JP2014178354A - プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

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彰 藤森
Satoshi Hatori
聡 羽鳥
Naohiro Kumagai
直洋 熊谷
Kaoru Yoshino
薫 吉野
Hideyasu Seki
秀康 関
Ryota Goto
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Abstract

【課題】フレーム部材の各面部の変形を抑え、かつ、フレーム部材の材料コストを抑えることができるプロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体8と、感光体8に当接する矩形状の弾性ブレードおよび弾性ブレードを保持するホルダからなる複数のブレード部材と、感光体および複数のブレード部材を保持するフレーム100とを有し、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジ23において、複数のブレード部材のうち、少なくともひとつのブレード部材のホルダを、フレーム100の両側面部100a,100bに取り付けた。
【選択図】図6

Description

本発明は、プロセスカートリッジおよび画像形成装置に関するものである。
プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置では、感光体に静電潜像を形成し、形成された静電潜像を現像してトナー画像として可視化している。感光体上に形成されたトナー像を、直接的に、もしくは中間転写体を介して記録体としての記録シートに転写し、転写されたトナー画像を記録シート上に定着して画像を得る。このような画像形成装置においては、トナー画像の転写された後の感光体には転写されなかったトナーが残留する。そのため、クリーニングブレードを感光体に当接させ、残留トナーを除去している。
また、特許文献1には、感光体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置を備えた画像形成装置が記載されている。特許文献1に記載の潤滑剤塗布装置には、潤滑剤を塗布する塗布ブラシと、塗布ブラシにより感光体表面に塗布された潤滑剤を均す均しブレードとを備えている。
クリーニングブレードおよび均しブレードは、矩形状の弾性部材と、この弾性部材を保持するホルダとを有している。弾性部材を保持するホルダは、感光体軸方向に長い弾性部材にうねりなどが生じないように、板金などの剛性の高い部材で構成している。
また、特許文献1に記載の画像形成装置においては、感光体、クリーニングブレードおよび潤滑剤塗布装置をフレームに保持し装置本体に対して一体的に着脱可能なプロセスカートリッジとしている。一般的、クリーニングブレードおよび均しブレードは、フレームにネジ止めにより固定される。
プロセスカートリッジのフレームは、感光体軸方向両端に設けられ、軸方向に対して直交する一対の側面板と、感光体軸方向に平行で、両側面板に連結する連結部とを備えた略コの字形状となっている。フレームの一方の側面板には、感光体の一端を位置決めする位置決め部を有しており、他方の側面板には、感光体の他端を位置決めする位置決め部を有している。また、クリーニングブレードの取り付け部や、均しブレードの取り付け部は、フレームの連結部に設けている。
かかる構成のフレームにおいて、両側面板の連結部側とは反対側の端部は、自由端であるため、少しの力で外側に変形したり、内側に変形したりするおそれがある。側面板が変形すると、位置決め部の位置が変動してしまい、感光体と、感光体の周りに配置される現像ローラや帯電部材などとの位置関係が崩れてしまう。その結果、良好な画像を形成することができない。このため、側面板の厚みを厚くしたり、側面板に補強リブを設けたりするなどして、側面板の剛性を高めて、側面板に変形が生じないように工夫していた。しかし、この場合、フレームの材料費が嵩み、装置のコストアップに繋がるという課題があった。
本出願人は、上記課題について、鋭意研究した結果、次のことを見出した。すなわち、従来、フレームのクリーニングブレードの取り付け部や、均しブレード取り付け部の位置は、各ブレードの組付けし易さや、製造し易さの観点からしか考慮されておらず、ブレードのホルダの剛性が、フレームの剛性付与に十分生かしきれていないということを見出したのである。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、フレーム部材の各面部の変形を抑え、かつ、フレーム部材の材料コストを抑えることができるプロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、回転駆動する像担持体と、像担持体に当接する弾性部材および該弾性部材を保持するホルダからなる複数のブレード部材と、前記像担持体および複数のブレード部材を保持するフレーム部材とを有し、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジにおいて、前記フレーム部材は、前記像担持体の軸方向の一端に設けられ、前記軸方向に対して直交する第1面部と、前記像担持体の軸方向の他端に設けられ、前記軸方向に対して直交する第2面部と、前記第1面部と、前記第2面部とを連結する連結部とを有し、前記第1面部には、前記像担持体の軸方向一端を位置決めするための第1位置決め手段を有し、前記第2面部には、前記像担持体の軸方向他端を位置決めするための第2位置決め手段を有し、複数のブレード部材のうち、少なくともひとつのブレード部材のホルダを、前記第1面部と前記第2面部に取り付けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、複数のブレード部材のうち、少なくともひとつのブレード部材のホルダを、フレーム部材の各面部に取り付けることで、第1面部および第2面部を、ブレード部材のホルダにより補強することができる。その結果、各面部の連結部側と反対側が、感光体軸方向に変形するのを上記ブレード部材のホルダにより抑制することができる。その結果、各面部に設けられた位置決め手段により像担持体を精度よく位置決めすることができる。また、ブレード部材のホルダにより、第1面部および第2面部を良好に補強することができるので、フレーム部材の各面部の肉厚を薄くしたり、補強リブの数を減らしたりすることができる。従って、フレーム部材の材料コストを削減することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図。 本体ケースに設けられている側面カバーを開放した状態を示す斜視図。 4つのプロセスカートリッジのうち1つを拡大して、その構成を示す概略図。 帯電ローラの構成を示す図。 均しブレードの先端の撓みについて説明する図。 図3の矢印A方向から見たプロセスカートリッジ23の要部構成図。 プロセスカートリッジのフレームの感光体軸方向一端側を示す斜視図。 プロセスカートリッジのフレームの感光体軸方向他端側を示す斜視図。 感光体を組み付けたときのプロセスカートリッジの一端側を示す断面図。 感光体を組み付けたときのプロセスカートリッジの他端側を示す断面図。 変形例の概略構成図。 別の変形例の概略構成図。
以下、図面を参照にして本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
図1に示すように、画像形成装置1の本体ケース2内には、プリンタエンジン3、光ビームを出射する光書込装置4を備えている。また、被転写体である記録媒体Pを収納する記録媒体収納部である給紙カセット5、トナー画像が転写された記録媒体Pを定着処理する定着装置6、トナー画像を転写した後に発生した廃トナーを回収する廃トナー回収容器7等も備えている。
プリンタエンジン3は、トナー画像を形成し、形成したトナー画像を記録媒体Pに転写する部分であり、潜像担持体である4つの感光体8(Y、C、M、K)を備えている。また、各感光体8の周囲には、帯電装置9、現像装置10、ドラムクリーニング装置11、一次転写ローラ12が配置されている。また、プリンタエンジン3は、像担持体及び被転写体である中間転写ベルト13、転写装置である二次転写ローラ14、ベルトクリーニング装置15等も備えている。ここで、本明細書及び図面の記載において、Y、C、M、Kの添え字は、各々イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの色を示しており、これらの添え字は必要に応じて割愛する。
感光体8は、円筒状に形成されて駆動モータ(図示せず)が連結され、駆動モータからの駆動力により中心線回りに回転する。感光体8の外周面には静電潜像が形成される感光層が設けられている。
帯電装置9は、感光体8の外周面に配置された帯電ローラを備えている。この帯電ローラに対して電源部(図示せず)から電圧が印加されることにより、感光体8の外周面が一様に帯電される。
光書込装置4は、画像データに応じた光ビームを出射し、一様に帯電された感光体8の外周面を露光する。この露光により、感光体8の外周面に画像データに応じた静電潜像が形成される。
現像装置10は、感光体8に対してトナーを供給する。供給されたトナーは感光体8の外周面に形成されている静電潜像に付着し、感光体8の外周面上の静電潜像がトナー画像として顕像化される。
中間転写ベルト13は、樹脂フィルム又はゴムを基体として形成されたループ状のベルトである。中間転写ベルト13は、駆動ローラ16と入口ローラ17とテンションローラ18との回りに巻回されている。駆動モータ(図示せず)に連結された駆動ローラ16が回転駆動されることにより中間転写ベルト13は、矢印A方向に回転する。入口ローラ17とテンションローラ18とは、中間転写ベルト13が矢印A方向へ回転することにより中間転写ベルト13との摩擦力によって従動回転する。
一次転写ローラ12は中間転写ベルト13の内周面側(ループの内側)に配置されており、これらの一次転写ローラ12に転写用電圧が印加されることによって各感光体8上のトナー画像が中間転写ベルト13上に転写される。各感光体8上に形成されたトナー画像は中間転写ベルト13上に順次転写されて重ね合わされ、中間転写ベルト13上にはカラーのトナー画像が形成される。
ドラムクリーニング装置11は、トナー画像が中間転写ベルト13に転写された後の感光体8の外周面をクリーニングする。このクリーニングによって、トナー画像が中間転写ベルト13に転写された後に感光体8の外周面上に残留しているトナーや紙粉等が廃トナーとして回収される。
中間転写ベルト13上に形成されたカラーのトナー画像は、中間転写ベルト13と二次転写ローラ14とが当接された転写位置に記録媒体Pが送り込まれたタイミングで二次転写ローラ14に転写用電圧が印加されることにより、記録媒体Pに転写される。記録媒体Pは、給紙カセット5内から給紙されて搬送ローラ19やレジストローラ20により搬送され、トナー画像を転写された後に定着装置6に送り込まれる。トナー画像が転写された記録媒体Pは定着装置6内で熱と圧力とを加えられて定着処理され、この定着処理により溶融したトナー画像が記録媒体Pに定着される。定着処理が終了した記録媒体Pは本体ケース2の上面部に形成されている排紙トレイ21上に排紙される。
ベルトクリーニング装置15は、カラーのトナー画像が記録媒体Pに転写された後の中間転写ベルト13の外周面をクリーニングする。このクリーニングによって、トナー画像の転写後に中間転写ベルト13の外周面上に残留したトナーや紙粉等が廃トナーとして回収される。
廃トナー回収容器7は、各ドラムクリーニング装置11、15で回収された廃トナーがドラムクリーニング装置11、15から投入され、投入された廃トナーを貯溜する部分である。廃トナー回収容器7は本体ケース2に対して着脱可能に取付けられており、廃トナー回収容器7内の廃トナーが満杯状態に近付いた場合に本体ケース2から取り外され、空の廃トナー回収容器7が取付けられる。
プリンタエンジン3の構成部材である感光体8と、各感光体8の周囲に配置され、感光体8に作用するプロセス手段としての帯電装置9、現像装置10およびドラムクリーニング装置11などは、ユニット化して、プロセスカートリッジ23(23Y、23C、23M、23K)が形成されている。各プロセスカートリッジ23は本体ケース2内に着脱可能に装着されている。感光体8、帯電装置9、現像装置10及びドラムクリーニング装置11がプロセスカートリッジ23としてユニット化されることにより、交換やメンテナンスの作業が容易になる。また、各部材間の位置精度を高精度の維持することができ、形成される画像品質の向上を図ることができる。
また、プリンタ1から取り外した状態のプロセスカートリッジ23については、感光体8、帯電装置9およびドラムクリーニング装置11と、現像装置10とがそれぞれ単独で新しい装置との交換が可能に構成されている。
図2は、本体ケース2に設けられている側面カバー24を開放した状態を示す斜視図である。
側面カバー24を開放することにより、プリンタエンジン3と廃トナー回収容器7とが現われ、プロセスカートリッジ23や中間転写ベルト13及び廃トナー回収容器7の交換等やその他のメンテナンスを行うことができる。中間転写ベルト13とローラ16、17、18とベルトクリーニング装置15とは、ベルトケース13a内に収納されてユニット化され、中間転写ユニットとして、一体で交換可能となっている。
図3は、4つのプロセスカートリッジのうち1つを拡大して、その構成を示す概略図である。いずれのプロセスカートリッジでも同様の構成であるので、この図においては、色の区別を示すY、M、C、Kの表示を省略する。各プロセスカートリッジ23は感光体8を有し、各感光体8の周りには、以下の装置がそれぞれ配置されている。すなわち、感光体8表面に電荷を与える帯電装置9、感光体8表面に形成された潜像を各色トナーで現像してトナー像とする現像装置10、トナー像転写後の感光体8表面のクリーニングをするドラムクリーニング装置11である。また、感光体8表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置30も各感光体8の周りにそれぞれ配置されている。
図3に示した各要素を画像形成装置本体にそれぞれ別個に組み付けてもよいが、図示した例では、さらに、帯電装置9は、帯電ローラ9aと、図示しない帯電ローラ加圧バネと、帯電クリーナローラ9bとから構成されている。
潤滑剤塗布装置30は、固形潤滑剤30bと加圧バネ30cと潤滑剤を塗布する塗布ブラシ30aと潤滑剤を均一にする均しブレード30dとから構成されている。
現像装置10は、現像スリーブ10a上の現像剤量を規制する現像規制部材10b等から構成されている。
ドラムクリーニング装置11は、クリーニングブレード11aと廃トナー回収コイル11bとから構成されている。また、さらに、感光体8上のトナー量を検出する検出センサ80を備えてもよい。
図3に示すプロセスカートリッジ23、感光体8、帯電装置9、現像装置10、ドラムクリーニング装置11、潤滑剤塗布装置30を備えている。これにより、作像手段が一体化され、セット性、メンテナンス性に優れ、かつ現像部材、帯電部材、クリーニング部材等の対感光体位置精度が良くなる。なお、プロセスカートリッジ23は、感光体8と、帯電装置9、現像装置10、ドラムクリーニング装置11、潤滑剤塗布装置30のいずれか1つ以上を一体的に支持していて、画像形成装置1に着脱可能になっていればよい。また、本実施形態では、少なくとも、感光体8と、ドラムクリーニング装置11と、潤滑剤塗布装置30とを備えている。
感光体8は、アモロファスシリコーン、セレン等の金属物質を有する感光体8、または、有機感光物質を有する感光体8を用いることができる。本実施形態では、有機感光体8を用いている。有機感光体8としては、導電性支持体上に、フィラー分散した樹脂層、電荷発生層及び電荷輸送層を有する感光層、その表面にフィラーを分散させた保護層を有する。
感光層は電荷発生物質と電荷輸送物質を含む単層構成の感光層でも構わないが、電荷発生層と電荷輸送層で構成される積層型が感度、耐久性において優れている。
電荷発生層は、電荷発生能を有する顔料を必要に応じてバインダー樹脂とともに適当な溶剤中にボールミル、アトライター、サンドミル、超音波などを用いて分散し、これを導電性支持体上に塗布し、乾燥することにより形成される。結着樹脂としてはポリアミド、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリスルホン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリアクリルアミド、ポリビニルベンザール、ポリエステル、フェノキシ樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリフェニレンオキシド、ポリアミド、ポリビニルピリジン、セルロース系樹脂、カゼイン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等があげられる。結着樹脂の量は、電荷発生物質100質量部に対し0〜500質量部、好ましくは10〜300質量部が適当である。
また、電荷輸送層は、電荷輸送物質及び結着樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを電荷発生層上に塗布、乾燥することにより形成できる。電荷輸送物質には、正孔輸送物質と電子輸送物質とがある。結着樹脂としてはポリスチレン、スチレン−アクリルニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアレート、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート、酢酸セルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂等の熱可塑性または熱硬化性樹脂が挙げられる。
また、保護層を感光層の上に設けてもよい。保護層を設けることで、耐久性を向上させることができる。
保護層に使用される材料としてはABS樹脂、ACS樹脂、オレフィン−ビニルモノマー共重合体、塩素化ポリエーテル、アリル樹脂、フェノール樹脂、ポリアセタール、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリアクリレート、ポリアリルスルホン、ポリブチレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエーテルスルホン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、アクリル樹脂、ポリメチルベンテン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン、エポキシ樹脂等の樹脂が挙げられる。中でも、ポリカーボネートもしくはポリアリレートが最も良好に使用できる。保護層にはその他、耐摩耗性を向上する目的でポリテトラフルオロエチレンのような弗素樹脂、シリコーン樹脂、及びこれらの樹脂に酸化チタン、酸化錫、チタン酸カリウム、シリカ等の無機フィラー、また有機フィラーを分散したもの等を添加することができる。保護層中のフィラー濃度は使用するフィラー種により、また感光体8を使用する電子写真プロセス条件によっても異なるが、保護層の最表層側において全固形分に対するフィラーの比で5質量%以上、好ましくは10質量%以上、50質量%以下、好ましくは30質量%以下程度が良好である。
本実施形態の帯電装置9は、帯電ローラ9aを感光体8に接触又は微小の隙間を設けて非接触に対向させるローラ方式を採用している。また、帯電装置9として、タングステン、モリブデン等の細い金属ワイヤー、または、これらの表面に金属めっきしたワイヤーをアルミニウム製のケース内に張架したコロトロン方式の放電チャージャー方式を用いてもよい。また、アルミニウム製のケースにグリッドになる金属製のワイヤーを張架しているスコロトロン方式の放電チャージャー方式を用いてもよい。
図4は、帯電ローラ9aの構成を示す図である。
帯電部材としての帯電ローラ9aは、電源に接続されており、所定の電圧が印加される。帯電ローラ9aは、感光体8に対して接触して配置される。接触していても、円形形状の断面は、感光体8に近接する部分を有している。感光体8に近接している部分で、放電して、感光体8を帯電させる。本実施形態では、感光体8に近接している部分で、放電して、感光体8を帯電させるので、オゾンの発生が少なくなり環境に配慮する現在のニーズに適合している。
この帯電ローラ9aは、中心に金属製芯金としての軸部111、その外側に抵抗調整層112と最外層に表面層113とを有する構造をしている。軸部111は、例えば、直径が8〜20mmのステンレス、アルミニウムの高い剛性と導電性を有している金属製又は1×10Ω・cm以下、好ましくは1×10Ω・cm以下で高い剛性を有する導電性の樹脂等で構成される。
抵抗調整層112は、1×10Ω・cm〜1×10Ω・cmの体積抵抗率で、1〜2mm程度の厚さにすることが好ましい。
表面層113は、1×10Ω・cm〜1×1012Ω・cmの体積抵抗率で、10μm程度の厚さが好ましい。表面層113の体積抵抗率は、抵抗調整層112の電気抵抗率より高くすることが好ましい。ここで、帯電ローラ9aは、抵抗調整層112と表面層113との2層構造で示したが、特にこの構造に限定されるものではなく、単層でも3層であっても良い。
抵抗調整層112は、樹脂組成物を押出成形又は射出成形等により芯金111の周面に設けることで形成される。また、抵抗調整層112が経時で変形し、感光体8と帯電ローラ9aとの間隙が変化するのを防ぐため、抵抗調整層112のJIS−D硬度は45度以上とする。
抵抗調整層112に用いられる熱可塑性樹脂は、成形後のJIS−D硬度を保持することができれば特に限定するものでないが、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリスチレン(PS)及びその共重合体(AS、ABS等)等の汎用樹脂を用いる方が、成形加工が容易であり好ましい。また、電気抵抗の調整のために、高分子型イオン導電剤、カーボンブラック、金属粉等の導電材を用いることができる。
帯電ローラ9aは、電源に接続されており、所定の電圧が印加される。その電圧は、直流(DC)電圧のみでもよいが、DC電圧に交流(AC)電圧を重畳させた電圧であることが好ましい。AC電圧を印加することにより、感光体8表面をより均一に帯電することができる。本実施形態では、DC電圧にAC電圧を重畳させている。本実施形態では、帯電ローラ9aを感光体8に接触させて、感光体8を帯電させる接触式の帯電装置9である。この接触式の帯電装置9は、従来用いられているコロナ帯電方式に比べて、放電生成物の発生量が極めて少ないという利点がある。また、印加電圧が低いため電源のコストが小さくなる、電気絶縁の設計が行いやすい等の利点を有している。もちろん、上記のオゾン、窒素酸化物などによる不具合も低減する。
また、帯電ローラ9aは、感光体8に対して微小な間隙をもって配設してもよい。この微小な間隙は、帯電ローラ9aの両端部の非画像形成領域に一定の厚みを有するフィルムなどのスペーサ部材を巻き付けるなどして、スペーサ部材の表面を感光体8表面に当接させることで、設定することができる。印加バイアスは、AC重畳タイプの電圧を印加して、帯電ローラ9aと感光体8との微小ギャップに生じる放電により、感光体8を帯電させる。さらに、軸部111をスプリング等で加圧することで、微小ギャップの維持精度が向上する。
さらに、スペーサ部材を帯電ローラ9aと一体成型にしてもよい。このとき、ギャップ部分は、すくなくともその表面を絶縁体にする。このようにすることにより、ギャップ部分で放電をなくし、ギャップ部分に放電生成物が堆積し、放電生成物の粘着性により、トナーがギャップ部分に固着し、ギャップが広がることがなくなる。
現像装置10は、感光体8と対向する位置に、図示しないが内部に磁界発生手段を備える現像スリーブ10aが配置されている。現像スリーブ10aの下方には、2つの攪拌・搬送スクリュー10c、10dが備えられている。攪拌・搬送スクリュー10c、10dは、図1に示すトナーボトルから投入されるトナーを現像剤と混合し、攪拌しながら現像スリーブ10aへ汲み上げる。現像スリーブ10aによって搬送されるトナーと磁性キャリアからなる現像剤は、規制部材10bによって所定の現像剤層の厚みに規制され、現像スリーブ10aに担持される。現像スリーブ10aは、感光体8との対向位置において同方向に移動しながら、現像剤を担持搬送し、トナーを感光体8の潜像面に供給する。
また、図1に示しているが、未使用のトナーが収納された各色のトナーボトル45Y、45C、45M、45Kが、着脱可能に感光体8上部の空間に収納される。図示しないモーノポンプやエアーポンプなどのトナー搬送手段により、各現像装置10に必要に応じトナーを供給するようになっている。消耗の多いブラックトナー用のトナーボトル45Kを、特に大容量としておくことも可能である。
ドラムクリーニング装置11は、クリーニングブレード11aが感光体8と当接・離間する機構を備え、画像形成装置本体の制御部にて、任意に当接・離間させることができる。クリーニングブレード11aは、金属や硬質プラスチックなどの剛性材料からなる短冊形状のホルダ212と、短冊形状の弾性ブレード211とで構成されている。上記弾性ブレード211は、ホルダ212の一端側に接着剤などにより固定されており、212の他端側は、フレーム100にネジ止めされている。また、クリーニングブレード11aは、カウンタ方式で、感光体8に当接し、これによって、感光体8上に残留するトナー、汚れとして付着している記録部材のタルク、カオリン、炭酸カルシウム等の添剤を感光体8から除去してクリーニングする。除去したトナー等は、廃トナー回収コイル11bで、図示しない廃トナー容器に搬送し、貯留する。
潤滑剤塗布装置30は、固定されたケースに収容された固形潤滑剤30bと、固形潤滑剤30bに接触して潤滑剤を削り取り、感光体8に塗布する塗布ブラシ30aと、塗布ブラシ30aで塗布された潤滑剤を均す均しブレード30dを備える。本実施形態では、塗布ブラシ30aは、ひとつであるが、塗布ブラシ30aを複数設けてもよい。固形潤滑剤30bは、直方体状に形成されており、加圧バネ30cによって塗布ブラシ30a側に付勢されている。固形潤滑剤30bは塗布ブラシ30aによって削り取られ消耗し、経時的にその厚みが減少するが、加圧バネ30cで加圧されているために常時塗布ブラシ30aに当接している。塗布ブラシ30aは、回転しながら削り取った潤滑剤を感光体8表面に塗布する。感光体8に塗布する潤滑剤の塗布量は、塗布ブラシ30aの回転数で調整する。回転数が早くなるにつれて、固形潤滑剤30bから削り取る量が潤滑剤の量が増加し、感光体8に塗布する塗布量は増加する。逆に、回転数が遅くなるにつれて、固形潤滑剤30bから削り取る量が減少し、感光体8に塗布する塗布量は減少する。塗布ブラシ30aの回転方向は、図3に示す感光体8の移動方向に対し順方向であることが好ましいが、逆方向に回転してもよい。
また、上記塗布ブラシ30aによる潤滑剤塗布位置に対して移動方向の下流側の感光体表面に潤滑剤均し手段としての均しブレード30dを当接させている。均しブレード30dも、クリーニングブレード11aと同様、金属や硬質プラスチックなどの剛性材料からなる短冊形状のホルダ302と、短冊形状の弾性ブレード301とで構成されている。この均しブレード30dも、クリーニングブレード11aと同様、ホルダ302の一端側に接着剤などにより弾性ブレード301が固定されており、ホルダ302の他端側が、フレーム100にネジ止めされている。
固形潤滑剤30bに接触して潤滑剤を削り取り、感光体8に塗布する塗布ブラシ30aのブラシ繊維の太さは、3〜8デニールが好ましく、ブラシ繊維の密度は2万〜10万本/inchが好ましい。ブラシ繊維の太さが細すぎると、塗布ブラシ30aが感光体8表面に当接したときに毛倒れを起こしやすくなり、逆にブラシ繊維が太すぎると繊維の密度を高くすることができなくなる。また、ブラシ繊維の密度が低いと感光体8表面に当接するブラシ繊維の本数が少なくなる。このため、潤滑剤を均一に塗布することができない。逆にブラシ繊維の密度が高すぎると繊維と繊維の隙間が小さくなり、掻き取った潤滑剤の粉体の付着量が減るため、塗布量が不足してしまう。
そこで、毛倒れを起こしにくくするためのブラシ繊維の太さと、潤滑剤の均一な塗布を効率的に行うことができるブラシ繊維の密度とを有する、上記設定範囲の塗布ブラシ30aとする。
潤滑剤は、脂肪酸金属塩(A)と、無機潤滑剤(B)を含有している。
脂肪酸金属塩(A)が、帯電電流により破壊されて、感光体8の表面が破壊されるのを防止すると同時に、帯電電流では破壊されない無機潤滑剤により、潤滑作用が維持されるため、感光体8のクリーニングを良好に維持することが可能となる。
脂肪酸金属塩(A)の例としては、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸鉛、ステアリン酸鉄、ステアリン酸ニッケル、ステアリン酸コバルト、ステアリン酸銅、ステアリン酸ストロンチウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸カドミウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、オレイン酸亜鉛、オレイン酸マグネシウム、オレイン酸鉄、オレイン酸コバルト、オレインサン銅、オレイン酸鉛、オレイン酸マンガン、パルミチン酸亜鉛、パルミチン酸コバルト、パルミチン酸鉛、パルミチン酸マグネシウム、パルミチン酸アルミニウム、パルミチン酸カルシウム、カプリル酸鉛、カプリン酸鉛、リノレン酸亜鉛、リノレン酸コバルト、リノレン酸カルシウム、リシノール酸亜鉛、リシノール酸カドミウム及びそれらの混合物があるが、これに限るものではない。また、これらを混合して使用してもよい。本発明においては、中でもステアリン酸亜鉛が特に感光体への成膜性に優れることから、最も好ましく用いられる。
無機潤滑剤(B)とは、自身が劈開して潤滑する、或いは内部滑りを起こす無機化合物のことを指す。具体的な物質例としては、タルク、マイカ、窒化ホウ素、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、カオリン、スメクタイト、ハイドロタルサイト化合物、フッ化カルシウム、グラファイト、板状アルミナ、セリサイト、合成マイカなどがあるがこれに限るものではない。中でも窒化ホウ素は、原子がしっかりと組み合った六角網面が広い間隔で重なり、層間に働く力は弱いファンデルワールス力のみであるため、容易に劈開、潤滑することから、本発明においては最も好ましく用いられる。なお、これらの無機潤滑剤は疎水性付与等の目的で、必要に応じて表面処理がなされていても良い。
本実施形態では脂肪酸金属塩がステアリン酸亜鉛の物質であることにより感光体8への成膜性、潤滑性、保護性に優れさらに、無機潤滑剤が窒化ホウ素なので、より潤滑性に優れる。
従来においては、感光体8の直径は、40mmであったが、本実施形態においては、装置の小型化を図るために、感光体8の直径を30mmにしている。しかし、感光体8の直径を小径化することで、帯電装置9、現像装置、一次転写ローラ12、ドラムクリーニング装置11、潤滑剤塗布装置30などの感光体の周囲に配置する装置のスペースが減少する。このため、本実施形態では、均しブレード30dを、先端が感光体8の回転中心に向くように保持し、先端のみを感光体表面移動方向(トレーリング方向)に撓ませている。このように、均しブレード30dを保持することにより、均しブレード30dの感光体表面移動方向に示すスペースを削減することができる。これにより、感光体8の直径を30mmと小径化しても、帯電装置9、現像装置10、一次転写ローラ12、ドラムクリーニング装置11、潤滑剤塗布装置30を感光体周りに配置することができる。
図5は、均しブレード30dの先端の撓みについて説明する図である。なお、この図5は、図4とは、反対方向から見た図である。
図5に示すように、感光体8と均しブレード30dの接触部における接線方向と、ブレード30dの感光体8との接触部近傍とのなす角度θは、45°以下が好ましく、より好ましくは0°である。角度θを45°以下とすることで、均しブレード30dと感光体8との当接圧を良好にでき、塗布ブラシ30aにより感光体表面に塗布された潤滑剤を良好に均すことができる。
また、均しブレード30dの先端は、感光体表面移動方向(トレーリング方向)に撓ませるのがこのましい。これは、均しブレード30dの先端を、感光体表面移動方向と反対方向(カウンター方向)に撓ませた場合、感光体とブレード先端との摩擦力が、先端の撓み方向と反対方向に働く。このため、均しブレード30dの先端が、めくれてしまうおそれがある。一方、本実施形態のように、均しブレード30dの先端をトレーリング方向に撓ませることで、感光体とブレード先端との摩擦力が、先端の撓み方向に働く。これにより、均しブレード30dの先端のめくれを抑制することができ、安定的な当接関係を維持することができる。これにより、経時にわたり、安定的の感光体表面の潤滑剤を良好に均すことができる。
図6は、図3の矢印A方向から見たプロセスカートリッジ23の要部構成図である。図7は、プロセスカートリッジ23のフレーム100の感光体軸方向一端側を示す斜視図である。図8は、プロセスカートリッジ23のフレーム100の感光体軸方向他端側を示す斜視図である。
プロセスカートリッジ23のフレーム100は、図6に示すように、感光体の軸方向に対して直交する一対の側面部100a,100bと、これら側面部100a,100bを連結する感光体軸方向に平行な連結部100cとを有している。フレーム100は、図3の矢印A方向から見たとき、略コの字形状となっている。
フレーム100は、ドラムクリーニング装置11、潤滑剤塗布装置30の構成部品を保持している。具体的に説明すると、均しブレード30dが取り付けられる均し取り付け部103が、フレーム100の両端に設けられている。また、均し取り付け部103よりも感光体軸方向内側に、クリーニングブレード11aが取り付けられるクリーニング取り付け部104が、フレームの感光体軸方向両端付近に設けられている。また、フレーム100には、潤滑剤塗布装置30の固形潤滑剤30b、加圧バネ30cが保持される潤滑剤保持部105、塗布ブラシ30aの回転軸が支持されるブラシ支持部106も設けられている。また、フレーム100の両側面部100a,100bには、現像装置10が載置される現像載置部101が設けられている。また、フレームの両側面には、感光体8をフレーム100に対して位置決めする位置決め手段としての位置決め部材50a,50が嵌合する位置決め嵌合穴102a,102bが設けられている。
図6に示すように、クリーニングブレード11aは、フレーム100の奥側である連結部100cの近傍に取り付けられており、均しブレード30dは、クリーニングブレード11aよりも連結部100cから離間した位置でフレーム100に取り付けられている。
均しブレード30dのホルダ302が取り付けられる均し取り付け部103は、各側面部100a,100bから内部側に延びる感光体軸方向に平行な面である。均し取り付け部103には、均しブレード30dを位置決めする位置決め突起103aと内周面にネジ溝が切られたネジ穴103bとを有している。
図示してないが、均しブレード30dのホルダ302の軸方向両端部には、位置決め穴と、ネジが挿入されるネジ挿入穴とを有している。均しブレード30dをフレーム100に取り付けるときは、均しブレード30dのホルダ302に設けられた位置決め穴に位置決め突起103aを嵌合させて均しブレード30dをフレーム100に位置決めする。そして、ネジにより均しブレード30dを均し取り付け部103に取り付ける。
クリーニングブレード11aのホルダ212が取り付けられるクリーニング取り付け部104も感光体軸方向に平行な面である。クリーニング取り付け部104にもクリーニングブレード11aを位置決めする位置決め突起104aと内周面にネジ溝が切られたネジ穴104bとを有している。クリーニングブレード11aも均しブレード30dと同様にして、フレーム100に取り付けられる。すなわち、クリーニングブレード11aのホルダ212に設けられた不図示の位置決め穴に位置決め突起104aを嵌めて、クリーニングブレード11aをフレーム100に位置決めする。そして、ネジでクリーニングブレード11aをクリーニングブレード取り付け部104に取り付ける。
本実施形態においては、均しブレード30dとクリーニングブレード11aは、ほぼ同一方向からフレーム100に取り付けられるように構成されている。具体的には、面状の均しブレード取り付け部103と、クリーニング取り付け部104は、略平行となっている。また、ブレード取り付け方向奥側のクリーニングブレード取り付け部が、ブレード取り付け方向手前側の均し取り付け部103よりも軸方向内側に設けられている。均しブレード取り付け部103とクリーニングブレード取り付け部とが、軸方向に同じ位置にある場合、クリーニングブレード11aをクリーニングブレード取り付け部104に取り付けるとき、ネジを締める工具が、均しブレード取り付け部103に干渉する。その結果、クリーニングブレード11aを均しブレード30dと略同じ方向から取り付けることができない。
一方、本実施形態では、クリーニング取り付け部104を、均し取り付け部103よりも軸方向内側に設けている。これにより、クリーニングブレード11aをクリーニング取り付け部104に取り付けるときにネジを締める工具が、均しブレード取り付け部103に干渉しない。これにより、均しブレード30dとクリーニングブレード11aとを、ほぼ同一方向から容易にフレーム100に取り付けることができる。その結果、フレーム100の姿勢などを変えずに、均しブレード30dとクリーニングブレード11aを取り付けることができ、取り付け作業を簡素化することができる。
図7に示すように、フレーム100の一端側側面100aに取り付けられる一端側位置決め部材50aは、フレーム100の嵌合穴102aに嵌る円筒形状の嵌合部51aを有している。この嵌合部51aの内周面には、玉軸受け52aが嵌合している。また、一端側位置決め部材50aには、現像装置10の現像スリーブの軸の一端側が嵌合する現像嵌合穴53aが設けられている。
図8に示すように、フレーム100の他端側側面100bに取り付けられる他端側位置決め部材50bも、フレームの嵌合穴102aに嵌る円筒形状の嵌合部51aを有している。嵌合部51aの内周面には、後述するように感光体8の軸8aに嵌合された玉軸受が嵌合する軸受嵌合52bが設けられている。また、他端側位置決め部材50bにも、現像装置10の現像スリーブの軸の他端側が嵌合する現像嵌合穴53bが設けられている。
図9は、感光体8を組み付けたときのプロセスカートリッジの一端側を示す断面図である。図10は、感光体8を組み付けたときのプロセスカートリッジの他端側を示す断面図である。
図9に示すように、感光体8の軸8aの一端側は、フレームの一端側側面100aの嵌合穴102aを貫通せずに、装置内部側に位置している。一端側位置決め部材50aを、嵌合穴102aに嵌合させると、嵌合部51aの先端の玉軸受52aが嵌合している部分が、嵌合穴から装置内部側へ突出する。そして、感光体8の軸8aの一端側が、一端側位置決め部材50aの玉軸受52aに嵌合し、感光体の一端側が、フレーム100に対して位置決めされる。
一方、図10に示すように感光体8の軸8aの他端側は、嵌合穴102bを貫通して、組み付けられる。また、感光体8の軸8aの他端側には、玉軸受8bが嵌合している。他端側位置決め部材50bは、感光体8の軸8aを通していき、嵌合部51bをフレーム100の嵌合穴102bに嵌合させる。また、感光体8の軸8aに設けられた玉軸受8bに、軸受嵌合部52bが嵌合する。これにより、感光体8の他端側が、フレーム100に位置決めされる。
このように、本実施形態には、フレーム100の両側面部100a,100bに位置決め部材50a,50が取り付けられ、感光体8がフレーム100に取り付けられる。このとき、例えば、一端側側面部100aが、内側や外側に変形すると、側面部100aに取り付けられた位置決め部材50aの姿勢が変化する。位置決め部材50aの姿勢が変化すると、この位置決め部材50aに保持されている感光体8の他端の位置が、正規の位置に対してずれてしまう。このように、感光体8の位置が正規の位置に対してずれると、フレーム100に保持される現像装置10の現像スリーブなど、感光体の周囲に配置された部材との位置関係がずれてしまう。その結果、地汚れや、主走査方向の画像濃度ムラなどが生じてしまう。特に、側面部100a,100bの連結部100cと反対側の端部は、自由端であるため、変形が生じやすかった。この対策として、側面部100a,100bの肉厚を厚くしたり、補強リブを設けたりして、側面部100a,100bの剛性を高めていたが、フレーム100を成形するのに必要な材料が多くなり、フレーム100のコストアップに繋がるという課題が生じる。
そこで、本実施形態においては、クリーニングブレード11aよりも連結部100cから離間した側に配置される均しブレード30dのホルダ302を、各側面部100a,100bに取り付けている。均しブレード30dは、クリーニングブレード11aよりも連結部100cから離間した側に配置されているため、各側面部100a100bの自由端側(連結部100c側と反対側)付近に取り付けられることになる。均しブレード30dのホルダ302は、上述したように、金属や硬質プラスチックなどの剛性材料からなっている。従って、均しブレード30dのホルダ302を、各側面部100a,100bから延びる均し取り付け部103に取り付けることで、両側面部100a,100bの自由端側を補強することができる。具体的に説明すると、感光体8軸方向の力が一方の側面部に加わっても、両側面部100a,100bの自由端側付近に取り付けられた均しブレード30dのホルダ302の剛性により、一方の側面部の自由端側が内側や外側に変形するのを防止することができる。これにより、感光体8と、感光体8の周囲に配置された部材との位置関係がずれてしまうのを抑制することができ、高品位な画像をえることができる。
このように、均しブレード30dのホルダ302により側面部100a,100bを補強することで、各側面部100a,100bに肉厚を薄くしたり、補強リブの本数を減らしたりすることができる。これにより、フレーム100を成形するのに必要な材料を削減することができ、フレーム100のコストダウンを図ることができる。
また、均し取り付け部103を、クリーニング取り付け部104よりも軸方向外側に設けて、側面部の近傍にすることにより、均しブレード30dのホルダ302の剛性を効果的に得ることができる。
また、図6に示すように、本実施形態においては、各側面部100a,100bの内面が、階段状構成され、側面部の自由端側(連結部100cと反対側)から一段目が、均し取り付け部103、2段目がクリーニング取り付け部104となっている。しかし、均しブレード30dのホルダ302が、各側面部100a,100bに取り付けられればよく、例えば、図11に示すような構成でもよい。この図11に示すような構成でも、均しブレード30dのホルダ302を、両側面部100a,100bの自由端側側付近に取り付けることができ、均しブレード30dのホルダ302により側面部を補強することができる。先の図6に示した構成においては、各側面部100a,100bの連結部側が肉厚となるため、側面部の変形が生じにくいというメリットがある。一方、図11に示す構成は、図6に比べて、フレーム100を構成する材料を削減することができ、フレーム100のコストダウンを図ることができる。
また、図12に示すように、均しブレード30dに側面部100a、100bに取り付けるための取り付け部302aを設けてもよい。図12に示すように、取り付け部302aは、均しブレード30dのホルダ302aの両端を、90°折り曲げて形成され、側面部100a,100bに平行な面となっている。側面部100a,100b側からネジを挿入して、均しブレード30dのホルダ302を両側面部100a,100bに取り付ける。この図12に示す構成でも、均しブレード30dのホルダ302を、両側面部100a,100bの自由端側側付近に取り付けることができ、均しブレード30dのホルダ302により側面部を補強することができる。
また、上述では、プロセスカートリッジのフレームに本発明を適用した例について説明したが、装置の本体の感光体、クリーニング装置、潤滑剤塗布装置、帯電装置および現像装置を保持する作像フレームに本発明を適用することができる。
また、均しブレード302、クリーニングブレード11dの両方のホルダ302,212を両側面部100a,100bに取り付けてもよい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
回転駆動する感光体などの像担持体と、像担持体当接する矩形状の弾性ブレードなどの弾性部材および該弾性部材を保持するホルダからなる複数のブレード部材と、像担持体、複数のブレード部材を保持するフレーム100などのフレーム部材とを有し、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジ23において、フレーム部材は、像担持体の軸方向の一端に設けられ、軸方向に対して直交する一端側側面部100aなどの第1面部と、像担持体の軸方向の他端に設けられ、軸方向に対して直交する他端側側面部100bなどの第2面部と、第1面部と、第2面部とを連結する連結部100cとを有し、第1面部には、像担持体の軸方向一端を位置決めするための位置決め部材50aなどの第1位置決め手段を有し、第2面部には、前記像担持体の軸方向他端を位置決めするための位置決め部材50bなどの第2位置決め手段を有し、複数のブレード部材のうち、少なくともひとつのブレード部材のホルダを、第1面部と第2面部に取り付けた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、側面部などの第1、第2面部をブレード部材のホルダにより補強することができ、各面部の変形を抑制することができる。
(態様2)
(態様1)において、当該プロセスカートリッジを感光体8などの像担持体の軸方向から見たとき、最も連結部100cから離間した側に位置するブレード部材のホルダを、第1面部と第2面部に取り付けた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、ホルダで各面部の連結部から離れた箇所を補強することができ、各面部の各面部の変形を効果的に抑制することができる。
(態様3)
(態様2)において、当該プロセスカートリッジを像担持体の軸方向から見たとき、最も前記連結部100cの近い側に位置するブレード部材を、連結部100cに取り付けた。
かかる構成を備えることで、ブレード部材を容易に取り付けることが可能となる。
(態様4)
(態様1)乃至(3)いずれかにおいて、複数のブレード部材のうちひとつは、感光体8などの像担持体表面を清掃するクリーニングブレード11aであり、複数のブレード部材のうちひとつは、清掃後の像担持体表面に塗布された潤滑剤を均す均しブレード30dである。
かかる構成を備えることで、感光体などの像担持体表面をクリーニングでき、また、感光体表面に塗布された潤滑剤を良好に均すことができる。
(態様5)
また、(態様1)乃至(態様4)いずれかにおいて、複数のブレード部材のうちひとつは、弾性ブレードなどの弾性部材を撓ませずに像担持体表面に接触させたとき、弾性部材は、像担持体との接点における像担持体の法線方向に沿っており、像担持体が装置本体に組み付けられた状態のとき、弾性部材の先端が、規定の方向に撓むようにフレーム部材に保持される。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、装置の小型化を図ることができる。
(態様6)
また、(態様5)において、弾性ブレードなどの弾性部材の先端を、画像形成動作時の像担持体表面移動方向に対してトレーリング方向に撓ませた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、画像形成時にブレード部材の先端にめくれが生じるのを抑制することができる。
(態様7)
(態様1)乃至(態様6)いずれかにおいて、プロセスカートリッジを像担持体の軸方向から見たとき、複数のブレード部材のうち、最も前記連結部から離間した側に位置するブレード部材が取り付けられるフレーム部材のブレード取り付け部を、その他のブレード取り付け部よりも感光体軸方向外側に設けた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、複数のブレード部材を、同一方向から取り付け可能にすることができる。また、両面部を効果的にホルダの剛性により補強することができる。
(態様8)
また、(態様1)乃至(態様7)いずれかにおいて、感光体などの像担持体と、像担持体に当接する複数のブレード部材を備え、装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジ23を備えた画像形成装置において、プロセスカートリッジ23として、(態様1)乃至(態様7)いずれかのプロセスカートリッジを備えた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、高品位な画像を形成することができる。
(態様9)
また、回転駆動する感光体などの像担持体と、像担持体当接する矩形状の弾性ブレードなどの弾性部材および該弾性部材を保持するホルダからなる複数のブレード部材と、像担持体、複数のブレード部材を保持する作像フレームなどのフレーム部材とを有する画像形成装置において、フレーム部材は、像担持体の軸方向の一端に設けられ、軸方向に対して直交する第1面部と、像担持体の軸方向の他端に設けられ、軸方向に対して直交する第2面部と、第1面部と、第2面部とを連結する連結部とを有し、
第1面部には、像担持体の軸方向一端を位置決めするための第1位置決め部を有し、第2面部には、像担持体の軸方向他端を位置決めするための第2位置決め部を有し、複数のブレード部材のうち、少なくともひとつのブレード部材のホルダを、第1面部と第2面部に取り付けた。
かかる構成を備えることで、高品位な画像を形成することができる。
8:感光体
8a:軸
8b:玉軸受
9:帯電装置
10:現像装置
10a:現像スリーブ
11:ドラムクリーニング装置
11a:クリーニングブレード
23:プロセスカートリッジ
30:潤滑剤塗布装置
30a:上記塗布ブラシ
30b:固形潤滑剤
30c:加圧バネ
30d:均しブレード
50a,50:位置決め部材
100:フレーム
100a:一端側側面部
100b:他端側側面部
100c:連結部
100c:連結部
102a,102b:嵌合穴
103:均し取り付け部
103a:位置決め突起
103b:ネジ穴
104:クリーニング取り付け部
104a:位置決め突起
104b:ネジ穴
105:潤滑剤保持部
106:ブラシ支持部
121:第1ガイド部
121a:ガイド面
121b:突き当て面
122:第2ガイド部
211,301:弾性ブレード
212,302ホルダ
301 弾性ブレード
302 ホルダ
特開2007−219506号公報

Claims (9)

  1. 回転駆動する像担持体と、
    像担持体に当接する弾性部材および該弾性部材を保持するホルダからなる複数のブレード部材と、
    前記像担持体および複数のブレード部材を保持するフレーム部材とを有し、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジにおいて、
    前記フレーム部材は、前記像担持体の軸方向の一端に設けられ、前記軸方向に対して直交する第1面部と、前記像担持体の軸方向の他端に設けられ、前記軸方向に対して直交する第2面部と、前記第1面部と、前記第2面部とを連結する連結部とを有し、
    前記第1面部には、前記像担持体の軸方向一端を位置決めするための第1位置決め手段を有し、前記第2面部には、前記像担持体の軸方向他端を位置決めするための第2位置決め手段を有し、
    複数のブレード部材のうち、少なくともひとつのブレード部材のホルダを、前記第1面部と前記第2面部に取り付けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 請求項1に記載のプロセスカートリッジにおいて、
    当該プロセスカートリッジを前記像担持体の軸方向から見たとき、最も前記連結部から離間した側に位置するブレード部材のホルダを、前記第1面部と前記第2面部に取り付けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  3. 請求項2に記載のプロセスカートリッジにおいて、
    当該プロセスカートリッジを前記像担持体の軸方向から見たとき、最も前記連結部の近い側に位置するブレード部材を、前記連結部に取り付けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載のプロセスカートリッジにおいて、
    複数のブレード部材のうちひとつは、前記像担持体表面を清掃するクリーニングブレードであり、
    複数のブレード部材のうちひとつは、清掃後の像担持体表面に塗布された潤滑剤を均す均しブレードであることするプロセスカートリッジ。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載のプロセスカートリッジにおいて、
    複数のブレード部材のうちひとつは、先端が前記像担持体の回転中心に向くように保持され、かつ、先端が規定の方向に撓むように前記像担持体に圧接されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  6. 請求項5に記載のプロセスカートリッジにおいて、
    前記弾性部材の先端を、画像形成動作時の像担持体表面移動方向に対してトレーリング方向に撓ませたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のプロセスカートリッジにおいて、
    当該プロセスカートリッジを前記像担持体の軸方向から見たとき、複数のブレード部材のうち、最も前記連結部から離間した側に位置するブレード部材が取り付けられる前記フレーム部材のブレード取り付け部を、その他のブレード取り付け部よりも感光体軸方向外側に設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 像担持体と、像担持体に当接する複数のブレード部材を備え、装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジを備えた画像形成装置において、
    前記プロセスカートリッジとして、請求項1乃至7いずれかに記載のプロセスカートリッジを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 回転駆動する像担持体と、
    像担持体に当接する弾性部材および該弾性部材を保持するホルダからなる複数のブレード部材と、
    前記像担持体および複数のブレード部材を保持するフレーム部材とを有する画像形成装置において、
    前記フレーム部材は、前記像担持体の軸方向の一端に設けられ、前記軸方向に対して直交する第1面部と、前記像担持体の軸方向の他端に設けられ、前記軸方向に対して直交する第2面部と、前記第1面部と、前記第2面部とを連結する連結部とを有し、
    前記第1面部には、前記像担持体の軸方向一端を位置決めするための第1位置決め手段を有し、前記第2面部には、前記像担持体の軸方向他端を位置決めするための第2位置決め手段を有し、
    複数のブレード部材のうち、少なくともひとつのブレード部材のホルダを、前記第1面部と前記第2面部に取り付けたことを特徴とする画像形成装置。
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