JP2014188422A - ストレーナ装置、給湯装置 - Google Patents

ストレーナ装置、給湯装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 コストを低く抑ええることができるストレーナ装置を提供する。
【解決手段】 実施形態によれば、ストレーナ装置は、一端が開口し、他端が閉塞した筒状のストレーナメッシュと、流体が流動する流路を備える配管部と、前記流路中に設けられて前記ストレーナを着脱可能に保持する保持部であって、前記ストレーナメッシュが前記他端側から挿入される挿入部と、前記挿入部に挿入された前記ストレーナメッシュの前記一端部が内側に嵌ることによって前記ストレーナメッシュが固定される固定部とを備える保持部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、流体中のダストを補修するストレーナ装置に関する。他の本実施形態は、水中のダストを濾過するストレーナ装置を備える給湯装置に関する。
従来、給湯装置では、給水口にストレーナ装置を設けている。ストレーナ装置は、給水される水中に含まれるダストを捕集することによって、水を濾過している。ストレーナ装置は、ネットと、このネットとを支持する枠体などを備えている。
例えば、ネットと枠体を一体に形成する場合、これらをインサート成形する場合がある。
特開2006−116366号公報
コストを低く抑えることができるストレーナ装置が求められている。
実施形態によれば、ストレーナ装置は、一端が開口し、他端が閉塞した筒状のストレーナメッシュと、流体が流動する流路を備える配管部と、前記流路中に設けられて前記ストレーナメッシュを着脱可能に保持する保持部であって、前記ストレーナメッシュが前記他端側から挿入される挿入部と、前記挿入部に挿入された前記ストレーナメッシュの前記一端部が内側に嵌ることによって前記ストレーナメッシュが固定される固定部とを備える保持部とを備える。
第1の実施形態に係る給湯装置のタンク装置を示す分解斜視図。 同タンク装置の水路部品取付板を示す正面図。 同タンク装置のストレーナ装置を示す分解斜視図。 同ストレーナ装置が一体になった状態を切断して示す断面図。 同ストレーナ装置の保持部がストレーナメッシュを保持している状態を示す斜視図。 同保持部からストレーナメッシュが取り外された状態を示す斜視図。 図5のF7−F7線に沿って示す同保持部と同ストレーナメッシュとの一体物を切断した状態を示す断面図。 同保持部から同ストレーナメッシュを取り外す動作を示す斜視図。 第2の実施形態に係る給湯装置の保持部を示す斜視図。 同保持部が配管部の取付孔部から取り外されている途中の状態を、第3の流路部の中心線を通る面で切断して示す断面図。
第1の実施形態に係るストレーナ装置と給湯装置について、図1〜8を用いて説明する。図1は、給湯装置20のタンク装置30を示す分解斜視図である。給湯装置20は、図1に示すタンク装置30と、ヒートポンプユニット40(図2に示す)とを備えている。ヒートポンプユニット40で暖められたお湯が、タンク装置30に溜められる。給湯装置20は、一例として、ヒートポンプ式給湯装置である。
図2は、タンク装置30における、流体が流入する流入口と流出口とが設けられる水路部品取付板9を示す正面図である。図2に示すように、ヒートポンプユニット40は、上述の流入口と流出口とを介して、タンク装置30に連結されている。流入口と流出口とについては、後で具体的に説明する。なお、図2中では、ヒートポンプユニット40は、概略のみが2点鎖線で示されている。
図1に示すように、タンク装置30は、天板1と、左側面パネル2と、右側面パネル3と、背面パネル4と、前面パネル5と、タンク缶体6と、底板7と、固定脚8と、水路部品取付板9と、電気部品箱10とを備えている。
タンク缶体6は、底板7上に配置されている。底板7には、固定脚8が設けられている。固定脚8は、底板7から下方に延びている。固定脚8は、タンク装置30が設置される例えば地面や床面上に固定される。天板1と、左側面パネル2と、右側面パネル3と、背面パネル4と、前面パネル5とは、タンク缶体6の周囲を覆っている。つまり、天板1と、左側面パネル2と、右側面パネル3と、背面パネル4と、前面パネル5によって、タンク缶体6を収容するハウジングが形成される。電気部品箱10は、給湯装置20の動作をする制御装置が収容されており、例えば前面パネル5の内面に固定されている。
水路部品取付板9は、底板7の下面に固定されている。ここで、水路部品取付板9に設けられる、上述の流入口と流出口について、具体的に説明する。図2に示すように、タンク装置30には、タンク缶体6内に水を供給する給水口31と、HP戻路口32と、HP往路口33と、お湯供給口34とを備えている。
給水口31は、タンク缶体6と連通している。給水口31には、ストレーナ装置50が設けられている。給水口31は、ストレーナ装置50を介して水道管などの水供給源に連結されている。この水供給源から供給される水が、ストレーナ装置50を通ってタンク缶体6に供給される。
HP往路口33は、ヒートポンプユニット40に連結されており、ヒートポンプユニット40にタンク缶体6内の液体をヒートポンプユニット40に供給する。ここでいう液体は、水、または、ヒートポンプユニット40で昇温されたお湯、または、これらの混合物である。HP戻路口32は、ヒートポンプユニット40に連結されており、ヒートポンプユニット40で昇温されたお湯をタンク缶体6に供給する。
図3は、ストレーナ装置50を示す分解斜視図である。図3では、ストレーナ装置50は、給水口31に対して取り外されており、かつ、分解された状態が示されている。図3に示すように、ストレーナ装置50は、配管部51と、保持部52と、ストレーナメッシュ53とを備えている。
図4は、ストレーナ装置50が一体になった状態を切断して示す断面図である。図4に示すように、配管部51は、内部に流路54が形成されている。また、配管部51は、給水口31に取り付けられて給水口31に連通する第1の取付口部55と、上述した、例えば水道管などの水供給源に取り付けられる第2の取付口部56とを備えている。
流路54は、第1,2の取付口部55,56をつなぐ一条の流路である。図3中に、水の流れを矢印Fで示している。矢印Fで示すように、水は、第2の取付口部56から第1の取付口部55に向って流れる。これは、水道管などの水供給源から圧力がかかっているためである。
図4に示すように、流路54は、第1の流路部61と、第2の流路部62と、第3の流路部63とを備えている。第1の流路部61は、第1の取付口部55と連通しており、直線状に延びている。第2の流路部62は、第2の取付口部56に連通しており、直線状に延びている。第1,2の流路部61,62は、延びる方向は互いに平行であるが、当該延びる方向に対して垂直方向に、互いにオフセットして配置されている。第3の流路部63は、第1の流路部61の他端と第2の流路部62の、開口端に対して反対側の他端どうしを連通している。第3の流路部63は、第1,2の流路部61,62が延びる方向に対して垂直方向に延びている。
また、配管部51は、取付孔部64が形成されている。図2に示すように、取付孔部64は、第3の流路部63に対して延長する部分に形成されており、配管部51を貫通している。言い換えると、取付孔部64と第3の流路部63とは、同一直線上に並んでいる。取付孔部64の内面には、雌ねじ部65が形成されている。雌ねじ部65は、複数並ぶねじ山69を有している。
図4に示すように、保持部52は、ストレーナメッシュ53を保持する。そして、保持部52は、配管部51の取付孔部64内に挿入されて、配管部51に固定される。保持部52の配管部51に対する固定については、後で説明する。図5は、保持部52がストレーナメッシュ53を保持している状態を示す斜視図である。図6は、保持部52からストレーナメッシュ53が取り外された状態を示す斜視図である。
図6に示すように、ストレーナメッシュ53は、メッシュ本体67と、第1の固定用筒部66とを備えている。第1の固定用筒部66は、両端が開口する筒形状である。メッシュ本体67は、第1の固定用筒部66の一端から突出しており第1の固定用筒部66に対して反対側の端部が閉塞する筒形状である。このため、メッシュ本体67は、第1の固定用筒部66の一端の開口を覆っている。
本実施形態では、メッシュ本体67は、筒形状の一例として、ドーム形状である。ドーム形状とは、先細りする筒形状である。メッシュ本体は、全体に複数の小さな貫通孔が形成され部材で形成されている。この部材の一例としては、金網である。上述の、他端が閉塞している形状とは、これら複数の小さな孔が塞がれていることではなく、上述のようにドーム形状などの筒形状であることである。
図5,6に示すように、保持部52は、本体部70と、蓋部90とを備えている。本体部70は、筒形状であり、挿入部71と、第2の固定用筒部76と、雄ねじ部73とを備えている。本体部70の一端部に雄ねじ部73が形成されている。雄ねじ部73は、複数並ぶねじ山74を備えている。
挿入部71は、本体部70において雄ねじ部73に対して反対側端部に形成されている。挿入部71の一端には、挿入口75が形成されている。挿入口75を通して、ストレーナメッシュ53が挿入される。挿入部71の挿入口75側の端部には、第1の固定用筒部66が嵌合して第1の固定用筒部66を固定する第2の固定用筒部76が形成されている。
図7は、図5に示すF7−F7線に沿って示す保持部52とストレーナメッシュ53との一体物の断面図である。図7は、ストレーナメッシュ53が保持部52内に挿入されて固定された状態を示している。図5〜7に示すように、第2の固定用筒部76は、一周連続する筒形状であって、内側にストレーナメッシュ53の第1の固定用筒部66が圧入される大きさを有している。
ストレーナメッシュ53が挿入部71の挿入口75から、メッシュ本体67側から挿入されると、第1の固定用筒部66が第2の固定用筒部76内に圧入される。このため、ストレーナメッシュ53は、保持部52に対して締まり嵌めされることによって、固定される。
図7に示すように、第2の固定用筒部76の内面には、段差部77が形成されている。段差部77は、挿入口75の径方向に高さが一段低くなるように形成されている。また、第2の固定用筒部76において挿入口75から段差部77までの距離は、第1の固定用筒部66の長さに対応している。また、図7中に拡大して示すように、メッシュ本体67は、第1の固定用筒部66の外縁よりも内側に形成されている。つまり、第1の固定用筒部66の角部68が出っ張る。
このため、ストレーナメッシュ53を保持部52に挿入すると、図7中の範囲F7を拡大して示すように、第1の固定用筒部66の角部68が、挿入方向に段差部77に当接する。角部68が段差部77に当接することによって、保持部52の挿入部71内への移動が停止される。また、第2の固定用筒部76において挿入口75から段差部77までの距離は、第1の固定用筒部66の長さに対応していることによって、保持部52に固定されたストレーナメッシュ53の一端と挿入口75の端面とを面一にすることができる。
図7に示すように、ストレーナメッシュ53が挿入口75から挿入されることによって、挿入部71の内面とメッシュ本体67とが対向する。挿入部71においてメッシュ本体67に対向する部分には、貫通孔部78が形成されている。本実施形態では、図5に示すように、4つの貫通孔部78が形成されおり、互いに隣り合う貫通孔部78どうしは、柱部79によって仕切られている。各柱部79は、周方向に等間隔離間しており、ストレーナメッシュ53の挿入部71に対する挿入方向に延びている。
言い換えると、保持部52は、ストレーナメッシュ53において水中のダストを捕集するメッシュ本体67を外部に露出するために、柱部79によって第2の固定用筒部76を保持することによってメッシュ本体67を覆う範囲を少なくするようにしている。
図7に示すように、挿入部71の内面とメッシュ本体67との間には、隙間Sが形成される。この点について、具体的に説明する。図7に示すように、ストレーナメッシュ53が挿入部71に挿入されて、第1の固定用筒部66の角部68が第1の固定用筒部66の段差部77に当接している状態では、保持部52の内面においてストレーナメッシュ53のメッシュ本体67と対向する部分は、挿入部71の内面である。より具体的には、4つの柱部79の内面79aと、メッシュ本体67の先端部と対向する端面80である。さらに、メッシュ本体67は、挿入部71のいずれの箇所にも接触していない。
また、図5,6に示すように、第2の固定用筒部76には、切欠溝81が形成されている。切欠溝81は、第2の固定用筒部76を貫通しており、挿入口75側の一端から他端に向って延びている。図8は、保持部52からストレーナメッシュ53を取り外す動作を示す斜視図である。
図8に示すように、保持部52からストレーナメッシュ53を取り外す場合、切欠溝81を通して工具Tによってストレーナメッシュ53の第1の固定用筒部66を挟む。そして、工具Tによって第1の固定用筒部66を挟んだ状態で、ストレーナメッシュ53を引っ張り出す。工具Tの一例は、ラジオペンチである。このように、切欠溝81を通して第1の固定用筒部66を挟持することによって、ストレーナメッシュ53を引っ張り出すことができる。なお、用いる工具Tは、切欠溝81を通して第1の固定用筒部66を挟持できる大きさを有していればよい。切欠溝81は、複数設けられてもよい。
なお、第1の固定用筒部66内に第2の固定用筒部76が嵌合して締まり嵌めされることによって、切欠溝81は、第2の固定用筒部76によって覆われるため、シールされる。
保持部52の本体部70において挿入部71に対して反対側の端部には、蓋部90が設けられている。蓋部90は、保持部52の雄ねじ部73が取付孔部64の雌ねじ部65に螺合すると、取付孔部64を塞ぐ。
図4に示すように、保持部52において雄ねじ部65と挿入部71との間には、シール部82が設けられている。シール部82は、本実施形態では、一例として、保持部52の周面に形成される溝部83にOリング84が嵌められることによって形成されている。
保持部52とストレーナメッシュ53との一体物は、配管部51の取付孔部64内に、挿入部71側から挿入される。そして、保持部52の雄ねじ部73を取付孔部64内の雌ねじ部65に螺合することによって、保持部52が配管部51に固定される。
図4に示すように、保持部52が配管部51に固定された状態では、ストレーナメッシュ53は、第3の流路部63内に配置される。また、第2の固定用筒部76の開口が第3の流路部63内に開口しているため、ストレーナメッシュ53の第1の固定用筒部66の開口は、第3の流路部63内に開口する。
第3の流路部63には、保持部52の第2の固定用筒部76の先端が突き当たることによって保持部52の移動を停止する、停止用段部86が形成されている。また、保持部52の第2の固定用筒部76と第3の流路部63とは、第2の固定用筒部76の周面が周方向に沿って一周、第3の流路部63の内面に面接触する大きさを有している。
さらに、上述のように、ストレーナメッシュ53の第2の固定用筒部76は保持部52の第2の固定用筒部76内に厚入されるとともに、第1の固定用筒部66と第2の固定用筒部76とは、第1の固定用筒部66の外面が周方向に沿って一周、第2の固定用筒部76の内面に面接触する大きさを有している。このため、第2の流路部62から第1の流路部61に向って流れる水は、第3の流路部63に流入すると、ストレーナメッシュ53の開口から内部に流入する。
また、図4に示すように、挿入部71は、第3の流路部63と第1の流路部61との連結部に位置するように形成されている。このため、ストレーナメッシュ53内に流入してメッシュ本体67を通過した水は、スムーズに第1の流路部61に流れる。シール部82は、第3の流路部63と取付孔部64との境の部分の内面に接触しており、第3の流路部63と取付孔部64との間を液密にシールしている。
次に、ストレーナ装置50の動作を説明する。例えば水道管などの水供給源から供給される水は、図4に示すように、第2の流路部62から流入して、第3の流路部63に進む。第3の流路部63に流入した水は、ストレーナメッシュ53内に流入する。
これは、第2の固定用筒部76が第3の流路部63の内面の周方向全域にわたって面接触するとともに、ストレーナメッシュ53の第1の固定用筒部66の周面が第2の固定用筒部76の内面に周方向全域にわたって面接触することによって、これら面間がシールされるためである。
ストレーナメッシュ53内に流入した水は、メッシュ本体67を通過する際に、ダストがメッシュ本体67に捕集される。また、図7に示すように、挿入部71の内面とメッシュ本体67との間には、隙間Sが形成されている。言い換えると、メッシュ本体67は、挿入部71に接触していない。このため、水は、メッシュ本体67のいかなる部分をも通過することができる。例えば、メッシュ本体67の一部が柱部79の内面79aに接触して支持されている構造では、メッシュ本体67において柱部79の内面79aに接触している部分は柱部79によって水が通過することができない。
メッシュ本体67を通過してダストが捕集された水は、第1の流路部61に流入し、給水口31を通って、タンク装置30に導かれる。
本実施形態の給湯装置20では、ストレーナメッシュ53は、保持部52に対して着脱可能である。ストレーナメッシュ53が目詰まりをした場合はストレーナメッシュ53を洗浄する必要がある。本実施形態では、ストレーナメッシュ53のみ取り外すことができるので、ストレーナメッシュ53を容易に洗浄することができる。
また、ストレーナメッシュ53は、例えば、小石などが入ると水流によって小石がストレーナメッシュ内で暴れることで破損する場合がある。また、家庭用、産業用、農事用のように給湯装置20の使用環境が変わることによって、ストレーナメッシュ53に対して求められる目の粗さが異なる。
このように、ストレーナメッシュが破損した場合、または、ストレーナメッシュ53の番手(目の粗さ)を交換したい場合、ストレーナメッシュ53は交換される必要があるが、ストレーナメッシュ53のみ取り外すことができるので、ストレーナメッシュ53を容易にかつ安価に交換することができる。
さらに、ストレーナメッシュ53は、筒形状であって、保持部52の挿入部71に挿入することによって、保持部52に固定される。このように、ストレーナメッシュ53の形状を簡素にするとともに、ストレーナメッシュ53の保持部52に対する固定構造も簡素である。このため、ストレーナ装置50のコストを低く抑えることができる。また、ストレーナメッシュ53を保持部52に挿入するだけで、ストレーナメッシュ53を保持部52に固定できるので、ストレーナメッシュ53の取付作業を簡素にすることができる。
また、保持部52とストレーナメッシュ53とは、ストレーナメッシュ53が保持部52に固定されたときにメッシュ本体67が挿入部71の内面のいずれの箇所にも接触しない。このため、メッシュ本体67の全面を、ダストを捕集するために用いることができるので、ストレーナ装置50の寿命を長くすることができる。
また、保持部52の第2の固定用筒部76に切欠溝81を形成することによって、例えばラジオペンチなどの工具Tを用いて保持部52からストレーナメッシュ53を取り外すことができる。
また、配管部51内に保持部52が固定されたときのストレーナメッシュ53の姿勢は、開口から下端に向う方向が第3の流路部63の延びる方向つまり水の流れる方向となる。このため、水はストレーナメッシュ53の開口を通してストレーナメッシュ53内に流入するので、メッシュ本体67で捕集されたダストは、メッシュ本体67内に溜まるとともに水の流れによって開口から出ることが抑制されてメッシュ本体67内に保持される。さらに、保持部52に対するストレーナメッシュ53の取付方向言い換えると挿入方向が水の流れる方向と同じになるので、ストレーナメッシュ53が保持部52から外れたり、または、保持部52に対してストレーナメッシュ53が緩むことが抑制される。
次に、第2の実施形態に係る給湯装置を、図9,10を用いて説明する。なお、第1の実施形態と同様の機能を有する構成は、第1の実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、保持部52の形状が第1の実施形態に対して異なる。他の構造は、第1の実施形態と同様である。上記異なる点を具体的に説明する。
図9は、本実施形態の保持部52を示す斜視図である。本実施形態では、雄ねじ部73に、貫通溝87が形成されている。貫通溝87は、雄ねじ部73の複数のねじ山74の並ぶ方向に形成されており、全てのねじ山74を貫通している。
図10は、保持部52が配管部51の取付孔部64から取り外されている途中の状態を、第3の流路部63の中心線を通る面で切断した状態を示している。図10に示すように、本実施形態では、保持部52の挿入部71は、雄ねじ部73に対して径方向内側に一段低くなるように形成されている。挿入部71とシール部82と間の部分は、本体部70の延びる方向に対して、保持部52を配管部51から取り外す際の保持部52の移動方向に対して、傾斜する傾斜面85となっている。なお、図10中、ストレーナメッシュ53は切断されていない。
図10に示すように、保持部52を取付孔部64から取り外すべく保持部52が取付孔部64内を外側に向って移動すると、傾斜面85が保持部52の移動方向に対して傾斜しているため、第3の流路部63の内面と傾斜面85との間の隙間が大きくなる。
保持部52が傾斜面85を有するとともに雄ねじ部73に貫通溝87が形成されることによって、取付孔部64内から保持部52を取り外す途中の状態になると、図10中範囲F10を拡大して示すように、貫通溝87は、第3の流路部63と連通するとともに、配管部51の外部と連通する。範囲F10は、貫通溝87の近傍を示している。
本実施形態では、第1の実施形態の効果に加えて、保持部52を配管部51から取り外す作業の安全性をより一層向上することができる。この点について具体的に説明する。保持部52を配管部51から取り外す場合、給湯装置20の動作を停止するとともに、水供給源からタンク装置30に対する水の供給を停止する。
しかしながら、配管部51内には水が充満している場合がある。この場合は、配管部51内の圧力は外部の圧力に対して高い場合がある。このような場合であっても、保持部52を取り外すべく保持部52を配管部51に対して回転すると、第3の流路部63内の圧力が貫通溝87を通して外部に逃げるため、保持部52を安全に取り外すことができる。
また、配管部51内の圧力が高い場合は、保持部52は配管部51内の圧力によって外部に付勢される。この付勢力によって、雄ねじ部73と雌ねじ部63との間の摩擦力が大きくなる傾向にあるが、流路54内の圧力が外部に逃げることによって流路54内の圧力が外部の大気圧と同じになるので、雄ねじ部73と雌ねじ部63との間の摩擦力を小さくすることができる。この結果、保持部52を配管部51に対して回転しやすくなるので、保持部52を配管部51から取り外しやすくなる。
これらの実施形態によれば、コストが低く抑えることができるストレーナ装置を提供することができる。
また、本実施形態では、貫通溝87は、雄ねじ部73の全てのねじ山74に亘って形成されている。このため、貫通溝87の長さが長くなるので、配管部51から保持部52を取り外すべく保持部52を回転すると、早い段階で、貫通溝87が外部と連通する。このため、保持部52の取り外しやすくなる。
なお、本実施形態では、貫通溝87は、全てのねじ山74に亘って形成された。他の例としては、全てではなく、一部のねじ山74に亘って形成されてもよい。要するに、ねじ山が複数ある場合、これら複数のねじ山の少なくとも1つに貫通溝87が形成されることによって、同様の効果が得られる。また、本実施形態では、貫通溝87は、1本形成されたが、例えば複数設けられてもよい。
なお、本実施形態では、貫通溝87は、雄ねじ部73に設けられている。他の例としては、貫通溝は、雌ねじ部65に設けられてもよい。雌ねじ部65に貫通溝が形成される場合、貫通溝は、雄ねじ部73に形成される貫通溝87と同様に、ねじ山66の並ぶ方向に沿ってねじ山66を貫通する。この場合、貫通溝は、ねじ山66の全てを貫通するように形成されてもよいし、または、1つのねじ山66を貫通してもよい。さらに、雌ねじ部65に形成される貫通溝は、複数形成されてもよい。または、雄ねじ部73と雌ねじ部65との両方に貫通溝が形成されてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
20…給湯装置、31…給水口、51…配管部、52…保持部、53…ストレーナメッシュ、54…流路、65…雌ねじ部、66…ねじ山、66…取付孔部、71…挿入部、73…雄ねじ部、74…ねじ山、76…第2の固定用筒部(固定部)、81…切欠溝、S1…隙間。

Claims (6)

  1. 一端が開口し、他端が閉塞した筒状のストレーナメッシュと、
    流体が流動する流路を備える配管部と、
    前記流路中に設けられて前記ストレーナメッシュを着脱可能に保持する保持部であって、前記ストレーナメッシュが前記他端側から挿入される挿入部と、前記挿入部に挿入された前記ストレーナメッシュの前記一端部が固定される固定部とを備える保持部と
    を具備することを特徴とするストレーナ装置。
  2. 前記ストレーナメッシュの周面と前記挿入部とが互いに離間して配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレーナ装置。
  3. 前記固定部は、当該固定部を貫通する溝を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレーナ装置。
  4. 前記保持部は、前記ストレーナメッシュを、前記一端から前記他端に向う方向が、前記流路中の前記流体の流れる方向と同じになるように、前記流路に設置する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレーナ装置。
  5. 前記配管部は、前記流路と外部とを連通するとともに内面に複数のねじ山を有する雌ねじが形成された取付孔部を具備し、
    前記保持部は、前記取付孔部に挿入されるとともに周面に前記雌ねじ部に螺合する複数のねじ山を有する雄ねじ部が形成される本体部を具備し、
    前記挿入部と前記固定部とは前記本体部に設けられ、
    前記雄ねじ部又な前記雌ねじ部の少なくとも一方のねじ山に、前記複数のねじ山の並ぶ方向に貫通する貫通溝が形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレーナ装置。
  6. 水が通る給水口と、
    前記給水口に設けられて前記配管部内の前記流路が前記給水口に連通する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のストレーナ装置と
    を具備することを特徴とする給湯装置。
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