JP2014176417A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主制御基板310、統括制御基板320、払出制御基板330等を、それぞれ基板ケース510等で覆うように収納し、特に、主基板ケース510には、統括制御基板320、払出制御基板330等に対してハーネスHN1〜HN4を接続するためのソケットを背面側に臨ませるソケット開口511〜514が形成されると共に、これらのソケット開口511〜515から統括制御基板320、払出制御基板330等に対してハーネスHN1〜HN4を配線するためのハーネスダクトHD11〜HD14が、背面側に突出する様に形成されている。このハーネスダクトHD11〜HD14は凹溝を塞ぐ封止カバー620を嵌め殺しとなる様に装着する。
【選択図】 図7
Description
(1)遊技機全体を制御する主制御基板を収納したケース体の外面に配線敷設経路を形成する様にハーネスダクトを備えさせたこと。
(2)前記ハーネスダクトは、主制御基板側のソケットの近傍から当該ソケットに接続される相手方の機器への配線敷設経路に沿って配線を収納する外向き開口を有する凹溝形成部材と、前記凹溝形成部材の前記外向き開口を塞ぐ様に嵌め殺し状態に固着される封止カバーとによって構成されていること。
(3A)前記凹溝形成部材が、前記ケース体と一体成形された二条の外向きリブによって構成され、該リブと前記封止カバーとが一旦嵌合させると嵌め殺し状態となる嵌合部を備えていること。
(3B)前記凹溝形成部材が、前記ケース体に対して嵌め殺し状態に固着される溝型ベース部材によって構成され、該溝型ベース部材と前記封止カバーとが一旦嵌合させると嵌め殺し状態となる嵌合部を備えていること。
(4)前記封止カバーは、前記凹溝形成部材の配線敷設方向へのスライドを阻止するスライド阻止部を備えていること。
(5)前記ハーネスダクトの凹溝形成部材の溝幅は、当該ハーネスダクト内に収納される配線の端部に取り付けられるコネクタの外形寸法よりも小さい引き抜き防止構造となっていること。
(6)前記封止カバーは、前記主制御基板側のソケットをも覆い隠すことのできるソケットカバー部を備えていること。
(7)前記ハーネスダクト内に収納される配線の端部に取り付けられるコネクタは、主制御基板側のソケットとの接続部位をカバー体で覆われると共に、当該カバー体は、下カバーと上カバーとから構成され、前記下カバーと前記上カバーは、嵌め殺し状態に嵌合する嵌め殺し構造とされると共に、前記カバー体の上面と先端面との間にラビリンス構造を形成する様に、前記カバーの先端部には外向きの突片が備えられていること。
(8)前記封止カバーは、透明合成樹脂製であること。
実施例1のパチンコ遊技機Pは、図1に示す様に、外枠A、中枠B、遊技盤C、前枠D、上の球受け皿E、下の球受け皿F及び発射装置Gを備えている。外枠Aはパチンコ機Pの外郭を構成する縦長方形の枠である。中枠Bは、各種の遊技用構成部材をセットするための縦長方形の枠であって、外枠Aの前面側に開閉可能かつ着脱可能に組み付けられる。遊技盤Cは、中枠Bの開口部に取り付けられる。前枠Dは遊技盤Cの透視保護窓であって、施錠装置Hの操作によって開閉可能な様に中枠Bの前面側に組み付けられる。上の球受け皿Eは、貸し球や賞球の受け皿で、本実施例においては前枠Dの下部と一体に構成されてる。従って、前枠Dを中枠Bに対して開閉するときに上の球受け皿Eも共に開閉される。下の球受け皿Fは、上の球受け皿Eが一杯になったときに排出される遊技球や打ち損じの遊技球等を受ける受け皿であって、中枠Bの下部に固定されている。発射装置Gは、上の球受け皿Eから発射レールに送り込まれた遊技球をハンドル操作に対応する強さで打ち出すための装置であって、中枠Bの右下部に装備される。
図2に示す様に、CPU,ROM,RAM,クロック等を備えた主制御基板310に対して、遊技盤Cに備えられた各入賞口への遊技球の入賞を検知する入賞検知センサSE1,SE2,…、裏ユニットの球排出通路へと遊技球が排出されたことを検知する排出球検知センサSE11,SE12,…からの検知信号が入力される様になっている。また、主制御基板310からは、統括制御基板320、払出制御基板330、及び発射制御基板340へとコマンドが出力される様になっている。インタフェース基板350は、払出制御基板330との間でコマンドのやり取りを行う構成となっている。なお、電源基板360は、電源中継基板380を介して主制御基板310への電源供給を行う構成となっている。そして、統括制御基板320は、演出表示制御基板370へとコマンドを出力する構成となっている。なお、貸し玉ボタンQ、カード取り出しボタンRからの押下信号は、球貸し操作基板390へと入力され、この球貸し操作基板390からインタフェース基板350を経由して払出制御基板330へと入力される構成となっている。インタフェース基板350はまた、カードユニット500との間でもコマンドをやり取りする構成となっている。また、演出操作ボタンSからの押下信号は、統括制御基板320へと入力される構成となっている。
主制御基板310は、図3(A)に示す制御系統により、入賞検知センサSE1〜SE7からの入賞検知信号が入力されると、各センサに対応する賞球払出個数に対応する賞球払出コマンドを払出制御基板330に対して出力する賞球払出処理を実行している。これを受けて、払出制御基板330は、遊技球の入賞口に対応して予め定められた個数の賞球の払出動作を実行する。
また、主制御基板310は、図4(A)に示す制御系統により、始動入賞口の入賞検知センサSE1,SE2からの入賞検知信号が入力されると、乱数抽選を実行し、その結果を保留球記憶情報としてRAMに記憶する乱数抽選処理を実行している。
次に、保留消化処理について説明する。主制御基板310は、図5(A)に示す制御系統により、RAM内に記憶された保留球記憶情報から乱数値を読み出し、当選条件と照合して演出指令コマンドをサブ制御基板320に対して指令する保留消化処理を実行する。
統括制御基板320は、図6(A)に示す制御系統により、主制御基板310からの変動パターン指令コマンドに対応して統括制御基板側で抽選した演出パターンに従って、発光装置LED、スピーカSP、モータMT、ソレノイドSOLに対して制御信号を出力し、発光演出、音声演出、可動体演出等を実行すると共に、演出表示制御基板370を介して液晶表示装置LCDによる表示演出を実行させる。なお、主制御基板310からエラー報知が指令されたときは、エラー報知処理を実行する。
[7 主制御基板等の配線]
Claims (8)
- 遊技機に備えられた機器同士を接続する配線の取付構造として、以下の構成を採用したことを特徴とする遊技機。
(1)遊技機全体を制御する主制御基板を収納したケース体の外面に配線敷設経路を形成する様にハーネスダクトを備えさせたこと。
(2)前記ハーネスダクトは、主制御基板側のソケットの近傍から当該ソケットに接続される相手方の機器への配線敷設経路に沿って配線を収納する外向き開口を有する凹溝形成部材と、前記凹溝形成部材の前記外向き開口を塞ぐ様に嵌め殺し状態に固着される封止カバーとによって構成されていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
(3A)前記凹溝形成部材が、前記ケース体と一体成形された二条の外向きリブによって構成され、該リブと前記封止カバーとが一旦嵌合させると嵌め殺し状態となる嵌合部を備えていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
(3B)前記凹溝形成部材が、前記ケース体に対して嵌め殺し状態に固着される溝型ベース部材によって構成され、該溝型ベース部材と前記封止カバーとが一旦嵌合させると嵌め殺し状態となる嵌合部を備えていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
(4)前記封止カバーは、前記凹溝形成部材の配線敷設方向へのスライドを阻止するスライド阻止部を備えていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。
(5)前記ハーネスダクトの凹溝形成部材の溝幅は、当該ハーネスダクト内に収納される配線の端部に取り付けられるコネクタの外形寸法よりも小さい引き抜き防止構造となっていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機。
(6)前記封止カバーは、前記主制御基板側のソケットをも覆い隠すことのできるソケットカバー部を備えていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の遊技機。
(7)前記ハーネスダクト内に収納される配線の端部に取り付けられるコネクタは、主制御基板側のソケットとの接続部位をカバー体で覆われると共に、当該カバー体は、下カバーと上カバーとから構成され、前記下カバーと前記上カバーは、嵌め殺し状態に嵌合する嵌め殺し構造とされると共に、前記カバー体の上面と先端面との間にラビリンス構造を形成する様に、前記カバーの先端部には外向きの突片が備えられていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の遊技機。
(8)前記封止カバーは、透明合成樹脂製であること。
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JPH11137808A (ja) * | 1997-11-13 | 1999-05-25 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
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