JP2014178798A - 画像形成装置、その制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像形成装置、その制御方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】インストール対象のアプリケーションのアップデート元のアプリケーションの設定データとライセンス情報とがインストール対象のアプリケーションに引き継がれるようにインストール処理を行う画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置101が、アプリプログラムのインストール要求を受け付け、アプリプログラムの属性情報が記述された記述ファイルを参照して、アプリプログラムのアップデート元のアプリプログラムがインストール済みであるかを判断する。画像形成装置101が、アップデート元のアプリプログラムがインストール済みである場合に、アップデート元のアプリプログラムの設定データとライセンス情報とがインストール要求されたアプリプログラムに引き継がれるようにアプリプログラムをインストールする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置、その制御方法およびコンピュータプログラムに関する。
アプリケーションの開始、停止など、アプリケーションのライフサイクルを管理するフレームワークとして、OSGi(Open Services Gateway initiative)AllianceからOSGiフレームワークが提唱されている。OSGiフレームワークでは、アプリケーションの形式をJava(登録商標)の圧縮フォーマットであるjarファイルとして規定している。jarファイルは、複数のクラスファイルをアーカイブとして1つにまとめたものである。jarファイルは、内部にMANIFEST.MFというマニフェストファイルを1つ持っており、jarファイルの説明が記載される。マニフェストファイルにOSGi仕様の属性を記載することで、OSGiフレームワークは、上記記載された属性に従って、アプリケーションのライフサイクルを管理する。
一方、画像形成装置において、アプリケーションを外部からインストールして搭載することが試みられており、OSGiフレームワークに準拠した仕組みを搭載した画像形成装置が提案されている。マニフェストファイルにOSGi仕様の属性だけでなく、独自の属性を定義し、拡張したものもある。
特許文献1は、インストール済みのアプリケーションに対して、アプリケーションとライセンスのアップデートを行うシステムを開示している。
特開2011−113203号公報
インストール済みのアプリケーションに対するライセンスをアップデートする技術は提案されている。しかし、インストール対象のアプリケーションのアップデート元のアプリの設定データ、ライセンスがインストール対象のアプリケーションに引き継がれるようにインストール処理を行う画像形成装置は提案されていない。
また、メジャーバージョンアップで、異なるアプリを1つのアプリに統合するケースを想定する。OSGiフレームワークでは、パーミッション制御により、異なるアプリの設定データを直接参照できないようになっているので、単純に設定データの引き継ぎができない。3rdパーティー製アプリが共存する環境において、他のアプリの設定データを誤って書き換えてしまうようなことを防ぐためにこのような制御を設けている。
本発明は、上記の課題の少なくとも一つを解決するためになされたものである。本発明は、インストール対象のアプリケーションのアップデート元のアプリケーションの設定データとライセンス情報とがインストール対象のアプリケーションに引き継がれるようにインストール処理を行う画像形成装置の提供を目的とする。
本発明の一実施形態の画像形成装置は、アプリプログラムのインストール要求を受け付ける受付手段と、前記インストール要求されたアプリプログラムの属性情報が記述された記述ファイルを参照して、前記アプリプログラムのアップデート元のアプリプログラムがインストール済みであるかを判断する判断手段と、前記アップデート元のアプリプログラムがインストール済みである場合に、前記アップデート元のアプリプログラムの設定データとライセンス情報とが前記インストール要求されたアプリプログラムに引き継がれるように前記インストール要求されたアプリプログラムをインストールする制御手段とを備える。
本発明により、異なるアプリケーションを1つのアプリケーションに統合した場合においてOSGiの制約の中でHDD等のリソースを考慮しながら、アプリケーションの設定データとライセンス情報を引き継いだアップデートが可能となる。
本実施形態のシステム構成例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 画像形成装置の機能ブロック図の一例である。 マニフェストファイルの一例を示す図である。 統合アプリのインストール処理の例を説明するフローチャートである。 統合アプリのマニフェストファイルの一例を示す図である。 統合アプリに対応するライセンス情報の一例を示す図である。 統合アプリへの設定データとライセンス情報との引き継ぎを説明する図である。 ライセンス情報の一例を示す図である。 統合アプリの初期設定画面の例である。 設定完了画面の一例を示す図である。 統合アプリの初期設定画面の一例を示す図である。 統合アプリの初期設定画面の一例を示す図である。 統合アプリが設定値を引き継ぐ処理の例を説明するフローチャートである。
以下に、図面を参照して、本実施形態について説明する。本実施形態の構成はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
図1は、本実施形態のシステム構成例を示す図である。画像形成装置101は、画像データを生成して出力する。この例では、画像形成装置101は、一台でプリンタ、スキャナ、コピー、FAXなどの機能を兼ね備えるMFP(Multifunction Peripheral)である。画像形成装置101には、複数のアプリケーションがインストール可能である。また、画像形成装置101は、画像形成装置に割り当てられた固有の機器IDを有する。
情報処理装置102は、画像形成装置101の操作をリモートで行うために使用される。情報処理装置102と画像形成装置101とは、ネットワーク103を介して通信可能である。ネットワーク103は、有線でも無線でもよい。この例では、ネットワーク103は、インターネットである。
図2は、画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。画像形成装置101は、CPU201乃至バス209を備える。CPU(Central Processing Unit)201は、各種のコンピュータプログラムを実行して、画像形成装置101全体を制御する。
ROM(Read Only Memory)202は、各種のコンピュータプログラムを記憶する。RAM(Random Access Memory)203は、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであって、各種データを一時記憶する。CPU201は、ROM202に記憶されているプログラムをRAM203にロードし、プログラムを実行する。RAM203は、記憶した内容を電源off後も保持可能なFRAM(登録商標)およびSRAM、電源off後に記憶内容が消去されるDRAMなどにより構成される。SRAMは、Static Rondom Access Memoryの略称である。DRAMは、Dynamic Rondom Access Memoryの略称である。
HDD(Hard Disk Drive)204は、各種プログラムを記憶する。CPU201は、HDD204に記憶されているプログラムをRAM203にロードしプログラムを実行する。また、RAM203のデータをHDD204に保存することもできる。
入出力部204は、画像形成装置101にデータを入力したり、画像形成装置101からデータを出力したりするためのユニットである。ネットワーク部206は、画像形成装置101を情報処理装置102に接続する。印刷部207は、バス209を介して、各ユニットとデータを送受信することが可能である。印刷部207は、ラスタイメージ等の各種イメージデータを記録媒体に印刷、または外部装置へ送信することが可能である。
スキャナ部208は、原稿台の上に置かれた原稿を読み取り、イメージデータを生成する。図2中に示す処理部は、バス209を介してデータの送受信を行うことが可能である。
図3は、画像形成装置の機能ブロック図の一例である。図3中に示されている各構成部を実現するプログラムはHDD204に記憶されている。そして、CPU201が、上記プログラムをRAM203にロードして実行することで、各構成部が実現される。
画像形成装置101は、アプリケーション管理アプリ302、インストーラ303、OSGiフレームワーク304、仮想マシン305、OS306を備える。アプリケーション管理アプリ302は、アプリケーション(アプリプログラム)のインストール指示を行うための画面(ユーザインタフェース)を表示する。このユーザインタフェースを用いたユーザ操作にしたがって、アプリケーション管理アプリ302は、インストーラ303にインストール指示を行う。なお、情報処理装置102は、ネットワーク部206を介して、アプリケーション管理アプリ302にアクセスすることが可能である。
インストーラ303は、アプリケーション管理アプリ302からインストール指示を受け取り、OSGiフレームワーク304にインストール処理を依頼する。OSGiフレームワーク504は、インストーラ303からのインストール依頼において指定されたアプリケーションをインストールする他、アプリケーションの起動、および停止を行う。なお、OSGiフレームワーク304は、OSGi Allianceで定められた標準フレームワークの仕様に準拠し、拡張を行っている。拡張を行うことで、OSGiで規定されていないマニフェスト項目を新たに定義し、アプリケーションのインストールに必要なHDD容量やメモリ量等の属性情報が記載可能である。
仮想マシン305は、アプリケーションを実行する。仮想マシン305は、例えば、Java(登録商標)の仮想マシンなどにより実現される。すなわち、仮想マシン305は、第1の実行環境であるOS306上で実現される実行環境であり、Javaベースで記述されたアプリケーションを実行するための第2の実行環境である。このような実行環境を画像形成装置101に具備させることで、画像形成装置101が生産された後でも、画像形成装置101の印刷ユニット、またはスキャナユニットを制御するためのアプリケーションをインストール、および実行させることが可能になる。
OS306は、画像形成装置全体を制御する。OS306は、画像形成装置101の各種機能をリアルタイムに制御可能なリアルタイムOSの各モジュール、あるいは、クリティカルに画像形成装置のオプション装置、および拡張カードを含む各機能を制御することが可能なライブラリ群である。OS306は、その上位で動作するアプリケーションに対して、インタフェースコマンドを提供するモジュール群により実現される。
図3(B)は、インストーラ303の構成の一例を示す図である。インストーラ303は、マニフェストファイル判別部307、設定情報処理部308、ライセンス情報管理部309、ライセンス情報処理部310、インストール指示部311、フラグファイル処理部312を備える。マニフェストファイル判別部307は、アプリケーション管理アプリ302からインストール指示されたアプリケーションのマニフェストファイルを判別する。マニフェストファイルは、アプリケーションの属性情報が記述された記述ファイルである。設定情報処理部308は、設定情報管理部313からインストール済みのアプリケーションの設定データを読み込んで処理を行う。
画像形成装置101のログ情報を収集するアプリにおいては、設定データは、例えば、収集の間隔を設定する「集計時間」、集計サーバの「IPアドレス」、「ユーザ名」、「パスワード」である。また、画像形成装置101のエラー情報を監視するアプリにおいては、設定データは、例えば、どのエラー項目を監視するかを設定する「デバイス監視対象情報」である。
ライセンス情報管理部309は、ライセンス情報を管理する。ライセンス情報は、少なくとも、アプリケーションの有効期限、印刷枚数制限値、スキャン枚数制限値、残期限、残プリント値、残スキャン値のいずれかを含む。ライセンス情報は、RAM203のFRAM領域に記憶される。ライセンス情報処理部310は、ライセンス情報管理部309からライセンス情報を読み出して処理を行う。
インストール指示部311は、OSGiフレームワーク304に対し、アプリケーションのインストール指示またはアンインストール指示を行う。フラグファイル処理部312は、フラグファイルの作成、管理を行う。フラグファイルには、インストール指示されたアプリケーションのアップデート元のアプリケーションがインストール済みであることを示すインストール済みフラグがセットされる。
アプリケーションが誤って他のアプリケーションの設定データを削除することを防ぐために、アプリケーションは自領域の設定データのみしかアクセスできない。権限が与えられているインストーラ303は、アプリケーションのインストールに必要な情報を、アプリId405を引数にしてOSGiフレームワーク304に問い合わせることで参照できる。
図3(C)は、OSGiフレームワークの構成の一例を示す図である。図3(C)に示す構成部以外のOSGiフレームワーク304の構成部に関しては標準の仕様に準拠しており、説明を省略する。
OSGiフレームワークは、設定情報管理部313、インストール部314を備える。設定情報管理部313は、アプリケーションの設定データを管理する。インストール部314は、インストーラ303からインストール指示されたアプリケーションをインストールする。
図4は、インストール要求されるアプリケーションを指定するマニフェストファイルの一例を示す図である。この例では、インストール要求されるアプリケーションは、複数のアップデート元のアプリケーションが統合されたアプリケーション(以下、「統合アプリ」と記述する)である。
属性「Bundle−Name」402は、アプリケーションの名称である。属性「Bundle−Vendor」403は、統合アプリの提供者である。属性「Bundle−Version」404は、統合アプリのバージョンである。属性「Application−Id」405は、アプリケーションの識別情報(以下、「アプリId」と記述)である。ライセンス情報管理部309は、アプリId405に基づいて、ライセンス情報を管理する。また、設定情報管理部313は、アプリId405に基づいて、設定情報を管理する。
また、設定情報処理部308は、アプリId405に基づいて、設定情報管理部313から設定情報を読み出す。また、ライセンス情報処理部310は、アプリId405に基づいて、ライセンス情報管理部309からライセンス情報を読み出す。
属性「Origin−Application−Ids」406には、アップデート元のアプリケーションのアプリIdが記載される。
図5は、本実施形態における統合アプリのインストール処理の例を説明するフローチャートである。
アプリケーション管理アプリ302から統合アプリのインストール指示を受け取ったタイミングで、インストーラ303が処理を開始する(ステップS501)。マニフェストファイル判別部307が、インストール指示された統合アプリのマニフェストファイルの情報を読み込む(ステップS502)。
図6は、統合アプリのマニフェストファイルの一例を示す図である。マニフェストファイル601は、属性602乃至606を有する。属性「Bundle−Name」602は、統合アプリの名称である。属性「Bundle−Vendor」603は、統合アプリの提供者である。属性「Bundle−Version」604は、統合アプリのバージョンである。属性「Application−Id」605は、統合アプリのIdである。属性「Origin−Application−Ids」606は、統合アプリのアップデート元アプリケーションのアプリIdである。
次に、マニフェストファイル判別部307が、マニフェストファイルに記述された、統合アプリのアプリIdと一致するアプリケーションがインストール済みかを判断する(ステップS503)。
マニフェストファイルに記述されたアプリIdと一致するアプリケーションがインストール済みである場合は、処理がステップS511に進む。そして、インストール指示部311が、統合アプリを上書きアップデートする。
マニフェストファイルに記述されたアプリIdと一致するアプリケーションがインストール済みでない場合は、マニフェストファイル判別部307が、以下の処理を実行する。マニフェストファイル判別部307は、マニフェストファイルの「Origin−Application−Ids」と一致するアプリケーションがインストール済みかを判断する(ステップS504)。
マニフェストファイルの「Origin−Application−Ids」と一致するアプリケーションがインストール済みである場合は、フラグファイル処理部312が、インストール済みフラグを立てる(ステップS505)。マニフェストファイルの「Origin−Application−Ids」と一致するアプリケーションがインストール済みでない場合は、処理がステップS506に進む。
次に、フラグファイル処理部312が、インストール済フラグが立っているかを判断する(ステップS506)。インストール済フラグが立っていない場合は、処理がステップS510に進み、インストール指示部311がアプリケーションを新規インストールする。
インストール済フラグが立っている場合は、処理がステップS507に進む。そして、設定情報処理部308が、アップデート元アプリケーションの設定データを、アップデート元アプリケーションのアプリIdを引数として設定情報管理部313から取得する(ステップS507)。具体的には、設定情報処理部308は、マニフェストファイルの「Origin−Application−Ids」に含まれるアプリIdを引数とする。設定情報処理部308は、取得した設定データをメモリ(RAM)204上に展開する。
次に、ライセンス情報処理部310が、アップデート元アプリケーションのライセンス情報をアップデート元アプリケーションのアプリIdを引数としてライセンス情報管理部309から読み込み、RAM203上に展開する(ステップS508)。続いて、インストール指示部311が、アップデート元アプリケーションをそれぞれアンインストールし、アップデート元アプリケーションが確保していたHDD204領域とRAM203のFRAM領域を解放する(ステップS509)。そして、インストール指示部311が、統合アプリの新規インストールを行う(ステップS510)。
次に、ライセンス情報処理部310が、インストールした統合アプリに対応するライセンス情報を読み込む(ステップS512)。
図7は、統合アプリに対応するライセンス情報の一例を示す図である。属性「Application−Id」702は、ライセンスを付与する対象のアプリケーション(統合アプリ)のIdである。属性「Validated−Period」703は、ライセンスの有効期限である。属性「MaximumPrintedImpressions」704は、プリント枚数の制限値である。属性「MaximumScannedImpressions」705は、スキャン枚数の制限値を表す。属性「Serial−No」706は、ライセンス対象の画像形成装置の固有機器IDである。
図5に戻って、フラグファイル処理部312が、インストール済フラグが立っているかを判断する(ステップS513)。インストール済フラグが立っていない場合は、処理がステップS516に進む。そして、ライセンス情報処理部310が、ライセンス情報を保存する。
インストール済フラグが立っている場合、設定情報処理部308が、上記ステップS507において保存していたRAM上の設定データを、インストールされた統合アプリの設定データとしてリストアする(ステップS514)。そして、ライセンス情報処理部310が、上記ステップS508で保存していたRAM上のライセンス情報のうち、それぞれ残数の多い値と、上記ステップS512で読み込んだライセンス情報とを加算する(ステップS515)。そして、ライセンス情報処理部310が、上記加算されたライセンス情報を保存し(ステップS516)、処理を終了する(ステップS517)。
図8は、統合アプリへの設定データとライセンス情報との引き継ぎを説明する図である。この例では、アプリA(アプリId:100)、アプリB(アプリId:200)が画像形成装置101にインストール済みの状態で、統合アプリであるアプリC(アプリId:300)をインストーラ303がインストールする場合の処理について説明する。
図8(A)は、インストール済みのアプリA,アプリBの設定データ、ライセンス情報をRAM203上に展開した状態を示す。801は、アプリA本体、802はアプリAの設定データである。803はアプリB本体、804はアプリBの設定データである。805はアプリAのライセンス情報、806はアプリBのライセンス情報である。
インストーラ303は、図6のマニフェストファイル601を持つアプリC(アプリId:300)をインストールする際、以下の処理を実行する。インストーラ303は、属性「Origin−Application−Ids」606の属性値が、アプリID100とアプリID200であることを確認する。これにより、アプリAとアプリBとが、アプリCのアップデート元アプリケーションであることがわかる。インストーラ303は、アプリId100とアプリId200の設定データをRAM203上にアプリ情報807として読み込む。また、インストーラ303は、ライセンス情報を、ライセンス情報808としてRAM203上に読み込む。
図8(B)は、アップデート元アプリケーションが削除された状態を示す。画像形成装置101は、HDD資源の制約上、アプリケーションのインストール領域、個数について制限を設けている。インストール領域については、例えば1GBまでの容量、個数については、例えば20個までといった制限を設けている。
アップデート元アプリケーションがインストール済み状態で、すでにインストール領域、個数が規定値に達していた場合、新たにアプリケーションをインストールできない。したがって、この場合には、インストーラ303が、アップデート元アプリケーションを、統合アプリをインストールする前に削除(アンインストール)する。これにより、インストール領域とインストール個数が解放されるため、統合アプリ本体のインストールが可能になる。
図8(C)は、アプリCをインストールした後、RAM203に保存しておいたアプリA,アプリBの設定値、ライセンス情報をアプリCにリストアする状態を示す。809はアプリC本体、810はインストーラ303によってリストアされた設定値である。811はアプリCのライセンス情報であって、RAMに保存したアプリA、アプリBのライセンス情報のうち残数の多い方と、図7で示すアプリCのライセンスを加算したものである。
図9は、FRAMに保存しているライセンス情報の一例を示す図である。902は対象のアプリ名を示す。903はアプリIDを示す。904は有効期限を示す。905はプリント枚数制限値を示す。906はスキャン枚数制限値を示す。907は残期限を示す。残期限907は、有効期限904から使用日数を減算した値となる。908は残プリント枚数を示す。残プリント枚数908は、プリント枚数制限値905から使用したプリント枚数を減算した値となる。909は残スキャン枚数を示す。残スキャン枚数909は、スキャン枚数制限値906から使用スキャン枚数を減算した値となる。910はアプリAのライセンス情報を示す。また、911はアプリBのライセンス情報を示す。
アプリAのライセンス情報とアプリBのライセンス情報とを比較すると、残数の多いのは、残期限20日、残プリント数10枚、残スキャン数10枚である。ライセンス情報処理部310は、上記残数の多いほうのライセンス情報の値と、図7で示されるアプリCのライセンス情報(有効期限100日、プリント制限値20枚、スキャン制限値10枚)とを加算する。そして、ライセンス情報処理部310は、加算した値を持つライセンス情報をアプリCのライセンス情報として保存する。具体的には、ライセンス情報処理部310は、図9(B)のレコード912に示すように、有効期限120日、プリント枚数制限値30枚、スキャン枚数制限値20枚を、アプリCのライセンス情報として保存する。
図10は、統合アプリへの設定データの引き継ぎを行った後の、統合アプリの初期設定画面の例である。初期設定画面1001は、設定を確定するための操作画面である。この例では、統合アプリが初期設定画面1001を表示する。前提として、アップデート元アプリケーションであるアプリAは、ログ収集の間隔を設定する「集計時間:毎週日曜日」、集計サーバの「IPアドレス:XXX.XXX.XX.XXX」、「ユーザ名:admin」、「パスワード:pass」の設定データを持つ。同様に、アップデート元アプリケーションであるアプリBは、どのエラー項目を監視するかを設定する「デバイス監視対象情報:紙なし、トナー切れ、紙詰まり」という設定データを持つ。また、統合アプリであるアプリCは、「集計時間」、集計サーバの「IPアドレス」、「ユーザ名」、「パスワード」、「デバイス監視対象情報」という項目を設定できる。
集計情報の設定欄1002は、アプリAの「集計時間:毎週日曜日」、「集計サーバのIPアドレス:XXX.XXX.XX.XXX」、「ユーザ名:admin」、「パスワード:pass」の設定値の引き継ぎが行われたことを示す。また、デバイス監視対象情報の設定欄1003は、アプリBの設定値「デバイス監視対象情報:紙なし、トナー切れ、紙詰まり」の引き継ぎが行われていることを示す。ユーザは、初期設定画面1001上(操作画面上)での操作により、設定を変更することができる。ユーザが設定ボタン1004を押下すると、統合アプリが、図11に示す設定完了画面1101を表示する。メニューに戻るボタン1102が押し下げられると、メインメニューに戻る。
図12は、設定データの引き継ぎ項目で重複する項目がある場合の、統合アプリの初期設定画面の一例を示す図である。
前提として、アップデート元アプリケーションであるアプリAは、ログ収集の間隔を設定する「集計時間:毎週土曜日」、集計サーバの「IPアドレス:XXX.XXX.XX.XXX」、「ユーザ名:admin」、「パスワード:pass」の設定データを持つ。同様にアップデート元アプリケーションであるアプリBは、ログ収集の間隔を設定する「集計時間:毎週日曜日」、集計サーバの「IPアドレス:XXX.XXX.XX.XXX」、「ユーザ名:guest」、「パスワード:hoge」の設定データを持つ。また、アプリBは、どのエラー項目を監視するかを設定する「デバイス監視対象情報:紙なし、トナー切れ、紙詰まり」の設定データを持つ。統合アプリであるアプリCは、「集計時間」、集計サーバの「IPアドレス」、「ユーザ名」、「パスワード」、「デバイス監視対象情報」の項目を設定できる。
統合アプリは、初期設定画面1201上の集計情報欄1202の集計時間において、設定データの引き継ぎでアプリAの「土曜日」とアプリBの「日曜日」の設定値が重複することを示す情報を表示する。また、統合アプリは、集計サーバのユーザ名において、アプリAの「admin」とアプリBの「guest」が重複していることを示す情報を表示する。また、統合アプリは、パスワードにおいてアプリAの「pass」アプリBの「hoge」が重複することを示す情報を表示する。ユーザは、重複する項目について、いずれの設定値を選択するかを入力することができる。なお、デバイス監視対象情報の設定欄1203は、図10中のデバイス監視対象情報の設定欄1003と同様である。
図13は、設定データを引き継ぐ統合アプリに新規の設定項目がある場合の統合アプリの初期設定画面の一例を示す図である。
前提として、アップデート元アプリケーションであるアプリAは、ログ収集の間隔を設定する「集計時間:毎週日曜日」、集計サーバの「IPアドレス:XXX.XXX.XX.XXX」、「ユーザ名:guest」、「パスワード:hoge」の設定データを持つ。同様にアップデート元アプリケーションであるアプリBは、どのエラー項目を監視するかを設定する「デバイス監視対象情報:紙なし、トナー切れ、紙詰まり」の設定データを持つ。また、統合アプリであるアプリCは、「集計時間」、集計サーバの「IPアドレス」、「ユーザ名」、「パスワード」、「デバイス監視対象情報」を持つ。また、この例では、アプリCは、「シャットダウン設定」の項目を追加で設定できる。
初期設定画面1301上の集計情報の設定欄1302には、統合アプリに引き継がれた設定値が表示される。デバイス監視対象情報の設定欄1303は、図10中のデバイス監視対象情報の設定欄1003と同様である。
シャットダウン設定欄1304は、アプリCの新規の設定項目であり、引き継ぐ設定値が存在しない。したがって、シャットダウン設定欄1304には、アプリCが持つデフォルト値が入力される。ユーザが設定ボタン1305を押下すると設定が有効になる。
図14は、統合アプリが設定値を引き継ぐ処理の例を説明するフローチャートである。統合アプリの処理が開始する(ステップS1401)。続いて、統合アプリが、新規の設定項目があるかを判断する(ステップS1402)。新規の設定項目がある場合は、統合アプリが、新規の設定項目についてデフォルト値を表示する。そして、統合アプリが、リストアされた設定値を読み込む(ステップS1404)。
次に、統合アプリが、リストアした設定値のうち、競合する設定値があるかを判断する(ステップS1405)。競合する設定値がある場合は、統合アプリが、競合する設定値を表示し、ユーザに選択を促す(ステップS1408)。競合する設定値がない場合は、統合アプリが、リストアされた設定値を表示し(ステップS1406)、処理を終了する。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
101 画像形成装置
102 情報処理装置

Claims (12)

  1. アプリプログラムのインストール要求を受け付ける受け付け手段と、
    前記インストール要求されたアプリプログラムの属性情報が記述された記述ファイルを参照して、前記アプリプログラムのアップデート元のアプリプログラムがインストール済みであるかを判断する判断手段と、
    前記アップデート元のアプリプログラムがインストール済みである場合に、前記アップデート元のアプリプログラムの設定データとライセンス情報とが前記インストール要求されたアプリプログラムに引き継がれるように前記インストール要求されたアプリプログラムをインストールする制御手段とを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記述ファイルに記述された属性情報は、少なくとも前記インストール要求されたアプリプログラムのアップデート元のアプリプログラムの識別情報を含み、
    前記判断手段は、前記記述ファイルに記述された属性情報に含まれるアップデート元のアプリプログラムの識別情報に基づいて、前記アップデート元のアプリプログラムがインストール済みであるかを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記アップデート元のアプリプログラムの設定データを記憶手段から読み出して、前記インストール要求されたアプリプログラムの設定データとして前記記憶手段にリストアする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記アップデート元のアプリプログラムが複数である場合に、夫々のアップデート元のアプリプログラムのライセンス情報のうち、残数が最も多いライセンス情報を前記インストール要求されたアプリプログラムに引き継がせる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ライセンス情報は、少なくとも、アプリプログラムの有効期限、印刷枚数制限値、スキャン枚数制限値のいずれかを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、インストールされているアプリプログラムの個数が規定値に達している場合に、前記アップデート元のアプリプログラムを削除してから前記インストール要求されたアプリプログラムをインストールする
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記インストール要求されたアプリプログラムに引き継がれる設定データの変更を指示するための操作画面を表示する表示手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記表示手段は、前記インストール要求されたアプリプログラムの設定データと前記インストール要求されたアプリプログラムに引き継がれる設定データとで、重複する設定項目がある場合に、前記重複する設定項目のいずれかの選択を促す情報を前記操作画面上に表示する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記表示手段は、前記インストール要求されたアプリプログラムの設定データに、前記引き継がれる設定データにない新たな設定項目がある場合に、前記新たな設定項目の設定値の入力を促す情報を前記操作画面上に表示する
    ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記記述ファイルは、OSGiフレームワークにおいて規定されるマニフェストファイルである
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. アプリプログラムのインストール要求を受け付ける受け付け工程と、
    前記インストール要求されたアプリプログラムの属性情報が記述された記述ファイルを参照して、前記アプリプログラムのアップデート元のアプリプログラムがインストール済みであるかを判断する判断工程と、
    前記アップデート元のアプリプログラムがインストール済みである場合に、前記アップデート元のアプリプログラムの設定データとライセンス情報とが前記インストール要求されたアプリプログラムに引き継がれるように前記インストール要求されたアプリプログラムをインストールする制御工程とを有する
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  12. 請求項11に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017033468A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法
JP2019079111A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 富士ゼロックス株式会社 ソフトウエア管理装置、ソフトウエア管理システム及びプログラム

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