JP2014180785A - ゴム成形装置及びゴム成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、口金部分の形状を変更することなく押出成形時のゴムの間の圧力差を軽減してゴムの成形精度を向上させることのできるゴム成形装置及びゴム成形方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】押出ヘッドに形成された吐出口から複数種類のゴムを同時に押し出して複数のゴム層からなるゴム成形物を一体成形するゴム成形装置において、インサート27〜29により押出ヘッドの内部に複数の流路を形成してゴムを流通させ、口金部材25の切り欠き25a及びダイホルダ26のバックダイ部分26aにより形成される吐出口のゴムの吐出領域のうち隣接する吐出領域より断面積が小さい吐出領域に連通する流路についてゴムを吐出口から押し出す直前の断面積が吐出領域の断面積よりも大きくなるようにインサート29に段差面29cを形成して流路を拡大し、吐出口から押し出す際のゴムの圧力を調整する。
【選択図】図9

Description

本発明は、複数種類のゴムを同時に押し出して複数のゴム層(ゴム断面領域)からなるゴム部材を一体成形するゴム成形装置及びゴム成形方法に関する。
ゴム複合体、例えば空気入りタイヤは、一般に、スチールや有機繊維等のコードやゴム等からなる複数の部材により構成されるとともに、タイヤ各部のそれぞれに要求される性能に応じて、各部毎に異なる配合の複数種類のゴムが使用されている。例えば、路面と接するトレッドゴムには、タイヤ踏面側のキャップゴム、内周側のベースゴム、及び、それらの両側部に配置されるサイドゴム等、各部毎に異なる種類のゴムを配置して、使用環境や目的等に応じた各要求を満足させている。
ところで、このような構造のトレッドゴムを備えたグリーンタイヤ(生タイヤ)を成形する場合、トレッドゴムを、各ゴム部材毎に成形してグリーンタイヤへ貼り付ける方法があるが、タイヤの構成部材数が増加して、ゴム部材の形成や貼り付け等に多大な手間と時間が必要となる。そのため、このようなトレッドゴムを成形する場合には、予め一体化させて複層構造に形成する方法が生産性の面で有利である。同様に、生産性の観点から、例えばサイドウォールゴムとゴムチェーファ等のような、グリーンタイヤに相隣接して配置されるゴム部材も、予め一体に成形して同時に貼り付け等を行うのが望ましい。
そこで、従来、複数種類の未加硫ゴムを押出ヘッドから同時に押し出して、複数のゴム層からなるゴム部材を一体成形するゴム成形装置が提案されており、上記した各タイヤ構成部材等を代表的な例として、種々のゴム部材の製造に使用されている(特許文献1参照)。
図11は、従来のゴム成形装置の押出ヘッドを模式的に示す要部拡大断面図である。この従来例は、それぞれ異なる配合組成のゴムを供給する複数台のゴム押出機(図示せず)を備え、それら各押出機先端部のゴム吐出口を押出ヘッド50に接続している。押出ヘッド50は、図示のように、ゴムの押出先端部に、ダイホルダ51と、ダイホルダ51により着脱可能に固定・保持されたインサート40、及びインサート40に隣接して配置された口金52とを備えている。これら押出ヘッド50及びダイホルダ51には、押出機から供給される各ゴムをインサート40の背面(ゴムの押出方向上流側の面、図では右面)に導く複数(ここでは4本)のゴム流路53〜56が形成されている。
また、インサート40には、前記ゴム流路53〜56を通って供給されるゴムのそれぞれを、口金52の所定位置に向かって導くための複数のゴム流路(図示せず)が形成されている。このインサート40の各ゴム流路を通過して押し出された各ゴムは、その各ゴム流路の口金52側の開口部形状に対応した断面形状に形成されて、口金52の開口部52aから同時に押し出されて一体化し、複数のゴム層からなるゴム部材が成形される。
このように、複数種類のゴムを分割して押し出すには、口金の直前までインサートのゴム流路により分離した状態でゴムを流通させ、口金から押し出して一体化するプレフォーマー方式を用いることで、各ゴム層の形状を高精度で成形することが可能となる。
しかしながら、プレフォーマー方式でゴム成形を行う場合、口金から押し出されてゴム同士が初めて接触するようになるため、各ゴムの粘度差や容積の違いによる膨張量差、及び各ゴムを押し出す押出機の能力や押出量の過不足等に起因して、合流した各ゴム間に圧力差が発生し、成形したゴムの境界部分に凹み形状が生じるといった課題がある。
図12は、成形したゴムに凹み形状が生じた場合の断面形状を示す説明図である。ゴム成形物100は、4種類のゴムG1〜G4が水平方向に配列されて幅広に押出成形されており、二輪車用空気入りタイヤのトレッドとなるものである。トレッドのセンター部分を形成するゴムG2の幅方向の外側にゴムG3が形成され、ゴムG3の幅方向の外側にゴムG4が形成され、ゴムG4の幅方向の外側にトレッドの端部としてゴムG1が形成されている。この例では、ゴムG2とゴムG3との間の境界部分の下面において凹み形状Hが発生している。こうした凹み形状Hは、口金からの押出成形時におけるゴムG2及びゴムG3の圧力差によるものと考えられ、圧力差を解消するための対策が必要となる。
押出成形時におけるゴムの間の圧力差を解消するためには、口金の形状変更が考えられるが、成形精度が低下する可能性があり、好ましくない。特に、口金の下側部分のバックダイの形状変更は、他のゴムの成形にも影響を及ぼすため行うことはできない。
特開平3−253323号公報
そこで、本発明は、口金部分の形状を変更することなく押出成形時のゴムの間の圧力差を軽減してゴムの成形精度を向上させることのできるゴム成形装置及びゴム成形方法を提供することを目的とするものである。
本発明に係るゴム成形装置は、押出ヘッドに形成された吐出口から複数種類のゴムを同時に押し出して複数のゴム層からなるゴム成形物を一体成形するゴム成形装置であって、前記押出ヘッドは、前記吐出口まで前記ゴムをそれぞれ流通させる複数の流路が形成されており、前記吐出口の前記ゴムの吐出領域のうち隣接する吐出領域より断面積が小さい吐出領域に連通する前記流路は、前記ゴムを前記吐出口から押し出す直前の断面積が吐出領域の断面積よりも大きくなるように拡大されている。
本発明に係るゴム成形方法は、押出ヘッドに形成された吐出口から複数種類のゴムを同時に押し出して複数のゴム層からなるゴム成形物を一体成形するゴム成形方法であって、前記押出ヘッドの内部に形成された複数の流路にそれぞれ前記ゴムを流通させ、前記吐出口の前記ゴムの吐出領域のうち隣接する吐出領域より断面積が小さい吐出領域に連通する前記流路について、前記ゴムを前記吐出口から押し出す直前の断面積が吐出領域の断面積よりも大きくなるように拡大しておき、前記吐出口から前記ゴムを押し出す直前に、前記流路から導出された前記ゴムを接触させて押し出す。
本発明は、上記の構成を有することで、口金部分の形状を変更することなく押出成形時のゴムの間の圧力差を軽減してゴムの成形精度を向上させることができる。
本発明に係る実施形態であるゴム成形装置に関する概略構成図である。 押出ヘッドから押出成形されるゴム成形物に関する断面図及び押出成形に使用される口金部材に関する正面図である。 ヘッド本体部に関する断面図及び正面図である。 図3(b)のB−B断面図、C−C断面図、D−D断面図及びE−E断面図である。 インサートに関する正面図及び側面図である。 インサートに関する正面図及び側面図である。 インサートに関する正面図及び側面図である。 吐出口の部分に関する拡大正面図である。 流路が拡大した場合のゴムの流れを示す図4(d)の一部を拡大した模式図である。 押出成形された成形物に関する断面形状の測定結果を示すグラフである。 従来のゴム成形装置の押出ヘッドを模式的に示す要部拡大断面図である。 成形したゴムに凹み形状が生じた場合の断面形状を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る実施形態であるゴム成形装置に関する概略構成図である。ゴム成形装置1は、4台のゴム押出機11〜14を備えており、各ゴム押出機のゴム吐出口は押出ヘッド2に接続されている。各ゴム押出機には、それぞれ4種類の異なったゴムG1〜G4が投入されるようになっており、ゴム押出機11にはゴムG1が投入され、ゴム押出機12にはゴムG2が投入され、ゴム押出機13にはゴムG3が投入され、ゴム押出機14にはゴムG4が投入される。投入されたゴムG1〜G4は、ゴム押出機内部において回転駆動されるスクリュウにより撹拌されながら練り合わせされ、撹拌による発熱で流動性が高められて押出ヘッド2に供給されるようになっている。こうしたゴム押出機は公知のものを使用することができる。
押出ヘッド2に供給されたゴムG1〜G4は、押出ヘッド2内に形成されたゴム流路21〜24にそれぞれ導入されてヘッド本体部20の口金部分から一体化されて矢印A方向に押し出されるようになっている。
図2は、押出ヘッド2から押出成形されるゴム成形物3に関する断面図(図2(a))及び押出成形に使用される口金部材に関する正面図(図2(b))である。ゴム成形物3は、図12に示すゴム成形物100と同様に、トレッドのセンター部分を形成するゴムG2の幅方向の外側にゴムG3が形成され、ゴムG3の幅方向の外側にゴムG4が形成され、ゴムG4の幅方向の外側にトレッドの端部としてゴムG1が形成されている。そして、ゴム成形物3は、口金部材25の切り欠き25a及び後述するダイホルダの直線状のバックダイ部分により画定される吐出口の形状に形成され、各ゴムの間の境界線は厚み方向に直線状に形成される。
図3は、ヘッド本体部20に関する断面図(図3(a))及び正面図(図3(b))である。ヘッド本体部20は、ダイホルダ26と、ダイホルダ26により着脱可能に固定・保持された複数のインサート27〜29、及びインサート27〜29に隣接して配置された口金部材25とを備えている。後述するように、複数のインサート27〜29を組み合せた内部には、押出ヘッド2に導入されたゴムG1〜G4を口金部材25に向かって流通させる複数の流路が形成されている。
図3(b)に示すように、口金部材25(一点鎖線で描画)に接するインサート27、28の端面には、開口部30〜34が形成されており、開口部30及び34からゴムG1が押し出され、開口部31及び33からゴムG3及びG4が水平方向に配列されて押し出され、開口部32からゴムG2が押し出されるようになる。口金部材25の切り欠き25aとダイホルダ26の上端に形成されたバックダイ部分26aとの間に形成された吐出口に対して、開口部30及び34は吐出口の両端部に重なるように配置されて三角形状の吐出領域を形成している。同様に、開口部31及び33は、吐出口と重なるように配置されて台形状の吐出領域を形成し、開口部32は、吐出口の中央部分に重なるように配置されて逆台形状の吐出領域を形成している。
図4は、図3(b)のB−B断面図(図4(a))、C−C断面図(図4(b))、D−D断面図(図4(c))及びE−E断面図(図4(d))である。また、図5は、インサート27に関する正面図(図5(a))及び側面図(図5(b))、図6は、インサート28に関する正面図(図6(a))及び側面図(図6(b))、図7は、インサート29に関する正面図(図7(a))及び側面図(図7(b))である。
図4(a)は、ゴムG1の流路を示しており、ゴムG1の流路はインサート27及び28の組み合せにより形成される。インサート27には、図5に示すように、下方の傾斜面を切り欠いて一対の段差面27a(図5)が形成されており、インサート28の上方の傾斜面28a(図6)との間にゴム流路21と連通する流路が形成される。また、傾斜面28aから下方に向かって垂直方向に切り欠いて段差面28b(図6)が形成されており、段差面28bと口金部材25との間に流路が形成される。こうして、口金部材25の切り欠き25aとダイホルダ26のバックダイ部分26aとの間に形成された吐出口とゴム流路21との間を連通する流路が形成される。
図4(b)は、ゴムG4の流路を示しており、ゴムG4の流路はインサート28及び29の組み合せにより形成される。インサート28には、口金部材25と対向する面に上方に向かって垂直方向に切り欠いた段差面28c(図6)が形成されて口金部材25との間に流路が形成されており、段差面29a(図7)により形成された流路に連通している。即ち、インサート29には、下方の傾斜面を切り欠いて一対の段差面29aが形成されており、ダイホルダ26の対向する傾斜面との間にゴム流路24と連通する流路が形成される。
こうして、口金部材25の切り欠き25aとダイホルダ26のバックダイ部分26aとの間に形成された吐出口とゴム流路24との間を連通する流路が形成される。
図4(c)は、ゴムG3の流路を示しており、ゴムG3の流路はインサート28及び29の組み合せにより形成される。インサート29の上方の傾斜面を切り欠いて形成された一対の段差面29b(図7)とインサート28の下方の傾斜面を切り欠いて形成された一対の段差面28d(図6)との間に流路が形成されており、形成された流路はゴム流路23と連通している。また、インサート28には、口金部材25と対向する面に上方に向かって垂直方向に切り欠いた段差面28cが形成されて口金部材25との間に流路が形成されており、段差面28d及び29bとの間に形成された流路に連通している。こうして、口金部材25の切り欠き25aとダイホルダ26のバックダイ部分26aとの間に形成された吐出口とゴム流路23との間を連通する流路が形成される。
図4(d)は、ゴムG2の流路を示しており、ゴムG2の流路はインサート27,28及び29の組み合せにより形成される。インサート27の下方の傾斜面27b(図5)とインサート28の上方の傾斜面の中央部分を切り欠いて形成された段差面28e(図6)との間に流路が形成されており、形成された流路はゴム流路22と連通している。また、インサート28には、口金部材25と対向する面に段差面28eから下方に向かって垂直方向に切り欠いた段差面28f(図6)が形成されて口金部材25との間に流路が形成されている。そして、インサート29には、口金部材25と対向する面の中央部分を切り欠いて段差面28fから下方に連続するように段差面29c(図7)が形成されており、段差面29cと対向するダイホルダ26の上端部分との間にバックダイ部分26aよりも下方に流路が拡大するように設定されている。こうして、口金部材25の切り欠き25aとダイホルダ26のバックダイ部分26aとの間に形成された吐出口とゴム流路22との間を連通する流路が形成される。
図8は、口金部材25の切り欠き25aとダイホルダ26のバックダイ部分26aとの間に形成された吐出口の部分に関する拡大正面図である。吐出口から吐出されるゴム成形物の吐出口におけるゴムG1からG4の吐出領域の断面積は、両側から押し出されるゴムG1の場合それぞれS1及びS5となり、ゴムG2の場合にはS3となり、ゴムG3及びG4の場合にはゴムG2の両側でそれぞれS2及びS4となる。この例では、ゴムG2の吐出領域の断面積S3は、両側のゴムG3及びG4の吐出領域の断面積S2及びS4よりも小さくなるように設定されている。そのため、ゴムG2が断面積S3の吐出領域で押し出される際の圧力とゴムG3及びG4が断面積S2及びS4の吐出領域で押し出される際の圧力との間に差が生じるようになり、吐出されたゴムG2とゴムG3との間の境界部分の下面において凹み形状が発生するおそれがある。
こうした圧力差を軽減するために、本実施形態では、図4(d)に示すように、段差面28fから下方に段差面29cを形成して流路を拡大するようにし、ゴムG2を押し出す直前の断面積を流路が拡大した分の断面積S6だけ増加させるように設定している。
図9は、流路が拡大した場合のゴムの流れを示す図4(d)の一部を拡大した模式図である。ゴムG2は、吐出口から押し出される直前において流路が拡大されているので、押し出される直前に拡大された流路にゴムG2が流れ込むことで押し出される際の圧力を低下させることができ、圧力差による凹み形状の発生を大幅に減少させることが可能となる。ゴムを押し出す直前の流路の拡大は、吐出領域の下側以外に拡大してもよく、吐出領域の外側に拡大すればゴムが押し出される際の圧力を調整することができる。
図10は、押出成形された成形物に関する断面形状の測定結果を示すグラフである。図10(a)は、図8及び図9に示すように、ゴムG2の吐出領域について押し出す直前の流路を拡大した場合における成形物の断面形状を示しており、対応する吐出口の形状を直線状に実線で描画し、2回の押出成形による成形物の測定結果を示す。縦軸に成形物の厚さ方向の位置(単位;mm)をとり、横軸に成形物の幅方向の中心からの位置(単位;mm)をとっている。なお、成形物は、自動二輪車用タイヤの製造に使用する公知のゴム成形装置を用いて押出成形した。
比較例として、押し出す直前の流路を拡大しないように設定して成形物を押出成形し、断面形状を測定した。測定結果を図10(b)に示す。
ゴムを押し出す直前に流路を拡大した場合には、図10(a)に示すように、ゴムG2及びゴムG3の境界部分の下側の凹みは0.2mmであったが、流路を拡大しない場合には、図10(b)に示すように、1.0mmの凹みが発生した。したがって、流路を拡大することで凹みの発生量を80%減少させることができた。
1・・・ゴム成形装置、2・・押出ヘッド、3・・・ゴム成形物、11〜14・・・ゴム押出機、20・・・ヘッド本体部、21〜24・・・ゴム流路、25・・口金部材、26・・・ダイホルダ、27〜29・・・インサート、30〜34・・・開口部。

Claims (5)

  1. 押出ヘッドに形成された吐出口から複数種類のゴムを同時に押し出して複数のゴム層からなるゴム成形物を一体成形するゴム成形装置であって、
    前記押出ヘッドは、前記吐出口まで前記ゴムをそれぞれ流通させる複数の流路が形成されており、前記吐出口の前記ゴムの吐出領域のうち隣接する吐出領域より断面積が小さい吐出領域に連通する前記流路は、前記ゴムを前記吐出口から押し出す直前の断面積が吐出領域の断面積よりも大きくなるように拡大されているゴム成形装置。
  2. 隣接する吐出領域より断面積が小さい吐出領域に連通する前記流路は、前記ゴムを前記吐出口から押し出す直前の断面積が隣接する吐出領域の断面積以上となるように拡大されている請求項1に記載のゴム成形装置。
  3. 前記流路は、前記吐出領域よりも外側に向かって拡大されている請求項1又は2に記載のゴム成形装置。
  4. 前記流路は、前記吐出領域よりも下側部分が拡大されている請求項3に記載のゴム成形装置。
  5. 押出ヘッドに形成された吐出口から複数種類のゴムを同時に押し出して複数のゴム層からなるゴム成形物を一体成形するゴム成形方法であって、
    前記押出ヘッドの内部に形成された複数の流路にそれぞれ前記ゴムを流通させ、前記吐出口の前記ゴムの吐出領域のうち隣接する吐出領域より断面積が小さい吐出領域に連通する前記流路について、前記ゴムを前記吐出口から押し出す直前の断面積が吐出領域の断面積よりも大きくなるように拡大しておき、前記吐出口から前記ゴムを押し出す直前に、前記流路から導出された前記ゴムを接触させて押し出すゴム成形方法。
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