JP2010165572A - 平面発光装置、パネル、および表示装置 - Google Patents

平面発光装置、パネル、および表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】液晶表示装置の薄型化および軽量化が実現できるようにする。
【解決手段】レンズシート21は、LED14から導光板2へ入光する光の指向性を狭めることができる形状を有している。換言すると、LED14と導光板2の間にレンズシート21を配置することにより、LED14から導光板2に入光する光の入射角βを、小さな角度に偏らせることができる。光源41から導光板2へ入光する光としては、入射角β=0度近傍の光束(導光板2に対する平行光)の割合が多くなり、入射角β=90度に近い光束の割合は少なくなる。その結果、導光板2の光の導光効率が高くなることになる。本発明は、平面発光装置に適用することができる。
【選択図】図21

Description

本発明は、平面発光装置、パネル、および表示装置に関し、特に、液晶表示装置の薄型化や軽量化が実現できるようになった平面発光装置、パネル、および表示装置に関する。
近年、液晶表示装置が普及してきている。液晶表示装置は、その液晶パネルに入射された光の透過率を画素毎に制御することで画像を表示している。従って、この液晶パネルに光を入射させるバックライトが、液晶パネルに組み込まれていることが多い(例えば特許文献1乃至3参照)。
特開平11−174976号公報 特開2004−12747号公報 特開2004−335405号公報
しかしながら、従来のバックライトでは、バックライトに用いられる導光板の厚みを抑えるのが困難な場合もあった。そのため、液晶表示装置の薄型化や軽量化のために導光板の厚みを抑えることが要望されていたが、その要望に十分に応えられていない現状である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、液晶表示装置の薄型化や軽量化が実現できるようにするものである。
本発明の一側面の平面発光装置は、光源と、前記光源からの光を伝搬させる導光部材とを備え、前記導光部材は、本体部に比較して、前記光源からの光が入射される入光部が厚くなるように形成されており、前記光源は、発光部材と、前記発光部材から発光された光を、その指向性を狭めて、前記導光部材の入光部に入射させる指向性部材とを有する。
前記光源の指向性部材は、レンズ機能を有している。
前記レンズ機能は、凸レンズもしくはプリズムレンズの機能である。
前記光源は、LED(Light Emitting Diode)から構成され、前記LEDのLED半導体チップを前記発光部材として構成し、前記LEDの前記LED半導体チップ以外の構成部材から、前記指向性部材を形成している。
本発明の一側面の平面発光装置においては、光源と、前記光源からの光を伝搬させる導光部材とが備えられている。前記導光部材は、本体部に比較して、前記光源からの光が入射される入光部が厚くなるように形成されている。前記光源により、その発光部材から発光された光は、その指向性部材において指向性を狭められて、前記導光部材の入光部に入射される。
本発明の一側面のパネルは、光源と、前記光源からの光を伝搬させる導光部材とを有するバックライトと、前記バックライトから入射された光を用いて、画像を表示する表示部とを備え、前記導光部材は、本体部に比較して、前記光源からの光が入射される入光部が厚くなるように形成されており、前記光源は、発光部材と、前記発光部材から発光された光を、その指向性を狭めて、前記導光部材の入光部に入射させる指向性部材とを有する。
本発明の一側面のパネルにおいては、光源と、前記光源からの光を伝搬させる導光部材とを有するバックライトと、前記バックライトから入射された光を用いて、画像を表示する表示部とが備えられている。前記導光部材は、本体部に比較して、前記光源からの光が入射される入光部が厚くなるように形成されている。前記光源により、その発光部材から発光された光は、その指向性部材において指向性を狭められて、前記導光部材の入光部に入射される。
本発明の表示装置は、光源と前記光源からの光を伝搬させる導光部材とを有するバックライトと、前記バックライトから入射された光を用いて画像を表示する表示部とを有するパネルを備え、前記導光部材は、本体部に比較して、前記光源からの光が入射される入光部が厚くなるように形成されており、前記光源は、発光部材と、前記発光部材から発光された光を、その指向性を狭めて、前記導光部材の入光部に入射させる指向性部材とを有する。
本発明の表示装置においては、光源と前記光源からの光を伝搬させる導光部材とを有するバックライトと、前記バックライトから入射された光を用いて画像を表示する表示部とを有するパネルが備えられている。前記導光部材は、本体部に比較して、前記光源からの光が入射される入光部が厚くなるように形成されている。前記光源により、その発光部材から発光された光は、その指向性部材において指向性を狭められて、前記導光部材の入光部に入射される。
以上のごとく、本発明によれば、例えば表示装置として液晶表示装置を採用した場合には、液晶表示装置の薄型化や軽量化が実現できるようになる。
例えばノート型パーソナルコンピュータに用いられる液晶表示装置のうち、ランプを光源とする従来のバックライトの構成例を示す図である。 例えばノート型パーソナルコンピュータに用いられる液晶表示装置のうち、LEDを光源とする従来のバックライトの構成例を示す図である。 導光板2の断面図である。 光の入射角と屈折角との関係を示す図である。 角度αと角度βの関係を示すグラフである。 臨界角について説明する図である。 光源からの光が、導光板2内を導光されていく様子を示す図である。 導光板2のラッパ角θ=2度とした場合の、光源からの光が導光されていく様子を示す図である。 導光板2のラッパ角θ=3度とした場合の、光源からの光が導光されていく様子を示す図である。 導光板2のラッパ角θ=6度とした場合の、光源からの光が導光されていく様子を示す図である。 導光板2のラッパ角θ=8度とした場合の、光源からの光が導光されていく様子を示す図である。 ラッパ部の長さLと繰り返し反射回数の関係を示す図である。 ラッパ部の長さLと繰り返し反射回数の関係を示す図である。 光源から導光板2への光の入射角β=70度とし、導光板2のラッパ角θ=3度とした場合の、光源からの光が導光されていく様子を示す図である。 光源から導光板2への光の入射角β=0度とし、導光板2のラッパ角θ=6度とした場合の、光源からの光が導光されていく様子を示す図である。 導光板2のラッパ角θ=3度とした場合における、光源からの光の入射角βと、導光板2内の上面2cまたは下面2bの入射角b乃至gとの関係を示すグラフである。 導光板2のラッパ角θ=9度とした場合における、光源からの光の入射角βと、導光板2内の上面2cまたは下面2bの入射角b乃至gとの関係を示すグラフである。 光源からの光の入射角β=0度の場合の、ラッパ角θと、導光板2内の1回目乃至6回目の光の入射角b乃至gとの関係を示すグラフである。 光源からの光の入射角β=40度の場合の、ラッパ角θと、導光板2内の1回目乃至6回目の光の入射角b乃至gとの関係を示すグラフである。 光源からの光の指向性の例を示す図である。 図2の構成のバックライトのうち、本発明の光源41と導光板2を含む部分の構成例を示す図である。 複数のLED14に対して1つのレンズシート21を配置して構成される光源41の各種例を示す斜視図である。 1つのLED14に対して1つのレンズシート21を配置して構成される光源41の各種例を示す斜視図である。 1つのLED14を構成している樹脂にレンズシート21を施すことで、LED14とレンズシート21とを一体化した場合の光源41の各種例を示す斜視図である。 従来の光源31としてのLED14の光の指向性を示す図である。 LED14の前面にレンズシート21を配置して構成される、本発明の光源41の光の指向性を示す図である。 LED半導体チップ52を発光部材として採用し、レンズ機能を有する封止材51を指向性部材として採用して構成される光源41の一例を示す斜視図である。 図26の例の光源41の側面を示す断面図である。 様々なラッパ部の形状を有する各導光板2の断面図である。
本発明の理解を容易なものとすべく、最初に、従来のバックライトについて説明する。光源としては、主に、ランプとLED(Light Emitting Diode)とが採用されることが多い。そこで、以下、ランプとLEDとをそれぞれ光源として採用する従来のバックライトの構成例を説明する。
<1.従来のバックライトの構成例>
図1は、例えばノート型パーソナルコンピュータに用いられる液晶表示装置のうち、ランプを光源とする従来のバックライトの構成例を示す図である。
図1に示されるバックライトは、反射板1、導光板2、拡散シート3、縦プリズムシート4、横プリズムシート5、冷陰極管6、およびリフレクタ7を含むように構成される。
図1において、導光板2の下面2b若しくは上面2cまたはそれらの間の内部のうち、光源が配置される同図中左側の側面2a側の部分を、以下、入光部と称する。これに対して、導光板2の下面2b若しくは上面2cまたはそれらの間の内部のうち、側面2aと対向する側面2d側の部分、即ち、同図中右側の側面2d側の部分を、以下、先端部と称する。
図1の例の導光板2は、いわゆる楔形の形状を有している。導光板2の側面2aには、光源として、リフレクタ7を備えた冷陰極管6が近接して配置されている。即ち、光源からの光は、導光板2の内部の入光部から先端部に向けて導光されていく。
導光板2の側面2aと直交する面のうち下面2b(図1中下方の下面2b)には、反射板1が配置される。また、導光板2の下面2bと対向する上面2cには、輝度ムラを軽減するために、拡散シート3が配置される。さらに、拡散シート3の図1中上方向には、輝度向上のために、縦プリズムシート4と横プリズムシート5が下からその順番で積層される。ただし、縦プリズムシート4と横プリズムシート5とは、プリズムの山が相互に直交するように積層される。
図2は、例えばノート型パーソナルコンピュータに用いられる液晶表示装置のうち、LEDを光源とする従来のバックライトの構成例を示す図である。
図2に示されるバックライトは、反射シート11、導光板2、拡散フィルム12、プリズムシート13、およびLED14を含むように構成される。
図2の例の導光板2も楔形の形状を有している。導光板2の側面2aには、光源として、LED14が近接して配置されている。光源からの光は、導光板2の内部の入光部から先端部に向けて導光されていく。
導光板2の下面2b側には、反射シート11が配置される。また、導光板2の上面2c側には、輝度ムラを軽減するために、拡散フィルム12が配置される。さらに、拡散フィルム12の図2中上方向には、輝度向上のために、プリズムシート13が配置される。
以上説明したように、図1と図2の例では、導光板2の形状は、楔形の形状をしていた。しかしながら、導光板2の形状は、楔形の形状に特に限定されない。そこで、以下、導光板の形状について説明していく。
<2.導光板の形状例>
図3は、導光板2の断面図である。
図3のAは、図1や図2に示される楔形の形状の導光板2の断面図を示している。即ち、図3のAの例の導光板2は、入光部の側面2aが厚く、先端部の側面2dに近づくほど薄くなるいわゆる楔形の形状を有している。
導光板2の形状は、上述の如く楔形の形状である必要はなく、例えば厚みが一定の平板であっても、光源からの光をバックライト表面に拡散させ輝度を均一にさせる機能を発揮することはできる。しかしながら、導光板2の形状を楔形の形状にすることにより、厚みが一定の平板の導光板に比べて、導光板2の軽量化や省材料化を図ることができる。さらに、導光板2の先端部が薄くなっていることで、薄くなった部分に液晶表示装置の表示部の駆動回路を配置することができ、液晶表示装置全体の薄型化を図ることもできる。
しかしながら、導光板2の厚みを考慮すると、単なる楔形の形状では、さらなる液晶表示装置の薄型化や軽量化を図ることは困難であった。導光板2と、光源である冷陰極管6やLED14との寸法の関係があるためである。即ち、導光板2の入光部の側面2a(以下、入光面2aと称する)の寸法(厚み)を光源である冷陰極管6やLED14の寸法(厚み)よりも小さくしてしまうと、光源から導光板2に入光する光の入光率が低下してしまうからである。従って、一般的には、導光板2の入光面2aの寸法は、光源である冷陰極管6やLED14の寸法に対して同等以上の寸法に設定されている。
このように、入光面2aの寸法を一定以下にすることは困難であるので、導光板2の形状として単なる楔形の形状を採用した場合には、さらなる液晶表示装置の薄型化や軽量化を図ることは困難であった。
そこで、上述の特許文献2や3には、図3のBに示されるように、楔形の形状に対して改善を加えた形状の導光板2が開示されている。かかる導光板2の形状を採用することで、さらなる液晶表示装置の薄型化や軽量化を図ることが可能になる。
図3のBは、いわゆるラッパ形の形状の導光板2の断面図を示している。
図3のBの例の導光板2においては、その入光部付近2sの下面2bの傾斜角度(以下、ラッパ角と称する)は、図3のAの例の導光板2と比べて大きくとられている。なお、図3のBの例の導光板2においても、その入光面2aの寸法は、光源である冷陰極管6やLED14の寸法に対して同等以上の寸法が確保されている。
図3のBの例のような導光板2、即ち、ラッパ角を大きくとった導光板2は、近年、携帯電話機やノート型パーソナルコンピュータのバックライトに導入されている。しかしながら、導光板2のラッパ角を大きくとり過ぎると、導光板2に入光した光が途中で導光板2の外に抜けてしまい、光の利用率が低下してしまう場合がある(例えば、特許文献2参考)。
このため、導光板2に入光した光が途中で導光板2の外に抜けない範囲で、導光板2のラッパ角等を設定する必要がある。このため、導光板2に入光した光が途中で導光板2の外に抜けるか否かの検討が必要となってくる。そこで、このような検討を容易に行えるように、まず、背景技術として、光が導光板2内をどのように導光されていくのかについて説明する。なお、以下、導光板2の材質は、アクリルであるとする。
図4は、光の入射角と屈折角との関係を示す図である。
図4において、光は矢印で示される。また、2つの矢印の交点を通る図中垂直方向の境界線に対して、図中右側の斜線の領域は、アクリル材質の導光板2内を示し、図中左側の斜線の領域は、空気領域を示している。なお、この前提事項は、他の図面においても同様とされる。
図4のAは、空気領域から導光板2に向けて光が入射される場合の光の入射角と屈折角との関係を示している。
図4のAの場合、角度βが入射角を示し、角度αが屈折角を示している。
図4のBは、導光板2内から空気領域に向けて光が出射される場合の光の入射角と屈折角との関係を示している。
図4のBの場合、角度αが入射角を示し、角度βが屈折角を示している。
屈折率nは、スネルの法則により次の式(1)のように表すことができる。
Figure 2010165572
・・・(1)
式(1)は、角度αについて解くと、次の式(2)のように表すことができる。
Figure 2010165572
・・・(2)
なお、式(2)において、asinは、アークサインを示している。なお、このことは以下の式においても同様とする。
空気領域内と導光板2内(アクリル内)での光の屈折率nはほぼ1.49であることから、式(2)は、次の式(3)のように表すことができる。
Figure 2010165572
・・・(3)
図5は、式(3)を示すグラフ、即ち、角度αと角度βの関係を示すグラフである。
図5において、縦軸は角度αを示し、横軸は角度βを示している。図5のグラフから、角度βが大きくなるにつれて角度αも大きくなることがわかる。ここで、図4のBにおける屈折角βが90度となる入射角αは臨界角と称されている。屈折角β=90度を式(1)に代入すると、臨界角は42度となる。臨界角について、図6を用いて説明する。
図6は、臨界角について説明する図である。
図6の左方の矢印に示されるように、光が、導光板2の内部からその側面(空気領域との境界面)に対して、入射角α0=42度の臨界角で入射されたとする。この場合、右方の点線矢印に示されるように、屈折角β0=90度となるため、光は導光板2の外には出ない。従って、導光板2の内部を導光されてきた光が、入射角α0=42度の臨界角以上で、導光板2の側面(空気領域との境界面)に入射された場合には反射角α0で全反射する。即ち、光源から導光板2に入光した光は、その側面(空気領域との境界面)に対する入射角α0が臨界角の42度以上である場合は導光板2の内部を導光される。そうでない場合、即ち、入射角α0が42度未満の場合には、入光した光の一部が導光板2の外に出てしまい、導光板2の光の導光効率が低下してしまうことになる。
以下、図3のBの例の導光板2、即ち、ラッパ角を大きくとった導光板2に入光する光が、導光板2の内部を如何にして導光されていくのかについて説明する。
図7は、光源からの光が、導光板2内を導光されていく様子を示す図である。
図7において、ラッパ角はθで示されている。図7の例では、導光板2のうち、入光面2a付近のみが示されている。入光面2aから導光板2に入光する光の入射角はβとされ、導光板2内での屈折角をαとされている。入光面から導光板2に入光した光は、導光板2内の上面2cと下面2bに複数回反射しながら導光される。
1回目の光の入射角をb、2回目の光の入射角をc、3回目の光の入射角をd、・・・と記述した場合に、入射角b,c,d・・・、ラッパ角θ、屈折角αの関係は、次の式(4)のように表すことができる。
Figure 2010165572
・・・(4)
式(4)の屈折角αに対して、式(3)の右辺を代入することで、入射角b,c,d・・・を求めることができる。
例えば、導光板2のラッパ角θ=3度の場合に、式(4)の屈折角αに対して式(3)の右辺を代入すると、1回目の光の入射角bは、次式(5)のように表すことができる。
Figure 2010165572
・・・(5)
式(4)により、導光板2のラッパ角θを2度、3度、6度、8度と変化させた場合の、それぞれの導光板2内での光の入射角b,c,d・・・は容易に求めることができる。この場合の光源からの光が導光板2内を導光されていく様子は、図8乃至図11に示されている。図8乃至図11において、光源から導光板2への光の入射角β=90度とする。入射角β=90度とは、光源からの光が導光板2の上面2cに対して垂直方向から入光することを意味している。
図8は、導光板2のラッパ角θ=2度とした場合の、光源からの光が導光されていく様子を示す図である。
図8において、光源からの光は、導光板2へ入射角β=90で入射すると、屈折角α=42度で導光板2内に導光され、導光板2内において、下面2bの方向に伝搬していく。
その光の下面2bに対する入射角bは、式(4)により46度となる。この場合、入射角bは臨界角の42度以上であるため、反射角b’=46度で、下面2bにおいて1回目の反射をする。
反射角b’=46度で下面2bを反射した光は、導光板2内において、上面2cの方向に伝搬していく。
その光の上面2cに対する入射角cは、式(4)により44度となる。この場合、入射角cは臨界角の42度以上であるため、反射角c’=44度で、上面2cにおいて2回目の反射をする。
このように、導光板2のラッパ角θ=2度とした場合には、1回目の光の入射角bと2回目の光の入射角cはともに臨界角の42度以上となるために、光源からの光は導光板2内を導光されていく。
図9は、導光板2のラッパ角θ=3度とした場合の、光源からの光が導光されていく様子を示す図である。
図9において、光源からの光は、導光板2へ入射角β=90で入射すると、屈折角α=42度で導光板2内に導光され、導光板2内において、下面2bの方向に伝搬していく。
その光の下面2bに対する入射角bは、式(4)により45度となる。この場合、入射角bは臨界角の42度以上であるため、反射角b’=45度で、下面2bにおいて1回目の反射をする。
反射角b’=45度で下面2bを反射した光は、導光板2内において、上面2cの方向に伝搬していく。
その光の上面2cに対する入射角cは、式(4)により42度となる。この場合、入射角cは臨界角の42度と丁度同一になる。よって、反射角c’=42度で、上面2cにおいて2回目の反射をする。
このように、導光板2のラッパ角θ=3度とした場合には、1回目の光の入射角bと2回目の光の入射角cはともに臨界角の42度以上となるために、光源からの光は導光板2内を導光されていく。
図10は、導光板2のラッパ角θ=6度とした場合の、光源からの光が導光されていく様子を示す図である。
図10において、光源からの光は、導光板2へ入射角β=90で入射すると、屈折角α=42度で導光板2内に導光され、導光板2内において、下面2bの方向に伝搬していく。
その光の下面2bに対する入射角bは、式(4)により42度となる。この場合、入射角bは臨界角の42度と丁度同一になる。よって、反射角b’=42度で、下面2bにおいて1回目の反射をする。
反射角b’=42度で下面2bを反射した光は、導光板2内において、上面2cの方向に伝搬していく。
その光の上面2cに対する入射角cは、式(4)により36度となる。この場合、入射角cは臨界角の42度未満となるために、上面2cに入射された光は、導光板2の外に出てしまうことになる。
図11は、導光板2のラッパ角θ=8度とした場合の、光源からの光が導光されていく様子を示す図である。
図11において、光源からの光は、導光板2へ入射角β=90で入射すると、屈折角α=42度で導光板2内に導光され、導光板2内において、下面2bの方向に伝搬していく。
その光の下面2bに対する入射角bは、式(4)により40度となる。この場合、入射角bは臨界角の42度未満となるために、下面2bに入射された光は、導光板2の外に出てしまうことになる。
このように、光源から導光板2に入光した光は、導光板2の下面2bと上面2cのうち、一方に向かう方向に伝搬していき、一方への入射角が臨界角の42度以上である場合、その一方のところで反射して、他方に向かう方向に伝搬していくことを繰り返す。ただし、下面2bがラッパ角θで傾斜している限り、反射を重ねていくほど、入射角は減少していく。その結果、最終的には、入射角が臨界角の42度を下回った下面2bまたは上面2cの場所で、光は、反射せずに、導光板2の外に出てしまうことになる。
一方、ラッパ角θが大きくなるに従い、1回目の下面2bの入射角bは減少していく。当然に、2回目以降の入射角も、さらに減少していくことになる。よって、光源から導光板2に入光した光が、導光板2の外に出ないで導光板2内での反射を繰り返す回数(以下、繰り返し反射回数と称する)は、ラッパ角θが大きくなるに従い減少していく。
例えば、光源から導光板2への光の入射角β=90度であり、下面2bがラッパ角θで傾斜しているという条件下の上述の例では、ラッパ角θ≦3度以下にすれば、繰り返し反射回数は2回以上となる。ところが、3度<ラッパ角θ≦6度にすると、繰り返し反射回数は1回だけ、即ち、1回しか反射しないことになる。さらに、6度<ラッパ角θにすると、例えば、図11に示されるようにラッパ角θ=8度にすると、繰り返し反射回数は0回、即ち、1回も反射できないことになる。
即ち、ラッパ角θを大きく取れば、表示装置全体の薄型化や軽量化は容易に実現可能になる一方で、繰り返し反射回数が減少することになる。しかしながら、導光板2の入光部から先端部までの長さは、表示装置の画面のサイズで決定されるものである。一方で、導光板2の外に光が出てしまうと、導光板2の導光効率が低下してしまうため、可能な限り導光板2の外に光が出ないようにする必要がある。このため、繰り返し反射回数は一定数確保しなければならない。このことは、単純にラッパ角θを大きく取れないことになることを意味する。
ただし、繰り返し反射回数は、下面2bがラッパ角θで傾斜しているという条件があるため制限を受けるのであって、上面2c,下面2bが平行であれば制限は受けない。式(4)において、θ=0を代入すると、入射角b乃至f=90−αと全て一定になり、90−α≧42度であれば、光は反射するからである。このことを図12と図13を参照して説明する。
ここで、導光板2の入光部近傍における、下面2bがラッパ角θで傾斜している部分を、以下、ラッパ部と称する。また、ラッパ部の長さをLで表す。
図12,図13は、ラッパ部の長さLと繰り返し反射回数の関係を示す図である。
図12,図13においては、光源から導光板2への光の入射角β=90度とされている。また、導光板2のラッパ角θ=3度とされている。
図12においては、導光板2のラッパ部の長さLは、上面2cまたは下面2bに対する2回目の光の入射位置よりも長く、上面2cまたは下面2bに対する3回目の光の入射位置よりも短い長さが設定されている。
図12において、光源からの光は、導光板2へ入射角β=90で入射すると、屈折角α=42度で導光板2内に導光され、導光板2内において、下面2bの方向に伝搬していく。
その光の下面2bに対する入射角bは、式(4)により45度となる。この場合、入射角bは臨界角の42度以上であるため、反射角b’=45度で、下面2bにおいて1回目の反射をする。
反射角b’=45度で下面2bを反射した光は、導光板2内において、上面2cの方向に伝搬していく。
その光の上面2cに対する入射角cは、式(4)により42度となる。この場合、入射角cは臨界角の42度と丁度同一になる。よって、反射角c’=42度で、上面2cにおいて2回目の反射をする。
反射角c’=42度で上面2cを反射した光は、導光板2内において、下面2bの方向に伝搬していく。
その光の下面2bに対する入射角dは、ラッパ角θ=0を代入した式(4)により42度となる。この場合、入射角dは臨界角の42度と丁度同一になる。よって、反射角d’=42度で、下面2bにおいて3回目の反射をする。
以降、光は、ラッパ角θ=0を代入した式(4)により、上面2cまたは下面2bにおいて入射角=反射角=42度という固定角度で反射することを繰り返しながら、先端部まで導光板2内を導光されていく。
これに対して、図13においては、導光板2のラッパ部の長さLは、上面2cまたは下面2bに対する3回目の光の入射位置よりも長い長さが設定されている。
図13において、光源からの光は、導光板2へ入射角β=90で入射すると、屈折角α=42度で導光板2内に導光され、導光板2内において、下面2bの方向に伝搬していく。
その光の下面2bに対する入射角bは、式(4)により45度となる。この場合、入射角bは臨界角の42度以上であるため、反射角b’=45度で、下面2bにおいて1回目の反射をする。
反射角b’=45度で下面2bを反射した光は、導光板2内において、上面2cの方向に伝搬していく。
その光の上面2cに対する入射角cは、式(4)により42度となる。この場合、入射角cは臨界角の42度と丁度同一になる。よって、反射角c’=42度で、上面2cにおいて2回目の反射をする。
反射角c’=42度で上面2cを反射した光は、導光板2内において、下面2bの方向に伝搬していく。
その光の下面2bに対する入射角dは、式(4)により39度となる。この場合、入射角dは臨界角の42度未満となるために、下面2bに入射された光は、導光板2の外に出てしまうことになる。
図12と図13からわかるように、導光板2のラッパ角θが同じ場合、導光板2のラッパ部の長さLが長いほど、導光板2の先端部の厚さDは薄くなる。先端部の厚さDを薄くすればするほど、液晶表示装置の薄型化や軽量化に貢献できる。しかしながら、図13に示されるように、導光板2のラッパ部の長さLを一定以上に長くしてしまうと、光は、導光板2内で全反射せずに外に出てしまうことになり、導光板2の光の導光効率が低くなってしまう。このため、ラッパ部の長さLは、上面2cまたは下面2bにおける光の入射角が42度以下になる範囲内で決定する必要がある。即ち、ラッパ部の長さLは、ラッパ部内の繰り返し反射回数に依存する。
ラッパ部内の繰り返し反射回数は、ラッパ角θと、1回目の上面2cまたは下面2bにおける光の入射角とによって決定される。後者の条件、即ち、1回目の上面2cまたは下面2bにおける光の入射角は、光源からの光が導光板2へ入射された場合の屈折角αによって、即ち、光源からの光が導光板2へ入射される入射角βによって決定される。
そこで、以下、図14と図15を参照して、入射角βの違いによる導光板2内の光の導光の様子について説明する。
図14は、光源から導光板2への光の入射角β=70度とし、導光板2のラッパ角θ=3度とした場合の、光源からの光が導光されていく様子を示す図である。
図14において、光源からの光は、導光板2へ入射角β=70で入射すると、屈折角α=39度で導光板2内に導光され、導光板2内において、下面2bの方向に伝搬していく。
その光の下面2bに対する入射角bは、式(4)により48度となる。この場合、入射角bは臨界角の42度以上であるため、反射角b’=48度で、下面2bにおいて1回目の反射をする。
反射角b’=48度で下面2bを反射した光は、導光板2内において、上面2cの方向に伝搬していく。
その光の上面2cに対する入射角cは、式(4)により45度となる。この場合、入射角cは臨界角の42度以上になる。よって、反射角c’=45度で、上面2cにおいて2回目の反射をする。
これに対して、図9の例では、即ち、光源から導光板2への光の入射角β=90度とした場合の例では、2回目の光の入射角cは、臨界角の42度と同一であった。即ち、ラッパ角θ=3度と同一ならば、光源から導光板2への光の入射角βが小さくなるほど、導光板2内の光の上面2cまたは下面2bへの入射角は大きくなる。
図15は、光源から導光板2への光の入射角β=0度とし、導光板2のラッパ角θ=6度とした場合の、光源からの光が導光されていく様子を示す図である。
入射角β=0度とは、図15に示されるように、光源からの光が導光板2の上面2cに対して水平方向から入光することを意味している。即ち、光源からの光は、導光板2へ入射角β=0で入射すると、上面2cに平行に伝搬して、下面2bに到達する。
このときの光の下面2bに対する入射角bは、式(4)により84度となる。この場合、入射角bは臨界角の42度以上であるため、反射角b’=84度で、下面2bにおいて1回目の反射をする。
反射角b’=84度で下面2bを反射した光は、導光板2内において、上面2cの方向に伝搬していく。
その光の上面2cに対する入射角cは、式(4)により78度となる。この場合、入射角cは臨界角の42度以上になる。よって、反射角c’=78度で、上面2cにおいて2回目の反射をする。
これに対して、図14の例、即ち、光源から導光板2への光の入射角β=70度とした場合の例では、2回目の光の入射角c=45度であった。即ち、ラッパ角θとして、図14の例の3度よりも大きい6度を取ったとしても、光源から導光板2への光の入射角βを0度と小さくすれば、導光板2内の光の上面2cまたは下面2bへの入射角は飛躍的に大きくなる。
このように、光源から導光板2への光の入射角βが小さくなるほど、導光板2内の光の上面2cまたは下面2bへの入射角は大きくなる。従って、光源から導光板2への光の入射角βを小さくすれば、ラッパ角θをより大きくとることができることがわかる。また、ラッパ角θが同一であるならば、光源から導光板2への光の入射角βを小さくするほど、ラッパ部の長さLを長くすることができることがわかる。
以上説明した内容を、図16乃至図19のグラフを用いてまとめてみる。
図16、図17のそれぞれは、導光板2のラッパ角θ=3度、9度のそれぞれとした場合における、光源からの光の入射角βと、導光板2内の上面2cまたは下面2bの入射角b乃至gとの関係を示すグラフである。
図16,図17において、縦軸は入射角b乃至gを、横軸は光源からの光の入射角βを示している。
入射角b乃至gとは、導光板2内の上面2cまたは下面2bに対する1乃至6回目のそれぞれについての入射角を示している。そこで、以下、入射角b乃至gを、1乃至6回目の光の入射角と称する。1回目の光の入射角bは、実線(太線)の曲線で示されている。2回目の光の入射角cは、点線(太線)の曲線で示されている。3回目の光の入射角dは、一点鎖線の曲線で示されている。4回目の光の入射角eは、二点鎖線の曲線で示されている。5回目の光の入射角fは、実線(細線)の曲線で示されている。6回目の光の入射角gは、点線(細線)の曲線で示されている。この段落の内容は、図16と図17のみならず、図18と図19にも当てはまるとする。
例えば、ラッパ角θ=3度であって、光源からの光の入射角βが10度の場合、図16に示されるように、1回目の光の入射角bは約80度、2回目の光の入射角cは約77度、3回目の光の入射角dは約75度となる。そして、4回目の光の入射角eは約71度、5回目の光の入射角fは約68度、6回目の光の入射角gは約65度となる。このように、1乃至6回目の光の入射角b乃至gはいずれも、臨界角の42度以上となっている。よって、光源から入光した光は、上面2cまたは下面2bにおける反射の繰り返しを少なくとも6回行い、導光板2内を導光されていく。
これに対して、例えば、ラッパ角θ=3度で同一であっても、光源からの光の入射角βが70度の場合、図16に示されるように、1回目の光の入射角bは約48度、2回目の光の入射角cは約45度、3回目の光の入射角dは約41度となる。そして、4回目の光の入射角eは約39度、5回目の光の入射角fは約36度、6回目の光の入射角gは約32度となる。このように、1回目の光の入射角bと2回目の光の入射角cとは、臨界角の42度以上となっている。よって、光源から入光した光は、下面2bにおける1回目の反射をし、上面2cにおける2回目の反射をする。しかしながら、3回目の光の入射角cは、臨界角の42度を下回っているため、下面2bにおける3回目の光の反射は行われず、そこで、導光板2の外に光が出てしまうことになる。
このように、ラッパ角θが同一であれば、光源からの光の入射角βを小さくすれば、ラッパ部内の繰り返し反射回数を多くすることでき、その結果として、ラッパ部の長さLを長くすることができる。
また例えば、光源からの光の入射角βが10度であって、ラッパ角θが9度の場合、図17に示されるように、1回目の光の入射角bは約75度、2回目の光の入射角cは約67度、3回目の光の入射角dは約58度となる。そして、4回目の光の入射角eは約48度、5回目の光の入射角fは約39度、6回目の光の入射角gは約30度となる。このように、1回目乃至4回目の光の入射角b乃至eまでは、臨界角の42度以上となっている。よって、光源から入光した光は、下面2bにおける1回目の反射をし、上面2cにおける2回目の反射をし、下面2bにおける3回目の反射をし、上面2cにおける4回目の反射をする。しかしながら、5回目の光の入射角fは、臨界角の42度を下回っているため、下面2bにおける5回目の光の反射は行われず、そこで、導光板2の外に光が出てしまうことになる。
さらに例えば、光源からの光の入射角βが70度であって、ラッパ角θが9度の場合、図17に示されるように、1回目の光の入射角bは約41度、2回目の光の入射角cは約32度、3回目の光の入射角dは約23度となる。そして、4回目の光の入射角eは約15度、5回目の光の入射角fは約5度となる。このように、1回目の光の入射角bですら、臨界角の42度を下回っているため、光の反射は1回も行われずに、導光板2の外に光が出てしまうことになる。
このように、ラッパ角θが大きくなると、光源からの光の入射角βが同一であっても、ラッパ部内の繰り返し反射回数は小さくなり、その結果として、ラッパ部の長さLは小さくなる。このことを、図18と図19を用いてさらに説明する。
図18は、光源からの光の入射角β=0度の場合の、ラッパ角θと、導光板2内の1回目乃至6回目の光の入射角b乃至gとの関係を示すグラフである。
図18において、縦軸は導光板2内の光の入射角b乃至gを、横軸は導光板2のラッパ角θを示している。
例えば、光源からの光の入射角βが0度で、ラッパ角θが3度の場合、図18に示されるように、1回目の光の入射角bは87度、2回目の光の入射角cは84度、3回目の光の入射角dは約81度となる。そして、4回目の光の入射角eは約78度、5回目の光の入射角fは約75度、6回目の光の入射角gは約72度となる。このように、1乃至6回目の光の入射角b乃至gはいずれも、臨界角の42度以上となっている。よって、光源から入光した光は、上面2cまたは下面2bにおける反射の繰り返しを少なくとも6回行い、導光板2内を導光されていく。
これに対して、例えば、光源からの光の入射角βが0度と同一であっても、ラッパ角θ=9度と大きくなった場合、図18に示されるように、1回目の光の入射角bは約81度、2回目の光の入射角cは約72度、3回目の光の入射角dは約62度となる。そして、4回目の光の入射角eは約55度、5回目の光の入射角fは約45度、6回目の光の入射角gは約36度となる。このように、1回目乃至5回目の光の入射角b乃至fまでは、臨界角の42度以上となっている。よって、光源から入光した光は、下面2bにおける1回目の反射をし、上面2cにおける2回目の反射をし、下面2bにおける3回目の反射をし、上面2cにおける4回目の反射をし、下面2bにおける5回目の反射をする。しかしながら、6回目の光の入射角gは、臨界角の42度を下回っているため、上面2cにおける6回目の光の反射は行われず、そこで、導光板2の外に光が出てしまうことになる。
図19は、光源からの光の入射角β=40度の場合の、ラッパ角θと、導光板2内の1回目乃至6回目の光の入射角b乃至gとの関係を示すグラフである。
図19において、縦軸は導光板2内の光の入射角b乃至gを、横軸は導光板2のラッパ角θを示している。
例えば、光源からの光の入射角βが40度で、ラッパ角θが3度の場合、図19に示されるように、1回目の光の入射角bは61度、2回目の光の入射角cは59度、3回目の光の入射角dは約57度となる。そして、4回目の光の入射角eは約52度、5回目の光の入射角fは約50度、6回目の光の入射角gは約46度となる。このように、1乃至6回目の光の入射角b乃至gはいずれも、臨界角の42度以上となっている。よって、光源から入光した光は、上面2cまたは下面2bにおける反射の繰り返しを少なくとも6回行い、導光板2内を導光されていく。
これに対して、例えば、光源からの光の入射角βが40度と同一であっても、ラッパ角θ=9度と大きくなった場合、図19に示されるように、1回目の光の入射角bは約57度、2回目の光の入射角cは約47度、3回目の光の入射角dは約38度となる。そして、4回目の光の入射角eは約28度、5回目の光の入射角fは約20度、6回目の光の入射角gは約10度となる。このように、1回目,2回目の光の入射角b,cまでは、臨界角の42度以上となっている。よって、光源から入光した光は、下面2bにおける1回目の反射をし、上面2cにおける2回目の反射をする。しかしながら、3回目の光の入射角dは、臨界角の42度を下回っているため、下面2bにおける3回目の光の反射は行われず、そこで、導光板2の外に光が出てしまうことになる。
このように、ラッパ角θが大きくなると、光源からの光の入射角βが同一であっても、ラッパ部内の繰り返し反射回数は小さくなり、その結果として、ラッパ部の長さLは小さくなる。
なお、以上説明した図16乃至図19のグラフの作成手法は次の通りとなる。
即ち、図16乃至図19のグラフの何れも、上述の式(4)に基づいて作成されている。
具体的には、式(4)の各右辺の屈折角αに、上述の式(3)の右辺をそれぞれ代入して、また、式(4)の各右辺のラッパ角θに3度を代入した上で、光源からの光の入射角βを変数(x軸)としてグラフ化したものが、図16のグラフになる。
同様に、式(4)の各右辺の屈折角αに、式(3)の右辺をそれぞれ代入して、また、式(4)の各右辺のラッパ角θに9度を代入した上で、光源からの光の入射角βを変数(x軸)としてグラフ化したものが、図17のグラフになる。
また、式(4)の各右辺の屈折角αに、式(3)の右辺をそれぞれ代入して、光源からの光の入射角βのそれぞれに0を代入した上で、ラッパ角θを変数(x軸)としてグラフ化したものが、図18のグラフになる。
即ち、光源から導光板2への光の入射角β=0度の場合、1回目の光の入射角bは、式(3)と式(4)から、次の式(6)のように表すことができる。
Figure 2010165572
・・・(6)
同様に、2回目の光の入射角cは、次の式(7)のように表すことができる。
Figure 2010165572
・・・(7)
これらの式(6),式(7)をそれぞれ示す曲線が、図18のグラフにおいては、1回目の光の入射角bを示す実線(太線)の曲線と、2回目の光の入射角cを示す点線(太線)の曲線のそれぞれになる。
式の明記は省略するが、図18における、3回目の光の入射角dを示す一点鎖線の曲線乃至6回目の光の入射角gを示す点線(細線)の曲線のそれぞれについても、全く同様に数式化することができる。
また、光源から導光板2への光の入射角β=40度の場合、式(3)よりα=25.6となる。よって、1回目の光の入射角bは、式(4)から、次の式(8)のように表すことができる。
Figure 2010165572
・・・(8)
式(8)を示す曲線が、図19のグラフにおいては、1回目の光の入射角bを示す実線(太線)の曲線となる。
式の明記は省略するが、図19における、2回目の光の入射角cを示す点線(太線)の曲線乃至6回目の光の入射角gを示す点線(細線)の曲線のそれぞれについても、全く同様に数式化することができる。
以上説明してきたように、液晶表示装置の薄型化や軽量化を図るためには、導光板2の先端部Dの厚みを薄型化するとよい。導光板2の先端部Dの厚みを薄型化するためには、ラッパ角θを大きく取ったり、ラッパ部の長さLを長く取ると良い。
しかしながら、やみくもに、ラッパ角θを大きく取り、また、ラッパ部の長さLを長く取ってしまうと、光は、ラッパ部において、反射せずに導光板2の外に出てしまい、導光板2の光の導光効率が低下してしまうことになる。
そこで、導光板2の光の導光効率が低下しないように、ラッパ部における光の入射角を何れも臨界角の42度以上にするという条件を満たすように、ラッパ角θや、ラッパ部の長さLを設定する必要がある。
この場合、図16乃至図19のグラフを使うことで、ラッパ部における光の入射角、即ち、1回目の光の入射角b乃至6回目の光の入射角gが、臨界角の42度以上になっているか否かを容易に視認することができるようになる。即ち、ラッパ角θや、ラッパ部の長さLの設定が容易に可能になる。
具体的には例えば、図16乃至図19のグラフにおいては、臨界角である42度を示す直線上またはそれよりも上方に存在する曲線の本数が、導光板2内の上面2cまたは下面2bにおいて反射する回数、即ち、繰り返し反射回数を示すことになる。繰り返し反射回数が多くなれば、その分だけ、ラッパ部の長さLを長く設定できる。逆に、ラッパ部の長さLを予め設定すると、繰り返し反射回数の最大回数が決定される。あとは、この最大回数と同本数の曲線が、臨界角である42度を示す直線上またはそれよりも上方に存在するように、ラッパ角θを設定したり、光源からの光の入射角βを設定すればよいことがわかる。
ところで、図16と図17から明らかなように、光源からの光の入射角βは小さく取る方が、ラッパ部内の繰り返し反射回数がその分だけ多くなる。即ち、光源からの光の入射角βは小さく取る方が、ラッパ角θを大きくしたり、ラッパ部の長さLを長くすることが容易に可能になる。その結果、導光板2の先端部Dの厚みの薄型化を容易に実現し、ひいては、液晶表示装置の薄型化や軽量化を容易に実現することができるようになる。
しかしながら、従来の光源としては、図1のランプ6や図2のLED14といった、図20のAに示されるように、光の指向性が広い光源31が採用されていた。
図20は、光源からの光の指向性の例を示す図である。
図20のAに示されるように、従来の光源31からの光は、指向性が広いため、入光面2aに対して、入射角βとして様々な角度を有する光束が入射されることになる。換言すると、指向性の広い従来の光源31とは、入射角β=90度に近い光束の割合が多い光源であった。このため、ラッパ角θを大きくしたり、ラッパ部の長さLを長くすることは困難であった。このため、導光板2の全体の平均厚みの薄型化は困難であり、その結果、液晶表示装置の薄型化や軽量化も困難であった。
そこで、本発明人は、図20のBに示されるように、発光部材と、その発光部からの光の指向性を狭める指向性部材とからなる光源41を発明した。
図20のA,Bを比較すれば容易にわかるように、本発明が適用される光源41(以下、本発明の光源41と称する)は、従来の光源31と比較して指向性が狭い。よって、入光面2aに入射される光束の入射角βを0度近傍に偏らせることができるようになる。即ち、本発明の光源41は、従来の光源31と比較して、入射角β=90度に近い光束の割合は少なく、入射角β=0度近傍の光束(平行光束)の割合が多い光源である。よって、本発明の光源41をバックライトに採用することで、上述の図16や図17から明らかなように、ラッパ部分における繰り返し反射回数は、従来と比較して増加することになる。その結果、ラッパ角θを大きくしたり、ラッパ部の長さLを長くすることを容易に実現することが可能になる。このため、導光板2の先端部Dの厚みの薄型化も容易に実現し、ひいては、液晶表示装置の薄型化や軽量化も容易に実現することが可能になる。
<3.本発明が適用された光源を搭載したバックライトの構成例>
以下、図面を参照して、本発明が適用された光源41(以下、本発明の光源41と称する)の具体例について説明していく。
図21は、図2の構成のバックライトのうち、本発明の光源41と導光板2を含む部分の構成例を示す図である。
図21のAは、本発明の光源41と導光板2を含む部分の上面図である。
図21のBは、本発明の光源41と導光板2を含む部分の側面の断面図である。
本発明の光源41は、発光部材としてのLED14と、指向性部材としてのレンズシート21とから構成される。即ち、図21のAに示されるように、複数のLED14と、導光板2の入光面21aとの間に、レンズシート21が配置される。
レンズシート21は、LED14から導光板2へ入光する光の指向性を狭めることができる形状を有している。よって、LED14と導光板2の間にレンズシート21を配置することにより、LED14から導光板2に入光する光の入射角βを、小さな角度に偏らせることができる。換言すると、光源41から導光板2へ入光する光としては、入射角β=0度近傍の光束(導光板2に対する平行光)の割合が多くなり、入射角β=90度に近い光束の割合は少なくなる。その結果、導光板2の光の導光効率が高くなることになる。
換言すると、レンズシート21の形状は、LED14から導光板2へ入光する光の指向性を狭めることができる形状であれば足り、その形状は特に限定されない。例えば、レンズシート21は、図22乃至図24に示されるように、様々な形状を有することができる。
図22は、複数のLED14に対して1つのレンズシート21を配置して構成される光源41の各種例を示す斜視図である。
図22のAは、複数のLED14の前面に、断面が凸レンズ形状のレンズシート21を1つだけ配置して構成される光源41を示している。
図22のBは、複数のLED14の前面に、断面が複数の凸レンズから形成される形状のレンズシート21を1つだけ配置して構成される光源41を示している。
図22のCは、複数のLED14の前面に、断面が三角形状のレンズシート21を1つだけ配置して構成される光源41を示している。
図22のDは、複数のLED14の前面に、断面がプリズムレンズ形状のレンズシート21を1つだけ配置して構成される光源41を示している。
図22のEは、複数のLED14の前面に、断面が円形状のレンズシート21を1つだけ配置して構成される光源41を示している。
なお、図22のB,Dの形状のほうが、図22のA,C,Eの形状に比べて、レンズシート21の厚みを小さくすることができる。
図23は、1つのLED14に対して1つのレンズシート21を配置して構成される光源41の各種例を示す斜視図である。
なお、図23の例では、1つのLED14しか図示されていないが、実際には、LED14とレンズシート21との組が複数用意され、これら複数の組が、導光板2の入光面2aに近接して配置されることになる。なお、以下、図23のA乃至Dにそれぞれ示されるLED14とレンズシート21との各組を、単位光源と称する。即ち、図23の例では、図23のA乃至Dのうちの何れかの形状の単位光源の複数体により、本発明の光源41が構成される。
図23のAは、1つのLED14の前面に、断面が凸レンズ形状のレンズシート21を1つだけ配置して構成される単位光源を示している。
図23のBは、1つのLED14の前面に、断面が複数の凸レンズから形成される形状のレンズシート21を1つだけ配置して構成される単位光源を示している。
図23のCは、1つのLED14の前面に、断面が三角形状のレンズシート21を1つだけ配置して構成される単位光源を示している。
図23のDは、1つのLED14の前面に、断面がプリズムレンズ形状のレンズシート21を1つだけ配置して構成される単位光源を示している。
なお、図23のB,Dの形状のほうが、図23のA,Cの形状に比べて、レンズシート21の厚みを小さくすることができる。
図24は、1つのLED14を構成している樹脂にレンズシート21を施すことで、LED14とレンズシート21とを一体化した場合の光源41の各種例を示す斜視図である。
なお、図24の例では、1つのLED14しか図示されていないが、実際には、LED14とレンズシート21との組(一体化されたもの)が複数用意され、これら複数の組が、導光板2の入光面2aに近接して配置されることになる。なお、以下、図24のA乃至Dにそれぞれ示されるLED14とレンズシート21との各組(一体化されたもの)を、一体化単位光源と称する。即ち、図24の例では、図24のA乃至Dのうちの何れかの形状の一体化単位光源の複数の集合体により、本発明の光源41が構成される。
図24のAは、1つのLED14の樹脂に、断面が凸レンズ形状のレンズシート21を施すことで構成される一体化単位光源を示している。
図24のBは、1つのLED14の前面に、断面が複数の凸レンズから形成される形状のレンズシート21を施すことで構成される一体化単位光源を示している。
図24のCは、1つのLED14の前面に、断面が三角形状のレンズシート21を施すことで構成される一体化単位光源を示している。
図24のDは、1つのLED14の前面に、断面がプリズムレンズ形状のレンズシート21を施すことで構成される一体化単位光源を示している。
なお、図24のB,Dの形状のほうが、図24のA,Cの形状に比べて、一体化単位光源の厚みを小さくすることができる。
以下、図25と図26を参照して、このような各種形状を有するレンズシート21とLED14とからなる、本発明の光源41の動作について、従来の光源31と比較しつつ説明する。
図25は、従来の光源31としてのLED14の光の指向性を示す図である。
図25に示されるように、従来の光源31としてのLED14は、封止材51とLED半導体チップ52とから構成されていた。
図25において、従来の光源31の前面の楕円は、従来の光源31からの光の指向性を示している。ここで、従来の光源31の正面光度を、図25にあわせて、L1と記述する。
図26は、LED14の前面にレンズシート21を配置して構成される、本発明の光源41の光の指向性を示す図である。
図26の例では、本発明の光源41は、封止材51およびLED半導体チップ52から構成されるLED14、並びに、レンズシート21から構成されている。
図26において、本発明の光源41の前面の茄子形の形状は、本発明の光源41からの光の指向性を示している。ここで、本発明の光源41の正面光度を、図26にあわせて、L2と記述する。
図25と図26に示されるように、本発明の光源41においては、封止材51とLED半導体チップ52からなる従来の光源31(LED14)の前面に、レンズシート21が配置されている。
このため、従来の光源31から出射されてレンズシート21を通過した光が、本発明の光源41からの光となる。レンズシート21は、光の指向性を狭め、その正面光度を強くする機能を有している。換言すると、レンズシート21は、入射された光を平行光に近づけて出射する機能を有している。
よって、本発明の光源41からの光の指向性は、従来の光源31からの光の指向性に比較して狭まることになる。なお、このことは、図26に示される本発明の光源41の指向性を表す茄子形の形状が、図25の従来の光源31の指向性を表す楕円に比較して細長くなっていることにより図面中に表わされている。
また、本発明の光源41の正面光度L2は、従来の光源31の正面光度L1に比較して強まることになる。なお、このことは、図26に示される本発明の正面光度L2を表すベクトルの長さ(矢印の長さ)が、図25の従来の光源31の正面光度L1を表すベクトルの長さ(矢印の長さ)に比較して長くなっていることにより図面中に表わされている。
本発明人は、実際に、市販の白色LED14からなる従来の光源31の前面に、断面がプリズムレンズ形状のレンズシート21を配置することで、本発明の光源41の一例を実現化させた。そして、本発明人は、その本発明の光源41の正面光度L2を測定してみた。その結果、本発明の光源41の正面光度L2は、従来の光源31の正面光度L1、即ち、白色LED14の前面にレンズシート21を配置しない場合の正面光度L1と比べて、少なくとも1.3倍となっていることが確認された。
このように、本発明の光源41からの光は、従来の光源31からの光に比較して平行光に近づくことがわかる。
以上まとめると、本発明の光源41の動作は次の通りになる。即ち、発光部材としては従来の光源31(従来のLED14)をそのまま採用することができる。指向性部材としては、レンズシート21を採用することができる。この場合、発光部材から発光された光は、指向性部材を通過することにより、その指向性が狭まれ、また正面光度が強くなる。換言すると、発光部材から発光された光は、指向性部材を通過することにより、平行光に近づくことになる。
以上の例では、本発明の光源41を構成する発光部材として、従来のLED14(図22や図23参照)や、樹脂部にレンズシート21が施されたLED14(図24参照)が採用された。また、以上の例では、本発明の光源41を構成する指向性部材として、レンズシート21が採用された。しかしながら、本発明の光源41の構成部材、即ち、発光部材と指向性部材とは何れも、以上の例に特に限定されず、様々な実施の形態を取ることができる。例えば、発光部材としては、ランプ等の発光機能を有する任意の部材を採用し得る。また例えば、指向性部材としては、発光部材から発光された光の指向性を狭め、その正面光度を強める機能を有する部材、例えばレンズ機能を有している任意の部材を採用し得る。
具体的に例えば、LED14の封止材51にレンズ機能を持たせることが可能である。そこで、LED半導体チップ52を発光部材とし、レンズ機能を有する封止材51を指向性部材として構成されるLED14を、本発明の光源41を構成することができる。
図27は、このような本発明の光源41、即ち、LED半導体チップ52を発光部材として採用し、レンズ機能を有する封止材51を指向性部材として採用して構成される光源41の一例を示す斜視図である。
より正確には、本発明の光源41を構成する複数の単位光源のひとつが、図27に図示されているLED14である。
図27において、z軸方向は、導光板2の入光面2aが配置される方向を示している。y軸方向に、図27に示される単位光源(LED14)が複数配置されて、本発明の光源41が構成される。
図27の例では、本発明の光源41の単位光源(LED14)は、封止材51とLED半導体チップ52(図27には図示せず、図28参照)とから構成されている。封止材51は、例えば黄色の蛍光体の樹脂により形成され、例えばいわゆるかまぼこ状に変形させることによりレンズの機能を発揮することができるようになる。
図28は、図26の例の光源41の側面を示す断面図である。
図28のA,Bはそれぞれ、いわゆるかまぼこ形状を有する封止材51を指向性部材として採用した本発明の光源41(その単位光源であるLED14)のyz軸方向,xz軸方向の側面の各断面図を示している。
いわゆるかまぼこ形状を有する封止材51は、x軸方向に対して凸レンズの機能を発揮することができるようになる。その結果、x軸方向の光源41の光の指向性を狭めることができるようになる。
図28のC,Dはそれぞれ、いわゆるかまぼこ形状を有し、かつ凹レンズ形状を有する封止材51を指向性部材として採用した本発明の光源41(その単位光源であるLED14)のyz軸方向,xz軸方向の側面の各断面図を示している。
この場合も、図28のDに示されるように、いわゆるかまぼこ形状を有する封止材51は、x軸方向に対して凸レンズの機能を発揮することができるようになる。その結果、x軸方向の光源41の光の指向性を狭めることができるようになる。
さらに、図28のCに示されるように、凹レンズ形状を有する封止材51は、y軸方向に対して凹レンズの効果を発揮することができる。その結果、y軸方向の光源41の光の指向性を広げることができるようになる。光源41を構成する複数の単位光源から導光板2内に入光する光は、各々の単位光源の中心近傍が特に明るくなり光ムラが生じることがある。従って、y軸方向の光源41の光の指向性を広げて、y軸方向に光を分散させることで、この光ムラを低減させることができるようになる。
以上、本発明の光源41の様々なバリエーションについて説明した。このような本発明の光源41の適用先、即ち、バックライトについても、上述した例に限定されず、様々な実施の形態を取ることができる。特に、図29に示されるように、導光板2のラッパ部の形状は様々なバリエーションが存在する。
図29は、様々なラッパ部の形状を有する各導光板2の断面図である。
図29のAに示される導光板2においては、入光部が側面2a側に1つだけ存在しており、側面2a側の下面2bにラッパ部が設けられている。即ち、図29のAに示される導光板2の形状は、図3のBの形状と同様の形状となっている。
図29のBに示される導光板2においては、入光部が側面2a側と側面2d側に2つ存在しており、このため、側面2a側と側面2d側の下面2bにラッパ部が設けられている。
図29のCに示される導光板2においては、入光部が側面2a側と側面2d側に2つ存在しており、このため、側面2a側の下面2bと、側面2d側の上面2cにラッパ部が設けられている。
図29のDに示される導光板2においては、入光部が側面2a側に1つだけ存在しており、側面2a側の下面2bと上面2cの両面にラッパ部がそれぞれ設けられている。
以上説明した本発明の光源41をバックライトに適用することにより、導光板2の本体部と入光部の厚みの差を大きくとることができるようになる。即ち、本発明の光源41を採用することにより、導光板2のラッパ角θを大きく取ったり、ラッパ部の長さLを長く取ることができるようになる。その結果、例えば次の第1の効果や第2の効果を奏することが可能になる。
第1の効果とは、導光板2の本体部をより一段と薄くすることができるので、バックライトの薄型化、ひいては液晶表示装置の軽量化や薄型化が実現できる、という効果である。
第2の効果とは、次のような効果をいう。即ち、導光板2の入光面2aの厚みは、厚く取ることができるので、その分だけ、寸法の大きい発光部材、例えばLED14を採用することができるようになる。例えば、同じLED半導体チップ52を0.3mmと0.8mmのLEDパッケージにそれぞれ入れて、LED14がそれぞれ構成される場合を考える。かかる場合には、0.8mmのLEDパッケージに入れたときの輝度は、0.4mmのLEDパッケージに入れたときの輝度と比べて、40乃至50%程大きくなる。このように、寸法の大きい発光部、例えばLED14を採用することで、液晶表示装置の表示部の輝度向上や輝度劣化低減が実現できるという効果を奏することが可能になる。かかる効果が第2の効果である。
以上、本発明の光源41が適用された表示装置として、液晶型表示装置について説明してきた。ただし、本発明の光源41は、液晶型表示装置のみならず、バックライトを用いて画像を表示する表示装置全体に適用可能である。
また、本発明の光源41を用いた表示装置は、様々な電子機器に適用可能である。電子機器としては、例えば、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話、テレビジョン受像機などがある。このような電子機器に入力された、若しくは、電子機器内で生成した映像信号を画像若しくは映像として表示するあらゆる分野の電子機器のディスプレイに適用することが可能である。以下この様な表示装置が適用された電子機器の例を示す。
例えば、本発明は、電子機器の一例であるテレビジョン受像機に適用できる。このテレビジョン受像機は、フロントパネル、フィルターガラス等から構成される映像表示画面を含み、本発明の表示装置をその映像表示画面に用いることにより作製される。
例えば、本発明は、電子機器の一例であるデジタルスチルカメラに適用できる。このデジタルカメラは、撮像レンズ、表示部、コントロールスイッチ、メニュースイッチ、シャッター等を含み、本発明の表示装置をその表示部に用いることにより作製される。
例えば、本発明は、電子機器の一例であるノート型パーソナルコンピュータに適用できる。このノート型パーソナルコンピュータにおいて、その本体には文字等を入力するとき操作されるキーボードを含み、その本体カバーには画像を表示する表示部を含む。このノート型パーソナルコンピュータは、本発明の表示装置をその表示部に用いることにより作製される。
例えば、本発明は、電子機器の一例である携帯端末装置に適用できる。この携帯端末装置は、上部筺体と下部筺体とを有している。この携帯端末装置の状態としては、それらの2つの筺体が開いた状態と、閉じた状態とが存在する。この携帯端末装置は、上述した上側筐体と下側筐体との他、連結部(ここではヒンジ部)、ディスプレイ、サブディスプレイ、ピクチャーライト、カメラ等を含み、本発明の表示装置をそのディスプレイやサブディスプレイに用いることにより作製される。
例えば、本発明は、電子機器の一例であるデジタルビデオカメラに適用可能である。デジタルビデオカメラは、本体部、前方を向いた側面に被写体撮影用のレンズ、撮影時のスタート/ストップスイッチ、モニター等を含み、本発明の表示装置をそのモニターに用いることにより作製される。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 反射板, 2 導光板, 2a 導光板の側面, 2b 導光板の下面, 2c 導光板の上面, 2d 導光板の側面, 3 拡散シート, 4 縦プリズムシート, 5 横プリズムシート, 6 冷陰極管, 7 リフレクタ, 11 反射シート, 12 拡散フィルム, 13 プリズムシート, 14 LED, 21 レンズシート, 31 光源, 41 光源, 51 封止材, 52 LED半導体チップ

Claims (6)

  1. 光源と、
    前記光源からの光を伝搬させる導光部材と
    を備え、
    前記導光部材は、本体部に比較して、前記光源からの光が入射される入光部が厚くなるように形成されており、
    前記光源は、発光部材と、前記発光部材から発光された光を、その指向性を狭めて、前記導光部材の入光部に入射させる指向性部材とを有する
    平面発光装置。
  2. 前記光源の指向性部材は、レンズ機能を有している
    請求項1に記載の平面発光装置。
  3. 前記レンズ機能は、凸レンズもしくはプリズムレンズの機能である
    請求項2に記載の平面発光装置。
  4. 前記光源は、LED(Light Emitting Diode)から構成され、
    前記LEDのLED半導体チップを前記発光部材として構成し、
    前記LEDの前記LED半導体チップ以外の構成部材から、前記指向性部材を形成している
    請求項1に記載の平面発光装置。
  5. 光源と、前記光源からの光を伝搬させる導光部材とを有するバックライトと、
    前記バックライトから入射された光を用いて、画像を表示する表示部と
    を備え、
    前記導光部材は、本体部に比較して、前記光源からの光が入射される入光部が厚くなるように形成されており、
    前記光源は、発光部材と、前記発光部材から発光された光を、その指向性を狭めて、前記導光部材の入光部に入射させる指向性部材とを有する
    パネル。
  6. 光源と前記光源からの光を伝搬させる導光部材とを有するバックライトと、
    前記バックライトから入射された光を用いて画像を表示する表示部とを有するパネルと
    を備え、
    前記導光部材は、本体部に比較して、前記光源からの光が入射される入光部が厚くなるように形成されており、
    前記光源は、発光部材と、前記発光部材から発光された光を、その指向性を狭めて、前記導光部材の入光部に入射させる指向性部材とを有する
    表示装置。
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