JP2014180016A - 周囲信号をレンダリングするための方法及び装置 - Google Patents

Abstract

【課題】通信のための装置及び方法が開示される。
【解決手段】オーディオ信号を調整するように構成される受信機２０１、及び周囲状況に応じて周囲信号を提供するように構成されるトランスデューサ回路２１０を備え、受信機はトランスデューサ回路からの周囲信号を調整するように更に構成され、調整された周囲信号と調整されたオーディオ信号とを結合するように更に構成され、受信機は、周囲信号及びオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される調整を調節するように更に構成されている。
【選択図】図２

Description

優先権の主張

本願は、本願の譲受人に譲渡され、参照によって本願に明確に組込まれた２００８年７月２４日出願の“周囲信号をレンダリングするための方法及び装置”と題された、米国特許仮出願第６１／０８３，４４９号に対する優先権を主張する。

本開示は一般的な通信システムに関連し、特に、通信システム内の周囲信号をレンダリングするための受信機に関する。

ピアツーピアネットワークは、アドホック接続を経由してワイヤレスデバイスに接続するために通例用いられる。これらネットワークは、通信機関がたいてい中央サーバをもっている従来のクライアントサーバモデルとは異なる。ピアツーピアネットワークは互いに直接通信する同等のピアデバイスをもっている。このようなネットワークは多目的にわたって役に立つ。ピアツーピアネットワークは、例えば、短距離または屋内アプリケーションのために消費者電子線リプレースメントシステムとして用いられてもよい。これらネットワークはワイヤレスパーソナルエリアネットワーク（ＷＰＡＮ）と称され、短い距離を通じてワイヤレスデバイス間で映像、オーディオ、音声、文書及びその他の媒体を効率的に伝えるために役に立つ。例として、ディジタルオーディオプレーヤはヘッドセットにオーディオを流すために用いられてもよい。別の例として、携帯電話は、ユーザによるハンズフリー操作を可能にするためのヘッドセットへの接続を設けてもよい。

ハンズフリー会話サービス及び／またはオーディオ再生能力を提供するヘッドセットは、短距離通信にとって非常に関心がある。これらヘッドセットは、オーディオ品質を維持するために周囲状況からの良い隔離を一般的に提供する。その結果、ユーザは典型的に人との対面会話に従事するために、または異なるスピーカデバイスからのブロードキャストを聞くためにヘッドセットをはずすことを要求される。したがって、周囲サウンドソースと相互に作用するヘッドセットをユーザに与える、向上した受信機が当業者に必要である。

本明細書の１つの様態において、通信のための装置は、オーディオ信号を調整するように構成される受信機、及び周囲状況に応じて周囲信号を提供するように構成されるトランスデューサ回路を備え、受信機は、トランスデューサ回路からの周囲信号を調整するように更に構成され、調整された周囲信号と調整されたオーディオ信号とを結合するように更に構成され、受信機は、周囲信号及びオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される調整を調節するように更に構成されている。

本明細書の別の様態において、通信のための方法は、オーディオ信号を受信すること、オーディオ信号を調整すること、周囲状況に応じて周囲信号を提供すること、周囲信号を調整すること、周囲信号及びオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される調整を調節すること、及び調整された周囲信号と調整されたオーディオ信号とを結合することを備える。

本明細書の更に別の様態において、通信のための装置は、オーディオ信号を受信する手段、オーディオ信号を調整する手段、周囲状況に応じて周囲信号を提供する手段、周囲信号を調整する手段、周囲信号及び第１のオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される調整を調節する手段、及び調整された周囲信号と調整されたオーディオ信号とを結合する手段を備える。

本明細書の更に別の様態において、通信のためのコンピュータプログラム製品は、電子ソースからのオーディオ信号を受信すること、オーディオ信号を調整すること、周囲状況に応じて生成される周囲信号を受信すること、周囲信号を調整すること、周囲信号及びオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される調整を調節すること、及び調整された周囲信号と調整されたオーディオ信号とを結合することを実行可能な命令を含むコンピュータ可読媒体を備える。

本明細書の更に別の様態において、ヘッドセットは、スピーカ、オーディオ信号を調整するように構成される受信機、周囲状況に応じて周囲信号を提供するように構成されるトランスデューサ回路を備え、受信機は、トランスデューサ回路からの周囲信号を調整するように更に構成され、調整された周囲信号と調整されたオーディオ信号とを結合するように更に構成され、結合された調整された周囲及びオーディオ信号をスピーカに提供するように更に構成され、受信機は周囲信号及び第１のオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される調整を調節するように更に構成されている。

本明細書の更に別の様態において、時計は、ユーザインターフェース、オーディオ信号を調整するように構成される受信機、周囲状況に応じて周囲信号を提供するように構成されるトランスデューサ回路を備え、受信機は、トランスデューサ回路からの周囲信号を調整するように更に構成され、調整された周囲信号と調整されたオーディオ信号とを結合するように更に構成され、結合された調整された周囲及びオーディオ信号をユーザインターフェースに提供するように更に構成され、受信機は、周囲信号及び第１のオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される調整を調節するように更に構成されている。

本明細書の更に別の様態において、検知デバイスは、センサ、オーディオ信号を調整するように構成される受信機、周囲状況に応じて周囲信号を提供するように構成されるトランスデューサ回路を備え、受信機は、トランスデューサ回路からの周囲信号を調整するように更に構成され、調整された周囲信号と調整されたオーディオ信号とを結合するように更に構成され、結合された調整された周囲及びオーディオ信号をセンサに提供するように更に構成され、受信機は、周囲信号及び第１のオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される調整を調節するように更に構成されている。

本開示のその他の様態が、例証として本開示の典型的な様態のみが示され、記述される以下の詳細な説明から当業者にすぐに明白になるであろうことは理解される。十分に理解されるだろうに、本開示は、その他の及び異なる様態を含み、いくつかの詳細は本発明の範囲から逸脱することなく様々なその他の点を変更することができる。したがって、図及び詳細な説明が実際は例証とみなされ、限定されない。

本開示の様々な様態は例として例証され、限定されない。参照図において、参照数字は本開示中の特徴を示すために用いられてもよい。
図１はワイヤレス通信システムの一例を例証する概念図である。 図２は受信機の一例を例証する機能ブロック図である。 図３は受信機の別の例を例証する機能ブロック図である。 図４は受信機の機能の一例を例証するブロック図である。

したがって、通常、図中で例証される様々な特徴は明瞭化のために単純化されてもよい。それゆえ、図は与えられた装置（例えば、デバイス）又は方法の全てのコンポーネントを描かなくてもよい。加えて、参照数字は本明細書及び図面中の特徴を示すために用いられてもよい。

本開示の様々な様態が以下に記述される。ここでの教示が幅広い形態で具体化されてもよいことと、ここに開示されている特定の構成、機能またはこれら両方が単なる典型であることとは理解されるべきである。ここでの教示に基づいて、当業者は、ここに開示される様態がその他の様態とは無関係に実現されてもよいことと、２つ又はそれ以上のこれら様態が様々な方法で結合されてもよいこととは理解するべきである。例えば、装置はここに示す多くの様態を用いて実現されてもよい、または方法はここに示す多くの様態を用いて実行されてもよい。更に、このような装置は、１つ又はそれ以上のここに示す様態の他に、あるいは１つ又はそれ以上のここに示す様態に加えて、その他の構成、機能、または構成及び機能を用いて実現されてもよい、または方法は、１つ又はそれ以上のここに示す様態の他に、あるいは１又はそれ以上のここに示す様態に加えて、その他の構成、機能、または構成及び機能を用いて実行されてもよい。様態は、特許請求の範囲の１つ又はそれ以上の要素を備えてもよい。

受信機システムのいくつかの様態がここに示されるだろう。この受信機システムはヘッドセット（例えば、ヘッドフォン、イヤホーン等）の中に組込むのに適するが、電話（例えば、携帯電話）、個人情報端末（ＰＤＡ）、エンターテイメントデバイス（例えば、音楽又は映像デバイス）、マイクロフォン、医療検知デバイス（例えば、バイオメトリックセンサ、ハートレートモニタ、歩数計、ＥＫＧデバイス、スマートバンテージ等）、ユーザＩ／Ｏデバイス（例えば、時計、遠隔制御、ライトスイッチ、キーボード、マウス等）、医療検知デバイスからのデータを受信する医療モニタ、環境検知デバイス（例えば、タイヤ空気圧モニタ）、コンピュータ、ポイントオブセールデバイス、エンターテイメントデバイス、補聴器、セットトップボックス、又はユーザにオーディオを提供する任意のその他のデバイスのようなその他のオーディオデバイスの中に組込まれてもよい。ノードは受信機システムに加えて様々なコンポーネントを備える。例として、ヘッドセットはユーザにオーディオ出力を提供するように構成されるトランスデューサを備えてもよいし、時計はユーザに表示を提供するように構成されるユーザインターフェースを備えてもよいし、検知デバイスはユーザにオーディオ出力を提供するように構成されるセンサを備えてもよい。

上述した多くのアプリケーションにおいて、受信機システムは受信するだけでなく送信するノードの一部であってもよい。それゆえ、このようなノードは、別々のコンポーネントであってもよい、又は“トランシーバ”として知られる単一のコンポーネントの中に受信機システムが組込まれてもよい、送信機を要求する。受信機システムが独立型ノードである、トランシーバの中に組込まれる、又はワイヤレス通信システム内のノードの一部であるかどうかに関わらず、当業者は本開示を通じて記述される様々な概念が任意の適当な受信機機能に適用可能であることをすぐに理解するであろう。

以下の詳細な説明において、受信機システムの様々な様態がヘッドセット内の周囲信号をレンダリングすることについて示されるであろう。しかしながら、当業者は、これら様態がその他のアプリケーションのための受信機システムに同じく適用可能であることをすぐに理解するであろう。図１を参照して、ヘッドセット１０２は、携帯電話１０４、ディジタルオーディオプレーヤ１０６（例えば、ＭＰ３プレーヤ）、及びコンピュータ１０８を含む様々なデバイスと通信するように示される。いつでも、ヘッドセット１０２はこれらデバイス又は多数のデバイスの１つからオーディオを受信してもよい。ヘッドセット１０２によって受信されるオーディオは、ディジタルオーディオプレーヤ１０６又はコンピュータ１０８のメモリに記憶されるオーディオファイルの形式であってもよい。代わりにあるいは加えて、ヘッドセット１０２は、広域ネットワーク又はローカルエリアネットワークとの接続を通じてコンピュータ１０８から流されたオーディオを受信してもよい。広域ネットワークは、地方の、全国的な、またはインターネットのような国際的な地域さえ含むワイヤレスネットワークである。ローカルエリアネットワークは、一般的に十から数百メータを含み、かつ一般的に家、会社、コーヒーショップ、空港、ホテル及びその他のローカル内で見つけられるネットワークである。携帯ネットワークを通じての通話がＣＤＭＡ２０００またはその他の適用可能な遠距離通信規格をサポートする間、ヘッドセット１０２は携帯電話１０４からの音声通信の形式でオーディオを受信してもよい。

ヘッドセット１０２は様々なデバイス間でのワイヤレス接続をもって図１に示される。超広帯域（ＵＭＢ）は、これらワイヤレス接続をサポートするために適用可能な無線技術である。しかしながら、当業者がすぐに理解するであろうように、その他の適用可能な無線技術（例えば、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）、ＷｉＭａｘ、Ｗｉ−Ｆｉ等）が用いられてもよい。ＵＭＢは高速短距離通信のためのコモン技術であり、中心周波数の２０パーセント以上の帯域幅又は少なくとも５００ＭＨｚの帯域幅を占有するスペクトルをもつ任意の無線技術と定義される。代わりにまたは加えて、ヘッドセット１０２は、１つ又はそれ以上のデバイス（例えば、コンピュータ１０８）への有線接続を有してもよい。有線接続は、イーサネット（登録商標）接続またはその他の適用可能な接続のようなネットワーク接続であってもよい。ヘッドセット１０２は、外部記憶デバイス（例えば、ＵＳＢポートを経由してＭＰ３ファイルを収容できるメモリカード等）にアクセスするように構成されてもよい。

図２は、受信機システムの一例を例証する機能ブロック図である。受信機システム２００は受信機２０１をもって示される。受信機２０１は、アダプタ２０２、デコーダ２０４、オーディオアンプ２０６、周囲アンプ２１６、周囲サウンドアナライザ２１８、コンバイナ２２０及びディジタル−アナログ変換器（ＤＡＣ）２２２を備えている。

アダプタ２０２は、受信機システムのためにオーディオソースへのインターフェースを提供する。受信機システムの１つの構成において、アダプタ２０２は、送信媒体へのワイヤレスまたは有線接続をサポート可能な受信機システムの物理（ＰＨＹ）層及び媒体アクセス制御（ＭＡＣ）層を実現するように構成されてもよい。例として、ＰＨＹ及びＭＡＣ層は、ワイヤレス媒体を通じてＵＭＢをサポートするように構成されてもよい。ＰＨＹ層は、受信機システム２００とワイヤレス及び／または有線媒体のインターフェースとなる全ての物理的な及び電気的な規格を実現する。特に、ＰＨＹ層は、順方向誤り訂正（例えば、ターボデコーディング）、ディジタル復調（例えば、ＦＳＫ、ＰＳＫ、ＱＡＭ等）及びワイヤレストランスミッションに関してはオーディオ信号をリカバーするためにＲＦキャリアを復調するような様々な処理機能を提供する責任がある。ＭＡＣ層は、いくつかのデバイスが受信機システム２００と通信できるようになるＰＨＹ層を介して送信されるオーディオコンテンツを管理する。

代わりにまたは加えて、アダプタ２０２は、受信機システム２００と外部記憶デバイス（図示されない）とのインターフェースとなるように構成されてもよい。外部記憶デバイスの例は、フラッシュディスク、フラッシュカード、セキュアデータフラッシュカード、ペンドライブ、コンパクトディスク（ＣＤ）、磁気ディスク、マルチメディアメモリカード、セキュアディジタルカード、メモリスティック、コンパクトフラッシュ（登録商標）カード、セキュアディジタルカード及びスマートメディアカードを含む。外部記憶デバイスは、受信機システム２００上のＵＳＢポート（図示されない）またはその他の適当な手段を通じてアダプタ２０２に接続されてもよい。

アダプタ２０２によってリカバーされるオーディオ信号は、既定のオーディオファイル形式または流しているオーディオ形式に従って、エンコードされてもよい。このような場合において、デコーダ２０４は、アダプタ２０２によってリカバーされるエンコードされたトランスミッションからのオーディオ信号を復元するために用いられてもよい。受信機システムの１つの例において、デコーダ２０４は、後述の適応可能な利得変化アルゴリズムをもってエンコードされるオーディオ信号を復元するように構成されてもよい。しかしながら、デコーダ２０４はその他のエンコーディングスキームを処理するように構成されてもよい。当業者は特定のアプリケーションのために適切なデコーダ２０４を実現することがすぐにできるであろう。デコーダ２０４は図２に示されるような独立型のコンポーネントであってもよい、又は受信機システムが受信だけでなく送信するヘッドセットの一部である場合においてはオーディオコーデックに組込まれてもよい。

デコードされたオーディオ信号はオーディオアンプ２０６に提供される。オーディオアンプ２０６はデコードされたオーディオ信号の利得を調節するための手段を提供する。この例において、オーディオアンプ２０６の利得は、ヘッドセットの音量を制御するためのユーザインターフェース２０８を経由してユーザによって手動で調節されてもよい。ボタン、ノブ又はその他の手段（図示されない）は、オーディオアンプ２０６の利得をユーザに手動で調節することを可能にさせるためにユーザインターフェース２０８内に提供されてもよい。以下により詳細に記述されるだろうに、オーディオアンプ２０６の利得は周囲信号に基づいて自動的に調節されてもよい。ここで用いられるように、“周囲信号”はオーディオ信号の一部でないオーディオ帯域内の任意の信号を含むと理解されるべきである。例として、“オーディオ信号”はコンピュータからのオーディオ（例えば、音楽）、コンピュータからのオーディオファイル（例えば、ＭＰ３ファイル）、ディジタルオーディオプレーヤ（例えば、ＭＰ３プレーヤ）、又はメモリカード、又は携帯電話からの音声を流されてもよい。“周囲信号”はヘッドセットにきわめて接近した人の音声、異なるスピーカからのブロードキャスト、緊急車両又はデバイスからのサイレン等であってもよい。

受信機システム２００は、センサ２１２及び信号調整装置／アナログ−ディジタル変換器（ＡＤＣ）２１４を含むトランスデューサ回路２１０を更に備える。この例において、センサはオーディオトランスデューサ（例えば、マイクロフォン）である。

周囲信号はオーディオトランスデューサ２１２によって受信されてもよいし、信号調整装置／ＡＤＣ２１４に提供されてもよい。トランスデューサ回路２１０から出力する前に、信号調整装置／ＡＤＣ２１４はセンサ２１２によって受信される周囲信号を処理する。信号調整装置／ＡＤＣ２１４は、周囲信号をディジタル信号に変換するためのＡＤＣと同様に、アンプ、減衰器、フィルタ、電気絶縁体等のような様々な既知のコンポーネントを備えてもよい。

トランスデューサ回路２１０から出力する周囲信号は、周囲アンプ２１６によって調整されてもよい。オーディオアンプ２０６と同様に、周囲アンプ２１６はユーザインターフェース２０８を経由してユーザによって手動で調整されてもよい、又は以下により詳細に記述される方法で周囲信号に基づいて自動的に調整されてもよい。第２のボタン、ノブ又はその他の手段（図示されない）が、周囲アンプ２１６の利得を自動的に調整するためにユーザインターフェース２０８に提供されてもよい。

周囲サウンドアナライザ２１８は周囲信号を解析し、ある特定の状況ではアンプ２０６，２１６の１つ又は両方の利得を自動的に制御するためのユーザ利得制御設定を停止してもよい。周囲サウンドアナライザ２１８は、そこに記憶される予め決められた周囲信号をもつＲＡＭメモリ、フラッシュメモリ、ＥＰＲＯＭメモリ等のようなプログラマブル記憶媒体を備えてもよい。周囲サウンドアナライザ２１８は、予めプログラムされたオーディオ信号とトランスデューサ回路２１０によって受信される周囲信号とを比較するためにコンパレータ回路（図示されない）を更に備えてもよい。この例において、周囲サウンドアナライザ２１８が受信された周囲信号を認めない場合、アンプ２０６，２１６の利得はユーザインターフェース２０８を経由してユーザによってそれぞれ制御される。周囲サウンドアナライザ２１８が、例えば、周波数、うなり、振幅等といった、予めプログラムされた信号として受信された周囲信号を認める場合、周囲サウンドアナライザ２１８はアンプ２０６，２１６の利得の制御を引き受ける。例として、ユーザまたは製造業者は、警告のサウンド、緊急放送システムによるトーン放送、あるいは１つ又はそれ以上の特定の着信音をもつ周囲サウンドアナライザ２１８をプログラムしてもよい。予めプログラムされた信号のいずれかが周囲信号としてトランスデューサ回路２１０によって受信される場合、周囲サウンドアナライザ２１８は周囲アンプ２１６の利得を増やしてもよいし、周囲信号に応じてユーザに警告するためにオーディオアンプ２０６の利得を減らしてもよい。したがって、ユーザが電話の発呼または警告信号に即座に警告されてもよい。

加算器またはその他の手段のようなコンバイナ２２０は調整された周囲信号とオーディオ信号とを結合するために用いられてもよい。結合された信号はＤＡＣ２２２を経由してアナログ信号に変換され、ヘッドフォンのようなスピーカ２２４を通じて出力される。

ユーザは周囲アンプ２１６の利得を０に設定することによってノイズフリーなオーディオ再生を経験することを決めうる。ユーザはオーディオアンプ２０６の利得を０に設定することによってヘッドセットをはずすことなく会話とは別のことに従事することを決定してもよい。ユーザはアンプ２０６，２１６について２つの独立した利得ノブを制御することによってオーディオ及び周囲信号の異なるレベルを混合してもよい。

更に、上述したように、自動利得制御のために提供される追加の論理をもって、アンプ２０６，２１６の利得は既知の刺激に基づいて自動的に変化させられうる。例えば、周囲アンプ２１６の利得は、警報の場合にはオーディオアンプ２０６の利得を０に調整するように及び設定するようにプログラムされてもよい。これは従来のインイヤーカナル・イヤホーンシナリオにおいてオーディオ可能でない緊急信号に素早く反応することをユーザに許可するであろう。このモードのその他の例が可能である。

図３は受信機システムの別の例を例証する機能ブロック図である。この例において、受信機システムは図２に関連して記述した受信機システムに非常に似ており、それゆえ違いのみが記述されるであろう。

この例において、センサ２１２は１つ又はそれ以上の周囲状況を検知する非オーディオセンサである。例として、センサ２１２は煙のような周囲状況を感知すると信号を提供し、生成する検知器であってもよい（換言すると、煙検知器）。この信号は信号調整装置／ＡＤＣ２１４によって信号を処理され、オーディオジェネレータ３０２に提供される。オーディオジェネレータ３０２は周囲信号を生成するように構成される。上記により詳細に記述されるように、周囲信号は周囲アンプ２１６によって増幅されてもよいし、コンバイナ２２０によってオーディオ信号と結合されてもよいし、アナログ信号に変換されてもよいし、スピーカ２２４に提供されてもよい。この例において、ユーザが周囲状況（換言すると、煙）を警告されることを保証するために、周囲サウンドアナライザ２１８はオーディオアンプ２０６の利得を０に設定するようにプログラムされてもよい。ここで用いられるように、“周囲状況”は周囲信号を含むオーディオ信号の一部でない任意の周囲妨害（換言すると、オーディオ信号の一部でないオーディオ帯域内の任意の信号）とオーディ帯域外の妨害（例えば、煙）とを包含すると理解されるであろう。

図４は受信機の機能の一例を例証するブロック図である。この例において、装置４００はオーディオ信号を受信するためにモジュール４０２及びオーディオ信号を調整するためにモジュール４０４を備える。これらモジュールは上述した受信機２０１（図２に示す）によって又はその他の適当な手段によって実現されてもよい。装置４００は、上述したトランスデューサ回路２１０（図２に示す）によって又はその他の適当な手段によって実現されてもよい、周囲状況に応じて周囲信号を提供するためにモジュール４０６も備える。装置は周囲信号を調整するためにモジュール４０８、周囲信号及び第１の信号の少なくとも１つに適用される調整を調節するためにモジュール４１０、及び調整された周囲信号と調整されたオーディオ信号とを結合するためにモジュール４１２を更に備える。モジュールは上述した受信機２０１（図２に示す）によって、又はその他の適当な手段によって実現されてもよい。

ここで上述したコンポーネントは様々な方法で実現されてもよい。例えば、装置は、１つ又はそれ以上の集積回路（例えば、ＡＳＩＣ）によって実現される機能を示してもよい、又はここで教えたようなその他の方法で実現されてもよい、一連の相互関係を有した機能ブロックとして示されてもよい。ここに記述されるように、集積回路はプロセッサ、ソフトウェア、その他のコンポーネント又はそれらの任意の組合せを備えてもよい。このような装置は、様々な図に関して上述した１つ又はそれ以上の機能を実行してもよい１つ又はそれ以上のモジュールを備えてもよい。

上述したように、いくつかの様態において、これらコンポーネントは適切なプロセッサコンポーネントを経由して実現されてもよい。これらプロセッサコンポーネントはここで教えたような構成を用いて実現されてもよい。いくつかの様態において、プロセッサは、１つ又はそれ以上のこれらコンポーネントの機能の一部又は全てを実現するために適用されてもよい。

上述したように、装置は１つ又はそれ以上の集積回路を備えてもよい。例えば、いくつかの様態において、単一の集積回路は例証されたコンポーネントの１つ又はそれ以上の機能性を実現してもよい。一方で、１つ以上のその他の様態において、集積回路は例証されたコンポーネントの１つ又はそれ以上の機能性を実現してもよい。

更に、本明細書に記述されたコンポーネント及び機能は任意の適切な手段を用いて実現されてもよい。このような手段は、少なくとも一部で、本明細書で教示したような類似の構成を用いて実現されてもよい。例えば、上述したコンポーネントは“ＡＳＩＣ”内で実現されてもよいし、同様に設計された“〜する手段”の機能に相当してもよい。それゆえ、いくつかの様態において、１つ又はそれ以上のこのような手段は、プロセッサコンポーネント、集積回路、又は本明細書で教示されるようなその他の適切な構成を用いて実現されてもよい。

また、“第１の”、“第２の”等のような呼称を用いる本明細書の要素への任意の参照は、これら要素の順序又は数を一般的に限定しない。むしろ、これら呼称は、２つ又はそれ以上の要素あるいは要素の例の間での都合のよい識別方法として本明細書で用いられてもよい。それゆえ、第１及び第２の要素への参照は、２つの要素のみがそこに用いられてもよいこと、又は第１の要素がいくつかの方法において第２の要素の先に立たなければならないことを意味しない。また、もし明白な別の方法がなければ、要素の組みは１つ又はそれ以上の要素を備えてもよい。更に、本明細書又は特許請求の範囲において用いられる“Ａ，Ｂ又はＣのうちの少なくとも１つ”という形式の用語は、“Ａ又はＢ又はＣ又はそれらの任意の組合せ”を意味する。

当業者は、情報及び信号が、様々な異なる技術及び技法のうちの任意の１つを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記記載を通して参照されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁界あるいは磁気粒子、光場あるいは光粒子、又はそれらの任意の組合せによって表されうる。

当業者更に、本明細書における開示に関連して記載された、実例となる様々な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路及びアルゴリズムステップが、電子工学的ハードウェア（例えば、ソースコーディング又はその他の技法を用いてデザインされてもよい、ディジタルインプリメンテーション、アナログインプリメンテーション、又は２つの組合せ）、様々な形態のプログラムあるいは命令を組込むデザインコード（“ソフトウェア”又は“ソフトウェアモジュール”と称されてもよい）、又は両者の組合せとして実現されうることをよく理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、様々な実例となる構成要素、ブロック、モジュール、回路及びステップが、それらの機能の観点から一般的に説明された。このような機能が、ハードウェアとして実現されるかソフトウェアとして実現されるかは、システム全体に課された設計制約及び特定のアプリケーションによる。当業者は、各特定のアプリケーションのために上述した機能を様々な方法で実現することができるが、このような実現の決定は、本開示の範囲から逸脱させるものとして解釈されてはならない。

本明細書における開示に関連して示された様々な例示的論理ブロック、モジュール及び回路は、集積回路（“ＩＣ”）、アクセスターミナル又はアクセスポイントによって実現又は実行されうる。ＩＣは、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートあるいはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、電気部品、光学部品、機械部品、又は本明細書に示す機能を実行するために設計された上記何れかの組合せを備えてもよいし、ＩＣの内側、ＩＣの外側、又はその両方にある符号あるいは命令を実行してもよい。汎用プロセッサとしてマイクロプロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又は状態機器を用いることも可能である。プロセッサは、例えばＤＳＰとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、ＤＳＰコアに接続された１つ又は複数のマイクロプロセッサ、又はこのような任意の構成であるが計算デバイスの組合せとして実現することも可能である。

開示された処理におけるステップの具体的なオーダ又はヒエラルキがサンプルアプローチの一例であることは理解される。設計選択に基づいて、本開示の範囲の中に残っている間に、処理におけるステップの具体的なオーダ又はヒエラルキが配列しなおされてもよいということは理解される。添付する方法クレームは、サンプルオーダにおける様々なステップの構成要素を示し、具体的なオーダ又はヒエラルキに限られることを意味しない。

本明細書における開示に関連して記述された方法やアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって直接、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって、又は、これらの組合せによって具現化されうる。ソフトウェアモジュール（例えば、実行可能な命令及び関連したデータを含む）及びその他のデータは、ＲＡＭメモリ、フラッシュメモリ、ＲＯＭメモリ、ＥＰＲＯＭメモリ、ＥＥＰＲＯＭメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、又は当該技術分野で知られているその他任意の形式のコンピュータ可読記憶媒体のようなデータメモリに収納されうる。サンプル記憶媒体は、例えば、コンピュータ／プロセッサ（“プロセッサ”と本明細書で称されうる）のような機械に連結されてもよい。このようなプロセッサは、記憶媒体から情報（例えば、コード）を読出しうるし、記憶媒体に情報を書込みうる。サンプル記憶媒体は、プロセッサに統合されてもよい。プロセッサ及び記憶媒体はＡＳＩＣ内に存在することができる。ＡＳＩＣはユーザ機器内に存在することができる。あるいはこのプロセッサと記憶媒体とは、ユーザ機器内のディスクリート部品として存在することができる。更に、いくつかの様態において、適当なコンピュータプログラム製品は、１つ又はそれ以上の本開示の様態に関連するコード（例えば、少なくとも１つのコンピュータによって実行できる）を備えているコンピュータ可読媒体を備える。いくつかの様態において、コンピュータプログラム製品はパッケージングマテリアルを備えてもよい。

本発明は、当業者をして、本明細書に開示された様々な局面を実施することを可能とするために提供される。これらの局面への様々な変形例が、当業者には明らかであり、本明細書で定義された一般原理は、他の局面にも適用されうる。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された局面に限定されることは意図されておらず、請求項の文言と整合が取れた最も広い範囲と一致するように意図されている。当業者に周知である、又は周知となる、本開示を通して説明された様々な局面の要素に対する構成的及び機能的均等物は全て、特許請求の範囲によって包含されることが意図されている。更に、本明細書において開示されたいかなるものも、このような開示が特許請求の範囲において明確に記載されたかにかかわらず、公衆にささげられることは意図されていない。特許請求の範囲におけるいかなる要素も、その要素が「〜する手段」という語句を用いて明確に記載されない限り、又は方法請求項の場合、「〜するステップ」という語句を用いて記載されない限り、３５U.S.C.第１１２条第６段落の下で解釈されるべきでない。

Claims (34)

1. オーディオ信号を調整するように構成される受信機と、
   周囲状況に応じて周囲信号を提供するように構成されるトランスデューサ回路と
   を具備し、
   前記受信機は、前記トランスデューサ回路からの前記周囲信号を調整するように更に構成され、かつ前記調整された周囲信号と前記調整されたオーディオ信号とを結合するように更に構成され、
   前記受信機は、前記周囲信号及びオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される前記調整を調節するように更に構成されている通信のための装置。
2. 前記受信機は、前記周囲信号及びオーディオ信号のうちの少なくとも１つを調整するように構成されるアンプを更に具備する請求項１記載の装置。
3. 前記受信機は、前記オーディオ信号をデコードするように構成されるオーディオデコーダを更に具備する請求項１記載の装置。
4. 前記受信機は、前記オーディオ信号を備えるトランスミッションを受信するように構成されるアダプタを更に具備する請求項１記載の装置。
5. 前記受信機は、前記オーディオ信号をその上に記憶させる記憶デバイスへのインターフェースを提供するように構成されるアダプタを更に具備する請求項１記載の装置。
6. 前記受信機は、前記結合された周囲信号及びオーディオ信号をスピーカに提供するように構成されるディジタル−アナログ変換器を更に具備する請求項１記載の装置。
7. 前記周囲信号及びオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される前記調整をユーザが調節することを可能にするように構成されるユーザインターフェースを更に具備する請求項１記載の装置。
8. 前記受信機は、前記周囲状況に応じて前記周囲信号及びオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される前記調整を調節するように構成される周囲サウンドアナライザを更に具備する請求項１記載の装置。
9. 前記トランスデューサ回路は、前記周囲状況に応じて前記周囲信号を生成するように構成されるオーディオジェネレータを具備する請求項１記載の装置。
10. 前記トランスデューサ回路は、前記周囲状況を受信するように、及び前記周囲状況を前記オーディオジェネレータに提供するように構成されるセンサを更に具備する請求項９記載の装置。
11. 前記周囲状況は、前記周囲信号を具備し、
    前記トランスデューサ回路は、前記周囲信号を受信するように構成されるマイクロフォンを具備する請求項１記載の装置。
12. オーディオ信号を受信することと、
    前記オーディオ信号を調整することと、
    周囲状況に応じて周囲信号を提供することと、
    前記周囲信号を調整することと、
    前記周囲信号及びオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される前記調整を調節することと、
    前記調整された周囲信号と前記調整されたオーディオ信号とを結合することと
    を具備する通信のための方法。
13. 前記オーディオ信号をデコードすることを更に具備する請求項１２記載の方法。
14. 前記オーディオ信号を備えるトランスミッションを受信することを更に具備する請求項１２記載の方法。
15. 記憶デバイスから前記オーディオ信号を検索することを更に具備する請求項１２記載の方法。
16. 前記結合された周囲信号及びオーディオ信号をスピーカに提供することを更に具備する請求項１２記載の方法。
17. 前記周囲信号及び第１のオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される前記調整をユーザが調節することを可能にすることを更に具備する請求項１２記載の方法。
18. 前記周囲状況に応じて前記周囲信号及び前記オーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される前記調整を調節することを更に具備する請求項１２記載の方法。
19. 前記周囲状況に応じて前記周囲信号を生成することを更に具備する請求項１２記載の方法。
20. 前記周囲状況は、前記周囲信号を具備し、
    前記方法は、前記周囲信号を受信することを更に具備する請求項１２記載の方法。
21. オーディオ信号を受信する手段と、
    前記オーディオ信号を調整する手段と、
    周囲状況に応じて周囲信号を提供する手段と、
    前記周囲信号を調整する手段と、
    前記周囲信号及び第１のオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される前記調整を調節する手段と、
    前記調整された周囲信号と前記調整されたオーディオ信号とを結合する手段と
    を具備する通信のための装置。
22. 前記オーディオ信号をデコードする手段を更に具備する請求項２０記載の装置。
23. 前記オーディオ信号を備えるトランスミッションを受信する手段を更に具備する請求項２０記載の装置。
24. 記憶デバイスから前記オーディオ信号を検索することを更に具備する請求項２０記載の装置。
25. 前記結合された周囲信号及びオーディオ信号をスピーカに提供する手段を更に具備する請求項２０記載の装置。
26. 前記周囲信号及びオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される前記調整をユーザが調節することを可能にする手段を更に具備する請求項２０記載の装置。
27. 前記周囲状況に応じて前記周囲信号及びオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される前記調整を調節する手段を更に具備する請求項２０記載の装置。
28. 前記周囲状況に応じて前記周囲信号を生成する手段を更に具備する請求項２０記載の装置。
29. 前記周囲状況を受信する手段を更に具備する請求項２８記載の装置。
30. 前記周囲状況は、前記周囲信号を具備し、
    前記装置は、前記周囲信号を受信する手段を更に具備する請求項２０記載の装置。
31. 電子ソースからオーディオ信号を受信することと、
    前記オーディオ信号を調整することと、
    周囲状況に応じて生成される周囲信号を受信することと、
    前記周囲信号を調整することと、
    前記周囲信号及びオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される前記調整を調節することと、
    前記調整された周囲信号と前記調整されたオーディオ信号とを結合することと
    を実行可能な命令を備えるコンピュータ可読媒体を具備する通信のためのコンピュータプログラム製品。
32. スピーカと、
    オーディオ信号を調整するように構成される受信機と、
    周囲状況に応じて周囲信号を提供するように構成されるトランスデューサ回路と
    を具備し、
    前記受信機は、前記トランスデューサ回路からの前記周囲信号を調整するように更に構成され、前記調整された周囲信号と前記調整されたオーディオ信号とを結合するように更に構成され、前記結合された調整された周囲及びオーディオ信号を前記スピーカに提供するように更に構成され、
    前記受信機は、前記周囲信号及び第１のオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される前記調整を調節するように更に構成されているヘッドセット。
33. ユーザインターフェースと、
    オーディオ信号を調整するように構成される受信機と、
    周囲状況に応じて周囲信号を提供するように構成されるトランスデューサ回路と
    を具備し、
    前記受信機は、前記トランスデューサ回路からの前記周囲信号を調整するように更に構成され、前記調整された周囲信号と前記調整された第１のオーディオ信号とを結合するように更に構成され、前記結合された前記調整された周囲及びオーディオ信号を前記ユーザインターフェースに提供するように更に構成され、
    前記受信機は、前記周囲信号及び第１のオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される前記調整を調節するように更に構成されている時計。
34. センサと、
    オーディオ信号を調整するように構成される受信機と、
    周囲状況に応じて周囲信号を提供するように構成されるトランスデューサ回路と
    を具備し、
    前記受信機は、前記トランスデューサ回路からの前記周囲信号を調整するように更に構成され、前記調整された周囲信号と前記調整された第１のオーディオ信号とを結合するように更に構成され、前記結合された前記調整された周囲及びオーディオ信号を前記センサに提供するように更に構成され、
    前記受信機は、前記周囲信号及び第１のオーディオ信号のうちの少なくとも１つに適用される前記調整を調節するように更に構成されている検知デバイス。

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