JP2014179111A - 情報出力装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電磁誘導方式のペンを用い、クライアント装置が表示パネルに非接触の状態でペンの座標からタップの予測位置を検出し、サーバ装置へ送信する。サーバ装置は、受信したタップの予測位置により、タップの予測位置に該当するか又は、タップの予測位置に距離的に近いプログラムの選択項目を優先度を付けて選出し、選択した選択項目の優先度に従って選択項目がタップ操作された場合の動作を実行して、実行結果の画面を記憶しておく。使用者が、選択項目をタップ操作して選択した場合は、予め記憶しておいた実行結果の画面を表示することにより応答速度を速くする。
【選択図】 図7
Description
手段と、前記位置取得手段で前記予測の指示が特定されてその予測の指示位置を取得した際は、その指示位置に対応する情報を取得し、その情報を当該指示位置と対応付けて記憶する記憶手段と、前記位置取得手段で前記実操作の指示位置を取得した際は、その実操作の指示位置が前記予測の指示位置として予め指示されていて対応した情報が前記記憶手段に予め記憶されていれば、その記憶された情報を読み出す読出手段と、前記読出手段で読み出された情報を前記クライアント装置へ送信する送信手段と、を備えることを特徴としている。
請求項5は、表示画面に対する指示位置を、その表示画面上における接触前の近傍位置で検出した場合は、更にその指示位置が時間変化で変化しないことを条件に、その指示を予測の指示として特定して当該検出した指示位置を予測の指示位置として取得し、一方、前記表示画面に対する指示位置を、前記表示画面上における接触で検出した場合は、その指示位置を実操作の指示位置として検出する検出手段と、前記検出手段で前記予測の指示が特定されてその予測の指示位置を検出した際は、その指示位置に対応する情報を取得し、その情報を当該指示位置と対応付けて記憶する記憶手段と、前記検出手段で前記実操作の指示位置を検出した際は、その実操作の指示位置が前記予測の指示位置として予め指示されていて対応した情報が前記記憶手段に予め記憶されていれば、その記憶された情報を読み出す読出手段と、前記読出手段で読み出された情報を出力する出力手段と、を備えることを特徴としている。
まず、本実施形態における構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るサーバベースコンピューティングシステムの全体構成を示すブロック図である。
つまり、このサーバベースコンピューティングシステムにおける各クライアント装置2は、何れもタブレットなどのユーザ操作に応じた入力機能と表示部への出力機能を主要な機能として有し、少なくとも前記サーバ装置1が有している各種のプログラムを実行する機能やデータファイルの管理機能を一切持っていない。
サーバ装置1は、コンピュータとしてのCPU11を備え、このCPU11には、バス12を介してROM13、RAM14、フレームバッファRAM15、表示装置16が接続される。RAM14には、端末用のフレームバッファ14a、選択項目管理テーブル14bが含まれる。
クライアント装置2は、コンピュータとしてのCPU21を備え、このCPU21には、バス22を介してROM23、RAM24、フレームバッファRAM25が接続される。そして、このフレームバッファRAM25に書き込まれた画面データが表示部27dに出力されて表示される。
1 タブレット27にX、Y軸と垂直に交差された入力面のセンサーコイル群に、ある短い時間だけ、交流の電流を流し、これにより磁界が発生する。
2 電磁誘導ペン27eはコイルを持っており、発生した磁界に反応して誘電電流が流れコンデンサに電荷が蓄えられる。
3 センサーコイルに電流を流すのをやめる。
4 コンデンサに蓄えられた電荷を放出して、電磁誘導ペン27e側のコイルに電流が流れ、磁界が発生する。
5 電磁誘導ペン27eの先に発生した磁界の影響により、電磁誘導ペン27eの下にあるセンサーコイルに静電電流が流れ、センサーコイル群のうち、電流が流れたセンサーコイルの上に、電磁誘導ペン27eがあると判断される。また、その量によりZ軸の検出を行う。
1 X、Y、Z座標値の検出を常に行う。(通常1秒間当り、100回から1000回程度)
2 電磁誘導ペン27eが移動する、単位時間当たりに決められた移動量を検出する。
(例えば10msにx=5mm、y=10mm、z=5mmなど移動量が大きくペンを動かした状態)
3 電磁誘導ペン27eがタブレット入力部27a上にあり、ペンの移動量と距離が規定値(タップするだろうという予測を決定するためのしきい値)を超えた場合、(例えば10msにx=1mm、y=1mm、z=1mmなどペンがほとんど動かない状態)その情報を検出し、ペン位置情報を作成する。
図4は、サーバ装置1のRAM14に記憶される選択項目管理テーブル14bの一例を示す図である。選択項目管理テーブル14bは、画面に表示される選択項目と、選択項目をタップ操作した場合のプログラム実行結果画面とを関連付けするテーブルである。
図5は、クライアント装置2の表示部27dへ表示される選択項目が表示された画面の一例を示す図である。画面31には、方法1、方法2、方法3の3つの選択項目の中から1つの選択項目をチェックボックスのタップ操作により使用者に選択させる表示と、リンク先A、リンク先B、リンク先Cの3つの選択項目の中から1つの選択項目を選択項目名のタップ操作により使用者に選択させる表示とが表示されている。
図6は、従来の項目選択処理におけるサーバ装置1とクライアント装置2とのシーケンス図である。
図7は、項目選択処理におけるサーバ装置1とクライアント装置2とのシーケンス図である。
シーケンスB07では、クライアント装置2の使用者が電磁誘導ペン27eをタブレット27にタップ操作することにより、方法1または方法2または方法3のいずれかの選択項目を選択するのをスキャンする。
図8は、クライアント装置2において実行されるペン入力スキャン処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、ステップS01では、受信したタップ予測位置情報のタップ予測位置の座標と選択項目管理テーブル14bの選択項目の位置の座標とを照合し、該当する選択項目を見つける。
まず、ステップS11では、受信したタップ予測位置情報のタップ予測位置の座標と選択項目管理テーブル14bの選択項目の位置の座標との距離を計算して求める。この計算を選択項目管理テーブル14bの全ての選択項目について行う。
2 …クライアント装置
3 …通信ネットワーク
11、21…CPU
12、22…バス
13、23…ROM
14、24…RAM
14a…クライアント用フレームバッファ
14b…選択項目管理テーブル
15、25…フレームバッファRAM
16…表示装置
17…入力装置
18、28…外部記憶装置
19、29…通信I/F
27…タブレット
27a…タブレット入力部
27b…電磁誘導制御部
27c…表示制御部
27d…表示部
27e…電磁誘導ペン
Claims (11)
- ネットワークを介したクライアント装置からのサービス要求に基づいてプログラムを動作させ、前記サービス要求に対応する情報を前記クライアント装置へ送信する情報出力装置であって、
前記クライアント装置の表示画面に対する指示位置を、その表示画面上における接触前の近傍位置で検出した場合は、更にその指示位置が時間変化で変化しないことを条件に、その指示を予測の指示として特定して当該検出した指示位置を予測の指示位置として取得し、一方、前記表示画面に対する指示位置を、前記表示画面上における接触で検出した場合は、その指示位置を実操作の指示位置として取得する位置取得手段と、
前記位置取得手段で前記予測の指示が特定されてその予測の指示位置を取得した際は、その指示位置に対応する情報を取得し、その情報を当該指示位置と対応付けて記憶する記憶手段と、
前記位置取得手段で前記実操作の指示位置を取得した際は、その実操作の指示位置が前記予測の指示位置として予め指示されていて対応した情報が前記記憶手段に予め記憶されていれば、その記憶された情報を読み出す読出手段と、
前記読出手段で読み出された情報を前記クライアント装置へ送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする情報出力装置。 - 前記位置取得手段で前記予測の指示位置を取得した際は、その指示位置が前記画面データ上に表示される選択対象位置の指示位置か否かを判別する判別手段と、を更に備え、
前記記憶手段は、前記判別手段で前記選択対象位置の指示位置であると判別した際に、その選択対象位置に対応する情報を取得する、
ことを特徴とする請求項1記載の情報出力装置。 - 前記位置取得手段で前記予測の指示位置を取得した際は、その指示位置と前記画面データ上に表示される複数の選択対象位置の指示位置との位置関係を比較する比較手段と、を更に備え
前記記憶手段は、前記比較手段で最も近い位置に存在する選択対象位置を優先して、その選択対象位置に対応する情報を取得する、
ことを特徴とする請求項1記載の情報出力装置。 - 前記位置取得手段で前記実操作の指示位置を取得した際は、その実操作の指示位置に対応した情報が前記記憶手段に予め記憶されていなければ、その指示位置に対応する情報をその時点で取得し、その取得した情報を出力する、
ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の情報出力装置。 - 表示画面に対する指示位置を、その表示画面上における接触前の近傍位置で検出した場合は、更にその指示位置が時間変化で変化しないことを条件に、その指示を予測の指示として特定して当該検出した指示位置を予測の指示位置として取得し、一方、前記表示画面
に対する指示位置を、前記表示画面上における接触で検出した場合は、その指示位置を実操作の指示位置として検出する検出手段と、
前記検出手段で前記予測の指示が特定されてその予測の指示位置を検出した際は、その指示位置に対応する情報を取得し、その情報を当該指示位置と対応付けて記憶する記憶手段と、
前記検出手段で前記実操作の指示位置を検出した際は、その実操作の指示位置が前記予測の指示位置として予め指示されていて対応した情報が前記記憶手段に予め記憶されていれば、その記憶された情報を読み出す読出手段と、
前記読出手段で読み出された情報を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする情報出力装置。 - 前記検出手段で前記予測の指示位置を検出した際は、その指示位置が前記表示画面上に表示される選択対象位置の指示位置か否かを判別する判別手段と、を更に備え、
前記記憶手段は、前記判別手段で前記選択対象位置の指示位置であると判別した際に、その選択対象位置に対応する情報を取得する
ことを特徴とする請求項5記載の情報出力装置。 - 前記検出手段で前記予測の指示位置を検出した際は、その指示位置と前記表示画面上に表示される複数の選択対象位置の指示位置との位置関係を比較する比較手段と、を更に備え、
前記記憶手段は、前記比較手段で最も近い位置に存在する選択対象位置を優先して、その選択対象位置に対応する情報を取得する、
ことを特徴とする請求項5記載の情報出力装置。 - 前記検出手段で前記実操作の指示位置を検出した際は、その実操作の指示位置に対応した情報が前記記憶手段に予め記憶されていなければ、その指示位置に対応する情報をその時点で取得し、その取得した情報を出力する、
ことを特徴とする請求項5〜7の何れかに記載の情報出力装置。 - 前記指示位置に対応する情報は、その指示位置に対応するプログラムの処理の実行により作成される画面データの情報である、
ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の情報出力装置。 - ネットワークを介したクライアント装置からのサービス要求に基づいてプログラムを動作させ、前記サービス要求に対応する情報を前記クライアント装置へ送信する情報出力装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記クライアント装置の表示画面に対する指示位置を、その表示画面上における接触前の近傍位置で検出した場合は、更にその指示位置が時間変化で変化しないことを条件に、その指示を予測の指示として特定して当該検出した指示位置を予測の指示位置として取得し、一方、前記表示画面に対する指示位置を、前記表示画面上における接触で検出した場合は、その指示位置を実操作の指示位置として取得する位置取得手段、
前記位置取得手段で前記予測の指示が特定されてその予測の指示位置を取得した際は、その指示位置に対応する情報を取得し、その情報を当該指示位置と対応付けて記憶する記憶手段、
前記位置取得手段で前記実操作の指示位置を取得した際は、その実操作の指示位置が前記予測の指示位置として予め指示されていて対応した情報が前記記憶手段に予め記憶されていれば、その記憶された情報を読み出す読出手段、
前記読出手段で読み出された情報を前記クライアント装置へ送信する送信手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。 - 情報出力装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
表示画面に対する指示位置を、その表示画面上における接触前の近傍位置で検出した場合は、更にその指示位置が時間変化で変化しないことを条件に、その指示を予測の指示として特定して当該検出した指示位置を予測の指示位置として取得し、一方、前記表示画面に対する指示位置を、前記表示画面上における接触で検出した場合は、その指示位置を実操作の指示位置として検出する検出手段、
前記検出手段で前記予測の指示が特定されてその予測の指示位置を検出した際は、その指示位置に対応する情報を取得し、その情報を当該指示位置と対応付けて記憶する記憶手段、
前記検出手段で前記実操作の指示位置を検出した際は、その実操作の指示位置が前記予測の指示位置として予め指示されていて対応した情報が前記記憶手段に予め記憶されていれば、その記憶された情報を読み出す読出手段、
前記読出手段で読み出された情報を出力する出力手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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