JP2014185795A - 空調室内機 - Google Patents
空調室内機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014185795A JP2014185795A JP2013059987A JP2013059987A JP2014185795A JP 2014185795 A JP2014185795 A JP 2014185795A JP 2013059987 A JP2013059987 A JP 2013059987A JP 2013059987 A JP2013059987 A JP 2013059987A JP 2014185795 A JP2014185795 A JP 2014185795A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- supported
- indoor unit
- air conditioning
- conditioning indoor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
【解決手段】空調室内機は、据付板90を介して室内の側壁面に設置される壁掛け型の空調室内機であって、背面フレームを備える。背面フレームは、第1フレームと第2フレームとを有する。第1フレームは、熱交換器を支持する熱交換器支持部と被支持部27とを含む。第2フレームは、第1フレームよりも背面側に配置されており、据付板90に支持される。さらに、第2フレームは、第1フレームを支持する支持部34を含む。そして、第1フレームは、被支持部27が支持部34に下方から支持されることによって、据付板90に支持される。
【選択図】図5
Description
以下に、本発明の第1実施形態に係る空調室内機10について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る空調室内機10の斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る空調室内機10の概略断面図である。
(2−1)背面フレームの構成
図3は、背面フレーム16の断面を側方から見たときの模式図である。図4は、第1フレーム20及び第2フレーム30が据付板90に支持された状態の背面フレーム16上部を概略的に示した断面図である。図5は、第1フレーム20及び第2フレーム30が据付板90に支持された状態の被支持部27及び支持部34の周辺を概略的に示した断面図である。図6は、第1フレーム20及び第2フレーム30の構成を概略的に示した模式図であって、(a)は第1フレーム20の正面図であり、(b)は第2フレーム30の正面図である。なお、図6(a)では、第1フレーム20と熱交換部14aとの位置関係を示すために、熱交換部14aの外郭を一点鎖線で示している。
第1フレーム20は、背面フレーム16の前側を構成する部材であって、図2、図3、図4、図5及び図6(a)に示すように、第1下端部21と、第1流路形成部22と、ドレンパン形成部23と、第1上端部25と、開口形成部24と、被支持部27と、熱交換器支持部26と、を有している。
第2フレーム30は、背面フレーム16の後側を構成する部材であって、図2、図3,図4、図5及び図6(b)に示すように、第2下端部31と、第2流路形成部32と、第2上端部33と、支持部34と、を有している。
(3−1)
背面フレームが分割された構成であって、熱交換器を支持するフレームが、それ以外の据付板に支持されたフレームに支持される場合、フレーム同士の連結箇所に十分な強度が確保されていなければ、熱交換器の重量により連結箇所に大きな力が加わることで背面フレームが折れてしまうおそれがある。このおそれを解消するために連結箇所の強度を増加させようとすると、背面フレームの製造コストが増加してしまう。
本実施形態では、支持部34が、第2フレーム30において、ファン15の回転中心よりも高い位置にある。このため、支持部34は、第2フレーム30の上部で、被支持部27を下方から支えつつ、第1フレーム20が据付板90から正面側に離れないようにすることができる。したがって、第1フレーム20と第2フレーム30との連結箇所に使用されるビス等の締結部材の数を減らすことができている。
本実施形態では、支持部34は、第2フレーム30の上端近傍に位置している。このため、被支持部27が支持部34に係合することで、第1フレーム20の第1上端部25と第2フレーム30の第2上端部33とが離れないようにすることができる。これにより、背面フレーム16を組み立てる際に、第1フレーム20と第2フレーム30とを一体化するために連結箇所等に使用されるビス等の締結部材の数を減らすことができている。
本実施形態では、被支持部27及び支持部34は、断面がL字状になるように設けられている。このように、断面をL字状に形成するだけの簡易な構成により、被支持部27を支持部34に引っ掛けるように係合させて、第1フレーム20を下方から支持することができている。
本実施形態では、第1フレーム20と第2フレーム30とが共同して下吸込み経路84を形成している。このように、下吸込み経路84が設けられていることで、空調室内機10の下方からも室内の空気を吸込むことができている。
(4−1)変形例1A
上記実施形態では、背面フレーム16を分割して構成された第1フレーム20と第2フレーム30との間に下吸込み経路84が設けられているが、このような経路が設けられていなくてもよい。
上記実施形態では、支持部34が、第2フレーム30側から第1フレーム20側に向かって突出している。しかしながら、被支持部27を下方から支持することができれば、支持部34が第2フレーム30から突出するような構成でなくてもよい。
上記実施形態及び変形例において、被支持部の支持部との接触面又は支持部の被支持部との接触面に、微小な凹凸が形成されていてもよい。上記実施形態であれば、支持部の支持部との接触面とは第1部分27aの背面部下面及び被支持用突起27bの前面と下面とにあたり、支持部の被支持部との接触面とは第2部分34aの前部上面及び支持用突起34bの上面と背面とにあたる。被支持部が支持部に支持された状態で接触する接触面のいずれかに当該接触面同士の摩擦に起因するきしみ音を抑制することのできる微小な凹凸が設けられていることで、熱膨張等に起因したきしみ音を抑制することができる。
以下に、本発明の第2実施形態に係る空調室内機について説明する。
本発明の実施形態に係る空調室内機は据付板90を介して室内の側壁W面に設置される壁掛け型の室内機であって、本体ケーシング11、フィルタ12、フィルタ掃除機構13、熱交換器14及びファン15を備えている。
(2−1)背面フレームの構成
図9は、背面フレームの断面を側方から見たときの模式図である。図10は、被支持部227及び支持部234の周辺を概略的に示した斜視図である。図11は、第1フレーム220及び第2フレーム230の構成を概略的に示した模式図であって、(a)は第1フレーム220の正面図であり、(b)は第2フレーム230の正面図である。なお、図11(a)では、第1フレーム220と熱交換部14aとの位置関係を示すために、熱交換部14aの外郭を一点鎖線で示している。
第1フレーム220は、背面フレームの前側を構成する部材であって、図9、図10及び図11(a)に示すように、第1下端部221と、第1流路形成部22と、ドレンパン形成部23と、第1上端部25と、開口形成部24と、熱交換器支持部26と、を有している。なお、第1流路形成部22、ドレンパン形成部23、第1上端部25、開口形成部24及び熱交換器支持部26の構成は、第1実施形態と同様の構成であるため、これらの構成については、第1実施形態と同様の符号を付すとともに、ここでは説明を省略する。
第2フレーム230は、背面フレームの後側を構成する部材であって、図9に示すように、第2下端部231と、第2流路形成部32と、第2上端部33と、を有している。なお、第2流路形成部32及び第2上端部33の構成は、第1実施形態と同様の構成であるため、これらの構成については、第1実施形態と同様の符号を付すとともに、ここでは説明を省略する。
(3−1)
背面フレームが分割された構成であって、熱交換器を支持するフレームが、それ以外の据付板に支持されたフレームに支持される場合、フレーム同士の連結箇所に十分な強度が確保されていなければ、熱交換器の重量により連結箇所に大きな力が加わることで背面フレームが折れてしまうおそれがある。このおそれを解消するために連結箇所の強度を増加させようとすると、背面フレームの製造コストが増加してしまう。
本実施形態では、支持部234は、被支持部227を下方から支えつつ、第1フレーム220の第1下端部221と第2フレーム230の第2下端部231とが離れないようにすることができる。このため、背面フレームを組み立てる際に、第1フレーム220と第2フレーム230とを一体化するために連結箇所等に使用されるビス等の締結部材の数を減らすことができている。
本実施形態では、上方が開口した箱状の支持部234に、第1下端部221の下端に位置する被支持部227が係合される。このように、支持部234が側方に開口していないことで、支持部234の前面と背面とがそれぞれの離れる方向に開き難くなり、支持部234の強度を増加させることができている。
本実施形態では、第1フレーム220と第2フレーム230とが共同して下吸込み経路84を形成している。このように、下吸込み経路84が設けられていることで、空調室内機の下方からも室内の空気を吸込むことができている。
(4−1)変形例2A
変形例1Aと同様に、第2実施形態においても、第1フレーム220と第2フレーム230との間に下吸込み経路84が設けられていなくてもよい。
上記実施形態では、被支持部227が第1下端部221の下端に位置しており、支持部234が第2下端部231の下端(先端)に位置している。しかしながら、支持部が、第2フレームの下部に位置しており、被支持部を下方から支持する構成であれば、被支持部及び支持部が第1下端部の先端及び第2下端部の先端に設けられていなくてもよい。
変形例1Cと同様に、第2実施形態及び変形例においても、被支持部の支持部との接触面又は支持部の被支持部との接触面に、微小な凹凸が形成されていてもよい。上記実施形態であれば、被支持部の支持部との接触面とは被支持用突起227aの外側面にあたり、接触面又は支持部の被支持部との接触面とは溝部234aの内側面にあたる。なお、凹凸の形成方法としては、シボ加工、サンドブラス又は研磨等、平面が微細な凹凸形状に加工できれば、その形成方法は限定されない。
上記実施形態では、被支持部227が第1フレーム220の下部に位置しており、かつ、支持部234が第2フレーム230の下部に位置している。
14 熱交換器
15 ファン
16 背面フレーム
20 第1フレーム
26 熱交換器支持部
27 被支持部
30 第2フレーム
34 支持部
83 下吸込み口
84 下吸込み経路
127b 被支持用突起
134a 開口下部
Claims (10)
- 据付板(90)を介して室内の側壁面に設置される壁掛け型の空調室内機であって、
熱交換器(14)と、
前記熱交換器を支持する熱交換器支持部(26)を含む第1フレーム(20)と、前記第1フレームよりも背面側に配置されており前記据付板に支持される第2フレーム(30)と、を有する背面フレーム(16)と、
を備え、
前記第2フレームは、前記第1フレームを支持する支持部(34)を含み、
前記第1フレームは、被支持部(27)を含み、前記被支持部が前記支持部に下方から支持されることによって前記据付板に支持される、
空調室内機(10)。 - 前記熱交換器に空気を流すために回転するファン(15)を備え、
前記支持部は、前記ファンの回転中心よりも高い位置で前記被支持部を支持する、
請求項1に記載の空調室内機。 - 前記支持部は、前記第2フレームの上端近傍に位置しており、
前記被支持部は、前記支持部に係合する、
請求項1又は2に記載の空調室内機。 - 前記被支持部は、前記支持部に形成された開口下部(134a)に引っ掛かることで前記支持部に係合する被支持用突起(127b)を含む、
請求項1から3のいずれか1項に記載の空調室内機。 - 前記支持部は、上方を開口させた箱状に形成されており、
前記被支持部は、前記支持部に引っ掛かるように係合する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の空調室内機。 - 前記支持部は、前記第2フレームの下部に位置しており、
前記被支持部は、前記支持部に係合する、
請求項1に記載の空調室内機。 - 前記支持部は、上方を開口させた箱状に形成されおり、
前記被支持部は、前記第1フレーム側から前記第2フレーム側に向かって斜め下方に突出しており、
前記被支持部の下端部が前記支持部に支持される、
請求項6に記載の空調室内機。 - 前記支持部は、上方を開口させた箱状に形成されおり、
前記被支持部は、前記第1フレームの下端に位置している、
請求項6に記載の空調室内機。 - 下部に形成された下吸込み口(83)から前記熱交換器に至る下吸込み経路(84)、
を備え、
前記下吸込み経路は、前記第1フレーム及び前記第2フレームが共同して構成している、
請求項1から8のいずれか1項に記載の空調室内機。 - 前記被支持部の前記支持部との接触面又は前記支持部の前記被支持部との接触面には、凹凸が形成されている、
請求項1から9のいずれか1項に記載の空調室内機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013059987A JP6160156B2 (ja) | 2013-03-22 | 2013-03-22 | 空調室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013059987A JP6160156B2 (ja) | 2013-03-22 | 2013-03-22 | 空調室内機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014185795A true JP2014185795A (ja) | 2014-10-02 |
JP6160156B2 JP6160156B2 (ja) | 2017-07-12 |
Family
ID=51833529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013059987A Expired - Fee Related JP6160156B2 (ja) | 2013-03-22 | 2013-03-22 | 空調室内機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6160156B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024029301A1 (ja) * | 2022-08-01 | 2024-02-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 断熱材、及び空気調和機の室内機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2015388525B2 (en) * | 2015-03-31 | 2018-05-10 | Gd Midea Air-Conditioning Equipment Co., Ltd. | Air-conditioner indoor unit |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5610216U (ja) * | 1979-07-04 | 1981-01-28 | ||
JPH08114352A (ja) * | 1994-10-18 | 1996-05-07 | Daikin Ind Ltd | 室内機の据付構造 |
JP2004011941A (ja) * | 2002-06-04 | 2004-01-15 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP2005069636A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-03-17 | Daikin Ind Ltd | 据付板及び空気調和装置の室内ユニット |
JP2011179743A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Howa:Kk | 自然換気装置 |
JP2012220062A (ja) * | 2011-04-06 | 2012-11-12 | Daikin Industries Ltd | 空調室内機 |
-
2013
- 2013-03-22 JP JP2013059987A patent/JP6160156B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5610216U (ja) * | 1979-07-04 | 1981-01-28 | ||
JPH08114352A (ja) * | 1994-10-18 | 1996-05-07 | Daikin Ind Ltd | 室内機の据付構造 |
JP2004011941A (ja) * | 2002-06-04 | 2004-01-15 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP2005069636A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-03-17 | Daikin Ind Ltd | 据付板及び空気調和装置の室内ユニット |
JP2011179743A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Howa:Kk | 自然換気装置 |
JP2012220062A (ja) * | 2011-04-06 | 2012-11-12 | Daikin Industries Ltd | 空調室内機 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024029301A1 (ja) * | 2022-08-01 | 2024-02-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 断熱材、及び空気調和機の室内機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6160156B2 (ja) | 2017-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20150096723A1 (en) | Indoor device for cassette type air conditioner | |
US10365007B2 (en) | Ceiling-embedded air conditioner | |
WO2013108658A1 (ja) | 空気調和機 | |
JP2013124855A (ja) | 壁掛け型空気調和機 | |
JP3438659B2 (ja) | 天井設置型空気調和装置 | |
JP2015218996A (ja) | 空気調和機の風向調整装置および空気調和機 | |
CN101017011B (zh) | 空调器的室内单元 | |
JP6176562B2 (ja) | 天吊型空気調和装置 | |
JP6160156B2 (ja) | 空調室内機 | |
KR102217013B1 (ko) | 천장형 에어컨 실내기 | |
JP2015218993A (ja) | 空気調和機 | |
JP2009138950A (ja) | 空気調和機の室外機 | |
JP6180262B2 (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
JP6155737B2 (ja) | 空調室内機 | |
WO2009133909A1 (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
JP2013204874A (ja) | 空気調和機 | |
AU2017200364B2 (en) | Air conditioner | |
JP2017062087A (ja) | 空気調和装置 | |
KR20100040597A (ko) | 스탠드형 공기조화기 | |
JP3111882B2 (ja) | 天井設置型空気調和装置 | |
KR101666222B1 (ko) | 공기 조화기의 실내기 | |
JP2010048468A (ja) | 空気調和機 | |
JP6667289B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2013024444A (ja) | 空気調和機 | |
JP6145865B2 (ja) | 天吊型空気調和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160121 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170529 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6160156 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |