JP2014183016A - 燃料電池発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスが消費されている時間帯又は消費電力量が多い時間帯での燃料電池の停止を回避する。
【解決手段】系統電力12が供給される住宅10に設置され、住宅10に供給される可燃性のガスを燃料とするSOFC70と、住宅10で消費される電力を検知するための電流センサ22A〜22Cと、ガスの流量を検知するガスメータ132と、SOFC70を制御するHEMS30とを備える。HEMS30は、電流センサ22A〜22C及びガスメータ132が検知した結果に基づく電力及びガスの使用履歴を記憶し、当該使用履歴から電力の消費量が少なくなる時又はガスの消費がなくなる時を各々複数予測し、予測した時のうち選択されたいずれか1つにおいて、SOFC70を停止させ、当該停止後にSOFC70を作動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、住宅に電力を供給する燃料電池を制御する燃料電池発電システムに関する。
固体酸化物型燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)は燃料電池の中でも高い発電効率を有するが、安定的に発電するには燃料電池の動作温度が700〜1000℃に達する必要がある。したがって、燃料電池を停止させて温度が低下した後に燃料電池を再起動した場合は動作温度が安定した発電が可能な域に達するまでに時間がかかる。
このようなSOFCの特性から、SOFCによって自家発電と給湯が可能なエネファーム(登録商標)では、いったん装置を作動させたら、燃料である都市ガス又はLPG(液化石油ガス)の供給が続く限り装置の作動を継続することが一般的である。
しかしながら、住宅に供給されるガスを制御するガスメータは、所定の時間以上連続したガスの供給を検知すると、ガス漏れなどの異常事態の蓋然性があるとして住宅へのガスの供給を遮断する制御を行う。高温で作動中のSOFCはガスの供給が突然断たれると装置の故障等の障害を発生させるおそれがあるので、ガスメータによるガスの供給の中断を回避する必要があった。
例えば、特許文献1に記載の先行技術では、燃料電池が所定時間動作できるだけのガスを予め蓄えておく燃料バッファを備え、ガスメータによってガスの供給が停止されるのを防ぐために燃料電池システムの燃料弁を2秒間遮断してガスの流量を変化させてガスメータのガス漏れ検知をリセットさせると共に、燃料弁を遮断している間は燃料バッファに蓄えられているガスによって燃料電池の動作を継続させる燃料電池発電システムが提案されている。
特開2010−170913号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、ガスの供給が連続して10時間継続して流量に3%以上の変動がない場合にガスメータがガスの供給を停止する場合に対応したものである。特許文献1に記載の技術は、ガスの供給が連続して30日継続して1時間以上の流量がない状態が検出できない際に、ガスの供給が停止される場合には、タイマーで燃料電池を自動的に1日停止させるものの、停止させる時間帯でのガスの消費量及び消費電力量を考慮していない。
上述のような燃料電池を自動的に1日停止させるのは、燃料電池以外のガス機器(給湯器やガスコンロなど)は24時間以上連続して運転される可能性は極めて低いので、燃料電池が1日(24時間)停止していれば、その間にガス機器が使用されずガスの供給が1時間以上流量のない状態をとることができ、ガスメータのガス漏れ検知をリセットすることができるからである。
また、消費電力量が多い時間帯で燃料電池を停止させると、住宅で必要とされる電力を燃料電池で賄えなくなり、燃料電池を設置しているにもかかわらず商用電力からの買電量が多くなってしまうという問題点があった。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、ガスが消費されている時間帯又は消費電力量が多い時間帯での燃料電池の停止を回避する燃料電池発電システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、系統電力が供給される住宅に設置され、前記住宅に供給される可燃性のガスを燃料とする燃料電池と、前記住宅で消費される電力及びガスを検知する検知手段と、前記検知手段が検知した電力の消費量及びガスの消費量を電力及びガスが消費された年月日時と共に累積的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に累積的に記憶されている電力の消費量及びガスの消費量並びに電力及びガスが消費された年月日時に基づいて電力の消費量が少なくなる時又はガスの消費がなくなる時を各々複数予測する予測手段と、前記予測された複数の時を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された複数の時から1つの時を選択する操作が可能な入力手段と、前記入力手段によって選択された時で前記燃料電池を停止させ、該停止後に前記燃料電池を作動させる制御手段と、を備える。
請求項1に記載の発明によれば、予測された電力の消費量が少なくなる時又はガスの消費がなくなる時に燃料電池を停止させ、該停止後に前記燃料電池を作動させることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、前記入力手段によって選択された時で前記燃料電池を停止させた後、該停止後から所定の時間の経過後に前記燃料電池を作動させる。
請求項2に記載の発明によれば、電力の消費量が少なくなる時に燃料電池を停止させた後に、所定の時間の経過後に燃料電池の作動を開始できる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の発明において、前記制御手段は、前記入力手段によってガスの消費がなくなる時が選択され、該選択された時で前記燃料電池を停止させた後、前記所定の時間の経過前に前記リセット信号を受信した場合に前記燃料電池を作動させる。
請求項3に記載の発明によれば、ガスの消費がなくなる時に燃料電池を停止し、ガスの供給が再開された時に燃料電池の作動を開始できる。
請求項4の発明は、請求項3に記載の発明において、前記表示手段は、前記予め定められた期間連続して燃料電池が運転された場合に前記燃料電池を停止するように設定される自動停止予定日を表示し、前記予測手段は、前記ガスの供給を停止する時よりも前の時を前記電力の消費量又はガスの消費がなくなる時として予測する。
請求項4に記載の発明によれば、ガスの供給が停止される場合の事前における電力の消費量が少なくなる時又はガスの消費がなくなる時に燃料電池を停止させ、該停止後に前記燃料電池を作動させることができる。
請求項5の発明は、請求項3又は4に記載の発明において、前記制御手段は、前記入力手段によって電力の消費量又はガスの消費がなくなる時が選択されない場合には、前記自動停止日に前記燃料電池を停止させる。
請求項5に記載の発明によれば、ガスの供給が停止される時に燃料電池を停止できる。
以上説明したように、請求項1に記載の発明は、予測された電力の消費量が少なくなる時又はガスの消費がなくなる時に燃料電池を停止させ、該停止後に前記燃料電池を作動させることにより、ガスが消費されている時間帯又は消費電力量が多い時間帯での燃料電池の停止を回避するという効果を有する。
請求項2に記載の発明によれば、電力の消費量が少なくなる時に燃料電池を停止させた後に、所定の時間の経過後に燃料電池の作動を開始するので、消費電力量が多い時間帯での燃料電池の停止を回避するという効果を有する。
請求項3に記載の発明によれば、ガスの消費がなくなる時に燃料電池を停止し、ガスの供給が再開された時に燃料電池の作動を開始するので、ガスが消費されている時間帯での燃料電池の停止を回避するという効果を有する。
請求項4に記載の発明によれば、ガスの供給が停止される時よりも前に電力の消費量が少なくなる時又はガスの消費がなくなる時に燃料電池を停止させ、該停止後に前記燃料電池を作動させることにより、ガスの供給の停止を回避しつつ、ガスが消費されている時間帯又は消費電力量が多い時間帯での燃料電池の停止を回避するという効果を有する。
請求項5に記載の発明によれば、ガスの供給が停止さる時に燃料電池を停止できるという効果を有する。
本発明の実施の形態に係る燃料電池発電システムの一例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る燃料電池発電システムにおけるHEMSの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る燃料電池発電システムにおけるHEMSの処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る燃料電池発電システムにおけるSOFCの自動停止予定日時の候補の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る燃料電池発電システムにおけるガスの使用履歴から停止予定の日時を予測する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるガスの消費量の推移の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る燃料電池発電システムにおける電力の使用履歴から停止予定の日を算出する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における消費電力量の推移の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る燃料電池発電システムの一例を示す概略図である。
本実施の形態では、系統電力12からの電力が、主幹ブレーカー100を介して住宅10の分電盤14に供給されている。
主幹ブレーカー100の系統電力側には、系統電力12から供給される電力の電流値を検知する主幹ブレーカー電流センサ120が設けられている。
また、分電盤14には、SOFC70が発電した電力が燃料電池用ブレーカー104を介して供給されている。SOFC70から分電盤14に供給される電力の電流値は燃料電池電流センサ124によって検知可能である。
SOFC70には、SOFC70が発電した直流を分電盤14から家電機器34に供給される交流(例えば、100V、50Hz)に変換可能なインバータ等の変換手段(図示せず)が設けられている。
SOFC70には、燃料である可燃性のガスが供給されている。また、SOFC70が発電の廃熱で水道水を加熱するエネファーム(登録商標)の場合には、水道水も供給される。供給された水道水はSOFC70が作動した時に発生した熱で加熱され、貯湯タンク72に蓄えられる。ガスは調理器具等のガス器具78にも供給されており、ガス器具78の制御もHEMS30によって可能である。
系統電力12及びSOFC70から分電盤14に供給された電力は、電力負荷手段である住設機器32及び家電機器34に分岐回路20C、20Bを介して各々供給される。なお、分岐回路20Aは、SOFC70を起動させる電力を供給するためのものである。
分岐回路20A〜20Cには分岐回路20A〜20Cの電流値を計測する電流センサ22A〜22Cが各々設けられている。電流センサ22A〜22Cからの情報線は、主幹ブレーカー電流センサ120及び燃料電池電流センサ124からの情報線とHEMS30が分電盤14を制御するための情報線と共にHEMS30に接続されている。
なお、図1において破線は計測データ又は制御情報が流れる情報線であるとする。
分電盤14の分岐回路20A〜20Cには、分岐回路20A〜20Cをオン状態又はオフ状態に切り替えるための分岐ブレーカー24A〜24Cが各々設けられ、分岐ブレーカー24A〜24Cは、HEMS30によって制御される。
なお、図1では、記載の簡略化のために分岐回路は3系統のみ記載しているが、本実施の形態では3系統以上でも3系統以下でもよく、分岐回路の本数に特段の限定はない。
また、HEMS30は、SOFC70等に供給されるガスの流量を計測するガスメータ132及び水道の流量を計測する水道メータ130と接続されており、ガスの流量及び水道の流量の情報を取得可能である。また、ガスメータ132から下流側のガスの供給路には、ガスメータ132から指令によって開閉が可能な電磁弁134が設けられている。ガスメータ132は、長期間ガスが使用され続けているような場合に、電磁弁134を制御してSOFC70及びガス器具78へのガスの供給を停止する。
図2は、本実施の形態に係る燃料電池発電システムに係るHEMS30の概略構成を示すブロック図である。
HEMS30は、コンピュータを含んで構成されており、図2に示すように、CPU36、ROM38、RAM40、及び入出力ポート42を備えて、これらがアドレスバス、データバス、及び制御バス等のバス44を介して互いに接続されている。
入出力ポート42には、各種入出力機器として、表示部46、操作部48、及びメモリ50が接続されている。なお、表示部46及び操作部48は一体で構成され、操作部48は、表示部46に設けられたタッチパネルを適用することができる。
表示部46には、家電機器34等の電力負荷手段の消費電力量、水道メータ130が検知した水道水の供給量、ガスメータ132が検知したガスの供給量、SOFC70による発電量、SOFC70の次の自動停止予定日時の候補等が表示可能である。一般にガスメータ132は、ガスが予め定められた期間以上連続して供給されている場合にガスの供給を停止するので、SOFC70はガスの供給が停止するのを防ぐために予め定められた期間よりも前に自動的に動作を停止してガスの仕様がない状態をとるようにしている。本実施の形態では、前回SOFC70を停止したときから予め定められた期間後の時間よりも前の日時を自動停止予定日時の候補とし、表示部46に表示する。なお、予め定められた期間はガスメータ132の仕様によるが、多くの場合30日である。
家電機器34の消費電力量は電流センサ22Bが検知した電流値から、住設機器32の消費電力は電流センサ22Cが検知した電流値から算出可能である。また、SOFC70の発電量は、燃料電池電流センサ124が検知した電流値に基づいて算出可能である。
分電盤14から電力負荷手段に供給される電力及びSOFC70から供給される電力の電圧は略100Vなので、本実施の形態では各電流センサが検知した電流値に100を乗算することで、電力量を算出可能である。しかしながら、電圧の変動が大きい分岐回路では、別途電圧を測定する手段を設けてもよい。
メモリ50には、分岐ブレーカー24A〜24Cを制御するプログラム、SOFC70を制御するプログラム及びこれらのプログラムを実行するための各種情報等が記憶されている。
HEMS30は、メモリ50に記憶されたプログラムをRAM40等に展開してCPU36で実行することにより、住宅10へ供給する電力の制御等の各種制御を行うようになっている。
さらに、入出力ポート42には、分電盤14、SOFC70、ガス器具78、水道メータ130及びガスメータ132等が接続されている。
本実施の形態では、HEMS30は、電力のみならず水道メータ130及びガスメータ132が各々検知した水道の流量及びガスの流量を検知した年月日時と対応させてメモリ50に累積的に記憶する。また、SOFC70の稼働の履歴もメモリ50に記憶する。
続いて、本実施の形態に係るHEMS30の制御について説明する。図3は、本実施の形態に係る燃料電池発電システムにおけるHEMSの処理の一例を示すフローチャートである。
ステップ300では、ガスメータ132が検知したガスの流量に基づいた住宅10におおけるガスの使用履歴から、ガスの消費がなくなる年月日時を予測する。当該予測の処理についての詳細は、図5を用いて後述する。
ステップ302では、電流センサ22A〜23Aが検知した電力量に基づいた住宅10における電力の使用履歴から、消費電力量が少なくなる年月日を予測する。当該予測の処理についての詳細は、図7を用いて後述する。なお、SOFC70を停止させ、自動復帰させるには、一度、SOFC70の装置の温度を常温まで下げる冷温停止をさせる必要があり、かかる場合には、停止から自動復帰まで略24時間を要する。したがって、ステップ302における消費電力量が少なくなる時は、時単位ではなく、日単位で予測する。
ステップ304では、表示部46にガスの消費がなくなる年月日時及び消費電力量が少なくなる年月日をSOFC70の自動停止予定日時の候補として表示する。図4は、本実施の形態に係る燃料電池発電システムにおけるSOFC70の自動停止予定日時の候補の表示の一例を示す図である。ユーザは、表示された候補からSOFC70を自動停止させたい日時を選択し、選択した日時でよければ「OK」をタッチして選択した日時を確定する。
ステップ306では、停止予定日時が所定の時間内に設定されたか否かが判定され、肯定判定の場合は、ステップ308でユーザが設定した停止予定日はガスの消費がなくなる場合か否かが判定される。所定の時間は任意だが、本実施の形態では一例として30分とする。
ステップ308で肯定判定の場合又はステップ306で否定判定の場合は、ステップ310で、ガスの消費がなくなる年月日時の12時間前にSOFC70の停止処理を開始する。12時間前から停止処理を開始するのは、高温で動作するSOFC70を冷温停止させるには12時間程度の時間を要するためである。
ステップ312では、SOFC70が停止して常温にまで下がったか否かが判定され、肯定判定の場合は、ステップ314において、冷温停止から1時間経過したか否かが判定される。
ステップ312で肯定判定の場合は、ステップ314において1時間経過したか否かが判定される。ステップ314で肯定判定の場合は、ガスメータ132が所定の時間ガスの流量がなかったことを検知して、ガスが連続して供給された時間をリセットしてガスの供給を再開することを示すリセット信号をガスメータ132から受信したか否かを判定する。
ステップ316で肯定判定の場合は、ステップ318でSOFC70を自動復帰させて処理を終了する。
ステップ308で否定判定の場合は、ステップ320で消費電力量が少なくなる年月日の12時間前に停止処理を開始する。 ステップ322では、SOFC70が停止して常温にまで下がったか否かが判定され、肯定判定の場合は、ステップ324において、冷温停止から1時間経過したか否かが判定される。
ステップ324で肯定判定の場合は、ステップ318でSOFC70を自動復帰させて処理を終了する。
ステップ312でSOFC70を停止させる時間は、ガスメータ132の仕様にもよるが、本実施の形態では1時間とする。
なお、本実施の形態では、ガスの消費がなくなる日時又は消費電力量が少なくなる日の12時間前にSOFC70の停止処理を開始したが、ガスの消費がなくなる日時又は消費電力量が少なくなる日の開始時にSOFC70の停止処理を開始してもよい。かかる場合は、停止後から所定の時間の経過後にSOFC70を作動させる。所定の時間は、一例として24時間とする。
また、ステップ308で停止予定日時が設定されなかった場合は、ガスメータ132がガスの供給を停止する時にSOFC70を停止させ、停止後にガスメータ132からリセット信号を受信した時にSOFC70を作動させてもよい。前述のようにHEMSは、ガスの供給が開始された時から予め定められた期間後の時間をガスメータ132がガスの供給を停止する時として認識するので、かかる時又はかかる時よりも1〜12時間ほど前にSOFC70を停止させ、ガスメータ132からリセット信号を受信した時にSOFC70の作動を再開する。
また、SOFC70が停止した後に、12時間又は24時間等の所定の時間が経過する前にガスメータ132からリセット信号を受信した場合は、SOFC70を作動させてもよい。
図5は、本実施の形態に係る燃料電池発電システムにおけるガスの使用履歴から停止予定の日時を予測する処理の一例を示すフローチャートであり、図3のステップ300における処理を詳細に示したものである。
ステップ500では、ガスの使用履歴からガスの消費量が極小値になっている年月日時を抽出する。図6は、本実施の形態におけるガスの消費量又は消費電力量の推移の一例を示す図である。図6では、年月日時140A、140B、140C、140Dにおいて消費量が極小値である0となっている。
ステップ502では、極小値をとる年月日時の間隔を抽出する。図6では、年月日時140Aと140Bとの間隔、年月日時140Bと140Cとの間隔、及び年月日時140Cと140Dとの間隔を各々抽出する。
ステップ504では、抽出した間隔の平均値を算出し、当該平均値をガスの消費がなくなる周期とする。
ステップ506では、ガスの消費量が極小となっている直近の年月日時にステップ504で算出した周期のN倍を加算してガスの消費がなくなる予測日を算出する。Nは、N=0、1、2、3・・・、となる0を含む正の整数である。
ステップ506において、Nを大きくすれば停止予定の候補を後の日時に設定できる。しかしながら、ガスメータ132は30日以上連続してガスが供給されていることを感知した場合にガスの供給を停止させる場合が多い。
ステップ508では、HEMS30はメモリ50に記憶したSOFC70の稼働の履歴を参照して、ステップ506で算出した日時のうち直近でSOFC70を自動停止させた時から30日以内のものを抽出して処理を終了する。ガスメータ132はガスの供給が開始された時から予め定められた期間の経過後にガスの供給を停止するので、ステップ506で算出した日時のうち、ガスの供給が停止される前までものを自動停止予定日時の候補とすべきだからである。所定の期間は一例として30日であるが、ガスメータ132の仕様によって適宜変更可能である。ステップ508で算出した予測日は、図4に示した自動停止予定日時の候補として表示部46に表示される。
図7は、本実施の形態に係る燃料電池発電システムにおける電力の使用履歴から停止予定の日時を予測する処理の一例を示すフローチャートであり、図3のステップ302における処理を詳細に示したものである。
ステップ700では、電力の使用履歴から消費電力量が極小値になっている年月日を抽出する。電力の使用履歴から停止予定を予測する処理では、ガスの場合と異なり、日の単位で時間を扱う。
ステップ702では、極小値をとる年月日の間隔を抽出する。例えば、図8では、年月日141Aと141Bとの間隔、年月日141Bと141Cとの間隔、及び年月日141Cと141Dとの間隔を各々抽出する。図8は、本実施の形態における消費電力量の推移の一例を示す図である。
ステップ704では、抽出した間隔の平均値を算出し、当該平均値を消費電力量が少なくなる周期とする。
ステップ706では、消費電力量が極小となっている直近の年月日にステップ704で算出した周期のN倍を加算して消費電力量が少なくなる予測日を算出する。Nは、N=0、1、2、3・・・、となる0を含む正の整数である。
ステップ708では、メモリ50に記憶したSOFC70の稼働の履歴を参照して、ステップ706で算出した年月日のうち直近でSOFC70を自動停止させた時から30日以内のものを抽出して処理を終了する。ガスメータ132はガスの供給が開始された時から予め定められた期間の経過後にガスの供給を停止するので、ステップ506で算出した日時のうち、ガスの供給が停止される前までものを自動停止予定日時の候補とすべきだからである。所定の期間は一例として30日であるが、ガスメータ132の仕様によって適宜変更可能である。ステップ708で算出した予測日は、図4に示した自動停止予定日時の候補として表示部46に表示される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ガスの使用量又は消費電力量が少ない時を予測し、予測した時にSOFC70を停止させることにより、ガスの消費量又は消費電力量が多い時間帯でのSOFC70の停止を回避することができる。
10 住宅
12 系統電力
14 分電盤
22A、22B、22C 電流センサ
32 住設機器
34 家電機器
36 CPU
38 ROM
40 RAM
46 表示部
48 操作部
50 メモリ
70 SOFC
132 ガスメータ
年月日時 140A、140B、140C、140D
年月日 141A、141B、141C、141D

Claims (5)

  1. 系統電力が供給される住宅に設置され、前記住宅に供給される可燃性のガスを燃料とする燃料電池と、
    前記住宅で消費される電力及びガスを検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知した電力の消費量及びガスの消費量を電力及びガスが消費された年月日時と共に累積的に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に累積的に記憶されている電力の消費量及びガスの消費量並びに電力及びガスが消費された年月日時に基づいて電力の消費量が少なくなる時又はガスの消費がなくなる時を各々複数予測する予測手段と、
    前記予測された複数の時を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された複数の時から1つの時を選択する操作が可能な入力手段と、
    前記入力手段によって選択された時で前記燃料電池を停止させ、該停止後に前記燃料電池を作動させる制御手段と、
    を備えた燃料電池発電システム。
  2. 前記制御手段は、前記入力手段によって選択された時で前記燃料電池を停止させた後、該停止後から所定の時間の経過後に前記燃料電池を作動させる請求項1に記載の燃料電池発電システム。
  3. 前記制御手段は、前記入力手段によってガスの消費がなくなる時が選択され、該選択された時で前記燃料電池を停止させた後、前記所定の時間の経過前に前記リセット信号を受信した場合に前記燃料電池を作動させる請求項2に記載の燃料電池発電システム。
  4. 前記表示手段は、前記予め定められた期間連続して燃料電池が運転された場合に前記燃料電池を停止するように設定される自動停止予定日を表示し、
    前記予測手段は、前記ガスの供給を停止する時よりも前の時を前記電力の消費量又はガスの消費がなくなる時として予測する請求項3に記載の燃料電池発電システム。
  5. 前記制御手段は、前記入力手段によって電力の消費量又はガスの消費がなくなる時が選択されない場合には、前記自動停止日に前記燃料電池を停止させる請求項3又は4に記載の燃料電池発電システム。
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