JP2014175991A - 周波数誤差推定装置及び方法、周波数誤差補償装置、並びに、光受信機 - Google Patents

周波数誤差推定装置及び方法、周波数誤差補償装置、並びに、光受信機 Download PDF

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Abstract

【課題】周波数誤差の推定精度を向上する。
【解決手段】位相振幅変調された受信光信号をベースバンドデジタル電気信号に変換した信号の振幅を判定し、判定した振幅別に、Nシンボル(Nは正の整数)前の位相雑音推定値および周波数誤差推定値に基づいて、前記ベースバンドデジタル電気信号の変調成分位相を判定し、前記ベースバンドデジタル電気信号から前記変調成分位相をキャンセルした信号のシンボル間位相差より周波数誤差を計算する。
【選択図】図3

Description

本発明の一態様は、周波数誤差推定装置及び方法、周波数誤差補償装置、並びに、光受信機に関する。
光通信の大容量・長距離伝送化を図る技術として、デジタルコヒーレント受信技術が注目されている。デジタルコヒーレント受信技術では、局発光を用いる光コヒーレント受信方式により、受信信号の強度情報と位相情報とを、コヒーレントフロントエンド回路を用いて抽出する。そして、抽出された強度情報と位相情報とを基に、デジタル信号処理を用いた、伝送路での波形歪み補償を受信信号に施した後、受信信号を復調する。
光コヒーレント受信を用いる場合、受信信号と局発光との周波数誤差(周波数オフセット)をゼロにする装置が重要である。
(周波数オフセット補償)
受信信号と局発光との周波数オフセットをゼロにする方法の一つとして、デジタル化された受信信号から周波数オフセットを検出し、受信信号に周波数オフセットに対応した逆の位相回転を付加することにより周波数オフセットを補償する技術が知られている(例えば下記特許文献1参照)。
(周波数オフセット推定)
一方、周波数オフセット推定の方式として、下記の非特許文献1や特許文献2により提案された技術が知られている。
(累乗法)
非特許文献1に記載の推定方式では、入力されたN相PSK信号のベースバンド電気信号(複素信号)に対して遅延/共役/乗算を実行することで位相雑音を除去しつつ、遅延量あたりの位相回転量を算出し、得られた信号をN乗計算することでデータ位相(変調成分)を除去することにより、周波数オフセットによる遅延量あたりの位相回転量を得る。なお、Nは、多値度を表し、QPSKの場合であればN=4である。QPSKにおいて、データ位相が取り得る値は、0、±π/2、±π、±3π/4である。
ここで、上記のN(=4)乗計算によりデータ位相が除去されるが、このとき、周波数オフセットは4倍になる。当該周波数オフセットは、平均化により雑音の影響が除去された後、1/4偏角計算により1/4偏角演算され、周波数オフセット推定値が得られる。
(PADE法)
一方、特許文献2に記載の推定方式は、上述した累乗法のような複素信号の共役乗算及びM乗計算を用いずに、累乗法よりも周波数オフセットの推定可能範囲を拡大化する技術である。当該推定方式は、PADE(Pre-decision based Angle Differential frequency offset Estimator)法とも呼ばれる。
PADE法では、シンボル位相項(QPSKの場合であれば、nπ/4(n=1,2,3,4))の除去のために、1シンボル時間前のレーザの位相雑音推定量と周波数オフセット推定値とを用いて、シンボル位相値の仮判定を行ない、シンボル位相項を除去する。
特開2009−135930号公報 特開2009−130935号公報
アンドリアス・リーベン他(Andreas Leven et.al)、Frequency Estimation in Intradyne Reception、IEEE Photonics Technology Letters、2007年3月15日、19巻、6号、p.366−368
累乗法は、PSK方式のみに対応した方式である。一方、PADE法は、仮判定部をそれぞれの変調方式対応した識別回路とすることで全ての変調方式をサポートできる。
しかし、周波数オフセット推定値が実際の推定誤差と大きく異なる場合、仮判定部に適切な周波数誤差が設定できず、仮判定で誤りが発生する。例えば図13に例示するように、周波数推定誤差がある場合、16QAMの判定閾値では隣接シンボルとして誤判定されるため、本来の位相誤差よりも位相誤差が小さく、あるいは無いようにみえてしまう。
その結果、16QAM等の位相振幅変調方式において周波数オフセット推定値が不安定となり、誤った周波数オフセット推定値に収束したり、周波数オフセットの変動に対する追従性が著しく劣化したりする場合がある。
本発明の目的の1つは、周波数オフセットの推定精度を向上できるようにすることにある。
周波数誤差推定装置の一態様は、光コヒーレント受信機に用いられる周波数誤差推定装置であって、位相振幅変調された受信光信号をベースバンドデジタル電気信号に変換した信号の振幅を判定する振幅判定部と、前記振幅判定部で判定された振幅別に、1〜Nシンボル前の位相雑音および周波数オフセット推定値を用いて、前記ベースバンドデジタル電気信号の変調成分位相を判定する振幅別位相判定部と、前記ベースバンドデジタル電気信号から前記変調成分位相をキャンセルした信号のシンボル間位相差より周波数誤差を計算する周波数誤差計算部と、を備える。
周波数誤差補償装置の一態様は、上記の周波数誤差推定装置と、前記周波数誤差推定装置により得られた周波数誤差を補償する信号を生成する周波数誤差補償部と、を備える。
光受信機の一態様は、位相振幅変調された受信光信号をベースバンドデジタル電気信号に変換するフロントエンド処理部と、前記フロントエンド処理部により得られた前記ベースバンドデジタル電気信号について周波数誤差の補償を行なう、上記の周波数誤差補償装置と、を備える。
周波数誤差推定方法の一態様は、光コヒーレント受信機における周波数誤差推定方法であって、位相振幅変調された受信光信号をベースバンドデジタル電気信号に変換した信号の振幅を判定し、前記判定した振幅別に、N(Nは正の整数)シンボル前の位相雑音および周波数オフセット推定値を用いて、前記ベースバンドデジタル電気信号の変調成分位相を判定し、前記ベースバンドデジタル電気信号から前記変調成分位相をキャンセルした信号のシンボル間位相差より周波数誤差を計算する。
周波数誤差の推定精度を向上できる。
一実施形態に係る周波数オフセット推定装置が適用される光コヒーレント受信機の一例を示すブロック図である。 図1に例示する搬送波周波数誤差補償部の構成例を示すブロック図である。 図2に例示する周波数誤差推定部の構成例を示すブロック図である。 図3に例示する周波数誤差推定部による振幅判定(16QAMの場合)を説明するためのコンスタレーション図である。 (A)及び(B)は図3に例示する周波数誤差推定部による振幅判定(16QAMの場合)を説明するための図である。 (A)及び(B)は図3に例示する周波数誤差推定部による振幅判定(16QAMの場合)を説明するための図である。 (A)及び(B)は図3に例示する周波数誤差推定部による振幅判定(16QAMの場合)を説明するための図である。 図3に例示する周波数誤差推定部による振幅判定(8QAMの場合)を説明するためのコンスタレーション図である。 (A)及び(B)は図3に例示する周波数誤差推定部による振幅判定(8QAMの場合)を説明するための図である。 (A)及び(B)は図3に例示する周波数誤差推定部による振幅判定(8QAMの場合)を説明するための図である。 図3に例示した周波数誤差推定部の変形例を示すブロック図である。 図3に例示した回路構成を1:M(Mは2以上の整数)に並列展開した構成例を示すブロック図である。 従来技術の課題を説明するためのコンスタレーション図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。なお、以下の実施形態で用いる図面において、同一符号を付した部分は、特に断らない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
図1は、一実施形態に係る周波数誤差推定装置が適用される光コヒーレント受信機の一例を示すブロック図である。
図1に示す、光受信機の一例である光コヒーレント受信機10は、例示的に、局発光11、コヒーレントフロントエンド回路12、アナログ/デジタルコンバータ13、及び、信号処理部14を備える。信号処理部14は、例示的に、波形歪み補償/偏波分離処理部141、搬送波(キャリア)周波数誤差補償部142、搬送波位相同期処理部143、及び、誤り訂正/識別処理部144を備える。
コヒーレントフロントエンド回路12は、受信信号光のコヒーレント受信を行なう。具体的には、伝送路から入力される信号光と局発光11から出力される局発光と、信号光と90度位相をシフトした局発光を混合し、互いに直交する2つの位相成分を抽出する。そして、それらの位相成分を光電変換により電気信号に変換して、同相成分I及び直交成分Qをアナログ/デジタルコンバータ13にそれぞれ出力する。
アナログ/デジタルコンバータ13は、同相成分I及び直交成分Qをサンプリングしてベースバンドデジタル電気信号(I+jQ)を得る。なお、コヒーレントフロントエンド回路12及びアナログ/デジタルコンバータ13から成るブロックをフロントエンド処理部と位置付けてもよい。
信号処理部14は、アナログ/デジタルコンバータ13から出力される同相成分I及び直交成分Qを用いて、(1)波形歪み補償、偏波分離、(2)搬送波周波数誤差補償、(3)搬送波位相同期、(4)誤り訂正、識別等を含む信号処理を行なう。当該信号処理により、復元(復調)された受信データ信号が得られる。上記(1)〜(4)の処理は、それぞれ、波形歪み補償/偏波分離処理部141、搬送波(キャリア)周波数誤差補償部142、搬送波位相同期処理部143、及び、誤り訂正/識別処理部144にて実施される。
搬送波周波数誤差補償部142は、周波数誤差補償装置の一例であり、図2に示すように、例示的に、周波数誤差推定部1421、積分回路1422、反数計算器1423、及び、(複素)乗算器1424を備える。
周波数誤差推定部1421は、主信号であるベースバンドデジタル電気信号に従って1シンボル周期内の位相差から周波数誤差を推定する。主信号は、A*exp(j(θd+2πΔft+θpn))と表すことができる。ここで、Aは定数、θdはデータ位相、Δfは周波数誤差、θpnは局発光11のレーザ位相ノイズ、jは虚数単位、tはシンボル周期をそれぞれ表す。
積分回路1422は、周波数誤差推定部1421により得られた周波数誤差の推定値をシンボル周期tにわたって積分する。
反数計算器1423は、積分回路1422の出力に−1を乗じて周波数誤差の反数(exp(-j(・))、すなわち、θ=−2πΔftを計算する。なお、「反数」とは、正負の符号が逆になった数である。例えば、aに対して−aをaの反数と呼ぶ。
乗算器1424は、主信号に反数計算器1423で得られた反数を乗算することにより、主信号の周波数誤差を補償する。したがって、乗算器1424の出力信号は、A*exp(j(θd+θpn))と表すことができる。
次に、図3に、周波数誤差推定部1421の構成例を示す。図3に示す周波数誤差推定部1421は、周波数誤差推定装置の一例であり、例示的に、データ位相除去部31、周波数誤差計算部32、平均化処理部33、(複素)乗算器34、及び、複素共役計算器35を備える。なお、図3において、データ位相除去部31及び周波数誤差計算部32の順序は逆にしてもよい。
データ位相除去部31は、入力されたベースバンドデジタル信号からデータ位相を除去する。そのために、データ位相除去部31は、例示的に、(複素)乗算器311、振幅判定部312、振幅別位相判定部313、反数計算器314、及び、(複素)乗算器315を備える。
また、周波数誤差計算部32は、データ位相除去部31にてデータ位相を除去されたベースバンドデジタル信号から周波数誤差を計算する。そのために、周波数誤差計算部32は、例示的に、遅延回路(レジスタ)321、複素共役計算器322、及び、(複素)乗算器323を備える。
データ位相除去部31において、乗算器311は、入力されたベースバンドデジタル信号と複素共役計算器35の出力とを乗算する。複素共役乗算器35は、平均化処理部33で平均化処理されたNシンボル前(Nは正の整数)周波数誤差の推定値と、乗算器315の出力である、Nシンボル前のデータ位相を除去されたベースバンドデジタル信号、つまり位相雑音推定値とを乗算した結果の複素共役を計算する。当該複素共役を乗算器311にてベースバンドデジタル信号に乗じることにより、位相雑音及び周波数誤差による位相回転を除去した信号が得られ、振幅判定部312及び振幅別位相判定部313に入力される。
振幅判定部312は、乗算器311の出力の振幅Raを判定(識別)する。非限定的な一例として、入力ベースバンドデジタル信号が16QAMの信号である場合、振幅判定部312は、図4のIQ平面(コンスタレーション)に例示するように、振幅Raが以下の3つのいずれの範囲にあるかを判定する。なお、IQ平面において原点に最も近い4つの信号点を通る等振幅円の半径をRとする。等振幅円は、入力ベースバンドデジタル信号の多値度に応じて定義することができる。
(1)0≦Ra≦R
(2)R<Ra≦√5R
(3)√5R<Ra≦3R
振幅別位相判定部313は、振幅判定部312による判定結果に基づいて、それぞれの振幅毎に、異なる角度方向での識別を行ない、信号位相を仮判定する。例えば、図5(A)に示すように、振幅Raが上記(1)の範囲にある場合、図5(B)に例示するように、IQ平面の4つの象限のいずれに信号点が位置するかに応じて4種類の信号位相θのいずれかが仮判定結果として得られる。
同様に、図6(A)に示すように、振幅Raが上記(2)の範囲にある場合、図6(B)に例示するように、IQ平面を位相角方向に8分割した領域のいずれに信号点が位置するかに応じて8種類の信号位相θのいずれかが仮判定結果として得られる。また、図7(A)に示すように、振幅Raが上記(3)の範囲にある場合、図7(B)に例示するように、IQ平面の4つの象限のいずれに信号点が位置するかに応じて4種類の信号位相θのいずれかが仮判定結果として得られる。
このような仮判定を行なうことで、入力ベースバンドデジタル信号に周波数誤差による位相回転がある状況でも、判定誤りの発生率を抑制して、周波数誤差の推定精度を向上することができる。したがって、周波数誤差の推定値を安定化でき、誤った推定値への収束や、周波数誤差の変動に対する追従性の向上を図ることができる。
なお、入力ベースバンドデジタル信号が8QAMの信号である場合、振幅判定部312は、図8のIQ平面(コンスタレーション)に例示するように、振幅Raが以下の2つのいずれの範囲にあるかを判定すればよい。IQ平面において原点に最も近い4つの信号点を通る等振幅円の半径をRとする。
(4)0≦Ra≦R
(5)R<Ra≦{(√3+1)/√2}R
例えば、図9(A)に示すように、振幅Raが上記(5)の範囲にある場合、図9(B)に例示するように、IQ平面を位相角方向に4分割した領域のいずれに信号点が位置するかに応じて4種類の信号位相θのいずれかが仮判定結果として得られる。
同様に、図10(A)に示すように、振幅Raが上記(4)の範囲にある場合、図10(B)に例示するように、IQ平面の4つの象限のいずれに信号点が位置するかに応じて4種類の信号位相θのいずれかが仮判定結果として得られる。
図3に戻り、反数計算器314は、上述のごとく振幅別位相判定部313で得られた信号位相θの仮判定結果の反数を計算し、乗算器315に入力する。
乗算器315は、入力ベースバンドデジタル信号と反数計算器314の出力とを乗算することにより、信号(データ)位相を除去し、周波数誤差計算部32に入力する。
周波数誤差計算部32では、データ位相除去部31の出力信号を遅延回路321で1シンボル時間遅延した信号の複素共役を複素共役計算器322にて計算し、得られた複素共役をデータ位相除去部31の出力信号に乗算器323にて乗じる。これにより、シンボル時間内での周波数ずれ、つまり周波数誤差の推定値が得られる。
得られた周波数誤差の推定値は、平均化処理部33に入力され、複数の連続したシンボルの周波数誤差推定値を平均化することによりノイズ成分を除去する。
(周波数誤差推定部の変形例)
次に、図11に、図3に例示した周波数誤差推定部1421の変形例を示す。図11に示す周波数誤差推定部1421は、周波数誤差を信号位相の偏角をベースに計算することで、複素乗算や複素共役計算を用いずに図3に例示した構成と等価な構成を実現した例である。
即ち、図11に示す周波数誤差推定部1421は、例示的に、データ位相除去部31において入力ベースバンド信号の偏角(arg(I/Q))を計算する偏角計算器317を備える。これにより、複素共役計算器35及び乗算器311の機能は減算器318により実現し、反数計算器314及び乗算器315の機能は減算器319により実現できる。
同様に、周波数誤差計算部32において複素共役計算器322及び乗算器323の機能は減算器324により実現でき、乗算器34の機能は加算器325により実現できる。
このような構成により、図11に例示する周波数誤差推定部1421では、演算負荷の高い複素乗算や複素共役計算を用いずに、図3に例示した周波数誤差推定部1421と同等の機能を実現できる。したがって、図3に例示した構成よりも回路の簡素化を図ることができる。
(並列展開時の回路構成)
光通信システムで取り扱う信号速度は信号処理部14の処理速度よりも非常に速いので回路実装する際は並列展開化が重要である。図3及び図11に例示した回路構成は、フィードフォワード方式の構成のため並列実装が容易である。
図12に、図3に例示した回路構成を1:M(Mは2以上の整数)に並列展開した構成例を示す。なお、図11に例示した回路構成を同様に並列展開してもよい。
図12に例示するように、受信信号(ベースバンドデジタル信号)は、1:M並列化処理部により1:Mに並列化され、それぞれが並列レーン(ブランチ)#1〜#Mに入力される。
並列レーン#1〜#Mのうちの、2つの並列レーンを1つのレーンペアとして位置付ける。レーンペアは、図12に例示するように奇数レーンと偶数レーンとのペアでもよいし、奇数レーンどうしのペアでもよい。
並列レーン#1〜#Mのそれぞれは、図3に例示した構成と同様の構成を有する。すなわち、並列レーン#i(i=1〜M)のそれぞれは、振幅判定部312、振幅別位相判定部313、及び、反数計算器314を備える。しかしながら、レーンペアをなす一方(図12の例では奇数レーン)は、振幅判定直前の乗算器311、つまり位相雑音及び周波数誤差による位相回転は不要となる。もう一方(図12の例では偶数レーン)は、もう一方(図11の例では奇数レーン)で算出された位相雑音量とNシンボル前(Nは正の整数)の周波数誤差量の乗算値を、複素共役計算器35で複素共役処理し、振幅判定直前の乗算器311に入力される。
また、レーンペアを成す並列レーンの一方(図12の例では偶数レーン)に入力されるベースバンドデジタル電気信号は、遅延回路327にて1シンボル時間遅延されて乗算器311に入力される。したがって、1つのレーンペアは、異なるシンボル時間について振幅判定、振幅別位相判定、及び、反数計算を実施する。
1つのレーンペアを成す各並列レーンにおいて得られた反数は、それぞれ乗算器315にてベースバンドデジタル信号に乗じられる。これにより、異なるシンボル時間のデジタルベースバンド信号からデータ位相成分がそれぞれ除去される。
データ位相成分が除去された信号の一方(図12の例では奇数レーンで得られた信号)は、複素共役計算器322にて複素共役が計算され、1並列レーンでの演算遅延を補正するための遅延回路326により所要時間だけ遅延される。当該遅延を施された信号は、乗算器323にて他方の並列レーン(図12の例では偶数レーン)で得られた信号(乗算器315の出力信号)と乗算される。これにより、1つのレーンペアにつき1つの周波数誤差推定値が得られる。
各レーンペアで得られた周波数誤差推定値は、平均化処理部33にて他レーンの結果と平均化処理されてノイズ成分を除去される。平均化処理された周波数誤差推定値は、乗算器34及び複素共役計算器35を経て他方の並列レーンを成す乗算器311に入力されて、並列レーンの一方(図12の例では偶数レーン)での振幅判定、振幅別位相判定、及び、反数計算のために用いられる。
以上のような並列展開処理により、1つのレーンペアにおいて異なるシンボル時間についての周波数誤差推定処理を並列的に実施できる。したがって、逐次的な処理に比べて、時間変動に伴う推定誤差の影響を低減することができ、周波数誤差の推定精度を向上することができる。
(並列展開時の回路構成の変形例)
なお、平均化処理部で平均化処理に用いる信号は、振幅判定部312での振幅判定結果に基づいて制限するよう制御されてもよい(図12中の点線矢印参照)。
例えば、16QAMにおいてR<Ra≦√5Rの場合(図7(A)参照)は判定位相の範囲が他の場合(図6(A)及び図8(B)参照)に比べて狭いため、位相判定誤りが発生し易い。
そこで、例えば、レーンペアを成す一方の並列レーン(例えば奇数レーン)の振幅判定結果がR<Ra≦√5Rの時には当該並列レーンの周波数誤差推定値は平均化処理に用いないこととする。即ち、R<Ra≦√5R以外の時の周波数誤差推定値のみを平均化処理に用いる。
あるいは、レーンペアを成す双方の並列レーンの振幅判定結果がR<Ra≦√5Rの時には両並列レーンの周波数誤差推定値を平均化処理に用いないこととしてもよい。
このように、振幅判定結果が位相判定誤りの生じやすいR<Ra≦√5Rの範囲にある時に得られる周波数誤差推定値を平均化処理から除外することで、周波数誤差の推定精度を向上することができる。
上述した実施形態に係る装置は、コンピュータに上述の装置の機能を実行させるか又はコンピュータに前述の方法の段階を実行させるコンピュータソフトウェアにより実施されてよい。コンピュータは、例えば、CPU、ROM、入出力手段、ハードディスク、及びRAM等を有する汎用目的コンピュータ、及び専用コンピュータであってもよい。コンピュータプログラムは、単一のコンピュータプログラム、又は複数のコンピュータプログラムを有する一式のプログラムであってよい。
コンピュータプログラム又は一式のプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えばハードディスク装置、ROM、RAM、CD、DVD、フロッピー(登録商標)ディスク、フラッシュメモリ、磁気ディスク、又は当業者に知られている如何なる他の媒体であってもよい。
10 光コヒーレント受信機
11 局発光
12 コヒーレントフロントエンド回路
13 アナログ/デジタルコンバータ
14 信号処理部
141 波形歪み補償/偏波分離処理部
142 搬送波(キャリア)周波数誤差補償部
1421 周波数誤差推定部
1422 積分回路
1423 反数計算器
1424 (複素)乗算器
143 搬送波位相同期処理部
144 誤り訂正/識別処理部
31 データ位相除去部
311 (複素)乗算器
312 振幅判定部
313 振幅別位相判定部
314 反数計算器
315 (複素)乗算器
317 偏角計算器
318,319 減算器
32 周波数誤差計算部
321 遅延回路(レジスタ)
322 複素共役計算器
323 (複素)乗算器
324 減算器
325 加算器
33 平均化処理部
34 (複素)乗算器
35 複素共役計算器

Claims (5)

  1. 光コヒーレント受信機に用いられる周波数誤差推定装置であって、
    位相振幅変調された受信光信号をベースバンドデジタル電気信号に変換した信号の振幅を判定する振幅判定部と、
    前記振幅判定部で判定された振幅別に、前記ベースバンドデジタル電気信号からNシンボル(Nは正の整数)前の位相雑音推定値および周波数誤差推定値を除去した信号の変調成分位相を判定する振幅別位相判定部と、
    前記ベースバンドデジタル電気信号から前記変調成分位相をキャンセルした信号のシンボル間位相差より周波数誤差を計算する周波数誤差計算部と、
    を備えた周波数誤差推定装置。
  2. 前記ベースバンドデジタル電気信号をM並列化(Mは2以上の整数)する並列化処理部と、
    前記M並列化された前記ベースバンドデジタル電気信号がそれぞれ入力されるM個の並列ブランチと、を備え、
    前記並列ブランチのそれぞれは、前記振幅判定部、前記振幅別位相判定部、及び、前記周波数誤差計算部を備え、
    前記並列ブランチは、2つ1組のブランチペアを成し、
    1つのブランチペアを成す前記並列ブランチ間で異なるシンボル時間の前記ベースバンドデジタル電気信号について前記シンボル間位相差を求める、請求項1に記載の周波数誤差推定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の周波数誤差推定装置と、
    前記周波数誤差推定装置により得られた周波数誤差を補償する信号を生成する周波数誤差補償部と、
    を備えた周波数誤差補償装置。
  4. 位相振幅変調された受信光信号をベースバンドデジタル電気信号に変換するフロントエンド処理部と、
    前記フロントエンド処理部により得られた前記ベースバンドデジタル電気信号について周波数誤差の補償を行なう、請求項3に記載の周波数誤差補償装置と、
    を備えた光受信機。
  5. 光コヒーレント受信機における周波数誤差推定方法であって、
    位相振幅変調された受信光信号をベースバンドデジタル電気信号に変換した信号の振幅を判定し、
    前記判定した振幅別に前記ベースバンドデジタル電気信号の変調成分位相を判定し、
    前記ベースバンドデジタル電気信号から前記変調成分位相をキャンセルした信号のシンボル間位相差より周波数誤差を計算する、
    周波数誤差推定方法。
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