JP2014196887A - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒートポンプの稼働率を高めて、ヒートポンプをより有効に活用することができる貯湯式給湯装置を提供する。【解決手段】コントローラ70は、三方弁32を空調ユニット接続状態とし、四方弁46を第1送出状態とし、タンク循環ポンプ31と第2膨張弁53をOFF状態として、圧縮機41、第1膨張弁42、室外ファン45、及び室内ファン55をON状態とすることにより、室内熱交換器54により室内を暖房する暖房運転を実行する。【選択図】 図3

Description

本発明は、貯湯タンク内の湯水をヒートポンプにより加熱する貯湯式給湯装置に関する。
従来より、貯湯タンクに貯められた湯水を、ヒートポンプにより外気から汲み上げた熱によって加熱するようにした貯湯式給湯装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された貯湯式給湯装置においては、ヒートポンプは専ら貯湯タンク内の湯水の加熱に用いられている。
特許第3867547号公報
貯湯式給湯装置においては、ヒートポンプが稼動するのは貯湯タンク内の湯がなくなって(いわゆる湯切れ状態)、貯湯タンク内の水を所定温度まで沸かし上げるときのみである。そして、貯湯タンク内の水の沸かし上げは、日中に比べて電気料金が安くなる深夜時間帯に行われるのが一般的であるため、特に日中におけるヒートポンプの稼働率が低くなり、効率の良いヒートポンプの活用が不十分であった。
本発明は上記背景に鑑みてなされたものであり、ヒートポンプの稼働率を高めて、ヒートポンプをより有効に活用することができる貯湯式給湯装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、本発明の貯湯式給湯装置は、
貯湯タンクと、両端が該貯湯タンクに連通したタンク循環路とを有する貯湯ユニットと、
前記貯湯タンク内の湯水を前記タンク循環路を介して循環させるタンク循環ポンプと、冷媒が封入された冷媒循環回路と、該冷媒循環回路の途中に設けられて該冷媒循環回路を流通する冷媒を圧縮する圧縮機と、該冷媒循環回路の途中に設けられて該冷媒循環回路を流通する冷媒を膨張させる第1膨張弁と、前記冷媒循環回路の前記圧縮機と前記第1膨張弁との間に設けられて前記タンク循環路に接続され、前記冷媒循環回路を流通する冷媒と前記タンク循環路を流通する湯水との間で熱交換を行うタンク熱交換器と、室外において前記冷媒循環回路の前記圧縮機と前記第1膨張弁との間の前記タンク熱交換器が設けられていない側に設けられて、前記冷媒循環回路を流通する冷媒と外気との間で熱交換を行う室外熱交換器とを有するヒートポンプユニットと、
両端が前記冷媒循環回路の前記タンク熱交換器と前記第1膨張弁との間の異なる箇所に連通して、冷媒が封入された空調冷媒循環路と、室内において該空調冷媒循環路の途中に設けられ、該空調冷媒循環路を流通する冷媒と室内の空気との間で熱交換を行う室内熱交換器とを有する空調ユニットと、
前記冷媒循環回路と前記空調冷媒循環路間の冷媒の流通が可能であると共に、前記冷媒循環回路の前記空調冷媒循環路の両端との接続箇所間の冷媒の流通が不能である空調ユニット接続状態と、前記冷媒循環回路と前記空調冷媒循環路間の冷媒の流通が不能であると共に、前記冷媒循環回路の前記空調冷媒循環路との接続箇所間の冷媒の流通が可能である空調ユニット非接続状態とを切替える空調ユニット接続切替部と、
前記空調ユニット接続切替部を前記空調ユニット非接続状態として、前記タンク循環ポンプと前記圧縮機と前記第1膨張弁とを作動させることにより、前記タンク熱交換器によって前記貯湯タンク内の湯水を加熱する単独蓄熱運転と、前記空調ユニット接続切替部を前記空調ユニット接続状態とすると共に、前記タンク循環ポンプを停止状態とし、前記圧縮機と前記第1膨張弁を作動させて、前記室外熱交換器と前記室内熱交換器による熱交換を行なうことにより、室内を暖房する暖房運転とを実行する制御部とを備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記空調ユニットと前記空調ユニット接続切替部を備えることにより、前記圧縮機で高圧・高温とされた冷媒を前記冷媒循環回路から前記空調冷媒循環路に流通させることができる。そのため、前記制御部は、前記単独蓄熱運転を実行していないときに前記暖房運転を実行することができ、これにより、前記ヒートポンプユニットの稼働率を上げて、前記ヒートポンプユニットのヒートポンプ機能をより有効に活用することができる。
なお、本発明における貯湯ユニットとヒートポンプユニットと空調ユニットの区分けは機能的なものであり、必ずしも同一の筐体内に配置されて区分けされることを意味するものではない。例えば、前記タンク循環ポンプについて、前記圧縮機や前記冷媒循環回路が収容された筐体内に前記タンク循環ポンプが配置される実施形態の他に、前記貯湯タンクが収容された筐体内に前記タンク循環ポンプが配置される実施形態も含むものである。また、前記タンク循環ポンプの停止状態には、前記タンク循環ポンプが完全に停止した状態に維持される場合の他に、前記タンク熱交換器における湯水と冷媒との間の熱交換が実質的に行われない程度に、前記タンク循環ポンプを間欠的に作動させる場合も含まれる。
また、前記空調冷媒循環路の前記冷媒循環回路との前記タンク熱交換器側の接続部と前記室内熱交換器との間の箇所に設けられて、前記空調冷媒循環路を流通する冷媒を膨張させる第2膨張弁を備え、
前記制御部は、前記空調ユニット接続切替部を前記空調ユニット接続状態とし、前記タンク循環ポンプと前記圧縮機と前記第2膨張弁とを作動させて、前記タンク熱交換器と前記室内熱交換器による熱交換を行うことにより、前記貯湯タンク内の湯水を加熱と室内の冷房を行う蓄熱冷房運転を実行することが好ましい。
この構成によれば、前記第2膨張弁を備えて、前記制御部により前記蓄熱冷房運転を実行することにより、前記ヒートポンプユニットを利用して、前記室内熱交換器により室内の熱を汲み上げて室内を冷房すると共に、室内の熱を利用して前記貯湯タンク内の湯水を効率良く加熱することができる。
また、前記圧縮機で圧縮された冷媒を前記タンク熱交換器側に送出する第1送出状態と、前記圧縮機で圧縮された冷媒を前記室外熱交換器側に送出する第2送出状態とを切替える送出先切替部を備え、
前記制御部は、前記空調ユニット接続切替部を前記空調ユニット接続状態にすると共に、前記送出先切替部を前記第2送出状態として、前記タンク循環ポンプを停止状態とし、前記圧縮機及び前記第1膨張弁を作動させて、前記室外熱交換器と前記室内熱交換器による熱交換を行うことにより、室内を冷房する単独冷房運転を実行することが好ましい。
この構成によれば、前記送出先切替部を備えて、前記制御部により前記単独冷房運転を実行することにより、前記貯湯タンク内の湯の沸かし上げが不要なときにも、前記ヒートポンプユニットを利用して前記室内熱交換器により室内を冷房することができる。そのため、前記ヒートポンプユニットの稼働率を上げて、前記ヒートポンプユニットのヒートポンプ機能をより有効に活用することができる。
また、前記貯湯タンクに接続されて前記貯湯タンク内に貯められた湯水が供給される出湯管の途中に設けられ、該出湯管を流通する湯水を加熱する補助熱源機を備え、
前記制御部は、前記出湯管から目標給湯温度の湯を出湯する給湯運転を実行し、前記貯湯タンクから前記出湯管に供給される湯から目標給湯温度の湯を得ることができないときに、前記補助熱源機を作動させることが好ましい。
この構成によれば、前記制御部は、前記貯湯タンクが湯切れ状態であるときにも、前記補助熱源機を作動させることによって前記給湯運転を継続することができる。そのため、前記貯湯タンクが湯切れ状態であるときに、前記貯湯タンク内の湯水の沸かし上げよりも、室内の空調を優先させて、前記ヒートポンプユニットにより室内の暖房運転及び単独冷房運転を実行しつつ、前記補助熱源機を作動させて前記給湯運転を実行することができる。
貯湯式給湯装置の構成図(単独蓄熱運転実行時の作動状態の説明図)。 暖房運転時の作動状態の説明図。 蓄熱冷房運転時の作動状態の説明図。 単独冷房運転時の作動状態の説明図。
本発明の実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。図1を参照して、本実施形態の貯湯式給湯装置1は、貯湯ユニット10、ヒートポンプユニット30、空調ユニット50、及びコントローラ70を備えて構成されている。コントローラ70には、貯湯式給湯装置1を遠隔操作するためのリモコン75が接続されている。
貯湯ユニット10は、貯湯タンク11、給水管13、出湯管14、出湯管14の途中に設けられた補助熱源機20等を備えている。貯湯タンク11は内部に湯水を保温して貯める。給水管13は、一端が水道に接続され、他端が貯湯タンク11の下部に接続されて、貯湯タンク11内の下部に水を供給する。
給水管13から分岐した給水バイパス管15は、給湯混合弁16を介して出湯管14に連通しており、給湯混合弁16により、貯湯タンク11から出湯管14に供給される湯水と給水バイパス管15から出湯管14に供給される水との混合比が変更される。
出湯管14は、一端に出湯栓90(カラン等)が接続され、他端が貯湯タンク11の上部に接続されている。貯湯タンク11の上部に貯められた湯水は、出湯管14から出湯栓90に供給される。補助熱源機20をバイパスして出湯管14の上流側と下流側の出湯管14を連通する出湯バイパス管18には、出湯バイパス管18を開閉する出湯バイパス弁17が設けられている。
補助熱源機20は、出湯管14の途中に設けられた給湯熱交換器21と、バーナ22と、出湯管14を開閉する出湯開閉弁23とを備えている。バーナ22の燃焼排気により給湯熱交換器21を流通する湯水が加熱される。また、貯湯タンク11の上部と下部に接続されたタンク循環路12が設けられている。
次に、ヒートポンプユニット30は屋外に設置され、冷媒(例えば、ハイドロフルオロカーボン(HFC)等の代替フロン、二酸化炭素等)が封入された冷媒循環回路40により接続された圧縮機41、第1膨張弁42、タンク熱交換器43、室外熱交換器44、四方弁46(本発明の送出先切替部に相当する)、及び三方弁32(本発明の空調ユニット接続切替部に相当する)を備えている。
室外熱交換器44は、室外ファン45の回転により供給される空気(外気)と、冷媒循環回路40内を流通する冷媒との間で熱交換を行う。圧縮機41は冷媒を圧縮して高温・高圧とする。第1膨張弁42は、圧縮機41で加圧された冷媒の圧力を開放する。
タンク熱交換器43はタンク循環路12と接続され、タンク循環路12内を流通する湯水と冷媒循環回路40を流通する冷媒との間で熱交換を行う。タンク循環路12には、貯湯タンク11内の湯水をタンク循環路12を介して循環させるためのタンク循環ポンプ31が設けられている。
四方弁46は、四つのポートa〜dを有し、ポートb,c間とポートa,d間が連通した第1送出状態(図1の状態)と、ポートa,b間とポートc,d間が連通した第2送出状態(後述する図4の状態)とを切替える。
三方弁32は、三つのポートe,f,gを有し、ポートe,f間が連通してポートe,g及びポートf,g間が遮断された空調ユニット非接続状態(図1の状態)と、ポートe,g間が連通してポートe,f及びポートf,g間が遮断された空調ユニット接続状態(後述する図2,3,4の状態)とを切替える。
次に、空調ユニット50は、一端が三方弁32のポートgに接続されると共に、他端が冷媒循環回路40の三方弁32のポートfと第1膨張弁42との間の箇所(一端の接続箇所とは異なる箇所)に接続された空調冷媒循環路51と、室内に設置されて空調冷媒循環路51の途中に接続された室内熱交換器54と、空調冷媒循環路51の室内熱交換器54と三方弁32のポートgとの間に接続された第2膨張弁53を備えている。
室内熱交換器54は、室内ファン55の回転により供給される空気(室内の空気)と、空調冷媒循環路51を流通する冷媒との間で熱交換を行う。第2膨張弁53は、第1膨張弁42と同様に、圧縮機41で加圧された冷媒の圧力を開放する。
コントローラ70は、図示しないCPU,メモリ,各種インターフェース回路等により構成された電子回路ユニットであり、メモリに保持された貯湯式給湯装置1の制御用プログラムをCPUで実行することによって、貯湯式給湯装置1の作動を制御する機能を果す。
コントローラ70は、リモコン75による操作指示に従って、「単独蓄熱運転」、「暖房運転」、「蓄熱冷房運転」、及び「単独冷房運転」という4種類の運転を実行する。なお、このように、コントローラ70が4種類の運転を実行する構成は、本発明の制御部に相当する。以下、コントローラ70による4種類の運転の実行手順について説明する。
なお、以下でタンク循環ポンプ31をOFF状態(停止状態)にするとは、タンク循環ポンプ31を停止若しくは間欠動作状態として、タンク熱交換器43における湯水と冷媒間の熱交換が実質的に行われない状態にすることを意味する。また、膨張弁(第1膨張弁42、第2膨張弁53)をOFF状態(停止状態)にするとは、膨張弁が冷媒を膨張して低圧・低温とする機能を果さない状態にすることを意味する。
[1.単独蓄熱運転]
図1を参照して、単独蓄熱運転の実行手順について説明する。コントローラ70は、図1に示したように、四方弁46を第1送出状態として、圧縮機41により高圧・高温とされた冷媒が四方弁46のポートb,cを経由してタンク熱交換器43側に送出される状態にする。また、コントローラ70は、三方弁32を空調ユニット非接続状態として、室内ファン55と第2膨張弁53をOFF状態(停止状態)にする。
この状態で、コントローラ70は、圧縮機41、室外ファン45、第1膨張弁42、及びタンク循環ポンプ31をON状態(作動状態)とする。これにより、貯湯タンク11内の湯水がタンク循環路12を介して循環する。また、圧縮機41で高圧・高温にされた冷媒が、圧縮機41→四方弁46(ポートb→c)→タンク熱交換器43→三方弁32(ポートe→f)→第1膨張弁42→室外熱交換器44→四方弁46(ポートa→d)→圧縮機41の順で、冷媒循環回路40内を循環する。
その結果、タンク熱交換器43において、タンク循環路12を流通する湯水が冷媒循環回路40内を流通する冷媒との間の熱交換により所定の沸かし上げ温度まで加熱されて、貯湯タンク11の上部に戻される。これにより、沸かし上げ温度の湯水が、貯湯タンク11の上部から順次積層して貯められる。
なお、コントローラ70は、給水管13又は出湯管14に設けられた水量センサ(図示しない)によって、出湯栓90が開栓されたことを検知したときに、出湯栓90から目標給湯温度(リモコン75により設定される)の湯が供給されるように制御をする給湯運転を実行する。
コントローラ70は、貯湯タンク11の湯切れ(貯湯タンク11内の湯を使い切った状態)が生じていないときは、出湯バイパス弁17を開弁状態とすると共に出湯開閉弁23を閉弁状態とし、出湯栓90が開けられたときに、出湯栓90から目標給湯温度(リモコン75により設定される)の湯が供給されるように、給湯混合弁16による混合比を調節して給湯運転を実行する。
また、貯湯タンク11の湯切れが生じているときには、コントローラ70は、出湯バイパス弁17を閉弁状態とすると共に出湯開閉弁23を開弁状態とし、出湯栓90が開けられたときに、出湯栓90から目標給湯温度の湯が供給されるように、バーナ22の燃焼量を調節して給湯運転を実行する。
[2.暖房運転]
次に、図2を参照して、暖房運転の実行手順について説明する。コントローラ70は、図2に示したように、四方弁46を第1送出状態として、圧縮機41により高圧・高温とされた冷媒が四方弁46のポートb,cを経由してタンク熱交換器43側に送出される状態にする。また、コントローラ70は、三方弁32を空調ユニット接続状態として、第2膨張弁53とタンク循環ポンプ31をOFF状態(停止状態)にする。
この状態で、コントローラ70は、圧縮機41、第1膨張弁42、室外ファン45、及び室内ファン55をON状態(作動状態)とする。これにより、圧縮機41で高圧・高温とされた冷媒が、圧縮機41→四方弁46(ポートb→c)→タンク熱交換器43→三方弁32(ポートe→g)→第2膨張弁(OFF状態)→室内熱交換器54→第1膨張弁42(ON状態)→室外熱交換器44→四方弁46(ポートa→d)→圧縮機41の順で、冷媒循環回路40内を循環する。
その結果、室内熱交換器54において、室内ファン55により供給される室内の空気が室内熱交換器54を流通する冷媒により加熱されて、室内が暖房される。
[3.蓄熱冷房運転]
次に、図3を参照して、蓄熱冷房運転の実行手順について説明する。コントローラ70は、図3に示したように、四方弁46を第1送出状態として、圧縮機41により加圧された冷媒が四方弁46を経由してタンク熱交換器43側に送出される状態にする。また、コントローラ70は、三方弁32を空調ユニット接続状態として、第1膨張弁42と室外ファン45をOFF状態(停止状態)にする。
この状態で、コントローラ70は、圧縮機41、第2膨張弁53、室内ファン55、及びタンク循環ポンプ31をON状態(作動状態)とする。これにより、貯湯タンク11内の湯水がタンク循環路12を介して循環する。また、圧縮機41で高圧・高温とされた冷媒が、圧縮機41→四方弁46(ポートb→c)→タンク熱交換器43→三方弁32(ポートe→g)→第2膨張弁53(ON状態)→室内熱交換器54→第1膨張弁42(OFF状態)→室外熱交換器44(室外ファン45はOFF状態)→四方弁46(ポートa→d)→圧縮機41の順で、冷媒循環回路40及び空調冷媒循環路51内を循環する。
その結果、タンク熱交換器43において、タンク循環路12を流通する湯水が冷媒循環回路40内を流通する冷媒との間の熱交換により所定の沸かし上げ温度まで加熱されて、貯湯タンク11の上部に戻される。これにより、沸かし上げ温度の湯水が、貯湯タンク11の上部から順次積層して貯められる。
また、室内熱交換器54において、室内ファン55により吸入された室内の空気が、第2膨張弁53により降圧・低温とされた冷媒により冷却されて、室内が冷房される。この場合は、室内の熱(冷房排熱)を回収して貯湯タンク11内の湯水の沸かし上げに有効に利用することができる。
[4.単独冷房運転]
次に、図4を参照して、単独冷房運転の実行手順について説明する。コントローラ70は、図4に示したように、四方弁46を第2送出状態として、圧縮機41により高圧・高温とされた冷媒が四方弁46のポートb,aを経由して室外熱交換器44側に送出される状態にする。また、コントローラ70は、三方弁32を空調ユニット接続状態として、第2膨張弁53とタンク循環ポンプ31をOFF状態(停止状態)にする。
この状態で、コントローラ70は、圧縮機41、第1膨張弁42、室外ファン45、及び室内ファン55をON状態(作動状態)とする。これにより、圧縮機41で高圧・高温にされた冷媒が、圧縮機41→四方弁46(ポートb→a)→室外熱交換器44→第1膨張弁42(ON状態)→室内熱交換器54→第2膨張弁53(OFF状態)→三方弁32(ポートg→e)→タンク熱交換器43(タンク循環ポンプ31はOFF状態)→四方弁46(ポートc→d)→圧縮機41の順で、冷媒循環回路40及び空調冷媒循環路51内を循環する。
その結果、室内熱交換器54において、室内ファン55により吸入された室内の空気が、第1膨張弁42で降圧・低温とされた冷媒により冷却されて室内が冷房される。
なお、暖房運転及び単独冷房運転が実行されているときに、貯湯タンク11の湯切れが生じたときには、ヒートポンプユニット30により貯湯タンク11内の湯水を加熱(沸かし上げ)することができないが、この場合、コントローラ70は、上述したように、補助熱源機20を作動させて給湯運転を行なうことができる。
また、本実施形態においては、四方弁46を備えることによって、単独冷房運転を可能にしたが、単独冷房運転を実行しない場合は四方弁46は不要である。
また、本実施形態においては、第2膨張弁53を備えることによって、蓄熱冷房運転を可能にしたが、蓄熱冷房運転を実行しない場合は第2膨張弁53は不要である。
また、本実施形態においては、補助熱源機20を備えることによって、貯湯タンク11の湯切れが生じたときにも、給湯運転を継続できるようにしたが、補助熱源機20を備えない場合であっても本発明の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、本発明の空調ユニット接続切替部として三方弁32を用いたが、冷媒循環回路40と空調冷媒循環路51との接続と遮断を切替えることができる他の構成を用いてもよい。
また、本実施形態では、本発明の送出先切替部として四方弁46を用いたが、圧縮機41で高圧・高温とされた冷媒の送出方向をタンク熱交換器43側と室外熱交換器44側とに切替えることができる他の構成を用いてもよい。
1…貯湯式給湯装置、10…貯湯ユニット、11…貯湯タンク、12…タンク循環路、13…給水管、14…出湯管、20…補助熱源機、30…ヒートポンプユニット、31…タンク循環ポンプ、32…三方弁、40…冷媒循環回路、41…圧縮機、42…第1膨張弁、43…タンク熱交換器、44…室外熱交換器、46…四方弁、50…空調ユニット、51…空調冷媒循環路、53…第2膨張弁、54…室内熱交換器、70…コントローラ。

Claims (4)

  1. 貯湯タンクと、両端が該貯湯タンクに連通したタンク循環路とを有する貯湯ユニットと、
    前記貯湯タンク内の湯水を前記タンク循環路を介して循環させるタンク循環ポンプと、冷媒が封入された冷媒循環回路と、該冷媒循環回路の途中に設けられて該冷媒循環回路を流通する冷媒を圧縮する圧縮機と、該冷媒循環回路の途中に設けられて該冷媒循環回路を流通する冷媒を膨張させる第1膨張弁と、前記冷媒循環回路の前記圧縮機と前記第1膨張弁との間に設けられて前記タンク循環路に接続され、前記冷媒循環回路を流通する冷媒と前記タンク循環路を流通する湯水との間で熱交換を行うタンク熱交換器と、室外において前記冷媒循環回路の前記圧縮機と前記第1膨張弁との間の前記タンク熱交換器が設けられていない側に設けられて、前記冷媒循環回路を流通する冷媒と外気との間で熱交換を行う室外熱交換器とを有するヒートポンプユニットと、
    両端が前記冷媒循環回路の前記タンク熱交換器と前記第1膨張弁との間の異なる箇所に連通して、冷媒が封入された空調冷媒循環路と、室内において該空調冷媒循環路の途中に設けられ、該空調冷媒循環路を流通する冷媒と室内の空気との間で熱交換を行う室内熱交換器とを有する空調ユニットと、
    前記冷媒循環回路と前記空調冷媒循環路間の冷媒の流通が可能であると共に、前記冷媒循環回路の前記空調冷媒循環路の両端との接続箇所間の冷媒の流通が不能である空調ユニット接続状態と、前記冷媒循環回路と前記空調冷媒循環路間の冷媒の流通が不能であると共に、前記冷媒循環回路の前記空調冷媒循環路との接続箇所間の冷媒の流通が可能である空調ユニット非接続状態とを切替える空調ユニット接続切替部と、
    前記空調ユニット接続切替部を前記空調ユニット非接続状態として、前記タンク循環ポンプと前記圧縮機と前記第1膨張弁とを作動させることにより、前記タンク熱交換器によって前記貯湯タンク内の湯水を加熱する単独蓄熱運転と、前記空調ユニット接続切替部を前記空調ユニット接続状態とすると共に、前記タンク循環ポンプを停止状態とし、前記圧縮機と前記第1膨張弁を作動させて、前記室外熱交換器と前記室内熱交換器による熱交換を行なうことにより、室内を暖房する暖房運転とを実行する制御部と
    を備えたことを特徴とする貯湯式給湯装置。
  2. 請求項1に記載の貯湯式給湯装置において、
    前記空調冷媒循環路の前記冷媒循環回路との前記タンク熱交換器側の接続部と前記室内熱交換器との間の箇所に設けられて、前記空調冷媒循環路を流通する冷媒を膨張させる第2膨張弁を備え、
    前記制御部は、前記空調ユニット接続切替部を前記空調ユニット接続状態とし、前記タンク循環ポンプと前記圧縮機と前記第2膨張弁とを作動させて、前記タンク熱交換器と前記室内熱交換器による熱交換を行うことにより、前記貯湯タンク内の湯水を加熱と室内の冷房を行う蓄熱冷房運転を実行することを特徴とする貯湯式給湯装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の貯湯式給湯装置において、
    前記圧縮機で圧縮された冷媒を前記タンク熱交換器側に送出する第1送出状態と、前記圧縮機で圧縮された冷媒を前記室外熱交換器側に送出する第2送出状態とを切替える送出先切替部を備え、
    前記制御部は、前記空調ユニット接続切替部を前記空調ユニット接続状態にすると共に、前記送出先切替部を前記第2送出状態として、前記タンク循環ポンプを停止状態とし、前記圧縮機及び前記第1膨張弁を作動させて、前記室外熱交換器と前記室内熱交換器による熱交換を行うことにより、室内を冷房する単独冷房運転を実行することを特徴とする貯湯式給湯装置。
  4. 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の貯湯式給湯装置において、
    前記貯湯タンクに接続されて前記貯湯タンク内に貯められた湯水が供給される出湯管の途中に設けられ、該出湯管を流通する湯水を加熱する補助熱源機を備え、
    前記制御部は、前記出湯管から目標給湯温度の湯を出湯する給湯運転を実行し、前記貯湯タンクから前記出湯管に供給される湯から目標給湯温度の湯を得ることができないときに、前記補助熱源機を作動させることを特徴とする貯湯式給湯装置。
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