JP2014193451A - 振動モータ - Google Patents

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Koichiro Saito
向一郎 斎藤
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Nidec Seimitsu Corp
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Abstract

【課題】振動モータにおいて、回転時に回転軸に発生する芯ブレ等で偏心錘が振れ回ることにより発生する回転ロスを防ぎ、動作制御精度を向上させる、振動モータと偏心錘との組付け構造。
【解決手段】固定子1と、固定子1に固定されて突出した固定軸3と、固定子1を覆うように配置し固定軸3に軸受11、12を介して回転可能に支持されたロータケース4及び偏心錘20等からなる回転子10を有する。
固定軸3に回転子10を回転可能に支持している為、軸の芯ブレが発生せず、偏心錘20の振れ回りを抑えることで回転ロスを抑えることができる。また、回転子10の重心Wの位置が、固定軸3の回転子10を支持する軸受11、12に挟まれた範囲の内に含まれる安定した状態になっているので、偏心錘20の振れ回りによる回転ロスを防ぐことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話の着信報知等に使用される振動モータに関し、特に振動モータと偏心錘との組付け構造に関する。
振動モータは、モータ本体より突出した回転軸の一端に偏心錘を固定し、モータの回転により回転軸と共に偏心錘が回転し振動を得る構造が一般的に知られているが、このような振動モータに対して、回転数制御などの動作制御精度に対する要求が年々高くなってきている。
このような動作制御精度の要求に応える手段の一つとして、特開2003−333773のように、振動モータのモータ本体に、制御に有利なブラシレスモータを採用する方法がある。
特開平2003−333773
しかしながら、このようなブラシレスモータを採用した振動モータにおいても、モータ本体より突出した回転軸の一端に偏心錘を固定し、回転軸を回転させることで振動を発生させる構造の為、回転軸を支持する軸受のクリアランスにより回転軸に芯ブレが発生し、回転時に偏心錘が振れ回ることによる回転ロスが発生してしまい、なお動作制御精度向上の妨げとなっていた。
また、偏心錘をモータ本体から突出した回転軸の一端に固定する構造の為、偏心錘を含む回転部分の重心が、回転軸の軸受により支持される範囲又は軸受に挟まれた範囲、の外に位置する不安定な状態になっており、この点も偏心錘の振れ回りによる回転ロスの一因となっていた。
上記課題を解決する為、本発明に係る振動モータは、駆動用コイルが巻回された固定子と、この固定子に固定されて突出した固定軸と、一方が開放され固定子を覆うように配置されたロータケースと、このロータケースの内側に固定子に対向するように固定された駆動マグネットと、このロータケースに固定された偏心錘を有しており、この偏心錘は、固定軸に対し軸受を介して回転可能に支持されている。
ロータケースと駆動マグネットと偏心錘は回転子として一体形成されており、駆動用コイルから発生させた磁界を駆動マグネットに作用させることで、回転動作制御が行われる。
このような振動モータの構造では、固定子によって固定された固定軸に、偏心錘を含む回転子を回転可能に支持している為、軸の芯ブレが発生せず、偏心錘の振れ回りを抑えることで回転ロスを抑えることができる。また、固定軸に回転子を支持させる構造の為、回転子の重心の位置が、固定軸の回転子を支持する軸受の範囲又は軸受に挟まれた範囲、の内に含まれる安定した状態になっているので、この点からも、偏心錘の振れ回りによる回転ロスを防ぐことができる。
本発明に係る振動モータは、偏心錘を、例えば含浸メタル材で形成し、軸受を使用せずに、偏心錘自体に軸受としての機能を持たせ、固定軸に直接接触させて回転可能に支持させる構造を採用しても良い。この場合、偏心錘が軸受も兼ねるので部品点数を削減することができる。また、偏心錘の固定軸に対向する面全体を固定軸に直接接触させ、支持される構成を採用することも可能であり、この場合、偏心錘の振れ回りをより一層防ぐことができる。
本発明に係る振動モータは、さらに、固定軸の偏心錘が支持される側の一端と、固定軸の他端側又は固定子を支持する、保持枠を有する構造を採用してもよい。この場合、偏心錘の両側が固定される為、偏心錘の振れ回りを更に一層防ぐことができる。
本発明に係る振動モータは、回転時の芯ブレを防止し、偏心錘の振れ回りを抑えることで回転ロスを抑えることができる。また、回転子の重心の位置が、固定軸の回転子を支持する軸受の範囲又は軸受に挟まれた範囲、の内に含まれることからも、偏心錘の振れ回りによる回転ロスを防ぐことができる。
また、偏心錘自体を軸受として固定軸に直接接触させて回転可能に支持させる構造により、部品点数を削減することができる。さらに、偏心錘の固定軸に対向する面全体を固定軸に直接接触させることで、偏心錘の振れ回りをより一層防ぐことができる。
さらに、固定軸の一端と、固定軸の他端側又は固定子を支持する、保持枠を有する構造により、偏心錘の両側を固定し、偏心錘の振れ回りを更に一層防ぐことができる。
本発明の実施例1に係る振動モータの斜視図である。 同振動モータの縦断面図である。 同振動モータの組立斜視図である。 本発明の実施例2に係る振動モータの縦断面図である。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基いて説明する。
図1は本発明の実施例1に係る振動モータの斜視図、図2は同振動モータの縦断面図、図3は同振動モータの組立斜視図である。
本発明の振動モータは、駆動用コイル2が巻回された固定子1と、固定子1に固定され突出した固定軸3と、一方が開放され固定子1を覆うように配置されたロータケース4と、このロータケース4の内側に固定子1に対向するように固定された駆動マグネット5と、このロータケース4に固定された偏心錘20を有しており、この偏心錘20は、固定軸3に対し軸受11、12を介して回転可能に支持されている。
ロータケース4と駆動マグネット5と偏心錘20は回転子10として一体形成されており、駆動用コイル2から発生させた磁界を駆動マグネット5に作用させることで、回転動作制御が行われる。なお、図中の13は固定子1と回転子10の間に介在させたワッシャーであり、14は固定子1の分銅20とは反対側の端面に固定され固定軸3が貫通されたエンドブラケットであり、15は振動モータに電力を供給するリード線である。また、30は、固定軸3の両端を支持する保持枠である。
固定軸3は、固定子1によって固定され、偏心錘20を含む回転子10を回転可能に支持している為、軸の芯ブレが発生せず、偏心錘20の振れ回りを抑えることで回転ロスを抑えることができる。また、固定軸3自身は回転せずに回転子10を回転可能に支持させる構造の為、回転子10の重心Wの位置が、固定軸3の回転子10を支持する軸受11、12に挟まれた範囲の内に含まれる安定した状態になっているので、この点からも、偏心錘20の振れ回りによる回転ロスを防ぐことができる。
保持枠30は、固定軸3の偏心錘20が支持される側の一端と、反対側の他端を支持しているので、固定子1と保持枠30により、偏心錘20の両側にて固定軸3が支持固定されるため、偏心錘20の振れ回りを更に一層防ぐことができる。
本実施例では、偏心錘20を固定軸3に対し軸受11、12を介して回転可能に支持する構成を説明したが、ロータケース4を軸受11、12の一部に回転可能に支持する構成を採用しても良いし、ロータケース4を偏心錘20と軸受11、12の間に介在させる構成を採用しても良い。
図4は本発明の実施例2に係る振動モータの縦断面図である。なお、実施例1と同構造の部分には同じ符号を使用し、その説明は省略する。
本実施例が実施例1と異なる部分は、偏心錘20’であり、偏心錘20’を、例えば含浸メタル材で形成し、実施例1の軸受11、12に該当する位置に支持部21、22を偏心錘20’から一体成形し、固定軸3に偏心錘20’(回転子10’)が直接接触して回転可能に支持されている。
偏心錘20’自体を軸受として固定軸3に直接接触させて回転可能に支持させる構造なので、偏心錘20’が軸受も兼ねることにより、部品点数を削減することができる。
なお、支持部21、22はどちらか一方を実施例1のような軸受に置き換えることも可能である。この場合、偏心錘20’の成形を容易にすることができる。
また、支持部21、22の代わりに、偏心錘20’の固定軸3に対向する面全体を固定軸3に直接接触し、支持される構成を採用することも可能である。この場合、固定軸3に対する偏心錘20’の支持面積が大きくなるので、偏心錘の振れ回りをより一層防ぐことができる。
なお、本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、本発明の目的を損なわない範囲で適宜構造の変更が可能である。
1…固定子
2…駆動用コイル
3…固定軸
4…ロータケース
5…駆動マグネット
10、10’…回転子
11、12…軸受
13…ワッシャー
14…エンドブラケット
15…リード線
20、20’…偏心錘
21、22…支持部
30…保持枠
W…重心

Claims (4)

  1. 駆動用コイルが巻回された固定子と、前記固定子に固定されて突出した固定軸と、前記固定子を覆うように配置したロータケースと、前記ロータケースに固定された偏心錘を有する振動モータであり、
    前記偏心錘が、前記固定軸に軸受を介して回転可能に支持されたことを特徴とする振動モータ。
  2. 請求項1に記載の振動モータにおいて、前記偏心錘は、前記固定軸に直接接触して回転可能に支持されることを特徴とする振動モータ。
  3. 請求項2に記載の振動モータにおいて、前記偏心錘は、前記固定軸に対向する面全体を直接接触させて回転可能に支持されることを特徴とする振動モータ。
  4. 請求項1乃至3に記載の振動モータにおいて、前記固定軸の前記偏心錘が支持される側の一端と、前記固定軸の他端又は固定子を支持する、保持枠を有することを特徴とする振動モータ。
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