒体出力装置30はバーコードが印刷可能なプリンタやRFIDタグを読み書き可能なRFIDリーダ・ライタ等で構成されるが、同様に識別情報を記録できる媒体に対応したものであれば、これらに限らない。
識別情報記録媒体32はガス容器に貼付され、個々のガス容器を識別する。識別情報記録媒体32に対応するガス容器管理サーバー10又はクライアント端末20に接続された識別情報記録媒体読取部202により読み取り、又は識別情報記録媒体32に記載された容器記号・容器番号606をガス容器管理サーバー10又はクライアント端末20に入力することで、個々のガス容器管理情報50を確認することができる。これは、本発明における容器管理状態報知部に該当する。
また、識別情報記録媒体32に記載された容器記号・容器番号をガス容器管理サーバー10又はクライアント端末20に入力する場合において、作業者の判断で容器番号の最上位の桁が『0』の入力が省略されたことが想定される。
これは例えば、容器記号が『ABS』、容器番号が『04001』という容器記号、容器番号により登録されたガス容器を検索する場合において、作業者がガス容器管理情報入力画面51に容器記号『ABS』、容器番号が『4001』と入力した場合である。
このような場合、容器マスタには、容器番号が『4001』と共に、別番号516に『04001』と自動的に補間して記憶されることにより、ガス容器管理情報50を確認するために検索を実行すると、入力された容器番号が違うとして認識されないことを防ぐことが可能となる。
また、上記の場合と逆に、ガス容器管理情報50の入力時に容器番号が『04001』と入力されているときは、別番号516に『4001』と自動的に補間して記憶されるため、上記のどちらの場合においても、入力された容器記号、容器番号で管理が可能となり、検索漏れが発生しなくなる。
ガス容器管理サーバー10の使用者は、ガス容器管理情報入力画面51に容器記号、容器番号を入力、又は識別情報記録媒体32を読み取ることで、各ガス容器に対応したガス容器管理情報50を確認できる。このとき、管理者属性により対応する各ガス容器との管理関係を自分の立場から確認することができる。各マスタによって関連付けられた廃棄や検査などの管理上のイベントは、ガス容器の流通状況に対応した措置を適切な管理者に報知する。ガス容器管理サーバー10の使用者が管理者であれば、ガス容器管理サーバー10又はクライアント端末20に管理イベントの情報を表示し、別に管理者が設定されている場合は、アプリケーションソフトウェアにより、通信制御部を介してEメールなどの報知手段により適切な管理者へ情報が送信される。
ガス容器管理イベント情報は、容器マスタ538により記憶され、少なくとも製造年月、処理日、前回検査年月、充てん期限、検査年数で構成される。検査の期間又は周期は、容器区分マスタ540と容器検査年数マスタ544により記憶され、相互に関連付けられている。これは本発明における管理イベント処理部に該当する。ガス容器管理イベント情報は、ここで挙げた情報に限るものではなく、管理状態により適宜選択される。
以上説明したように、この実施形態に記載する発明によれば、ガス容器の登録により刻印される容器記号と容器番号を用いることで個々のガス容器を識別し、また、ガス容器管理情報を構成する管理者情報に所有者登録番号と実質所有者コード、容器管理者コードを関連付けて記憶し、便宜上変更された管理者に管理者属性を付加することで、ガス容器管理サーバーの使用者と所有者、実際の管理者との関係を管理することができる。
また、個々のガス容器の管理情報を管理者属性に基づいて変換して表示することができ、予め適切な管理者に報知が可能となる。したがって、ガス容器の処分、検査などの管理上確認が必要な業務を作業者判断なしで行うことができる。
(ガス容器管理の作用)
次にこれまでに説明したガス容器管理サーバーの動作について図8乃至10を参照し、ガス容器の流通の各過程に当てはめて説明する。ガス容器はその流通過程から大きく販売所での管理、充てん所による管理、顧客所在地での管理の3つに分けられる。先ず図8を用いて販売所での管理から説明する。
(S201:出荷オーダー確認)
ガス販売システムとの連携により、オーダー情報を確認する。出荷するガス容器の容器記号・容器番号606を識別情報読み取り部により読み取る。制御部102は読み取った容器記号・容器番号606をオーダー情報と照合し、データベース104aへガス容器管理情報50の読み出し命令を行う。
(S202:ガス容器管理情報の確認)
制御部102は容器記号・容器番号606に対応したガス容器管理情報50を照合し、ガス容器管理情報から容器廃棄年月を記憶部104へ一時格納する。
(S203:廃棄予定日の確認)
S202によって格納した容器廃棄年月と容器記号・容器番号606の識別情報読み取り作業日と比較し、容器マスタ538により設定・管理されている廃棄の期日前であるかを確認する。確認した結果、廃棄の期日前であればS204に進む。廃棄の期日後であればS207へ進む。
(S204:出荷先確認)
オーダー情報に記憶されている出荷先情報と、ガス容器管理情報50に付加されている管理者属性を確認し、両者を照合する。管理者属性の確認により、ガス容器管理システムの使用者である販売店(以下、管理者属性:自社とする。)と該ガス容器の所有・管理関係又は出荷先とガス容器の所有者、管理者又は賃貸契約者などのガス容器の管理状態と出荷先が合致するかを判断する。出荷先が合致すればS205へ、合致しなければS210へ進み、相手先エラーの表示がされ、S211へ進む。
(S205:内容物確認)
容器に充てんされた内容物がガス容器管理情報の履歴からオーダー情報と合致するか判断する。内容物がオーダー情報と合致すればオーダー情報に基づき出荷先へ出荷する(S206)。合致しなければS211へ進み、出荷停止となる。
S203において、廃棄の期日後と判断された場合、管理者属性が「管理者属性:自社」であるかを確認する(S207)。「管理者属性:自社」の場合は廃棄処理(S208)がされる。管理者属性がガスメーカーや充てん工場などを示す場合(以下、管理者属性:メーカー)や顧客(以下、管理者属性:ユーザー)、その他の契約状況により設定された管理者属性に合わせて報知をする(S209)。報知先は制御部102によりガス容器管理情報50を確認し、管理者を特定、通信制御部110によりEメール、FAXなどの通信手段により報知される。
S204又はS205よって、S211へ進むと判断されると、出荷停止の処理が行われ、作業者へ出荷停止の報知を行うとともに、S201へ戻る。出荷オーダーを再度確認、情報の更新を求める表示を作業者へ示す。
2番目に図9を用いてユーザー保管の場合での管理を説明する。ユーザー保管の場合とは、ユーザーで使用中又は内容物(ガス)の使用が終わり、作業者により容器回収を行う時、また、顧客がクライアント端末を用いて在庫管理を行う場合がある。
(S301:ガス容器管理情報の確認)
制御部102は容器記号・容器番号606に対応したガス容器管理情報50を照合し、ガス容器管理情報50から容器廃棄年月、容器検査年月を記憶部104へ一時格納する。
(S302:廃棄予定日の確認)
S301によって格納した容器廃棄年月と容器記号・容器番号606を識別情報記録媒体読取部202により読み取り、作業日と比較し、容器マスタ538により設定・管理されている廃棄の期日前であるかを確認する。確認した結果、廃棄の期日前であればS303に進む。廃棄の期日後であればS305へ進む。
(S303:検査予定日の確認)
S301によって格納した容器検査年月と容器記号・容器番号606を識別情報記録媒体読取部202により読み取り、作業日と比較し、容器検査年数マスタ544により設定・管理されている次回検査の期日前であるかを確認する。確認した結果、次回検査の期日前であればS304へ進み、使用が継続される。検査の期日後であればS308に進む。
S305では、S302において、廃棄の期日後と判断された場合、管理者属性が「管理者属性:自社」であるかを確認する。「管理者属性:自社」の場合は廃棄処理(S306)がされる。管理者属性がガスメーカーや充てん工場などを示す「管理者属性:メーカー」や顧客を示す「管理者属性:ユーザー」、その他の契約状況により、設定された管理者属性に合わせて報知をする。報知先は制御部によりガス容器管理情報50を確認し、管理者を特定、通信制御部によりEメール、FAXなどの通信手段により報知される(S307)。
(S309:検査)
S303により確認した容器の次回検査が期日後である場合、管理者属性を確認し、所有者・管理者へ通報し(S308)、検査を実施する(S309)。検査実施後、次回検査予定年月について法令の指定期間を確認する。確認先は容器区分マスタ540と容器検査年数マスタ544であり、確認結果を基にガス容器管理情報の次回検査予定年月を更新する。
最後に図10を用いて充てん場又はガスメーカーでの管理を説明する。空きガス容器の回収後、ガスをガス容器に充てんするまでのフローとなる。
(S401:充てん依頼容器の受け入れ)
空きガス容器を販売店や顧客より受け入れ、該ガス容器の容器記号・容器番号606を識別情報記録媒体読取部202により読み取る。制御部102は読み取った容器記号・番号を基に、データベース104aへガス容器管理情報50の読み出し命令を行う。
(S402:ガス容器管理情報の確認)
制御部102は容器記号・容器番号に対応したガス容器管理情報50を照合し、ガス容器管理情報50から容器廃棄年月、次回検査年月を記憶部104へ一時格納する。
(S403:廃棄予定の確認)
S402によって格納した容器廃棄日と容器記号・容器番号606を識別情報読取部により読み取り、作業日と比較し、容器マスタ538により設定・管理されている廃棄の期日前であるかを確認する。確認した結果、廃棄の期日前あればS404に進む。廃棄の期日後であればS407へ進む。
(S404:次回検査予定の確認)
S402によって格納した容器検査日と容器記号・容器番号606を識別情報記録媒体読取部202により読み取り、作業日と比較し、容器検査年数マスタ544により設定・管理されている次回検査の期日前であるかを確認する。確認した結果、次回検査の期日前であればS405へ進む。次回検査の期日後であればS410に進む。
(S405:充てん内容物確認)
容器に充てんする内容物がガス容器管理情報50の履歴と合致するか判断する。内容物が容器の管理、オーダー情報などから正しいものであればガスの充てん、保管がされる(S406)。
(容器の廃棄処理)
S407では、S403において、廃棄の期日後と判断された場合、管理者属性が「管理者属性:自社」であるかを確認する。「管理者属性:自社」の場合は廃棄処理(S408)がされる。管理者属性がガスメーカーや充てん工場などを示す「管理者属性:メーカー」や顧客を示す「管理者属性:ユーザー」、その他の契約状況により設定された管理者属性に合わせて報知をする。報知先は制御部によりガス容器管理情報50を確認し、管理者を特定、通信制御部によりEメール、FAXなどの通信手段により報知される(S409)。
(検査対応)
S404において、次回検査の期日後と判断された場合、管理者属性を確認する。管理者属性に合わせて所有者、管理者に通報し(S410)、検査が実行される(S411)。検査実施後、次回検査予定年月について法令の指定期間を確認する。確認先は容器区分マスタ540と容器検査年数マスタ544であり、確認結果を基にガス容器管理情報の次回検査予定年月を更新する。
(応用例)
次に先に説明した実施例の基本構成において、ネットワークを利用した態様にしたものについて説明する。図6はガス容器管理サーバー10、データベースサーバー40、クライアント端末20をネットワークを介して接続した構成である。
クライアント端末20は、汎用のコンピュータのみではなく、携帯情報端末21(図7に示す)を含む構成でよく、ガス容器管理サーバー10、クライアント端末20、携帯情報端末21の各通信制御部は、Wifi、bluetoothなどの無線通信規格に対応したものである。
図7を用いて携帯情報端末21を説明する。携帯情報端末21は少なくとも表示制御部218、記憶部214、通信制御部220、識別情報記録媒体読取部222、これらを制御する制御部212により構成される。また、ガス容器管理情報50を現場で修正可能なように入力部216を備えてもよい。
次に識別情報記録媒体32の読取について説明する。図6のクライアント端末20に接続された識別情報記録媒体読取部202又は携帯情報端末の識別情報記録媒体読取部222は、容器に貼付された識別情報記録媒体32を読み取る。読み取られた識別情報はガス容器管理サーバー10´にそれぞれの通信制御部を通じて送信される。
識別情報を受信したガス容器管理サーバー10´は、容器管理者マスタ532、容器検査年数マスタ544を参照し、管理者属性と共に容器の管理状態とそれに対応する容器廃棄日、検査情報をクライアント端末20又は携帯情報端末21に送信する。
管理者属性、容器の管理状態とそれに対応する廃棄日、検査日を受信したクライアント端末20又は携帯情報端末21は、それぞれの表示部に表示する。
クライアント端末20又は携帯情報端末21の操作者は、表示された管理者属性、ガス容器管理情報50に基づき、ガス容器の回収、廃棄手続きなどを行う。このときガス容器管理情報50は管理者属性に基づき操作者の立場に置換された情報であり、操作者へ実行すべき対応を指示するものである。したがって、操作者の個別の判断を無くし、作業ミスを無くすことができる。
また、識別情報を受信したガス容器管理サーバー10´は、容器マスタ538、容器管理者マスタ532、容器検査年数マスタ544を参照した結果、実際の管理者とガス容器管理サーバー10´の操作者と違うことを認識した場合、実際の管理者へ容器管理イベントの報告をEメール、FAXなど用いて自動で配信してもよい。
10 ガス容器管理サーバー
102 制御部
104 記憶部
106 入力部
108 表示制御部
110 通信制御部
20 クライアント端末
202 識別情報記録媒体読取部
50 ガス容器管理情報
特開2003−58743号公報
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載のガス容器管理サーバーは、ガス容器の管理のための容器記号・容器番号と、ガス容器の所有者登録のための所有者登録番号と、実際のガス容器の管理を行う管理者を示す管理者番号と、を予め関連付けて記憶し、ガス容器の管理状態を管理するガス容器管理サーバーにおいて、表示部と、前記所有者登録番号と前記管理者番号から前記ガス容器管理サーバーの使用者とガス容器所有者及び実際の管理者とが関連付けられた管理者属性を生成する制御部と、前記容器記号・容器番号と前記管理者属性及び容器管理状態情報とを関連付けて記憶する管理情報記憶部とを有し、前記ガス容器管理サーバーの操作者が前記容器記号・容器番号を入力すると、前記表示部に前記管理者属性及び、それに応じた前記器管理状態情報表示させる表示制御部を有すること、を特徴とする。
また、本発明の請求項に記載のガス容器管理システムは、ガス容器の管理のための容器記号・容器番号と、ガス容器の所有者登録のための所有者登録番号と、実際のガス容器の管理を行う管理者を示す管理者番号と、を予め関連付けて記憶し、ガス容器の管理状態を管理するガス容器管理システムにおいて、表示手段と、前記所有者登録番号と前記管理者番号から前記ガス容器管理システムの使用者と前記ガス容器所有者及び実際の管理者とが関連付けられた管理者属性を生成する制御手段と、前記容器記号・容器番号と前記管理者属性及び容器管理状態情報とを関連付けて記憶する管理情報記憶手段と、管理者属性とともにガス容器管理情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、外部へ通信する通信制御手段とを有し、操作者が前記容器記号・容器番号を入力すると、前記表示手段に前記管理者属性に応じたガス容器の管理状態情報表示し、前記制御手段は、前記容器管理状態情報を参照して実際の管理者を特定し、前記通信制御手段は、前記特定した実際の管理者へネットワークを介して前記表示手段に表示させること、を特徴とする。
本発明の請求項に記載のガス容器管理プログラムは、コンピュータに、ガス容器の管理のための容器記号・容器番号と、ガス容器の所有者登録のための所有者登録番号と、実際のガス容器の管理を行う管理者を示す管理者番号と、を予め関連付けて記憶させる機能と、前記所有者登録番号と前記管理者番号から管理者属性を生成させ、前記容器記号・容器番号と前記管理者属性及び容器管理状態情報とを関連付けて記憶させ、操作者が前記容器記号・容器番号を入力すると、前記容器管理状態情報を参照して実際の管理者を特定する機能と、前記管理者属性に応じた容器管理状態情報を表示する機能と、容器管理状態情報を参照して実際の管理者を特定させ、外部へ通信する通信制御手段により、前記特定した実際の管理者へネットワークを介して表示させる機能と、を実行させることを特徴とする。

Claims (10)

  1. ガス容器の管理のための容器記号・容器番号と、
    ガス容器の所有者登録のための所有者登録番号と、
    実際のガス容器の管理を行う管理者を示す管理者番号と、
    を予め関連付けて記憶し、ガス容器の状態を管理するガス容器管理サーバーにおいて、
    表示部と、
    前記所有者登録番号と前記管理者番号から管理者属性を生成する管理者属性生成部と、
    前記容器記号・容器番号と前記管理者属性とを関連付けて記憶する管理情報記憶部とを有し、
    操作者が前記容器記号・容器番号を入力すると、表示部に前記管理者属性に応じたガス容器の状態情報に変換して表示すること、
    を特徴とするガス容器管理サーバー。
  2. 前記管理者属性は、少なくとも2以上の属性項目であることを特徴とする請求項1に記載のガス容器管理サーバー。
  3. 前記管理者属性とともにガス容器管理情報を前記表示部に報知する容器管理状態報知部を更に有すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載のガス容器管理サーバー。
  4. 前記容器管理情報は、ガス容器の廃棄期限を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のガス容器管理サーバー。
  5. 前記容器管理情報は、ガス容器の検査期限を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のガス容器管理サーバー。
  6. さらに外部へ通信する通信制御部を有し、
    前記容器管理状態報知部は、前記容器管理情報を参照して実際の管理者を特定し、
    前記通信制御部は、前記特定した実際の管理者へネットワークを介して報知すること、
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のガス容器管理サーバー。
  7. 前記表示部は、通信制御部を介して接続される携帯情報端末であること、
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のガス容器管理サーバー。
  8. さらにガス容器管理イベント情報を予め記憶し、次回のイベントを管理する管理イベント処理部を有し、
    前記管理イベント処理部は、ガス容器のイベント実施結果を受け付けて、次回のイベント日程を前記ガス容器管理イベント情報に基づいて更新すること
    を特徴とする請求項3乃至7のいずれかに記載のガス容器管理サーバー。
  9. ガス容器の管理のための容器記号・容器番号と、
    ガス容器の所有者登録のための所有者登録番号と、
    実際のガス容器の管理を行う管理者を示す管理者番号と、
    を予め関連付けて記憶し、ガス容器の状態を管理するガス容器管理システムにおいて、
    表示手段と、
    前記所有者登録番号と前記管理者番号から管理者属性を生成する管理者属性生成手段と、
    前記容器記号・容器番号と前記管理者属性とを関連付けて記憶する管理情報記憶手段と、
    管理者属性とともにガス容器管理情報を前記表示手段に報知する容器管理状態報知手段と、
    外部へ通信する通信制御手段とを有し、
    操作者が前記容器記号・容器番号を入力すると、前記表示部に前記管理者属性に応じたガス容器の状態情報に変換して表示し、
    前記容器管理状態報知手段は、前記容器管理情報を参照して実際の管理者を特定し、
    前記通信制御手段は、前記特定した実際の管理者へネットワークを介して報知すること、
    を特徴とするガス容器管理システム。
  10. コンピュータに、
    ガス容器の管理のための容器記号・容器番号と、ガス容器の所有者登録のための所有者登録番号と、実際のガス容器の管理を行う管理者を示す管理者番号と、
    を予め関連付けて記憶させる機能と、
    前記所有者登録番号と前記管理者番号から管理者属性を生成させ、前記容器記号・容器番号と前記管理者属性とを関連付けて記憶させ、操作者が前記容器記号・容器番号を入力すると、前記表示部に容器管理情報を参照して実際の管理者を特定する機能と、
    前記管理者属性に応じたガス容器の状態情報を変換して表示する機能と、
    容器管理情報を参照して実際の管理者を特定させ、外部へ通信する通信制御手段により、前記特定した実際の管理者へネットワークを介して報知させる機能と、
    を実行させるガス容器管理プログラム。
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