JP2014191143A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
精度よく安定した表示光を出射することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】
コリメートレンズ30は、表示手段10が出射した画像光Lを平行光Mとし、平行ライトガイド40は、コリメートレンズ30からの平行光Mを入射し、平行光Mの一部を反射し一部を透過光Nとして透過する第一面41と、平行光Mを第一面41へ反射する第二面42とを平行に設け、第一面41から複数の透過光Nを出射し、平行光Mは、第一面41に所定の入射角Aをもって入射する。
【選択図】図2
精度よく安定した表示光を出射することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】
コリメートレンズ30は、表示手段10が出射した画像光Lを平行光Mとし、平行ライトガイド40は、コリメートレンズ30からの平行光Mを入射し、平行光Mの一部を反射し一部を透過光Nとして透過する第一面41と、平行光Mを第一面41へ反射する第二面42とを平行に設け、第一面41から複数の透過光Nを出射し、平行光Mは、第一面41に所定の入射角Aをもって入射する。
【選択図】図2
Description
本発明はヘッドアップディスプレイ装置に関する。
従来のヘッドアップディスプレイとして、特許文献1に開示されたヘッドアップディスプレイ装置が知られている。このヘッドアップディスプレイ装置は、表示デバイスと、コリメートレンズと、一対の平行に配置された平面ミラーとから構成されている。一対の平面ミラーのうち、一方の平面ミラーは、入射した光の一部を反射し一部を透過する半透過ミラーである。表示デバイスから出射した光(表示光)は、コリメートレンズによって平行な光となり、一対の平行に配置された平面ミラーに入射する。一対の平行に配置された平面ミラーのうちの一方の平面ミラーは、半透過ミラーであるので、半透過ミラーに入射した平行な光の一部が、半透過ミラーから出射する。一対の平行に配置された平面ミラーに入射した平行な光は、平面ミラーの間で反射を繰り返す。これにより、半透過ミラーから複数の光が出射される。この半透過ミラーから出射した複数の平行な光が平面透明板(いわゆるコンバイナ)で反射され、その平行な光が観察者の眼に達する。観察者の眼には平行な光が入射するので、観察者がコンバイナに投影された虚像を見ることによって、観察者は遠方に表示像があるように認識する。
この表示の距離感(遠近感)について簡単に説明すると、観察者は、図10に示すように、右眼3R、左眼3Lに入射される物体G1までの視線E1のなす角により、物体G1との距離を認識する。物体が離れた位置(G2)にある場合、右眼3R、左眼3Lに入射される物体G2までの視線E2のなす角は小さくなり、物体G2が遠方にあるように認識する。特許文献1に記載の半透過ミラーから出射される光は、図11に示すように、光を略平行に観察者の右眼3R、左眼3Lに入射されるため、右眼3Rと左眼3Lの視線E3のなす角は、ゼロ(平行)になるため、物体G3が(無限)遠方にあるかのように認識させることができる。また、特許文献1に記載の半透過ミラーからは、平行な光が複数出射されるため、図11に示すように、右眼3R、左眼3Lの位置が動いても虚像を見ることができる広い視認可能領域を確保することができる。
このような構成において、反射を繰り返す一対の平面ミラーは、平行が保たれることにより、半透過ミラーから複数の光を、安定的に一定の出射角をもって出射する。
このような構成において、反射を繰り返す一対の平面ミラーは、平行が保たれることにより、半透過ミラーから複数の光を、安定的に一定の出射角をもって出射する。
しかしながら、上記のようなヘッドアップディスプレイ装置においては、一対の平行ミラーを高精度に位置合わせする必要があり、組み立てによる誤差などにより、一対の平行ミラーの平行度が崩れてしまい、安定した出射光が得られないおそれがあった。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、精度よく安定した表示光を出射することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置は、表示光を投影し、前記表示光が表す像を虚像として視認させるヘッドアップディスプレイ装置であって、前記像を表す光を出射する表示手段と、前記表示手段が出射した光を平行光とするコリメート光学系と、前記コリメート光学系からの平行光を入射し、平行光の一部を反射し一部を透過光として透過する第一面と、平行光を前記第一面へ反射する第二面とを平行に設け、前記第一面から複数の透過光を出射する平行光学部材と、を備え、前記平行光は、前記第一面に所定の入射角をもって入射し、前記第一面における前記透過光を前記表示光として投影する、ことを特徴とする。
本発明によれば、光を透過反射する第一面と、光を反射する第二面とを平行に設けた平行光学部材を備えることにより、第一面と第二面との平行を高精度に形成することができる。さらに、平行光が第一面に対して所定の入射角をもって入射するので、第一面と第二面が平行関係にあることから、平行光学部材内で反射する反射光は第一面に常に前記所定の入射角をもって入射されるため、第一面から出射される(第一面を透過する)透過光は、第一面に対して一定の角度をもった平行な透過光(表示光)を安定して出射することができる。
(第一実施形態)
本発明の実施の形態について、図1〜図5を参照して説明する。
本発明の実施の形態について、図1〜図5を参照して説明する。
図1に本実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD装置と記載)の概略を示す。ここで、車両2の左右方向(観察者の眼3の左右方向)をX軸、車両2の上下方向(観察者の眼3の上下方向)をY軸、X軸およびY軸に垂直で観察者の視線方向をZ軸とする(図1)。
本実施の形態に係るHUD装置1は、図1に示すように、車両2のダッシュボード内に設置される。HUD装置1は、出射部61から表示画像の虚像Vを表す表示光Lを車両2のフロントガラス(平面)2aへ出射する。フロントガラス2aに反射された表示光Lは、観察者の眼3に達する。観察者はフロントガラス2aに反射された表示光Lが表す表示画像の虚像(フロントガラス2aに投影された虚像)Vを視認する。観察者はフロントガラス2aを通して、表示画像が遠方にあるように認識する。
本実施の形態に係るHUD装置1は、図1に示すように、車両2のダッシュボード内に設置される。HUD装置1は、出射部61から表示画像の虚像Vを表す表示光Lを車両2のフロントガラス(平面)2aへ出射する。フロントガラス2aに反射された表示光Lは、観察者の眼3に達する。観察者はフロントガラス2aに反射された表示光Lが表す表示画像の虚像(フロントガラス2aに投影された虚像)Vを視認する。観察者はフロントガラス2aを通して、表示画像が遠方にあるように認識する。
図2は、HUD装置1の車両2(図1)における略XZ平面における断面概略図であり、図3は、HUD装置1の車両2(図1)における略YZ平面の断面の概略を示す。ここで、図1と同様に、車両2の左右方向(観察者の眼3の左右方向)をX軸、車両2の上下方向(観察者の眼3の上下方向)をY軸、X軸およびY軸に垂直で観察者の視線方向をZ軸とする(図2、3)。
HUD装置1は、図2に示すように、筐体60内に配置された表示手段10、折り返しミラー20、コリメートレンズ(コリメート光学系)30、平行ライトガイド(平行光学部材)40と、補正ミラー50と、を備える。また、HUD装置1は制御部(図示せず)を備える。
表示手段10から出射した画像光Lは、折り返しミラー20によって反射され、コリメートレンズ30に入射する。画像光Lはコリメートレンズ30によって、平行化される(コリメートレンズ30が平行光Mを出射する)。コリメートレンズ30から出射した平行光Mは、平行ライトガイド40に入射する。平行ライトガイド40のうち、一方の反射面は、入射した光の一部を反射し一部を透過光Nとして透過する半透過面41であり、平行ライトガイド40に入射した平行光Mは、平行ライトガイド40内で反射を繰り返しつつ、一部の平行光Mは平行ライトガイド40から複数の透過光(表示光)Nとして出射する(半透過面41を複数の透過光Nが透過する)。
半透過面(第一面)41を透過した複数の透過光(表示光)Nは、後述する補正ミラー50に反射され、筐体60のフロントガラス2a側の面に設けられた出射部61から出射する(図3)。出射部61から出射した表示光Nはフロントガラス2aに入射する。フロントガラス2aは入射した複数の表示光Nを反射し、反射された表示光Nは観察者の眼3に達する。
本実施の形態において、フロントガラス2aは所定の曲面(車両2の車外方向に凸)を有するガラスである(図1)。平行ライトガイド40は、コリメートレンズ30からの平行光Mを入射し、この平行光Mを平行ライトガイド40内で反射及び透過を繰り返すことで、半透過面41から平行な複数の透過光Nを出射する。この平行な複数の透過光Nは、後述する補正ミラー50により、出射部61の方向(フロントガラス2aの方向)へフロントガラス2aの曲率を考慮して予め光軸を傾けた光(発散光)として反射される。このフロントガラス2aの曲率を考慮して予め光軸を傾けた複数の透過光Nは、フロントガラス2aに反射された際、YZ平面に平行な光となり、観察者の左右の眼3それぞれに左右方向で平行な光として入射されるので、観察者はフロントガラス2aを通して、表示画像が遠方にあるように認識する。
本実施の形態において、フロントガラス2aは所定の曲面(車両2の車外方向に凸)を有するガラスである(図1)。平行ライトガイド40は、コリメートレンズ30からの平行光Mを入射し、この平行光Mを平行ライトガイド40内で反射及び透過を繰り返すことで、半透過面41から平行な複数の透過光Nを出射する。この平行な複数の透過光Nは、後述する補正ミラー50により、出射部61の方向(フロントガラス2aの方向)へフロントガラス2aの曲率を考慮して予め光軸を傾けた光(発散光)として反射される。このフロントガラス2aの曲率を考慮して予め光軸を傾けた複数の透過光Nは、フロントガラス2aに反射された際、YZ平面に平行な光となり、観察者の左右の眼3それぞれに左右方向で平行な光として入射されるので、観察者はフロントガラス2aを通して、表示画像が遠方にあるように認識する。
HUD装置1の具体的な構成について説明する。なお、発明の理解を容易にするために、コリメートレンズ30から出射した平行光Mに限定して説明する。
(表示手段、折り返しミラー、コリメートレンズ)
本実施の形態において、表示手段10は、光源11と、拡散部12と、液晶表示パネル13と、ヒートシンク14とから構成される。光源11は複数のLED(Light Emitting Diode)から構成される。光源11は、液晶表示パネル13を照明する光を出射する。拡散部12は、光源11と液晶表示パネル13との間に、筐体60の一部として形成された空間であり、その内壁は光源11から出射される光を拡散して液晶表示パネル13の背面を照明するように白色の塗料などが塗られている。拡散部12は光源が出射した光を拡散し、液晶表示パネルを均一に照明する。液晶表示パネル13は、後述する制御部から送信される映像信号に従って、拡散部12からの照明光を変調することによって、表示画像を生成する。液晶表示パネル13からは、表示画像を表す画像光Lが出射される。拡散部12は、光源11からの光をより効率よく拡散して液晶表示パネル13に伝達するように、白色に着色されたポリカーボネートなどの透光性の合成樹脂の部材を有していてもよい。
ヒートシンク14はアルミニウム等の金属で構成され、光源11で発生する熱を放散する。ヒートシンク14は、光源11の光を出射する面の反対面に配置される。
本実施の形態において、表示手段10は、光源11と、拡散部12と、液晶表示パネル13と、ヒートシンク14とから構成される。光源11は複数のLED(Light Emitting Diode)から構成される。光源11は、液晶表示パネル13を照明する光を出射する。拡散部12は、光源11と液晶表示パネル13との間に、筐体60の一部として形成された空間であり、その内壁は光源11から出射される光を拡散して液晶表示パネル13の背面を照明するように白色の塗料などが塗られている。拡散部12は光源が出射した光を拡散し、液晶表示パネルを均一に照明する。液晶表示パネル13は、後述する制御部から送信される映像信号に従って、拡散部12からの照明光を変調することによって、表示画像を生成する。液晶表示パネル13からは、表示画像を表す画像光Lが出射される。拡散部12は、光源11からの光をより効率よく拡散して液晶表示パネル13に伝達するように、白色に着色されたポリカーボネートなどの透光性の合成樹脂の部材を有していてもよい。
ヒートシンク14はアルミニウム等の金属で構成され、光源11で発生する熱を放散する。ヒートシンク14は、光源11の光を出射する面の反対面に配置される。
折り返しミラー20は、例えば、平面アルミ蒸着ミラーであり、液晶表示パネル13が出射した画像光Lを、コリメートレンズ30へ反射する。折り返しミラー20は、画像光Lを折り返して反射するために、液晶表示パネル13の表示面に対して傾斜して配置される(図2)。また、折り返しミラー20は、画像光Lをコリメートレンズ30に反射するだけなので、表示手段10とコリメートレンズ30の配置によっては省略してもよい。
コリメートレンズ30は、例えば、凸レンズである。コリメートレンズ30は、折り返しミラー20が反射した画像光Lの光路上、かつ、コリメートレンズ30から表示画像までの距離(コリメートレンズ30から折り返しミラー20までの距離と、折り返しミラー20から液晶表示パネル13までの距離との和)がコリメートレンズ30の焦点距離と略同じになるように配設される(図2)。コリメートレンズ30は、入射した画像光Lを平行化する。また、コリメートレンズ30はレンズ光軸Pを有する。
(平行ライトガイド(平行光学部材))
平行ライトガイド40は、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、アクリル等の透光性の合成樹脂で形成され、平行ライトガイド40内を進行する光の一部を反射し一部を透過光Nとして透過する半透過面41と、この半透過面41に平行な面であり、平行ライトガイド40内を進行する光の一部を半透過面41に向けて反射する反射面42と、コリメートレンズ30から出射される平行光Mを入射して、平行ライトガイド40内に取り込む入光部43と、平行ライトガイド40の一部に形成され、筐体60の組付部62に係合する係合部44と、を備える板状のライトガイドである。
平行ライトガイド40は、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、アクリル等の透光性の合成樹脂で形成され、平行ライトガイド40内を進行する光の一部を反射し一部を透過光Nとして透過する半透過面41と、この半透過面41に平行な面であり、平行ライトガイド40内を進行する光の一部を半透過面41に向けて反射する反射面42と、コリメートレンズ30から出射される平行光Mを入射して、平行ライトガイド40内に取り込む入光部43と、平行ライトガイド40の一部に形成され、筐体60の組付部62に係合する係合部44と、を備える板状のライトガイドである。
半透過面41と反射面42とは、図4に示すように、間隔dをもって平行に配設され、コリメートレンズ30のレンズ光軸P(平行光Mの出射方向)と、半透過面41の垂線Sとが、所定の角度A(∠A<臨界角)をもつように傾いて配置される(つまり、平行光Mは、半透過面41に入射角Aをもって入射する)。半透過面41及び反射面42は、平行ライトガイド40の表面にアルミなどの金属を蒸着させることにより、所望の反射率を有するように反射率調整層(41a、41b)が形成され、これら反射率調整層(41a、41b)の厚さや種類などにより、反射率(透過率)が調整される。反射率調整層41aは、半透過面41における入射角が角度Aで反射率が略90%になるようにし、反射率調整層41bは、反射面42における入射角が角度Aで反射率が略100%になるように(反射率がなるべく大きくなるように)する。ちなみに、半透過面41と反射面42の反射率(透過率)の調整方法としては、上記のような金属蒸着以外に、金属フィルムなどの貼り付けなどでも反射率(透過率)を調整することができる。
入光部43は、コリメートレンズ30のレンズ光軸Pに対して垂直な面となるように形成され、上記のようなアルミ蒸着などは行わない。
係合部44は、半透過面41の両端に配設され、筐体60の凹状の組付部62に嵌合されることで、平行ライトガイド40を筐体60に対して位置決め固定するものである。
係合部44は、半透過面41の両端に配設され、筐体60の凹状の組付部62に嵌合されることで、平行ライトガイド40を筐体60に対して位置決め固定するものである。
図4を参照して、平行ライトガイド40の作用について説明する。
本実施の形態では、平行ライトガイド40は、コリメートレンズ30のレンズ光軸P(平行光Mの出射方向)と、半透過面41の垂線Sとが、所定の角度A(∠A<臨界角)をもつように傾いて配置されるので、平行ライトガイド40内を進行する平行光Mのうち半透過面41に入射する光の一部は透過し、一部は反射される。反射された光は、半透過面41と反射面42との間で反射を繰り返す。この際、半透過面41と反射面42とは平行であるので、半透過面41に入射する反射光は常に入射角が角度Aとなり、反射面42に入射する反射光も常に入射角が角度Aとなる。平行ライトガイド40は、所定の屈折率(大気より大きい)を有しているので、半透過面41を透過する透過光Nは、出射角B(角度B>角度A)を有し、屈折して平行ライトガイド40の外部へ出射される。半透過面41に入射する反射光は常に入射角が角度Aなので、透過光Nの出射角は、常に角度Bとなる。
本実施の形態では、平行ライトガイド40は、コリメートレンズ30のレンズ光軸P(平行光Mの出射方向)と、半透過面41の垂線Sとが、所定の角度A(∠A<臨界角)をもつように傾いて配置されるので、平行ライトガイド40内を進行する平行光Mのうち半透過面41に入射する光の一部は透過し、一部は反射される。反射された光は、半透過面41と反射面42との間で反射を繰り返す。この際、半透過面41と反射面42とは平行であるので、半透過面41に入射する反射光は常に入射角が角度Aとなり、反射面42に入射する反射光も常に入射角が角度Aとなる。平行ライトガイド40は、所定の屈折率(大気より大きい)を有しているので、半透過面41を透過する透過光Nは、出射角B(角度B>角度A)を有し、屈折して平行ライトガイド40の外部へ出射される。半透過面41に入射する反射光は常に入射角が角度Aなので、透過光Nの出射角は、常に角度Bとなる。
半透過面41に最初に入射した光の一部は、半透過面41に入射した際、透過光N1として出射される。半透過面41における透過光Nと反射光の光量比は1:9である。したがって、透過光N1の光量は、最初に半透過面41に入射した平行光Mの光量の1/10に減衰した光となる。この透過光N1は、平行光Mと比較して光量が異なるだけであるので、平行光Mと同様の画像光Lをコリメートした光である。
一方、最初に半透過面41に入射した平行光Mのうち透過光N1として出射されない光は、半透過面41により反射され、反射面42方向へ進行し、反射面42により反射されることで、再度(2回目)、半透過面41に入射する。平行光Mが2回目に半透過面41に入射した場合、最初の場合と同様に、平行ライトガイド40から、平行光Mと同様の光である透過光N2が出射する。このように、平行ライトガイド40は、コリメートレンズ30からの平行光Mを入射し、この平行光Mを半透過面41と反射面42との間で反射を繰り返すことで半透過面41に入射する度に透過光N(N1,N2,・・,Nx)を出射する。これら透過光N(N1,N2,・・,Nx)は、半透過面41を透過する際に屈折するので、半透過面41(の垂線S)に対して常に略一定の出射角B(角度B>角度A)、及び所定の間隔Dをもって出射される。このように、本実施形態における平行ライトガイド40は、コリメートレンズ30からの平行光Mを入射し、この平行光Mを半透過面41と反射面42との間で反射を繰り返すことで、半透過面41に対して一定の角度(出射角B)を有し、さらに一定の光量ずつ減衰(1/10ずつ減衰)した透過光Nを安定的に出射する。
入射角Aは、臨界角より小さく設定されるため、半透過面41から透過光Nを出射させることができる。また、半透過面41は、反射率を高める反射率調整層41aを有しているため、半透過面41から透過光Nを透過しつつ、平行ライトガイド40内に所望の反射率で光を反射させることができる。また、透過光Nの間隔Dは、入射角A、出射角B(平行ライトガイド40の屈折率)、平行ライトガイド40の間隔(厚さ)dに基づく間隔であり、この透過光Nの間隔Dが狭すぎると、半透過面41に入射する度に出射される透過光N(N1,N2,・・,Nx)の光量の減衰がX軸方向に対して大きくなり、X軸方向に広範囲の透過光Nが出射できなくなる。透過光Nの間隔Dは、ライトガイド40の屈折率n、入射角A、ライトガイド40の間隔(厚さ)dにより、式(1)で表され、透過光Nの間隔Dが極大になるように入射角Aを設定することで、透過光NをX軸方向の広範囲から出射することができる。
(補正ミラー) 補正ミラー50は、例えば、アルミ蒸着ミラーであり、半透過面41を透過した透過光Nの光路上に配置される。補正ミラー50は、出射部61を通して、半透過面41を透過した透過光Nを、フロントガラス2aの方向へ発散するように反射する。この場合、補正ミラー50は、YZ平面に平行な光として入射した透過光Nを、発散光としてフロントガラス2aの方向へ反射する。この発散光は、フロントガラス2aに入射すると、観察者の眼の方向へYZ平面に平行な表示光(図2、3)として反射される。すなわち、補正ミラー50は、予めフロントガラス2aの曲面形状に基づき、半透過面41を透過したYZ平面に平行な複数の透過光Nを、平行ではない発散光として反射し、フロントガラス2aに反射された際、YZ平面に平行な光となる、曲面形状を有する。
補正ミラー50が有する曲面形状は、フロントガラス2aの曲面形状から、市販の光学シミュレーションソフト(例えば、Synopsys社製CODEV、Lambda Research社製OSLO等)を使用して、得ることができる。
図5を参照して、光学シミュレーションによって得られる補正ミラー50の曲面形状について説明する。
光学シミュレーションにおいては、補正ミラー50、フロントガラス2aは任意の基準点S1、S2を原点として、凸面に垂直な方向にγ軸、車両2の左右方向にα軸、α軸およびγ軸に垂直な方向にβ軸を有すると仮定した(図5)。光学シミュレーションにおいては、βγ平面(図5)が上述したYZ平面(図1、2)に相当する。
光学シミュレーションにおいては、補正ミラー50、フロントガラス2aは任意の基準点S1、S2を原点として、凸面に垂直な方向にγ軸、車両2の左右方向にα軸、α軸およびγ軸に垂直な方向にβ軸を有すると仮定した(図5)。光学シミュレーションにおいては、βγ平面(図5)が上述したYZ平面(図1、2)に相当する。
補正ミラー50の曲面形状(曲率)は、図5に示すように、補正ミラー50から出射される発散光である表示光(透過光N)が、車両2の内部に向けた凹面形状のフロントガラス2aに入射され、フロントガラス2aに入射した光がYZ平面に平行な光として観察者の眼3の方向に反射されるように、フロントガラス2aに向けて凸面を有するように、フロントガラス2aの曲面形状、フロントガラス2aと補正ミラー50との位置関係、観察者の眼3の位置、補正ミラー50に入射する複数の平行な透過光Nの方向などのパラメータから光学シミュレーションによって決定される。具体的なパラメータは、フロントガラス2aのα軸方向の曲率半径Rα(フロントガラス2aの横断面に関する曲率半径)、β軸方向の曲率半径Rβ(フロントガラス2aの縦断面に関する曲率半径)、フロントガラス2aのγ軸とZ軸とのなす角、フロントガラス2aの基準点S2と補正ミラー50の基準点S1との距離、補正ミラー50のγ軸とZ軸とのなす角、さらに、観察者の眼3とフロントガラス2aの基準点S2との距離などであり、これらのパラメータから、補正ミラー50のα軸方向の曲率R1、β軸方向の曲率R2が決定される。
以上のように、フロントガラス2aの曲面形状などから、光学シミュレーションによって補正ミラー50の曲面形状を得ることができる。
HUD装置1は、フロントガラス2aの曲面形状に基づいた発散方向に光を出射する補正ミラー50を備えるので、補正ミラー50によって反射され、HUD装置1から出射した透過光Nは、フロントガラス2aに反射されて、図5に示す観察者の眼3の左右方向で平行な光(YZ平面に平行な光)となる。したがって、観察者はフロントガラス2aに反射された透過光Nが表す表示画像の虚像(フロントガラス2aに投影された虚像)Vを視認し、フロントガラス2aを通して、表示画像が遠方にあるように認識する。
筐体60は、表示手段10、 折り返しミラー20、コリメートレンズ30、平行ライトガイド40、補正ミラー50、を収納するものであり、それぞれを位置決め固定する。筐体60は、補正ミラー50が反射する表示光Nを筐体60に出射するための出射部61と、平行ライトガイド40の係合部44を取り付ける凹状に切り欠き形成した取付部62と、を有する。なお、表示手段10、 折り返しミラー20、コリメートレンズ30、補正ミラー50の取り付け部については説明を省略する。
平行ライトガイド40は、係合部44を、筐体60の取付部43に嵌合することで位置決めされ、これにより、補正ミラー50には、所定の方向から複数の平行な透過光Nが入射されることになる。具体的には、平行ライトガイド40を出射する出射角Bを有した複数の透過光Nが概ねYZ平面に平行な光となるように、平行ライトガイド40の位置(角度)を設定する。
(制御部)
制御部(図示しない)は、光源11、液晶表示パネル13等を制御する。例えば、制御部は液晶表示パネル13に映像信号を送信することにより、液晶表示パネル13を制御する。制御部は、CPU、ROM、汎用メモリ、ビデオメモリ、外部インターフェース等から構成される。外部インターフェースは、光源11、液晶表示パネル13、車両2に関する情報等を送受信するためのCAN(Control Area Network)バスと接続される。また、外部インターフェースは、光源11の明るさ等を調整するためのキー入力を受け付ける入力手段と接続される。
制御部(図示しない)は、光源11、液晶表示パネル13等を制御する。例えば、制御部は液晶表示パネル13に映像信号を送信することにより、液晶表示パネル13を制御する。制御部は、CPU、ROM、汎用メモリ、ビデオメモリ、外部インターフェース等から構成される。外部インターフェースは、光源11、液晶表示パネル13、車両2に関する情報等を送受信するためのCAN(Control Area Network)バスと接続される。また、外部インターフェースは、光源11の明るさ等を調整するためのキー入力を受け付ける入力手段と接続される。
上記実施の形態で説明したHUD装置1によれば、光を透過反射する半透過面(第一面)41と、光を反射する反射面(第二面)42とを平行に設けた平行ライトガイド(平行光学部材)40を備えることにより、半透過面41と反射面42との平行を高精度に形成することができる。さらに、平行光Mが半透過面41に対して所定の入射角Aをもって入射するので、半透過面41と反射面42とが平行関係にあることから、平行ライトガイド40内で反射する反射光は半透過面41に常に所定の入射角Aをもって入射されるため、半透過面41から出射される(半透過面41を透過する)透過光Nは、半透過面41に対して一定の角度Bをもった平行な透過光(表示光)Nを安定して出射することができる。
(第二実施形態)
以下に、図6を用いて、本実施形態における第二実施形態について説明する。図6は、第二実施形態に係るHUD装置1の構成を示すXZ平面における概略断面図である。なお、第二実施形態におけるHUD装置は、上述の第一実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については同一符号を付して詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
以下に、図6を用いて、本実施形態における第二実施形態について説明する。図6は、第二実施形態に係るHUD装置1の構成を示すXZ平面における概略断面図である。なお、第二実施形態におけるHUD装置は、上述の第一実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については同一符号を付して詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
第二実施形態におけるHUD装置1は、図6に示すように、第一実施形態における平行ライトガイド40とは形状が異なる平行ライトガイド40aを有し、コリメートレンズ30を有さない点で異なる。平行ライトガイド40aは、折り返しミラー20の画像光Lを入射し、この画像光Lを平行化する凸状の入光部43aを有する。斯かる構成により、平行光Mを、組み立て時の誤差や車両の振動に影響なく、精度よく所定の入射角Aで半透過面41入射させることができる。また、コリメートレンズ30から平行ライトガイド40に平行光Mを入射させる際の、光量のロスを低減することができる。
(第三実施形態)
以下に、図7乃至9を用いて、本実施形態における第三実施形態について説明する(共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する)。図7は、第三実施形態に係るHUD装置を車両に搭載した様子を示す概略図であり、図8は、HUD装置1の車両2(図7)における略XY平面の断面概略図であり、図9は、HUD装置1の車両2(図7)における略YZ平面の断面の概略を示す。
以下に、図7乃至9を用いて、本実施形態における第三実施形態について説明する(共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する)。図7は、第三実施形態に係るHUD装置を車両に搭載した様子を示す概略図であり、図8は、HUD装置1の車両2(図7)における略XY平面の断面概略図であり、図9は、HUD装置1の車両2(図7)における略YZ平面の断面の概略を示す。
第三実施形態におけるHUD装置1は、図8に示すように、第一実施形態における平行ライトガイド40とは形状が異なる平行ライトガイド40bを有し、第一実施形態におけるコリメートレンズ30及び補正ミラー50を有さない点で異なる。第三実施形態における平行ライトガイド40bは、折り返しミラー20の画像光Lを入射し、この画像光Lを平行化する凸状の入光部43bと、フロントガラス2aの方向に発散光(透過光)Nを出射する曲面で形成される半透過面41bと、この半透過面41bと平行の面で形成される反射面42bと、を有する。半透過面41bと反射面42bの曲面形状は、補正ミラー50と同様、フロントガラス2aの曲面形状などから、光学シミュレーションによって得ることができる。第三実施形態における平行ライトガイド40bは、折り返しミラー20からの画像光Lを入光部43bで入射して、この光を平行光Mとし、この平行光Mを半透過面41b、反射面42b間で反射及び透過を繰り返すことで、出射部61bの方向(フロントガラス2aの方向)へフロントガラス2aの曲率を考慮して予め光軸を傾けた光(発散光)として複数の透過光Nを出射する。このフロントガラス2aの曲率を考慮して予め光軸を傾けた複数の透過光Nは、フロントガラス2aに反射された際、YZ平面に平行な光となり、観察者の左右の眼3それぞれに左右方向で平行な光として入射されるので、観察者はフロントガラス2aを通して、表示画像が遠方にあるように認識する。
コリメートレンズ30は、複数の凸レンズ、凸レンズと凹レンズ等を組み合わせた光学系であってもよい。また、コリメートレンズ30には、レンチキュラーレンズを使用することもできる。
虚像Vが投影される平面は、車両2のフロントガラス2aに限定されない。虚像Vが投影される平面は、例えば、建築物における湾曲したガラス、メガネレンズ等であってもよい。
以上の説明では、本発明の理解を容易にするために、重要でない公知の技術的事項の説明を適宜省略した。
1 ヘッドアップディスプレイ装置(HUD装置)
2 車両
2a フロントガラス
3 眼
10 表示手段
20 折り返しミラー
30 コリメートレンズ(コリメート光学系)
40 平行ライトガイド(平行光学部材)
41 半透過面(第一面)
42 反射面(第二面)
43 入光部(第三面)
50 補正ミラー
60 筐体
61 出射部
L 画像光
M 平行光
N 透過光(表示光)
P レンズ光軸
2 車両
2a フロントガラス
3 眼
10 表示手段
20 折り返しミラー
30 コリメートレンズ(コリメート光学系)
40 平行ライトガイド(平行光学部材)
41 半透過面(第一面)
42 反射面(第二面)
43 入光部(第三面)
50 補正ミラー
60 筐体
61 出射部
L 画像光
M 平行光
N 透過光(表示光)
P レンズ光軸
Claims (4)
- 表示光を投影し、前記表示光が表す像を虚像として視認させるヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記像を表す光を出射する表示手段と、
前記表示手段が出射した光を平行光とするコリメート光学系と、
前記コリメート光学系からの平行光を入射し、平行光の一部を反射し一部を透過光として透過する第一面と、平行光を前記第一面へ反射する第二面とを平行に設け、前記第一面から複数の透過光を出射する平行光学部材と、を備え、
前記平行光は、前記第一面に所定の入射角をもって入射し、前記第一面における前記透過光を前記表示光として投影することを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。 - 前記入射角は、臨界角より小さい角度であり、前記第一面は、反射率を高める反射率調整層を有することを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
- 前記平行光学部材は、前記第一面に平行ではなく、かつ前記平行光に略垂直な平面で形成され、前記コリメート光学系から出射される前記平行光を入射する入光部を有することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のヘッドアップディスプレイ装置。
- 前記コリメート光学系は、前記平行光学部材の一部に形成されることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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