JP2014194702A - 請求入金マッチング装置、請求入金マッチング方法及び請求入金マッチングプログラム - Google Patents

請求入金マッチング装置、請求入金マッチング方法及び請求入金マッチングプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】入金元の支払いの特徴を反映させたうえで、1つの入金に対応する1又は複数の取引の組合せを複数表示する。
【解決手段】
本発明の請求入金マッチング装置は、反復する同種の債権を請求単位に集計し組合せ単位を作成し、それ以外の債権については個々の債権からなる組合せ単位を作成し、支払期日の前後関係と、反復する同種の債権であるか否かに応じて定義される組合せ単位の区分の優先順位が高い順に、作成した組合せ単位の一部を抽出し、抽出した組合せ単位のうちから所定の数を選択した組合せの合計金額を入金金額と突合し、金額が一致した組合せに含まれる債権の金額を表示する処理を繰り返す。
【選択図】図3

Description

本発明は、請求入金マッチング装置、請求入金マッチング方法及び請求入金マッチングプログラムに関する。
企業は、顧客に対して商品及び役務を提供した後、顧客に対して請求書を発行する。顧客は、請求書の内容を確認し、企業が指定した支払期日までに、企業が指定した銀行口座あて入金する。企業は、請求書のリストのなかから、入金された取引を特定する作業を行う。そして、企業は、入金された取引については領収書を発行し、そうでない取引については入金を催促する等の次の工程の作業に進む。当該特定する作業は、一般には突合作業、照合作業等と呼ばれる。当該作業を効率的に行うための既存技術が多く存在する。
特許文献1に記載の入金照合プログラムは、コンピュータに対し、入金予定データと、実入金データとを相互照合する処理を実行させる。そして、入金照合プログラムは、それぞれのデータの複数の項目のうち、照合(突合)する項目と照合しない項目をパターン化し、そのパターンを優先順位に関連付けて記憶させている。さらに、入金照合プログラムは、優先順位に従って、特定の項目についてのみ照合処理を実行させる。
特開2011−118544号公報(請求項1)
実際には、請求書及び入金は、単純な1対1の対応関係を有していない。実際の突合作業等において、銀行振込手数料を節約する、等の理由から、企業は、複数の請求書の取引を1度にまとめて支払う(銀行口座に入金する)ことが多い。そこで、1度の入金に対して、多くの取引候補のうち、どの複数の候補の組合せが、1つの入金に対応するかを、正確かつ迅速に決定することが重要になってくる。
支払いを行なうべき多くの取引候補のうち、どの候補から順番に、どれだけの候補をまとめて支払うかについては、顧客ごとに特徴が存在する。なぜならば、顧客においては、請求書の内容確認及び支払いを複数の部署が分担して行うためである。突合作業を行う企業の担当者は、この特徴を、経験に基づいて判断することにより、入金予定データ及び実入金データの突合を迅速かつ正確に完成させることに努める。
しかしながら、特許文献1の技術は、「取引先」及び「取引金額」を必須項目とし、「入金日」及び「入金方法」のそれぞれをチェックするか否かのパターンを定めているに過ぎない。さらに、特許文献1の技術は、突合条件の数だけ「IF構文」を設定する構成になっていることに起因して、突合結果を1つしか表示しない。つまり、特許文献1の技術は、顧客ごとの微妙な特徴を反映できるような検索方法を提供せず、特許文献1の技術だけでは、実際に突合する入金予定データを取得するには、熟練者であっても相当量の試行錯誤を必要とする。さらに、複数の突合結果のうちから真に顧客の意図に合致していると思われる請求の組合せをユーザが最終決定することができない。
そこで、本発明は、入金元の支払いの特徴を反映させたうえで、1つの入金に対応する1又は複数の債権を複数表示することを目的とする。
本発明の請求入金マッチング装置は、反復する同種の債権を請求単位に集計し組合せ単位を作成し、それ以外の債権については個々の債権からなる組合せ単位を作成し、支払期日の前後関係と、反復する同種の債権であるか否かに応じて定義される組合せ単位の区分の優先順位が高い順に、作成した組合せ単位の一部を抽出し、抽出した組合せ単位のうちから所定の数を選択した組合せの合計金額を入金金額と突合し、金額が一致した組合せに含まれる債権の金額を表示する処理を繰り返すことを特徴とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、入金元の支払いの特徴を反映させたうえで、1つの入金に対応する1又は複数の債権を複数表示することが可能になる。
本実施形態の請求書の一例を示す図である。 本実施形態の請求入金マッチング装置の構成図である。 本実施形態の処理の流れを概説する図である。 本実施形態の債権請求情報の一例を示す図である。 (a)は、本実施形態の入金情報の一例を示す図であり、(b)は、本実施形態の組合せ単位区分情報の一例を示す図である。 本実施形態の組合せ単位作成方法情報の一例を示す図である。 本実施形態の組合せ単位情報の一例を示す図である。 本実施形態の組合せ単位作成方法の一例を示す図である。 本実施形態の組合せ単位作成方法の一例を示す図である。 本実施形態の組合せ単位作成方法の一例を示す図である。 本実施形態の組合せ単位作成方法の一例を示す図である。 本実施形態の組合せ単位作成方法の一例を示す図である。 本実施形態の組合せ単位作成方法の一例を示す図である。 本実施形態の組合せ単位作成方法の一例を示す図である。 本実施形態の処理手順のフローチャートの一例を示す図である。 本実施形態の検索条件入力画面の一例を示す図である。 本実施形態のステップS206の処理を説明する図面である。 本実施形態のステップS207の処理を説明する図面である。 本実施形態のステップS209の処理を説明する図面である。 本実施形態の検索結果出力画面の一例を示す図である。
以降、本発明を実施するための形態(「本実施形態」という)を、図等を参照しながら詳細に説明する。
(債権と請求との関係及び顧客の支払い習慣等)
図1に沿って請求書を説明する。請求書1には、請求日1a、請求ID1b、請求先名1c、請求者名1d、請求明細1i〜1l、請求金額1m、支払期日1n及び支払口座番号1oが記載されている。請求日1aは、請求書1が発行された年月日である。請求ID1bは、請求書1を一意に特定する識別子である。請求先名1cは、商品又は役務の提供を受けた者(顧客)の名称である。請求者名1dは、商品又は役務の提供を行った者の名称である。請求明細1i〜1lは、項番欄1e、摘要欄1f、照会番号欄1g及び金額欄1hから構成される。債権明細の個々のレコードは、個々の取引によって発生した売掛金に対応する。この売掛金を本実施形態では「債権」と呼ぶ。つまり、1又は複数の債権が、1つの請求書1に対応している。
項番欄1eには、個々の債権の、請求書1上の記載順序が記載される。摘要欄1fには、個々の債権の、債権発生原因が記載される。照会番号欄1gには、個々の債権を一意に特定する債権IDが記載されている。金額欄1hには、個々の債権の金額が記載されている。請求金額1mは、個々の債権の金額の合計金額である。支払期日1nは、請求金額が銀行口座に振り込まれるべき期日である。支払口座番号1oは、請求金額が振り込まれるべき銀行口座に関する情報である。
企業は、通常、ある顧客ごとに、1又は複数の債権をまとめて請求書1としてその顧客に請求する。企業は、ある期間に発生したすべての債権を1つの請求項1にまとめることもある。また、ある期間に発生した複数の債権を、債権の発生原因等に応じて複数の請求書に分けて請求することもある。
顧客は、通常、ある商品又は役務の提供を行った企業ごとに、指定された銀行口座に対して支払う。しかしながら、ある1つの請求書1に記載された請求金額1mを、1度の入金として支払う場合もあり、そうでない場合もある。顧客独自の支払いのルールとして、例えば以下が想定される。本発明は、以下のようなルールを利用して、照合処理の効率化を図る。
(ルール1)請求書の単位を無視して、個々の取引ごとに支払う。稀な例であるが、取引の発生が散発的になると一般化する。なお、取引とは、企業から見れば「債権」である(以下同様)。
(ルール2)取引の単位を無視して、請求書ごとに支払う。決裁権者が少ない小規模顧客に多く見られる。
(ルール3)同種同額の支払いが毎月発生することが予定されている取引(「継続」取引と呼ぶ)は、請求書ごとに支払う。
(ルール4)さらに、複数の継続取引についての複数の請求が同じタイミングであった場合は、複数の請求書についてまとめて1度で支払う。
(ルール5)継続取引以外の取引(「スポット」取引と呼ぶ)については、個々に金額の妥当性等を確認した後に、取引ごとに支払う。
(ルール6)特に重要な取引については、支払先の企業に連絡した上で支払う。
(ルール7)支払い予算が制約されている場合、同種の「継続」取引又は「スポット」取引のうち、支払期日が現時点に最も近い取引を後回しにして、過去に未払いがある取引を先に支払う。
(ルール8)支払い予算が制約されている場合、同種の「継続」取引又は「スポット」取引のうち、過去に未払いがある取引を後回しにして、支払期日が現時点に最も近い取引を先に支払う。
(ルール9)支払い予算が制約されている場合、支払期日が現時点に最も近い取引を後回しにして、支払期日が先である取引を先に支払う。
(ルール10)支払い予算が制約されている場合、支払期日が先である取引を後回しにして、支払期日が現時点に最も近い取引を先に支払う。
なお、請求入金マッチング装置2は、ルール1〜ルール6に対応して、組合せ単位作成方法情報34(図6)を備え、ルール7〜ルール10に対応して、組合せ単位区分情報33(図5(b))を備えているといえる。
前記ルールのうち、ルール1〜ルール6は、支払いを誰がどのように決裁するかという、顧客の組織上の習慣(特徴)を反映している。ルール7〜ルール10は、予算が限られている場合の、顧客の支払い順序上の習慣を反映している。
図2に沿って、請求入金マッチング装置の構成を説明する。請求入金マッチング装置2は、一般的なコンピュータである。請求入金マッチング装置2は、中央制御装置11、例えばマウス、キーボードのような入力装置12、例えばディスプレイのような出力装置13、主記憶装置14、補助記憶装置15及び通信装置16を有している。これらの各装置は、バスによって相互に接続されている。請求入金マッチング装置2は、ネットワーク4を介して、端末装置3と接続されている。補助記憶装置15は、債権請求情報31、入金情報32、組合せ単位区分情報33、組合せ単位作成方法情報34及び組合せ単位情報35を格納している(いずれも詳細後記)。主記憶装置14内に記載されている組合せ単位作成部21及び組合せ単位突合部22は、プログラムである。本実施形態において、「○○部は」というように主体を記した場合は、中央制御装置11が、そのプログラムを補助記憶装置15から主記憶装置14にロードしたうえで、そのプログラムの機能(詳細後記)を実現するのとする。
端末装置3もまた同様に、相互にバスで接続された、中央制御装置、入力装置、出力装置、主記憶装置、補助記憶装置及び通信装置(図示せず)を有している。
図3に沿って、発明内容の理解を容易にするために、本実施形態の処理の流れの概要を説明する(詳細については後記する)。
(P1)組合せ単位作成部21は、複数の債権を取得する。
(P2)組合せ単位作成部21は、1又は複数の債権を集計し、「組合せ単位」を作成する。この際に、どのような条件で集計するかについては後記する。1つの債権が1つの組合せ単位となる場合もあり得る。
(P3)組合せ単位作成部21は、組合せ単位に集計されている債権の内容に応じて、処理を行う順序を特定する。例えば、他の組合せ単位を残し、まず処理するべき「1回目」の組合せ単位を特定する。
(P4)組合せ単位作成部21は、例えば入金金額を超過する金額を有する組合せ単位等、組合せ単位として明らかに不適であるものを除外する。詳細は、図17を用いて後記する。
(P5)組合せ単位作成部21は、組合せ単位の候補のうちから、入金金額と合計を突合するべき候補の数の初期値を決定する。一般的に「」は、n個の要素のうちからm個の組合せを選択する場合の数(m個の順列は無視する)を示す。組合せ単位作成部21が決定するのは、この「m」の初期値である。詳細は、図18を用いて後記する。
(P6)組合せ単位作成部21は、合計すべき組合せ単位の組合せを「」個だけ決定する。
(P7)組合せ単位作成部21は、nとmとの大小関係に基づいて(詳細後記)、合計方法を決定する。例えば、10個の組合せ単位の候補から、9個の組合せ単位の組合せについて金額を合計する場合(n=10、m=9)、9個の組合せ単位について金額を順次加算するよりは、10個の組合せ単位の金額の合計額から1個の組合せ単位の金額を減算する方が処理を高速化できる。逆に、10個の組合せ単位の候補から、2個の組合せ単位の組合せについて金額を合計する場合(n=10、m=2)、単純に2個の組合せ単位について金額を順次加算する方が処理を高速化できる。詳細は、図19を用いて後記する。
(P8)組合せ単位作成部21は、決定した組合せ単位の組合せについて、金額を合計する。
(P9)組合せ単位突合部22は、組合せ単位の組合せの合計金額と入金金額を突合する。
(債権請求情報)
図4に沿って、債権請求情報31を説明する。債権請求情報31においては、債権ID欄101に記憶された債権IDに関連付けて、債権発生日欄102には債権発生日が、金額欄103には債権金額が、請求先欄104には請求先が、債権発生原因欄105には債権発生原因が、継続性欄106には継続性フラグが、入金欄107には入金フラグが、請求ID欄108には請求IDが、請求日欄109には請求日が、支払期日欄110には支払期日が、請求金額欄111には請求金額が記憶されている。
債権ID欄101の債権IDは、前記したように債権を一意に特定する識別子である。
債権発生日欄102の債権発生日は、債権が発生した年月日であり、通常は、商品又は役務の引渡(提供)があった年月日である。
金額欄103の債権金額は、債権の金額である。
請求先欄104の請求先は、顧客の名称である。
債権発生原因欄105の債権発生原因は、債権が発生する原因となった取引を説明する文言であり、請求書1(図1)の摘要欄1fの文言と同じである。
継続性欄106の継続性フラグ(「継続性情報」に相当する)は、同種の取引が反復的に行われることを示す「継続」又はそれ以外であることを示す「スポット」のうちのいずれかである。なお、「継続」債権には、同種かつ同額の債権だけではなく、債権金額自体は毎回変動するものの、提供される商品又は役務1単位あたりの金額が固定されている同種の債権(例えば電力料金)が含まれるものとする。
入金欄107の入金フラグは、入金が終了したことを示す「済」又はそれ以外であることを示す「未」(初期値)のうちのいずれかである。
請求ID欄108の請求IDは、前記したように、請求(請求書)を一意に特定する識別子である。
請求日欄109の請求日は、前記したように、請求書1が発行された年月日である。
支払期日欄110の支払期日は、前記したように、請求金額が銀行口座に振り込まれるべき期日を示す年月日である。
請求金額欄111の請求金額は、前記したように、1つの請求書1に記載されている個々の債権の金額の合計金額である。
債権請求情報31の1つのレコードは、請求書1(図1)の請求明細1i〜1lの1つのレコード(行)に対応している。図4の1〜4行目に注目すると、請求ID欄108、請求日欄109、支払期日欄110及び請求金額欄111には、それぞれ同じ値が記憶されていることが分かる。このことは、1〜4行目の債権「C0001」、「C0002」、「C0003」及び「C0004」は、1つの請求書「F0001」によってまとめて請求されていることを示している。
(入金情報)
図5(a)に沿って、入金情報32を説明する。入金情報32においては、入金ID欄121に記憶された入金IDに関連付けて、入金日欄122には入金日が、入金金額欄123には入金金額が、入金元欄124には入金元が記憶されている。
入金ID欄121の入金IDは、請求書1を発行した企業の銀行口座に対して請求先である顧客から資金が入金される事象(単に「入金」とも呼ぶ)を一意に特定する識別子である。
入金日欄122の入金日は、入金があった年月日である。
入金金額欄123の入金金額は、入金された資金の金額である。入金金額は、必ずしも1つの債権金額又は1つの請求金額に対応しているわけではない。
入金元欄124の入金元は、顧客の名称である。
(組合せ単位区分情報)
図5(b)に沿って、組合せ単位区分情報33を説明する。組合せ単位区分情報33においては、区分ID欄131に記憶された区分IDに関連付けて、支払月欄132には支払月が、継続性欄133には継続性フラグが、分割払欄134には分割払フラグが、新規発生欄135には新規発生フラグが記憶されている。
区分ID欄131の区分IDは、区分を一意に特定する識別子である。区分とは、直ちに後記する、支払月、継続性フラグ、分割払フラグ及び新規発生フラグの組合せである。
支払期日欄132の支払月は、支払期日が属する月であり、現在の月である「当月」、現在の月より前の月である「過去月」及び現在の月より後の月である「将来月」のうちのいずれかである。
継続性欄133の継続性フラグは、図4の継続性フラグと同じである。
分割払欄134の分割払フラグは、1つの取引を複数の回数に分けて支払うことが合意された結果、複数の債権となっていることを示す「分割」、又はそれ以外であることを示す「非分割」のいずれかである。例えば、金額の大きな単発的な1つの取引を想定する。当該取引に係る支払いは、「分割払」とされることが多い。このように分割された複数の債権は、取引の性質上は、「スポット」に属するものである。しかしながら、分割された最初の債権が支払われると、次回以降の債権については、特に個別の判断をすることなく、自動的に支払われることが多い。その意味で、分割払フラグ「分割」が立っている「スポット」債権は、入金条件の観点からは、むしろ「継続」債権に近い。なお、「*」は、『「分割」、「非分割」のいずれでもよい』ことを示している。
新規発生欄135の新規発生フラグは、同種の取引が過去に存在しないことを示す「新規」又は存在することを示す「従来」のうちのいずれかである。なお、「*」は、『「従来」、「新規」のいずれでもよい』ことを示している。
図5(b)の例えば2及び3行目のレコードに注目する。いま、ユーザが設定した区分の優先順位が「K02→K03」であったとする。このことは、同種の取引が過去に存在する「継続」債権のうちでは、その債権が「分割」された債権であるか否かにかかわらず、支払期日が「過去月」であるものよりも、「当月」であるものを先に支払う習慣を顧客が有していることを示す(詳細後記)。
さらに、図5(b)の例えば5及び6行目のレコードに注目する。いま、ユーザが設定した区分の優先順位が「K05→K06」であったとする。このことは、当月に支払期限が到来する「スポット」債権のうちでは、同種の取引が過去に存在するか否かにかかわらず、「非分割」の債権よりも、「分割」された債権を先に支払う習慣を顧客が有していることを示す(詳細後記)。
(組合せ単位作成方法情報)
図6に沿って、組合せ単位作成方法情報34を説明する。組合せ単位作成方法情報34においては、作成方法ID欄141に記憶された作成方法IDに関連付けて、「スポット」債権の扱い欄142には「スポット」債権についての組合せ単位作成方法が、「継続」債権の扱い欄143には「継続」債権についての組合せ単位作成方法が記憶されている。
作成方法ID欄141の作成方法IDは、組合せ単位作成方法を一意に特定する識別子である。組合せ単位作成方法とは「継続」債権についての組合せ単位作成方法及び「スポット」債権についての組合せ単位作成方法の対(ペア)である。
「スポット」債権の扱い欄142の「スポット」債権についての組合せ単位作成方法は、個々の「スポット」債権を組合せ単位に集計するに際しどのような方法が適用されるかを示す。
「継続」債権の扱い欄143の「継続」債権についての組合せ単位作成方法は、個々の「継続」債権を組合せ単位に集計するに際しどのような方法が適用されるかを示す。
「スポット」債権についての組合せ単位作成方法と、「継続」債権についての組合せ単位作成方法とが同じであるレコードが存在する(図6の1、2、5及び6行目)。例えば、図6の1行目のレコードにおいては、「スポット」債権の扱い欄142及び「継続」債権の扱い欄143が1つの欄になっている。このことは、仮に欄を分離しても、両方の欄に全く同じ文言が記憶されることを意味する。「スポット」債権についての組合せ単位作成方法又は「継続」債権についての組合せ単位作成方法のいずれかが存在しないわけではない。
説明の都合上、図7を後回しにして、図8〜図14を先に説明する。図8〜図14に記載のM01〜M07は、図6のM01〜M07とそれぞれ対応している。いま、請求書1が3枚存在し、それぞれの請求書には、2つの「継続」債権及び2つの「スポット」債権についての請求明細が記載されているとする。そして、これら3つの請求書1は、同じ請求先「A社」に対して発行されたものであり、支払期日はいずれの請求書についても「○年3月」であるとする(例えば図8参照)。
図8に注目すると、組合せ単位作成部21は、個々の債権を集計することなく、1つの債権のみを含む組合せ単位を債権の数(12個)だけ作成している。このとき、組合せ単位作成部21は、請求書ごとのまとまりを考慮することはない。組合せ単位作成部21は、債権の継続性フラグが「スポット」であるか、それとも「継続」であるかを区別していない。このことを、組合せ単位作成方法情報34(図6)の1行目のレコードは示している。
図9に注目すると、組合せ単位作成部21は、ユーザが指定した債権については、すべての債権を集計し、1つの組合せ単位としている。このとき、組合せ単位作成部21は、請求書ごとのまとまりを無視している。なお、「指定された債権」とは、前記の「ルール6」で説明したように、顧客がその入金を予め連絡してきた債権である。一方、組合せ単位作成部21は、ユーザが指定した債権以外の債権については、集計することなく、1つの債権のみを含む組合せ単位を債権の数だけ作成している。組合せ単位作成部21は、債権の継続性フラグが「スポット」であるか、それとも「継続」であるかを区別していない。このことを、組合せ単位作成方法情報34(図6)の2行目のレコードは示している。
図10に注目すると、組合せ単位作成部21は、債権の継続性フラグが「スポット」であるかそれとも「継続」であるかを区別している。そのうえで、組合せ単位作成部21は、「スポット」債権については、債権を集計することなく、1つの債権のみを含む組合せ単位を債権の数(6個)だけ作成している。一方、「継続」債権については、すべてを集計して1つの組合せ単位としている。このことを、組合せ単位作成方法情報34(図6)の3行目のレコードは示している。
図11に注目すると、組合せ単位作成部21は、債権の継続性フラグが「スポット」であるかそれとも「継続」であるかを区別している。そのうえで、組合せ単位作成部21は、「スポット」債権については、債権を集計することなく、1つの債権のみを含む組合せ単位を債権の数(6個)だけ作成している。一方、「継続」債権については、請求書ごとに債権を集計し、2つの債権を含む組合せ単位を請求書の数(3個)だけ作成している。このことを、組合せ単位作成方法情報34(図6)の4行目のレコードは示している。
図12に注目すると、組合せ単位作成部21は、個々の債権を請求書ごとに組合せ単位に集計し、4つの債権を含む組合せ単位を請求書の数(3個)だけ作成している。組合せ単位作成部21は、債権の継続性フラグが「スポット」であるか、それとも「継続」であるかを区別していない。このことを、組合せ単位作成方法情報34(図6)の5行目のレコードは示している。
図13に注目すると、組合せ単位作成部21は、ユーザが指定した債権については、すべての債権を集計し、1つの組合せ単位としている。このとき、組合せ単位作成部21は、請求書ごとのまとまりを無視している。一方、組合せ単位作成部21は、ユーザが指定した債権以外の債権については、請求書ごとに債権を集計し、3つの債権を含む組合せ単位を請求書の数(3個)だけ作成している。組合せ単位作成部21は、債権の継続性フラグが「スポット」であるか、それとも「継続」であるかを区別していない。このことを、組合せ単位作成方法情報34(図6)の6行目のレコードは示している。
図14に注目すると、組合せ単位作成部21は、債権の継続性フラグが「スポット」であるか、それとも「継続」であるかを区別している。そのうえで、組合せ単位作成部21は、「スポット」債権については、請求書ごとに集計し、2つの債権を含む組合せ単位を請求書の数(3個)だけ作成している。一方、「継続」債権については、すべてを集計して1つの組合せ単位としている。このことを、組合せ単位作成方法情報34(図6)の7行目のレコードは示している。
顧客の習慣が「ルール1」である場合、組合せ単位の作成方法は、「M01」(図8)であることが望ましい。
顧客の習慣が「ルール2」である場合、組合せ単位の作成方法は、「M05」(図12)であることが望ましい。
顧客の習慣が「ルール3」である場合、組合せ単位の作成方法は、「M04」(図11)であることが望ましい。
顧客の習慣が「ルール4」である場合、組合せ単位の作成方法は、「M03」(図10)であることが望ましい。
顧客の習慣が「ルール5」である場合、組合せ単位の作成方法は、「M03」(図10)又は「M04」(図11)であることが望ましい。
顧客の習慣が「ルール6」である場合、組合せ単位の作成方法は、「M02」(図9)又は「M06」(図13)であることが望ましい。
(組合せ単位情報)
図7に戻って、組合せ単位情報35を説明する。組合せ単位情報35においては、単位ID欄151に記憶された単位IDに関連付けて、被集計債権欄152には被集計債権が、金額欄153には金額が、入金元欄154には入金元が、作成方法ID欄155には作成方法IDが、区分ID欄156には区分IDが記憶されている。
単位ID欄151の単位IDは、組合せ単位を一意に特定する識別子である。前記のように、組合せ単位は、1又は複数の債権を集計したものである。
被集計債権欄152の被集計債権は、組合せ単位として集計された個々の債権の債権IDである。
金額欄153の金額は、組合せ単位の金額、すなわち集計された1又は複数の債権の債権金額の合計である。
入金元欄154の入金元は、図4の請求先と同じである。
作成方法ID欄155の作成方法IDは、図6の作成方法IDと同じである。
区分ID欄156の区分IDは、図5(b)の区分IDと同じである。
因みに、組合せ単位作成部21が、債権請求情報31(図4)の1〜12行目の債権について、組合せ単位作成方法「M03」(図6の3行目及び図10参照)によって組合せ単位を作成した結果が、図7の1〜7行目のレコードである。図7の1つのレコードは、1つの組合せ単位に対応している。1、2、4〜7行目に注目すると、組合せ単位作成部21は、「スポット」債権について、個々の債権を、集計せずにそのまま個別の組合せ単位としていることがわかる。さらに、3行目に注目すると、組合せ単位作成部21は、「継続」債権について、支払期日が「3月」である請求に含まれる債権をすべて集計して、1つの組合せ単位を作成していることがわかる。
(処理手順)
図15に沿って、処理手順を説明する。そして、図15の説明の途中において、必要に応じ、図16〜図20を参照する。
ステップS201において、組合せ単位作成部21は、検索条件入力画面41(図16)を表示する。具体的には、組合せ単位作成部21は、ユーザが、入力装置12(又は端末装置3の出力装置。以下同様。)を介して処理開始の指示を入力するのを受け付けると、出力装置13に、検索条件入力画面41を表示する。検索条件入力画面41は、入金情報欄42、債権請求情報欄43、組合せ単位の作成方法欄44、組合せ単位の区分欄45及び「実行」ボタン46を有する。
ステップS202において、組合せ単位作成部21は、検索条件の入力を受け付ける。具体的には、組合せ単位作成部21は、第1に、ユーザが、入金元、入金日及び入金金額を、入金情報欄42の、それぞれ入金元欄42a、入金日欄42b及び入金金額欄42cに対し、入力装置12を介して入力するのを受け付ける。金額及び日付は、いくらからいくらまで、又は、いつからいつまでというように、範囲で入力することができる。
組合せ単位作成部21は、第2に、ユーザが、請求日、支払期日及び組合せ単位数上限(詳細後記)を、債権請求情報欄43の、それぞれ請求日欄43b、支払期日欄43c及び組合せ単位数上限欄43dに対し入力するのを受け付ける。組合せ単位作成部21は、ユーザが入金元欄42aに入力した入金元を、そのままユーザが請求先としても請求先欄43aに入力したものとみなす。そして、入力された請求先(=入金元)を初期値として請求先欄43aに表示する。親会社又は支払業務のアウトソース先等が、請求先に替わって入金する場合もある。この場合、ユーザは、当該表示された入金元(=請求先)を他のものに修正することも可能である。
組合せ単位作成部21は、第3に、ユーザが、組合せ単位の作成方法の優先順位を、組合せ単位の作成方法欄44の、組合せ単位の作成方法入力窓44aに入力するのを受け付ける。このとき、「説明」ボタン44bが押下されると、組合せ単位作成部21は、別ウインドウ44cに、組合せ単位作成方法情報34(図6)を表示し、ユーザの理解を援ける。
組合せ単位作成部21は、第4に、ユーザが、組合せ単位の区分の優先順位を、組合せ単位の区分欄45の、組合せ単位の区分入力窓45aに入力するのを受け付ける。このとき、「説明」ボタン45bが押下されると、組合せ単位作成部21は、別ウインドウ45cに、組合せ単位区分情報33(図5(b))を表示し、ユーザの理解を援ける。
組合せ単位作成部21は、第5に、ユーザが、「実行」ボタン46を押下するのを受け付ける。
ステップS203において、組合せ単位作成部21は、入金情報を特定する。具体的には、組合せ単位作成部21は、第1に、ステップS202の「第1」において受け付けた情報を検索キーとして、入金情報32(図5(a))を検索し、該当するすべてのレコードを取得する。
組合せ単位作成部21は、第2に、ステップS203の「第1」において取得したすべてのレコードを出力装置13に表示し、ユーザがそのうちの1つを選択するのを受け付ける。請求入金マッチング装置2は、以降、当該選択されたレコードの入金金額に一致する組合せ単位の組合せを検索することになる。当該選択されたレコードを、以降、「検索対象入金レコード」と呼ぶことがある。
ステップS204において、組合せ単位作成部21は、組合せ単位を作成する。具体的には、組合せ単位作成部21は、第1に、ステップS202の「第3」において受け付けた組合せ単位の作成方法の優先順位のうち、1番目の作成方法IDを取得する。いま、受け付けた組合せ単位の作成方法の優先順位が「M03→M02→M01→・・・」であったとする。この場合、「M03」が取得されることになる。
組合せ単位作成部21は、第2に、ステップS204の「第1」において取得した作成方法IDを検索キーとして、組合せ単位作成方法情報34(図6)を検索し、「スポット」債権についての組合せ単位作成方法、及び、「継続」債権についての組合せ単位作成方法を取得する。
組合せ単位作成部21は、第3に、ステップS202の「第2」において受け付けた情報のうち、請求先、請求日及び支払期日を検索キーとして、債権請求情報31(図4)を検索し、該当するすべてのレコードを取得する。該当するレコードの数が、組合せ単位数上限(図16の欄43d)を超過する場合、組合せ単位作成部21は、出力装置13に対して、メッセージを表示する。当該メッセージは、例えば『処理に時間がかかりそうです。作業を継続する場合は、キーボードの「Y」を押下してください。作業を中断する場合は「N」を押下して下さい』である。そして、組合せ単位作成部21は、ユーザが「Y」を入力するのを受け付けた場合は、そのまま以下の処理に進み、「N」を入力するのを受け付けた場合は、処理を終了する(図15において、フローチャートとしての記載は省略した。)。
組合せ単位作成部21は、第4に、ステップS204の「第2」において取得した「スポット」債権についての組合せ単位作成方法、及び、「継続」債権についての組合せ単位作成方法に従って、ステップS204の「第3」において取得したレコードを集計し、1又は複数の組合せ単位を作成する(図8〜図14参照)。
組合せ単位作成部21は、第5に、組合せ単位情報35(図7)のレコードを、ステップS204の「第4」において作成した組合せ単位の数だけ作成する。そして、作成した各レコードの、単位ID欄151、被集計債権欄152、金額欄153、入金元欄154及び作成方法ID欄155に、それぞれ、新たに採番した単位ID、集計された1又は複数の債権の債権ID、集計された債権の債権金額の合計、入金元、及び、ステップS204の「第1」において取得した作成方法IDを記憶する。区分ID欄156は空欄としておく。
ステップS205において、組合せ単位作成部21は、組合せ単位の区分IDを決定する。具体的には、組合せ単位作成部21は、第1に、組合せ単位情報35(図7)の各レコードについて、被集計債権欄152の債権IDが特定する債権が、組合せ単位区分情報33(図5(b))のいずれの区分IDに該当するかを特定する。例えば、組合せ単位作成部21は、図7のあるレコードの債権IDを検索キーとして、債権請求情報31(図4)を検索し、以下の4つの調査項目を調べる。
(調査項目1)検索の結果該当する債権請求情報31のレコード(以降、「区分判定対象レコード」とも呼ぶ)の支払期日が、支払月「当月」、支払月「過去月」及び支払月「将来月」のうちのいずれに属するか。調査結果は、「当月」、「過去月」及び「将来月」のうちのいずれかとなる。
(調査項目2)区分判定対象レコードの継続性フラグが、「スポット」又は「継続」のいずれであるか。調査結果は、「スポット」又は「継続」のいずれかとなる。
(調査項目3)区分判定対象レコードの継続性フラグが「スポット」である場合において、区分判定対象レコードの債権発生原因を有し、かつ、区分判定対象レコードの債権発生日より前の債権発生日を有する他のレコードのうち、継続性フラグが「スポット」であるものが少なくとも1つ存在するか否か。調査結果は、存在する場合を示す「分割」、又は、存在しない場合を示す「非分割」のいずれかとなる。区分判定対象レコードの継続性フラグが「継続」である場合においては、調査結果は、無条件で「非分割」となるものとする。
(調査項目4)区分判定対象レコードの債権発生原因を有し、かつ、区分判定対象レコードの債権発生日より前の債権発生日を有する他のレコードが少なくとも1つ存在するか否か。調査結果は、存在する場合を示す「従来」、又は、存在しない場合を示す「新規」のいずれかとなる。
債権請求情報31(図4)において、例えば債権発生原因が「商品aa販売」であり、継続性フラグが「スポット」であるようなレコードが複数存在する場合もあり得る。このような場合、消耗品等の定番商品の販売が複数回なされたのか、それとも、高額商品の販売が1回だけなされ、支払が「分割」されたのか、が必ずしも明らかにならない。これらの場合を明確に区別するために、例えば、債権請求情報31は、「分割払欄106b」を有し、当該欄には、分割払フラグ「分割」又は「非分割」が記憶されることとしてもよい。そして、「調査項目3」において、組合せ単位作成部21は、区分判定対象レコードの分割払フラグを取得し、取得した分割払フラグそのものを、「調査結果」としてもよい。
組合せ単位作成部21は、第2に、4つの調査項目の調査結果の組合せを特定する区分IDを、組合せ単位情報35の各レコードの区分ID欄156に記憶する。
ステップS205の「第1」及び「第2」の処理が組合せ単位情報35のすべてのレコードについて終了した時点で、組合せ単位情報35は、図7に示した状態(空欄なし)になっている。
なお、組合せ単位情報35の3行目のレコードのように、被集計債権が複数ある場合、前記したそれぞれの調査結果が1つに決定されない場合がある。このような場合に備え、組合せ単位作成部21は、例えば以下のように、調査項目ごとに調査結果を強制的に決定する規則を決めておいてもよい。
(調査項目1)個々の債権についての調査結果が、「当月」、「過去月」及び「将来月」のうちのいずれか2つ以上を含む場合は、「当月」→「過去月」→「将来月」の順において最も左にあるものを(代表の)調査結果とする。
(調査項目2)個々の債権についての調査結果が、「スポット」及び「継続」の両者を含む場合は、「継続」を(代表の)調査結果とする。
(調査項目3)個々の債権についての調査結果が、「分割」及び「非分割」の両者を含む場合は、「分割」を(代表の)調査結果とする。
(調査項目4)個々の債権についての調査結果が、「従来」及び「新規」の両者を含む場合は、「従来」を(代表の)調査結果とする。
なお、どの調査結果を代表の調査結果とするかは、ユーザが任意に設定し得る。
ステップS206において、組合せ単位作成部21は、組合せ単位の一部を除外する。具体的には、組合せ単位作成部21は、第1に、ステップS202の「第4」において受け付けた組合せ単位の区分の優先順位のうち1番目にある区分IDを取得する。いま、受け付けた組合せ単位の区分の優先順位が「K01→K02→K05→・・・」であったとする。この場合、「K01」が取得されることになる。そして、組合せ単位作成部21は、取得した区分IDを検索キーとして、組合せ単位情報35(図7)のレコードを検索し、該当したレコードをすべて取得する。さらに、取得したレコードを、金額欄153の値が大きい順番に並び替える。
組合せ単位作成部21は、第2に、ステップS206の「第1」において並び替えたレコードの最初のものから順に、金額欄153の値が、検索対象入金レコードの入金金額を超過するものを除外する。除外するとは、並び替えたレコードのうち、そのレコードを削除する、又は無効フラグを立てる等の処理を意味する。当該処理を模式的に示したのが図17(a)である。
組合せ単位作成部21は、第3に、並び替えたレコード(ステップS206の「第2」において除外されなかったものに限る)のうち、金額欄153が最大であるものと最小であるものを組合せ、これらの金額を合計する。そして、合計金額が、検索対象入金レコードの入金金額を超過する場合は、当該組合せのうち、金額欄153が最大であるものを除外する。同様の処理を、金額欄153が2番目の大きさであるものと最小であるものの組合せについても実行する(以下繰り返し)。当該処理を模式的に示したのが図17(b)である。
ステップS207において、組合せ単位作成部21は、合計すべき組合せ単位の数の初期値を決定する。具体的には、組合せ単位作成部21は、ステップS206の「第1」において並び替えたレコード(ステップS206の「第2」及び「第3」において除外されなかったものに限る。以下同様。)のうち、1番目からm番目(m=1,2,・・・,n、nは一部除外後の組合せ単位の総数)までの金額の合計を計算する。そして当該合計が、検索対象入金レコードの入金金額を超過するような最小の「m」を決定する。当該処理を模式的に示したのが図18(a)である。なお、組合せ単位作成部21は、最小のmを起点として、mを「1」ずつインクリメントさせて繰り返し処理を行うことになる(詳細後記)。当該処理を模式的に示したのが図18(b)である。
ステップS208において、組合せ単位作成部21は、合計すべき組合せ単位を決定する。具体的には、組合せ単位作成部21は、ステップS206の「第1」において並び替えたn個のレコード(それぞれが組合せ単位に相当する)のうちから、m個を選ぶ組合せを1又は複数取得する。当該組合せの数は、「」である。
ステップS209において、組合せ単位作成部21は、合計方法を決定する。具体的には、組合せ単位作成部21は、当該処理時点におけるmの値と、nの値との大小関係に応じて、合計方法として、「加算的合計」又は「減算的合計」のいずれかを選択する。組合せ単位作成部21は、例えば、「m≦n/2」が成立する場合は、「加算的合計」を選択し、それ以外の場合は、「減算的合計」を選択する。現在、n=10かつm=2であるとする。この場合、組合せ単位作成部21は、2個の組合せ単位の金額を合計することになる。この処理を「加算的合計」と呼ぶ。「加算的合計」が選択された場合、後記の処理において、組合せ単位作成部21は、m個の金額の合計を検索対象入金レコードの入金金額(ターゲット)に一致させる。
mが次第にインクリメントし、現在、n=10かつm=6となったとする。この場合、組合せ単位作成部21は、6個の組合せ単位の金額を合計するのではなく、10個の組合せ単位のうち、選択されない4個の組合せ単位の金額を合計する。この処理を「減算的合計」と呼ぶ。「減算的合計」が選択された場合、後記の処理において、組合せ単位作成部21は、「n−m」個の組合せ単位の金額の合計を、n個の組合せ単位の金額の合計から検索対象入金レコードの入金金額を減算した値(ターゲット)に一致させる。
これらの処理を模式的に示したのが図19である。
ステップS210において、組合せ単位作成部21は、債権額を合計する。具体的には、組合せ単位作成部21は、ステップS208において決定した組合せ単位の金額を、ステップS209において決定した合計方法によって合計する。ステップS208において決定した組合せ単位の組合せの数は、一般的には複数となる。例えば、図3のP6のように、4個の組合せ単位から3個の組合せ単位を選択する場合においては、組合せ単位の組合せは、=4だけ存在する((1)の組合せ〜(4)の組合せ)。
ステップS211において、組合せ単位突合部22は、債権額の合計と入金金額を突合する。具体的には、組合せ単位突合部22は、ステップS210において合計した組合せ単位のすべての組合せの合計金額と、検索対象入金レコードの入金金額を突合する。
突合せの結果、検索対象入金レコードの入金金額とその合計額が一致するような組合せ単位の組合せが少なくとも1つ存在する場合、組合せ単位突合部22は、当該組合せを保持する。組合せが存在しない場合も当然存在する。
ステップS212において、組合せ単位突合部22は、検索結果出力画面51(図20)を表示する。具体的には、組合せ単位突合部22は、第1に、出力装置13に、検索結果出力画面51を表示する。検索結果出力画面51は、入金情報欄52、該当債権欄53、「この検索結果で確定する」ボタン54及び「他の組合せも検索する」ボタン55を有する。
組合せ単位突合部22は、第2に、検索対象入金レコードの入金ID、入金日、入金金額及び入金元を、入金情報欄52に表示する。
組合せ単位突合部22は、第3に、ステップS211において保持した組合せに含まれる債権についての債権請求情報31のレコードを、該当債権欄53に表示する。図20では、このような組合せは1つだけ存在し、当該組合せは、4つの債権を含んでいる。しかしながら、合計額が同じである、組合せ単位の他の組合せも存在し得る。このとき、組合せ単位作成部21は、そのような組合せごとに、1又は複数の債権を分けて表示する。
ステップS213において、組合せ単位突合部22は、検索を継続するか否かを判断する。具体的には、組合せ単位突合部22は、ユーザが「この検索結果で確定する」ボタン54を押下するのを受け付けた場合(ステップS213“NO”)、まず、ユーザが、合計額が同じである複数の組合せのうちから1つを選択するのを受け付ける。次に、当該選択された組合せに含まれるすべての債権IDを取得する。そして、取得した債権IDを検索キーとして、債権請求情報31(図4)を検索し、該当したレコードの入金フラグを「済」として上書き更新し、処理を終了する。
一方、ユーザが「他の組合せも検索する」ボタン55を押下するのを受け付けた場合(ステップS213“YES”)、組合せ単位突合部22は、mを「1」だけインクリメントさせて、ステップS208に戻る。
その後、組合せ単位作成部21及び組合せ単位突合部22は、ステップS208〜S212の処理を繰り返す。「m」が「n+1」に達すると、組合せ単位突合部22は、繰り返し処理を抜け出し、処理を終了する。
(ループの考え方)
前記したステップS208〜S213の処理が終了した時点で、請求入金マッチング装置2は、以下の(1)〜(4)の処理を終了したことになる。当該一連の処理を「内側ループ処理」と呼ぶ。
(1)最も優先順位が先である組合せ単位作成方法によって組合せ単位を作成する。
(2)作成した組合せ単位のうち、最も最初に処理するべき区分を有するものn個を特定する。
(3)特定したn個の組合せ単位について、そのうちからm個、「m+1」個、「m+2」個、・・・、n個を選ぶ組合せを作成する。
(4)突合した結果を表示する。
すべてのmについて「内側ループ処理」が終了すると、組合せ単位作成部21及び組合せ単位突合部22は、ステップS206に戻り、2番目の区分ID(説明の例では「K02」である)を検索キーとしたうえで、ステップS206〜S213の処理を繰り返す。当該一連の処理を「中間ループ処理」という。
すべての区分IDについて「中間ループ処理」が終了すると、組合せ単位作成部21及び組合せ単位突合部22は、ステップS204に戻り、2番目の作成方法ID(説明の例では「M02」である)を検索キーとしたうえで、ステップS204〜S213の処理を繰り返す。当該一連の処理を「外側ループ処理」という。組合せ単位作成部21及び組合せ単位突合部22は、ユーザが「この検索結果で確定する」ボタン54を押下するまで、「内側ループ処理」、「中間ループ処理」及び「外側ループ処理」を繰り返す。
(変形例)
支払元の顧客には、1つの請求書1に「スポット」債権及び「継続」債権が混在している場合、当該請求書1に含まれるすべての債権を「継続」債権とみなして処理することが多い。そこで、前記したステップS204の「第3」の処理を以下のように修正することも可能である。
『ステップS204において、組合せ単位作成部21は、第3に、ステップS202の「第2」において受け付けた情報のうち、請求先、請求日及び支払期日を検索キーとして、債権請求情報31(図4)を検索し、該当するすべてのレコードを取得する。そして、組合せ単位作成部21は、取得したレコードのうち同じ請求IDを有する各レコード群に着目し、その群の少なくとも1つのレコードが継続性フラグ「継続」を有する場合は、当該レコード群のすべてのレコードの継続性フラグを「継続」に上書きして更新する。なお、該当するレコードの数が、組合せ単位数上限(図16の欄43d)を超過する場合、組合せ単位作成部21は、出力装置13に対して、メッセージを表示する。当該メッセージは、例えば“処理に時間がかかりそうです。作業を継続する場合は、キーボードの「Y」を押下してください。作業を中断する場合は「N」を押下して下さい”である。そして、組合せ単位作成部21は、ユーザが「Y」を入力するのを受け付けた場合は、そのまま以下の処理に進み、「N」を入力するのを受け付けた場合は、処理を終了する。』
(実施形態の効果)
本実施形態の請求入金マッチング装置は以下の効果を奏する。
・請求入金マッチング装置は、顧客の組織上の習慣を反映したうえで組合せ単位を作成し、顧客の支払い順序上の習慣を反映したうえで、その順に組合せ単位の組合せと入金金額の突合を実行する。したがって、熟練者でなくとも、迅速に入金金額に突合する債権を取得し得る。
・請求入金マッチング装置は、繰り返し処理を行うことによって、複数の検索結果を表示する。したがって、ユーザは、そのうちから、真に入金されたと思われる債権を最終的に決定できる。
・請求入金マッチング装置は、債権の組合せを直接入金金額と突合するのではなく、複数の債権を集計した組合せ単位の組合せを直接入金金額と突合する。したがって、特に繰り返し処理の速度が速くなる。
・請求入金マッチング装置は、明らかに該当しない組合せ単位を除外することによって、処理速度を向上し得る。
・請求入金マッチング装置は、加算的合計及び減算的合計を使い分けることによって、処理速度を向上し得る。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウエアで実現してもよい。また、前記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウエアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆どすべての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1 請求書
2 請求入金マッチング装置
3 端末装置
4 ネットワーク
11 中央制御装置(制御部)
12 入力装置
13 出力装置
14 主記憶装置(記憶部)
15 補助記憶装置(記憶部)
16 通信装置
21 組合せ単位作成部
22 組合せ単位突合部
31 債権請求情報
32 入金情報
33 組合せ単位区分情報
34 組合せ単位作成方法情報
35 組合せ単位情報
41 検索条件入力画面
51 検索結果出力画面

Claims (6)

  1. 債権に関連付けて、前記債権が反復する同種の取引に係るものであるか否かを示す継続性情報と、前記債権の請求の単位と、前記請求の支払期日と、が記憶される債権請求情報を格納する記憶部と、
    前記支払期日の前後関係及び前記継続性情報が反復する同種の取引に係るものであることを示すか否かに応じて、前記債権の集合である組合せ単位ごとに定義される区分と、前記区分間の優先順位と、を受け付け、
    前記継続性情報が反復する同種の取引に係るものであることを示す債権を、個々の前記請求ごと、又は、前記支払期日が所定の期間にある複数の請求ごとに集計し、前記継続性情報が反復する同種の取引に係るものであることを示さない債権については、集計せずに個々の前記債権からなる前記組合せ単位を作成し、
    前記作成した組合せ単位のうちから、前記受け付けた優先順位が高い区分の順に、前記作成した組合せ単位の一部を抽出し、前記抽出した組合せ単位のうちから所定の数の前記組合せ単位を含む組合せを作成し、前記作成した組合せに含まれる組合せ単位の合計金額を算出し、入金金額と前記算出した合計金額が一致する前記組合せを検索し、前記検索した結果一致した組合せに含まれる債権を表示する処理を繰り返す制御部と、
    を備えることを特徴とする請求入金マッチング装置。
  2. 前記制御部は、
    前記作成した組合せ単位の金額が前記入金金額より大きい場合は、当該組合せ単位を前記抽出する対象から除外すること、
    を特徴とする請求項1に記載の請求入金マッチング装置。
  3. 前記制御部は、
    前記作成した組合せ単位のうち金額が最大であるものと、最小であるものとの合計金額が、前記入金金額より大きい場合は、当該金額が最大である組合せ単位を前記抽出する対象から除外すること、
    を特徴とする請求項2に記載の請求入金マッチング装置。
  4. 前記制御部は、
    前記組合せ単位の合計金額を算出するに際して、
    前記所定の数と、前記抽出した組合せ単位の数との大小関係に応じて、前記組合せに含まれる組合せ単位の金額を合計するか、それとも、前記抽出した組合せ単位の合計金額から、前記組合せに含まれない組合せ単位の金額を減算するか、のいずれかを実行すること、
    を特徴とする請求項3に記載の請求入金マッチング装置。
  5. 記憶部は、
    債権に関連付けて、前記債権が反復する同種の取引に係るものであるか否かを示す継続性情報と、前記債権の請求の単位と、前記請求の支払期日と、が記憶される債権請求情報を格納しており、
    制御部は、
    前記支払期日の前後関係及び前記継続性情報が反復する同種の取引に係るものであることを示すか否かに応じて、前記債権の集合である組合せ単位ごとに定義される区分と、前記区分間の優先順位と、を受け付け、
    前記継続性情報が反復する同種の取引に係るものであることを示す債権を、個々の前記請求ごと、又は、前記支払期日が所定の期間にある複数の請求ごとに集計し、前記継続性情報が反復する同種の取引に係るものであることを示さない債権については、集計せずに個々の前記債権からなる前記組合せ単位を作成し、
    前記作成した組合せ単位のうちから、前記受け付けた優先順位が高い区分の順に、前記作成した組合せ単位の一部を抽出し、前記抽出した組合せ単位のうちから所定の数の前記組合せ単位を含む組合せを作成し、前記作成した組合せに含まれる組合せ単位の合計金額を算出し、入金金額と前記算出した合計金額が一致する前記組合せを検索し、前記検索した結果一致した組合せに含まれる債権を表示する処理を繰り返すこと、
    を特徴とする、前記記憶部及び前記制御部を備える請求入金マッチング装置の請求入金マッチング方法。
  6. 請求入金マッチング装置の記憶部に対し、
    債権に関連付けて、前記債権が反復する同種の取引に係るものであるか否かを示す継続性情報と、前記債権の請求の単位と、前記請求の支払期日と、が記憶される債権請求情報を格納させ、
    前記請求入金マッチング装置の制御部に対し、
    前記支払期日の前後関係及び前記継続性情報が反復する同種の取引に係るものであることを示すか否かに応じて、前記債権の集合である組合せ単位ごとに定義される区分と、前記区分間の優先順位と、を受け付け、
    前記継続性情報が反復する同種の取引に係るものであることを示す債権を、個々の前記請求ごと、又は、前記支払期日が所定の期間にある複数の請求ごとに集計し、前記継続性情報が反復する同種の取引に係るものであることを示さない債権については、集計せずに個々の前記債権からなる前記組合せ単位を作成し、
    前記作成した組合せ単位のうちから、前記受け付けた優先順位が高い区分の順に、前記作成した組合せ単位の一部を抽出し、前記抽出した組合せ単位のうちから所定の数の前記組合せ単位を含む組合せを作成し、前記作成した組合せに含まれる組合せ単位の合計金額を算出し、入金金額と前記算出した合計金額が一致する前記組合せを検索し、前記検索した結果一致した組合せに含まれる債権を表示する処理を繰り返す処理を実行させること、
    を特徴とする、前記請求入金マッチング装置を機能させるための請求入金マッチングプログラム。
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