JP2014183525A - モバイル端末、到着自動検知方法、プログラム、到着自動検知システム、及び、特典情報配信サーバ - Google Patents

モバイル端末、到着自動検知方法、プログラム、到着自動検知システム、及び、特典情報配信サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】電車に乗って移動するユーザが、事前にスケジュール登録した目的駅に到着したことを自動で検知し、到着を検知する際の位置測定回数を減らすことが可能なモバイル端末等を提供する。
【解決手段】
モバイル端末2にて駅経路が探索されると、モバイル端末2は探索結果をスケジュール情報として登録する。次に、モバイル端末2は、場所管理サーバ1からスケジュール登録された目的駅のエリア範囲を受信し、登録する。続いて、モバイル端末2は、モバイル端末2の加速度センサー27が、移動中の電車の停車に相当する急激な変化を検知した後に、ある一定時間、モバイル端末2の加速度センサー27が急激な変化を検知しない場合、モバイル端末2のGPS部26より所在地の位置情報を取得し、取得した位置情報が登録される目的駅のエリア範囲内にあるか否かを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モバイル端末のユーザが目的地に到着したことを自動検知する技術に関し、さらに、到着した際に駅周辺の店舗の特典情報を配信する技術に関する。
スマートフォンをはじめとするモバイル端末に、自身の居場所を検知するGPS(Global Positioning System)機能が付加されたことで、小売店舗などの事業者は、モバイル端末を常に保持しているユーザに対し、そのユーザの位置情報(居場所)に合わせた販促活動や来店誘導が可能になった。
近年では、LBS(Location Based Service)として、ナビゲーションに限らず、交通や天気、ショッピングなど、その場所で活用できるサービスが各社からリリースされ、いかにユーザの居場所を捕捉できるかがカギとなっている。駅周辺店舗や駅なか店舗の場合には、電車利用に合わせて駅周辺を訪れたユーザをターゲットに、来店誘導を図る仕掛けにニーズがあると思われる。例えば、ユーザが駅に降りた直後に特典情報を配信し、行き先に向かう途中などで来店してもらうと、といったことが考えられる。この場合、ユーザの駅到着の検知が必要となる。
ユーザの駅到着を検知する方法として、例えば、特許文献1では、電車に乗って移動するユーザのモバイル端末のGPS機能により現在地を取得し、次の駅の駅サーバとの通信により、次の駅がどの駅なのかを把握する方法が提案されている。もし次の駅が降車予定駅ならば、続いてモバイル端末の加速度センサーを利用して、停車時にかかる加速度変化を検知することで、降車予定駅が近い旨をモバイル端末に通知することができる。
また、特許文献2に記載の技術では、ユーザが電車に乗車する前に予め、モバイル端末から下車駅を交通情報サーバに送信し、到着予定時刻と下車駅位置情報を受信する。そして、その到着予定時刻の一定時間前になった場合にのみ、モバイル端末のGPS機能を利用して、現在地の位置情報を把握する。その後は交通情報サーバにアクセスすることなく、現在地から下車駅までの距離を計算することで、下車駅近くかどうかの判定をすることができる。
特開2009−300215号公報 特開2010−219761号公報
しかしながら、上述の特許文献1では、次の駅が降車予定駅なのかどうか、常に駅サーバとの通信が必要となり、ノイズ等の影響により通信できないという問題がある。また、上述の特許文献2では、乗り間違え等があって時間を費やし到着予定時刻を超えてしまった場合には、GPSによる位置測定が無駄に発生する。
ここでGPSによる位置測定のためには、通信基地局との通信、またはGPS衛星の捕捉が必要となるが、通信基地局との通信においては、電車移動中の通信となるためノイズ等の影響が大きく、またGPS衛星の捕捉においては、位置測定が完了するまでに時間が掛かってしまう。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすることは、電車に乗って移動するユーザが、事前にスケジュール登録した目的駅に到着したことを自動で検知し、到着を検知する際の位置測定回数を減らすことが可能なモバイル端末等を提供することである。
前述した目的を達成するための第1の発明は、電車に乗って移動するユーザが目的駅に到着したことを検知するモバイル端末であって、前記目的駅の位置情報及び範囲情報を記憶する到着予定情報記憶手段と、加速度を検知する加速度検知手段と、検知した前記加速度の大きさが、第1の所定値以上か否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の所定値以上と判定した場合に、所定の時間内、検知した前記加速度の大きさが、第2の所定値以下か否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の所定値以下と判定した場合に、当該モバイル端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、取得した前記位置情報が、前記目的駅の範囲内にあるか否かを判定する第3の判定手段と、を備えることを特徴とするモバイル端末である。
第1の発明によれば、モバイル端末に予め登録された目的駅に、モバイル端末のユーザが実際に到着したことを自動で検知することができる。目的駅に到着したことを自動検知するに当たり、モバイル端末の加速度センサーを利用し、移動中の電車の停車を検知した後に、一定時間電車の進行を検知しない場合に限り、モバイル端末の所在地の位置を測定する。これにより、できる限り位置測定の回数を減らすことができる。
また、前記到着予定情報記憶手段は、さらに、前記目的駅への到着予定日を記憶し、さらに、前記第2の判定手段が前記第2の所定値以下と判定した場合に、前記到着予定日が今日の日付と一致するか否かを判定する第4の判定手段、を備えることが望ましい。
これにより、スケジュール登録された当日に限り、モバイル端末の所在地の位置を測定するため、位置測定の回数を減らすことができる。
また、前記位置情報取得手段は、GPS衛星と通信することで、当該モバイル端末の位置情報を取得することが望ましい。
位置情報を取得するに当たり、通信時のノイズ等がある場合や、位置測定時間が掛かる場合においても、本発明によって、位置測定の回数をできる限り少なくすること可能となり、到着検知の精度が高まる。
また、前記モバイル端末は、駅ごとに、駅名と当該駅の駅内又は周辺に位置する店舗に関する特典情報とを対応付けて記憶する特典情報記憶手段と、前記モバイル端末から前記目的駅の駅名を受信する受信手段と、受信した前記駅名に対応する前記特典情報を、前記モバイル端末に配信する特典情報配信手段と、を備える特典情報配信サーバと、ネットワークを介して接続され、さらに、前記第3の判定手段が前記目的駅の範囲内にあると判定した場合に、当該目的駅の駅名を、前記特典情報配信サーバに送信する送信手段と、前記特典情報配信サーバから、前記特典情報を受信する特典情報受信手段と、を備えることが望ましい。
これにより、モバイル端末が目的駅に到着したことを検知した場合、モバイル端末は、目的駅の周辺等に位置する店舗に関する特典情報を受信することができる。
また、前記特典情報配信サーバは、さらに、今の時刻が、前記目的駅に到着する到着予定時刻より早いか否かを判定する第5の判定手段、を備え、前記特典情報記憶手段は、さらに、前記特典情報の特典度合を記憶し、前記受信手段は、さらに、到着予定時刻を受信し、前記特典情報配信手段は、今の時刻が、受信した前記到着予定時刻より早い場合には、前記駅名に対応する前記特典情報のうち、前記特典度合の高いものを配信し、前記到着予定情報記憶手段は、さらに、前記目的駅への到着予定時刻を記憶し、前記送信手段は、さらに、前記駅名とともに前記到着予定時刻を送信することが望ましい。
これにより、モバイル端末が目的駅に到着したことを検知した場合、モバイル端末は、目的駅の周辺等に位置する店舗に関する特典情報であって、到着予定時刻に応じて、特典度合の異なるものを受信することができる。
第2の発明は、前記目的駅の位置情報及び範囲情報を記憶する到着予定情報記憶手段を備えるモバイル端末が行う、電車に乗って移動するユーザが目的駅に到着したことを検知する到着自動検知方法であって、加速度を検知する加速度検知ステップと、検知した前記加速度の大きさが、第1の所定値以上か否かを判定する第1の判定ステップと、前記第1の所定値以上と判定した場合に、所定の時間内、検知した前記加速度の大きさが、第2の所定値以下か否かを判定する第2の判定ステップと、前記第2の所定値以下と判定した場合に、当該モバイル端末の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、取得した前記位置情報が、前記目的駅の範囲内にあるか否かを判定する第3の判定ステップと、とを含むことを特徴とする到着自動検知方法である。
第2の発明によれば、モバイル端末に予め登録された目的駅に、モバイル端末のユーザが実際に到着したことを自動で検知することができる。目的駅に到着したことを自動検知するに当たり、モバイル端末の加速度センサーを利用し、移動中の電車の停車を検知した後に、一定時間電車の進行を検知しない場合に限り、モバイル端末の所在地の位置を測定する。これにより、できる限り位置測定の回数を減らすことができる。
第3の発明は、コンピュータを、電車に乗って移動するユーザが目的駅に到着したことを検知するモバイル端末として機能させるためのプログラムであって、
コンピュータを、前記目的駅の位置情報及び範囲情報を記憶する到着予定情報記憶手段、加速度を検知する加速度検知手段、検知した前記加速度の大きさが、第1の所定値以上か否かを判定する第1の判定手段、前記第1の所定値以上と判定した場合に、所定の時間内、検知した前記加速度の大きさが、第2の所定値以下か否かを判定する第2の判定手段、前記第2の所定値以下と判定した場合に、当該モバイル端末の位置情報を取得する位置情報取得手段、取得した前記位置情報が、前記目的駅の範囲内にあるか否かを判定する第3の判定手段、として機能させるためのプログラムである。
第3の発明に係るプログラムを、モバイル端末等にインストールすることによって、第1の発明を得て、第2の方法を実行することができる。
第4の発明は、電車に乗って移動するユーザが目的駅に到着したことを検知するモバイル端末と、特典情報配信サーバとが、ネットワークを介して接続された到着自動検知システムであって、前記モバイル端末は、前記目的駅の位置情報及び範囲情報を記憶する到着予定情報記憶手段と、加速度を検知する加速度検知手段と、検知した前記加速度の大きさが、第1の所定値以上か否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の所定値以上と判定した場合に、所定の時間内、検知した前記加速度の大きさが、第2の所定値以下か否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の所定値以下と判定した場合に、当該モバイル端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、取得した前記位置情報が、前記目的駅の範囲内にあるか否かを判定する第3の判定手段と、前記第3の判定手段が前記目的駅の範囲内にあると判定した場合に、当該目的駅の駅名を、前記特典情報配信サーバに送信する送信手段と、前記特典情報配信サーバから、特典情報を受信する特典情報受信手段と、を備え、前記特典情報配信サーバは、駅ごとに、駅名と当該駅の駅内又は周辺に位置する店舗に関する特典情報とを対応付けて記憶する特典情報記憶手段と、前記モバイル端末から前記目的駅の駅名を受信する受信手段と、受信した前記駅名に対応する前記特典情報を、前記モバイル端末に配信する特典情報配信手段と、を備えることを特徴とする到着自動検知システムである。
第4の発明によれば、モバイル端末に予め登録された目的駅に、モバイル端末のユーザが実際に到着したことを自動で検知することができる。また、モバイル端末が目的駅に到着したことを検知した場合、モバイル端末は、目的駅の周辺等に位置する店舗に関する特典情報を受信することができる。
第5の発明は、電車に乗って移動するユーザが目的駅に到着したことを検知するモバイル端末に、特典情報を配信する特典情報配信サーバであって、駅ごとに、駅名と当該駅の駅内又は周辺に位置する店舗に関する特典情報とを対応付けて記憶する特典情報記憶手段と、前記モバイル端末から前記目的駅の駅名を受信する受信手段と、受信した前記駅名に対応する前記特典情報を、前記モバイル端末に配信する特典情報配信手段と、を備えることを特徴とする特典情報配信サーバである。
第5の発明によれば、特典情報配信サーバは、目的駅の周辺等に位置する店舗に関する特典情報をモバイル端末に配信することができる。
また、今の時刻が、前記目的駅に到着する到着予定時刻より早いか否かを判定する第5の判定手段を、さらに備え、前記特典情報記憶手段は、さらに、前記特典情報の特典度合を記憶し、前記受信手段は、さらに、到着予定時刻を受信し、前記特典情報配信手段は、今の時刻が、受信した前記到着予定時刻より早い場合には、前記駅名に対応する前記特典情報のうち、前記特典度合の高いものを配信することが望ましい。
これにより、特典情報配信サーバは、目的駅の周辺等に位置する店舗に関する特典情報であって、モバイル端末の到着予定時刻に応じて、特典度合の異なるものをモバイル端末に配信することができる。
本発明によれば、電車に乗って移動するユーザが、事前にスケジュール登録した目的駅に到着したことを自動で検知し、到着を検知する際の位置測定回数を減らすことが可能なモバイル端末等を提供することができる。
到着自動検知システム100の全体構成図 場所管理サーバ1(特典情報配信サーバ3)のハードウエアの構成例を示すブロック図 モバイル端末2のハードウエアの構成例を示すブロック図 場所管理サーバ1が記憶するデータ構成の一例を示す図 モバイル端末2が記憶するデータ構成の一例を示す図 特典情報配信サーバ3が記憶するデータ構成の一例を示す図 モバイル端末2にスケジュールアプリケーションをインストールする処理の詳細を示すフローチャート モバイル端末2にスケジュール情報を登録する処理の詳細を示すフローチャート 特典情報配信処理の詳細を示すフローチャート 特典情報が表示されるモバイル端末2の画面例を示す図
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
<本発明の実施形態>
本発明の実施形態の到着自動検知システム100は、以下の手順により、モバイル端末2を所有するユーザが電車から下車したか否かを判断した後に、モバイル端末2の所在位置の位置情報を取得し、下車した駅が目的駅であるか否かを判断する。モバイル端末2にて下車した駅が目的駅であると判断された場合に、特典情報配信サーバ3は駅周辺店舗や駅なか店舗の特典情報をモバイル端末2に配信する。
(a)モバイル端末2にスケジュールアプリケーションをインストールする。
(b)モバイル端末2に事前にインストールされる既存の駅経路探索アプリケーションにて駅経路が探索されると、モバイル端末2は、モバイル端末2のスケジュールアプリケーションを起動して、結果の情報(「目的駅」、「到着日」、「到着予定時刻」)を到着予定情報データベース33に登録する。次に、モバイル端末2は、場所管理サーバ1から「目的駅」の「緯度・経度情報(中心)」と「駅エリア半径」を受信し、到着予定情報データベース33に登録する。
(c)以下の順序で、条件が全て満たされた場合に、モバイル端末2は、ユーザが目的駅に到着したと判定し、特典情報配信サーバ3は、特典情報を該当するモバイル端末2に配信する。
(条件1)モバイル端末2の加速度センサー27が、移動中の電車の停車に相当する急激な変化を検知する。
(条件2)条件1をクリアした後に、ある一定時間、モバイル端末2の加速度センサー27が急激な変化を検知しない。
(条件3)到着予定情報データベース33に登録される「到着日」が、今日の日付と一致する。
(条件4)モバイル端末2のGPS部26より所在地の位置情報を取得し、取得した位置情報が到着予定情報データベース33に登録される「目的駅」の「駅エリア半径」内である。
更に、(条件4)をクリアした後に、以下の(条件5)を満たした場合には、来店誘導の可能性を高めるために、特典情報配信サーバ3は特典度合の高い情報を該当するモバイル端末2に配信する。
(条件5)到着予定情報データベース33に登録される「到着予定時刻」が、現在時刻より早い。
図1は、到着自動検知システム100の全体構成図である。
図1に示すように、到着自動検知システム100は、場所管理サーバ1、ユーザが利用するモバイル端末2(2a、2b)、特典情報配信サーバ3、モバイル端末2が通話やデータの通信のため無線で接続する通信基地局4、及びこれらが接続するネットワーク5で構成されている。
場所管理サーバ1は、図4に示す駅エリアデータベース31と、スケジュールアプリケーションをモバイル端末2にインストールするのに必要となるスケジュールアプリケーション用データベースを保持する。詳細は後述する。
モバイル端末2は、スケジュールアプリケーションの会員ユーザが使用するPDA(personal digital assistant)、スマートフォン、携帯電話、携帯ゲーム端末等である。モバイル端末2は、通信基地局4を介してネットワーク5上の場所管理サーバ1及び特典情報配信サーバ3にアクセスして、情報を送受信し、種々の処理を実行する。詳細は後述する。
特典情報配信サーバ3は、図6に示すクーポン情報データベース36を記憶し、モバイル端末2にて目的駅に到着したと判断された場合に、特典情報(クーポン)を送信する。詳細は後述する。
図2は、場所管理サーバ1(特典情報配信サーバ3)のハードウエア構成例を示すブロック図である。場所管理サーバ1(特典情報配信サーバ3)のコンピュータは、図2に示すように、例えば、制御部11、記憶部12、メディア入出力部13、通信制御部14、入力部15、表示部16、周辺機器I/F部17等が、バス18を介して接続されて構成される。
制御部11は、CPU(Central
Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。
CPUは、記憶部12、ROM、記憶媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各装置を駆動制御し、場所管理サーバ1(特典情報配信サーバ3)が行う後述する処理を実現する。ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持する。RAMは、揮発性メモリであり、ロードしたプログラムや、データ等を一時的に保持すると共に、制御部11が各処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部12は、HDD(Hard
Disk Drive)等であり、制御部11が実行するプログラムや、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating
System)、等が格納されている。これらのプログラムコードは、制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて実行される。
メディア入出力部13は、例えば、CDドライブ、DVDドライブ、MOドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、等のメディア入出力装置であり、データの入出力を行う。
通信制御部14は、通信制御装置、通信ポート等を有し、場所管理サーバ1(特典情報配信サーバ3)とネットワーク5間の通信を媒介する通信インターフェースであり、ネットワーク5を介して、他の装置間との通信制御を行う。
入力部15は、データ入力を行い、例えば、キーボード、マウスなどのポインティングデバイス、テンキーなどの入力装置を有する。入力されたデータを制御部11へ出力する。
表示部16は、例えば、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路(ビデオアダプタ等)で構成され、制御部11の制御により入力された表示情報をディスプレイ装置上に表示させる。
周辺機器I/F(インターフェース)17部は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部17を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部17は、USBやIEEE1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は、有線、無線を問わない。
バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図3は、モバイル端末2のハードウエアの構成例を示すブロック図である。
制御部21は、プログラムの実行を行うCPU(Central Processing Unit)、プログラム命令やデータ等を格納するROM(Read Only Memory)、一時的な作業用のデータ等を格納するRAM(Random
Access Memory)等により構成される。
制御部21の処理により、モバイル端末2は通話機能のほかブラウザ機能、メール機能などを発揮する。
記憶部22は、制御部21が処理する情報のほか、モバイル端末2にインストールされているアプリケーションプログラムや、電話番号及びメールアドレスのアドレス帳データ等を記憶する。
無線通信部23は、アンテナ(図示せず)を有し、制御部21の制御により、外部の通信機器と音声通信や情報通信を行うもので、アンテナを介して通信基地局4に接続して、モバイル端末2とネットワーク5上の場所管理サーバ1、特典情報配信サーバ3との通信を仲介する。
入力部24は、ボタンやタッチパネルなどであり、ユーザによって操作されて、データ入力が行われる。また、マイクなどの音声入力手段(図示せず)で、音声による入力を行ってもよい。入力されたデータを制御部21へ出力する。
表示部25は、有機ELパネル、液晶パネル等であり、制御部21から送られた表示情報を表示する。なお、入力部24と表示部25とを一体化させて、例えば、タッチパネル式の入出力装置を採用してもよい。
GPS部26は、アンテナ(図示せず)を有し、制御部21の制御により、外部装置(図示せず)と通信を行う。ここで、外部装置とは、GPS衛星、又は、通信基地局4である。GPS部26は、外部装置からモバイル端末2の位置情報を受信する。GPS部26は、受信した位置情報を制御部21へ出力する。
加速度センサー27は、制御部21の制御により、モバイル端末2の移動情報(加速度)を検知して数値化する。検知した数値は、結果を制御部21へ出力する。
バス28は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図4は、場所管理サーバ1の記憶部12に記憶されるデータ構成の一例である。場所管理サーバ1の記憶部12は、駅エリアデータベース31と、スケジュールアプリケーション用データベース(図示せず)を保持する。
駅エリアデータベース31には、図4に示す様に、「駅ID」、「駅名」、「緯度・経度情報(中心)」、「駅エリア半径」等が予め駅毎に記憶されている。「駅ID」とは、駅を一意に識別するための識別子であり、「駅名」とは、駅の名称であり、「緯度・経度情報(中心)」とは、その駅の中心部の位置情報であり、「駅エリア半径」とは、その駅の駅エリア範囲を示す情報であり、「緯度・経度情報(中心)」を中心とする半径で表される。
なお、本実施形態では、駅エリアを、駅の経度・緯度による中心と、その半径で表したが、これに限られるものではない。駅エリアを、円形ではなく、複数の経度・緯度による領域で表してもよい。
図5は、モバイル端末2の記憶部22に記憶されるデータ構成の一例である。モバイル端末2の記憶部22は、図5(a)に示す到着予定情報データベース33と、図5(b)に示す判定用基準情報34と、駅経路探索アプリケーションと、スケジュールアプリケーションと、を保持する。
到着予定情報データベース33には、「経路検索ID」、「目的駅」、「到着日」、「到着予定時刻」、「経度・緯度情報(中心)」、「駅エリア半径」等のスケジュール情報が記憶される。到着予定情報データベース33に記憶される情報は、駅経路探索アプリケーションにて駅経路が探索される毎に追加される。尚、到着予定情報データベース33は、記憶部22に記憶せず、制御部21のRAMに一時的に保存するものであっても良い。
「経路検索ID」は、駅経路探索アプリケーションで検索される毎に生成される識別子である。「目的駅」は、駅経路探索アプリケーションで検索された目的駅である。「到着日」及び「到着予定時刻」は、駅経路探索アプリケーションで検索された到着日及び到着予定時刻である。
「緯度・経度情報(中心)」(位置情報)は、駅エリアデータベース31において、「駅名」が「目的駅」と一致する駅の緯度・経度情報(中心)である。「駅エリア半径」は、駅エリアデータベース31において、「駅名」が「目的駅」と一致する駅の駅エリア半径である。
判定用基準情報34には、「急激な加速度の最小値」、「一定時間」等の情報が予め記憶される。「急激な加速度の最小値」とは、電車内のモバイル端末2が、電車の進行状態からの停止時、又は停止状態からの進行時に受ける急激な加速度の最小値を絶対値で表したものであり、単位は重力加速度である。「一定時間」とは、電車が駅にて停車する時間に相当する。
駅経路探索アプリケーションとは、出発駅と目的駅と、出発予定時刻又は到着予定時刻等の情報の入力を受付けると、公共交通機関を利用した経路、到着予定時刻等を提示する既存のアプリケーションであり、例えば、「駅探−乗換案内Androidアプリ」等がある。駅経路探索アプリケーションは、事前にネットワーク5上の駅経路探索サーバ(図示せず)からダウンロードされて、モバイル端末2の記憶部22にインストールされている。
スケジュールアプリケーションは、図7に示す処理が実行されて、モバイル端末2にスケジュールアプリケーションがインストールされた場合に、モバイル端末2の記憶部22に記憶される。
図6は、特典情報配信サーバ3の記憶部12に記憶されるデータ構成の一例である。特典情報配信サーバ3の記憶部12は、クーポン情報データベース36を保持する。
クーポン情報データベース36には、「クーポンID」、「クーポン情報」、「駅名」、「特典度合」等の情報がクーポン毎に予め記憶されている。「クーポンID」とは、クーポンを一意に識別するための識別子であり、「クーポン情報」とは、クーポンに関する詳細情報である。「駅名」は、駅の名称であり、「特典度合」には、例えば、そのクーポンの特典度合が高い場合に「1」以上の値が格納される。ここで、クーポン情報データベース36は、「特典度合」を保持しなくても良い。
続いて、モバイル端末2にスケジュールアプリケーションをインストールする処理について図7を参照して説明する。
図7に示すように、モバイル端末2の制御部21は、ネットワーク5を介して場所管理サーバ1のサイトにアクセスし、場所管理サーバ1にスケジュールアプリケーションのダウンロードを要求する(ステップS101)。モバイル端末2の制御部21は、メールや2次元バーコード等により、スケジュールアプリケーションをダウンロードするための初期URLを取得して、場所管理サーバ1にアクセスしても良い。
場所管理サーバ1の制御部11は、モバイル端末2から送信されるパラメータから不正等が行われていないかどうか判断し、モバイル端末2にスケジュールアプリケーションのダウンロードを許可する(ステップS102)
モバイル端末2の制御部21は、場所管理サーバ1の記憶部12に記憶されるスケジュールアプリケーション用データベースから、スケジュールアプリケーションをダウンロードして、モバイル端末2の記憶部22にインストールして(ステップS103)、処理を終了する。
以上のようにして、モバイル端末2には、場所管理サーバ1からスケジュールアプリケーションがダウンロードされて、実行可能な状態にインストールされる。
次に、モバイル端末2にスケジュール情報を登録する処理(以下、スケジュール登録処理と表記)について、図8を参照して説明する。スケジュール登録処理とは、モバイル端末2にて駅経路が探索された場合に、モバイル端末2の制御部21と、場所管理サーバ1の制御部11とによって実行される処理である。
モバイル端末2の制御部21は、記憶部22に記憶される駅経路探索アプリケーションを起動する。モバイル端末2の表示部25は、駅経路探索画面(図示せず)を表示し、モバイル端末2の入力部24は、ユーザの行き先にある「目的駅」、「到着日」及び「到着予定時刻」の入力を受付け、モバイル端末2の制御部21は、駅経路探索サーバ(図示せず)にアクセスして、「目的駅」までの経路の探索結果を取得する(ステップS201)。モバイル端末2の制御部21は、探索結果を表示部25に表示する。
モバイル端末2の制御部21は、記憶部22に記憶されるスケジュールアプリケーションを起動する(ステップS202)。
モバイル端末2の制御部21は、スケジュールアプリケーションを介して、ステップS201にて探索された結果に対応する「経路探索ID」を生成し、生成された「経路探索ID」と、ステップS201にて入力された「目的駅」、「到着日」及び「到着予定時刻」とを、スケジュール情報として記憶部22の到着予定情報データベース33に記憶させる(ステップS203)。
モバイル端末2の制御部21は、ステップS203にて到着予定情報データベース33に記憶した「目的駅」を、場所管理サーバ1に送信する(ステップS204)。
場所管理サーバ1の制御部11は、モバイル端末2からスケジュール登録された「目的駅」を受信する(ステップS205)。
場所管理サーバ1の制御部11は、記憶部12に記憶される駅エリアデータベース31から、駅エリアデータベース31の「駅名」が受信した「目的駅」と一致する「駅ID」の「緯度・経度情報(中心)」と「駅エリア半径」とを、抽出する(ステップS206)。
場所管理サーバ1の制御部11は、抽出した「緯度・経度情報(中心)」と「駅エリア半径」とを、モバイル端末2に送信する(ステップS207)。
モバイル端末2の制御部21は、場所管理サーバ1から「緯度・経度情報(中心)」と「駅エリア半径」とを受信する(ステップS208)。
モバイル端末2の制御部21は、スケジュールアプリケーションを介して、受信した「緯度・経度情報(中心)」と「駅エリア半径」とを、該当する「目的駅」のスケジュール情報として、到着予定情報データベース33に追加して記憶部22に記憶させて(ステップS209)、処理を終了する。
以上のようにして、モバイル端末2は、駅経路探索アプリケーションを利用して駅経路が探索されると、スケジュールアプリケーションを起動して、探索された「目的駅」と「到着日」と「到着予定時刻」とを到着予定情報データベース32に登録する。続いて、モバイル端末2は、場所管理サーバ1にアクセスし、場所管理サーバ1は、受信した「目的駅」に該当する「緯度・経度情報(中心)」と「駅エリア半径」とを抽出して、モバイル端末2に送信する。モバイル端末2は、受信した「緯度・経度情報(中心)」と「駅エリア半径」とを、到着予定情報データベース32に追加して記憶する。
図9は、特典情報配信処理の詳細を示すフローチャートである。特典配信処理とは、図8に示すスケジュール登録処理を実行して、モバイル端末2に新たにスケジュール情報が登録された後に、モバイル端末2の制御部21と、特典情報配信サーバ3の制御部11とによって実行される処理である。
また、この処理は、モバイル端末2のユーザが乗車している電車が目的駅で停車し、モバイル端末2のユーザが電車から下車して、モバイル端末2が、特典情報配信サーバ3から、クーポン情報を受信する状況において行われる処理である。
モバイル端末2の制御部21は、スケジュールアプリケーションを起動し、スケジュールアプリケーションを介して、加速度センサー27を起動する(ステップS301)。
モバイル端末2の制御部21は、加速度センサー27が急激な変化を検知したか否かを判断する(ステップS302)。即ち、モバイル端末2の制御部21は、加速度センサー27から出力された加速度の絶対値が、記憶部22の判定用基準情報34に記憶される「急激な加速度の最小値」を超えるか否かを判断する。
急激な変化を検知しない場合には(ステップS302のNO)、モバイル端末2の制御部21は、ステップS301に戻る。
急激な変化を検知した場合(ステップS302のYES)、モバイル端末2の制御部21は、加速度センサー27が、ステップS301にて急激な変化を検知してから一定時間内に再び急激な変化を検知しないか否かを判断する(ステップS303)。即ち、モバイル端末2の制御部21は、「急激な加速度の最小値」を超える加速度を検知した時点から、判定用基準情報34に記憶される「一定時間」内に、「急激な加速度の最小値」を超える加速度が、再び加速度センサー27にて検知されるか否かを判断する。
一定時間内に再び急激な変化が検知された場合には(ステップS303のNO)、モバイル端末2の制御部21は、ステップS301に戻る。
一定時間内に急激な変化を検知しない場合には(ステップS303のYES)、モバイル端末2の制御部21は、到着予定情報データベース33の「到着日」が今日の日付と一致するか否かを判断する(ステップS304)。
「到着日」が今日の日付と一致しない場合には(ステップS304のNO)、モバイル端末2の制御部21は、ステップS301に戻る。
「到着日」が今日の日付と一致する場合には(ステップS304のYES)、モバイル端末2の制御部21は、スケジュールアプリケーションを介して、GPS部26を起動し、GPS部26は、通信基地局4またはGPS衛星(図示せず)と通信して、現在地情報を取得して、制御部21に出力する(ステップS305)。
モバイル端末2の制御部21は、到着予定情報データベース33を参照して、ステップS305にて取得した現在地情報が、ステップS304にて「到着日」が今日の日付と一致したスケジュール情報の「緯度・経度情報(中心)」を中心とした「駅エリア半径」内にあるか否かを判断する(ステップS306)。
現在地情報が駅エリア内にない場合には(ステップS306のNO)、モバイル端末2の制御部21は、ステップS301に戻る。
現在地情報が駅エリア内にある場合には(ステップS306のYES)、モバイル端末2の制御部21は、到着予定情報データベース33から、該当するスケジュール情報の「目的駅」と「到着予定時刻」を検索し、特典情報配信サーバ3に、検索された「目的駅」と「到着予定時刻」を送信する(ステップS307)。
特典情報配信サーバ3の制御部11は、モバイル端末2から「目的駅」と「到着予定時刻」を受信し(ステップS308)、「到着予定時刻」を今の時刻と照合する(ステップS309)。
今の時刻が「到着予定時刻」より早い場合には(ステップS309のYES)、特典情報配信サーバ3の制御部11は、クーポン情報データベース36から、クーポン情報データベース36の「駅名」と、受信した「目的駅」とが一致する「クーポン情報」を抽出して、抽出した「クーポン情報」の中から「特典度合」の高い「クーポン情報」を検索して(ステップS310)、ステップS312に進む。
今の時刻が「到着予定時刻」より遅い場合には(ステップS309のNO)、特典情報配信サーバ3の制御部11は、クーポン情報データベース36から、クーポン情報データベース36の「駅名」と、受信した「目的駅」とが一致する「クーポン情報」を抽出して、抽出した「クーポン情報」の中から「特典度合」の低い「クーポン情報」を検索する(ステップS311)。
なお、クーポン情報データベース36に「特典度合」が記憶されていない場合には、特典情報配信サーバ3の制御部11は、クーポン情報データベース36から、クーポン情報データベース36の「駅名」と、受信した「目的駅」とが一致する「クーポン情報」を検索するのみで良い。
特典情報配信サーバ3の制御部11は、検索された「クーポン情報」を、モバイル端末2に送信する(ステップS312)。
モバイル端末2の制御部21は、特典情報配信サーバ3から「クーポン情報」を受信し(ステップS312)、表示部25に図10に示す特典情報表示画面40(40a、40b)を表示して(ステップS313)、処理を終了する。
なお、特典情報配信処理の詳細は、前述のものに限られない。
例えば、ステップS309において、今の時刻が「到着予定時刻」より早い場合とそうでない場合とで場合分けをしたが、今の時刻が「到着予定時刻」より所定時間早い場合とそうでない場合とで場合分けをしてもよい。
こうすることにより、より時間に余裕のあるユーザに、特典度合の高いクーポン情報を配信することができる。
また、例えば、ステップS304と、ステップS305及びステップS306との処理は、いずれを先に行ってもよい。
また、例えば、ステップS302と、ステップS303において、「急激な加速度の最小値」に同じ値を用いたが、異なる加速度の最小値を用いてもよい。
また、例えば、ステップS302において、モバイル端末2の制御部21は、加速度の絶対値の大きさと合わせて、加速度の向きがモバイル端末2のユーザの乗車している電車の進行方向とは反対方向(正確に反対方向でなくてもよい)であることも、判断してもよい。
図10は、特典情報が表示されるモバイル端末2の画面例を示す。図10(a)に示す特典情報表示画面40aには、クーポン概要情報41aとクーポン詳細情報42aが配置される。特典情報表示画面40aは、特典度合の低いクーポン情報を表示した画面である。図10(b)に示す特典情報表示画面40bは、特典度合の高いクーポン情報を表示した画面である。
以上のようにして、モバイル端末2は、加速度センサー27が、移動中の電車の停車に相当する急激な変化を検知した後に、一定時間、モバイル端末2の加速度センサー27が急激な変化を検知しない場合に、到着予定情報データベース33に登録される「到着日」が、今日の日付と一致するか否かを判定する。モバイル端末2は、上記の条件が全てクリアされた場合のみ、GPS部26を起動して、現在地情報を取得する。従って、現在地情報を取得する回数を少なくすることができる。
モバイル端末2は、取得した現在地情報が到着予定情報データベース33に登録される「緯度・経度情報(中心)」を中心とした「駅エリア半径」内である場合に、モバイル端末2のユーザが「目的駅」に到着したと判断する。
更に、モバイル端末2は特典情報配信サーバ3に「目的駅」と「到着予定時刻」を送信し、特典情報配信サーバ3は、「到着予定時刻」が今の時刻より早い場合に、特典度合の高い特典情報を配信する。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る到着自動検知システム100等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100………到着自動検知システム
1………場所管理サーバ
2(2a、2b)………モバイル端末
3………特典情報配信サーバ
4………通信基地局
5………ネットワーク
11、21………制御部
12、22………記憶部
13………メディア入出力部
14………通信制御部
15、24………入力部
16、25………表示部
17………周辺機器I/F部
23………無線通信部
26………GPS部
27………加速度センサー
31………駅エリアデータベース
33………到着予定情報データベース
34………判定用基準情報
36………クーポン情報データベース
40(40a、40b)………特典情報表示画面

Claims (10)

  1. 電車に乗って移動するユーザが目的駅に到着したことを検知するモバイル端末であって、
    前記目的駅の位置情報及び範囲情報を記憶する到着予定情報記憶手段と、
    加速度を検知する加速度検知手段と、
    検知した前記加速度の大きさが、第1の所定値以上か否かを判定する第1の判定手段と、
    記第1の所定値以上と判定した場合に、所定の時間内、検知した前記加速度の大きさが、第2の所定値以下か否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の所定値以下と判定した場合に、当該モバイル端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    取得した前記位置情報が、前記目的駅の範囲内にあるか否かを判定する第3の判定手段と、
    を備えることを特徴とするモバイル端末。
  2. 前記到着予定情報記憶手段は、さらに、前記目的駅への到着予定日を記憶し、
    さらに、
    前記第2の判定手段が前記第2の所定値以下と判定した場合に、前記到着予定日が今日の日付と一致するか否かを判定する第4の判定手段、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のモバイル端末。
  3. 前記位置情報取得手段は、GPS衛星と通信することで、当該モバイル端末の位置情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のモバイル端末。
  4. 前記モバイル端末は、
    駅ごとに、駅名と当該駅の駅内又は周辺に位置する店舗に関する特典情報とを対応付けて記憶する特典情報記憶手段と、
    前記モバイル端末から前記目的駅の駅名を受信する受信手段と、
    受信した前記駅名に対応する前記特典情報を、前記モバイル端末に配信する特典情報配信手段と、
    を備える特典情報配信サーバと、ネットワークを介して接続され、
    さらに、
    前記第3の判定手段が前記目的駅の範囲内にあると判定した場合に、当該目的駅の駅名を、前記特典情報配信サーバに送信する送信手段と、
    前記特典情報配信サーバから、前記特典情報を受信する特典情報受信手段と、を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のモバイル端末。
  5. 前記特典情報配信サーバは、さらに、
    今の時刻が、前記目的駅に到着する到着予定時刻より早いか否かを判定する第5の判定手段、を備え、
    前記特典情報記憶手段は、さらに、前記特典情報の特典度合を記憶し、
    前記受信手段は、さらに、到着予定時刻を受信し、
    前記特典情報配信手段は、今の時刻が、受信した前記到着予定時刻より早い場合には、前記駅名に対応する前記特典情報のうち、前記特典度合の高いものを配信し、
    前記到着予定情報記憶手段は、さらに、前記目的駅への到着予定時刻を記憶し、
    前記送信手段は、さらに、前記駅名とともに前記到着予定時刻を送信する
    ことを特徴とする請求項4に記載のモバイル端末。
  6. 前記目的駅の位置情報及び範囲情報を記憶する到着予定情報記憶手段を備えるモバイル端末が行う、電車に乗って移動するユーザが目的駅に到着したことを検知する到着自動検知方法であって、
    加速度を検知する加速度検知ステップと、
    検知した前記加速度の大きさが、第1の所定値以上か否かを判定する第1の判定ステップと、
    記第1の所定値以上と判定した場合に、所定の時間内、検知した前記加速度の大きさが、第2の所定値以下か否かを判定する第2の判定ステップと、
    前記第2の所定値以下と判定した場合に、当該モバイル端末の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    取得した前記位置情報が、前記目的駅の範囲内にあるか否かを判定する第3の判定ステップと、
    とを含むことを特徴とする到着自動検知方法。
  7. コンピュータを、電車に乗って移動するユーザが目的駅に到着したことを検知するモバイル端末として機能させるためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記目的駅の位置情報及び範囲情報を記憶する到着予定情報記憶手段、
    加速度を検知する加速度検知手段、
    検知した前記加速度の大きさが、第1の所定値以上か否かを判定する第1の判定手段、
    記第1の所定値以上と判定した場合に、所定の時間内、検知した前記加速度の大きさが、第2の所定値以下か否かを判定する第2の判定手段、
    前記第2の所定値以下と判定した場合に、当該モバイル端末の位置情報を取得する位置情報取得手段、
    取得した前記位置情報が、前記目的駅の範囲内にあるか否かを判定する第3の判定手段、
    として機能させるためのプログラム。
  8. 電車に乗って移動するユーザが目的駅に到着したことを検知するモバイル端末と、特典情報配信サーバとが、ネットワークを介して接続された到着自動検知システムであって、
    前記モバイル端末は、
    前記目的駅の位置情報及び範囲情報を記憶する到着予定情報記憶手段と、
    加速度を検知する加速度検知手段と、
    検知した前記加速度の大きさが、第1の所定値以上か否かを判定する第1の判定手段と、
    記第1の所定値以上と判定した場合に、所定の時間内、検知した前記加速度の大きさが、第2の所定値以下か否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の所定値以下と判定した場合に、当該モバイル端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    取得した前記位置情報が、前記目的駅の範囲内にあるか否かを判定する第3の判定手段と、
    前記第3の判定手段が前記目的駅の範囲内にあると判定した場合に、当該目的駅の駅名を、前記特典情報配信サーバに送信する送信手段と、
    前記特典情報配信サーバから、特典情報を受信する特典情報受信手段と、
    を備え、
    前記特典情報配信サーバは、
    駅ごとに、駅名と当該駅の駅内又は周辺に位置する店舗に関する特典情報とを対応付けて記憶する特典情報記憶手段と、
    前記モバイル端末から前記目的駅の駅名を受信する受信手段と、
    受信した前記駅名に対応する前記特典情報を、前記モバイル端末に配信する特典情報配信手段と、
    を備える
    ことを特徴とする到着自動検知システム。
  9. 電車に乗って移動するユーザが目的駅に到着したことを検知するモバイル端末に、特典情報を配信する特典情報配信サーバであって、
    駅ごとに、駅名と当該駅の駅内又は周辺に位置する店舗に関する特典情報とを対応付けて記憶する特典情報記憶手段と、
    前記モバイル端末から前記目的駅の駅名を受信する受信手段と、
    受信した前記駅名に対応する前記特典情報を、前記モバイル端末に配信する特典情報配信手段と、
    を備えることを特徴とする特典情報配信サーバ。
  10. 今の時刻が、前記目的駅に到着する到着予定時刻より早いか否かを判定する第5の判定手段を、さらに備え、
    前記特典情報記憶手段は、さらに、前記特典情報の特典度合を記憶し、
    前記受信手段は、さらに、到着予定時刻を受信し、
    前記特典情報配信手段は、今の時刻が、受信した前記到着予定時刻より早い場合には、前記駅名に対応する前記特典情報のうち、前記特典度合の高いものを配信する
    ことを特徴とする請求項9に記載の特典情報配信サーバ。
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