JP2014192466A - ファイバ構造および光ファイバ接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 希土類添加光ファイバのクラッド部に励起光を効率よく導入可能なファイバ構造等を提供する。
【解決手段】 光ファイバ接続構造1は、マルチコアEDF5と、マルチコアEDF導入用ファイバ構造10の接続構造である。マルチコアEDF導入用ファイバ構造10は、信号光を導入する側のマルチコアファイバ3と、励起光を導入するテーパファイバ7が、キャピラリ11に保持されて構成される。テーパファイバ7、屈折率傾斜光ファイバ27により形成される。屈折率傾斜光ファイバ27は、外周側から中心に向かって徐々に屈折率が変化し、中心が最も高い屈折率となる。光ファイバ素線25からテーパファイバ7に励起光を導入すると、励起光は、屈折率傾斜光ファイバ27の中心に集められて伝播する。この結果、屈折率傾斜光ファイバ27の縮径した先端から、マルチコアEDF5のクラッド23に効率よく励起光を導入することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、希土類添加マルチコアファイバへ励起光を導入することが可能なファイバ構造等に関するものである。
近年の光通信におけるトラフィックの急増により、現状で用いられているシングルコアの光ファイバにおいて伝送容量の限界が近づいている。そこで、さらに通信容量を拡大する手段として、一本のファイバに複数のコアが形成されたマルチコアファイバが提案されている。マルチコアファイバを用いることで、光ファイバの敷設コストを抑え、伝送容量の拡大が可能となる。
マルチコアファイバによる伝送路を実現するためには、マルチコアファイバに対応した光ファイバ増幅器が必要となる。光ファイバ増幅器は、例えば、エルビウムなどの希土類がドープされた光ファイバが用いられる。このような希土類添加光ファイバに励起光を入射することで、光を増幅することが可能となる。
光ファイバ増幅器としては、励起光をコアに入射するコア励起と、励起光をクラッドに入射するクラッド励起とがある。ここで、マルチコアファイバに対しては、クラッド励起を採用することで、コア数と同数の励起光源が不要となり、消費電力を抑制することができる。したがって、光ファイバ増幅器を構成するマルチコアファイバのクラッドに励起光を入射する方法が求められる。
このような、光ファイバ増幅器としては、クラッド内に複数のコアが配置され、クラッドに光増幅材料が添加されたマルチコアファイバに励起光が注入されるようにした光ファイバ一括増幅器がある(特許文献1)。
特開平10−125988号公報
しかしながら、特許文献1のような構成は、「合波器」を用いて励起光をマルチコアファイバに導入しようとするものであるが、効率良くマルチコアファイバに励起光を導入するための具体的な構成については記載されていない。したがって、クラッドに効率良く励起光を導入する手段が望まれている。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、希土類添加光ファイバのクラッド部に励起光を効率よく導入可能なファイバ構造等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、希土類添加マルチコアファイバへ励起光を導入することが可能なファイバ構造であって、信号光用光ファイバと、励起光用光ファイバと、を具備し、前記励起光用光ファイバは、端部に行くにつれて径が小さくなるテーパ部を有するテーパファイバであり、少なくとも前記テーパ部の外周面には、漏れ光防止被覆膜が被覆されることを特徴とするファイバ構造である。
また、第1の発明は、希土類添加マルチコアファイバへ励起光を導入することが可能なファイバ構造であって、信号光用光ファイバと、励起光用光ファイバと、を具備し、前記励起光用光ファイバは、屈折率傾斜光ファイバであり、端部に行くにつれて径が小さくなるテーパ部を有するテーパファイバであることを特徴とするファイバ構造である。
前記屈折率傾斜光ファイバは、ステップインデックス型のマルチモード光ファイバと接続され、前記マルチモード光ファイバから前記屈折率傾斜光ファイバに励起光が導入されてもよい。
前記信号光用光ファイバは、複数の光ファイバ素線がバンドルされた光ファイババンドル構造であってもよい。または、前記信号光用光ファイバは、マルチコアファイバであってもよい。
前記励起光用光ファイバは、前記光ファイババンドル構造の中央に配置され、
前記励起光用光ファイバは、信号光用の前記光ファイバ素線よりも太径のマルチモードファイバであり、前記励起光用光ファイバの外周に、前記光ファイバ素線が略等ピッチで最密配置されてもよい。
前記漏れ光防止被覆膜は、少なくとも1層の金属で構成されてもよい。この場合、前記漏れ光防止被覆膜は、金、銀、銅のいずれか、またはこれらの合金で構成されることが望ましい。また、前記漏れ光防止被覆膜は、少なくとも1層の誘電体で構成されてもよい。前記励起光用光ファイバの少なくとも前記テーパ部の外周面には、蒸着、スパッタリングまたはめっきにより形成された漏れ光防止被覆膜が設けられてもよい。
第1の発明によれば、励起光用光ファイバがテーパファイバであるため、励起光用光ファイバの先端(希土類添加マルチコアファイバとの対向面)を細径化することができる。したがって、希土類添加マルチコアファイバを過剰に大径化することなく、励起光用光ファイバを希土類添加マルチコアファイバのクラッドに内包させることができる。
この際、テーパ部の外周面に漏れ光防止被覆膜を設けることで、テーパ部からの漏れ光を抑制することができる。また、励起光用光ファイバが屈折率傾斜光ファイバであれば、光を中央に集めることができるため、テーパ部からの光の漏れを抑制することができる。なお、屈折率傾斜光ファイバを用いる場合であっても、テーパ部の外周面に漏れ光防止被覆膜を設けることで、テーパ部からの漏れ光をさらに抑制することができる。
この場合、漏れ光防止被覆膜を蒸着、スパッタリングまたはめっきで形成することで、漏れ光防止被覆膜の形成が容易である。また、漏れ光防止被覆膜を、少なくとも1層の金属で構成することで、漏れ光や光の吸収を抑制することができる。特に、漏れ光防止被覆膜を、金、銀、銅のいずれかまたはこれらの合金で構成することで、高い反射率により、漏れ光や光の吸収を抑制することができる。また、金属に代えて、少なくとも1層の誘電体で構成しても、漏れ光や光の吸収を抑制することができる。
また、励起光用光ファイバに屈折率傾斜光ファイバを用いる場合には、励起光用光ファイバにステップインデックス型のマルチモード光ファイバを接続することで、マルチモード光ファイバから、大パワーの光を励起光用光ファイバに導入することができる。このため、希土類添加マルチコアファイバのクラッドに、より大きなパワーの励起光を導入することができる。
また、信号光用光ファイバが、複数の光ファイバ素線がバンドルされた光ファイババンドル構造であれば、信号光用光ファイバの配置の自由度が高く、信号光用光ファイバへの信号光の導入も容易である。
また、信号光用光ファイバがマルチコアファイバであれば、構造が簡易であり、光ファイバ素線をバンドルする必要がない。
また、信号光用光ファイバが、光ファイババンドル構造である場合には、励起光用光ファイバを光ファイバのバンドル構造の中央に配置し、励起光用光ファイバを、信号光用の光ファイバ素線よりも太径のマルチモードファイバとすることで、光ファイババンドル構造とエルビウム添加マルチコアファイバの中心を偏心させることなく信号光用光ファイバを所定ピッチで配置することができる。また、大きなパワーの励起光をエルビウム添加マルチコアファイバの中心近傍に導入することができる。
第2の発明は、第1の発明にかかるファイバ構造を有し、前記信号光用光ファイバのコアと接続対象の希土類添加マルチコアファイバのコアとが光接続し、前記励起光用光ファイバが、前記希土類添加マルチコアファイバのクラッド範囲に内包されるように、前記励起光用光ファイバと前記希土類添加マルチコアファイバとが接続されることを特徴とする光ファイバ接続構造である。
第2の発明によれば、励起光の漏れ光を抑制し、効率よく希土類添加マルチコアのクラッドに励起光を導入可能な光ファイバ接続構造を得ることができる。
本発明によれば、希土類添加光ファイバのクラッド部に励起光を効率よく導入可能なファイバ構造等を提供することができる。
光ファイバ接続構造1を示す図。 光ファイバ接続構造1を示す断面図であり、(a)は図1のA−A線断面図、(b)は図1のB−B線断面図。 (a)〜(b)は屈折率傾斜光ファイバ27と光ファイバ素線25とを接合し、テーパ形状にする工程を示す図。 (a)は、屈折率傾斜光ファイバ27の外周面に金属被覆29を形成した状態を示す図、(b)は、光ファイバ素線27aの外周面に金属被覆29を形成した状態を示す図。 (a)は、バンドル構造31を示す断面図、(b)は、マルチコアEDF5を示す断面図。 (a)は、バンドル構造31aを示す断面図、(b)は、マルチコアEDF5aを示す断面図。 (a)は光ファイバ接続構造1aを示す図、(b)は(a)のD−D線断面図。
以下、光ファイバ接続構造1について説明する。図1は光ファイバ接続構造1の平面図、図2(a)は図1のA−A線断面図、図2(b)は図1のB−B線断面図である。光ファイバ接続構造1は、マルチコアEDF5(エルビウム添加マルチコアファイバ)と、マルチコアEDF導入用ファイバ構造10の接続構造である。マルチコアEDF導入用ファイバ構造10は、信号光を導入するマルチコアファイバ3と、励起光を導入するテーパファイバ7が、キャピラリ11に保持されて構成される。なお、以下の説明では、エルビウムが添加される例を示すが、他の希土類元素を添加してもよい。
図2(a)に示すように、マルチコアファイバ3は、複数のコア15が所定の間隔で配置され、周囲をクラッド17で覆われたファイバである。例えば、全部で7つのコア15は、マルチコアファイバ3の中心と、その周囲に正六角形の各頂点位置に配置される。すなわち、中心のコア15と周囲の6つのコア15とは全て一定の間隔となる。また、6つのコア15において、隣り合う互いのコア15同士の間隔も同一となる。コア15は、信号光の導波路となる。なお、コア15の配置は、図示した例には限られない。
キャピラリ11には、マルチコアファイバ3とともに、テーパファイバ7が保持される。テーパファイバ7は、先端(マルチコアEDF5との対向面側)に行くにつれて径が細くなるテーパ部を有する光ファイバである。なお、図1に示すように、テーパ部はキャピラリ11の外部に形成されてもよく、キャピラリ11内に配置されてもよい。テーパファイバ7の詳細は後述する。
キャピラリ11の孔は、偏心している。したがって、マルチコアファイバ3とテーパファイバ7とを挿入した状態で、マルチコアファイバ3の中心がキャピラリ11外周面の中心にくるようにマルチコアファイバ3とテーパファイバ7とが配置される。この状態で、接着剤19によって、マルチコアファイバ3とテーパファイバ7とがキャピラリ11に固定される。なお、接着剤19としては、マルチコアファイバ3とテーパファイバ7とを固定できれば、ゾルゲルガラスや水ガラスを用いてもよい。
図2(b)に示すように、マルチコアEDF5はキャピラリ9で保持される。マルチコアEDF5は、エルビウムが添加された複数のコア21が所定の間隔で配置され、周囲をクラッド23で覆われたファイバである。例えば、全部で7つのコア21は、マルチコアEDF5の中心と、その周囲に正六角形の各頂点位置に配置される。すなわち、中心のコア21と周囲の6つのコア21とは全て一定の間隔となる。また、6つのコア21において、隣り合う互いのコア21同士の間隔も同一となる。
なお、コア15の配置と、コア21の配置は、互いに対応する。ここで、コア21のピッチは例えば40〜50μm程度である。マルチコアEDF5のクラッド23の外径は、マルチコアファイバ3を中心としたテーパファイバ7を含む外接円の外径よりも大きい。したがって、テーパファイバ7の端面は、マルチコアファイバ3のクラッド23に内包される。
マルチコアEDF5のクラッド23の外周面には、必要に応じて被覆部13が形成される。被覆部13は、マルチコアEDF5のクラッド23を構成する材質の屈折率よりも低い屈折率を有する材質からなる。例えば、紫外線硬化樹脂に対し、フッ素が添加されて屈折率が調整される。
なお、マルチコアEDF5およびマルチコアファイバ3は例えば石英ガラス製である。また、本実施例では、マルチコアEDF5として、中心コアの外周に6つのコアを有する全7つのコアで構成される最密配置の例について説明するが、その外周にさらに12のコアを形成して最密配置とすることもできる。この場合には、マルチコアファイバ3のコア15の個数をコア21と同数とすればよい。すなわち、本発明では、コアの個数や配置は限定されない。
マルチコアファイバ3の端面とマルチコアEDF5の端面は互いに研磨されて対向して配置される。この際、それぞれのコア21とコア15とが光接続する位置で対向する。また、テーパファイバ7は、クラッド23と光接続する。
なお、マルチコアファイバ3とマルチコアEDF5とは、接着または融着によって接続される。また、キャピラリ11とキャピラリ9とが接合される。
マルチコアファイバ3のコア15には、信号光が導入される。したがって、コア15と光接続されるコア21には、信号光が導入される。一方、テーパファイバ7には、励起光が導入される。したがって、クラッド23には、励起光が導入される。
エルビウムが添加されたマルチコアEDF5のクラッド23に励起光を導入することで、コア21内の信号光を増幅することができる。すなわち、励起光によってコア21におけるエルビウムイオンのエネルギー準位を励起状態とすることができる。この状態で信号光をコア21に導入することで、励起状態のエルビウムイオンは誘導放出を起こし、信号光の強度が増幅される。
なお、励起光はシングルモードであってもよく、マルチモードであってもよいが、マルチモードの方が、コア径を大きくすることができ、高パワーであるためより望ましい。以下、励起光がマルチモードである例を説明する。
図3は、テーパファイバ7を形成する工程を示す図である。本実施形態では、テーパファイバ7は、屈折率傾斜光ファイバ27により形成される。屈折率傾斜光ファイバ27は、図3(a)のCに示すように、外周側から中心に向かって徐々に屈折率が変化し、中心が最も高い屈折率となる。なお、屈折率傾斜光ファイバ27としては、なだらかに屈折率が変化するものに限られず、屈折率の変化を多段(例えば2段以上)として、概ね図3(a)に示すように、多段の階段状に中心に向かって屈折率が上昇するように構成してもよい。
屈折率傾斜光ファイバ27の後端面(マルチコアEDF5との対向面とは逆側)には、光ファイバ素線25が接続される。光ファイバ素線25は、ステップインデックス型のマルチモード光ファイバである。図中の点線は、光ファイバ素線25のコア15aとクラッド17aの境界を示す。図3(b)に示すように、光ファイバ素線25と屈折率傾斜光ファイバ27とは、接着または融着により接続される。
次に、図3(c)に示すように、屈折率傾斜光ファイバ27の先端側を縮径する。すなわち、先端に行くにつれて外径が徐々に小さくなるようにテーパ部が形成される。このようにしてテーパファイバ7が形成される。
光ファイバ素線25からテーパファイバ7に励起光を導入すると、励起光は、屈折率傾斜光ファイバ27の断面中心に集められて伝播する。したがって、テーパ部においても、励起光がテーパファイバ7の中心に集められるため、テーパ部から励起光が外部に光が漏れることを抑制することができる。この結果、屈折率傾斜光ファイバ27を縮径した先端から、マルチコアEDF5のクラッド23に効率よく励起光を導入することができる。なお、屈折率傾斜光ファイバ27に直接励起光を導入可能であれば、必ずしも光ファイバ素線25と接続しなくてもよい。
また、図4(a)に示すテーパファイバ7aのように、少なくともテーパ部を含む屈折率傾斜光ファイバ27の外周面に、漏れ光防止被覆膜である金属被覆29を形成してもよい。金属被覆29としては、反射率の高い金、銀、銅のいずれかまたはこれらの合金などを用いることが望ましい。また、金属被覆29の製法は特に限定されないが、例えば、蒸着、スパッタリング、めっき等により形成すればよい。また、金属被覆29に代えて、誘電体被膜を形成してもよい。また、それらを複数層に形成してもよい。
また、屈折率傾斜光ファイバ27などのガラスファイバの外周に金属被覆29を直接形成すると、金属被覆29と屈折率傾斜光ファイバ27との密着性が問題となる場合がある。例えば、テーパファイバ7aの屈曲時などに、金属被覆29が屈折率傾斜光ファイバ27の表面から剥がれる恐れがある。このため、金属被覆29と屈折率傾斜光ファイバ27の間に、両者の密着性を高めるためのバッファー層を設けてもよい。バッファー層としては、金属被覆29と屈折率傾斜光ファイバ27の両者に対して密着性に優れるTi、Niなどを用いることができる。
このように、テーパ部に金属被覆29を形成することで、テーパ部からの光漏れをより確実に抑制することができる。なお、テーパファイバ7において、最も光が漏れる可能性が高い部位はテーパ部であるため、金属被覆29は、少なくともテーパ部の外周面に形成すればよいが、他の部位を含む屈折率傾斜光ファイバ27の外周面全体に形成してもよい。なお、光ファイバ素線25に対しては、金属被覆29を形成しなくてもよい。
また、本発明では、テーパファイバとして必ずしも屈折率傾斜光ファイバ27を用いなくてもよい。例えば、図4(b)に示したテーパファイバ7bのように、光ファイバ素線27aに直接テーパ部を形成してもよい。光ファイバ素線27aは、例えばステップインデックス型のマルチモード光ファイバである。光ファイバ素線25aの先端側を縮径することで、テーパ部が形成される。なお、図中の点線は、光ファイバ素線25のコア15aとクラッド17aの境界を示し、延伸部もコア15aとクラッド17a間の界面が保持され、同様な屈折率差が保持される。この場合には、テーパ部からの漏れ光を抑制するため、少なくともテーパ部の外周面に金属被覆29が形成される。このように、励起光導入用光ファイバとして、先端側に行くにつれて外径が縮径されるテーパ部を有するテーパファイバを用いれば、その態様は特に限定されない。以下の説明では、テーパファイバ7を用いた例について説明する。
マルチコアファイバ3のコア15に励起光を導入する方法としては、ファイババンドルを用いることができる。この場合、コア15のそれぞれの配置に対応するように束ねられた複数の光ファイバからなるファイババンドルを作成し、束ねられた側の端面を略平坦に研磨して、これをマルチコアファイバ3の端面に接続して行うことができる。
具体的には、各コア15のコアピッチにほぼ一致した直径を有する7本のシングルモード光ファイバが正六角形状に密に束ねられ、当該シングルモード光ファイバのそれぞれのコアがコア15に対応するよう配置される。当該バンドルされた複数の光ファイバには信号光が導入される。また、同様に、テーパファイバ7には励起光が導入される。
以上により、マルチコアファイバ3のコア15と、マルチコアEDF5のコア21とを光接続した状態で、マルチコアEDF5のクラッド23にテーパファイバ7から励起光を導入することができる。したがって、コア21の信号光を増幅する光増幅器として機能させることができる。
以上、本実施の形態によれば、マルチコアEDF5のクラッド23に対して、確実に励起光を導入することができる。したがって、マルチコアEDF5において、信号光を増幅することができる。この際、テーパファイバ7が用いられることで、マルチコアEDF5の外径を大きくすることなく、クラッド23にテーパファイバ7の先端を内包させることができる。
また、テーパファイバ7に屈折率傾斜光ファイバ27を用いることで、テーパ部から光漏れを抑制することができる。また、金属被覆29を形成することで、テーパ部からの光漏れを抑制することができる。また、金属被覆に代えて誘電体被覆膜を形成しても同様の効果を得ることができる。
また、金属被覆29が蒸着やスパッタリング、めっき等で形成されるため、製造性に優れる。また、金属被覆29として、金、銀、銅のいずれかまたはこれらの合金を用いることで、高い反射率により、光の吸収や漏れを抑制することができる。この際、金属被覆29の下地にバッファー層を設けることで、金属被覆29の密着性を高めることができる。
次に、第2の実施形態について説明する。図5は、第2の実施形態にかかる光ファイバ構造を示す断面図であり、図2に対応する図である。なお、以下の実施形態において、光ファイバ接続構造1と同様の機能を奏する構成については、図1〜図4と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第2の実施形態では、図5(a)に示すように、信号光導入用の光ファイバとして、マルチコアファイバ3に代えて、バンドル構造31が用いられる。バンドル構造31は、複数の光ファイバ素線33が最密配置で集合される。
例えば、図5(a)に示すように、中央に1本の光ファイバ素線33が配置され、その周囲に6本の光ファイバ素線33が配置される。なお、光ファイバ素線33の内側がコア15bであり、その外周がクラッド17bである。このように、それぞれの光ファイバ素線33のコア15bは全て等間隔で配置される。最密配置のバンドル構造31とすることによって、マルチコアEDF5の複数のコア21との光接続が容易になる。
テーパファイバ7は、バンドル構造31の外周部における隣り合う光ファイバ素線33の間に配置される。バンドル構造31とテーパファイバ7は、キャピラリ11に接着剤19によって固定される。なお、バンドル構造31の光ファイバ素線33の本数やテーパファイバ7の配置は、図示した例に限られない。接続対象となるマルチコアEDF5の設計等に合わせて配置すればよい。
このように、信号光導入用の光ファイバとしてバンドル構造31を用いても、各光ファイバ素線33とマルチコアEDF5のコア21とを光接続することで、コア21に信号光を導入することができる。また、テーパファイバ7は、クラッド23に内包されるため、クラッド23に励起光を導入することができる。
第2の実施の形態によれば、光ファイバ接続構造1と同様の効果を得ることができる。また、信号光導入用の光ファイバとしてバンドル構造31が用いられるため、各光ファイバ素線33への信号光の導入が容易である。
次に、第3の実施の形態について説明する。図6は、第3の実施形態にかかる光ファイバ構造を示す断面図であり、図2に対応する図である。なお、図6においてキャピラリの図示を省略する。第3の実施形態では、図6(a)に示すように、信号光導入用の光ファイバとして、バンドル構造31aが用いられる。バンドル構造31aは、中央にテーパファイバ7aが配置され、その外周に複数の光ファイバ素線33が最密配置で集合される。
ここで、テーパファイバ7aの外径(縮径後の外径)は、光ファイバ素線33の外径よりも大きい。例えば、図6(a)に示すように、中央に1本のテーパファイバ7aが配置され、その周囲に7本の光ファイバ素線33が配置される。したがって、それぞれの光ファイバ素線33のコアは全て等間隔で配置される。このように、光ファイバ素線33のコア15bを等間隔とすることによって、マルチコアEDF5の複数のコア21との光接続が容易になる。
マルチコアEDF5aは、バンドル構造31aの光ファイバ素線33の各コア15bに対応する位置に、コア21が設けられる。すなわち、マルチコアEDF5aの中心部には、コア21は設けられず、クラッド23となる。
このように、信号光導入用の光ファイバとしてバンドル構造31aを用いても、各光ファイバ素線33のコア15bとマルチコアEDF5のコア21とを光接続することで、コア21に信号光を導入することができる。また、テーパファイバ7aのコア15aから、クラッド23の中心部に励起光を導入することができる。
なお、テーパファイバ7aの外径と光ファイバ素線33の外径は、図示した例には限られない。ここで、中央にテーパファイバ7aを配置し、周囲にn個の光ファイバ素線33を等間隔で配列するバンドル構造としては、中心のテーパファイバ7aの半径をRとし、周囲に配置される光ファイバ素線33の半径をrとすると、下式で与えられる。
Figure 2014192466
このような関係になるように、中心のテーパファイバ7aと周囲の光ファイバ素線33の半径を決定する事で、前述のようなマルチコアEDF5aと接続可能なバンドル構造を得ることが可能となる。なお、本実施例では、励起光の漏れを確実に抑制するために、テーパファイバ7aを用いる例を示したが、テーパファイバ7、7bを用いてもよい。
第3の実施の形態によれば、光ファイバ接続構造1と同様の効果を得ることができる。また、径の大きなテーパファイバ7aを用いることで、より大きなパワーの励起光をクラッド23に導入することができる。また、励起光をクラッド23の中心に導入することで、各コア21に導入される信号光に対して、均一な増幅効果を得ることができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、図1に示した光ファイバ接続構造1では、マルチコアEDF5の外周には被覆部13が設けられ、キャピラリ9と被覆部13とが接する例を示したが、本発明はこれに限られない。図7(a)は、光ファイバ接続構造1aを示す図、図7(b)は図7(a)のD−D線断面図である。光ファイバ接続構造1aは、光ファイバ接続構造1とほぼ同様の構成であるが、キャピラリ9の内部に位置するマルチコアEDF5の外周面の被覆部13が除去される。マルチコアEDF5とキャピラリ9の内面とは接着剤14で接着される。接着剤14は、マルチコアEDF5のクラッド23よりも屈折率が低い。このため、クラッド23を伝達する光が、キャピラリ9に漏れることが抑制される。このように、マルチコアEDF5とキャピラリ9とは、被覆部13を除去して接着剤14によって接着してもよい。
なお、マルチコアEDF5が挿通されるキャピラリ9の孔は、図中右端部、被覆部13が挿入される付近において、図中右に向かってその内径が拡径するようなテーパ部を有するようにしてもよい(図示せず)。すなわち、マルチコアEDF5の挿入側が拡径されるように、断面において孔にテーパ部を形成してもよい。このようにすることで、マルチコアEDF5をキャピラリ9に挿入固定しやすくすることができる。
同様に、マルチコアファイバ3もしくはテーパファイバ7が挿通されるキャピラリ11の孔は、図中左端部近傍において、図中左に向かってその内径が拡径するようなテーパ部を有するようにしてもよい(図示せず)。すなわち、マルチコアファイバ3もしくはテーパファイバ7の挿入側が拡径されるように、断面において孔にテーパ部を形成してもよい。このようにすることで、マルチコアファイバ3もしくはテーパファイバ7をキャピラリ11に挿入固定しやすくすることができる。
1、1a………光ファイバ接続構造
3………マルチコアファイバ
5、5a………マルチコアEDF
7、7a、7b………テーパファイバ
9………キャピラリ
10………マルチコアEDF導入用ファイバ構造
11………キャピラリ
13………被覆部
14………接着剤
15、15a、15b………コア
17、17a、17b………クラッド
19………接着剤
21………コア
23………クラッド
25、25a、27a………光ファイバ素線
27………屈折率傾斜光ファイバ
29………金属被覆
31、31a………バンドル構造
33………光ファイバ素線

Claims (11)

  1. 希土類添加マルチコアファイバへ励起光を導入することが可能なファイバ構造であって、
    信号光用光ファイバと、励起光用光ファイバと、を具備し、
    前記励起光用光ファイバは、端部に行くにつれて径が小さくなるテーパ部を有するテーパファイバであり、
    少なくとも前記テーパ部の外周面には、漏れ光防止被覆膜が被覆されることを特徴とするファイバ構造。
  2. 希土類添加マルチコアファイバへ励起光を導入することが可能なファイバ構造であって、
    信号光用光ファイバと、励起光用光ファイバと、を具備し、
    前記励起光用光ファイバは、屈折率傾斜光ファイバであり、端部に行くにつれて径が小さくなるテーパ部を有するテーパファイバであることを特徴とするファイバ構造。
  3. 前記屈折率傾斜光ファイバは、ステップインデックス型のマルチモード光ファイバと接続され、前記マルチモード光ファイバから前記屈折率傾斜光ファイバに励起光が導入されることを特徴とする請求項2記載のファイバ構造。
  4. 前記信号光用光ファイバは、複数の光ファイバ素線がバンドルされた光ファイババンドル構造であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のファイバ構造。
  5. 前記信号光用光ファイバは、マルチコアファイバであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のファイバ構造。
  6. 前記励起光用光ファイバは、前記光ファイババンドル構造の中央に配置され、
    前記励起光用光ファイバは、信号光用の前記光ファイバ素線よりも太径のマルチモードファイバであり、前記励起光用光ファイバの外周に、前記光ファイバ素線が略等ピッチで最密配置されることを特徴とする請求項4記載のファイバ構造。
  7. 前記漏れ光防止被覆膜は、少なくとも1層の金属で構成されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のファイバ構造。
  8. 前記漏れ光防止被覆膜は、金、銀、銅のいずれか、またはこれらの合金で構成されることを特徴とする請求項7記載のファイバ構造。
  9. 前記漏れ光防止被覆膜は、少なくとも1層の誘電体で構成されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のファイバ構造。
  10. 前記励起光用光ファイバの少なくとも前記テーパ部の外周面には、蒸着、スパッタリングまたはめっきにより形成された漏れ光防止被覆膜が設けられることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のファイバ構造。
  11. 請求項1から請求項10のいずれかに記載のファイバ構造を有し、
    前記信号光用光ファイバのコアと接続対象の希土類添加マルチコアファイバのコアとが光接続し、
    前記励起光用光ファイバが、前記希土類添加マルチコアファイバのクラッド範囲に内包されるように、前記励起光用光ファイバと前記希土類添加マルチコアファイバとが接続されることを特徴とする光ファイバ接続構造。
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