JP2014197410A - 空間データ処理方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空間データ処理方法及び装置を提供する。【解決手段】予め設定したビュー制御パラメータに応じて、受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウのビュー座標を取得する過程S11と、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、ビューウィンドウでビュー座標を分析又は処理する過程S12と、ビュー座標に対する分析又は処理結果に基づいて、オリジナル空間データを分析又は処理するS13過程とを含む。実施形態で開示した空間データ処理方法は、オリジナル空間データのオリジナル座標を、ビューウィンドウでのビュー座標に変換することにより、処理後の全ての空間データが空間データの間の空間関係を正確に表示することを確保する。【選択図】図1

Description

関連出願
本出願は、2010年1月7日に中国専利局に提出した、出願番号が201010017268.8であって、発明の名称が「空間エンティティビューモデル及びその処理方法」である中国特許と、2010年3月21日に中国専利局に提出した、出願番号が201010144123.4であって、発明の名称が「空間エンティティビューモデル及びその処理方法」である中国特許との優先権を要求し、その全部の内容を本出願に援用する。
本発明は、空間情報技術、コンピューターグラフィックス及びコンピューターオペレーティングシステム分野に関し、特に、空間データ処理方法及び装置に関する。
空間エンティティは、自然界に存在又は仮想のエンティティ或いは現象に対する抽象であり、空間位置又は特徴に関連し、自然界で分割不可な最小セルであり、基本的な空間エンティティとして、点、線、面及び体の四つのタイプがある。空間データは、空間エンティティ自身の空間位置、形態情報及び空間関係、例えばトポロジ関係等を示すために用いられ、その空間データ構造は、ベクターデータ構造とラスタデータ構造とに分けられ、ベクターデータ構造は空間離散点座標で空間エンティティを記述し、研究しようとする全空間を一つの空域と見なし、空間エンティティが独立的対象として当該空域に分布され、ラスタデータ構造は空間を均一的グリッドに区分し、一定の空間内に連続分布特徴を有する空間エンティティを記述する。
空間エンティティのビュー表示方式は、主に電子地図により展示され、電子地図は、一定のハードウェアとソフトウェアにより電子スクリーンに空間エンティティを表示する視認可能な地図であって、空間エンティティが電子スクリーン(ビューウィンドウ)にラスタライズ表示される過程である。空間エンティティに対して電子地図に表示されるための属性と図示化情報を与え、要素と称する。点エンティティが点要素に対応し、線エンティティが線要素に対応し、面エンティティが面要素に対応する。なお、空間エンティティの図示化情報において、一般に、点要素の図示化情報は、点の記号タイプ、記号のサイズ、記号の色を含み、線要素の図示化情報は、線状記号のタイプ、線状記号の幅、線状記号の色を含み、面要素の図示化情報は、面の充填タイプ(例えば透明か否か)、面記号のタイプ、面の充填色を含む。空間エンティティは、自分で単独的にそれに対応する図示化情報を記録するものもあるし、空間エンティティは、電子地図に表示する場合に、レイヤーに応じて同一タイプの空間エンティティに統一的図示化情報を設置するものもある。
ビューは、所定の空間条件に基づいて空間エンティティがビューウィンドウに表示されるインターフェースを選択する。従来の、空間エンティティをビュー表示する過程は空間エンティティをラスタライズする過程であって、まず、空間データインデックスにより所定空間条件に合う空間エンティティを取り出して伝送媒体を介して空間エンティティ利用者、即ち、クライアント端に送信し、そして、空間エンティティの空間データに対して一連の幾何変換及び処理を行って、一つの2次元のラスタ画像を描画して、スクリーンに表示又は出力し、例えば、コンピューターのスクリーンに表示、紙に印刷出力及び画像ファイルを生成して出力する。
上記ラスタライズとは、ベクタ図形形式で図形を示す空間データを、ラスタ画像に変換することを指し、通常、ラスタ画像の各画素値が色値を代表して、ディスプレイに表示、紙に印刷出力及び画像ファイルを生成して出力する等の過程に用いられる。
GIS ( Geographic Information System、地理情報システム) プラットフォームソフトウェアとVR(Virtual Reality、バーチャルリアリティ)プラットフォームソフトウェアは、空間エンティティを処理するための主なプラットフォームソフトウェアであって、このようなプラットフォームソフトウェアにおける最も頻繁な操作は電子地図の拡大、縮小、移動又は3次元シーンローミング(roaming)であり、空間エンティティ表示は、この作業を行う前提と基礎であり、且つ一部の複雑な空間関係演算の演算の度に、空間データを複数回の読取、伝送することを要求し、例えば、要素マーキングの衝突検出と衝突回避演算である。
GISとVR技術の急速な発展と広範な使用、特に、空間技術のネットワーク化、ネットワークGIS及びVR技術使用の公衆化につれて、空間データが爆発的に増加しており大量の空間データの選択、伝送、表示、分析は、地理情報システム(GIS)とバーチャルリアリティ(VR)等の分野発展を制約する主な技術的ボトルネックとなっている。
これに鑑み、本発明は、空間データ処理方法及び装置を提供し、具体的には、以下のようである。
空間データ処理方法であって、
予め設定したビュー制御パラメータに応じて、受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウのビュー座標を取得し、
設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、上記ビューウィンドウで上記ビュー座標を分析又は処理し、
上記ビュー座標に対する分析又は処理結果に基づいて、上記オリジナル空間データを分析又は処理する過程を含む。
上記ビューウィンドウは、データ構造を利用して上記ビュー制御パラメータに応じて表示を行うことが好ましい。
上記ビューウィンドウは、データ構造を利用して上記ビュー制御パラメータに応じて表示を行う過程は、
上記ビュー制御パラメータに応じて上記ラスタデータ構造により上記ビューウィンドウの画素を表示することを含み、
上記画素は、上記ビューウィンドウ平面を区分した均一なグリッドセルであり、上記画素は、上記ラスタデータにおける基本情報記憶セルであり、上記画素の座標位置は、上記画素が上記ビューウィンドウにおいて対応する行番号と列番号により確定されることが好ましい。
上記した設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、上記ビューウィンドウで上記ビュー座標を分析又は処理する過程は、
設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、上記オリジナル空間データを上記ビューウィンドウに表示する際に描画する必要がある画素を分析又は処理し、
上記画素に対する分析又は処理結果に応じて、上記ビュー座標を分析又は処理する過程を含むことが好ましい。
上記の、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って上記ビューウィンドウで上記ビュー座標を分析又は処理する過程は、
設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、上記ビュー座標点に対応する上記ビューウィンドウの画素を分析又は処理し、
上記画素に対する分析又は処理結果に基づいて、上記ビュー座標点を分析又は処理する過程を含むことが好ましい。
上記の、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って上記ビューウィンドウで上記ビュー座標を分析又は処理する過程は、
設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、上記ビュー座標により、上記オリジナル空間データを上記ビューウィンドウに表示する際に描画する必要のある画素を、値の割り当ての方式によりラスタライズし、
上記ビューウィンドウ上の画素を分析又は処理し、
上記画素に対する分析又は処理結果に応じて、上記ビュー座標を分析又は処理する過程を含むことが好ましい。
上記の、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って上記ビューウィンドウで上記ビュー座標を分析又は処理する過程は、
設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、直接に上記ビュー座標を分析又は処理する過程を含むことが好ましい。
上記の、上記オリジナル空間データを上記ビューウィンドウに表示する際に描画する必要のある画素を分析又は処理する過程は、
上記描画する必要のある画素の画素値、即ち上記描画する必要がある画素を示すデータの値を読取り、
上記描画する必要のある画素の画素値が予め設定した条件に合うか否かを判断し、
上記描画する必要のある画素、即ち上記描画する必要がある画素を示すデータに値を割り当てる過程を含むことが好ましい。
分析又は処理後の上記オリジナル空間データを送信する過程をさらに含むことが好ましい。
上記ビュー制御パラメータは、ビューモードとビューウィンドウの外周り矩形パラメータを含み、上記ビューモードは、2次元モードと3次元モードを含み、上記ビューウィンドウの外周り矩形パラメータは、ビューウィンドウの外周り矩形の幅とビューウィンドウの外周り矩形の高さを含むことが好ましい。
上記ビューモードが2次元モードである場合に、上記ビュー制御パラメータは、空間エンティティが上記ビューウィンドウでの中心座標点とビューでの空間エンティティの拡大率をさらに含み、上記ビューでの空間エンティティの拡大率は、空間エンティティがビューウィンドウに表示される大きさを示すことが好ましい。
上記ビューモードが2次元モードである場合に、上記ビュー制御パラメータは、照会空間エンティティの矩形範囲とビューでの空間エンティティの拡大率とをさらに含むことが好ましい。
上記の、予め設定したビュー制御パラメータに応じて受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビュー座標を取得する過程は、
上記照会空間エンティティの矩形範囲における空間データを選択し、
上記ビューウィンドウの外周り矩形パラメータと、照会空間エンティティの矩形範囲と、ビューでの空間エンティティの拡大率とに応じて、上記オリジナル空間データのオリジナル座標を上記ビューウィンドウのビュー座標に変換する過程を含むことが好ましい。
上記ビューモードが3次元モードである場合に、上記ビュー制御パラメータは、視点パラメータと投影パラメータとをさらに含み、上記視点パラメータは、視点が世界座標系での位置、視点が観察するターゲット位置及びバーチャルカメラ上方向のベクトルを含み、上記投影パラメータは、直交投影と透視投影とを含むことが好ましい。
上記の、予め設定したビュー制御パラメータに応じて受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウのビュー座標を取得する過程は、
上記視点パラメータに応じて上記オリジナル空間データのオリジナル座標を世界座標に変換し、
視点変換により、上記世界座標を、バーチャルカメラを中心とする3次元座標系での3次元座標に変換し、
投影変換により、上記3次元座標を正規化の2次元座標に変換し、
ビューポート変換により、上記正規化の2次元座標をビューウィンドウのビュー座標にマッピングする過程を含むことが好ましい。
上記設定処理タイプは、空間データの選択、簡素化、漸進伝送及び要素マーキングの衝突検出と衝突回避の何れか一つ又は複数の組合せを含むことが好ましい。
上記データ構造は、アレイであり、上記した上記ビュー制御パラメータに応じてラスタデータ構造によりビューウィンドウの画素を示す過程は、
上記アレイに応じて上記ビューウィンドウに対応するラスタデータの画素配列を示し、上記アレイにおける各セルは上記画素配列における一つの画素を示すことが好ましい。
空間データ処理装置であって、
予め設定したビュー制御パラメータに応じて、受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウのビュー座標を取得する座標変換ユニットと、
設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、上記ビューウィンドウで上記ビュー座標を分析又は処理するビュー座標処理ユニットと、
上記ビュー座標に対する分析又は処理結果に基づいて、オリジナル空間データを分析又は処理するオリジナル空間データ処理ユニットとを含む。
データ構造を利用して上記ビュー制御パラメータに応じてビューウィンドウを表示するビューウィンドウ表示ユニットをさらに含むことが好ましい。
上記ビュー座標処理ユニットは、空間データの選択ユニット、簡素化ユニット、伝送ユニット及び要素マーキングの衝突検出と衝突回避ユニットの何れか一つ又は複数の組合せを含むことが好ましい。
上記ビュー座標処理ユニットは、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、上記オリジナル座標点を上記ビューウィンドウに表示する際に描画する必要のある画素を分析又は処理する画素操作ユニットをさらに含むことが好ましい。
上記画素操作ユニットは、上記画素を示すデータの値を読取るための画素読取ユニットと、上記画素値が予め設定した条件に合うか否かを判断するための画素判断ユニットと、上記画素を示すデータに値を割り当てるための画素値割り当てユニットとを含むことが好ましい。
上記の技術方案から分かるように、本発明の実施形態で開示した空間データ処理方法は、オリジナル空間データのオリジナル座標をビューウィンドウでのビュー座標に変換して分析処理し、即ちビュー角度から空間データを分析、処理して、空間データの簡素化、伝送と表示等の問題を分析、処理する際にオリジナル空間データのサイズに関係せず、上記ビューウィンドウでのビューウィンドウに対応する解像度のみに関係するようにし、簡素化後の全部の空間データが空間データの間の空間関係を正確に表示することを確保する。
以下、本発明の実施形態又は従来の技術における技術方案を明瞭に説明するために、実施形態又は従来の技術に必要な図面を簡単に紹介し、無論、以下の記述での図面は本発明の幾つかの例に過ぎず、当業者は、創造的労働を経ずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
本発明の実施形態で開示した空間データ処理方法のフローチャートである。 本発明の実施形態で開示した他の空間データ処理方法のフローチャートである。 本発明の実施形態で開示した他の空間データ処理方法のフローチャートである。 本発明の実施形態で開示した他の空間データ処理方法のフローチャートである。 本発明の実施形態で開示した空間データ処理装置の概略構成図である。 本発明の実施形態で開示した座標変換ユニットの概略構成図である。 本発明の実施形態で開示した他の座標変換ユニットの概略構成図である。 本発明の実施形態で開示したビュー座標処理ユニットの概略構成図である。
以下、本発明の実施形態の図面に基づいて、本発明の実施形態の技術方案を明瞭に、完全に説明し、勿論、記述される実施形態は、本発明の一部の例に過ぎず、全部の例であるわけではない。本発明の実施形態に基づいて、当業者が創造的労働を経ずに得られた全部の他の実施形態も本発明の保護範囲に含まれる。
当業者は、ビューの角度から空間データの選択、伝送、表示、分析等の問題を研究した結果、空間データのデータ量が幾ら多くても、表示と表示関連用の空間データ分析、例えば要素マーキングの衝突検出と衝突回避の演算は、ビューウィンドウの解像度が確定された場合に、必要な最大のデータ量が一定であることを発見した。ビューウィンドウの解像度が有限なものであるので、空間データのデータ量が幾ら多くても、見える画素は特定的ものである。ビューウィンドウにおいて、前に描画された空間エンティティが後に描画された空間エンティティにより完全に覆われると、ビュー表示の角度から見て、当該前に描画された空間エンティティをデータサーバ端から読出し、クライアント端に送信して表示することは意味がない。よって、ビューの角度から、ビューウィンドウの解像度が確定された場合に、幾ら大量、精細な空間データであっても、ビューウィンドウ表示のための最大有効空間データ、即ち、ビューウィンドウを充填するための全部の画素に必要な空間データは一定である。
説明の便を図って、本出願において処理すべき空間データをオリジナル空間データと称し、処理すべき空間データの座標をオリジナル空間データのオリジナル座標と称し、処理すべき空間データの座標点をオリジナル空間データのオリジナル座標点、又は直接にオリジナル座標点と称する。
本発明で開示した空間データ処理方法において、上記ビュー角度に基づいて、オリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウでのビュー座標を取得し、ビューウィンドウで、ビュー座標に対して相応な分析又は処理を行い、その分析又は処理結果に基づいて、それに対応するオリジナル空間データを分析又は処理する。ビューウィンドウは、データ構造を利用してビュー制御パラメータに応じて示し、データ構造のタイプはラスタデータ構造であってもよく、ベクタデータ構造であってもよいが、現在の表示装置がラスタ装置を主とするので、本出願の実施形態は、ラスタデータ構造を主として関係する記述を行う。具体的実現方式は以下の通りである。
図1に示すように、本発明で開示した空間データ処理方法のフローは、ステップS11〜S13を含む。
ステップS11おいて、予め設定したビュー制御パラメータに応じて、受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウのビュー座標を取得する。
本実施形態におけるビュー制御パラメータは、ビューモードとビューウィンドウの外周り矩形パラメータを含む。ビューモードは、実際のビューウィンドウに基づいてビューウィンドウを予め設定した2次元モード又は3次元モードである。ビューウィンドウの外周り矩形パラメータは、空間エンティティを表示するビューウィンドウの範囲(0,0、 ViewWidth、ViewHeight)、例えばコンピュータースクリーン地図の表示ウィンドウの範囲であって、ビューウィンドウの外周り矩形の幅ViewWidthとビューウィンドウの外周り矩形の高さViewHeightを含み、この二つのパラメータにより、実際のビューウィンドウにおいて画像を表示するためのウィンドウの大きさの範囲を確定することができる。
ビュー制御パラメータを確定した後に、データ構造を利用してビュー制御パラメータに応じてビューウィンドウを表示する。ここで、表示ビューウィンドウは、実際に表示できる物理的ビューウィンドウであってもよく、分析するために生成した論理ビューウィンドウ環境であってもよい。
ラスタデータ構造によりビューウィンドウを示す場合には、ラスタデータで2次元ラスタ画像を示し、表示ビューウィンドウ平面を均一なグリッドに区分し、グリッドセルの各々を画素と称し、ラスタデータ構造が画素配列であり、ラスタにおける各画素は、ラスタデータにおいて最も基本的な情報記憶セルであって、その座標位置は行番号と列番号により特定されることができる。ラスタデータが一定の規則に従って配列されるので、表示した空間エンティティ位置関係は行番号、列番号に暗に含まれている。各画素値は、空間エンティティの属性又は属性のコードを代表する。
ビュー制御パラメータうちのビューウィンドウの外周り矩形パラメータにより、ビューウィンドウを示すためのラスタデータの大きさを取得することができる。例えば、mバイトにより一つの画素値を示すと、ビューウィンドウを示すラスタデータの大きさは、(View Width *ViewHeight* m)である。また、ビューウィンドウを示すためのラスタデータの初期値を0にする。
予め設定したビュー制御パラメータに応じて、受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウ座標系でのビュー座標を取得し、オリジナル空間データのオリジナル座標点がビューウィンドウ座標系でのビュー座標点に対応し、各ビュー座標点がラスタデータによりビュー制御パラメータに応じて示したビューウィンドウの画素に対応する。
ステップS12において、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、上記ビューウィンドウで上記ビュー座標を分析、処理する。
設定処理タイプは、空間データの選択、簡素化、伝送及び要素マーキングの衝突検出と衝突回避の何れか一つを含んでもよく、その中の幾つかの自由組合せ又は全部を含んでもよい。それに対応する処理方法は、空間データの選択方法、簡素化方法、伝送方法及び要素マーキングの衝突検出と衝突回避方法を含む。具体的に選択する処理方法は、実際の処理過程において行う必要のある処理タイプに基づいて特定する必要がある。ここで、処理タイプは上記タイプのみに限定されず、空間データに対して処理する処理タイプであれば、本発明の保護範囲に含まれている。
処理タイプを設定する過程は、処理過程を開始する前に予め設定してもよく、処理過程でリアルタイムに設定してもよい。設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、ビューウィンドウでのビュー座標を分析又は処理する、具体的方式は以下の通りである。即ち、上記ビュー座標を直接に分析又は処理する方法と、上記ビュー座標点に対応する上記ビューウィンドウの画素を分析又は処理する方法と、空間エンティティを上記ビューウィンドウに表示する際に描画する必要のある画素を分析又は処理する等の方法との一つ又は幾つかの組合せである。または、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、上記ビュー座標により、上記オリジナル空間データを上記ビューウィンドウに表示する際に描画する必要のある画素は、値割り当ての方式によりラスタライズし、即ち、上記ビューウィンドウで上記オリジナル空間データをラスタライズし、そして、上記ビューウィンドウにおける画素を分析又は処理し、上記画素に対する分析又は処理結果に基づいて、上記ビュー座標を分析又は処理する。例えば、ビューウィンドウでのある一つの座標点箇所が複数のオリジナル空間データに対応するか否かを分析することにより、当該点に対応するデータとして複数のオリジナル空間データから一つのデータを選択する必要か否かを判断し、その他のデータを簡素化する。なお、どのデータを選択するかを分析して、分析結果を取得するだけで、選択の操作は行わなくてもよく、分析の後に分析結果に基づいて選択を行っても良い。具体的処理方式は実際の状況に応じて決める。本実施形態において、オリジナル空間データをラスタ画像に変換した後の画素の値を分析又は処理することにより、オリジナル空間データを分析又は処理することを、ラスタライズの目的とするので、通常、オリジナル空間データを代表する識別ナンバーやこの箇所に座標点があるか否か等の意味をマーキングする値を用いて、画素に値を割り当てる。
ステップS13において、上記ビュー座標に対する分析又は処理結果に基づいて、上記ビュー座標に対応するオリジナル座標を分析又は処理することにより、オリジナル空間データに対する分析処理を実現する。
ビュー座標点は、オリジナル空間データのオリジナル座標点を変換することにより得られたものであり、オリジナル空間データのオリジナル座標をビュー座標に変換した後のデータをビューデータと称するので、両方の間に対応関係を有し、オリジナル座標点がビュー座標点に対応し、このような関係を利用して、ビュー座標を処理した結果に応じて、オリジナル空間データを処理し、処理後のオリジナル空間データと処理後のビューデータをビューウィンドウ(例えば、コンピュータースクリーンウィンドウ)に表示する際に、表示の結果は同一なものであり、上記ステップから、ビューデータにおける、ある一つのビュー座標に対応するデータに対する分析又は処理結果を取得することができ、当該分析又は処理結果に基づいて、当該ビューデータに対応するオリジナル空間データを相応に処理する。
本発明の実施形態で開示した空間データ処理方法は、予め設定したビュー制御パラメータに従ってオリジナル空間データを変換してビューウィンドウでのビュー座標を取得し、ビューウィンドウでビュー座標を分析又は処理し、分析処理結果に応じてオリジナル空間データを処理して、オリジナル空間データの処理過程でビュー角度から、ビューウィンドウをもとにして、空間データを分析処理することを確保することにより、分析処理結果がオリジナル空間データの大きさに関係せず、上記ビューウィンドウに対応する解像度のみに関係するようにして、従来の技術の、分析処理後の大量の空間データのデータ量が依然として多い問題等を解決すると共に、ビューウィンドウをもとにするので、処理後のデータが空間データの間の空間関係を正確に表示することを確保した。
図2に示すように、本発明の実施形態で開示した他の空間データ処理方法のフローは、ステップS21〜S24を含む。
ステップS21において、予め設定したビュー制御パラメータに応じて、受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウでのビュー座標を取得し、上記ビューウィンドウは、データ構造を利用して上記ビュー制御パラメータに応じて表示する。
ステップS22において、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、上記ビューウィンドウで上記ビュー座標を分析又は処理する。
ステップS23において、上記ビューデータに対する分析又は処理結果に基づいて、上記ビュー座標に対応するオリジナル座標を分析又は処理して、オリジナル空間データに対する分析又は処理を実現する。
ステップS24において、上記処理後のオリジナル空間データを送信する。
本実施形態で開示した空間データ処理方法は、図1に示すフローに比べて、処理後のオリジナル空間データを送信する過程を増加した。これから分かるように、本実施形態において伝送するのは、処理後のオリジナル空間データであり、その前の大量の空間データではない。従って、伝送過程でのデータ量が大幅に減少し、大量の空間データの伝送による伝送データ量が多い、表示し難い問題等を解決し、伝送効率と表示効率を向上した。
本実施形態は、後続の操作は行われるように、処理後のオリジナル空間データを、送信することに限定されず、表示や記憶等を行ってもよい。
図3に示すように、本発明の実施形態で開示した他の空間データ処理方法のフローは、実際のビューウィンドウのビューモードが2次元である場合に、空間データを処理する過程をメインとして記述し、2次元ビューモードにおいて、そのビュー制御パラメータに、ビューモードとビューウィンドウの外周り矩形パラメータの他に、照会空間エンティティの矩形範囲とビューでの空間エンティティの拡大率をさらに含む。その過程は、ステップS31〜S35を含む。
ステップS31において、上記照会空間エンティティの矩形範囲における空間データを選択する。
照会空間エンティティの矩形範囲とは、ビューウィンドウにこの範囲に置ける空間エンティティを表示することを指し、言い換えると、ビューウィンドウに表示できる空間エンティティの外周り矩形を指し、具体的範囲値は、実際の表示状況に応じて設定される。
ステップS32において、上記ビューウィンドウの外周り矩形パラメータ、照会空間エンティティの矩形範囲、ビューでの空間エンティティの拡大率に基づいて、上記オリジナル空間データのオリジナル座標を上記ビューウィンドウでの2次元空間座標に変換する。
ビューでの空間エンティティの拡大率は、空間エンティティがビューウィンドウに表示される大きさを示し、例えば、所定の照会空間エンティティの矩形範囲における空間エンティティがビューウィンドウにフルスクリーン表示されると、空間エンティティの拡大率の算出方法は、以下の通りである。ビューウィンドウの外周り矩形の幅を照会空間エンティティの矩形の幅で除算した値と、ビューウィンドウの外周り矩形の高さを照会空間エンティティの矩形の高さで除算した値のうち小さいものを空間エンティティの拡大率とする。
オリジナル座標を、データ構造により上記ビュー制御パラメータに応じて表示するビューウィンドウに対応するビュー座標に変換する過程は、以下に示すようである。ビューウィンドウの外周り矩形パラメータをViewRect(0,0 、外周り矩形の幅ViewWidth 、外周り矩形の高さViewHeight)、ビューでの空間エンティティの拡大率をViewRadio、照会空間エンティティの矩形範囲を(X軸最小値gxmin、Y軸最小値gymin、X軸最大値gxmax、Y軸最大値gymax)、オリジナル空間データの座標点をp(x、y)にすると、シミュレーション表示される上記ビューウィンドウ座標系での座標点はP′(x′、y′)であり、その算出方法は、
x′=(x-(gxmin+gxmax)/2)ViewRadio+ViewWidth/2
y′=ViewHeight/2-(y-(gymin+gymax)/2)ViewRadio
である。
同様に、既知の上記ビューウィンドウ座標系での座標点P′(x′、y′)を得ることができ、オリジナル座標系での座標点p(x、y)を算出する方法は、
x=(gxmin+gxmax)/2+(x′-ViewWidth/2)/ViewRadio
y=(gymin+gymax)/2+(ViewHeight/2-y′)/ViewRadio
である。
ステップS33において、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、ビューウィンドウで上記ビュー座標を上記ビューウィンドウに表示する際に描画する必要のある画素を分析又は処理して、分析又は処理結果に基づいて上記ビュー座標を分析又は処理する。
本実施形態の処理タイプは、上記実施形態における処理タイプの何れか一つ又は複数の組合せである。
本実施形態において、異なる処理タイプに応じて、ビュー座標を上記ビューウィンドウに表示する際に描画する必要のある画素に対して、相応する分析又は処理を行い、具体的操作は、上記描画する必要のある画素の画素値を読取る操作と、画素値を判断する操作と、上記描画する必要のある画素に値を割り当てる操作とを含む。上記操作は、単独な画素、又は複数の画素を組み合わせて処理してもよく、実際のニーズに応じ、具体的処理方式を柔軟に設定してもよい。画素に対する具体的操作は、画素に値を割り当てる操作、即ち空間データをラスタライズする操作と、画素を読取る操作と、画素値を判定する操作とを含み、画素を複数のビットで示す場合に、画素に対する値割り当ては、一つの画素全体又は画素を示す複数のビットデータにおける何れか一つ又は複数のビットに値を割り当てることとして表現できる。画素を読取る操作も、一つの画素の全体値を読取ること、及び画素におけるある一つ又は幾つかのビットの値を読取ることとして表現できる。同様に、画素値に対する判定も、一つの画素の全体値或いはある一つ又は幾つかのビットの値が代表する意味に対する判定である。
例えば、四つのビットデータでビューウィンドウの一つ画素を示し、一つ目のビットは、この画素でラスタライズされた点要素があるか否かを示し、二つ目のビットは、この画素でラスタライズされた線要素があるか否かを示し、三つ目のビットは、この画素でラスタライズされた面要素があるか否かを示し、四つ目のビットは、空間ベクトルデータを簡素化するために用いられる。まず、幾つかの定数を定義する
#define point 0x0001
#define line 0x0002
#define region 0x0004
#define simple 0x0008
例えば、線空間エンティティに対応する画素を操作する方法は以下に示すようである。
画素の値割り当て操作は、定義した定数lineと画素値のオア(OR)操作により、画素に値を割り当てて、オリジナル空間データのラスタライズを実現する。例えばP(x、y)画素ラインラスタライズ操作を行って、P(x,y)= P(x,y) ■ line。オリジナル空間データラスタライズ操作のクリアは、定義した定数lineを反転したものと画素値のアンド(AND)操作によりクリアし、例えば、P(x,y)画素ラインラスタライズ操作のクリアは、P(x,y)= P(x,y) & 〜line。
画素値の読取みは、P(x,y)のラスタデータの値がP(x,y)画素の値である。
画素値判定操作は、例えば、画素がオリジナル空間データでラスタライズ操作されたか否かの判定であって、定義した定数lineと画素値のオア操作により判定する。例えば、P(x,y)画素がラインラスタライズに操作されるか否かの判定は、P(x,y) & lineの値が0より大きいか否かを判定し、0より大きいと、P(x,y)画素が線空間エンティティにラスタライズされ、0に等しいと、P(x,y)画素が線空間エンティティにラスタライズされていない。
同様に、他の空間エンティティに対応する画素操作に対しても、上記方法に従って操作を行うことができる。
ステップS34において、上記ビュー座標に対する分析又は処理結果に基づいて、上記ビュー座標に対応するオリジナル座標を処理して、オリジナル空間データに対する処理を実現する。
ステップS35において、上記処理後のオリジナル空間データを送信する。
本実施形態において、空間データに対して座標変換を行う場合に、照会空間エンティティの矩形範囲とビューでの空間エンティティの拡大率に基づいて座標変換を行い、照会空間エンティティの矩形範囲における空間データのみをビューでの空間エンティティの拡大率に応じて座標変換及び対応する処理を行い、照会空間エンティティの矩形範囲外のデータを処理せず、空間データが実際のビューウィンドウに有効に表示されることを確保するとともに、データ処理での被処理データ量と伝送量を大幅に減少し、データ処理効率と伝送効率を向上した。
本実施形態は、2次元ビューモードでのビュー制御パラメータにおいてビューモードとビューウィンドウの外周り矩形パラメータの他に、照会空間エンティティの矩形範囲とビューでの空間エンティティの拡大率をさらに含むことに限定されず、上記空間エンティティが上記ビューウィンドウでの中心座標点を利用して照会空間エンティティの矩形範囲を取り替えてもよく、オリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウのビュー座標を取得することを実現できればよい。
本実施形態における、ビューウィンドウを示すラスタデータのデータ構造は、アレイ形式を選択でき、アレイに応じて上記ビューウィンドウに対応するラスタデータの画素配列を示し、上記アレイにおける各セルが上記画素配列における一つの画素を示す。連結リスト、ツリー、グラフ等のデータ構造として実現してもよい。具体的実現形式は、実際の処理状況に応じて決めることができる。
図4に示すように、発明の実施形態で開示した他の空間データ処理方法のフローは、実際のビューウィンドウのビューモードが3次元モードである場合に、空間データを処理する過程をメインとして記述し、3次元ビューモードにおいて、そのビュー制御パラメータにビューモードとビューウィンドウの外周り矩形パラメータの他に、視点パラメータ及び投影パラメータをさらに含み、上記視点パラメータは、視点が予め設定した世界座標系での位置O(x,y,z)、視点が観察するターゲット位置A(x,y,z)、バーチャルカメラ上方向のベクトルup(xup,yup,zup)を含み、x、y、zは視点が世界座標系での三つの成分を示す。上記投影パラメータは、直交投影と透視投影とを含む。又は、上記パラメータに応じて得られたビューマトリックスと投影マトリックスであって、ビューマトリックスと投影マトリックスを利用して座標変換を行う。ビュー制御パラメータに基づいて変換してビューウィンドウでのビュー座標を取得する過程は、ステップS41と、ステップS42と、ステップS43と、ステップS44とを含む。
ステップS41において、上記視点パラメータに応じて上記空間データの座標を世界座標に変換する。
ステップS42において、視点変換により、上記世界座標を、バーチャルカメラを中心とする3次元座標系での3次元座標に変換する。
ステップS43において、投影変換により、上記3次元座標系での3次元座標を正規化の2次元座標に変換する。
ステップS44において、ビューポート変換により、上記正規化の2次元座標をビューウィンドウのビュー座標にマッピングする。
3次元ビューモードにおいて、ビューウィンドウの外周り矩形が視錐台(ViewFrustum)の大きさを決め、投影パラメータが視錐台の形状を決めることになる。投影パラメータが直交投影であると、視錐台が直角の平行六面体となり、投影パラメータが透視パラメータであると、視錐台が一つの角錐の切頭体(角錐台)となる。
空間エンティティが世界座標からビュー座標に変換された後に、視錐台内にある空間エンティティは、投影によりビュー内に入られ表示され、視錐台外にある空間エンティティは、クリップされる。深さに基づく表示操作において、視錐台により前クリップ面の前及び後クリップ面の後の空間エンティティをクリップし、具体的状況に応じて、視錐台の視角や近クリップ面から視点までの距離、遠クリップ面から視点までの距離を設置する必要な場合もある。
本実施形態で開示した方法は、さらに、視錐台により視錐台外のデータをクリップして、データ処理での被処理データ量と伝送量を削減し、データ処理効率と伝送効率を向上する目的を実現するようにした。
本発明は、空間データ処理装置をさらに開示している。その構成は、図5に示すように、座標変換ユニット51と、ビュー座標処理ユニット52と、オリジナル空間データ処理ユニット53とを含む。
座標変換ユニット51は、予め設定したビュー制御パラメータに応じて、受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウでのビュー座標を取得するために用いられ、ビュー座標処理ユニット52は、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、上記ビューウィンドウで上記ビュー座標を分析又は処理するために用いられ、オリジナル空間データ処理ユニット53は、上記ビュー座標に対する分析又は処理結果に基づいて、上記ビュー座標に対応するオリジナル座標を分析又は処理することにより、オリジナル空間データに対する分析処理を実現するために用いられる。
また、データ構造を利用して上記ビュー制御パラメータに応じてビューウィンドウを示すためのビューウィンドウ表示ユニット54をさらに含む。
図6に示すように、座標変換ユニット51の構成は、上記照会空間エンティティの矩形範囲における空間データを選択するための空間データ選択ユニット61と、上記ビューウィンドウの外周り矩形パラメータと、照会空間エンティティの矩形範囲と、ビューでの空間エンティティの拡大率とに応じて、上記空間データ座標を上記実際のビューウィンドウでの2次元空間座標に変換する変換ユニット62とを含む。当該座標変換ユニットは、実際のビューウィンドウのモードが2次元モードである座標変換に適用される。
本実施形態で開示した他の座標変換ユニット51の構成は図7に示すように、当該座標変換ユニットは、実際のビューウィンドウのモードが3次元モードである座標変換に適用される。上記視点パラメータに応じて上記空間データの座標を、予め設定した世界座標に変換する世界座標変換ユニット71と、視点変換により、上記世界座標を、バーチャルカメラを中心とする3次元座標系での3次元座標に変換する視点変換ユニット72と、投影変換により上記3次元座標を正規化の2次元座標に変換する投影変換ユニット73と、ビューポート変換により上記正規化の2次元座標をビューウィンドウのビュー座標にマッピングするビューポート変換ユニット74とを含む。
実際の装置において、図6と図7に示す二つの座標変換ユニットは、単独で設置してもよく、そのユニットのすべてを一つのユニットに集積してもよく、異なるモードに基づいて選択して、相応な操作を行う。
図8に示すように、ビュー座標処理ユニット53の構成は、空間データの選択ユニット81と、簡素化ユニット82と、伝送ユニット83と、要素マーキングの衝突検出及び衝突回避ユニット84とを含む。
オリジナル空間データ処理ユニット53の構成は図8と同一であり、ビュー座標処理ユニットに含まれる処理ユニットであれば、いずれもオリジナル空間データ処理ユニットに含まれてオリジナル空間データへの処理を行うことができる。
ビュー座標処理ユニット53は、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、上記ビュー座標を上記ビューウィンドウに表示する際に描画する必要のある画素を分析又は処理する画素操作ユニット85をさらに含む。上記画素操作ユニット85は、上記画素を示すデータの値を読取るための画素読取ユニット851と、上記画素値が予め設定した条件に合うか否かを判断するための画素判断ユニット852と、上記画素を示すデータに値を割り当てるための画素値割り当てユニット853とを含む。当該画素操作ユニット85は、空間データの選択ユニット81と、簡素化ユニット82と、伝送ユニット83と、要素マーキングの衝突検出及び衝突回避ユニット84と互いに協力して、各ユニットの処理タイプに応じて、画素値に対する操作により、ビュー座標に対する分析又は処理を実現する。
実際の装置において、他のタイプの処理ユニットをさらに含んでもよく、具体的処理タイプは実際の状況に応じて設定することができる。当該装置は、全てのタイプを行うユニットを自身に設置してもよく、実際の状況に応じて異なるユニットを選択して、相応的な処理を実行する。
本実施形態で開示したデータ処理装置における各ユニットの動作過程は、以下のようである。
座標変換ユニットは、予め設定したビュー制御パラメータに応じて、オリジナル空間データのオリジナル座標を、ビューウィンドウ表示ユニットがデータ構造を利用して上記ビュー制御パラメータに応じて表示するビューウィンドウでのビュー座標に変換し、ビューモードによって具体的変換過程が異なる。ビュー座標処理ユニットは、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、上記ビューウィンドウで上記ビュー座標を分析又は処理し、具体的分析処理タイプには、空間データの選択と、簡素化と、伝送と、要素マーキングの衝突検出及び衝突回避とが含まれ、具体的分析過程は、画素操作ユニットによりビュー座標を上記ビューウィンドウに表示する際に描画する必要のある画素を分析して、分析処理した後に、上記ビュー座標に対する分析又は処理結果に応じて、オリジナル空間データ処理ユニットが上記ビュー座標に対応するオリジナル座標を分析又は処理して、オリジナル空間データに対する分析処理を実現する。
本実施形態で開示したデータ処理装置の実行過程は、上記本発明の実施形態で開示した方法の例のフローに対応し、好ましい装置例であって、具体的実行過程は上記方法の例を参照できるため、ここで重複記述しない。
本発明で開示したデータ処理装置は、コンピューターに内蔵してもよく、携帯電話又はその他の、本発明を使用できる装置、若しくは他の知能装置に内蔵してもよい。また、サーバ端に設置して、クライアント端が要求したデータを送信する前に、まず、空間データを処理してもよく、空間データをクライアントに設置して実際のビューウィンドウに送信する前に、データを処理してもよく、又は、サーバ端とクライアント端との両方に同時に設置し、実際の状況に応じて、何れか一方又は両方を選択して処理する。
本明細書における各実施形態は、進行の方式で記述し、各実施形態においてメインとして説明することは、他の実施形態と異なるところであって、各実施形態の同一や類似な部分は互いに参照すればよい。実施形態で開示した装置にとっては、実施形態で開示した方法に対応するので、簡単に記述し、関連するところについては、方法に関する説明を参照すればよい。
当業者は、本明細書に開示された実施形態に記述された例示のユニット及びアルゴリズムステップを組み合わせて、電子ハードウェーア、コンピューターソフトウェアまたは両方の組合せにより実現できることを理解すべきである。ハードウェアとソフトウェアの互換性を明瞭に説明するために、上記説明において、機能に応じて各例示の構成及びステップを一般的に記述した。これらの機能を、いったい、ハードウェアで実行するかソフトウェアで実行するかについて、技術案の特定応用と設計の制約条件に依存する。当業者は、特定の応用毎に異なる方法を用いて記述した機能を実現できるが、これは本発明の範囲を超えないと理解すべきである。
本明細書に開示された実施形態に記述された方法又はアルゴリズムのステップを組み合わせて、ハードウェア、プロセッサ実行のソフトウェアモジュール、又は両方の組合せを直接に用いて実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAM、メモリ、ROM、PROM 、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、移動可能なディスク、CD−ROM、又は本分野で公知の何れかの形式の記憶媒体に設置される。
開示した実施形態に対する上記説明により、当業者は本発明を実現又は使用することができる。当業者にとって、これらの実施形態に対する様々な変更は容易であって、本明細書で定義した一般的原理は、本発明の精神又は範囲を逸脱しない限り、他の実施形態で実現できる。従って、本発明は、本明細書に示す実施形態に限定されず、本明細書で開示した原理と新規性特徴に一致する最も広い範囲に合う。
(項目1)
空間データ処理方法であって、
空間データ処理装置の座標変換ユニットが、予め設定したビュー制御パラメータに応じて、受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウのビュー座標を取得し、
前記空間データ処理装置のビュー座標処理ユニットが、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、前記ビューウィンドウで前記ビュー座標を分析又は処理し、前記ビューウィンドウでの前記ビュー座標及びこれに対応するビューデータに対する分析又は処理結果を取得し、
前記空間データ処理装置のオリジナル空間データ処理ユニットが、前記ビュー座標及びその対応するビューデータに対する分析又は処理結果に基づいて、前記ビュー座標に対応する前記オリジナル空間データを分析又は処理する、過程を含むことを特徴とする方法。
(項目2)
前記空間データ処理装置のビューウィンドウ表示ユニットが、データ構造を利用して前記ビュー制御パラメータに応じて前記ビューウィンドウを表示することを特徴とする項目1に記載の方法。
(項目3)
前記の、データ構造を利用して前記ビュー制御パラメータに応じて前記ビューウィンドウを表示する過程は、
前記ビュー制御パラメータに応じてラスタデータ構造により前記ビューウィンドウの画素を表示する過程を含み、
前記画素は、前記ビューウィンドウの平面を区分した均一なグリッドセルであり、
前記画素は、前記ラスタデータにおける基本情報記憶セルであり、
前記画素の座標位置は、前記画素が前記ビューウィンドウにおいて対応する行番号と列番号により確定されることを特徴とする項目2に記載の方法。
(項目4)
前記の、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って前記ビューウィンドウで前記ビュー座標を分析又は処理する過程は、
設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、前記オリジナル空間データを前記ビューウィンドウに表示する際に描画する必要のある画素を分析又は処理し、
前記画素に対する分析又は処理結果に応じて、前記ビュー座標を分析又は処理する、過程を含むことを特徴とする項目3に記載の方法。
(項目5)
前記の、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って前記ビューウィンドウで前記ビュー座標を分析又は処理する過程は、
設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、ビュー座標点に対応する前記ビューウィンドウの画素を分析又は処理し、
前記画素に対する分析又は処理結果に基づいて、前記ビュー座標点を分析又は処理する、過程を含むことを特徴とする項目3に記載の方法。
(項目6)
前記の、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って前記ビューウィンドウで前記ビュー座標を分析又は処理する過程は、
設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、前記ビュー座標により、前記オリジナル空間データを前記ビューウィンドウに表示する際に描画する必要のある画素を、値の割り当ての方式によりラスタライズし、
前記ビューウィンドウ上の画素を分析又は処理し、
前記画素に対する分析又は処理結果に応じて、前記ビュー座標を分析又は処理する、過程を含むことを特徴とする項目3に記載の方法。
(項目7)
前記の、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って前記ビューウィンドウで前記ビュー座標を分析又は処理する過程は、
設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、直接に前記ビュー座標に対して分析又は処理する過程を含むことを特徴とする項目3に記載の方法。
(項目8)
前記の、前記オリジナル空間データを前記ビューウィンドウに表示する際に描画する必要のある画素を分析又は処理する過程は、
前記描画する必要のある画素の画素値、即ち前記描画する必要のある画素を示すためのデータの値を読取り、
前記描画する必要のある画素の画素値が予め設定した条件に合うか否かを判断し、
前記描画する必要のある画素、即ち前記描画する必要のある画素を示すためのデータに値を割り当てる、過程を含むことを特徴とする項目4に記載の方法。
(項目9)
分析又は処理後の前記オリジナル空間データを送信する過程をさらに含むことを特徴とする項目1に記載の方法。
(項目10)
前記ビュー制御パラメータは、ビューモードとビューウィンドウの外周り矩形パラメータを含み、
前記ビューモードは、2次元モードと3次元モードとを含み、
前記ビューウィンドウの外周り矩形パラメータは、ビューウィンドウの外周り矩形の幅とビューウィンドウの外周り矩形の高さとを含むことを特徴とする項目1に記載の方法。
(項目11)
前記ビューモードが2次元モードである場合に、前記ビュー制御パラメータは、空間エンティティが前記ビューウィンドウでの中心座標点とビューでの空間エンティティの拡大率をさらに含み、
前記ビューでの空間エンティティの拡大率は、空間エンティティがビューウィンドウに表示される大きさを示すことを特徴とする項目10に記載の方法。
(項目12)
前記ビューモードが2次元モードである場合に、前記ビュー制御パラメータは、照会空間エンティティの矩形範囲とビューでの空間エンティティの拡大率とをさらに含むことを特徴とする項目10に記載の方法。
(項目13)
前記の、予め設定したビュー制御パラメータに応じて受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビュー座標を取得する過程は、
前記照会空間エンティティの矩形範囲における空間データを選択し、
前記ビューウィンドウの外周り矩形パラメータと、照会空間エンティティの矩形範囲と、ビューでの空間エンティティの拡大率とに応じて、前記オリジナル空間データのオリジナル座標を前記ビューウィンドウのビュー座標に変換する、過程を含むことを特徴とする項目12に記載の方法。
(項目14)
前記ビューモードが3次元モードである場合に、前記ビュー制御パラメータは、視点パラメータと投影パラメータとをさらに含み、
前記視点パラメータは、視点が世界座標系での位置、視点が観察するターゲット位置及びバーチャルカメラ上方向のベクトルを含み、
前記投影パラメータは、直交投影と透視投影とを含むことを特徴とする項目10に記載の方法。
(項目15)
前記の、予め設定したビュー制御パラメータに応じて受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウのビュー座標を取得する過程は、
前記視点パラメータに応じて前記オリジナル空間データのオリジナル座標を世界座標に変換し、
視点変換により、前記世界座標を、バーチャルカメラを中心とする3次元座標系での3次元座標に変換し、
投影変換により、前記3次元座標を正規化の2次元座標に変換し、
ビューポート変換により、前記正規化の2次元座標をビューウィンドウのビュー座標にマッピングする、過程を含むことを特徴とする項目14に記載の方法。
(項目16)
前記設定した処理タイプは、空間データの選択、簡素化、漸進伝送及び要素マーキングの衝突検出と衝突回避の何れか一つ又は複数の組合せを含むことを特徴とする項目1〜15の何れか一項に記載の方法。
(項目17)
前記データ構造は、アレイであり、
前記の、前記ビュー制御パラメータに応じてラスタデータ構造により前記ビューウィンドウの画素を表示する過程は、
前記アレイに応じて前記ビューウィンドウに対応するラスタデータの画素配列を示し、前記アレイにおける各セルは前記画素配列における一つの画素を示すことを特徴とする項目3〜8の何れか一項に記載の方法。
(項目18)
空間データ処理装置であって、
予め設定したビュー制御パラメータに応じて、受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウのビュー座標を取得する座標変換ユニットと、
設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、前記ビューウィンドウで前記ビュー座標を分析又は処理し、前記ビューウィンドウでの前記ビュー座標及びこれに対応するビューデータに対する分析又は処理結果を取得するビュー座標処理ユニットと、
前記ビュー座標及びその対応するビューデータに対する分析又は処理結果に基づいて、前記ビュー座標に対応するオリジナル空間データを分析又は処理するオリジナル空間データ処理ユニットと、
を含むことを特徴とする装置。
(項目19)
データ構造を利用して前記ビュー制御パラメータに応じてビューウィンドウを表示するビューウィンドウ表示ユニットをさらに含むことを特徴とする項目18に記載の装置。
(項目20)
前記ビュー座標処理ユニットは、空間データの選択ユニット、簡素化ユニット、伝送ユニット及び要素マーキングの衝突検出と衝突回避ユニットの何れか一つ又は複数の組合せを含むことを特徴とする項目19に記載の装置。
(項目21)
前記ビュー座標処理ユニットは、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、オリジナル座標点を前記ビューウィンドウに表示する際に描画する必要のある画素を分析又は処理する画素操作ユニットをさらに含むことを特徴とする項目20に記載の装置。
(項目22)
前記画素操作ユニットは、前記画素を示すデータの値を読取るための画素読取ユニットと、画素値が予め設定した条件に合うか否かを判断するための画素判断ユニットと、前記画素を示すデータに値を割り当てるための画素値割り当てユニットと、を含むことを特徴とする項目21に記載の装置。

Claims (12)

  1. 空間データ処理方法であって、
    空間データ処理装置の座標変換ユニットが、予め設定したビュー制御パラメータに応じて、受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウのビュー座標を取得し、
    前記空間データ処理装置のビュー座標処理ユニットが、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、前記ビュー座標を分析又は処理し、前記ビュー座標及びこれに対応するビューデータに対する分析又は処理結果を取得し、
    前記空間データ処理装置のオリジナル空間データ処理ユニットが、前記ビュー座標及びその対応するビューデータに対する分析又は処理結果に基づいて、前記ビュー座標に対応する前記オリジナル空間データを分析又は処理する、過程を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記の、設定した処理タイプに対応する処理方法に従って前記ビュー座標を分析又は処理する過程は、
    設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、直接に前記ビュー座標に対して分析又は処理する過程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 分析又は処理後の前記オリジナル空間データを送信する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記ビュー制御パラメータは、ビューモードとビューウィンドウの外周り矩形パラメータを含み、
    前記ビューモードは、2次元モードと3次元モードとを含み、
    前記ビューウィンドウの外周り矩形パラメータは、ビューウィンドウの外周り矩形の幅とビューウィンドウの外周り矩形の高さとを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記ビューモードが2次元モードである場合に、前記ビュー制御パラメータは、空間エンティティが前記ビューウィンドウでの中心座標点とビューでの空間エンティティの拡大率をさらに含み、
    前記ビューでの空間エンティティの拡大率は、空間エンティティがビューウィンドウに表示される大きさを示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記ビューモードが2次元モードである場合に、前記ビュー制御パラメータは、照会空間エンティティの矩形範囲とビューでの空間エンティティの拡大率とをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記の、予め設定したビュー制御パラメータに応じて受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビュー座標を取得する過程は、
    前記照会空間エンティティの矩形範囲における空間データを選択し、
    前記ビューウィンドウの外周り矩形パラメータと、照会空間エンティティの矩形範囲と、ビューでの空間エンティティの拡大率とに応じて、前記オリジナル空間データのオリジナル座標を前記ビューウィンドウのビュー座標に変換する、過程を含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記ビューモードが3次元モードである場合に、前記ビュー制御パラメータは、視点パラメータと投影パラメータとをさらに含み、
    前記視点パラメータは、視点が世界座標系での位置、視点が観察するターゲット位置及びバーチャルカメラ上方向のベクトルを含み、
    前記投影パラメータは、直交投影と透視投影とを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  9. 前記の、予め設定したビュー制御パラメータに応じて受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウのビュー座標を取得する過程は、
    前記視点パラメータに応じて前記オリジナル空間データのオリジナル座標を世界座標に変換し、
    視点変換により、前記世界座標を、バーチャルカメラを中心とする3次元座標系での3次元座標に変換し、
    投影変換により、前記3次元座標を正規化の2次元座標に変換し、
    ビューポート変換により、前記正規化の2次元座標をビューウィンドウのビュー座標にマッピングする、過程を含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記設定した処理タイプは、空間データの選択、簡素化、漸進伝送及び要素マーキングの衝突検出と衝突回避の何れか一つ又は複数の組合せを含むことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の方法。
  11. 空間データ処理装置であって、
    予め設定したビュー制御パラメータに応じて、受信したオリジナル空間データのオリジナル座標を変換してビューウィンドウのビュー座標を取得する座標変換ユニットと、
    設定した処理タイプに対応する処理方法に従って、前記ビュー座標を分析又は処理し、前記ビュー座標及びこれに対応するビューデータに対する分析又は処理結果を取得するビュー座標処理ユニットと、
    前記ビュー座標及びその対応するビューデータに対する分析又は処理結果に基づいて、前記ビュー座標に対応するオリジナル空間データを分析又は処理するオリジナル空間データ処理ユニットと、
    を含むことを特徴とする装置。
  12. 前記ビュー座標処理ユニットは、空間データの選択ユニット、簡素化ユニット、伝送ユニット及び要素マーキングの衝突検出と衝突回避ユニットの何れか一つ又は複数の組合せを含むことを特徴とする請求項11に記載の装置。
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