JP2014179834A - 原稿照明装置及び走査光学ユニット及び画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照度ニップルの発生を安価かつ容易に防止することが可能な原稿照明装置を提供する。
【解決手段】複数の光源44と、複数の光源44からの光を原稿の照射領域W1へと導く複数の支持部材42,43によって支持された導光部材47,48,49と、複数の光源44から照射領域W1への光路上に配設された拡散部材70とを有し、拡散部材70は複数の支持部材42,43の何れか一つに一端を固定され他端を他の支持部材に係合された原稿照明装置において、拡散部材70にスリット状の切れ目76を設けた。
【選択図】図10

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、スキャナ等の画像形成装置に関し、詳しくは原稿に光を照射する現像照明装置に関する。
近年では、LED需要の高まりから原稿照明装置においても点状の光源を複数個並べて、導光部材を用いて集光する構成のものが増えてきている。例えば「特許文献1」には、導光効率のよい反射板を用いて光を原稿の照射領域へと導く構成が開示されている。また「特許文献2」には、コストと軽量化のためシート状の拡散部材を採用し、メンテナンス性向上のために分割可能な支持部材の一方に拡散部材が固定され、他方の支持部材に設置された複数の穴と拡散部材に設けられた複数の凸部とで係合する技術が開示されている。
しかし「特許文献1」に開示された技術では、従来のキセノンランプやCCFLランプに比して複数の光源を使用するため、照明位置での照度ニップルが生じる虞があった。その光を拡散する手段として、拡散部材を用いた手法が考えられている。一方で、照度ニップルを防ぐため、点状光源から原稿照射面まで必ず一度は拡散部材を通過するように光路全面を遮るように設置する必要がある。
「特許文献2」に開示された技術では、シート材を採用しているため拡散部材の寸法のばらつきが大きく、勘合する穴と凸部との間で主走査方向の位置を矯正すると副走査方向における勘合位置の間で撓みが生じてしまい照射ニップルを生じてしまう虞があった。また、副走査方向における勘合箇所を増やす方法があるが、支持部材側の剛性が低下してしまいさらなる対策を求められる虞がある。
本発明は上述の問題点を解決し、照度ニップルの発生を安価かつ容易に防止することが可能な原稿照明装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、複数の光源と、前記複数の光源からの光を原稿の照射領域へと導く複数の支持部材によって支持された導光部材と、前記複数の光源から前記照射領域への光路上に配設された拡散部材とを有し、前記拡散部材は前記複数の支持部材の何れか一つに一端を固定され他端を他の支持部材に係合された原稿照明装置において、前記拡散部材はスリット状の切れ目を有することを特徴とする。
本発明によれば、拡散板がばらついてもスリット状の切れ目が撓みの発生を防止するので、照度ニップルの悪化を安価かつ容易に防止することが可能な原稿照明装置を提供することができる。
本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置の概略正面図である。 本発明の一実施形態を適用可能な画像読取装置の概略斜視図である。 本発明の一実施形態に用いられる画像読取装置を説明する概略図である。 本発明の一実施形態に用いられるLEDユニットを説明する概略斜視図である。 本発明の一実施形態に用いられる拡散板を説明する概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる拡散板を説明する概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる穴部を説明する概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる穴部を説明する概略図である。 従来の拡散板における問題点を説明する概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる拡散板の概略図である。 本発明の一実施形態の変形例を説明する概略図である。
図1及び図2は本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置を示している。本実施形態では画像形成装置としてカラー複写機を示しているが、画像読取装置としてはイメージスキャナに本発明を適用してもよく、画像形成装置としてはイメージスキャナを有する複写機やファクシミリ、これ等の複合機等にも適用可能である。
図1において画像形成装置としてのカラー複写機1は、自動原稿搬送装置(ADF)2、給紙部3、画像読取装置4、画像形成部5を有している。ADF2は、原稿トレイ11、原稿トレイ11上の原稿束から原稿を1枚ずつ分離してコンタクトガラス7に向けて搬送する各種ローラ等からなる給送部13、給送部13によって分離された原稿をコンタクトガラス7上に搬送する搬送ベルト8を備えている。さらにADF2には、各種ローラ等からなる排紙部9が設けられている。コンタクトガラス7上の原稿が画像読取装置4によって読み取られると、搬送ベルト8によってコンタクトガラス7から排紙される原稿は、排紙部9によって原稿トレイ11の下方に設けられた排紙トレイ12に排紙される。またADF2は、画像読取装置4に対して図示しないヒンジ等の開閉機構を介して開閉自在に取り付けられている。給紙部3は、用紙サイズの異なる記録媒体としての記録紙を収納する給紙カセット21,22と、給紙カセット21,22内に収納された記録紙を画像形成部5の画像形成位置まで搬送する各種ローラからなる給紙手段23とを備えている。
画像読取装置4は、図1に示すように、その筐体4a内に一体型の走査光学ユニット40を備えており、走査光学ユニット40は後述するLEDユニット44から図2に矢印Aで示す主走査方向に光を照射する。また走査光学ユニット40は、画像読取装置4に設けられた図示しない駆動手段によって全照射量域W内において図1及び図2に矢印Bで示す副走査方向に走査されることにより、原稿の2次元カラー画像を読み取るように構成されている。コンタクトガラス7は、筐体4aの上部に設けられており、筐体4aの上面を構成している。駆動手段は、走査光学ユニット40に固定されたワイヤ、ワイヤを張架する複数の従動プーリ及び駆動プーリ、駆動プーリを回転させるモータ等によって構成された公知の構成であるので図示を省略する。
画像形成部5は画像形成手段を構成するものであり、露光装置31、複数の感光体ドラム32を有している。各感光体ドラム32の周囲には、それぞれ異なる色(イエロ(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K))のトナーを有する現像装置33が配設され、各感光体ドラム32の下方には転写ベルト34、定着装置35が配設されている。画像形成部5は、画像読取装置4によって読み取られ色分解された画像情報に基づいて複数の感光体ドラム32に色分けして画像を形成する。そして、給紙部3から供給された記録紙に感光体ドラム32上のトナー像を重ね合わせて転写した後、定着装置35により記録紙に転写されたトナー像を溶融して記録紙にカラー画像を定着させる。またカラー複写機1は、図示しない画像送受信装置によって読み取った画像を相手先の装置に送信する機能も備えている。
次に、図3に基づいて走査光学ユニット40の構成を説明する。走査光学ユニット40は、それぞれ樹脂製の筐体41と第1の支持部材42と第2の支持部材43とを備えている。第1の支持部材42は、筐体41に着脱自在に設けられたLEDからの光を導く導光部材を支持している。第2の支持部材43は、第1の支持部材42に着脱自在に設けられ第1の支持部材42との間に原稿Pの照射領域W1にLEDユニット44から照射を行うための開口43aを有している。
各支持部材42,43には、光源としてのLEDユニット44が取り付けられている。LEDユニット44は図4に示すように、LED基板45上に発光素子である複数(本実施形態では7個)のLEDパッケージ46が主走査方向にほぼ直線状に配置されたものによって構成されている。本実施形態で示すLEDパッケージ46は、いわゆるトップビュータイプと称されるものであり、出射面がLED基板45の実装面と直交するように構成されている。このトップビュータイプのLEDパッケージ46は、発光強度分布に指向性を有し、出射光の強度分布は出射角に対して発光面の直交方向を基準とするランバートの余弦則に倣う強度分布(ランバート分布と呼ぶ)を有している。
図3において、第2の支持部材43の下面にはLEDからの光を導く導光部材としての反射部47が設けられており、第2の支持部材43に対向する第1の支持部材42の上面には導光部材としての反射部48,49が設けられている。すなわち、反射部47は第2の支持部材43の下面である第1の対向面43bに設けられており、各反射部48,49は第1の対向面43bに対向する第1の支持部材42の上面である第2の対向面42aに設けられている。
反射部47の開口43aが設けられた側の端部と反射部48の図3において右端側とに掛けて拡散部材としての拡散板70が配設されている。拡散板70は、空間57と空間71とを遮断することにより、主走査方向にほぼ直線状に配設されたLEDパッケージ46間の照度リップルを拡散作用によって防止している。拡散板70は、図5及び図6に示すようにシート状を呈したモールド材からなり、その一端が第2の支持部材43に固定される。拡散板70の他端には複数(本実施形態では3個)の凸部72が形成されており、各凸部72は図7及び図8に示すように第1の支持部材42に形成された穴部73にそれぞれ係合される。この構成により、拡散板70は各支持部材42,43間に精度よく配置される。
LEDユニット44から反射部47,48,49を介して原稿Pの照射領域W1が照射されたとき、照射領域W1における原稿Pのライン上(主走査方向)の反射光Lである読取光軸が第1の支持部材42に設けられたスリット59を介して空間58に導かれる。このとき、図3に示す各反射ミラー60a〜60eは、反射光Lを反射ミラー60c,60b,60a,60d,60eの順に反射する。従って、各反射ミラー60a〜60eは、反射光Lを結像レンズ61に導くように筐体41の所定箇所に取り付けられている。結像レンズ61は筐体41の底部に取り付けられており、反射ミラー60eによって反射された光を結像させる。
CCD63は結像レンズ61の結像位置に配置されるべく筐体41の副走査方向一側面に取り付けられており、原稿Pの画像を読み取る。CCD63はR(赤)、G(緑)、B(青)の各色毎に設けられており、カラー画像の読取が可能に構成されている。CCD63は、SBU(スキャナボードユニット)64上に配置されており、SBU64は筐体41の副走査方向一側面に取り付けられている。SBU64には、CCD63の他にICチップやチップコンデンサ等の電子部品が実装されており、CCD63によって読み取られた原稿Pの画像を処理して露光装置31に送信するように構成されている。
次に本発明の特徴部について説明する。上述したように、拡散板70は一端が第2の支持部材に固定され他端に設けられた凸部72を第1の支持部材42に設けられた穴部73に係合させることによって精度よく配置されている。しかし従来の構成では、図5に矢印74で示す方向に拡散板70がばらついた場合に、図9に破線で示すように撓み75が生じてしまい、照度ニップルが悪化してしまう。この問題点を解決するため、本発明では図10に示すように、スリット状の切れ目76を拡散板70に設けている。この構成により、拡散板70がばらついてもスリット状の切れ目76が撓み75の発生を防止するので、照度ニップルの悪化を安価かつ容易に防止することが可能な原稿照明装置を提供することができる。
なおスリット状の切れ目76は、副走査方向において光源であるLEDパッケージ46間に配置することが望ましい。また、図11には指向性の強い光源からの光の方向77を示すが、スリット状の切れ目76を光源と光源との間に配置することにより、光の強い部分がスリット状の切れ目76に当たらず、照度ニップルの悪化を防止することができる。
1 画像形成装置(カラー複写機)
4 画像読取装置
40 走査光学ユニット
42 第1の支持部材
43 第2の支持部材
44 光源(LEDユニット)
47,48,49 導光部材(反射部)
70 拡散部材(拡散板)
76 スリット状の切れ目
W1 原稿の照射領域
特開2008−209879号公報 特開2010−191184号公報

Claims (5)

  1. 複数の光源と、前記複数の光源からの光を原稿の照射領域へと導く複数の支持部材によって支持された導光部材と、前記複数の光源から前記照射領域への光路上に配設された拡散部材とを有し、前記拡散部材は前記複数の支持部材の何れか一つに一端を固定され他端を他の支持部材に係合された原稿照明装置において、
    前記拡散部材はスリット状の切れ目を有することを特徴とする原稿照明装置。
  2. 請求項1記載の原稿照明装置において、
    前記切れ目は前記複数の光源間に配設されていることを特徴とする原稿照明装置。
  3. 請求項1または2記載の原稿照明装置を有することを特徴とする走査光学ユニット。
  4. 請求項1または2記載の原稿照明装置を有することを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1または2記載の原稿照明装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0627328A (ja) * 1992-07-13 1994-02-04 Seiko Epson Corp 照明装置
JP2012220566A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Ricoh Co Ltd 原稿照明装置、走査光学ユニット、画像読取装置および画像形成装置

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