JP2012175715A - 振動モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明によれば、2つの軸受けの同軸度の精度を容易に維持でき、また軸受けの寿命を延ばすことが可能な振動モータを提供する。
【解決手段】回転軸101の一方の端部側に偏心錘であるウエイト102を取付け、他方の端部側にアマチュア120を取付け、その間において軸受103,104によって回転軸101を回転自在な状態で保持する。軸受103,104をフレーム105の突設部105bの内側に圧入して固定することで、軸受103,104の同軸度が確保される。また、軸受103,104から見て、一方の端部側に重量物であるウエイト102が配置され、他方の端部側に重量物であるアマチュア120が配置されることで、軸受103,104に加わる負荷が均等化され、その強さが低減される。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸受の構造に特徴のある振動モータに関する。
従来の振動モータの構造は回転子(アマチュア、コイル、整流子)の両側に軸受けを配置して軸の先端に振動用重りを取り付ける構造であった(例えば、特許文献1を参照)。この構造では、出力側(ウエイト側)には、フレームに軸受けが圧入されて固定されている。また、その逆側(整流子側)では、ブラケットに軸受けが配置され、このブラケットは、フレームに圧入されて固定されている。
特開2003−230250号公報
振動モータにおいて、前と後の軸受けの軸心がずれること(同軸度の悪化)は、シャフトが円滑に回転できず、いわゆる軸ロスが生じる原因となる。特にこの軸ロスは、極小サイズのモータにおいて、起動トルクや効率を著しく下げる原因となる。また、この軸ロスは、負荷がなくてもロスが発生するので、無負荷電流の増大を招く。一般に極小モータにおいて、無負荷電流は、起動電流に占める割合が大きい。このため、無負荷電流が大きいと、起動電流に比例する起動トルクは、激減する。これは、極小モータになればなるほど顕著になる。
ところで、上述したように、一般的な振動モータでは、ウエイト側の軸受がフレームで支えられ、整流子側の軸受がブラケットで支えられている。この構造では、ウエイト側と整流子側の軸受けの二つの軸心を正確に合わさることは非常に難しく、上述した軸ロスが発生し易い。これは、低コスト化を追求した場合に特に顕著になる。また、振動モータでは、振動時に軸が強く揺さぶられるので、前後の軸受の同軸度にずれがあると、軸受に強い負荷が加わり、更に同軸度の悪化が進行する。特に従来の構造では、回転軸を保持する軸受の位置が、相対的な重量物であるウエイトとアマチュアの間、および重量バランス的には端部となるブラケット部分となるので、重量が偏った部分で2つの軸受による回転軸の軸受が行われている。このため、振動時に2つの軸受に加わる負荷が大きく、軸受の傷みが生じ易く、軸受の寿命が短くなり易い。
このような背景において、本発明は、2つの軸受けの同軸度の精度を容易に維持でき、また軸受けの寿命を延ばすことが可能な振動モータを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、回転軸と、前記回転軸を回転自在な状態で保持する第1の軸受および第2の軸受と、前記第1および第2の軸受から見て、前記回転軸の一方の端部の側に取り付けられた偏心錘と、前記第1および第2の軸受から見て、前記回転軸の他方の端部の側に取り付けられた整流子およびアマチュアと、前記第1および第2の軸受けを保持するフレームとを備えることを特徴とする振動モータである。
請求項1に記載の発明によれば、第1および第2の軸受の間に整流子とアマチュアが配置されず、2つの軸受から見て、回転軸の他方の端部の側に偏心錘が取り付けられ、回転軸の他方の端部の側に整流子とアマチュアが取り付けられる。この構造では、2つの軸受を同じ条件でフレームに固定することができるので、2つの軸受の同軸度を確保しやすい。また、相対的な重量物である偏心錘とアマチュアの間に2つの軸受が配置されるので、2つの軸受に対する軸方向における重量バランスが均一化され、動作時に2つの軸受に加わる負荷が低減される。これにより、2つの軸受の同軸度の悪化が抑えられる。また、2つの軸受に加わる負荷が低減されるので、軸受の磨耗や損傷や抑えられ、2つの軸受の高寿命化を図ることができる。
なお、第1および第2の軸受から見て、回転軸の一方の端部の側および他方の端部の側というのは、第1および第2の軸受から見た方向をいうのであり、実際の端部であってもよいし、端部の手前であってもよい。また請求項1に記載の発明において、整流子とアマチュアの位置関係は、第1および第2の軸受に近い側から整流子、アマチュアと配置される場合と、第1および第2の軸受に近い側からアマチュア、整流子と配置される場合の両方が含まれる。
請求項2に記載の発明は、回転軸と、前記回転軸の一端側に取り付けられた偏心錘と、前記回転軸の他端側に取り付けられた整流子およびアマチュアと、前記回転軸の前記偏心錘と前記整流子およびアマチュアとの間において前記回転軸を回転自在な状態で保持する第1および第2の軸受と、前記第1および第2の軸受を保持するフレームとを備えることを特徴とする振動モータである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記フレームは、前記整流子およびアマチュアを内側に収容する本体部と、前記本体部よりも内径および外径が縮径された突設部とを有し、前記突設部の内側で前記第1および第2の軸受が保持されており、前記偏心錘が前記突設部の外側に延在した構造を有することを特徴とする。請求項3に記載の発明によれば、外径寸法を増大させずに偏心錘の重量を確保することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発明において、前記突設部は軸方向において一定の内径を有する筒形状を有することを特徴とする。請求項4に記載の発明によれば、2つの軸受を取り付けるフレーム部分の内径が同じであるので、2つの軸受の同軸度の確保がより容易となる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発明において、軸方向における重心の位置が、前記第1および第2の軸受の間にあることを特徴とする。請求項5に記載の発明によれば、2つの軸受に対する全体の重量バランスが、請求項5に記載の構造としない場合に比較して均一化されるので、振動時に2つの軸受に加わる負荷が低減される。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記重心の位置が、前記第1および第2の軸受の中間の位置より前記整流子の側に寄った側にあることを特徴とする。請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の発明において、前記整流子は、前記アマチュアよりも前記第1および第2の軸受に近い側に配置されていることをと特徴とする。
請求項6および7に記載の発明によれば、整流子が重心に近い位置に配置されるので、整流子が振られることにより、整流子とステータ側のブラシ電極との接触が不安定となる現象が抑えられ、安定した回転を得ることができる。
本発明によれば、2つの軸受けの同軸度の精度を容易に維持でき、また軸受けの寿命を延ばすことが可能な振動モータを提供できる。
実施形態の振動モータの正面図(A)、側面図(B)、断面図(C)である。 従来構造の振動モータの断面図である。 他の実施形態の振動モータの断面図である。 他の実施形態の振動モータの断面図である。
(1)第1の実施形態
(構成)
図1は、実施形態の振動モータの正面図(A)、側面図(B)、断面図(C)である。図1の断面図(C)には、図1(A)におけるA−Aの線で切った断面が示されている。図1には、振動モータ100が示されている。振動モータ100は、回転軸101を備えている。回転軸101の一端側には、ウエイト102が固定されている。ウエイト102は、偏心錘であり、軸回りの重量バランスが偏った構造とされている。回転軸101が回転すると、偏心した重量バランスを有するウエイト102が回転し、振動が発生する。回転軸101は、軸受103,104によって回転自在な状態で保持されている。軸受103、104は、振動モータ100のケーシングを構成するフレーム105の突設部105bに圧入されることで固定されている。なお、軸受103,104の突設部105bへの固定は、接着、カシメ等の他の方法であってもよい。
フレーム105は板金加工により構成された金属(この例の場合鉄材)により構成され、内径および外径が相対的に拡径した円筒形状を有する本体部105aと、本体部105aに対して内径および外径が縮径され、軸方向に突出した円筒形状を有する突設部105bを備えている。ここで、本体部105aは、軸方向の一方の側にあり、突設部105bは、軸方向の他方の側にある。突設部105bは、内径が軸方向において一定の値を有する円筒形状を有している。
軸受103,104は、突設部105bの内側に圧入されることで、フレーム105に固定されている。そしてこの構造により、回転軸101が、フレーム105に回転自在な状態で保持される構造が実現されている。また、ウエイト102は、軸方向において、突設部105bの外側にまで延在した構造とされている。これにより、外径を大きくしないでウエイト102の重量を確保している。
回転軸101は、本体部105aの中にまで延在している。本体部105aの内側において、回転軸101には、整流子110およびアマチュア(電機子)120が取り付けられている。整流子110は、電極111を備えている。この電極111は、フレーム105の内側に固定された図示省略したブラシ電極に接触する。アマチュア120は、軟磁性材料により構成されるコア部材(鉄芯)を備え、このコア部材は、軸方向から見て放射状に延在する複数(例えば3つ)の突極を備えている。このアマチュア120の突極には、ロータコイルが巻かれ、このロータコイルの端部は、整流子110の電極111に接続されている。整流子110、アマチュア120および図示しないロータコイルにより回転子が構成されている。整流子110とアマチュア120の構成は、通常のDCブラシモータと同じである。フレーム105の本体部105aの内側には、ステータ側の磁石であるマグネット106が配置されている。この部分も通常のDCブラシモータと同じである。また、本体部105aの開口部には、蓋部材107が取り付けられている。
図1(C)に示すように、振動モータ100では、図の左側から順に、ウエイト102、軸受103,104、整流子110、アマチュア120が配置されている。この構造では、2つの軸受103と104の間に整流子およびアマチュアが配置されていない。また、フレーム105を構成する突設部105bに直接軸受103,104が圧入され(嵌め込まれ)固定されている。また、軸受103,104による回転軸のフレーム105への保持部分を中央として、その左右に重量物であるウエイト102とアマチュア120を配置した構造とされている。
また、図1(C)に示すように、振動モータ100は、ウエイト102を含めた全体の軸方向における重心の位置Rが、軸受103と104の間にくるように設定されている。ここで、重心Rの位置は、軸受103と104の中央の位置またはこの中央の位置より整流子110の側に寄った位置(つまりL≧L)となる条件が好ましい。
(組立手順)
図1に示す振動モータ100を組み立てる手順の一例を説明する。まず、フレーム105の本体部105aの内側に、図示省略したブラシ電極およびマグネット107を配置する。次に、突設部105bに軸受103を圧入により装着し、更にこの突設部105bに圧入した軸受103に誘いピンを挿入し、この誘いピンをガイドとして残りの軸受104を突設部105bに圧入により装着する。そして、整流子110およびアマチュア120を取り付けた回転軸101を用意し、それを軸受103,104に取り付ける。最後に、回転軸101にウエイト102を取付け、更に蓋部材106を取付けることで、図1に示す構造を得る。なお、軸受104を最初に突設部105bに取付け、その後に軸受103を突設部105bに取り付ける順序であってもよい。
(比較例)
図2には、従来構造の振動モータ300の断面構造が示されている。従来構造の振動モータ300は、回転軸301、回転軸301に装着されたウエイト302、回転軸301を回転自在な状態でフレーム305に保持する軸受303,304、整流子310、アマチュア320、マグネット307を備えている。ここで、図1の振動モータ100と異なるのは、軸受の位置とそのフレームへの取り付け構造であるである。すなわち、従来構造の振動モータ300では、一方の軸受303がフレーム305に圧入により取り付けられ、他方の軸受304は、フレーム305に装着されたブラケット306に圧入により取り付けられている。つまり、片方の軸受304は、フレーム305に直接取り付けられておらず、ブラケット306を介して間接的にフレーム305に取り付けられている。また、軸受303と304の間に整流子310とアマチュア320が配置されている。
(優位性)
2個の軸受103,104が直接フレーム105に装着されるので、軸受103,104の同軸ずれの問題の発生を抑えることができる。このため、軸受103,104の同軸ずれの問題に起因する無負荷時の損失を抑えることができ、無負荷電流を下げることができる。また、軸受103,104の同軸度を確保し易いので、組み立て工数や組み立てコストを削減することができる。
また、2つの軸受103,104から見た回転軸101の一方の端部側(図の左側)に重量物であるウエイト102が取り付けられ、また2つの軸受103,104から見た回転軸101の他方の端部側(図の右側)に重量物であるアマチュア120が取り付けられることで、そうでない構造を採用した場合に比較して、軸受103,104から見た重量バランスが均一化される。このため、振動発生時に軸受103,104に加わる力が抑えられ、軸受103,104の軸受抵抗の増加が抑えられる。また、加わる力が抑えられることで、軸受103,104の高寿命化を図ることができる。
突設部105bを本体部105aに対して縮径した構造し、その外側にウエイト102が軸方向で延在して存在する構造とすることで、全体の外径を大きくすることなく、ウエイトの重量102を確保することができる。また、突設部105bを内径一定な円筒構造とすることで、軸受103,104の同軸度がより正確に確保される。
また、軸方向で見た重心の位置を軸受103と104の間とすることで、軸受103,104から見た軸方向における振動状態のアンバランスが是正されるので、スラスト方向における振れが抑えられる。この点でも軸受103,104の同軸度の悪化の抑制、および軸受103,104の高寿命化を図ることができる。
例えば、図2に示す従来構造の振動モータ300では、重心の位置が軸受303の近くに寄り、軸受304から離れた位置にあるので、ウエイト302の回転に起因して発生する回転軸301を振り回そうとする力が軸受303と304によってバランスよく支えられず、スラスト方向の振れが大きくなる傾向が生じる。これに対して、図1に示す振動モータ100では、重心Rが軸受103と104の間にあるので、回転軸301を振り回そうとする力が、軸受103と104によってバランス良く受け止められ、スラスト方向の振れが振動モータ300の場合に比較して抑えられる。また、従来構造の振動モータ300では、軸受303と304に加わる力がアンバランスなので、各軸受に無理な力が加わり易く、軸受抵抗が増加する。これに対して、実施形態の振動モータ100では、2つの軸受に加わる力が均等に分散されるので、振動モータ300の場合に比較して2つの軸受103,104の軸受抵抗が小さくなる。このことは、軸受103,104の寿命が長くなる点でも有意となる。
また、図2の従来構造の振動モータ300では、軸受303,304による回転軸301を支える位置が軸方向の重量バランスに比較して偏っているので、振動のモードが複雑となる。このため、上述のスラスト方向の振れの問題もあり、整流子310の部分が複雑に振動し、整流子310の図示しないブラシ電極との接触が不安定になり易い。これは、振動モータの回転が不安定になり、更には振動が安定して発生しない要因となり好ましくない。これに対して、図1(C)の断面構造を有する振動モータ100は、軸受103,104の間の位置を重心として、その両側のウエイト102とアマチュア120の部分がバランスよく振れる(振動する)ので、図2の振動モータ300に比較して振動のモードがシンプルとなる。このため、整流子110と図示しないブラシ電極との接触が不安定になる現象が抑えられる。これは、整流子110および図示しないブラシ電極の長寿命化にも寄与する。
また、整流子110がアマチュア120よりも重心Rの位置に近い位置に配置されているので、そうでない構造とした場合に比較して、整流子110の部分での振動が抑えられ、整流子110と図示しないブラシ電極との接触をより安定した構造とできる。
(補足)
重心Rは、やや軸受104側(整流子110側)とすることが好ましい。つまり、重心Rの位置が軸受103と104の間にある条件において、L>Lとすることが好ましい。こうすると、整流子110の位置が重心Rの位置に近づくので、L=Lとした場合に比較して、整流子110の振動が抑えられ、整流子110と図示しないブラシ電極との接触状態が更に安定する。なお、重心Rの位置を整流子110の側にあまり寄せると、軸受103,104に加わる負荷のバランスの崩れが大きくなるので、軸受103,104の同軸度の悪化や寿命の点で好ましくない。したがって、L<L<2Lの範囲において重心Rの位置を選択するのが好ましい。
(2)第2の実施形態
図3には、他の実施形態の振動モータの断面図が示されている。図3には、振動モータ400が示されている。振動モータ400が図1の振動モータ100と異なるのは、整流子110とアマチュア120の位置関係が逆な点である。振動モータ400の他の部分は、振動モータ100と同じである。すなわち、振動モータ400では、アマチュア120が重心Rに近い位置に配置され、整流子110が、アマチュア120よりも重心Rから遠い位置に配置されている。
(3)第3の実施形態
図4には、他の実施形態の振動モータの断面図が示されている。図4には、振動モータ500が示されている。振動モータ500が図1の振動モータ100と異なるのは、蓋部材107の内側に凹部を設け、そこにスラストプレート501を配置し、このスラストプレート501に回転軸101の端部が接触させた構造とした点である。振動モータ500の他の部分は、振動モータ100と同じである。
この構造は、整流子110側における回転軸101の端部がスラストプレート501によって支えられるので、重心の位置を整流子110の側に僅かにずらした構成において有効となる。すなわち、L>Lとし、重心の位置Rの位置を軸受103と104の中央からやや右寄りの位置とした場合、L=Lの場合に比較して、回転時に回転軸101が軸方向に動こうとする力がより強く作用する。スラストプレート501があることで、この力が受け止められ、回転軸101のスラスト方向への振れが抑えられる。これにより、整流子110の図示しないブラシ電極への接触が不安定になる現象が抑えられる。
(その他)
フレーム105の断面形状は円形に限定されず、多角形状であってもよい。本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
本発明は、振動モータに利用することができる。本発明を利用した振動モータは、携帯電話やPHSなどの携帯通信機器の振動発生源、ゲーム機器の体感用振動を発生させる振動発生源に利用することができる。
100…振動モータ、101…回転軸、102…ウエイト、103…軸受、104…軸受、105…フレーム、105a…本体部、105b…突設部、106…マグネット、107…蓋部材、110…整流子、111…電極、120…アマチュア、300…振動モータ、301…回転軸、302…ウエイト、303…軸受、304…軸受、305…フレーム、306…ブラケット、307…マグネット、310…整流子、320…アマチュア、400…振動モータ、500…振動モータ、501…スラストプレート。

Claims (7)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸を回転自在な状態で保持する第1の軸受および第2の軸受と、
    前記第1および第2の軸受から見て、前記回転軸の一方の端部の側に取り付けられた偏心錘と、
    前記第1および第2の軸受から見て、前記回転軸の他方の端部の側に取り付けられた整流子およびアマチュアと、
    前記第1および第2の軸受けを保持するフレームと
    を備えることを特徴とする振動モータ。
  2. 回転軸と、
    前記回転軸の一端側に取り付けられた偏心錘と、
    前記回転軸の他端側に取り付けられた整流子およびアマチュアと、
    前記回転軸の前記偏心錘と前記整流子およびアマチュアとの間において前記回転軸を回転自在な状態で保持する第1および第2の軸受と、
    前記第1および第2の軸受を保持するフレームと
    を備えることを特徴とする振動モータ。
  3. 前記フレームは、前記整流子およびアマチュアを内側に収容する本体部と、
    前記本体部よりも内径および外径が縮径された突設部と
    を有し、
    前記突設部の内側で前記第1および第2の軸受が保持されており、
    前記偏心錘が前記突設部の外側に延在した構造を有することを特徴とする請求項1または2に記載の振動モータ。
  4. 前記突設部は軸方向において一定の内径を有する筒形状を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の振動モータ。
  5. 軸方向における重心の位置が、前記第1および第2の軸受の間にあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の振動モータ。
  6. 前記重心の位置が、前記第1および第2の軸受の中間の位置より前記整流子の側に寄った側にあることを特徴とする請求項5に記載の振動モータ。
  7. 前記整流子は、前記アマチュアよりも前記第1および第2の軸受に近い側に配置されていることをと特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の振動モータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018216301A1 (ja) 2017-05-25 2018-11-29 株式会社スペシャルエフエックススタジオ 往復運動装置
CN117155000A (zh) * 2023-09-01 2023-12-01 杭州松下马达有限公司 一种马达

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