JP2014175959A - 情報処理装置、通信制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、通信制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】急激なネットワーク帯域の変動に対応可能な情報処理装置、通信制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】ネットワークに接続される端末装置20であって、ネットワーク毎に、当該ネットワークの使用可能な帯域を示す帯域情報と当該ネットワークを識別可能なネットワーク情報とを対応付けた帯域テーブルを記憶する記憶部113と、端末装置20が接続されるネットワークのネットワーク情報に対応付けられた帯域情報を帯域テーブルから取得し、取得した帯域情報に基づいて、当該ネットワークを介した通信を制御する通信制御部125と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、通信制御方法及びプログラムに関する。
ネットワークを介して映像データや音声データなど大容量の会議データをリアルタイムに送受信するビデオ会議システム(テレビ(TV)会議システムやテレビジョン会議システムなどと称される場合もある)において、送信対象の会議データのデータ量をネットワーク帯域内に抑えるため、ネットワーク帯域に応じてCODEC方式を切り替える技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述したような技術では、使用可能なネットワーク帯域に急激な変動が生じた場合、CODEC方式の切り替えが間に合わず、送信データを正しく送信できない恐れがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、急激なネットワーク帯域の変動に対応可能な情報処理装置、通信制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる情報処理装置は、ネットワークに接続される情報処理装置であって、ネットワーク毎に、当該ネットワークの使用可能な帯域を示す帯域情報と当該ネットワークを識別可能なネットワーク情報とを対応付けた帯域テーブルを記憶する記憶部と、前記情報処理装置が接続される前記ネットワークのネットワーク情報に対応付けられた帯域情報を前記帯域テーブルから取得し、取得した前記帯域情報に基づいて、当該ネットワークを介した通信を制御する通信制御部と、を備える。
本発明によれば、急激なネットワーク帯域の変動に対応可能という効果を奏する。
図1は、本実施形態のビデオ会議システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態の端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態の帯域情報の一例を示す図である。 図4は、本実施形態の帯域テーブルの一例を示す図である。 図5は、本実施形態の通信の制御の一例を示す図である。 図6は、本実施形態の端末装置で実行されるネットワーク情報の取得処理の一例を示すフローチャート図である。 図7は、本実施形態の端末装置で実行される通信制御処理の一例を示すフローチャート図である。 図8は、本実施形態の端末装置で実行される帯域監視処理の一例を示すフローチャート図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態にかかる情報処理装置、通信制御方法及びプログラムを詳細に説明する。以下の実施形態では、本発明をビデオ会議システムに適用した場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
図1は、本実施形態のビデオ会議システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、ビデオ会議システム1は、サーバ装置10と、端末装置20−1、20−2(情報処理装置の一例)とを、備える。
サーバ装置10は、拠点1に配置され、拠点1のLAN(Local Area Network)11に接続されている。端末装置20−1は、拠点2に配置され、拠点2のLAN(Local Area Network)21に接続されている。端末装置20−2は、拠点3に配置され、拠点3のLAN(Local Area Network)31に接続されている。
LAN11は、ルータ、スイッチングハブ、及びLANケーブルなどにより構成され、LAN21及びLAN31は、各々、ルータ及びLANケーブルなどにより構成されている。LAN11、LAN21、及びLAN31は、インターネット2に接続されている。
サーバ装置10は、端末装置20−1及び20−2間での映像データや音声データなど(以下、「会議データ」と称する場合がある)の送受信を中継する。なおサーバ装置10は、中継を依頼された会議データをエンコードして転送先に転送してもよいし、中継を依頼されたエンコード済みの会議データをデコードして転送先に転送してもよい。また、サーバ装置10は、会議データの中継機能に加え、端末装置20−1及び20−2間での会議の開始や終了などを制御する会議制御機能も有しているが、ここでは説明を省略する。
端末装置20−1、20−2は、サーバ装置10を介して会議データの送受信を行う。本実施形態では、端末装置20−1、20−2は、テレビ会議用の専用端末、ノートPC(Personal Computer)、スマートフォン、又はタブレットなど持ち運び可能な端末を想定しているが、これに限定されるものではない。なお、以下の説明では、端末装置20−1、20−2を各々区別する必要がない場合は、単に端末装置20と称する場合がある。また本実施形態では、端末装置20が2台である場合を、例に取り説明するが、端末装置20の台数はこれに限定されず、複数台であれば何台であってもよい。
図2は、本実施形態の端末装置20の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、端末装置20は、撮像部101と、音声入力部103と、表示部105と、音声出力部107と、操作部109と、通信部111と、記憶部113と、制御部120とを、備える。
撮像部101は、端末装置20を使用する会議の参加者を撮像するものであり、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子、及びレンズなどにより構成される撮像装置により実現できる。
音声入力部103は、端末装置20を使用する会議の参加者が発話する音声などを入力するものであり、マイクなどの音声入力装置により実現できる。
表示部105は、会議資料や会議画像(会議の参加者の画像)など各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイやタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。なお、テレビ会議用の専用端末の場合、表示部105が別体で設けられることもある。
音声出力部107は、端末装置20を使用する会議の参加者以外の会議の参加者が発話した音声を出力するものであり、スピーカなどの音声出力装置により実現できる。
操作部109は、端末装置20を使用する会議の参加者が各種操作入力を行うものであり、マウス、キーボード、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
通信部111は、インターネット2を介してサーバ装置10などの外部機器と通信するものであり、NIC(Network Interface Card)などの通信装置により、有線、無線を問わずに実現できる。
記憶部113は、端末装置20で実行される各種プログラム、及び端末装置20で行われる各種処理に使用される帯域テーブル等のデータなどを記憶する。なお、帯域テーブルについては、後述する。記憶部113は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、及びRAM(Random Access Memory)などの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。
制御部120は、端末装置20の各部を制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。制御部120は、監視部121と、取得部123と、通信制御部125とを、備える。
監視部121は、端末装置20が接続されているネットワークの帯域を監視する。そして監視部121は、監視結果から帯域情報を生成し、当該ネットワークのネットワーク情報と対応付けて、帯域テーブルに登録する。
つまり、端末装置20がLAN21に接続しているのであれば、監視部121は、LAN21の帯域を監視し、端末装置20がLAN31に接続しているのであれば、監視部121は、LAN31の帯域を監視する。
例えば、監視部121は、端末装置20がビデオ会議に使用されている間、接続中のLANを構成するルータに対してpingを定期的(例えば、1分毎)に送信し、当該pingの応答時間から当該LANにおける使用可能な帯域を特定し、当該LANの使用可能な帯域を示す帯域情報を生成する。つまり、帯域情報は、ネットワークの使用可能な帯域を時間毎に示している。
図3は、本実施形態の帯域情報の一例を示す図である。図3に示す例では、ネットワーク(LAN)の使用状況が17:00以降急激に高まっているものとする。このため、図3に示す帯域情報では、12:00〜17:00までの測定帯域(端末装置20が使用可能な帯域)は10Mbps(bits per second)、17:00以降の測定帯域は、5Mbpsとなっている。
そして監視部121は、生成した帯域情報と端末装置20が接続しているネットワークのネットワーク情報とを対応付けて、記憶部113に記憶されている帯域テーブルに追加する。なお、端末装置20が接続しているネットワークのネットワーク情報については、後述の取得部123が取得している。本実施形態では、ネットワーク情報は、端末装置20が接続しているネットワークのネットワークアドレス(端末装置20のIPアドレス及びサブネットマスク)であるものとするが、これに限定されるものではない。
図4は、本実施形態の帯域テーブルの一例を示す図である。図4に示す例では、帯域テーブルは、ネットワーク毎に帯域情報とネットワーク情報(端末装置20のIPアドレス及びサブネットマスク)とを対応付けたレコードの集合となっている。なお本実施形態では、端末装置20は、前述したように、持ち運び可能な端末を想定しており、種々のLANに接続されることがあるため、帯域テーブルは、種々のLANのネットワークアドレス(端末装置20のIPアドレス及びサブネットマスク)を記憶している。また、図4では、帯域情報の具体的な値の記載を省略しているが、実際には、図3で説明したような内容を特定する情報が記載されている。
取得部123は、端末装置20とネットワークとの接続時に、当該ネットワークのネットワーク情報を取得する。具体的には、取得部123は、端末装置20の起動時など端末装置20がLANに接続する際に当該LANのネットワーク情報を取得する。本実施形態では、取得部123が、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバなど外部装置経由でネットワーク情報を取得することを想定しているが、これに限定されるものではない。
通信制御部125は、記憶部113に記憶されている帯域テーブルから、端末装置20が接続しているネットワークのネットワーク情報に対応付けられた帯域情報を取得し、取得した帯域情報に基づいて、ネットワークを介した他の端末装置20との通信を制御する。
具体的には、通信制御部125は、取得部123により取得されたネットワーク情報に対応するネットワーク情報に対応付けられた帯域情報を帯域テーブルから取得する。
詳細には、通信制御部125は、取得部123により取得されたIPアドレス及びサブネットマスクからネットワークアドレスを求めるとともに、帯域テーブル内のIPアドレス及びサブネットマスクのペアそれぞれについてネットワークアドレスを求める。そして通信制御部125は、取得部123により取得されたIPアドレス及びサブネットマスクから求めたネットワークアドレスを導出できるIPアドレス及びサブネットマスクのペアに対応付けられた帯域情報を帯域テーブルから取得する。
これは、同一のLAN内ではネットワークアドレスが同一となり、ネットワークアドレスが同一であれば、同一のネットワークに接続していると考えられ、ネットワークにおける使用可能な帯域の変化も同様に変化すると考えられるためである。
例えば、取得部123により取得されたIPアドレスが192.168.0.3で、サブネットマスクが255.255.255.0である場合、ネットワークアドレスは、192.168.0となる。また図4に示す帯域テーブルにおいて、IPアドレスが192.168.1.5、サブネットマスクが255.255.255.0のネットワークアドレスは、192.168.1となる。また、IPアドレスが192.168.0.7、サブネットマスクが255.255.255.0のネットワークアドレスは、192.168.0となる。また、IPアドレスが10.0.20.13、サブネットマスクが255.0.0.0のネットワークアドレスは、10となる。このため、通信制御部125は、ネットワークアドレスが192.168.0となるIPアドレス192.168.0.7、サブネットマスク255.255.255.0に対応付けられた帯域情報を図4に示す帯域テーブルから取得する。
そして通信制御部125は、端末装置20が使用するネットワークの帯域が各時間帯において取得した帯域情報が示す帯域以下となるように、ネットワークを介した通信を制御する。
図5は、本実施形態の通信の制御の一例を示す図である。図5に示すように、通信制御部125が図3に示す帯域情報を取得したとする。この場合、12:00〜17:00までの時間帯は、端末装置20が使用可能な帯域(測定帯域)は10Mbps、17:00以降の時間帯の端末装置20が使用可能な帯域は5Mbpsとなっており、17:00を境に、端末装置20が使用可能な帯域が急激に減少することがわかる。
このため、通信制御部125は、図5に示すように、12:00以降の時間帯は、端末装置20が使用する帯域が10Mbps近辺となるようにネットワークを介した通信を制御する。そして通信制御部125は、17:00に近くなると、端末装置20が使用する帯域が徐々に減少するようにネットワークを介した通信を制御し、17:00以降の時間帯は、端末装置20が使用する帯域が5Mbps近辺となるようにネットワークを介した通信を制御する。
なお、ネットワークを介した通信の制御としては、例えば、画像データの解像度調整やフレームレートの調整、及び音声データの圧縮などが挙げられる。これにより、通信制御部125は、端末装置20が使用する帯域が狙いの帯域となるようにネットワークを介した通信を制御できる。
そして通信制御部125は、会議データを他の端末装置20に送信する場合、撮像部101により撮像された映像データを取得し、取得した映像データである会議データを、エンコードなど端末装置20が使用する帯域が狙いの帯域となるように調整し、調整後の会議データに当該会議データの送信先情報(例えば、他の端末装置20のIPアドレスなど)を付加し、通信部111からサーバ装置10に送信する。これにより、サーバ装置10は、エンコードされた会議データを他の端末装置20に転送する。
なお、端末装置20を使用する会議の参加者が発話している場合には、制御部120は、音声出力部107から音声データを更に取得し、取得した映像データ及び音声データが会議データとなる。
また制御部120は、会議データを他の端末装置20から受信する場合、サーバ装置10が他の端末装置20から転送した会議データを、通信部111を介して受信し、受信した会議データをデコードし、デコードした会議データに含まれる映像データに基づく映像を表示部105に表示する。なお、デコードした会議データに音声データも含まれる場合には、制御部120は、当該音声データに基づく音声を音声出力部107から音声出力する。
各端末装置20の制御部120が、それぞれ、このような会議データの送信動作及び受信動作を繰り返し行うことで、ビデオ会議システム1によるビデオ会議が実現される。
図6は、本実施形態の端末装置20で実行されるネットワーク情報の取得処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、操作部109からのユーザ操作などに基づいて、制御部120が端末装置20を起動する(ステップS101)。
続いて、取得部123は、通信制御部125がLANとの接続を確立する際に、当該LANのネットワーク情報を取得する(ステップS103)。
図7は、本実施形態の端末装置20で実行される通信制御処理の一例を示すフローチャート図であり、図8は、本実施形態の端末装置20で実行される帯域監視処理の一例を示すフローチャート図である。なお、図7に示す通信制御処理及び図8に示す帯域監視処理は、ビデオ会議中に常時行われる。
図7に示す通信制御処理から説明する。
まず、制御部120は、サーバ装置10からの指示などに基づいて、会議を開始する(ステップS201)。
続いて、通信制御部125は、取得部123により取得されたネットワーク情報に対応するネットワーク情報が図4に示す帯域テーブルに存在するか確認する(ステップS203)。この図4に示す帯域テーブルに記憶されている帯域情報は、例えば、S201で会議が行われる以前に行われたテレビ会議の際に監視され、測定された帯域に対応する帯域情報である。
該当するネットワーク情報が帯域テーブルに存在する場合(ステップS203でYes)、通信制御部125は、該当するネットワーク情報に対応付けられた帯域情報を帯域テーブルから取得する。そして通信制御部125は、取得した帯域情報に基づいて、端末装置20が使用するネットワークの帯域が各時間帯において取得した帯域情報が示す帯域以下となるように、ネットワークを介した通信を制御する(ステップS205)。これにより、当該端末装置20が所属するネットワークアドレスの領域内での、過去の帯域情報に基づくため、当該ネットワークに対応した適切な帯域に制御することができるようになる。例えば、拠点2にある端末装置20−1を利用者が持ち運び、拠点3のネットワーク内に移動した際にも適用できる。この場合には、端末装置20−1には、拠点3のネットワークの帯域情報に基づいて、適切な帯域が設定されることとなる。
一方、該当するネットワーク情報が帯域テーブルに存在しない場合(ステップS203でNo)、通信制御部125は、デフォルトの通信制御を行い、端末装置20が使用する帯域が予め定められた帯域となるようにネットワークを介した通信を制御する(ステップS207)。このデフォルトの通信制御とは、例えば、2Mbpsの設定された帯域情報を予め設定しておき、利用することとなる。
次に、図8に示す帯域監視処理を説明する。
まず、制御部120は、サーバ装置10からの指示などに基づいて、会議を開始する(ステップS301)。なお、ステップS301の処理は、図7のフローチャートのステップS201の処理と同様である。
続いて、監視部121は、端末装置20が使用可能なネットワークの帯域を測定する(ステップS303)。そして監視部121は、会議が終了するまでの間、定期的にステップS303の処理を繰り返す(ステップS305でNo)。
続いて、監視部121は、会議が終了すると(ステップS305でYes)、ネットワークの帯域の測定結果から帯域情報を生成し、端末装置20のネットワーク情報と対応付けて、帯域テーブルに追加する(ステップS307)。
以上のように本実施形態では、ネットワーク毎に当該ネットワークの使用可能な帯域を管理しているため、端末装置が接続するネットワークの使用可能な帯域が過去にどのように変化したか把握でき、当該変化に合わせてネットワークを介した通信を制御することで、急激なネットワーク帯域の変動に対応することができる。この結果、端末装置は、会議データをスムーズに送受信することができ、円滑な会議進行に寄与できる。
また、ネットワーク毎の使用可能な帯域は、実際の監視(測定)結果である実測値であるため、信憑性が高く、急激なネットワーク帯域の変動への対応精度を高めることができる。
(変形例)
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
(変形例1)
上記実施形態では、ネットワーク情報として、ネットワークアドレスを用いる例について説明したが、デフォルトゲートウェイのMAC(Media Access Control)アドレスを用いるようにしてもよい。なお、デフォルトゲートウェイのMACアドレスは、取得部123が端末装置20のネットワーク接続時にデフォルトゲートウェイから取得する。
デフォルトゲートウェイは、端末装置20が接続しているLANを構成するルータが該当する。つまり、端末装置20がLAN21に接続しているのであれば、取得部123は、LAN21を構成するルータからMACアドレスを取得し、端末装置20がLAN31に接続しているのであれば、取得部123は、LAN31を構成するルータからMACアドレスを取得する。
なお詳細には、取得部123は、デフォルトゲートウェイからIPアドレスを取得し、ARP(Address Resolution Protocol)によって、デフォルトゲートウェイのMACアドレスを特定する。デフォルトゲートウェイのIPアドレスは、管理者が手動で設定してもよいし、DHCPサーバが自動で設定してもよい。
例えば、端末装置20のIPアドレスにプライベートアドレスを用いる場合、接続先のネットワーク(LAN)を変更しても、IPアドレスが変更されず、他のネットワーク(LAN)に接続した場合とネットワークアドレスが重複してしまうことがある。この場合、上記実施形態の手法では、異なるネットワークでの帯域情報に基づいて、通信制御が行われることになり、好ましくない。これに対し、デフォルトゲートウェイのMACアドレスは、LAN固有の値となるため、上述したような事態を回避できる。
このように変形例1によれば、IPアドレスにプライベートアドレスを用いる場合であっても、端末装置は、ネットワークにおける使用可能な帯域が過去にどのように変化したかを正しく把握できるため、当該変化に合わせてネットワークを介した通信を制御することで、急激なネットワーク帯域の変動に対応することができる。
(変形例2)
また上記実施形態と変形例1とを組み合わせてもよい。つまり、ネットワーク情報として、ネットワークアドレスとデフォルトゲートウェイのMACアドレスとを併用するようにしてもよい。
このようにすれば、LANの構成の変更などにより、あるLANで使用されていたルータが別のLANで使用されることになっても、端末装置は、ネットワークにおける使用可能な帯域が過去にどのように変化したかを正しく把握できるため、当該変化に合わせてネットワークを介した通信を制御することで、急激なネットワーク帯域の変動に対応することができる。
(変形例3)
上記実施形態及び各変形例において、ネットワーク情報が帯域テーブルに既に登録されている場合には、監視部121が生成した帯域情報で当該ネットワーク情報に対応付けられている帯域情報を更新してもよいし、監視部121が生成した帯域情報と当該ネットワーク情報に対応付けられている帯域情報とを平均化した帯域情報で当該ネットワーク情報に対応付けられている帯域情報を更新してもよい。このようにすれば、帯域情報の精度を高めることができる。
(ハードウェア構成)
上記実施形態及び各変形例の端末装置20のハードウェア構成について説明する。上記実施形態及び各変形例の端末装置20は、CPUなどの制御装置、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置、HDDやSSDなどの外部記憶装置、ディスプレイなどの表示装置、マウスやキーボードなどの入力装置、NICなどの通信装置、デジタルカメラなどの撮像装置、マイクなどの音声入力装置、及びスピーカなどの音声出力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成で実現できる。
上記実施形態及び各変形例の端末装置20で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、上記実施形態及び各変形例の端末装置20で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記実施形態及び各変形例の端末装置20で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記実施形態及び各変形例の端末装置20で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上記実施形態及び各変形例の端末装置20で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、制御装置が外部記憶装置からプログラムを記憶装置上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
1 ビデオ会議システム
2 インターネット
10 サーバ装置
11、21、31 LAN
20−1、20−2(20) 端末装置
101 撮像部
103 音声入力部
105 表示部
107 音声出力部
109 操作部
111 通信部
113 記憶部
120 制御部
121 監視部
123 取得部
125 通信制御部
特開2002−359651号公報

Claims (7)

  1. ネットワークに接続される情報処理装置であって、
    ネットワーク毎に、当該ネットワークの使用可能な帯域を示す帯域情報と当該ネットワークを識別可能なネットワーク情報とを対応付けた帯域テーブルを記憶する記憶部と、
    前記情報処理装置が接続される前記ネットワークのネットワーク情報に対応付けられた帯域情報を前記帯域テーブルから取得し、取得した前記帯域情報に基づいて、当該ネットワークを介した通信を制御する通信制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置が接続されている前記ネットワークの帯域を監視して、当該ネットワークの帯域情報を生成し、当該ネットワークのネットワーク情報と対応付けて、前記帯域テーブルに登録する監視部を更に備える請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ネットワークとの接続時に当該ネットワークのネットワーク情報を取得する取得部を更に備え、
    前記通信制御部は、取得された前記ネットワーク情報に対応するネットワーク情報に対応付けられた帯域情報を前記帯域テーブルから取得し、取得した前記帯域情報に基づいて、前記ネットワークを介した通信を制御する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記帯域情報は、ネットワークの使用可能な帯域を時間毎に示し、
    前記通信制御部は、前記ネットワークの帯域が各時間帯において前記帯域情報が示す帯域以下となるように、前記ネットワークを介した通信を制御する請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記ネットワーク情報は、前記ネットワークのネットワークアドレス及び前記ネットワークのデフォルトゲートウェイのMAC(Media Access Control)アドレスの少なくとも一方である請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. ネットワーク毎に、当該ネットワークの使用可能な帯域を示す帯域情報と当該ネットワークを識別可能なネットワーク情報とを対応付けた帯域テーブルを記憶する記憶部から、情報処理装置が接続されるネットワークのネットワーク情報に対応付けられた帯域情報を取得し、取得した前記帯域情報に基づいて、当該ネットワークを介した通信を制御する通信制御ステップを含む通信制御方法。
  7. ネットワーク毎に、当該ネットワークの使用可能な帯域を示す帯域情報と当該ネットワークを識別可能なネットワーク情報とを対応付けた帯域テーブルを記憶する記憶部から、情報処理装置が接続されるネットワークのネットワーク情報に対応付けられた帯域情報を取得し、取得した前記帯域情報に基づいて、当該ネットワークを介した通信を制御する通信制御ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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