JP2014177942A - システムの流体供給を制御する装置 - Google Patents
システムの流体供給を制御する装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014177942A JP2014177942A JP2014048491A JP2014048491A JP2014177942A JP 2014177942 A JP2014177942 A JP 2014177942A JP 2014048491 A JP2014048491 A JP 2014048491A JP 2014048491 A JP2014048491 A JP 2014048491A JP 2014177942 A JP2014177942 A JP 2014177942A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing element
- supply inlet
- control device
- fluid
- discharge outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 title claims abstract description 55
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 99
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 15
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 7
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/12—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
- F16K31/122—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid the fluid acting on a piston
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/06—Arrangements for cooling pistons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/12—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
- F16K31/36—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor
- F16K31/40—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor with electrically-actuated member in the discharge of the motor
- F16K31/406—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor with electrically-actuated member in the discharge of the motor acting on a piston
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
Abstract
【課題】一層の簡素化を実現すると共に更なる製造コスト低減を図ったシステムの流体供給を制御する装置を提供する。
【解決手段】インレット8と、加圧された流体のアウトレット10と、供給インレット8と排出アウトレット10とを接続しているメインダクト11と、制御手段とを備えている装置において、供給インレット8を排出アウトレット10に接続している補助ダクト12と、メインダクト11における流れを遮断している移動封止要素14と、補助ダクトにおける流れを遮断することができる封止手段と、供給インレット8に接続された移動封止要素14と封止手段との間の案内チャンバ18と、を更に備えている。封止手段が閉じた状態では、移動封止要素14が供給インレット8と排出アウトレット10との間の流体の循環を遮断し、封止手段が開放された状態では、移動封止要素が供給インレット8と排出アウトレット10との間での流体の流れを可能としている。
【選択図】図1
【解決手段】インレット8と、加圧された流体のアウトレット10と、供給インレット8と排出アウトレット10とを接続しているメインダクト11と、制御手段とを備えている装置において、供給インレット8を排出アウトレット10に接続している補助ダクト12と、メインダクト11における流れを遮断している移動封止要素14と、補助ダクトにおける流れを遮断することができる封止手段と、供給インレット8に接続された移動封止要素14と封止手段との間の案内チャンバ18と、を更に備えている。封止手段が閉じた状態では、移動封止要素14が供給インレット8と排出アウトレット10との間の流体の循環を遮断し、封止手段が開放された状態では、移動封止要素が供給インレット8と排出アウトレット10との間での流体の流れを可能としている。
【選択図】図1
Description
本発明はシステムの流体供給を制御する装置、例えば内燃機関のピストン冷却ノズルにオイルを供給する装置に関する。
特許文献1には、システムの流体供給を制御する装置、特に内燃機関のピストン冷却ノズルに供給するために用いられる装置であって、封止要素(sealing element)が設けられたバルブを備えている。このバルブの開弁は最小圧力値よりも高い流体圧力によって制御される。また、このバルブの閉弁は、最小値よりも低い値への圧力低下によって、あるいはバルブの閉弁を生ずるべく封止要素の表面上への加圧流体の噴射することによって制御される。このような流体の噴射は電磁弁によって制御される。封止要素の第2の表面上に加圧流体を搬送するために、二次的通路がケーシングに形成されている。封止要素の開放に抗する圧力が生じるのを避けるために、大気圧に連通する通気口(air vent)を封止要素のレベルに設ける必要がある。
このような装置は十分満足できるものであり、特に自動車の分野において、製造コストの低減及びシステムの簡素化が図られている。
その結果、本発明の目的は、従来の制御装置に対し、一層の簡素化を実現すると共に更なる製造コスト低減を図ったシステムの流体供給を制御する装置を提案することにある。
前述した目的は、加圧された流体を供給する供給インレットと、流体が供給されるシステムへの排出アウトレットと、前記供給インレットと前記排出アウトレットとの間のメインダクトと、前記供給インレットと前記排出アウトレットとの間に介在され、前記メインダクトを介した前記供給インレットと前記排出アウトレットとの間の流体的な連通を断続する(interrupt or enable)ことができる移動封止要素と、前記供給インレットと前記排出アウトレットとを接続している二次的通路(secondary channel)と、補助ダクト(secondary duct)内に配され、コマンドに応じて前記補助ダクトを閉鎖することができる封止手段と、を備え、前記移動封止要素は、前記封止手段によって、前記補助ダクト内で流体的に常時前記供給インレットと連通している案内チャンバを画定することにより達成される。前記封止手段が前記二次的通路内で流れを閉鎖する際には、流体は前記移動封止要素に変形(strain)を与え、これにより前記移動封止要素が前記メインダクトを閉鎖する。前記封止手段が前記二次的通路内で流れを許容する際には、前記封止手段は前記メインダクト内での流れを可能とするように移動する。
換言すると、制御装置は、流体の圧力が制御を支援するために用いられ、封止手段を駆動するアクチュエータの大きさを実質的に低減することを可能とするように形成されている。封止手段については小さなサイズのアクチュエータ、例えば小さいサイズの電磁弁を使用する一方で、特に重要な区域及び/またはかなりのストロークに亘って移動する際には、大きなサイズの封止要素を用いることが可能である。
更に、本装置は、大気圧への通気口を必要としないので簡素化を実現することができる。
二次的通路に実装された封止手段の制御は、全開若しくは全閉とすることもできるし、比例的に開放する手段を用いることにより、二次的通路を全開するか部分的に開放して制御装置の部分的な開閉を得ることにより、ノズルあるいは他の装置による調節可能な供給を提供することもできる。
従って、本発明の主題は、加圧された流体源からシステムへの流体の供給を制御するための装置であって、加圧された流体を供給する供給インレットと、加圧された流体を排出する排出アウトレットと、前記供給インレットと前記排出アウトレットとの間のメインダクトと、制御手段とを備えている装置において、
− 前記供給インレットを前記排出アウトレットに接続している補助ダクトと、
− 前記メインダクトにおける流れを遮断することができる移動封止要素であって、該移動封止要素は第1端部及び第2端部を備えており、前記移動封止要素の前記第1端部が、前記供給インレットのレベルで流体の圧力を受けるようになっており、前記移動封止要素は前記第1端部によって、前記供給インレットと前記排出アウトレットとの間の連通を遮断した状態でバルブシートに着座している、移動封止要素と、
− 前記補助ダクトにおける流れを遮断することができる封止手段と、
− 前記移動封止要素の前記第2端部及び前記封止手段によって画定された案内チャンバと、
− 該案内チャンバと前記供給インレットとの間の常時連通手段と、
を更に備え、
加圧された流体が接触する前記移動封止要素の前記第1端部の表面及び前記第2端部の表面、並びに前記補助ダクトの第2部分の通路部分は、前記封止手段が閉じた状態においては、前記移動封止要素がそのバルブシートに当接した状態に保たれて前記供給インレットと前記排出アウトレットとの間の流体の循環を遮断しており、前記封止手段が開放された状態においては、前記移動封止要素がそのバルブシートから離間して前記供給インレットと前記排出アウトレットとの間での流体の流れを可能としている。
− 前記供給インレットを前記排出アウトレットに接続している補助ダクトと、
− 前記メインダクトにおける流れを遮断することができる移動封止要素であって、該移動封止要素は第1端部及び第2端部を備えており、前記移動封止要素の前記第1端部が、前記供給インレットのレベルで流体の圧力を受けるようになっており、前記移動封止要素は前記第1端部によって、前記供給インレットと前記排出アウトレットとの間の連通を遮断した状態でバルブシートに着座している、移動封止要素と、
− 前記補助ダクトにおける流れを遮断することができる封止手段と、
− 前記移動封止要素の前記第2端部及び前記封止手段によって画定された案内チャンバと、
− 該案内チャンバと前記供給インレットとの間の常時連通手段と、
を更に備え、
加圧された流体が接触する前記移動封止要素の前記第1端部の表面及び前記第2端部の表面、並びに前記補助ダクトの第2部分の通路部分は、前記封止手段が閉じた状態においては、前記移動封止要素がそのバルブシートに当接した状態に保たれて前記供給インレットと前記排出アウトレットとの間の流体の循環を遮断しており、前記封止手段が開放された状態においては、前記移動封止要素がそのバルブシートから離間して前記供給インレットと前記排出アウトレットとの間での流体の流れを可能としている。
例えば前記移動封止要素は、前記第1端部を前記第2端部に接続している貫通通路を備え、前記案内チャンバと前記供給インレットとの間の常時連通を確保している。
前記封止手段は、例えば封止要素と、該封止要素を閉位置と開位置との間で移動させるアクチュエータ等を具備することができる。
前記封止要素は制御ニードルバルブであって良い。
実施例においては、前記アクチュエータは全開または全閉させるものであって良い。
別な実施形態においては、前記アクチュエータは比例制御を行うものであって良い。
有利には、前記封止手段は電磁弁で構成される。
本発明の別な主題は、内燃機関の少なくとも1つのピストンを冷却するためのシステムであって、本発明による少なくとも1つの制御装置を備え、前記制御装置の前記供給インレットは加圧された流体源に接続されており、前記排出アウトレットは少なくとも1つの冷却ノズルに接続されている。
本発明は以下の記述及び添付図面から良好に理解されるであろう。
以下の説明にあっては、制御装置は、内燃機関のピストン冷却ノズルへの供給装置に適用されるものである。しかしながら本発明は、流体が用いられ、この流体の供給を制御する必要のある全ての技術分野に適用可能なものである。更に、説明を簡単にするために「オイル」という用語が制御装置を循環している流体を示すために用いられているが、本発明はオイルの供給に限定されるものではなく、他の任意の流体にも使用可能なものである。
図1〜図4に示された制御装置2は、加圧されたオイル源と少なくとも1つの冷却ノズルとの間に配されており、オイルノズルの圧力源が概略的に表されている。冷却ノズルは、内燃機関のピストン(不図示)の底部に対してオイルを噴射することを意図したものである。制御装置2は、1つまたは複数のノズルの加圧されたオイルの供給を制御している。
ノズルのオイル供給を制御する場合には、制御装置はクランクケースに固定される。
制御装置は供給インレット8(以下、「インレット」)及び排出アウトレット10(以下、「アウトレット」)を備えている。インレット8は加圧されたオイル源(不図示)、例えばオイルポンプに接続されるものであり、アウトレット10は、少なくとも1つの冷却ノズル(不図示)に接続されるものである。インレット8とアウトレット10とは、メインダクト11によって接続されている。
制御装置は更に、インレット8とアウトレット10との間に介在し、インレット8とアウトレット10との間での流体的な連通を制御する手段を備えている。
制御手段は、インレット8とアウトレット10との間のメインダクト11内に配され、インレット8とアウトレット10との間の連通を制御している。制御手段は、インレット8とアウトレット10とを接続している補助ダクト(secondary duct)12、この補助ダクト12内に配された封止手段16を備えており、インレット8と封止手段16との間に位置している第1部分12.1、及び封止手段16と排出アウトレット10との間に位置している第2部分12.2が画定されている。
制御手段は、第1部分12.1内で移動する移動封止要素14を備えており、この移動封止要素14は、インレット8に並んで形成された(line)バルブシート17上に位置するように設けられている。この移動封止要素14は、長手方向軸線Xを有し、第1部分12.1内をこの軸線Xに沿って移動可能とされている。
案内チャンバ(pilot chamber)18が、移動封止要素14と封止手段16との間に配されている。
案内チャンバ18は、常時インレット8と連通している。実施例においては、移動封止要素14は通路20を備え、インレット8と案内チャンバ18との常時連通を確保している。また実施例においては、通路20は移動封止要素14の軸線Xと同軸に形成されているが、移動封止要素14の軸線Xに関してオフセットして形成することも可能である。
補助ダクト12の第2部分12.2は、案内チャンバ18におけるアウトレット10への流量が、インレット8における案内チャンバ18への流量よりも大きくなるように形成されている。例えば、補助ダクト12の第2部分12.2の通路の区域は、移動封止要素14に通じる通路の区域よりも大きくされている。
実施例においては、封止手段16は、アクチュエータによって移動可能な制御ニードルバルブである。封止手段は、例えば電磁弁とすることも可能である。コマンドに応じて流体の流れを断続することができる任意の手段を用いることが可能である。例えば、圧電性アクチュエータまたは油圧アクチュエータを用いることも想定可能である。用途によっては、手動制御の封止手段も用いることができる。
移動封止要素14は、インレット8で流体圧力を受ける第1長手端部14.1と、案内チャンバ18内で流体圧力を受ける第2長手端部14.2とを備えている。加圧されたオイルに曝される第2長手端部14.2の表面は、加圧された流体に曝される第1長手端部14.1の表面よりも大きくされており、これにより、インレット8及び案内チャンバ18に同じ圧力が存在する場合には、移動封止要素14は押し戻されてバルブシート17に着座し、インレット8とアウトレット10との間の連通を遮断する。
実施例においては、第1長手端部14.1は先端を切欠かれた円錐形状を成しており、封止手段がシート部から離間した場合に流体に曝される封止手段の第1長手端部14.1は、封止要素の第2端部のそれと同じ表面である。しかしながらオイルの流れ及び損失水頭により、メインダクト11における圧力は、インレット8の圧力となっている案内チャンバ18の圧力よりも低くなっている。他の形状を有する封止要素も本発明の範囲を逸脱するものではない。
本発明による制御装置の作動について、以下に説明する。
流体を冷却ノズルに供給するための用途においては、制御装置は通常、(図3に示されるように)オープンの状態にあり、冷却ノズルへの供給が可能となっている。他の用途については、通常はクローズの状態とし、供給を遮断されていて構わない。
図1に示されるように供給が遮断されている位置では、ニードルバルブ16は、案内チャンバ18から補助ダクト12の第2部分12.2への流れを遮断している。インレット8と案内チャンバ18との間での常時連通、及びニードルバルブのクローズ状態により、案内チャンバ18内におけるオイル圧力は、インレット8でのオイル圧力に等しい。案内チャンバ18内のオイルに接している移動封止要素14の第2長手端部14.2の表面は、インレット8でオイルに接している移動封止要素14の第1長手端部14.1の表面よりも大きく、案内チャンバ18内でオイルによって移動封止要素14に生じる力は、移動封止要素14をバルブシート17に向けて付勢する。これにより、インレット8とアウトレット10との間の連通は遮断される。ノズルにはオイルは供給されない。
冷却ノズルにオイルを供給することが必要となった場合、制御ニードルバルブは摺動し、案内チャンバ18と補助ダクト12の第2部分12.2とを連通可能とする(図2参照)。この連通により、第2部分12.2を介して案内チャンバ内の流体のアウトレット10への流れが生じる。更に、第2部分12.2を通過する流量は案内チャンバ18におけるインレット8の流量よりも大きく、案内チャンバ18内の圧力は、排出アウトレット10の方向に第2部分12.2を通過する流れによって低下し、従ってインレットからアウトレットへと圧力は低下していく。そして移動封止要素14の第1端部に付与される供給インレット8のレベルでのオイル圧力は、案内チャンバ18内の移動封止要素14の第2端部に付与されるオイル圧力よりも大きく、これにより加圧されたオイルによって移動封止要素14の第1長手端部14.1に付与される力は、案内チャンバ18内に収容されているオイルによって移動封止要素14の第2長手端部14.2に付与される力よりも大きい。このため移動封止要素14は、案内チャンバ18の容積を減らすように補助ダクト12の第1部分12.1内へ移動する。移動封止要素14は、動圧及び静圧によってバルブシート17から遠ざかるように移動し、この結果、メインダクト11を介して供給インレット8から排出アウトレット10へのオイルの流れを可能とする(図3参照)。
ノズルのオイル供給を遮断することが決定された場合、制御ニードルバルブは再び補助ダクト12の第1部分12.1と第2部分12.2との間の連通を遮断するように摺動される(図4参照)。案内チャンバ18には移動封止要素14を貫通している通路を介して常にオイルが供給されているが、このオイルは第2部分12.2を通じて排出されることはない。案内チャンバ18内の圧力は、供給インレット8の圧力に達するまで増加する。オイルの流れ及び損失水頭により、メインダクト11における圧力は、インレット8の圧力となっている案内チャンバ18の圧力よりも低くなっており、このため移動封止要素14にかかるバルブシート17の方向への力によって、流体の通路は完全に遮断される。従って、供給インレット8と排出アウトレット10との間の流れは再び遮断される(図1参照)。
実施例においては、封止手段の開閉については、全開または全閉の状態のみとなっているが、封止手段を比例的に開放する手段を用いることにより、案内チャンバ18と補助ダクト12の第2部分12.2との間で部分的な連通を提供しても構わない。
本発明によれば、封止手段については非常に小さなストローク及びサイズを維持する一方で、移動封止要素を大きなサイズとするか、及び/または重要なストロークをさせて良い。なぜなら封止要素の制御は案内チャンバ内の圧力によって支援されるからである。そして制御装置を非常に小型化することが可能となる。
更に、供給インレットと排出アウトレットとの間に二次的通路を備え、大気圧への通気口を必要としないので、制御装置の簡素化を実現することができる。製造コストも低減される。
更に、本発明の装置は、既存の冷却回路に簡単に実装することができる。
本発明の装置は、特に内燃機関の1つまたは複数のピストン冷却ノズルの流体の供給を制御するのに好適である。しかしながら本発明の装置は、流体を用いて供給の制御を必要とする全てのシステムに適用され得ることは理解されるべきである。
2 制御装置
8 供給インレット
10 排出アウトレット
11 メインダクト
12 補助ダクト
12.1 補助ダクトの第1部分
12.2 補助ダクトの第2部分
14 移動封止要素
14.1 移動封止要素の第1長手端部
14.2 移動封止要素の第2長手端部
16 封止手段
17 バルブシート
18 案内チャンバ
20 移動封止要素の通路
X 移動封止要素の軸線
8 供給インレット
10 排出アウトレット
11 メインダクト
12 補助ダクト
12.1 補助ダクトの第1部分
12.2 補助ダクトの第2部分
14 移動封止要素
14.1 移動封止要素の第1長手端部
14.2 移動封止要素の第2長手端部
16 封止手段
17 バルブシート
18 案内チャンバ
20 移動封止要素の通路
X 移動封止要素の軸線
Claims (8)
- 加圧された流体源からシステムへの流体の供給を制御するための装置であって、加圧された流体を供給する供給インレット(8)と、加圧された流体を排出する排出アウトレット(10)と、前記供給インレット(8)と前記排出アウトレット(10)との間のメインダクト(11)と、制御手段とを備えている装置において、
− 前記供給インレット(8)を前記排出アウトレット(10)に接続している補助ダクト(12)と、
− 前記メインダクト(11)における流れを遮断することができる移動封止要素(14)であって、該移動封止要素(14)は第1端部(14.1)及び第2端部(14.2)を備えており、前記移動封止要素(14)の前記第1端部(14.1)が、前記供給インレット(8)のレベルで流体の圧力を受けるようになっており、前記移動封止要素(14)は前記第1端部(14.1)によって、前記供給インレット(8)と前記排出アウトレット(10)との間の連通を遮断した状態でバルブシート(17)に着座している、移動封止要素(14)と、
− 前記補助ダクトにおける流れを遮断することができる封止手段と、
− 前記移動封止要素(14)の前記第2端部(14.2)及び前記封止手段によって画定された案内チャンバ(18)と、
− 該案内チャンバ(18)と前記供給インレット(8)との間の常時連通手段と、
を更に備え、
加圧された流体が接触する前記移動封止要素の前記第1端部(14.1)の表面及び前記第2端部(14.2)の表面、並びに前記補助ダクトの第2部分(12.1)の通路部分は、前記封止手段が閉じた状態においては、前記移動封止要素(14)がそのバルブシート(17)に当接した状態に保たれて前記供給インレット(8)と前記排出アウトレット(10)との間の流体の循環を遮断しており、前記封止手段が開放された状態においては、前記移動封止要素がそのバルブシート(17)から離間して前記供給インレット(8)と前記排出アウトレット(10)との間での流体の流れを可能としている、ことを特徴とする制御装置。 - 前記移動封止要素(14)は、前記第1端部(14.1)を前記第2端部(14.2)に接続している貫通通路を備え、前記案内チャンバ(18)と前記供給インレット(8)との間の常時連通を確保している、ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
- 前記封止手段は、封止要素と、該封止要素を閉位置と開位置との間で移動させるアクチュエータ等を備えた、ことを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
- 前記封止要素は制御ニードルバルブである、ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
- 前記アクチュエータは全開または全閉させるものである、ことを特徴とする請求項3または4に記載の制御装置。
- 前記アクチュエータは比例制御を行うものである、ことを特徴とする請求項3または4に記載の制御装置。
- 前記封止手段は電磁弁で構成される、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の制御装置。
- 内燃機関の少なくとも1つのピストンを冷却するためのシステムであって、請求項1〜7のいずれか一項に記載の制御装置を備え、前記制御装置の前記供給インレット(8)は加圧された流体源に接続されており、前記排出アウトレット(10)は少なくとも1つの冷却ノズルに接続されている、ことを特徴とするシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP13305281.1A EP2778364B1 (fr) | 2013-03-13 | 2013-03-13 | Dispositif de commande de l'alimentation d'un système avec un fluide |
EP13305281.1 | 2013-03-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014177942A true JP2014177942A (ja) | 2014-09-25 |
Family
ID=48083073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014048491A Pending JP2014177942A (ja) | 2013-03-13 | 2014-03-12 | システムの流体供給を制御する装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20140264101A1 (ja) |
EP (1) | EP2778364B1 (ja) |
JP (1) | JP2014177942A (ja) |
KR (1) | KR20140112459A (ja) |
CN (1) | CN104047698A (ja) |
BR (1) | BR102014005704A2 (ja) |
ES (1) | ES2559527T3 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012200126A1 (de) | 2012-01-05 | 2013-07-11 | Robert Bosch Gmbh | Fahrerassistenzdienst |
FR3004489B1 (fr) | 2013-04-11 | 2017-04-28 | Bontaz Centre R & D | Dispositif de refroidissement pour moteur a combustion interne a encombrement reduit et procede de fabrication d'un tel dispositif |
CN104456625B (zh) * | 2014-11-11 | 2017-11-07 | 北京华清燃气轮机与煤气化联合循环工程技术有限公司 | 燃气轮机燃料喷嘴的进气结构 |
CN104989854B (zh) * | 2015-07-15 | 2017-09-26 | 李国栋 | 管道爆裂立式自动保护装置 |
DE112016004449A5 (de) * | 2015-10-02 | 2018-07-26 | Kendrion (Markdorf) Gmbh | Kühlkreislaufanordnung sowie Verfahren zum Kühlen eines Motors |
DE102016205819B4 (de) | 2016-04-07 | 2019-05-23 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Vorrichtung zu der Steuerung einer Hydraulikmittelzufuhr eines Verbrennungsmotors |
DE102016113003B4 (de) | 2016-07-14 | 2024-02-08 | Wagner Gmbh & Co. Kg | Steuerventil zur Versorgung einer oder mehrerer Düsen mit einem Druckfluid |
WO2018225102A1 (en) * | 2017-06-09 | 2018-12-13 | Buffo Salvatore | Safety valve for hydraulic systems |
DE102017122271A1 (de) * | 2017-09-26 | 2019-03-28 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Schalteinheit für ein Wärmemanagementmodul eines Kraftfahrzeugs |
DE102019106498B4 (de) * | 2019-03-14 | 2022-04-21 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Vorgesteuertes Kühlmittelventil |
DE102019120282A1 (de) * | 2019-07-26 | 2021-01-28 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Hubmagnetventil mit Rastierkulisse für energieloses Halten aller Positionen samt Zwischenposition |
US11933419B2 (en) * | 2019-09-06 | 2024-03-19 | Danfoss A/S | Low power hydraulic valves with increased rate-of-flow |
DE102020119472A1 (de) | 2020-07-23 | 2022-01-27 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Vorgesteuertes Kühlmittelventil |
CN115573965B (zh) * | 2022-12-07 | 2023-03-21 | 太原理工大学 | 一种多功能电液流量控制阀及流量控制方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4895619A (ja) * | 1972-03-18 | 1973-12-07 | ||
JPS61166284U (ja) * | 1985-04-05 | 1986-10-15 | ||
JPH09144934A (ja) * | 1995-11-24 | 1997-06-03 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 電磁比例リリーフ弁 |
JP2011163508A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Toyota Motor Corp | 油圧制御装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1005703A (en) * | 1911-05-23 | 1911-10-10 | Gustave W Goeddel | Automatic flush-valve. |
US3757821A (en) * | 1971-01-13 | 1973-09-11 | K Fujiwara | Disk type electromagnetic valve |
DE2546273C2 (de) * | 1975-10-16 | 1984-11-22 | Audi Nsu Auto Union Ag, 7107 Neckarsulm | Vorrichtung zur Regelung der Kolbenölkühlung für eine Kolbenbrennkraftmaschine |
US5522358A (en) * | 1995-08-31 | 1996-06-04 | Caterpillar Inc. | Fluid controlling system for an engine |
US5738332A (en) * | 1995-10-20 | 1998-04-14 | Perez Corbalan; Sergio | Flow valve operated by flow transfer means which regulate small flows of control |
US5676342A (en) * | 1996-06-17 | 1997-10-14 | Automatic Switch Company | Proportional flow valve with diaphragm pressure member |
JP4016569B2 (ja) * | 2000-03-31 | 2007-12-05 | いすゞ自動車株式会社 | 油圧式動弁装置 |
SE519673C2 (sv) * | 2000-12-22 | 2003-03-25 | Atlas Copco Tools Ab | Varvtalsregulator för en pneumatisk rotationsmotor |
CN1170077C (zh) * | 2002-05-24 | 2004-10-06 | 浙江大学 | 高压气动开关控制阀 |
EP2097172B1 (en) * | 2006-12-27 | 2012-08-29 | Renault Trucks | Nozzle, lubrication system and internal combustion engine comprising such a nozzle or such a system |
FR2935771B1 (fr) * | 2008-09-09 | 2010-10-08 | Bontaz Centre Sa | Dispositif de commande de l'alimentation d'un systeme avec un fluide |
CN202691198U (zh) * | 2012-07-24 | 2013-01-23 | 温州市中意空分设备有限公司 | 气体减压阀 |
-
2013
- 2013-03-13 ES ES13305281.1T patent/ES2559527T3/es active Active
- 2013-03-13 EP EP13305281.1A patent/EP2778364B1/fr active Active
-
2014
- 2014-03-12 BR BR102014005704A patent/BR102014005704A2/pt not_active IP Right Cessation
- 2014-03-12 JP JP2014048491A patent/JP2014177942A/ja active Pending
- 2014-03-12 US US14/205,987 patent/US20140264101A1/en not_active Abandoned
- 2014-03-13 CN CN201410092864.0A patent/CN104047698A/zh active Pending
- 2014-03-13 KR KR1020140029938A patent/KR20140112459A/ko not_active Application Discontinuation
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4895619A (ja) * | 1972-03-18 | 1973-12-07 | ||
JPS61166284U (ja) * | 1985-04-05 | 1986-10-15 | ||
JPH09144934A (ja) * | 1995-11-24 | 1997-06-03 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 電磁比例リリーフ弁 |
JP2011163508A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Toyota Motor Corp | 油圧制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20140112459A (ko) | 2014-09-23 |
EP2778364A8 (fr) | 2014-12-03 |
US20140264101A1 (en) | 2014-09-18 |
ES2559527T3 (es) | 2016-02-12 |
EP2778364B1 (fr) | 2015-10-14 |
EP2778364A1 (fr) | 2014-09-17 |
CN104047698A (zh) | 2014-09-17 |
BR102014005704A2 (pt) | 2015-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014177942A (ja) | システムの流体供給を制御する装置 | |
RU2579427C2 (ru) | Устройство штока клапана и плунжера клапана для использования в регуляторах текучей среды | |
JP5948260B2 (ja) | 流体圧制御装置 | |
EP3225799A1 (en) | Pilot operated piston oil cooling jet control valve | |
JP2010144928A (ja) | 電気油圧ポペットパイロット弁によって操作されるポペット弁 | |
EP2157343B1 (en) | Suck-back valve | |
CN112262264A (zh) | 气缸的流体回路 | |
US20130186080A1 (en) | Actuator | |
JP6017690B2 (ja) | 流れ制御システム | |
JP5301805B2 (ja) | サックバックバルブシステム及びその閉弁動作制御方法 | |
JP6118396B2 (ja) | ボールおよび絞りを有する流量制限装置 | |
KR102372065B1 (ko) | 유체압 제어 장치 | |
CN111094817A (zh) | 带有顺序阀的缸体装置 | |
CN107690509B (zh) | 用于发动机阀的气动促动器 | |
US10261526B2 (en) | Pressure reducing valve | |
EP2821683B1 (en) | Pressure regulating valve | |
DK201100479A (en) | A fuel valve for large turbocharged two stroke diesel engines | |
CN108603610B (zh) | 滑阀 | |
JP2018053842A (ja) | 高圧燃料供給ポンプ | |
DE50108414D1 (de) | Steuereinrichtung für die kontinuierliche bewegung eines hydraulischen stellmotors | |
KR20240032122A (ko) | 석백 밸브 | |
KR20150145059A (ko) | 에어 하이드로 컨버터를 이용한 구동장치 및 제어방법 | |
JP6482981B2 (ja) | 流量制御弁 | |
KR20140104814A (ko) | 컨트롤밸브 및 이를 구비하는 유압식 건설장비 | |
JP6476743B2 (ja) | 流体制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171002 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180507 |