JP2014199010A - タービン制御システムおよびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】抽気配管に逆止弁を設置することなく、ドレンから発生する減圧沸騰蒸気がタービンに逆流することを抑制するタービン制御技術を提供する。【解決手段】タービン制御システム90は、蒸気G1を入力して回転するタービン10から排出される排気G2を冷却して復水L1にする復水部11と、タービン10の内部で断熱膨張過程にある蒸気G1の一部を抽気G3として出力する抽気配管12と、復水部11から排出された復水L1を抽気配管12から出力される抽気G3で加熱する給水加熱部13と、復水部11に保持されている復水L1を導いて抽気G3が凝縮してなるドレンL2を冷却する連絡配管14と、連絡配管14に設置される開閉弁15を動作させ復水L1のドレンL2への導入量を制御する制御部16と、から構成される。【選択図】 図1
Description
本発明は、蒸気タービンに備えられる抽気配管において、減圧沸騰蒸気の逆流を防止するタービン制御技術に関する。
タービンは、運転時に負荷遮断などによる急激な蒸気量の減少が生じると、各段落における圧力も急激に減圧する。
給水加熱器などへ抽気を実施している段落で急激な減圧が生じると、抽気配管全体の圧力が急減するため、給水加熱器などに保有しているドレンが減圧沸騰する。
そして、この減圧沸騰により発生した減圧沸騰蒸気が、抽気配管を逆流してタービンへ導かれる現象が知られている。
給水加熱器などへ抽気を実施している段落で急激な減圧が生じると、抽気配管全体の圧力が急減するため、給水加熱器などに保有しているドレンが減圧沸騰する。
そして、この減圧沸騰により発生した減圧沸騰蒸気が、抽気配管を逆流してタービンへ導かれる現象が知られている。
減圧沸騰蒸気が抽気配管を通りタービンへ流入すると、この蒸気が回転しているタービン動翼に対し励振力として働く。
そして、タービン動翼に大きな振動応力を発生させる。
この振動応力は、タービンへ流入する減圧沸騰蒸気の増加に伴って増加する。
抽気配管からタービンへの減圧沸騰蒸気の逆流を抑制する技術として、抽気配管へ逆止弁を設置する技術がある(例えば、特許文献2、特許文献3)。
そして、タービン動翼に大きな振動応力を発生させる。
この振動応力は、タービンへ流入する減圧沸騰蒸気の増加に伴って増加する。
抽気配管からタービンへの減圧沸騰蒸気の逆流を抑制する技術として、抽気配管へ逆止弁を設置する技術がある(例えば、特許文献2、特許文献3)。
近年の大容量発電プラントにおいては、配置スペース削減の観点から給水加熱器などが復水器の内部に設置される場合がある。
この場合、保守・点検の観点から、抽気配管に設けられて減圧沸騰蒸気の逆流を防止する逆止弁は、復水器の外部に設置されることが必要となる。
この場合、保守・点検の観点から、抽気配管に設けられて減圧沸騰蒸気の逆流を防止する逆止弁は、復水器の外部に設置されることが必要となる。
すると、大口径の抽気配管の配置を復水器の外部に大きく引廻す必要があり、配管構成が複雑となる。
さらに、逆止弁は、順方向の流れに対する圧損も大きいため、エネルギー変換の効率を低下させることがある。
上述の理由から、抽気配管に逆止弁を設置しない発電プラントも多く存在する(例えば、特許文献1)。
さらに、逆止弁は、順方向の流れに対する圧損も大きいため、エネルギー変換の効率を低下させることがある。
上述の理由から、抽気配管に逆止弁を設置しない発電プラントも多く存在する(例えば、特許文献1)。
上述のように、逆流防止措置を施さない場合は、タービンを駆動する蒸気が急減すると、減圧沸騰蒸気が抽気配管を経てタービンへ逆流する。
この逆流する減圧沸騰蒸気は、回転するタービン動翼に応力を発生させ、タービンに大きな負荷をかけ、タービンの損傷の原因になる。
この逆流する減圧沸騰蒸気は、回転するタービン動翼に応力を発生させ、タービンに大きな負荷をかけ、タービンの損傷の原因になる。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、抽気配管に逆止弁を設置することなく、ドレンから発生する減圧沸騰蒸気がタービンに逆流することを抑制するタービン制御技術を提供することを目的とする。
本発明に係るタービン制御システムは、蒸気を入力して回転するタービンから排出される排気を冷却して復水にする復水部と、前記タービン内部で断熱膨張過程にある前記蒸気の一部を抽気として出力する抽気配管と、前記復水部から排出された前記復水を前記抽気配管から出力される前記抽気で加熱する給水加熱部と、前記復水部に保持されている前記復水を導いて前記抽気が凝縮してなるドレンを冷却する連絡配管と、前記連絡配管に設置される開閉弁を動作させ前記復水の前記ドレンへの導入量を制御する制御部と、を備えるものである。
本発明により、抽気配管に逆止弁を設置することなく、ドレンから発生する減圧沸騰蒸気がタービンに逆流することを抑制するタービン制御技術が提供される。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るタービン制御システム90の構成図である。
本発明の第1実施形態に係るタービン制御システム90は、図1に示されるように、蒸気G1を入力して回転するタービン10から排出される排気G2を冷却して復水L1にする復水部11と、タービン10の内部で断熱膨張過程にある蒸気G1の一部を抽気G3として出力する抽気配管12と、復水部11から排出された復水L1を抽気配管12から出力される抽気G3で加熱する給水加熱部13と、復水部11に保持されている復水L1を導いて抽気G3が凝縮してなるドレンL2を冷却する連絡配管14と、連絡配管14に設置される開閉弁15を動作させ復水L1のドレンL2への導入量を制御する制御部16と、から構成される。
図1は、本発明の第1実施形態に係るタービン制御システム90の構成図である。
本発明の第1実施形態に係るタービン制御システム90は、図1に示されるように、蒸気G1を入力して回転するタービン10から排出される排気G2を冷却して復水L1にする復水部11と、タービン10の内部で断熱膨張過程にある蒸気G1の一部を抽気G3として出力する抽気配管12と、復水部11から排出された復水L1を抽気配管12から出力される抽気G3で加熱する給水加熱部13と、復水部11に保持されている復水L1を導いて抽気G3が凝縮してなるドレンL2を冷却する連絡配管14と、連絡配管14に設置される開閉弁15を動作させ復水L1のドレンL2への導入量を制御する制御部16と、から構成される。
復水部11は、蒸気G1を入力して回転するタービン10から排出される排気G2を、冷却して潜熱を奪って復水L1にする。
蒸気G1のもつ熱エネルギーは、タービン10の回転による運動エネルギーへと変えられる。
蒸気G1のもつ熱エネルギーは、タービン10の回転による運動エネルギーへと変えられる。
そして、タービン10の回転による運動エネルギーは、タービン10に接続された発電部21で電気エネルギーに変えられる。
さらに、タービン10に供給されるとともに断熱膨張をしてタービン10を回転させる蒸気G1は、タービン10に接続された蒸気発生部20で発生する。
さらに、タービン10に供給されるとともに断熱膨張をしてタービン10を回転させる蒸気G1は、タービン10に接続された蒸気発生部20で発生する。
抽気配管12は、給水加熱部13に接続され、タービン10で断熱膨張過程にある蒸気G1の一部を、通常運転では圧力差によって抽気G3として給水加熱部13に出力する。
給水加熱部13は、その内部に、復水配管17aに接続される復水伝熱配管22を備える。
そして、ポンプ26により復水部11から排出されて復水伝熱配管22を流れる復水L1を、抽気配管12から出力される抽気G3で加熱する。
加熱された復水L1は復水配管17bを経て蒸気発生部20に戻る。
一方、抽気配管12を通して供給された抽気G3は復水部11より給水された復水L1と復水伝熱配管22を介して熱交換することにより凝縮する。
そして、ポンプ26により復水部11から排出されて復水伝熱配管22を流れる復水L1を、抽気配管12から出力される抽気G3で加熱する。
加熱された復水L1は復水配管17bを経て蒸気発生部20に戻る。
一方、抽気配管12を通して供給された抽気G3は復水部11より給水された復水L1と復水伝熱配管22を介して熱交換することにより凝縮する。
凝縮したドレンL2は給水加熱部13の内部に保有される。
給水加熱部13の内部の圧力は、通常運転中において、一般にタービン10の近傍における抽気配管12の内部の抽気G3の圧力よりも低い。
なお、通常運転中において、復水部11から排出される復水L1と抽気G3とは給水加熱部13のそれぞれ区切られた空間にあり、復水L1と抽気G3が混合することはない。
給水加熱部13の内部の圧力は、通常運転中において、一般にタービン10の近傍における抽気配管12の内部の抽気G3の圧力よりも低い。
なお、通常運転中において、復水部11から排出される復水L1と抽気G3とは給水加熱部13のそれぞれ区切られた空間にあり、復水L1と抽気G3が混合することはない。
連絡配管14は、復水部11に保持されている復水L1を導いて抽気G3が凝縮してなるドレンL2をさらに冷却する。
連絡配管14の一端は、図示するように復水部11と給水加熱部13とを連結する復水配管17aに接続されるかまたは図示を省略するが復水部11に直接接続される。
連絡配管14の一端は、図示するように復水部11と給水加熱部13とを連結する復水配管17aに接続されるかまたは図示を省略するが復水部11に直接接続される。
そして、連絡配管14の他端は、給水加熱部13に接続され、給水加熱部13に内部保持されるドレンL2が冷却される。
ただし、通常運転中においては、連絡配管14に設置された開閉弁15は閉止しており、復水L1はドレンL2に直接導入されることはない。
ただし、通常運転中においては、連絡配管14に設置された開閉弁15は閉止しており、復水L1はドレンL2に直接導入されることはない。
制御部16は、連絡配管14に設置される開閉弁15を動作させ復水L1のドレンL2への導入量を制御する。
開閉弁15は通常運転中は閉止状態となっている。
制御部16は、負荷遮断信号S1を受信すると、蒸気加減弁閉止信号S3を蒸気加減弁23に送信する。
受信する負荷遮断信号S1はタービントリップ信号などであってもよい。
開閉弁15は通常運転中は閉止状態となっている。
制御部16は、負荷遮断信号S1を受信すると、蒸気加減弁閉止信号S3を蒸気加減弁23に送信する。
受信する負荷遮断信号S1はタービントリップ信号などであってもよい。
制御部16は、蒸気加減弁閉止信号S3を送信するとともに、開閉弁開放信号S2を開閉弁15へ送信し、開閉弁15を開放状態にする。
蒸気加減弁閉止信号S3を受信した蒸気加減弁23が閉止状態になり、高温・高圧の蒸気G1のタービン10への供給が急減すると、タービン10を通過する蒸気G1の圧力が急減する。
これに伴い抽気配管12および給水加熱部13の内部圧力も急減するため、ドレンL2の飽和蒸気圧に比べて給水加熱部13の内部の圧力が低下する場合がある。
蒸気加減弁閉止信号S3を受信した蒸気加減弁23が閉止状態になり、高温・高圧の蒸気G1のタービン10への供給が急減すると、タービン10を通過する蒸気G1の圧力が急減する。
これに伴い抽気配管12および給水加熱部13の内部圧力も急減するため、ドレンL2の飽和蒸気圧に比べて給水加熱部13の内部の圧力が低下する場合がある。
すると、ドレンL2が減圧沸騰し、何も防止手段がない場合、発生した減圧沸騰蒸気G4が抽気配管12を逆流してタービン10に流入する。
しかし、開閉弁15を開放状態とし、復水L1の一部を、連絡配管14を通じて給水加熱部13に導くことで、ドレンL2の温度を低下させ、減圧沸騰蒸気G4を減少させる。
しかし、開閉弁15を開放状態とし、復水L1の一部を、連絡配管14を通じて給水加熱部13に導くことで、ドレンL2の温度を低下させ、減圧沸騰蒸気G4を減少させる。
なお、図2に示すように、タービン制御システム90は、連絡配管14の一端が、給水加熱部13から分離して設けられたドレンタンク24に接続され、このドレンタンク24に内部保持されるドレンL2を冷却する仕様としてもよい。
さらに、給水加熱部13は複数段が直列に接続される場合もある。
また、ドレンL2を給水加熱部13に保有するものと、ドレンL2をドレンタンク24に保有するものが直列に接続される場合もある。
さらに、給水加熱部13は複数段が直列に接続される場合もある。
また、ドレンL2を給水加熱部13に保有するものと、ドレンL2をドレンタンク24に保有するものが直列に接続される場合もある。
次に、図3の本発明の実施形態に係るタービン制御方法のフローチャートを用い、負荷遮断信号S1を受信した際のタービン制御システム90の動作を説明する(適宜図1参照)。
制御部16が、負荷遮断信号S1を受信すると(ステップS11)、蒸気加減弁閉止信号S3を蒸気加減弁23に送信する(ステップS12)。
なお、負荷遮断信号S1はタービントリップ信号などであってもよい。
蒸気加減弁閉止信号S3を受信した蒸気加減弁23は、閉止状態になり、高温・高圧の蒸気G1のタービン10への供給が急減すると、タービン10を通過する蒸気G1の圧力が急減する。
なお、負荷遮断信号S1はタービントリップ信号などであってもよい。
蒸気加減弁閉止信号S3を受信した蒸気加減弁23は、閉止状態になり、高温・高圧の蒸気G1のタービン10への供給が急減すると、タービン10を通過する蒸気G1の圧力が急減する。
制御部16は、蒸気加減弁閉止信号S3の送信した後に、開閉弁15に開閉弁開放信号S2を送信し(ステップS13)、開閉弁15は開放状態となる。
復水部11の復水L1の一部は連絡配管14を通って給水加熱部13に導入され(ステップS14)、ドレンL2の温度を低下させ、減圧沸騰蒸気G4を減少させる。
復水部11の復水L1の一部は連絡配管14を通って給水加熱部13に導入され(ステップS14)、ドレンL2の温度を低下させ、減圧沸騰蒸気G4を減少させる。
このようにして、抽気配管12に逆止弁を設置することなく、ドレンL2から発生する減圧沸騰蒸気G4がタービン10に逆流することを抑制する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態にかかるタービン制御システム90を、図4を参照しながら説明する。
図4は、第2実施形態にかかるタービン制御システム90の構成図である。
本発明の第2実施形態にかかるタービン制御システム90は、図4に示すように、第1実施形態(図1)にかかるタービン制御システム90において、連絡配管14の給水加熱部13に接続されていた一端が、抽気配管12またはこれらの接続部分に接続される。
このように構成することにより、抽気配管12を通ってタービン10へ逆流する減圧沸騰蒸気G4を復水部11に貯められた復水L1の一部で冷却して凝縮させる。
ただし、図3における給水加熱部13へ復水L1を導入するステップ(ステップS14)は抽気配管12に復水L1を導入するステップへと変更になる。
なお、抽気配管12に導入された復水L1は、導入後、減圧沸騰蒸気G4の圧力の大きさに依って流れる向きが変わり得る。
導入された復水L1は、減圧沸騰蒸気G4を冷却するとともに、給水加熱部13に流れ込んで、ドレンL2を冷却してもよい。
次に、本発明の第2実施形態にかかるタービン制御システム90を、図4を参照しながら説明する。
図4は、第2実施形態にかかるタービン制御システム90の構成図である。
本発明の第2実施形態にかかるタービン制御システム90は、図4に示すように、第1実施形態(図1)にかかるタービン制御システム90において、連絡配管14の給水加熱部13に接続されていた一端が、抽気配管12またはこれらの接続部分に接続される。
このように構成することにより、抽気配管12を通ってタービン10へ逆流する減圧沸騰蒸気G4を復水部11に貯められた復水L1の一部で冷却して凝縮させる。
ただし、図3における給水加熱部13へ復水L1を導入するステップ(ステップS14)は抽気配管12に復水L1を導入するステップへと変更になる。
なお、抽気配管12に導入された復水L1は、導入後、減圧沸騰蒸気G4の圧力の大きさに依って流れる向きが変わり得る。
導入された復水L1は、減圧沸騰蒸気G4を冷却するとともに、給水加熱部13に流れ込んで、ドレンL2を冷却してもよい。
なお、連絡配管14の給水加熱部13に接続されていた一端が、抽気配管12またはこれらの接続部分に接続されること以外は、第2実施形態は第1実施形態と同じ構造および作動手順を有するので、重複する説明を省略する。
図面においても、共通の構成または機能を有する部分は同一符号で示し、重複する説明を省略する。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様に図2で示されるような、形状の種々の変形も想定できる。
図面においても、共通の構成または機能を有する部分は同一符号で示し、重複する説明を省略する。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様に図2で示されるような、形状の種々の変形も想定できる。
このように、逆流する減圧沸騰蒸気G4を復水L1の一部で冷却して凝縮させることで、抽気配管12に逆止弁を設置することなく、ドレンL2から発生する減圧沸騰蒸気G4がタービン10に逆流することを抑制する。
以上述べた少なくとも一つの実施形態のタービン制御システム90によれば、連絡配管14を備え、ドレンL2および減圧沸騰蒸気G4の少なくとも一方を復水L1の一部で冷却することにより、抽気配管12に逆止弁を設置することなく、ドレンL2から発生する減圧沸騰蒸気G4がタービン10に逆流することを抑制できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。
これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更又は組み合わせを行うことができる。
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲
に記載された発明とその均などの範囲に含まれるものである。
これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更又は組み合わせを行うことができる。
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲
に記載された発明とその均などの範囲に含まれるものである。
10…タービン、11…復水部、12…抽気配管、13…給水加熱部、14…連絡配管、15…開閉弁、16…制御部、17(17a,17b)…復水配管、20…蒸気発生部、21…発電部、22…復水伝熱配管、23…蒸気加減弁、24…ドレンタンク、26…ポンプ、90…タービン制御システム、S1…負荷遮断信号またはタービントリップ信号、S2…開閉弁開放信号、S3…蒸気加減弁閉止信号、G1…蒸気、G2…排気、G3…抽気、G4…減圧沸騰蒸気、L1…復水、L2…ドレン。
Claims (6)
- 蒸気を入力して回転するタービンから排出される排気を冷却して復水にする復水部と、
前記タービン内部で断熱膨張過程にある前記蒸気の一部を抽気として出力する抽気配管と、
前記復水部から排出された前記復水を前記抽気配管から出力される前記抽気で加熱する給水加熱部と、
前記復水部に保持されている前記復水を導いて前記抽気が凝縮してなるドレンを冷却する連絡配管と、
前記連絡配管に設置される開閉弁を動作させ前記復水の前記ドレンへの導入量を制御する制御部と、を備えることを特徴とするタービン制御システム。 - 前記制御部は、負荷遮断信号およびタービントリップ信号の少なくとも一方の受信で、前記開閉弁を閉止状態から開放状態へ動作させることを特徴とする請求項1に記載のタービン制御システム。
- 前記連絡配管の一端は、前記復水部と前記給水加熱部とを連結する復水配管に接続されるかまたは前記復水部に直接接続されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタービン制御システム。
- 前記連絡配管の他端は、前記給水加熱部、前記抽気配管またはこれらの接続部分に接続され、前記ドレンから発生して前記抽気配管を逆流する減圧沸騰蒸気を冷却することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のタービン制御システム。
- 前記連絡配管の他端は、前記給水加熱部から分離して設けられたドレンタンクに接続されこのドレンタンクに内部保持される前記ドレンが冷却されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のタービン制御システム。
- 請求項2から請求項5のいずれか1項に記載のタービン制御システムにおいて、
負荷遮断信号およびタービントリップ信号の少なくとも一方を前記制御部で受信するステップと、
前記制御部から前記開閉弁に開放信号を送信するステップと、
前記開閉弁を前記閉止状態から前記開放状態へ動作させて前記復水部に保持されている前記復水を導いて前記ドレンを冷却するステップと、を実行させることを特徴とするタービン制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013073903A JP2014199010A (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | タービン制御システムおよびその制御方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104500152A (zh) * | 2014-12-02 | 2015-04-08 | 无锡高卓流体设备有限公司 | 一种汽轮机抽汽逆止阀水循环系统 |
-
2013
- 2013-03-29 JP JP2013073903A patent/JP2014199010A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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