JP2014184909A - 通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】外部機器の位置情報を取得することが困難な環境下であっても、位置情報を利用したサービスを受けることが可能な通信システムを提供すること。
【解決手段】通信システム1は、車両2と電子キー3との間で近距離無線通信が可能であるとともに、電子キー3とスマートフォン4との間でNFC通信が可能である。スマートフォン4は、GPS機能部42によりスマートフォン4の位置情報を新たに取得できないとき、NFC通信を通じて取得した車両2の位置情報をスマートフォン4の位置情報として代用する。車両2からおよそ1メートルの範囲にLFエリアが形成され、このエリア内に存在する電子キー3に対しスマートフォン4がかざされた状況を考えたとき、車両2とスマートフォン4はおよそ同じ位置にあることになる。
【選択図】図1
【解決手段】通信システム1は、車両2と電子キー3との間で近距離無線通信が可能であるとともに、電子キー3とスマートフォン4との間でNFC通信が可能である。スマートフォン4は、GPS機能部42によりスマートフォン4の位置情報を新たに取得できないとき、NFC通信を通じて取得した車両2の位置情報をスマートフォン4の位置情報として代用する。車両2からおよそ1メートルの範囲にLFエリアが形成され、このエリア内に存在する電子キー3に対しスマートフォン4がかざされた状況を考えたとき、車両2とスマートフォン4はおよそ同じ位置にあることになる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両と電子キーとの間で近距離無線通信が可能であるとともに、当該車両又は当該電子キーと外部機器との間で当該近距離無線通信と同じ又は異なる種類の別の近距離無線通信が可能な通信システムに関する。
近年、多機能携帯電話であるスマートフォンが急速に普及している。そのうちGPS(Global Positioning System )機能付のものでは、GPS衛星からの電波を受信することで、スマートフォンの位置情報を取得できる。これを所持したユーザは、スマートフォンの位置情報を利用したサービスが受けられるようになる。例えば、周辺地域のデパートにおいて、クーポンによる割引サービスや特典を受けることができる。尚、特許文献1には、スマートフォンに代表される携帯電話で車両情報を確認できるようにした技術が開示されている。
例えば、デパートの地下駐車場のように、GPS電波の届き難い場所では、スマートフォンの位置情報を取得することが困難となる。こうしたとき、スマートフォンの位置情報を利用したサービスが受けられない場合がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、外部機器の位置情報を取得することが困難な環境下であっても、位置情報を利用したサービスを受けることが可能な通信システムを提供することにある。
上記課題を解決する通信システムは、車両と電子キーとの間で近距離無線通信が可能であるとともに、前記車両又は前記電子キーと外部機器との間で前記近距離無線通信と同じ又は異なる種類の別の近距離無線通信が可能な通信システムにおいて、前記外部機器は、前記別の近距離無線通信を通じて取得した前記車両の位置情報を用いて当該外部機器の位置情報を補正する補正手段を備えることをその要旨としている。
この構成によれば、仮に、外部機器が独自に当該外部機器の位置情報を取得することが困難な環境下にある場合でも、この外部機器と車両又は電子キーとの間で通信が可能な環境下にあることを前提に、当該通信を通じて車両の位置情報を外部機器で取得することが可能となる。こうして取得された車両の位置情報を用いて外部機器の位置情報を補正することで、補正後の位置情報を外部機器の位置情報として活用することができる。したがって、外部機器の位置情報を取得することが困難な環境下であっても、位置情報を利用したサービスを受けることができる。
上記通信システムについて、前記外部機器は、当該外部機器の位置情報を逐次取得する位置情報取得手段を備え、前記補正手段は、前記位置情報取得手段により前記外部機器の位置情報を新たに取得できないとき、前記別の近距離無線通信を通じて取得した前記車両の位置情報を前記外部機器の位置情報として代用することとしてもよい。
この構成によれば、外部機器の位置情報を新たに取得できない場合には、車両の位置情報が外部機器の位置情報として代用される。したがって、車両周辺の地域でのサービスを受けることができる。
上記通信システムについて、前記補正手段は、前記車両と前記電子キーとの間で前記近距離無線通信が確立されていることを示唆する通信成立情報と共に前記電子キーから送信された前記車両の位置情報が前記電子キーと前記外部機器との前記別の近距離無線通信を通じて前記外部機器で取得されたことを条件に、又は、前記車両から送信された前記車両の位置情報が前記車両と前記外部機器との前記別の近距離無線通信を通じて前記外部機器で取得されたことを条件に、前記車両の位置情報を用いて前記外部機器の位置情報を補正することとしてもよい。
この構成によれば、車両と電子キーとの間で近距離無線通信が確立されている状態で、この電子キーと外部機器との間で別の近距離無線通信が確立されていることを条件に、外部機器の位置情報が補正される。又は、車両と外部機器との間で別の近距離無線通信が確立されていることを条件に、外部機器の位置情報が補正される。いずれにせよ、車両とおよそ同じ位置にある外部機器のみを対象とすることができる。
本発明によれば、外部機器の位置情報を取得することが困難な環境下であっても、位置情報を利用したサービスを受けることができる。
以下、通信システムの一実施の形態について説明する。
図1に示すように、通信システム1は、車両2と電子キー3との間で近距離無線通信が可能であるとともに、電子キー3とスマートフォン4との間で別の近距離無線通信が可能である。
図1に示すように、通信システム1は、車両2と電子キー3との間で近距離無線通信が可能であるとともに、電子キー3とスマートフォン4との間で別の近距離無線通信が可能である。
車両2は、GPS衛星からの電波を受信しつつ当該車両2の位置情報を逐次取得するGPS機能部21と、電子キー3との通信について、LF帯の電波を送信するLF送信部22と、UHF帯の電波を受信可能なRF受信部23と、当該車両2の統括的な制御を司る車両制御部24とを備えている。電波法では、LF帯の周波数範囲が30kHz〜300kHzと規定されるとともに、UHF帯の周波数範囲が300MHz〜3GHzと規定されている。UHF帯の電波を用いた高周波無線通信をここではRF(Radio Frequency )通信と規定する。
車両制御部24は、ドアロックが施錠されているとき、LF送信部22を通じて車両2からおよそ1メートルの範囲に呼び掛け信号を送信する。この範囲に電子キー3があるとき、呼び掛け信号に応答して電子キー3から応答信号が送信され、この応答信号がRF受信部23で受信される。電子キー3からの応答信号には、当該電子キー3に固有のキーコードが含まれている。RF受信部23は、応答信号を復調して受信信号を生成し、車両制御部24に出力する。車両制御部24は不揮発性のメモリ24aを備え、このメモリ24aには、車両2に適合する電子キー3のキーコードが基準コードとして登録されている。車両制御部24は、受信信号に含まれたキーコードについて、上記基準コードとの照合を行う。車両制御部24は、キーコードが照合一致したことを条件に、ドアロックを解錠する。
また、車両制御部24は、運転席ドアのアウトサイドハンドルに内蔵されたドアロックボタンが操作されると、降車の意志を検出する。これを契機に車両制御部24は、車両2の位置情報をGPS機能部21から取り込むとともに、この車両2の位置情報を含む呼び掛け信号をLF送信部22を通じて送信する。降車に伴い電子キー3が車室外に持ち出されていることを前提に、車両2の位置情報を含む呼び掛け信号が当該電子キー3で受信され、この電子キー3から応答信号が送信される。この応答信号がRF受信部23で受信されると、車両制御部24でキーコードの照合が行われ、照合一致したことを条件に、ドアロックが施錠される。
電子キー3は、車両キーとして規定され、通常は車両オーナによって所持される。電子キー3は、LF帯の電波を受信可能なLF受信部31と、UHF帯の電波を送信するRF送信部32と、スマートフォン4との間でNFC(Near Field Communication)通信を行うNFC機能部33と、当該電子キー3の統括的な制御を司るキー制御部34とを備えている。LF受信部31は、呼び掛け信号を復調して受信信号を生成し、キー制御部34に出力する。キー制御部34は不揮発性のメモリ34aを備え、このメモリ34aには、電子キー3に固有のキーコードが記憶されている。キー制御部34は、受信信号を取得すると、呼び掛け信号に応答するために、RF送信部32を通じて上記キーコードを含む応答信号を送信する。また、キー制御部34は、LF受信部31によって呼び掛け信号が受信されている状態で、NFC機能部33を通じてスマートフォン4とのNFC通信が確立されているとき、車両2と電子キー3との間で近距離無線通信が確立されていることを示唆する通信成立情報と共に車両2の位置情報を当該NFC通信を通じてスマートフォン4へ送信する。
スマートフォン4は、車両オーナが電子キー3と共に所持する外部機器として規定される。スマートフォン4は、タッチ操作による入力の行われるタッチ操作部41と、GPS衛星からの電波を受信しつつ当該スマートフォン4の位置情報を逐次取得するGPS機能部42と、電子キー3との間でNFC通信を行うNFC機能部43と、当該スマートフォン4の統括的な制御を司る端末制御部44とを備えている。スマートフォン4に専用のアプリケーションソフトが組み込まれていることを前提に、端末制御部44は、タッチ操作部41の操作を契機に、スマートフォン4の位置情報をGPS機能部42から取り込むとともに、このスマートフォン4の位置情報を利用したサービスを受けるために必要なクーポンを画面上に表示する。これにより、車両オーナはクーポンによる割引サービスや特典を受けることができる。
ところで、デパートの地下駐車場のように、GPS電波の届き難い場所では、スマートフォン4が独自に当該スマートフォン4の位置情報を取得することが困難となる。これに対し、車両2には、各種センサ類が搭載されているため、仮に、GPS機能部21によってGPS電波を受信できなくなった場合には、その直前のデータと、それ以後の走行状態を示唆するデータとに基づいて、車両2の位置情報が独自に補正される。これにより、車両2は、常に最新の位置情報を取得できるとともに、この車両2の位置情報を含む呼び掛け信号を電子キー3に提供できることになる。この車両2の位置情報はNFC通信を通じてさらにスマートフォン4に提供される。これを踏まえ、本例では、車両2の位置情報の提供を受けたスマートフォン4が独自に当該スマートフォン4の位置情報を補正するようになっている。端末制御部44は、GPS機能部42によりスマートフォン4の位置情報を新たに取得できないとき、NFC通信を通じて取得した車両2の位置情報をスマートフォン4の位置情報として代用する。これにより、車両オーナは上記と同様のサービスが受けられるようになる。端末制御部44は補正手段に相当する。
尚、NFC通信では、まずスマートフォン4のNFC機能部43から数センチメートルの範囲にポーリング用の電波が発信される。この範囲に電子キー3が近接されているとき、電子キー3のNFC機能部33によってポーリング電波が受信されるとともに、この電波から電力を賄いつつ、電子キー3がNFC機能を有することを示唆する識別コードがNFC機能部33から送信される。この識別コードにはNFC通信に関する通信規格のバージョン情報等が含まれる。この識別コードがスマートフォン4で取得されると、スマートフォン4の通信規格に則った識別コードであるか否かが認証され、肯定判断されたことを条件にNFC通信が確立される。
次に、通信システム1の作用について説明する。
図2に示すように、降車の意志が検出されると、ステップS10において、車両2の位置情報を含む呼び掛け信号が車両2から送信され、この信号に含まれた車両2の位置情報が電子キー3によって取得される。この頃、スマートフォン4の位置情報を利用したクーポンの発行が試みられるが、ここではデパートの地下駐車場につき、スマートフォン4が独自に当該スマートフォン4の位置情報を取得できない環境下にあると仮定する。こうしたとき、ステップS20において、車両2からの呼び掛け信号の及ぶエリアとして規定されるLFエリア内でスマートフォン4が電子キー3にかざされると、ステップS30において、車両2と電子キー3との間で近距離無線通信が確立されていることを示唆する通信成立情報と共に車両2の位置情報がNFC通信を通じてスマートフォン4へ送信され、各情報がスマートフォン4によって取得される。
図2に示すように、降車の意志が検出されると、ステップS10において、車両2の位置情報を含む呼び掛け信号が車両2から送信され、この信号に含まれた車両2の位置情報が電子キー3によって取得される。この頃、スマートフォン4の位置情報を利用したクーポンの発行が試みられるが、ここではデパートの地下駐車場につき、スマートフォン4が独自に当該スマートフォン4の位置情報を取得できない環境下にあると仮定する。こうしたとき、ステップS20において、車両2からの呼び掛け信号の及ぶエリアとして規定されるLFエリア内でスマートフォン4が電子キー3にかざされると、ステップS30において、車両2と電子キー3との間で近距離無線通信が確立されていることを示唆する通信成立情報と共に車両2の位置情報がNFC通信を通じてスマートフォン4へ送信され、各情報がスマートフォン4によって取得される。
ステップS40では、車両2の位置情報を用いてスマートフォン4の位置情報が補正され、具体的には、車両2の位置情報がスマートフォン4の位置情報として代用される。この理由は、車両2からおよそ1メートルの範囲にLFエリアが形成され、このエリア内に存在する電子キー3に対しスマートフォン4がかざされた状況を考えたとき、車両2とスマートフォン4はおよそ同じ位置にあることになるからである。ステップS50では、補正後のスマートフォン4の位置情報を利用したサービスを受けるために必要なクーポンが当該スマートフォン4の画面上に表示される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)仮に、スマートフォン4が独自に当該スマートフォン4の位置情報を取得することが困難な環境下にある場合でも、このスマートフォン4と電子キー3との間でNFC通信が可能な環境下にあることを前提に、当該NFC通信を通じて車両2の位置情報をスマートフォン4で取得することが可能となる。こうして取得された車両2の位置情報を用いてスマートフォン4の位置情報を補正することで、補正後の位置情報をスマートフォン4の位置情報として活用することができる。したがって、スマートフォン4の位置情報を取得することが困難な環境下であっても、位置情報を利用したサービスを受けることができる。
(1)仮に、スマートフォン4が独自に当該スマートフォン4の位置情報を取得することが困難な環境下にある場合でも、このスマートフォン4と電子キー3との間でNFC通信が可能な環境下にあることを前提に、当該NFC通信を通じて車両2の位置情報をスマートフォン4で取得することが可能となる。こうして取得された車両2の位置情報を用いてスマートフォン4の位置情報を補正することで、補正後の位置情報をスマートフォン4の位置情報として活用することができる。したがって、スマートフォン4の位置情報を取得することが困難な環境下であっても、位置情報を利用したサービスを受けることができる。
(2)スマートフォン4の位置情報を新たに取得できない場合には、車両2の位置情報がスマートフォン4の位置情報として代用される。したがって、車両2の周辺地域でのサービスを受けることができる。
(3)車両2と電子キー3との間で近距離無線通信が確立されている状態で、この電子キー3とスマートフォン4との間でNFC通信が確立されていることを条件に、スマートフォン4の位置情報が補正される。したがって、車両2とおよそ同じ位置にあるスマートフォン4のみを対象とすることができる。
尚、上記実施の形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・降車の意志の検出されたことを契機に、車両2の位置情報を含む呼び掛け信号を送信する構成に代えて、イグニッションオフになったことを契機に、車両2の位置情報を含む呼び掛け信号を送信する構成であってもよい。この場合、車室内のおよそ全域に呼び掛け信号が送信され、この呼び掛け信号に含まれた車両2の車両情報が電子キー3によって取得される。そして、車室内に形成されたLFエリア内に存在する電子キー3に対しスマートフォン4がかざされたことを条件に、スマートフォン4の位置情報が補正される。この場合も、車両2とおよそ同じ位置にあるスマートフォン4のみを対象とすることができる。
・降車の意志の検出されたことを契機に、車両2の位置情報を含む呼び掛け信号を送信する構成に代えて、イグニッションオフになったことを契機に、車両2の位置情報を含む呼び掛け信号を送信する構成であってもよい。この場合、車室内のおよそ全域に呼び掛け信号が送信され、この呼び掛け信号に含まれた車両2の車両情報が電子キー3によって取得される。そして、車室内に形成されたLFエリア内に存在する電子キー3に対しスマートフォン4がかざされたことを条件に、スマートフォン4の位置情報が補正される。この場合も、車両2とおよそ同じ位置にあるスマートフォン4のみを対象とすることができる。
・スマートフォン4について、GPSによる電波を受けて当該スマートフォン4の位置情報を取得する構成に代えて、Wi−Fiによる電波を受けて当該スマートフォン4の位置情報を取得する構成を採用してもよい。
・車両2とスマートフォン4との間でNFC通信或いはブルートゥース通信(Bluetooth:登録商標)等の近距離無線通信が可能な通信システムに具体化されてもよい。この場合、スマートフォン4は、車両2から送信された車両2の位置情報を上記近距離無線通信を通じて取得したことを条件に、この車両2の位置情報を用いてスマートフォン4の位置情報を補正する。この場合も、車両2とおよそ同じ位置にあるスマートフォン4のみを対象とすることができる。尚、車両2は、上記実施の形態と同様、電子キー3との間で近距離無線通信が可能であってもよいし、上記実施の形態とは異なり、電子キー3との間で近距離無線通信が不能であってもよい。後者の場合において、電子キー3に代えてスマートフォン4を車両キーとするとき、当該スマートフォン4には鍵機能が付与される。そして、車両2でのキー認証を経て車両制御が許容される。
・外部機器はスマートフォン4に代表される携帯電話に限定されない。
・電子キー3とスマートフォン4との通信が可能な距離は数センチメートルに限定されない。例えば、数十センチメートル〜1メートル程度の距離であってもよい。この場合、かざし操作によらなくても、両者が近くにあれば、車両2の位置情報がスマートフォン4によって取得される。
・電子キー3とスマートフォン4との通信が可能な距離は数センチメートルに限定されない。例えば、数十センチメートル〜1メートル程度の距離であってもよい。この場合、かざし操作によらなくても、両者が近くにあれば、車両2の位置情報がスマートフォン4によって取得される。
・車両2と電子キー3との通信について、呼び掛け信号の及ぶ範囲はおよそ1メートルに限定されない。例えば、数センチメートルの範囲に呼び掛け信号が送信され、電子キー3が車両2にかざされることによって呼び掛け信号に含まれた車両2の位置情報が取得される構成であってもよい。
次に、上記実施の形態及び別例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)車両又は前記車両との間で近距離無線通信が可能な電子キーとの間で前記近距離無線通信と同じ又は異なる種類の別の近距離無線通信が可能な外部機器において、前記別の近距離無線通信を通じて取得した前記車両の位置情報を用いて当該外部機器の位置情報を補正する補正手段を備えること。
(イ)車両又は前記車両との間で近距離無線通信が可能な電子キーとの間で前記近距離無線通信と同じ又は異なる種類の別の近距離無線通信が可能な外部機器において、前記別の近距離無線通信を通じて取得した前記車両の位置情報を用いて当該外部機器の位置情報を補正する補正手段を備えること。
(ロ)外部機器において、当該外部機器の位置情報を逐次取得する位置情報取得手段を備え、前記補正手段は、前記位置情報取得手段により当該外部機器の位置情報を新たに取得できないとき、前記別の近距離無線通信を通じて取得した前記車両の位置情報を当該外部機器の位置情報として代用すること。
(ハ)外部機器において、前記補正手段は、前記車両と前記電子キーとの間で前記近距離無線通信が確立されていることを示唆する通信成立情報と共に前記電子キーから送信された前記車両の位置情報が前記電子キーと当該外部機器との前記別の近距離無線通信を通じて当該外部機器で取得されたことを条件に、又は、前記車両から送信された前記車両の位置情報が前記車両と当該外部機器との前記別の近距離無線通信を通じて当該外部機器で取得されたことを条件に、前記車両の位置情報を用いて当該外部機器の位置情報を補正すること。
(ニ)車両と外部機器との間で近距離無線通信が可能な通信システムにおいて、前記外部機器は、前記近距離無線通信を通じて取得した前記車両の位置情報を用いて当該外部機器の位置情報を補正する補正手段を備えること。
(ホ)車両と外部機器との間で近距離無線通信が可能な通信システムにおいて、前記外部機器は、当該外部機器の位置情報を逐次取得する位置情報取得手段を備え、前記補正手段は、前記位置情報取得手段により前記外部機器の位置情報を新たに取得できないとき、前記近距離無線通信を通じて取得した前記車両の位置情報を前記外部機器の位置情報として代用すること。
(ヘ)車両と外部機器との間で近距離無線通信が可能な通信システムにおいて、前記補正手段は、前記車両から送信された前記車両の位置情報が前記車両と前記外部機器との前記近距離無線通信を通じて前記外部機器で取得されたことを条件に、前記車両の位置情報を用いて前記外部機器の位置情報を補正すること。
(ト)車両と電子キーとの間で近距離無線通信が可能であるとともに、前記電子キーと外部機器との間で前記近距離無線通信と同じ又は異なる種類の別の近距離無線通信が可能な通信システムにおいて、前記外部機器は、前記別の近距離無線通信を通じて取得した前記車両の位置情報を用いて当該外部機器の位置情報を補正する補正手段を備えること。
(チ)車両と電子キーとの間で近距離無線通信が可能であるとともに、前記電子キーと外部機器との間で前記近距離無線通信と同じ又は異なる種類の別の近距離無線通信が可能な通信システムにおいて、前記外部機器は、当該外部機器の位置情報を逐次取得する位置情報取得手段を備え、前記補正手段は、前記位置情報取得手段により前記外部機器の位置情報を新たに取得できないとき、前記別の近距離無線通信を通じて取得した前記車両の位置情報を前記外部機器の位置情報として代用すること。
(リ)車両と電子キーとの間で近距離無線通信が可能であるとともに、前記電子キーと外部機器との間で前記近距離無線通信と同じ又は異なる種類の別の近距離無線通信が可能な通信システムにおいて、前記補正手段は、前記車両と前記電子キーとの間で前記近距離無線通信が確立されていることを示唆する通信成立情報と共に前記電子キーから送信された前記車両の位置情報が前記電子キーと前記外部機器との前記別の近距離無線通信を通じて前記外部機器で取得されたことを条件に、前記車両の位置情報を用いて前記外部機器の位置情報を補正すること。
1…通信システム、2…車両、3…電子キー、4…スマートフォン(外部機器)、21…GPS機能部、22…LF送信部、23…RF受信部、24…車両制御部、24a…メモリ、31…LF受信部、32…RF送信部、33…NFC機能部、34…キー制御部、34a…メモリ、41…タッチ操作部、42…GPS機能部(位置情報取得手段)、43…NFC機能部、44…端末制御部(補正手段)。
Claims (3)
- 車両と電子キーとの間で近距離無線通信が可能であるとともに、前記車両又は前記電子キーと外部機器との間で前記近距離無線通信と同じ又は異なる種類の別の近距離無線通信が可能な通信システムにおいて、
前記外部機器は、前記別の近距離無線通信を通じて取得した前記車両の位置情報を用いて当該外部機器の位置情報を補正する補正手段を備える
ことを特徴とする通信システム。 - 前記外部機器は、当該外部機器の位置情報を逐次取得する位置情報取得手段を備え、
前記補正手段は、前記位置情報取得手段により前記外部機器の位置情報を新たに取得できないとき、前記別の近距離無線通信を通じて取得した前記車両の位置情報を前記外部機器の位置情報として代用する
請求項1に記載の通信システム。 - 前記補正手段は、前記車両と前記電子キーとの間で前記近距離無線通信が確立されていることを示唆する通信成立情報と共に前記電子キーから送信された前記車両の位置情報が前記電子キーと前記外部機器との前記別の近距離無線通信を通じて前記外部機器で取得されたことを条件に、又は、前記車両から送信された前記車両の位置情報が前記車両と前記外部機器との前記別の近距離無線通信を通じて前記外部機器で取得されたことを条件に、前記車両の位置情報を用いて前記外部機器の位置情報を補正する
請求項1又は2に記載の通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013062158A JP2014184909A (ja) | 2013-03-25 | 2013-03-25 | 通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013062158A JP2014184909A (ja) | 2013-03-25 | 2013-03-25 | 通信システム |
Publications (1)
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---|---|
JP2014184909A true JP2014184909A (ja) | 2014-10-02 |
Family
ID=51832867
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013062158A Pending JP2014184909A (ja) | 2013-03-25 | 2013-03-25 | 通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106468798A (zh) * | 2015-08-19 | 2017-03-01 | 柯尼卡美能达株式会社 | 相位差膜、偏振片和液晶显示装置 |
CN112744181A (zh) * | 2021-01-12 | 2021-05-04 | 上海酷一信息科技有限公司 | 基于nfc设备配制车辆管控权限的方法 |
WO2023124813A1 (zh) * | 2021-12-31 | 2023-07-06 | 华为技术有限公司 | 一种定位方法、装置及电子设备 |
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2013
- 2013-03-25 JP JP2013062158A patent/JP2014184909A/ja active Pending
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CN112744181A (zh) * | 2021-01-12 | 2021-05-04 | 上海酷一信息科技有限公司 | 基于nfc设备配制车辆管控权限的方法 |
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