JP2014192656A - 情報処理装置及び起動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】初期画面を表示するためのハードウェアを予め組み込むことなく、電源投入から初期画面表示までの時間を短縮できるようにすること。
【解決手段】情報処理装置100は、映像信号を出力する映像出力部106と、初期画面データと、第2のOSと、第2のOSを起動する機能及び初期画面データの映像信号を映像出力部106に出力させる機能を有する第1のOSと、を記憶する不揮発性記憶部104と、電源投入の指示の入力を受け付ける入力部105と、入力部105が電源投入の指示の入力を受け付けた後に、第1のOSを起動して、初期画面データの映像信号を映像出力部106に出力させるとともに、第2のOSを起動するCPU102と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び起動方法に関する。
近年、STB(Set Top Box)等の情報処理装置において、情報処理装置を動作させるためのOS(Operating System)のプログラムサイズが大きくなってきており、電源投入してから、OSが起動完了するまでの時間が長くなる傾向にある。そのため、電源投入後、起動されたOSにより初期画面を表示装置に出力するまでの時間も長くなっている。
特許文献1に記載された装置では、電源が投入されリセット状態が解除されると、転送制御装置が、直ちに不揮発データ格納装置の所定の領域から初期画面のイメージデータを取り出して画面データ格納装置に転送し、操作部制御装置が、転送終了を確認後、画像出力制御装置を通じて表示をイネーブルにすることで、初期画面を画像表示装置に表示させている。転送制御装置と操作部制御装置とにより、初期画面の表示が行われているため、メイン制御装置が起動完了する前に、初期画面の表示が可能である。これにより、電源投入から初期画面表示までの時間を短縮することができる。
また、特許文献2に記載された装置では、電源が投入されたときに、メインCPUが、自身の初期化処理及びメインCPU用のOS起動処理を行う。そのOS起動処理が完了した後に、メインCPUは、サブマイコンによってハードディスクから先読みされて、そのサブマイコンの内部メモリに保持されているアプリケーションプログラム及びデータを、その内部メモリから取得する。そして、メインCPUは、その取得されたデータを用いて、オーディオ機能又はナビゲーション機能等の初期画面をディスプレイに表示する。
サブマイコンは、メインCPUが自身の初期化処理及びOS起動処理を行っている間に、これと並行してサブマイコン自身の初期化処理、サブマイコン用のOS起動処理及びハードディスクの初期化処理を行う。さらに、サブマイコンは、ハードディスクにアクセスしてデータを取得する。そして、サブマイコンは、当該取得されたデータをその内蔵メモリに保持する。その後メインCPUは、自身のOS起動処理が完了した後に、サブマイコンの内部メモリにアクセスして、保持されているデータを取得する。
このように、特許文献2では、起動時間の短いサブマイコンにより、ストレージから初期画面データを読み出し、サブマイコン内蔵メモリに格納しておき、起動時間の長いメインマイコンの起動後、ストレージから初期画面データを読み出すことなく、サブマイコン内蔵メモリに格納された初期画面データが表示装置に出力されることで、電源投入から初期画面表示までの時間が短縮されている。
特開2006−243550号公報(段落0013〜0015、図1) 特開2008−287317号公報(段落0022〜0024、図2)
特許文献1では、転送制御装置及び操作部制御装置に、予め、初期画面の表示制御を行う手段を組み込んでおく必要がある。しかし、近年の情報処理装置の開発においては、CPU、映像処理回路、音声処理回路等を組み込んだ半導体デバイスを一から開発するということは少なくなってきており、大手半導体デバイスベンダが製造した情報処理装置用の半導体デバイスを組み込んで使用することが主流になっている。そのため、予め、初期画面の表示制御を行う手段を組み込むことができない場合が多い。
特許文献2では、メインマイコンの他にサブマイコンが必要であり、かつ、メインマイコンからサブマイコンの内蔵メモリにアクセスできる構成が必要である。また、サブマイコンの内蔵メモリは、初期画面データを保持するだけの容量が必要となる。さらに、メインマイコンが、サブマイコンの内蔵メモリから高速にデータを読み出せる必要がある。しかし、サブマイコンは、電源制御や、メインマイコンの状態監視等、情報処理装置の全体的な制御を担うことが多く、映像データ又は画像データ等、サイズの大きいデータを取り扱うことは想定されていないため、内蔵メモリの容量は小さい場合が多い。また、メインマイコンからサブマイコン内蔵メモリにはアクセスできない、あるいはアクセスできても、データ転送速度が遅い場合が多い。
そこで、本発明は、初期画面を表示するためのハードウェアを予め組み込むことなく、電源投入から初期画面表示までの時間を短縮できるようにすることを目的とする。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、映像信号を出力する映像出力部と、初期画面として表示するグラフィック画像の初期画面データと、通常動作で使用される第2のOSと、当該第2のOSを起動する機能及び当該初期画面データの映像信号を前記映像出力部に出力させる機能を有する第1のOSと、を記憶する不揮発性記憶部と、電源投入の指示の入力を受け付ける入力部と、前記入力部が電源投入の指示の入力を受け付けた後に、前記不揮発性記憶部に記憶されている第1のOSを起動して、前記不揮発性記憶部に記憶されている初期画面データの映像信号を前記映像出力部に出力させるとともに、前記不揮発性記憶部に記憶されている第2のOSを起動する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、映像信号を出力する映像出力過程と、電源投入の指示の入力を受け付ける入力過程と、前記入力過程が電源投入の指示の入力を受け付けた後に、通常動作で使用される第2のOSを起動する機能及び初期画面として表示するグラフィック画像の初期画面データの映像信号を前記映像出力過程に出力させる機能を有する第1のOSを起動して、当該初期画面データの映像信号を前記映像出力過程に出力させる初期画面出力過程と、前記第2のOSを起動する第2のOS起動過程と、を有することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、初期画面の表示機能と第2のOSの起動機能というように、機能を少数に絞ったプログラムサイズの小さい第1のOSを先に起動し、初期画面の表示出力を開始した後に、第2のOSを起動して、通常動作に移ることで、初期画面を表示するためのハードウェアを予め組み込むことなく、電源投入から初期画面表示までの時間を短縮することができる。
実施の形態1に係る情報処理装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1における映像出力部の構成の一例を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1におけるタイミング生成部が生成するタイミング信号の一例を示す概略図である。 実施の形態1において、グラフィック画像と動画像とが重畳された映像の一例を示す概略図である。 実施の形態1に係る情報処理装置の起動時の処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1において、第1のOSにより表示される初期画面の一例を示す概略図である。 乱れた画面の一例を示す概略図である。 実施の形態1に係る情報処理装置における、電源投入から、ブートローダ処理、第1のOS処理及び第2のOS処理を経て、通常動作に移るまでのタイミングチャートである。 第1のOSを使用しない場合の、電源投入から、通常動作に移るまでのタイミングチャートである。 実施の形態1におけるブートローダ処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1における第1のOS処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1における第2のOS処理の一例を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る情報処理装置100の構成の一例を概略的に示すブロック図である。本実施の形態においては、この情報処理装置100により、電源投入から初期画面表示までの時間の短縮が行われる。
情報処理装置100は、通信事業者の映像・音声配信サーバ150から配信される映像データ及び音声データを、ネットワーク151を介して受信し、テレビ又はPCモニター等の表示装置152に出力して表示するためのSTB(セットトップボックス)等である。情報処理装置100は、使用者の操作に応じて、配信される映像データ及び音声データを選択して、表示装置152に対応する画像を表示させる。情報処理装置100は、TV装置、カーマルチメディア装置、列車用表示装置又はバス用表示装置といった表示に関連する装置であってもよいが、ここでは、STBであるものとして、説明する。
図1に示されているように、情報処理装置100は、初期化制御部101と、CPU102と、揮発性記憶部103と、不揮発性記憶部104と、入力部105と、映像出力部106と、音声出力部107と、映像音声処理部108と、通信部109と、バス110と、端子111、112、113とを備える。
初期化制御部101は、電源投入を検出し、情報処理装置100全体の初期化を行う。例えば、初期化制御部101は、入力部105を介して、ユーザが電源を投入する指示を入力した場合に、電源が投入されたことを検出する。
CPU102は、中央処理装置であり、情報処理装置100の全体を制御する制御部である。CPU102は、シングルコア又はマルチコアにより構成される。
揮発性記憶部103は、CPU102が処理を行うための一時的な記憶部であり、CPU102を動作させるためのプログラム及び一時的なデータが格納される。揮発性記憶部103は、例えば、DRAM等の半導体メモリから構成されるメモリ装置により実現される。
不揮発性記憶部104は、情報処理装置100に電源が供給されていない時でも、情報処理装置100が動作するために必要なプログラム及びデータを保持しておくための不揮発性の記憶部である。不揮発性記憶部104として、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、eMMC(Embedded MultiMediaCard:組込み型マルチメディアカード)、シリアルフラッシュメモリ等が用いられる。
揮発性記憶部103及び不揮発性記憶部104には、例えば、ブートローダのプログラム、第1のOSのプログラム、第2のOSのプログラム、第2のOS上で動作するアプリケーションS/W(ソフトウェア)、及び、初期画面として表示するグラフィック画像の初期画面データが記憶される。
ブートローダは、少なくとも第1のOSを起動する機能を備えている。さらに、ブートローダは、CPU102内のキャッシュメモリの設定機能、CPU102内の割り込み処理の初期設定機能、CPU102内のMMU(Memory Management Unit)の設定機能、情報処理装置100の各部で使用するクロックの周波数を設定する機能、揮発性記憶部103を読み書きするための設定機能、スタックの設定機能、及び、自身を停止する機能を備えている。
第1のOSは、情報処理装置100の起動時の初期画面出力機能及び第2のOSを起動する機能を少なくとも備えている。情報処理装置100の起動時の初期画面出力機能は、例えば、不揮発性記憶部104に記憶されている初期画面データの映像信号を映像出力部106に出力させる機能である。
また、第1のOSは、第2のOSの起動開始後に自身を停止する機能をさらに備えていてもよい。
ここで、第1のOSは、情報処理装置100の起動時の初期画面出力機能及び第2のOSを起動する機能だけを備えていてもよいが、セキュリティー機能を備えることもできる。このセキュリティー機能により、不揮発性記憶部104に格納された第2のOSが改ざんされている場合、第2のOSを起動しないといったセキュリティー対策が可能となる。セキュリティー機能の追加による第1のOSのプログラムサイズへの影響は、大きくない。
第2のOSは、情報処理装置100が、通信事業者の映像・音声配信サーバ150から配信される映像データ及び音声データを受信し、テレビやPCモニター等の表示装置152に出力して表示するために必要とするOS機能、即ち、情報処理装置100の通常動作に必要な機能を備えている。例えば、第2のOSは、有線LAN(Local Area Network)又は無線LANによる通信機能、ケーブルテレビの受信機能、受信した映像データ及び音声データのデマルチプレクス機能、デマルチプレクス後の映像データ及び音声データのデコード処理機能、メニュー画面又は情報画面等を表示するためのグラフィックス機能、暗号化により保護された映像データ及び音声データの暗号化解除機能、USB(Universal Serial Bus)に接続されたHDDへの映像データ及び音声データの記録機能、HDDへ記録した映像データ及び音声データの読み出し機能等を備えている。即ち、第2のOSは、第1のOSよりも、複雑、かつ、多くの機能に対応している。言い換えると、第2のOSは、第1のOSよりも処理負荷の高い、多くの機能に対応している。
第2のOSのプログラムサイズよりも、第1のOSのプログラムサイズを小さくできるため、第1のOSの方が、不揮発性記憶部104からOSのプログラムを読み出して揮発性記憶部103に格納する時間を短くできる。また、第1のOSの起動時には、映像・音声配信サーバ150との通信機能、映像・音声配信サーバ150から受信した映像データ及び音声データをデコードする機能、並びに、入力部105により、情報処理装置100の使用者の操作を検出する機能等に関連するハードウェア及びソフトウェアの初期化を行わないため、その分、OSの起動時間を短縮することができる。
なお、情報処理装置100は、通常動作においては、第2のOSを利用し、第1のOSは停止されていることが望ましい。
ブートローダは、例えば、半導体デバイスメーカが提供する独自のもの、又は、U−bootにより実現することができる。第1のOSは、例えば、Linux(登録商標)を利用することにより実現することができる。第2のOSは、例えば、Linux OS及びAndroid(登録商標)の少なくとも何れか一方を利用することにより実現することができる。
図1に示されている不揮発性記憶部104を複数備え、ブートローダのプログラム、第1のOSのプログラム、第2のOSのプログラム、第2のOS上で動作するアプリケーションS/Wを分けて格納することも可能である。この場合、例えば、ブートローダのプログラムと第1のOSのプログラムとを、第1の不揮発性記憶部104としてのシリアルフラッシュメモリへ格納し、第2のOSのプログラムと第2のOS上で動作するアプリケーションS/Wとを、第2の不揮発性記憶部104としてのeMMCへ格納することができる。
ブートローダのプログラムと第1のOSのプログラムとをシリアルフラッシュメモリへ格納する場合、このシリアルフラッシュメモリを、書込み禁止、及び、読み出しのみ可能な構成とすることで、ブートローダ及び第1のOSの改ざんを防ぐことができる。
入力部105は、情報処理装置100の使用者からの指示を受け付けるための手段である。入力部105として、例えば、キーボード、マウス、タッチパッド、赤外線式リモコン又は無線式リモコン等がある。例えば、入力部105は、ユーザより、電源投入の指示の入力を受け付ける。
映像出力部106は、映像信号を端子111から出力するための出力手段である。
図2は、映像出力部106の構成の一例を概略的に示すブロック図である。映像出力部106は、タイミング生成部106aと、重畳部106bと、出力部106cと、端子106d、106e、106fとを備える。
タイミング生成部106aは、映像信号を出力するタイミング信号を生成する。例えば、タイミング生成部106aは、映像信号を出力するために、垂直同期、水平同期、及び、データの有効期間といったタイミング信号を生成する。
図3は、タイミング生成部106aが生成するタイミング信号の一例を示す概略図である。垂直同期信号は、1画面分の映像表示タイミングを表す。水平同期信号は、1ラインの映像表示タイミングを表す。データ有効期間信号は、実際に映像を表示する期間を表す。
図2に戻り、重畳部106bは、予め定められた設定に従って、端子106dから入力されるグラフィック画像と、端子106eから入力される動画像とを重畳して出力映像データを生成する。または、重畳部106bは、予め定められた設定に従って、端子106dから入力されるグラフィック画像及び端子106eから入力される動画像の何れか一方を出力映像データとする。
図4は、グラフィック画像と動画像とが重畳された映像の一例を示す概略図である。図4に示されているように、重畳後の映像IM1は、グラフィック画像表示領域AR1と、動画像表示領域AR2とを備える。グラフィック画像表示領域AR2には、端子106dから入力されるグラフィック画像が表示され、動画像表示領域AR2には、端子106eから入力される動画像が表示される。情報処理装置100のユーザの操作に応じて、動画像のみが表示されることもあり、また、グラフィック画像のみが表示されることもある。また、図4では、グラフィック画像と動画像とがそれぞれ1つずつ重畳されているが、複数のグラフィック画像と、複数の動画像とが重畳されてもよい。
図2に戻り、出力部106cは、重畳部106bから与えられた出力映像データを、アナログ形式又はデジタル形式の映像信号にして、出力する。例えば、出力部106cは、重畳部106bから与えられた出力映像データを、アナログ形式及びデジタル形式のいずれかの映像信号、又は、両方の形式の映像信号にして、出力する。アナログ形式としては、例えば、コンポジット映像形式、S映像形式、コンポーネント映像形式がある。また、デジタル形式としては、例えば、HDMI(登録商標)形式、DVI形式、Display Port形式、MHL(Mobile High−definition Link)形式がある。
端子106fは、出力部106cから与えられた映像信号を出力する。出力された映像信号は、端子111(図1参照)を介して、表示装置152に供給される。
図1に戻り、音声出力部107は、音声信号を端子112から出力するための出力手段である。音声出力部107は、例えば、音声をアナログ形式、光デジタル形式、HDMI形式等の形式の信号で出力するための音声インタフェース回路により構成される。音声出力部107の出力が端子112を介して表示装置152に供給される。
なお、図1では、映像出力部106と音声出力部107とを分けて記載しているが、これらが共通の回路ブロックにより構成されていてもよい。また、端子111から出力される映像信号と、端子112から出力される音声信号とをまとめて一つの端子で出力するように構成されていてもよい。
映像音声処理部108は、映像及び音声を処理するための手段である。例えば、映像音声処理部108は、映像データ及び音声データの、エンコード、デコード、デマルチプレクス、暗号化、暗号化解除、及び、映像へのグラフィックス画面の重畳等の処理を行う。
映像データのエンコード処理では、映像のベースバンド信号を、例えば、MPEG−2形式又はH.264形式にて符号化し、データの圧縮を行う。映像データのデコード処理では、例えば、MPEG−2形式又はH.264形式にて符号化されたデータを復号し、映像のベースバンド信号を得る。
音声データのエンコード処理では、例えば、音声のベースバンド信号を、例えば、MPEG2−AAC形式、MPEG1−L2形式又はMP3形式で符号化し、データの圧縮を行う。音声のデコード処理では、例えば、MPEG2−AAC形式、MPEG1−L2形式又はMP3形式で符号化されたデータを復号し、音声のベースバンド信号を得る。
デマルチプレクス処理では、映像・音声配信サーバ150から受信した、例えばMPEG2−TS形式又はMP4形式の映像データ及び音声データから、所望の映像データ及び音声データを取り出す処理を行う。
暗号化では、例えば、AES形式、DTCP−IP形式又はMarlin形式により、映像データ及び音声データを暗号化する。また、暗号化解除では、例えば、AES形式、DTCP−IP形式又はMarlin形式により、暗号化された映像データ及び音声データを元に戻す。
通信部109は、映像・音声配信サーバ150から、ネットワーク151を経由し、端子113を介して、映像データ及び音声データを受信する。ネットワーク151は、例えば、イーサネット(登録商標)で構成される。
以上の構成により、例えば、CPU102は、入力部105が電源投入の指示の入力を受け付けた後に、不揮発性記憶部104に記憶されている記憶されている第1のOSを起動することで、不揮発性記憶部104に記憶されている初期画面データの映像信号を映像出力部106に出力させるとともに、第2のOSを起動する。
次に、情報処理装置100の動作について説明する。
図5は、情報処理装置100の起動時の処理の一例を示すフローチャートである。
入力部105が、情報処理装置100の電源投入の指示を受ける(S10)と、初期化制御部101は、それを検知して、情報処理装置100全体を初期化する(S11)。情報処理装置100全体の初期化では、初期化制御部101は、CPU102、揮発性記憶部103、不揮発性記憶部104、入力部105、映像出力部106、音声出力部107、映像音声処理部108、及び、通信部109に対して、それぞれを構成する論理回路内に含まれる全ての信号値を、予め定められた初期値に変更する。
CPU102は、情報処理装置100の初期化の完了を検知し、情報処理装置100全体の初期化の後、不揮発性記憶部104からブートローダのプログラムを読み出し、ブートローダの実行を開始する(S12)。CPU102は、ブートローダを実行することにより、CPU102内のキャッシュメモリ、割り込み処理、MMU(Memory Management Unit)の設定、情報処理装置100の各部で使用するクロックの周波数の設定、揮発性記憶部103を読み書きするための設定、及び、スタックの設定を行う。
次に、CPU102は、実行中のブートローダに従って、不揮発性記憶部104から第1のOSのプログラムを読み出し、揮発性記憶部103に格納する。第1のOSのプログラムが圧縮形式で不揮発性記憶部104に格納されている場合は、CPU102は、展開した後、揮発性記憶部103に格納する。
その後、CPU102は、第1のOSの起動を開始し、ブートローダの実行を停止する。
CPU102は、第1のOSの起動を完了すると、第1のOSを実行する(S13)。まず、CPU102は、第1のOSに従って、映像出力部106を有効化する。
ここでの映像出力部106の有効化では、CPU102が、出力する映像の解像度、表示色数やフレームレートを映像出力部106に設定し、さらに、映像出力部106に映像出力開始を指示して、映像出力部106が映像出力を開始する。これにより、映像出力部106から出力された映像信号が、端子111経由で、表示装置152に入力される。この時点では、初期画面データが映像出力部106へ入力されていないため、ランダムで無効なデータが表示装置152に入力される。
次に、CPU102は、第1のOSに従って、不揮発性記憶部104に格納された初期画面データを読み出して、揮発性記憶部103に格納させる。そして、CPU102は、第1のOSに従って、その初期画面データを揮発性記憶部103から映像出力部106に入力させることで、映像出力部106から初期画面の映像信号の出力を開始させる。映像信号の出力開始から、表示装置152に映像が表示されるまで、表示装置152の処理遅延により、少なくとも1〜3秒程度の遅延がある。このため、初期画面の映像出力前のランダムで無効なデータが、表示装置152に表示されることは無く、最初に初期画面が表示される。
ここで、第1のOSにより表示される初期画面は、例えば、図6に示されているような画面PIC1である。この状態では、情報処理装置100のユーザが、情報処理装置100を操作することはできない。しかしながら、ユーザの電源投入操作が情報処理装置100に受け付けられたことを、ユーザは認識できるため、ユーザが不必要に電源投入ボタンの操作を繰り返してしまうことを避けることができる。
次に、CPU102は、第1のOSに従って、第2のOSの起動を開始する。例えば、CPU102は、不揮発性記憶部104から第2のOSのプログラムを読み出し、揮発性記憶部103に格納する。第2のOSのプログラムが圧縮形式で不揮発性記憶部104に格納されている場合は、CPU102は、展開した後、揮発性記憶部103に格納する。その後、CPU102は、第1のOSの実行を停止する。ここで、第1のOSは停止されるが、情報処理装置100の初期化は行われないため、映像出力部106も初期化されず、その動作は継続され、初期画面の表示装置152での表示が継続される。
第2のOSの起動においては、CPU102は、例えば、第2のOSのプログラムを一から起動しても良いし、第2のOSをハイバネーションにより高速起動してもよい。また、CPU102は、Linuxを通常起動した後、起動されたLinuxに基づいて、不揮発性記憶部104に格納された、Android実行時のメモリイメージを読み出して、揮発性記憶部103に格納することで、Androidを高速に起動してもよい。
CPU102は、第2のOSの起動を完了すると、第2のOSを実行する(S14)。そして、CPU102は、第2のOSに従って、映像出力部106を初期化する。映像出力部106の初期化では、CPU102は、第2のOSに従って、映像出力部106を構成する論理回路内の全ての信号値を、予め定められた初期値に変更する。これにより、映像出力部106内に、中途半端な状態で、出力映像のタイミング信号が残ったり、中途半端な状態で、出力映像を構成する各画素の色情報が残ったりという状況を回避することができる。この時点で、第1のOSに基づいて開始された初期画面の表示装置152での表示が停止する。これにより、表示装置152の表示は、例えば、全体が黒画面になる等、映像信号が入力されていない状態になる。言い換えると、映像出力部106の初期化により、映像出力部106は、映像信号を出力しない状態になる。
映像出力部106の初期化では、CPU102は、第2のOSに従って、例えば、映像出力部106内のタイミング生成部106aを初期化する。タイミング生成部106aの初期化では、CPU102は、第2のOSに従って、タイミング生成部106aを構成する論理回路内の全ての信号値を、予め定められた初期値に変更する。これにより、映像出力に関するタイミング信号が初期状態に戻るため、動作中のタイミング信号が中途半端に残って、次に映像出力部106が有効化されるときに、例えば、図7に示されている画面PIC2のように、画面が一瞬乱れる現象が発生するのを防ぐことができる。予め定められた初期値としては、映像を表示しないブランキング期間の動作に相当する信号値を設定することができる。
また、映像出力部106の初期化では、CPU102は、第2のOSに従って、例えば、重畳部106bを初期化することも考えられる。重畳部106bの初期化では、CPU102は、第2のOSに従って、重畳部106bを構成する論理回路内の全ての信号値を、予め定められた初期値に変更する。これにより、映像出力の元となる画像情報が初期状態に戻るため、動作中の画像情報が中途半端に残って、次に映像出力部106が有効化されるときに、例えば、図7に示されている画面PIC2のように、画面が一瞬乱れる現象が発生するのを防ぐことができる。なお、予め定められた初期値としては、映像とグラフィック画像との重畳処理を停止して、例えば、予め定められた画像としての黒画像を出力する、又は、映像及びグラフィック画像として、揮発性記憶部103に格納されている予め定められた画像としての黒画像を重畳して出力する、という動作に相当する信号値を設定することができる。
また、CPU102は、第2のOSに従って、タイミング生成部106aにより生成される、映像出力タイミングを参照し、1画面の出力後、次の画面を出力するまでのブランキング期間に、映像出力部106を初期化してもよい。この場合、画面の一部が削られた表示となることなく、初期画面が消えるため、情報処理装置100のユーザに、より違和感を与えることなく、第2のOSに基づく画面表示に移行することができる。例えば、図3に示されているような場合、1画面出力を終えてから、次の1画面を出力するまでの間の、垂直ブランキング期間にて、CPU102は、映像出力部106を初期化する。
CPU102は、第2のOSに従って、次に、映像出力部106の有効化、音声出力部107の有効化、及び、映像音声処理部108の有効化を行った後、通常動作に移る。ここでの映像出力部106の有効化では、CPU102が、出力する映像の解像度、表示色数やフレームレートを映像出力部106に設定し、さらに、映像出力部106に映像出力開始を指示して、映像出力部106が映像信号の出力を開始する。これにより、映像出力部106から出力された映像信号が、端子111経由で、表示装置152に入力される。また、音声出力部107の有効化では、CPU102が、出力する音声の音量や再生周波数を音声出力部107に設定し、さらに、音声出力部107に音声出力開始を指示して、音声出力を開始する。これにより、音声出力部107から出力された音声信号が、端子112経由で、表示装置152に入力される。また、映像音声処理部108の有効化では、CPU102が、映像データ及び音声データのエンコード、デコード、デマルチプレクス、暗号化、暗号化解除、及び、映像へのグラフィックス画面の重畳といった処理に必要となるパラメータを映像音声処理部108に設定し、さらに、これらの処理の開始を指示する。これにより、映像音声処理部108が、エンコード、デコード、デマルチプレクス、暗号化、暗号化解除、及び、映像へのグラフィックス画面の重畳等の処理を開始する。
通常動作においては、情報処理装置100は、メニュー画面等の操作に必要な画面の映像信号を映像出力部106から出力し、ユーザからの指示を入力部105により受け付け、受信する映像データ及び音声データを選択する。受信する映像データ及び音声データの選択は、例えば、チャンネル番号の指定や、映像・音声配信サーバ150内のコンテンツの指定により行われる。
情報処理装置100は、映像・音声配信サーバ150から配信され、端子113に入力される映像データ及び音声データを通信部109より受信し、揮発性記憶部103に格納する。
映像音声処理部108は、揮発性記憶部103に格納された映像データ及び音声データに対して、暗号化解除、デマルチプレクス、映像デコード、及び、音声デコード等の処理を行い、処理後の映像データは映像出力部106へ、また、処理後の音声データは、音声出力部107へ出力する。
映像出力部106は、映像音声処理部108から入力されたデコード後の映像データを、テレビ又はPCモニターにて映像表示可能な信号形式の映像信号として、端子111へ出力する。
音声出力部107は、映像音声処理部108から入力されたデコード後の音声データを、テレビ又はPCモニターにて音声出力可能な信号形式の音声信号として、端子112へ出力する。
図8は、これまでに説明した、情報処理装置100における、電源投入から、ブートローダ処理、第1のOS処理及び第2のOS処理を経て、通常動作に移るまでのタイミングチャートである。
時刻T10において、電源が投入されると、初期化制御部101が装置全体の初期化を行う。そして、CPU102は、ブートローダを実行し、第1のOSを起動させ、第1のOSの起動完了後に、映像出力部106を有効化する。
図8の時刻T11に開始される第1のOSに基づく初期画面表示処理により、時刻T12に初期画面が表示される。
時刻T13以降の第2のOS起動中は、初期画面の表示が維持される。このとき、第1のOSは停止されており、第2のOSは起動中のため、第1のOSにより表示された初期画面が、変化することなく、表示され続ける。
時刻T14において第2のOSの起動が完了し、映像出力部106が初期化されることにより、映像信号の出力が停止される。このため、第1のOSにより表示された初期画面が消える。その後、時刻T16において、情報処理装置100が通常処理に移ると、第2のOSに基づいて、メニュー画面等の画面表示が開始され、ユーザによる操作が可能になる。
なお、時刻T15において、映像出力部106の有効化が完了した後、時刻T16において通常動作に移るまでの間、第2のOSに基づいて、CPU102は、初期画面の表示を再度行ってもよい。
図9は、第1のOSを使用しない場合の、電源投入から、通常動作に移るまでのタイミングチャートである。図9に示されているように、第1のOSが使用されない場合には、時刻T21において起動時間が長い第2のOSが起動した後、時刻T22において映像出力部106が有効化された後の時刻T23に達しないと、初期画面を表示することができない。
第2のOSの起動時間は、第1のOSの起動時間よりも長いため、図9における電源が投入された時刻T20から、初期画面が表示される時刻T23までの時間は、図8における電源が投入された時刻T10から、初期画面が表示される時刻T12までの時間よりも長くなる。
図10は、図5のステップS12におけるブートローダ処理の一例を示すフローチャートである。
ブートローダ処理では、CPU102は、ブートローダの起動(S20)の後、キャッシュメモリ設定(S21)、割り込み処理設定(S22)、MMU設定(S23)、クロック周波数設定(S24)、揮発性記憶部設定(S25)、及び、スタック設定(S26)を行う。次に、CPU102は、第1のOSの起動を開始(S27)し、ブートローダの実行を停止する(S28)。
図11は、図5のステップS13における第1のOS処理の一例を示すフローチャートである。
第1のOS処理では、CPU102は、第1のOSを起動(S30)させた後、映像出力部106を有効化し(S31)、初期画面の表示(S32)を行う。これにより、初期画面の表示が開始される。その後、CPU102は、第2のOSの起動を開始(S33)し、第1のOSの実行を停止する(S34)。
図12は、図5のステップS14における第2のOS処理の一例を示すフローチャートである。
第2のOS処理では、CPU102は、第2のOSを起動(S40)させた後、映像出力部106を初期化し(S41)、さらに映像出力部106を有効化する(S42)。これにより、第1のOSにより表示が開始された初期画面を、画面の乱れ無しで消すことができ、第2のOSでの映像出力が可能となる。その後、CPU102は、音声出力部107の有効化(S43)、映像音声処理部108の有効化(S44)の後、通常動作(S45)に移る。
上記の実施の形態1では、第2のOSによりもサイズの小さい第1のOSを起動して初期画面の表示を行うことにより、電源投入から初期画面の表示までの時間を短縮することができる。また、第2のOSにて、映像出力部106を初期化した後、映像出力部106を有効化するため、映像表示が乱れることがなく、初期画面を消して、第2のOSでの画面出力を開始できる。
また、映像出力部106から、アナログ形式で出力する場合には、アナログ出力での初期画面から、画面が乱れることなく、画面を消し、第2のOSでの画面出力を開始できる。また、映像出力部106から、デジタル形式で出力する場合には、デジタル出力での初期画面から、画面が乱れることなく、画面を消し、第2のOSでの画面出力を開始できる。
さらに、ブートローダが半導体デバイスメーカが提供する独自のものであった場合でも、ブートローダに大幅な変更を加えることなく、第1のOSにより初期画面が表示されるまでの時間を短縮することができる。
100 情報処理装置、 101 初期化制御部、 102 CPU、 103 揮発性記憶部、 104 不揮発性記憶部、 105 入力部、 106 映像出力部、 106a タイミング生成部、 106b 重畳部、 106c 出力部、 107 音声出力部、 108 映像音声処理部、 109 通信部、 110 バス。

Claims (20)

  1. 映像信号を出力する映像出力部と、
    初期画面として表示するグラフィック画像の初期画面データと、通常動作で使用される第2のOSと、当該第2のOSを起動する機能及び当該初期画面データの映像信号を前記映像出力部に出力させる機能を有する第1のOSと、を記憶する不揮発性記憶部と、
    電源投入の指示の入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部が電源投入の指示の入力を受け付けた後に、前記不揮発性記憶部に記憶されている第1のOSを起動して、前記不揮発性記憶部に記憶されている初期画面データの映像信号を前記映像出力部に出力させるとともに、前記不揮発性記憶部に記憶されている第2のOSを起動する制御部と、を備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1のOSは、前記第2のOSの起動開始後に自身を停止する機能をさらに備え、
    前記制御部は、前記第2のOSの起動開始後、前記第1のOSを停止すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記第2のOSの起動後、前記映像出力部の初期化を行うこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記映像出力部は、
    映像信号を出力するタイミング信号を生成するタイミング生成部と、
    予め定められた設定に従って、動画像とグラフィックス画像とを重畳して出力映像データを生成する、又は、動画像及びグラフィック画像の何れか一方を出力映像データとする重畳部と、
    前記重畳部から与えられた出力映像データから映像信号を生成して、出力する出力部と、を備え、
    前記制御部は、前記第2のOSの起動後、前記映像出力部の初期化を行う際に、前記タイミング生成部の初期化を行うこと
    を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記映像出力部は、
    映像信号を出力するタイミング信号を生成するタイミング生成部と、
    予め定められた設定に従って、動画像とグラフィックス画像とを重畳して出力映像データを生成する、又は、動画像及びグラフィック画像の何れか一方を出力映像データとする重畳部と、
    前記重畳部から与えられた出力映像データから映像信号を生成して、出力する出力部と、を備え、
    前記制御部は、前記第2のOSの起動後、前記映像出力部の初期化を行う際に、前記重畳部の初期化を行うこと
    を特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記出力部は、前記重畳部から与えられた出力映像データを、デジタル信号の形式の映像信号又はアナログ信号の形式の映像信号にして出力すること
    を特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記第2のOSの起動後、前記タイミング生成部で生成されるタイミング信号に基づいて、ブランキング期間に前記映像出力部の初期化を行うこと
    を特徴とする請求項4から6の何れか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、
    前記第1のOSの起動後に、前記映像出力部を有効化してから、前記不揮発性記憶部に記憶されている初期画面データの映像信号を前記映像出力部に出力させること
    を特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記不揮発性記憶部は、前記第1のOSを起動する機能を有するブートローダをさらに記憶し、
    前記制御部は、前記入力部が電源投入の指示の入力を受け付けた後に、前記不揮発性記憶部に記憶されているブートローダを実行することで、前記第1のOSを起動すること
    を特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記入力部が電源投入の指示の入力を受け付けたことを検知して、前記映像出力部、前記不揮発性記憶部及び前記制御部の初期化を行う初期化制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記初期化制御部による初期化後に、前記不揮発性記憶部に記憶されているブートローダを実行すること
    を特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 映像信号を出力する映像出力過程と、
    電源投入の指示の入力を受け付ける入力過程と、
    前記入力過程が電源投入の指示の入力を受け付けた後に、通常動作で使用される第2のOSを起動する機能及び初期画面として表示するグラフィック画像の初期画面データの映像信号を前記映像出力過程に出力させる機能を有する第1のOSを起動して、当該初期画面データの映像信号を前記映像出力過程に出力させる初期画面出力過程と、
    前記第2のOSを起動する第2のOS起動過程と、を有すること
    を特徴とする起動方法。
  12. 前記第1のOSは、前記第2のOSの起動開始後に自身を停止する機能をさらに備え、
    前記第2のOS起動過程の開始後に、前記第1のOSを停止する第1のOS停止過程をさらに有すること
    を特徴とする請求項11に記載の起動方法。
  13. 前記第2のOS起動過程における前記第2のOSの起動後、前記映像出力過程の初期化を行う映像出力初期化過程をさらに有すること
    を特徴とする請求項11又は12に記載の起動方法。
  14. 前記映像出力過程は、
    映像信号を出力するタイミング信号を生成するタイミング生成過程と、
    予め定められた設定に従って、動画像とグラフィックス画像とを重畳して出力映像データを生成する、又は、動画像及びグラフィック画像の何れか一方を出力映像データとする重畳過程と、
    前記重畳過程から与えられた出力映像データから映像信号を生成して、出力する出力過程と、を含み、
    前記映像出力初期化過程は、前記タイミング生成過程の初期化を行うこと
    を特徴とする請求項13に記載の起動方法。
  15. 前記映像出力過程は、
    映像信号を出力するタイミング信号を生成するタイミング生成過程と、
    予め定められた設定に従って、動画像とグラフィックス画像とを重畳して出力映像データを生成する、又は、動画像及びグラフィック画像の何れか一方を出力映像データとする重畳過程と、
    前記重畳過程から与えられた出力映像データから映像信号を生成して、出力する出力過程と、を備え、
    前記映像出力初期化過程は、前記重畳過程の初期化を行うこと
    を特徴とする請求項14に記載の起動方法。
  16. 前記出力過程は、前記重畳過程から与えられた出力映像データを、デジタル信号の形式の映像信号又はアナログ信号の形式の映像信号にして出力すること
    を特徴とする請求項14又は15に記載の起動方法。
  17. 前記映像出力初期化過程は、前記タイミング生成過程で生成されるタイミング信号に基づいて、ブランキング期間に行われること
    を特徴とする請求項14から16の何れか一項に記載の起動方法。
  18. 前記初期画面出力過程は、前記第1のOSの起動後、前記映像出力過程を有効にしてから、前記初期画面データの映像信号を前記映像出力過程に出力させること
    を特徴とする請求項11から17の何れか一項に記載の起動方法。
  19. 前記初期画面出力過程は、前記入力過程が電源投入の指示の入力を受け付けた後に、前記第1のOSを起動させる機能を有するブートローダを実行することで、前記第1のOSを起動すること
    を特徴とする請求項11から18の何れか一項に記載の起動方法。
  20. 前記入力過程が電源投入の指示の入力を受け付けたことを検知して、前記映像出力過程、前記不揮発性記憶過程及び前記制御過程の初期化を行う初期化制御過程をさらに有し、
    前記初期画面出力過程は、前記初期化制御過程による初期化後に、前記ブートローダを実行すること
    を特徴とする請求項19に記載の起動方法。
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