JP7403105B2 - 映像表示装置および映像表示装置を搭載したヘッドアップディスプレイ、車両 - Google Patents

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Description

本開示は、導光板を用いた映像表示装置と、この映像表示装置を搭載したヘッドアップディスプレイに関する。
特許文献1は、光源から出射した光線を、導光板を用いて表示パネルへ導光している。導光板の入射面に対向して2種類の傾斜面が形成されている。光源から直進して傾斜面に入射した光線は、角度を変化させて導光板内に反射される。
国際公開第2017/094209号
入射面に対向して2種類の傾斜面を形成すると、導光板の厚みが増し、導光板の底面で光が反射する機会が減るため、出射面から出射する光量が減少する。
本開示は、光量を増加した映像表示装置および映像表示装置を搭載したヘッドアップディスプレイ、車両を提供する。
本開示における映像表示装置は、光を照射する光源部と、映像を表示する表示パネルと、光源部から照射された光を表示パネルへ導光する導光パネルと、を備える。導光パネルは、光源部と対向する入射面と、表示パネルと対向する出射面と、表示パネルとは反対側に出射面と対向する底面と、を有し、導光パネルの入射面は、出射面と底面との間に位置する、導光パネルの側面であり、入射面の光の導光方向と出射面の出射方向とに対し垂直な方向から見て、光源部の発光面の中央に対向した所定の長さの、入射面の一部が残りの部分から窪んだ凹状部を有する。
本開示における映像表示装置は、光を照射する光源部と、映像を表示する表示パネルと、光源部から照射された光を表示パネルへ導光する導光パネルと、を備える。導光パネルは、光源部と対向する入射面と、表示パネルと対向する出射面と、表示パネルとは反対側に出射面と対向する底面とを有する。底面は、入射面に近い第1主面と、第1主面よりも入射面から遠い第2主面とを有する。第1主面および第2主面は、出射面に対して傾斜し、第1主面と出射面との第1角度は第2主面と出射面との第2角度よりも大きい。
光量を増加した映像表示装置および映像表示装置を搭載したヘッドアップディスプレイ、車両を提供することができる。
実施形態1におけるヘッドアップディスプレイを搭載した車両の模式図である。 実施形態1における映像表示装置の模式図である。 実施形態1における映像表示装置の断面の模式図である。 実施形態1における導光パネルの底面の断面の部分拡大図である。 実施形態1における導光パネルの部分断面の模式図である。 比較例における導光パネルの部分断面の模式図である。 導光パネルを単純化したモデルの説明図である。 導光パネルの部分断面の模式図である。 従来の導光パネルの光路の一部を示す模式図である。 導光パネルの光路の一部を示す模式図である。 出射面から出射される光量の取り出し効率とt/Wとの関係を示すグラフである。 出射面から出射される光量の取り出し効率と角度θとの関係を示すグラフである。 実施形態1の変形例における導光パネルの部分断面の模式図である。 実施形態1の変形例における導光パネルの部分断面の模式図である。 実施形態1の変形例における導光パネルの部分断面の模式図である。 実施形態1の変形例における導光パネルの斜視図である。 実施形態1の変形例における導光パネルの断面から見た側面図である。 実施形態1の変形例における入射面の光路の一部を示す上面図である。 比較例における入射面の光路の一部を示す上面図である。 実施形態2における映像表示装置の断面の模式図である。 実施形態2の変形例における映像表示装置の断面の模式図である。 導光パネルの部分断面の模式図である。 実施形態2の変形例における映像表示装置の断面の模式図である。 実施形態3における映像表示装置の断面の模式図である。 実施形態4における映像表示装置の断面の模式図である。 実施形態5における映像表示装置の断面の模式図である。 実施形態5における導光パネルの部分断面の模式図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施形態1)
以下に、本開示の本実施形態に係る映像表示装置について図1~図12を参照して説明する。
[1-1.概要]
図1は、本実施形態におけるヘッドアップディスプレイ11を搭載した車両1の模式図である。車両1は、例えば、自動車である。車両1には、観察者Daとして、例えばドライバーが乗車する。車両1は、透明部材としてのウインドシールド3、すなわちフロントガラスを備える。
ヘッドアップディスプレイ11の表示パネル31から出射した光は、ウインドシールド3を介して、観察者DaのアイボックスDb内に導かれる。これにより観察者Daは、虚像Ivを視認する。なお、アイボックスDbとは、観察者Daが虚像を欠けることなく視認できる領域のことである。
[1-2.構成]
[1-2-1.ヘッドアップディスプレイの構成]
ヘッドアップディスプレイ11は、映像表示装置21と、反射光学ユニット13と、を備える。ヘッドアップディスプレイ11は、筐体15内に配置されている。なお、図1では、理解を容易にするため、ヘッドアップディスプレイ11及び筐体15を拡大して示す。映像表示装置21の構成については、後述する。
反射光学ユニット13は、第1ミラー17および第2ミラー19を備える。第1ミラー17は、後述する映像表示装置21の表示パネル31から出射された光を第2ミラー19に向けて反射する。第2ミラー19は、第1ミラー17からの光をウインドシールド3に向けて反射する。第2ミラー19の反射面の形状は、凹面形状である。反射光学ユニット13は、必ずしも2枚のミラーで構成される必要はない。ミラーの数は、1枚であっても、3枚以上であっても良い。また、反射光学ユニット13は、光路上にレンズなどの屈折光学系を備えていても良い。
筐体15は、開口16を有する。開口16には、透明のカバーが被さられてもよい。
[1-2-2.映像表示装置の構成]
以下、図2および図3を用いて実施形態1の映像表示装置21の構成について説明する。図2は、実施形態1における映像表示装置21の模式図である。図3は、実施形態1における映像表示装置21の断面の模式図である。この断面は、yz断面である。
映像表示装置21は、光を照射する光源部23と、導光パネル25と、反射部材としての鏡面反射部材27と、光線制御部材29と、映像を表示する表示パネル31と、を備える。
光源部23は、複数の光源41を備える。複数の光源41は、映像表示装置21に対し第1の方向(x軸方向)に一列に配列されている。光源41は、透過型の表示パネル31に照明光を供給する発光体である。光源41は、例えばチップ型発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)である。
導光パネル25は、光源部23から照射された光を表示パネル31へ導光する。導光パネル25は、複数の光源41に対して第2の方向(y軸方向)に対向して配置される。導光パネル25は、例えば樹脂製であり、複数の光源41の熱により変形しない程度の距離Wの間隔を空けて光源41に近接させて配置される。導光パネル25は、光を導光する透明の複数の板で構成されている。導光パネル25は、入射面43と、出射面45、底面47、および対向面49と、を有する。入射面43と対向面49とが、出射面45と底面47とが、それぞれ対向した面である。また、入射面43及び対向面49は、表示パネル31の側面であり、それぞれ出射面45及び底面47と交差される。また、本実施形態において、第1の方向は、入射面43の光の導光方向と出射方向とに対し垂直な方向でもある。
入射面43は、光源部23と対向し、複数の光源41からの出射光が入射する。入射面43は矩形形状を有する。入射面43の長手方向は、第1の方向(x軸方向)である。入射面43は、表示パネル31と導光パネル25とが積層される第3の方向(z軸方向)と垂直な第2の方向(-y軸方向)における、導光パネル25の一端面である。入射面43は、長手方向視で中央部に光路屈折部61を有する。光路屈折部61は長手方向に延びた凹形状部である。
対向面49は、入射面43と対向する。出射面45は、入射面43および対向面49に交差する方向に配置される。入射面43から入射した光が出射面45から出射する。出射面45は、第1の方向と、第1の方向と直交する第2の方向とで規定される面である。出射面45は、表示パネル31と対向する。
なお、出射面45には、レンチキュラーレンズ形状部を有してもよい。レンチキュラーレンズ形状部は、複数のシリンドリカル形状部からなる。各シリンドリカル形状部の母軸は、第1の方向に平行であってもよい。これらのシリンドリカル形状部は、第2の方向に配列されてもよい。これらのシリンドリカル形状部により、第1の方向に平行で、第2の方向に並んだ縞状の輝度むらを軽減できる。
底面47は、出射面45と対向する。底面47は、出射面45に対して傾斜している。底面47と出射面45との間隔は、入射面43から離れる程狭い。第3の方向(z軸方向)における、底面47と出射面45との間隔が徐々に狭まるので、導光パネル25の、第2の方向と第3の方向で規定される断面(yz断面)の形状は、楔形である。底面47は、図4に示すように、プリズム面51が形成されている。図4は、導光パネル25の底面47の断面の部分拡大図である。図3に示す底面47の一部分Eaの拡大図が図4に示される。
プリズム面51は、複数のプリズム51aを有する。プリズム51aは、例えば、楔形状を有する。プリズム51aは、プリズム面51の面51bから出射面45側に傾斜した斜面51cを有する。斜面51cと面51bとの角度θ1は、5°以下が望ましい。プリズム51aにより、底面47で反射する光線の反射角度がより大きくなる。これにより、底面47で反射した光線が出射面45で全反射条件から外れやすくなり、出射面45から出射する光量を増やすことができる。
鏡面反射部材27は、少なくとも出射面45の反対側、すなわち底面47側に導光パネル25に沿って配置される。鏡面反射部材27は、入射面43から導光パネル25に入射した光が底面47から出射しようとする際に、導光パネル25の内方向へ再び光を反射させる。鏡面反射部材27の材料は、可能な限り反射率の高いものであることが望ましい。鏡面反射部材27の材料は、例えば、金属である。鏡面反射部材27は、導光パネル25上に金属膜を蒸着させたり、あるいは金属膜を貼り付けたりすることで形成される。
光線制御部材29は、導光パネル25の出射側に配置される。すなわち、光線制御部材29は、導光パネル25と表示パネル31との間に配置される。光線制御部材29は、導光パネル25の出射面45と対向する面に、三角形状プリズムの列を有する。これらの三角形状プリズムの形状は、第1の方向に平行な軸を母軸とする三角柱形状である。これらの三角形状プリズムは、第2の方向に配列されている。三角形状プリズムの頂角は、約60度が好ましい。
導光パネル25から光線制御部材29へ出射してきた光線は、第3の方向へ立ち上がる。導光パネル25の出射面45からは全反射条件が破れた角度で光線が出射されるため、この出射光の角度は、第3の方向に対して、60~70度の角度を有している。三角形状プリズムの頂角を、約60度とすることにより、映像表示装置21を第3の方向から見る時、最も輝度を高くできる。
光線制御部材29の、三角形状プリズムが形成された面の反対側の面、つまり出射側の面には、円筒状レンズの列を有してもよい。これらの円筒状レンズは、第1の方向に平行な軸を母軸とする半円柱形状である。これらの円筒状レンズは、第2の方向に配列されている。円筒状レンズは、三角形状プリズムにより第3の方向へ立ち上げられた光を偏向し、正面輝度を向上させる。三角形状プリズムの列と円筒状レンズの列のピッチは、それぞれ等しい。各三角形状プリズムと各円筒状レンズとは、第3の方向の位置が合うように向かい合って配置されることが好ましい。このように三角形状プリズムと円筒状レンズを配置することで、映像表示装置21の表示を第3の方向から観察する場合に、全体的に輝度分布の均一性が向上する。
また、三角形状プリズムの列と円筒状レンズの列のピッチを等ピッチとし、かつ各三角形状プリズムと各円筒状レンズの第2の方向の位置をずらしてもよい。このような形態にすれば、第3の方向に対して角度をもった方向から観察する場合に、輝度を最も高くできる。なお、三角形状プリズムの列と円筒状レンズの列のピッチは視認できない程度に小さくすることが望ましい。具体的には、1mm以下程度にすることが望ましい。
透過型の表示パネル31は、光線制御部材29の出射側に配置される。透過型の表示パネル31は、例えばドットマトリクス表示方式のThin Film Transistor(TFT)透過型液晶パネルである。
導光パネル25および光線制御部材29の材料は、予め定められた屈折率を有する透明材料である。透明材料の屈折率は、例えば1.4から1.6程度である。このような透明材料としては、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネイト等の樹脂が挙げられる。本実施形態では、例えば、耐熱性を考慮してポリカーボネイトを用いている。
また、本実施形態では、映像表示装置21を、アイボックスDbの範囲が比較的限定されるヘッドアップディスプレイ11に用いる。換言すると、映像表示装置21の出射する光は、指向性が比較的高い。したがって、導光パネル25の材料には、実質的に散乱材を含まない材料を用いる。これにより導光パネル25の内部では、指向性を持った光線が反射を繰り返しながら導光される。
[1-2-3.導光パネルの入射面の構成]
以下、図5を参照して実施形態1の導光パネル25の入射面43の構成について詳細に説明する。図5は、実施形態1における導光パネル25の断面の模式図である。この断面は、第2の方向と第3の方向とで規定される面であり、すなわちyz断面である。
導光パネル25の入射面43は、光源41と対向し出射面45と接続する第1入射面43aと、光源41と対向し底面47と接続する第2入射面43bと、第1入射面43aと第2入射面43bとの間に形成された光路屈折部61を有する。例えば、光路屈折部61は、凹状部であり、光の導光方向と出射方向とに対し垂直な方向から見て、光源部23のZ方向における中央からの垂線と交差するように配置されている。
光路屈折部61は、第1入射面43aと接続する第1斜面61aと、第1斜面61aおよび第2入射面43bと接続する第2斜面61bとを有する。第1斜面61aは、第1入射面43aの光源41側から対向面49側へ延び、第2斜面61bは、第1斜面61aの対向面49側から光源41側へ延びる。第1斜面61aおよび第2斜面61bは、例えば、二等辺三角形の斜辺状である。導光パネル25の入射面43は、入射面43の長手方向視で、入射面43の一部である斜面61aおよび61bが残りの部分である第1入射面43aおよび第2入射面43bに対して傾斜する。
図5および図6を参照して、入射面に入射する光路について説明する。図6は、従来の導光パネル102の断面模式図である。光路屈折部61は、光源41から入射面43へ直交またはそれに近い角度で入射する光線の屈折角度を大きくする。これにより、光源41から入射面43へ入射した光線が直進して対向面49から出射するのを低減し、底面47へ進行方向を曲げ底面47で反射させやすくする。この結果、出射面45から出射する光量を増加させることができる。
図6に示すように、導光パネル102の入射面104が光路屈折部61を有さない場合、光源101から入射面104へ直交またはそれに近い角度で入射する光線は、入射面104で第2の方向と準平行となるように屈折し、直進性が強くそのまま入射面104に対向する対向面49から出射する。この結果、出射面103から出射する光量が減少する。
次に、図7および図8を参照して、底面47で一度も反射しない光について説明する。図7は、導光パネル25を単純化したモデルの説明図である。図8は、導光パネルの部分断面の模式図である。導光パネル25の断面形状は楔形であったが、単純化したモデルでは矩形形状とする。底面47で一度も反射しない光として、例えば、直接、対向面49に入射する光と、出射面45で全反射されて対向面49に入射する光とが考えられる。
導光パネル25の入射面43から対向面49に直接入射する光の角度β1は、第1入射面43aおよび第2入射面43bに対して垂直な線との角度である。底面47で一度も反射しない光線は、出射面45から直接出射する場合を除いて、対向面49から出射する。したがって、光源41の中央部から出射され、入射面43で底面47側に屈折した光線で、1度も底面47で反射しない光線は少なくとも出射面45から取り出されない。
導光パネル25の入射面43から対向面49までの長さL、導光パネル25の厚さT、および光源41と導光パネル25との距離Wとの関係について説明する。入射面43から入射角β1で底面47側に入射した光線が、入射面43と同じ厚さTの対向面49の下端に到達するとする。距離Wが厚さTに対して十分小さいので、以下の(1)式が成り立つ。
β1 = arctan(T/2L) ・・・(1)式
角度β1よりも小さい角度で入射面43から導光パネル25内に導光された光線は、少なくとも出射面45から取り出されない。入射面43が屈折率nを有する場合、光源41からの出射角α1はスネルの法則より以下の(2)式となる。
α1 = arcsin(n sin(β1)) ・・・(2)式
導光パネル25の入射面43の厚み方向の一部に光路屈折部61が形成されているので、出射角α1よりも出射角が小さい光源41からの出射光は、底面47で反射する。
光源41の中央から出射し、出射角がα1以下の光線の全てを光路屈折部61に入射させることのできる光路屈折部61の厚み方向の長さtは以下の(3)式となる。なお、長さtは、光源41の発光面の中央付近に対向した所定の長さであり、導光パネル25の入射面43に入射した光が導光パネル25の底面47で反射できるようにする長さである。また、長さtは、導光パネル25の入射面43に傾斜面がない場合に、例えば、図9に示すように平板状の場合に、導光パネル25に入射した光で導光パネル25の底面47で反射しない光が導光パネル25の入射面43で入射する幅よりも大きい。(1)式~(3)式を満たすことで、底面47で反射する光量を増やすことができる。
t ≧ 2W tan(α1) ・・・(3)式
光源41から直進する光線が導光パネル25の入射面43に入射し、角度β1より大きくなれば、直進する光線が底面47で一度以上反射する。これを満たす、第1入射面43aおよび第2入射面43bの面に対する第1斜面61aの角度θは、以下の(4)式となる。角度θは、入射面43における凹状部の残りの部分である第1入射面43aおよび第2入射面43bと凹状部を形成する第1斜面61aとの角度ともいえる。
θ ≧ arctan[1+sin(β1)/{n cos(β1)}] ・・・(4)式
(3)式および(4)式を同時に満たす場合、光源41の中央部から底面47側(-Z方向)に出射される全ての光線が底面47で一度以上反射する。なお、出射面45側(+Z方向)に出射され、出射面45で全反射されて1度も底面47で反射されずに対向面49に入射する光線の角度β2について以下の(5)式が成立する。また、光源41の中央から出射し、出射角がα2より小さい光線の全てを光路屈折部61に入射させる光路屈折部61の厚み方向の長さtは以下の(6)式となる。また、光源41からの出射角α2はスネルの法則より以下の(7)式となる。
β2= arctan(3T/2L) ・・・(5)式
t ≧ 2W tan(α2) ・・・(6)式
α2 = arcsin(n sin(β2)) ・・・(7)式
(5)式~(7)式を満たすことで、+Z方向へ向かう光も底面47で反射する光量を増やすことができる。導光パネル25の断面形状が楔形の場合、導光パネル25の厚みを対向面49での導光パネルの厚みTとして(5)式が成立する。
次に、図9から図12を参照して、モデル化により算出されたt/Wおよびθについて、本実施形態の導光パネル25の実際の形状で最適化をする。図9は、従来の導光パネル102の光路の一部を示す模式図である。図10は、導光パネル25の光路の一部を示す模式図である。図11は、出射面45から出射される光量の取り出し効率とt/Wとの関係を示すグラフである。図12は、出射面45から出射される光量の取り出し効率と角度θとの関係を示すグラフである。
例えば、厚みTを対向面49での導光パネル25の厚みとして1.34mm、入射面43から対向面49までの長さLを75mmとする。また、例えば、光源41と入射面43の距離Wを1mmとする。
図11に示すように、t/Wを大きくすると取り出し効率が低下する。また、図12に示すようにθを大きくしても、取り出し効率が低下する。これは、表示パネル31の投影領域となる出射面45の使用領域よりも光源側で取り出される光線が増えるために、取り出し効率が低減する。取り出し効率を大きくし、輝度ムラを低減するには、(3)式および(4)式において等号が成立する値に近い値でt、θを設計する。図10に示すように、光源41からの出射角度αが20°~50°の光線は、導光パネル25内の出射面45および底面47で反射を繰り返して、やがて出射面45から出射される。また、光源41からの出射角度αが0°~20°の光線は、光路屈折部61により入射角度を大きくされて導光パネル25内に入射するので、対向面49へ直進するのを防止することができる。図9に示す従来の導光パネルによると、光源41からの出射角度α9が0°~20°の光線は、入射面43に入射しても直進性が強いので、対向面49へ直進し、出射面45から取り出すことができない。
[1-3.効果等]
以上のように、本実施形態の映像表示装置21は、光を照射する光源部23と、映像を表示する表示パネル31と、光源部23から照射された光を表示パネル31へ導光する導光パネル25と、を備える。導光パネル25は、光源部23と対向する入射面43と、表示パネル31と対向する出射面45と、を有する。入射面43は、出射面45の側面であり、入射面43の光の導光方向と出射方向とに対し垂直な方向から見て、入射面43の一部が残りの部分である第1入射面43aおよび第2入射面43bに対して傾斜する第1斜面61aおよび第2斜面61bを有する。
これにより、光源部23から出射角度の小さい光線が導光パネル25の入射面43に入射したとしても、第1斜面61aおよび第2斜面61bを通過することで屈折角を大きくすることができる。この結果、導光パネル25内に入射した光線は導光パネル25内で反射することができ、出射面45から取り出す光量を増加することができる。したがって、光量を増加した映像表示装置21および映像表示装置21を搭載したヘッドアップディスプレイ11を提供することができる。
また、本実施形態において、導光パネル25の入射面43は、第1斜面61aおよび第2斜面61bにより形成され、入射面43の残りの部分である第1入射面43aおよび第2入射面43bから窪んだ凹状部である光路屈折部61を有する。光源部23から出射角度の小さい光線が入射面43に入射したとしても、第1斜面61aおよび第2斜面61bが形成する凹状部の光路屈折部61により屈折角を大きくすることができる。
また、本実施形態において、ヘッドアップディスプレイ11は、映像表示装置21を備えている。これにより、光量を増加したヘッドアップディスプレイ11を提供することができる。
また、本実施形態において、車両1は、ヘッドアップディスプレイ11を備えている。これにより、光量を増加したヘッドアップディスプレイ11を備える車両1を提供することができる。
次に、本実施形態の光路屈折部61の変形例について説明する。上述した光路屈折部61は、図5に示すように、第1および第2入射面43a、43bから導光パネル25の内側に凹んだ二等辺三角形状の凹部形状であったがこれに限らない。例えば、図13に示すように、入射面43Aの光路屈折部61Aは、第1斜面61Aaが第2斜面61Abよりも短い。すなわち、第1斜面61Aaと第1入射面43aとの角度と、第2斜面61Abと第2入射面43bとの角度が異なってもよい。光源41の中心となる光軸は、光路屈折部61の凹部の最もへこんだ箇所を通過しなくてもよく、例えば、第2斜面61Abを通過する。また、光源41の発光面のZ方向の長さよりも光路屈折部61の長さtの方が長くてもよい。
また、図14に示すように、入射面43Bの光路屈折部61Bは、第1入射面43aから直交して導光パネル25Bの内側へ延びる直交面61Baと直交面61Baと第2入射面43bとを接続する斜面61Bbを有してもよい。直交面61Baと斜面61Bbは直角三角形の底面と斜面との関係になる。光源41の光軸は、例えば、斜面61Bbを通過する。
また、図15に示すように、入射面43Cが有する光路屈折部61Cは、第1および第2入射面43a、43bから導光パネル25Cの外側に突出した凸部形状を有する。入射面43Cは、第1入射面43aから光源41側へ延びる第1斜面61Caと、第2入射面43bから光源41側へ延び、第1斜面61Caと接続する第2斜面61Cbとを有する。第1斜面61Caと第2斜面61Cbとは、二等辺三角形の2つの斜面の関係であってもよいし、それぞれ異なる長さを有してもよいし、直角三角形の底辺と斜面との関係であってもよい。光源41の光軸が第1斜面61Caと第2斜面61Cbとで形成する稜線を通過してもよいし、どちらかの斜面を通過してもよい。
このように、本実施形態では、導光パネル25Cの入射面43Cは、第1斜面61Caおよび第2斜面61Cbにより形成され、入射面43の残りの部分である第1入射面43aおよび第2入射面43bから突出する凸状部である光路屈折部61Cを有する。これにより、光源部23から出射角度の小さい光線が入射面43Cに入射したとしても、第1斜面61Caおよび第2斜面61Cbが形成する凸状部の光路屈折部61Cにより屈折角を大きくすることができる。
次に、図16、図17を参照して、実施形態1の導光パネル25の変形例について説明する。図16は、実施形態1の変形例における導光パネル25Dの斜視図であり、図17は、実施形態1の変形例における導光パネル25Dの断面から見た側面図である。
図16に示すように、導光パネル25Dの入射面43Dは、各光源41にそれぞれ対向する複数の凸面63を有する。それぞれの凸面63は、各光源41に対向する方向に突出して湾曲する湾曲面である。そしてそれぞれの凸面63の曲率中心の軸は、xy平面に対して垂直である。つまり、各凸面63の曲率中心の軸は、第3の方向(z軸方向)に平行である。導光パネル25Dの、各凸面63を有する部分を、それぞれシリンドリカル形状部65とする。それぞれのシリンドリカル形状部65の形状は、第3の方向に平行な直線を母軸とする半円柱形状である。なお、第3の方向とは、第1の方向と第2の方向の双方に直交する方向とする。複数のシリンドリカル形状部65は、第1の方向に配列されている。各シリンドリカル形状部65は、導光パネル25と一体に形成されている。
シリンドリカル形状部65の第3の方向の中央部には、光路屈折部61Dが形成されている。出射面45と接続されるシリンドリカル形状部65の第1凸面63aから導光パネル25Dの第2の方向の内側に向けて第1斜面61Daが形成されている。また、底面47と接続されるシリンドリカル形状部65の第2凸面63bから導光パネル25Dの第2の方向の内側に向けて第2斜面61Dbが形成されている。第1斜面61Daおよび第2斜面61Dbは曲面形状を有するが、平面であってもよい。光路屈折部61Dは、第1斜面61Daおよび第2斜面61Dbにより構成される、長手方向に延びる凹部を有する。凹部は、各シリンドリカル形状部65に形成されているので、入射面43Dの長手方向に断続的に形成されている。
入射面43Dは、各シリンドリカル形状部65の外周面に接して、光源41側に延びる突出部67を有する。
図18に示すように、突出部67により、光源41から出射する光線をコリメートすることができる。図19は、突出部を有さないシリンドリカル形状部の光線の進行を示している。突出部67を有するシリンドリカル形状部65の方が、より多くの光線を集束することができる。
このように、本実施形態では、光源部23は複数の光源41を有し、入射面43Dは、それぞれの光源41と対向するようにシリンドリカル形状部65を有し、シリンドリカル形状部65に第1斜面61Daおよび第2斜面61Dbを有する。
(実施形態2)
以下、図20を参照して、実施形態2の映像表示装置21Eを説明する。実施形態2の映像表示装置21Eは、導光パネル25Eの形状が実施形態1の導光パネル25と異なる。実施形態2において、実施形態1と同様の構成および機能を有する部材については、同様の符号を付し、その詳細な説明や同様の効果の記載を省略する場合がある。
[2-1.構成]
映像表示装置21Eは、光を照射する光源部23と、導光パネル25Eと、反射部材としての鏡面反射部材27と、光線制御部材29と、映像を表示する表示パネル31と、を備える。
導光パネル25Eは、入射面43と、出射面45、底面47E、および対向面49と、を有する。
底面47Eは、入射面43に近い第1主面71と、第1主面71よりも入射面43から遠い第2主面73とを有する。第1主面71および第2主面73は、入射面43および出射面45に対して傾斜している。第1主面71と入射面43との第3角度γ2と、第2主面73と入射面43との第4角度ε2とする。第3角度γ2と第4角度ε2との関係は、γ2<ε2である。言い換えると、第1主面71と出射面45との第1角度(90-γ2)と、第2主面73と出射面45との第2角度(90-ε2)との関係は、第1角度(90-γ2)>第2角度(90-ε2)である。このように、底面47Eの傾斜を2段以上に形成している。
第1主面71は、出射面45に対しては第2主面73よりも傾いているので、第1主面71で反射した光線の角度を大きくすることができる。また、第1主面71と第2主面73との境界線75は、出射面45における表示パネル31の出射面45への投影領域45aよりも入射面43側(光源41側)にある。これにより、投影領域45aよりも光源41側において底面47Eで反射する光線の角度を大きくすることができるので、出射面45の投影領域45aから取り出される光量を増やすことができる。
第2主面73は、実施形態1の底面47と同様に、プリズム面51が形成されている。したがって、第2主面73は、複数のプリズム51aを有する。これにより、第2主面73で反射する光線の角度を大きくすることができ、第2主面73で反射した光線が出射面45での全反射条件を外しやすくしている。
また、図21に示すように、底面47Fの第1主面71Aと第2主面73Aとで、入射面43に対する角度γ3は両面とも同じであるが、第1主面71Aにも異なる角度のプリズム面53を形成することで、第1主面71Aと第2主面73Aとで底面47Fの傾斜を2段階にしてもよい。
図22に示すように、プリズム面53は、複数のプリズム53aを有する。プリズム53aは、例えば、楔形状を有する。プリズム53aは、プリズム面53の面53bから出射面45側に傾斜した斜面53cを有する。斜面53cと面53bとの角度θ2は、プリズム面51の角度θ1よりも大きい。したがって、結果的に、第1主面71Aと出射面45との角度は、第2主面73Aと出射面45との角度よりも大きくなる。
また、図23に示すように、出射面も傾斜を2段階にしてもよい。出射面45Gの非投影領域45bの一部である第3主面45Gaを、出射面45Gの投影領域45aと投影領域45aから第3主面45Gaまで延びる非投影領域45bの一部とで形成される第4主面45Gbよりも表示パネル31側に傾斜させることで、導光パネル25Gの厚みを厚くすることができる。第3主面45Gaと入射面43との第5角度γ4および第1主面71と入射面43との第3角度γ5は、第2主面73と入射面43との第2角度ε3よりも小さい。別の言い方をすると、出射面45Gは、入射面43に近い第3主面45Gaと第3主面45Gaよりも入射面43から遠い第4主面45Gbとを有し、第3主面45Gaは第4主面45Gbに対して、第3の方向において、表示パネル31側、すなわち、光源部23とは反対側に傾いている。第3主面45Gaは第4主面45Gbに対して、角度(90-γ4)を有する。これにより、光源41から取り込める光量を増やすことができる。また、入射面43から入射した光線が第3主面45Gaで反射する角度を大きくすることができ、投影領域45aで全反射条件を外しやすくなる。また、出射面45Gおよび底面47Eの両面とも複数傾斜とすることで、出射面45Gの投影領域45aを含む第4主面45Gbから出射する光量をより増加することができる。また、第3角度γ5と第5角度γ4は同じであってもよい。
[2-3.効果等]
以上のように、本実施形態の映像表示装置21Eは、光を照射する光源部23と、映像を表示する表示パネル31と、光源部23から照射された光を表示パネル31へ導光する導光パネル25Eと、を備える。導光パネル25Eは、光源部23と対向する入射面43と、表示パネル31と対向する出射面45と、表示パネル31とは反対側に出射面45と対向する底面47Eとを有する。底面47Eは、入射面43に近い第1主面71と、第1主面71よりも入射面43から遠い第2主面73とを有し、第1主面71および第2主面73は、出射面45に対して傾斜し、第1主面71と出射面45との第1角度(90-γ2)は第2主面73と出射面45との第2角度(90-ε2)よりも大きい。
これにより、第1主面71で反射する光線の角度を大きくすることができるので、導光パネル25E内で反射を繰り返して出射面45で全反射条件から外れて取り出される光量を増やすことができる。また、光量を増加した映像表示装置21および映像表示装置21を搭載したヘッドアップディスプレイ11を提供することができる。さらに、出射面45の表示パネルの投影領域から出射する光量を均一化することもできる。
また、本実施形態において、第2主面73は、第2主面73から出射面45に向けて傾斜された複数のプリズム51aを有する。
また、本実施形態において、出射面45Gは、入射面43に近い第3主面45Gaと第3主面45Gaよりも入射面43から遠い第4主面45Gbとを有し、第3主面45Gaは第4主面45Gbに対して、前記入射面の光の導光方向と出射方向とに対し垂直な方向から見て、表示パネル31側に傾斜している。これにより、光源41から取り込める光量を増やすことができる。
(実施形態3)
以下、図24を参照して、実施形態3の映像表示装置21Hを説明する。実施形態3の映像表示装置21Hは、導光パネル25Hと光源41との間にミラー81が設けられている点で実施形態1の導光パネル25と異なる。実施形態3において、実施形態1と同様の構成および機能を有する部材については、同様の符号を付し、その詳細な説明や同様の効果の記載を省略する場合がある。
[3-1.映像表示装置の構成]
光源部23は、導光パネル25Hと間隔を置いて配置されている。光源部23と導光パネル25Hとの間に、光源部23から照射された光を反射して前記導光パネルに入射させるミラー81を備える。ミラー81は、出射面45側に配置された第1ミラー81aと底面47側に配置された第2ミラー81bとを有する。第1ミラー81aは、光源部23と導光パネル25Hとの間隙を出射面45側から覆うように配置されている。第2ミラー81bは、光源部23と導光パネル25Hとの間隙を底面47側から覆うように配置されている。
導光パネル25Hの厚みは薄ければ薄いほど、底面47での光線の反射機会を増やすことができ、導光パネル25Hに入射した光の取り出し効率を向上させることができる。しかしながら、導光パネル25Hの厚みを薄くすると、光源部23から導光パネル25Hの入射面43へ直接入射する光量が減少する。そこで、ミラー81を光源部23の第2の方向に配置することで、光源部23から漏れた光線を反射させて導光パネル25Hの入射面43へ入射させる。これにより、導光パネル25Hへ取り込む光量を増やすことができる。
ミラー81と導光パネル25Hとの第2の方向における距離dは小さい方が望ましい。具体的には、距離dは0.5mm以下が好ましい。第1ミラー81aを出射面45に沿って光線制御部材29の近傍にまで延ばすことで、出射面45の非投影領域45bから全反射条件を外れて出射する光線を反射させて、再び出射面45から導光パネル25H内へ入射させることができる。これにより、導光パネル25Hからの光の取り出し効率を向上させることができる。
第2ミラー81bは、鏡面反射部材27と一体化してもよい。これにより、底面47側に漏れた光線を導光パネル25Hの投影領域45aへ効率よく導光することができる。
[3-2.効果等]
以上のように、本実施形態の映像表示装置21Hにおいて、光源部23は、導光パネル25Hと間隔を置いて配置され、光源部23と導光パネル25Hとの間に、光源部23から照射された光を反射するミラー81を備える。
これにより、光源部23から導光パネル25Hへ直接入射できなかった光線をミラー81で反射させて導光パネル25Hへ入射させることができるので、導光パネル25Hへ取り込む光量を増やすことができる。この結果、導光パネル25Hから表示パネル31へ出射する光量を増やすことができる。特に、光源41と入射面43の距離Wが1mmで、入射面43の厚みtが3.0mmよりも薄い場合、ミラー81の設置効果が大きくなる。
また、第1ミラー81aは、導光パネル25Hの出射面45側に配置されている。これにより、光源部23から出射面45側に漏れた光線を導光パネル25Hの入射面43へ入射させることができる。
また、第2ミラー81bは、導光パネル25Hの底面47側に配置されている。これにより、光源部23から底面47側に漏れた光線を導光パネル25Hの入射面43へ入射させることができる。
(実施形態4)
以下、図25を参照して、実施形態4の映像表示装置21Iを説明する。実施形態4の映像表示装置21Iは、実施の形態2の導光パネル25Gに、実施の形態1の光路屈折部61と実施の形態3のミラー81を組み合わせたものである。
[4-1.構成]
映像表示装置21Iは、光を照射する光源部23と、導光パネル25Iと、反射部材としての鏡面反射部材27と、光線制御部材29と、映像を表示する表示パネル31と、ミラー81Aを備える。
導光パネル25Iは、光源部23と対向する入射面43と、表示パネル31と対向する出射面45G、底面47E、および対向面49と、を有する。入射面43は、出射面45の側面であり、入射面43の光の導光方向と出射方向とに対し垂直な方向から見て、入射面43の一部が残りの部分である第1入射面43aおよび第2入射面43bに対して傾斜する第1斜面61aおよび第2斜面61bを有する。
底面47Eは、入射面43に近い第1主面71と、第1主面71よりも入射面43から遠い第2主面73とを有する。第1主面71および第2主面73は、出射面45に対して傾いている。第1主面71と出射面45との第1角度(90-γ5)は第2主面73と出射面45との第2角度(90-ε3)よりも大きい。また、出射面45Gは、入射面43に近い第3主面45Gaと第3主面45Gaよりも入射面43から遠い第4主面45Gbとを有する。第3主面45Gaは第4主面45Gbに対して、第3の方向において、表示パネル31側、すなわち、光源部23とは反対側に傾いている。
光源部23は、導光パネル25Iと間隔を置いて配置されている。光源部23と導光パネル25Iとの間に、光源部23から照射された光を反射して前記導光パネルに入射させるミラー81Aを備える。ミラー81Aは、出射面45G側に配置された第1ミラー81Aaと底面47E側に配置された第2ミラー81Abとを有する。第1ミラー81Aaは、光源部23と導光パネル25Iとの間隙を出射面45G側から覆うように、第3主面45Ga、第1入射面43aおよび光源41に沿って配置されている。第2ミラー81Abは、光源部23と導光パネル25Iとの間隙を底面47側から覆うように、第1主面71、第2入射面43bおよび光源41に沿って配置されている。
[4-2.効果等]
以上のように、本実施形態の映像表示装置21Iは、光源部23から出射角度の小さい光線が導光パネル25Iの入射面43に入射したとしても、第1斜面61aおよび第2斜面61bを通過することで屈折角を大きくすることができる。この結果、導光パネル25I内に入射した光線は導光パネル25I内で反射することができ、出射面45Gから取り出す光量を増加することができる。したがって、光量を増加した映像表示装置21Iおよび映像表示装置21Iを搭載したヘッドアップディスプレイ11を提供することができる。
また、底面47Eで反射した光線の角度を大きくすることができ、出射面45Gにおいて全反射条件を外しやすくなるので、出射面45Gから出射する光量を増やすことができる。この結果、光量をさらに増加した映像表示装置21Iおよび映像表示装置21Iを搭載したヘッドアップディスプレイ11を提供することができる。また、出射面45Gの表示パネル31の投影領域から出射する光量を均一化することもできる。
また、光源部23から導光パネル25Iへ直接入射できなかった光線をミラー81Aで反射させて導光パネル25Iへ入射させることができるので、導光パネル25Iへ取り込む光量を増やすことができる。この結果、導光パネル25Iから表示パネル31へ出射する光量をさらに増やすことができる。
(実施形態5)
以下、図26、図27を参照して、実施形態1の映像表示装置21の変形例としての実施形態5を説明する。実施形態5の映像表示装置21は、実施の形態1の導光パネル25における光路の条件をより細かく設定している。
[5-1.構成]
表示パネル31の使用領域の中心で出射される光が導光パネル25の入射面43で第1斜面61a及び第2斜面61bに入射しない条件を説明する。角度α3は、光源41から出射した光線が第1斜面61a及び第2斜面61bに入射しない、出射角である。角度β3は、入射面43における光路屈折部61の残りの部分である第1入射面43a及び第2入射面43bから導光パネル25内に入射した光線と、第1入射面43a及び第2入射面43bに対して垂直な線との角度である。
光路屈折部61における導光パネル25の厚さ方向の長さt、及び、導光パネル25と光源41との距離W、が以下の(8)式を満たす。
t < 2W tan(α3) ・・・(8)式
(8)式を満たす場合、すなわち、凹状部である光路屈折部61の長さtが右辺の値より小さい場合に、表示パネル31の使用領域の中心で出射される光は、光路屈折部61に入射しない。
空気中の光線角度として、導光パネル25の屈折率nと、角度α3と、角度β3とで、以下の(9)式を満たす。
α3 = arcsin(n sin(β3)) ・・・(9)式
表示パネル31の使用領域の中央に出射する導光パネル25内への入射角度の条件として、立ち上がり角度γ1を用いて、以下の(10)式を満たす。なお、立ち上がり角度γ1は、γ1=γa+γbを満たす。角度γaは底面の傾斜角度であり、γbは底面のプリズム構造のプリズム角度である。例えば、底面が傾斜していない場合(γa = 0)、γ1=γbとなり、立ち上がり角度γ1は、プリズム構造のプリズムの角度となる。
T arctan((φ+β3)/2)×(φ-β3)/γ1 = L-P/2 ・・・(10)式
出射面45での全反射破れの角度の条件として、以下の(11)式を満たす。
φ = 90-arcsin(1/n) ・・・(11)式
[5-2.効果等]
以上のように、本実施形態の映像表示装置21は、(8)式~(11)式の条件を満たす構成であるので、光路屈折部61のない場合に表示パネル31の使用領域の中心から出射する光は、本実施形態において、光源41から出射して、第1入射面43a及び第2入射面43bに入射し、表示パネル31の使用領域の中心から出射する。このように、第1斜面61a及び第2斜面61bから入射せずに導光パネル25内に入射する光も表示パネル31の使用領域から取り出されるので、光路屈折部61によって光の利用効率が低下することはない。したがって、光量を増加した映像表示装置21および映像表示装置21を搭載したヘッドアップディスプレイ11を提供することができる。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態1~5を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、実施形態1~5で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
上記の実施形態では、透過型の表示パネル31としてTFT透過型液晶パネルを例示したが、透過型の表示装置であれば他の表示素子を用いることもできる。
上記の実施形態では、導光パネル25あるいは導光パネル25と表示パネル31とが平行になるように配置されているが、傾けて配置することもできる。
上記の実施形態では、光源41としてLEDを例示したが、レーザーダイオードや有機発光ダイオードなどを用いることもできる。
上記の実施形態では、光源41は表示パネル31の長辺方向に並べて配置したが、短辺方向に並べて配置することもできる。
本実施の形態のヘッドアップディスプレイ11が搭載される移動体は、自動車の車両に限られず、鉄道車両、バイク、航空機、ヘリコプター、船舶、及びその他の人を搬送する各種の装置を含む。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、前記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、映像表示装置に適用可能である。また、ヘッドアップディスプレイに本開示は適用可能である。
1 車両
3 ウインドシールド
11 ヘッドアップディスプレイ
13 反射光学ユニット
15 筐体
17 第1ミラー
19 第2ミラー
21-21H 映像表示装置
23 光源部
25-25H 導光パネル
27 鏡面反射部材
29 光線制御部材
31 表示パネル
41 光源
43 入射面
43a 第1入射面
43b 第2入射面
45、45G 出射面
45a 投影領域
45b 非投影領域
45Ga 第3主面
45Gb 第4主面
47、47E 底面
49 対向面
51、53 プリズム面
51a、53a プリズム
51b シート面
51c 斜面
61、61A、61B、61D 光路屈折部
61a、61Aa、61Da 第1斜面
61b、61Ab、61Bb、61Db 第2斜面
61Ba 直交面
61Bb 斜面
63 凸面
65 シリンドリカル形状部
67 突出部
71 第1主面
73 第2主面
75 境界線
81 ミラー
81a 第1ミラー
81b 第2ミラー
101 光源
102 導光パネル
103 出射面
104 入射面
105 底面
Da 観察者
Db アイボックス

Claims (13)

  1. 光を照射する光源部と、
    映像を表示する表示パネルと、
    前記光源部から照射された光を前記表示パネルへ導光する導光パネルと、を備え、
    前記導光パネルは、前記光源部と対向する入射面と、前記表示パネルと対向する出射面と、前記表示パネルとは反対側に前記出射面と対向する底面と、を有し、
    前記入射面は、前記出射面と前記底面との間に位置する、前記導光パネルの側面であり、
    前記入射面は、前記出射面における光の出射方向から見て、前記光源部に対向する凸面と、前記凸面の外周面に接して前記光源部側に延び、前記光源部から出射する光をコリメートする突出部とを有するとともに、前記入射面における光の導光方向と前記出射面における光の出射方向とに対し垂直な第1の方向から見て、前記光源部の発光面の中央に対向した所定の長さの、前記凸面の入射面の一部が残りの部分から窪んだ凹状部を有し、
    前記凹状部は、前記凸面のみに前記第1の方向に延びた第1斜面と第2斜面で形成される、
    映像表示装置。
  2. 前記凹状部は、前記第1の方向から見て、前記光源部の中央からの垂線と交差するように配置された、
    請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記第1の方向から見て、
    前記入射面は、前記凹状部を1つ有し、
    前記凹状部の厚み方向の長さtと、前記光源部と前記導光パネルとの距離Wと、前記光源部から前記底面へ向かう光線の出射角α1と、前記入射面に対する垂線との角度β1と、前記導光パネルの屈折率nと、前記導光パネルの長さLと、前記入射面に対向する対向面での前記導光パネルの厚みTと、が以下の関係式を満たす、
    請求項1または2に記載の映像表示装置。
    t≧2W tan(α1)、
    α1=arcsin{n sin(β1)}、
    β1=arctan(T/2L)
  4. 前記第1の方向から見て、
    前記入射面は、前記凹状部を1つ有し、
    前記凹状部の厚み方向の長さtと、前記光源部と前記導光パネルとの距離Wと、前記光源部から前記出射面へ向かう光線の出射角α2と、前記入射面に対する垂線との角度β2と、前記導光パネルの屈折率nと、前記導光パネルの長さLと、前記入射面に対向する対向面での前記導光パネルの厚みTと、が以下の関係式を満たす、
    請求項1または2に記載の映像表示装置。
    t≧2W tan(α2)、
    α2=arcsin{n sin(β2)}、
    β2=arctan(3T/2L)
  5. 前記長さtと、前記距離Wと、前記光源部からの出射角度α3と、前記屈折率nと、前記長さLと、前記出射面を透過する光(線)の前記出射面との角度φと、前記入射面における前記凹状部の残りの部分から導光パネル内に入射した光線と前記入射面における前記凹状部の残りの部分に対して垂直な線との角度β3と、前記表示パネルの長さPと、前記導光パネルの前記底面の立ち上がり角度γ1と、が以下の関係式を満たす、
    請求項3または4に記載の映像表示装置。
    t<2W tan(α3)、
    α3=arcsin{n sin(β3)}、
    T arctan{(φ+β3)/2}・(φ-β3)/γ1=L-P/2、
    φ=90-arcsin(1/n)
  6. 前記光源部は複数の光源を有し、
    前記入射面は、それぞれの前記光源と対向するように前記凸面を複数有する、
    請求項1から5のいずれか1つに記載の映像表示装置。
  7. 前記凸面は、シリンドリカル形状である、
    請求項1から5のいずれか1つに記載の映像表示装置。
  8. 前記入射面に対する垂線との角度β1と、前記凹状部を形成する第1斜面と前記入射面における前記凹状部の残りの部分である第1入射面との角度θと、が以下の関係式を満たす、
    請求項3に記載の映像表示装置。
    θ ≧ arctan[1+sin(β1)/{n cos(β1)}]
  9. 前記光源部は、前記導光パネルと間隔を置いて配置され、
    前記光源部と前記導光パネルとの間に、前記光源部から照射された光を反射して前記導光パネルに入射させるミラーを備える、
    請求項1から8のいずれか1つに記載の映像表示装置。
  10. 前記ミラーは、前記導光パネルの前記出射面側に配置されている、
    請求項記載の映像表示装置。
  11. 前記ミラーは、前記導光パネルの前記出射面の反対側に配置されている、
    請求項または10に記載の映像表示装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1つに記載の映像表示装置を備えた、
    ヘッドアップディスプレイ。
  13. 請求項12に記載のヘッドアップディスプレイを備えた、
    車両。
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