JP2014188857A - スクリーン印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スキージの移動方向に直交する方向においてスクリーン版上におけるペーストの塗布量を均一化させ、印刷品質を向上させることができるスクリーン印刷装置を提供する。
【解決手段】本発明によるスクリーン印刷装置1は、ステージ10と、スクリーン版11と、スクリーン版11の上方に設けられ、ステージ10に平行な第1の方向に移動自在なスライド部20と、スライド部20に移動自在に設けられ、スクリーン版11にペースト3を吐出するディスペンサ23と、を備えている。スライド部20に、スライド部20を移動させることにより、スクリーン版11上に吐出されたペースト3を塗り広げ、スクリーン版11の貫通孔11aを介してペースト3を被印刷物2に塗布するスキージ25が設けられている。ディスペンサ23は、ステージ10に平行な第2の方向であって、第1の方向に直交する第2の方向に移動自在になっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の貫通孔を有するスクリーン版にペーストを吐出し、吐出されたペーストをスキージにより塗り広げて被印刷物に所定のパターンで印刷するスクリーン印刷装置に係り、とりわけ、スキージの移動方向に直交する方向において、スクリーン版上におけるペーストの塗布量を均一化させ、印刷品質を向上させることができるスクリーン印刷装置に関する。
従来より、複数の貫通孔を有するスクリーン版にペーストが吐出されて、吐出されたペーストがスキージにより塗り広げられて、被印刷物に所定のパターンでペーストを印刷するスクリーン印刷装置が知られている。特許文献1には、このようなスクリーン印刷装置の一例として、回路基板に所定のパターンでクリームはんだ(はんだペースト)を印刷するはんだ印刷機が開示されている。ここでは、はんだ供給装置が、はんだ印刷機のスキージ保持部に装着されており、印刷時には、このはんだ供給装置からスクリーン版にクリームはんだが供給され、スキージ保持部に保持されたスキージによってスクリーン版に塗り広げられるようになっている。はんだ供給装置には、クリームはんだが充填されたラミネートパックが取り付けられて、このラミネートパックからスクリーン版にクリームはんだが供給されるようになっている。
特開2003−181636号公報
しかしながら、特許文献1に示すはんだ印刷機において、はんだ供給装置は、スクリーン版上の所定の位置に、クリームはんだを供給するようになっている。このことにより、供給されたクリームはんだは、スキージの移動方向には塗り広げやすくなっているが、スキージの移動方向に直交する方向には、クリームはんだを塗り広げることが困難になっている。このため、スキージの移動方向に直交する方向において、スクリーン版上におけるペーストの塗布量が不均一になり得るという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、スキージの移動方向に直交する方向においてスクリーン版上におけるペーストの塗布量を均一化させ、印刷品質を向上させることができるスクリーン印刷装置を提供することを目的とする。
本発明は、被印刷物が載置されるステージと、前記ステージの上方に設けられ、所定のパターンに形成された複数の貫通孔を有するスクリーン版と、前記スクリーン版の上方に設けられ、前記ステージに平行な第1の方向に移動自在なスライド部と、前記スライド部を移動させるスライド駆動部と、前記スライド部に移動自在に設けられ、前記スクリーン版にペーストを吐出するディスペンサと、前記ディスペンサを移動させるディスペンサ駆動部と、前記スライド部に設けられたスキージであって、前記スライド部を移動させることにより、前記スクリーン版上に吐出された前記ペーストを塗り広げ、前記スクリーン版の前記貫通孔を介して前記ペーストを前記被印刷物に塗布するスキージと、を備え、前記ディスペンサは、前記ステージに平行な第2の方向であって、前記第1の方向に直交する第2の方向に移動自在であることを特徴とするスクリーン印刷装置を提供する。
なお、上述したスクリーン印刷装置においては、前記ディスペンサは、前記第2の方向に移動しながら前記ペーストを連続吐出する、ようにしてもよい。
また、上述したスクリーン印刷装置においては、前記ディスペンサは、前記ペーストを吐出する際、前記第2の方向に一定の速度で移動する、ようにしてもよい。
また、上述したスクリーン印刷装置においては、前記ディスペンサは、前記ペーストを一定の流量で連続吐出する、ようにしてもよい。
また、上述したスクリーン印刷装置においては、前記ディスペンサは、前記第2の方向において、前記ペーストを間欠吐出する、ようにしてもよい。
また、上述したスクリーン印刷装置においては、前記ディスペンサは、前記ペーストを吐出する際、前記第2の方向への移動を停止する、ようにしてもよい。
また、上述したスクリーン印刷装置においては、前記ディスペンサが間欠吐出する前記ペーストの吐出量の各々は、同一である、ようにしてもよい。
また、上述したスクリーン印刷装置においては、前記ディスペンサに前記ペーストを供給するペースト供給部を更に備え、前記ペースト供給部は、前記ディスペンサに供給される前記ペーストを貯蔵する貯蔵タンクを有している、ようにしてもよい。
本発明によれば、スキージの移動方向に直交する方向においてスクリーン版上におけるペーストの塗布量を均一化させ、印刷品質を向上させることができる。
図1は、本発明の実施の形態におけるスクリーン印刷装置を示す斜視図である。 図2は、図1のスクリーン印刷装置を示す正面図である。 図3は、図1のスクリーン印刷装置を示す上面図である。 図4は、図1のスクリーン印刷装置において、スクリーン版に塗布されたペーストを示す上面図である。 図5は、図1のスクリーン印刷装置において、ペースト供給部の概略構成を示す図である。 図6は、図4の変形例を示す上面図である。
本発明の実施の形態におけるスクリーン印刷装置について説明する。なお、本明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「垂直」、「直交」、「一定」、「同一」等の用語や数値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
図1乃至図5を参照して、スクリーン印刷装置について説明する。ここで、スクリーン印刷装置は、複数の貫通孔を有するスクリーン版にペーストを吐出し、吐出されたペーストをスキージにより塗り広げて、被印刷物に所定のパターンでペーストを印刷するためのものである。ペーストの例としては、例えば、はんだペースト(クリームはんだ)、銀ペースト等の導電性ペーストを挙げることができ、この場合の被印刷物としては、例えば、回路基板を挙げることができる。なお、ペーストの例としては、導電性ペーストに限られることはなく、非導電性のペーストなど、ペースト状の材料であれば、特に限られるものではない。
図1乃至図3に示すように、スクリーン印刷装置1は、被印刷物2が載置されるステージ10と、ステージ10の上方に設けられ、所定のパターンに形成された複数の貫通孔11aを有するスクリーン版11と、を備えている。このうち、スクリーン版11は、ステージ10に対して固定された保持部(図示せず)によって保持されている。
スクリーン版11の上方には、スライド部20が設けられている。スライド部20は、ステージ10の上面に平行なx方向(第1の方向)にステージ10に対して移動自在になっている。ステージ10の側方に、スライド部20のx方向の移動を案内するスライドレール部21が設けられている。スライドレール部21は、ステージ10に対して固定されており、スライド部20は、スライドレール部21に対して移動自在になっている。
本実施の形態においては、図3に示すように、スライドレール部21に、スライド部20をx方向に移動させるスライド駆動部22が内蔵されている。このスライド駆動部22は、例えば、モータとボールねじとを有する構成とすることができる。
図1乃至図3に示すように、スライド部20には、スクリーン版11にペースト3を吐出するディスペンサ23が、移動自在に設けられている。ディスペンサ23には、後述するペースト供給部30からペースト3が供給され、供給されたペースト3が、スクリーン版11に吐出されるようになっている。
ディスペンサ23は、ステージ10に平行なy方向であって、x方向に直交するy方向に、スライド部20に対して移動自在になっている。本実施の形態においては、図3に示すように、スライド部20には、ディスペンサ23を移動させるディスペンサ駆動部24が内蔵されている。このディスペンサ駆動部24は、上述したスライド駆動部22と同様な構成とすることができる。なお、スライド部20は、ディスペンサ23のy方向移動を案内するガイドレールとしての機能をも有している。
本実施の形態においては、図4に示すように、ディスペンサ23は、y方向に移動しながらペースト3を連続吐出するようになっている。この場合、ディスペンサ23は、ペースト3を吐出する際、y方向に一定の速度で移動することが好適である。また、この間、ディスペンサ23は、ペースト3を一定の流量で吐出することが好適である。このことにより、ペースト3は、スクリーン版11上においてy方向に延びる直線状に塗布される。
図1乃至図3に示すように、スライド部20には、スキージ25が設けられている。スキージ25は、スライド部20をx方向に移動させることにより、スクリーン版11上をx方向に走行し、スクリーン版11上に吐出されたペースト3を塗り広げるようになっている。この際、ペースト3は、スクリーン版11の複数の貫通孔11a内に押し込まれ、一部は、貫通孔11aから被印刷物2に落下する。このようにして、スキージ25は、貫通孔11aを介して、ペースト3を、ステージ10に載置された被印刷物2に塗布する。被印刷物2に塗布されたペースト3は、貫通孔11aの形状、配置に対応して所定のパターンを形成している。
スキージ25は、スライド部20に対して、ステージ10に垂直な方向(z方向)に昇降自在になっている。すなわち、スライド部20に、スキージ25を昇降させる昇降シリンダ(昇降駆動部)26が設けられ、昇降シリンダ26は、シリンダ軸26aを有し、シリンダ軸26aの先端部に、スキージ25が連結されている。このことにより、昇降シリンダ26によって、スキージ25が上昇または下降するようになっている。なお、本実施の形態においては、昇降シリンダ26は、シリンダ支持部27を介してスライド部20に取り付けられ、シリンダ軸26aは、シリンダ支持部27を貫通している。また、スキージ25は、スキージ支持部28を介して、昇降シリンダ26のシリンダ軸26aに連結されており、スキージ25は、スキージ支持部28とともに昇降するようになっている。
図2および図3に示すように、ディスペンサ23には、ペースト供給部30から第1供給チューブ31を介してペースト3が供給されるようになっている。ペースト供給部30は、例えば、図5に示すように、ディスペンサ23に供給されるペースト3を貯蔵する貯蔵タンク32と、貯蔵タンク32からディスペンサ23に供給されるペースト3の流量を調整する流量調整弁33(ニードルバルブ)と、を有する構成とすることができる。ここでは、貯蔵タンク32に貯蔵されたペースト3は、加圧駆動部34から圧縮気体を介して加圧されており、これにより、貯蔵タンク32内のペースト3が、第2供給チューブ35を介して流量調整弁33に送られるようになっている。なお、第1供給チューブ31は、流量調整弁33とディスペンサ23とを連結しており、ディスペンサ23の移動に追従可能なように、柔軟性を有していることが好適である。
図5に示す形態においては、流量調整弁33において調製されるペースト3の流量は、加圧駆動部34から圧縮気体を介して受ける圧力によって調整される。加圧駆動部34と流量調整弁33との間には、圧力調整部36が介在されており、圧力調整部36によって、流量調整弁33が受ける圧力が、所定の圧力に調製されるようになっている。このようにして、流量調整弁33は、所定の流量で、ペースト3をディスペンサ23に供給する。流量調整弁33は、一定の流量でペースト3をディスペンサ23に供給することが好適である。これにより、ディスペンサ23は、ペースト3を一定の流量でスクリーン版11に連続吐出する。
図1に示すように、スクリーン印刷装置1は、装置制御部40を有している。装置制御部40は、上述したスライド駆動部22、昇降シリンダ26、圧力調整部36等を制御するようになっている。この装置制御部40が、スライド駆動部22等を制御することによって、被印刷物2にペースト3が印刷されるようになっている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用、すなわち、上述したスクリーン印刷装置1を用いて、被印刷物2にペースト3を印刷する方法について説明する。
まず、ステージ10に、被印刷物2が載置される。被印刷物2は、図示しない保持手段によって、ステージ10に保持されることが好適である。
続いて、ディスペンサ23がy方向に移動しながら、スクリーン版11にペースト3が連続吐出される(図4参照)。
この場合、貯蔵タンク32に貯蔵されているペースト3が、加圧駆動部34から圧縮気体を介して圧力を受けることにより、貯蔵タンク32から流量調整弁33にペースト3が送られる。一方、流量調整弁33が、加圧駆動部34から圧縮気体を介して圧力を受ける。この圧力は、圧力調整部36によって所定の圧力に調整されている。このことにより、流量調整弁33は、ディスペンサ23に供給されるペースト3の流量を、所定の流量に調整する。本実施の形態においては、ペースト3は、流量調整弁33から第1供給チューブ31を介してディスペンサ23に一定の流量で供給される。ディスペンサ23に供給されたペースト3は、一定の流量でスクリーン版11に連続吐出される。
スクリーン版11にペースト3が吐出されている間、ディスペンサ23は、y方向に一定の速度で移動する。すなわち、ディスペンサ駆動部24が駆動されて、ディスペンサ23が、A位置(例えば、図3の下側始点位置)からB位置(例えば、図3の上側終点位置)に向って、y方向に移動する。このことにより、ディスペンサ23から吐出されたペースト3は、スクリーン版11上においてy方向に延びる直線状に塗布される。なお、ペースト3が吐出されている間、スライド部20は停止している。
ディスペンサ23がB位置に達すると、ペースト3の吐出を停止するとともに、ディスペンサ駆動部24を停止する。その後、ディスペンサ駆動部24が駆動されて、ディスペンサ23は、ペースト3を吐出することなく、B位置からA位置に移動する。
ディスペンサ23がA位置に戻った後、吐出されたペースト3は、スキージ25によって塗り広げられる。
この場合、まず、昇降シリンダ26が駆動されて、スキージ25を下降させる。続いて、スライド駆動部22が駆動されて、スライド部20が、C位置(例えば、図3の右側始点位置)からD位置(例えば、図3の左側終点位置)に向って、x方向に移動する。このことにより、スキージ25が、x方向に走行する。この間、スクリーン版11上に吐出されたペースト3が、スキージ25によって掻かれて塗り広げられる。この際、塗り広げられたペースト3は、スキージ25によって、スクリーン版11の複数の貫通孔11a内に押し込まれ、一部は、貫通孔11aから被印刷物2に落下する。このことにより、ペースト3が、ステージ10に載置された被印刷物2に塗布される。この際、被印刷物2には、所定のパターンでペースト3が印刷される。なお、スキージ25がペースト3を塗り広げた後、スクリーン版11上には、ペースト3が残存し、ペーストの膜3a(図2および図3参照)が形成される。
スキージ25がD位置に達すると、スライド駆動部22を停止する。続いて、昇降シリンダ26が駆動されて、スキージ25を上昇させる。その後、スライド駆動部22が駆動されて、スライド部20が、D位置からC位置に移動する。
スライド部20がC位置に戻った後、ペースト3が印刷された被印刷物2がステージ10から取り外される。このようにして、1つの被印刷物2に対するペースト3の印刷が完了する。
続いて被印刷物2へのペースト3の印刷を行う場合には、新たな被印刷物2がステージ10に載置され、上述したようにしてペースト3を印刷することができる。この際、スクリーン版11上に塗り広げられたペースト3の残量が十分であれば、ディスペンサ23からペースト3を吐出することを省略しつつ、スキージ25を走行させることにより、当該新たな被印刷物2にペースト3を印刷することができる。スクリーン版11上のペースト3の残量が十分で無い場合には、スクリーン版11上に、上述したようにしてディスペンサ23からペースト3が吐出されて、スクリーン版11上にペースト3が補充される。
このように本実施の形態によれば、ディスペンサ23が、スクリーン版11に平行に、かつ、スキージ25が移動するx方向に直交するy方向に移動自在になっている。このことにより、ディスペンサ23は、y方向の異なる位置にペースト3を吐出することができる。このため、スキージ25がx方向に移動してペースト3を塗り広げる後、y方向においてスクリーン版11上におけるペースト3の塗布量を均一化させることができる。この場合、スクリーン版11の複数の貫通孔11a内に押し込まれるペースト3の量を均一化させることができ、被印刷物2への印刷品質を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、ディスペンサ23は、y方向に移動しながらペースト3を連続吐出する。このことにより、y方向においてスクリーン版11上におけるペースト3の塗布量をより一層均一化させることができる。また、ディスペンサ23が、ペースト3を吐出する際にy方向に一定の速度で移動する場合、y方向においてペースト3の塗布量をより一層均一化させることができる。更に、ディスペンサ23が、ペースト3を一定の流量で連続吐出する場合、y方向においてペースト3の塗布量をより一層均一化させることができる。
また、本実施の形態によれば、ディスペンサ23にペースト3を供給するペースト供給部30は、ペースト3を貯蔵する貯蔵タンク32を有している。このことにより、貯蔵タンク32に多くのペースト3を貯蔵することが可能となる。このため、多数の被印刷物2にペースト3を印刷する場合であっても、特許文献1に示すようなラミネートパックを用いる場合に比べて、ペースト3の補充頻度を低減することができ、印刷効率を向上させることができる。また、特許文献1に示すようなラミネートパックを用いることが不要となるため、空になったラミネートパックを廃棄することもなく、環境負荷を低減することができる。
なお、上述した本実施の形態においては、ディスペンサ23は、y方向に移動しながらペースト3を連続吐出する例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、例えば、図6に示すように、ディスペンサ23は、y方向において、ペースト3を間欠吐出するようにしてもよい。この場合においても、ディスペンサ23は、y方向の異なる位置にペースト3を吐出することができ、スキージ25がx方向に移動してペースト3を塗り広げた後、y方向においてスクリーン版11上におけるペースト3の塗布量を均一化させることができる。このようにペースト3を間欠吐出する形態は、ペースト3の粘度が高い場合に効果的である。すなわち、粘度が高いペースト3を連続吐出する場合、吐出されたペースト3が、移動するディスペンサ23に引きずられて、ペースト3がスクリーン版11上に偏って塗布されるおそれが生じる。これに対して、このような粘度が高いペースト3を間欠吐出する場合には、ペースト3がスクリーン版11上に偏って塗布されることを防止し、ペースト3を、y方向に均等に塗布することができ、スキージ25がペースト3を塗り広げた後、y方向においてスクリーン版11上におけるペースト3の塗布量を均一化させることができる。
また、ペースト3が間欠吐出される場合には、ディスペンサ23は、ペースト3を吐出する際、y方向への移動を停止することが好適である。このことにより、吐出されたペースト3が、移動するディスペンサ23に引きずられることをより一層防止できる。
また、ペースト3が間欠吐出される場合、ディスペンサ23は、ペースト3を一定の吐出量で間欠吐出することが好適である。すなわち、ディスペンサ23が間欠吐出するペースト3の吐出量の各々は、同一であることが好適である。このことにより、ペースト3を、y方向により一層均等に塗布することができ、スキージ25がペースト3を塗り広げた後、y方向においてスクリーン版11上におけるペースト3の塗布量をより一層均一化させることができる。さらに、ディスペンサ23が、3箇所以上にペースト3を間欠吐出する場合には、間欠吐出する箇所の間隔が同一であることが好適である。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明によるスクリーン印刷装置は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 スクリーン印刷装置
2 被印刷物
3 ペースト
3a ペーストの膜
10 ステージ
11 スクリーン版
11a 貫通孔
20 スライド部
21 スライドレール部
22 スライド駆動部
23 ディスペンサ
24 ディスペンサ駆動部
25 スキージ
26 昇降シリンダ
26a シリンダ軸
27 シリンダ支持部
28 スキージ支持部
30 ペースト供給部
31 第1供給チューブ
32 貯蔵タンク
33 流量調整弁
34 加圧駆動部
35 第2供給チューブ
36 圧力調整部
40 装置制御部

Claims (8)

  1. 被印刷物が載置されるステージと、
    前記ステージの上方に設けられ、所定のパターンに形成された複数の貫通孔を有するスクリーン版と、
    前記スクリーン版の上方に設けられ、前記ステージに平行な第1の方向に移動自在なスライド部と、
    前記スライド部を移動させるスライド駆動部と、
    前記スライド部に移動自在に設けられ、前記スクリーン版にペーストを吐出するディスペンサと、
    前記ディスペンサを移動させるディスペンサ駆動部と、
    前記スライド部に設けられたスキージであって、前記スライド部を移動させることにより、前記スクリーン版上に吐出された前記ペーストを塗り広げ、前記スクリーン版の前記貫通孔を介して前記ペーストを前記被印刷物に塗布するスキージと、を備え、
    前記ディスペンサは、前記ステージに平行な第2の方向であって、前記第1の方向に直交する第2の方向に移動自在であることを特徴とするスクリーン印刷装置。
  2. 前記ディスペンサは、前記第2の方向に移動しながら前記ペーストを連続吐出することを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷装置。
  3. 前記ディスペンサは、前記ペーストを吐出する際、前記第2の方向に一定の速度で移動することを特徴とする請求項2に記載のスクリーン印刷装置。
  4. 前記ディスペンサは、前記ペーストを一定の流量で連続吐出することを特徴とする請求項2または3に記載のスクリーン印刷装置。
  5. 前記ディスペンサは、前記第2の方向において、前記ペーストを間欠吐出することを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷装置。
  6. 前記ディスペンサは、前記ペーストを吐出する際、前記第2の方向への移動を停止することを特徴とする請求項5に記載のスクリーン印刷装置。
  7. 前記ディスペンサが間欠吐出する前記ペーストの吐出量の各々は、同一であることを特徴とする請求項6に記載のスクリーン印刷装置。
  8. 前記ディスペンサに前記ペーストを供給するペースト供給部を更に備え、
    前記ペースト供給部は、前記ディスペンサに供給される前記ペーストを貯蔵する貯蔵タンクを有していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のスクリーン印刷装置。
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