JP2014197493A - ケーブルおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導体上に絶縁層が形成されている絶縁電線を複数撚り合わせてなる撚り線と、撚り線を被覆するシースと、を備え、シースがシラン架橋樹脂組成物から形成されており、撚り線のうち隣接する絶縁電線の半径をそれぞれra、rb、隣接する絶縁電線の中心間距離をRとしたとき、0.9×(ra+rb)≦R≦(ra+rb)の関係式を満たすケーブルである。
【選択図】図1
Description
導体上に絶縁層が形成されている絶縁電線を複数撚り合わせてなる撚り線と、前記撚り線を被覆するシースと、を備え、前記シースがシラン架橋樹脂組成物から形成されており、前記撚り線のうち隣接する前記絶縁電線の半径をそれぞれra、rb、隣接する前記絶縁電線の中心間距離をRとしたとき、0.9×(ra+rb)≦R≦(ra+rb)の関係式を満たすケーブルが提供される。
前記絶縁層の厚さが、前記導体の導体径の45%以上50%以下である、第1の態様のケーブルが提供される。
前記シラン架橋樹脂組成物は、塩化ビニル、クロロプレンゴム、ポリウレタンまたは塩素化ポリエチレンを含有する、第1または第2の態様のケーブルが提供される。
導体上に絶縁層が形成されている絶縁電線を複数撚り合わせて、撚り線を形成する工程と、前記撚り線の外周にシラン架橋樹脂組成物を押出被覆した後、前記シラン架橋樹脂組成物を常圧下でシラン架橋させることでシースを形成する工程と、を有し、前記撚り線のうち隣接する前記絶縁電線の半径をそれぞれra、rb、隣接する前記絶縁電線の中心間距離をRとしたとき、0.9×(ra+rb)≦R≦(ra+rb)の関係式を満たすケーブルの製造方法が提供される。
以下に、本発明の一実施形態に係るケーブルについて図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るケーブルの断面を示す図である。図2は、撚り合わされて隣接する絶縁電線における絶縁層の厚さを説明するための図である。
本実施形態のケーブル1は、導体11上に絶縁層12が形成されている絶縁電線10の2本(絶縁電線10a,10b)を撚り合わせてなる撚り線20と、撚り線20を被覆するシース30と、を備え、シース30がシラン架橋樹脂組成物から形成されている。そして、撚り線20のうち、隣接する絶縁電線10a,10bの半径をそれぞれra、rb、隣接する絶縁電線10a,10bの中心間距離をRとしたとき、0.9×(ra+rb)≦R≦(ra+rb)の関係式を満たしている。なお、半径(ra、rb)とは、中心間距離Rの方向と直交する方向に沿った外径の2分の1の長さであり、絶縁電線の外径、絶縁層の厚さ、導体の外径は、JISC3005に準拠した方法により求められる。
0.9×(ra+rb)≦R≦(ra+rb)・・・(1)
次に、本実施形態のケーブル1の製造方法について説明をする。
本実施形態によれば、以下に示す1つまたは複数の効果を奏する。
以上、本発明の一実施形態について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
10(10a,10b) 絶縁電線
11 導体
12 絶縁層
20 撚り線
30 シース
Claims (4)
- 導体上に絶縁層が形成されている絶縁電線を複数撚り合わせてなる撚り線と、
前記撚り線を被覆するシースと、を備え、
前記シースがシラン架橋樹脂組成物から形成されており、
前記撚り線のうち隣接する前記絶縁電線の半径をそれぞれra、rb、隣接する前記絶縁電線の中心間距離をRとしたとき、0.9×(ra+rb)≦R≦(ra+rb)の関係式を満たす
ことを特徴とするケーブル。 - 前記絶縁層の厚さが、前記導体の導体径の45%以上50%以下である
ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル。 - 前記シラン架橋樹脂組成物は、塩化ビニル、クロロプレンゴム、ポリウレタンまたは塩素化ポリエチレンを含有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のケーブル。 - 導体上に絶縁層が形成されている絶縁電線を複数撚り合わせて、撚り線を形成する工程と、
前記撚り線の外周にシラン架橋樹脂組成物を押出被覆した後、前記シラン架橋樹脂組成物を常圧下でシラン架橋させることでシースを形成する工程と、を有し、
前記撚り線のうち隣接する前記絶縁電線の半径をそれぞれra、rb、隣接する前記絶縁電線の中心間距離をRとしたとき、0.9×(ra+rb)≦R≦(ra+rb)の関係式を満たす
ことを特徴とするケーブルの製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013072955A JP2014197493A (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | ケーブルおよびその製造方法 |
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JP2013072955A JP2014197493A (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | ケーブルおよびその製造方法 |
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JP (1) | JP2014197493A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0757559A (ja) * | 1993-08-18 | 1995-03-03 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 耐熱性被覆電線 |
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2013
- 2013-03-29 JP JP2013072955A patent/JP2014197493A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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JPH0757559A (ja) * | 1993-08-18 | 1995-03-03 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 耐熱性被覆電線 |
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