JP2014175189A - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014175189A
JP2014175189A JP2013047386A JP2013047386A JP2014175189A JP 2014175189 A JP2014175189 A JP 2014175189A JP 2013047386 A JP2013047386 A JP 2013047386A JP 2013047386 A JP2013047386 A JP 2013047386A JP 2014175189 A JP2014175189 A JP 2014175189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
light
lighting device
connection portion
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013047386A
Other languages
English (en)
Inventor
Ming-Hui Liu
明輝 劉
Masanori Yamaoka
正典 山岡
Shinichi Saito
伸一 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2013047386A priority Critical patent/JP2014175189A/ja
Publication of JP2014175189A publication Critical patent/JP2014175189A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】発光素子からの有効発光角内の光を遮ることなく接続部を配置することができ、且つ、小型化を図ることができる照明装置を提供する。
【解決手段】配線基板18と、配線基板18の実装面18aに実装されたLED16と、配線基板18の実装面18aとは反対側の面を支持する支持面26aを有し、且つ、配線基板18の一端部に隣接して配置された貫通孔38を有するヒートシンク20と、貫通孔38に設けられ、且つ、LED16に点灯電力を供給するための防水コネクタ36と、を備え、防水コネクタ36の先端部は、LED16からの有効発光角θ内の光を遮らない位置に位置している。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばトンネル内等を照明するための照明装置に関する。
例えばトンネル内等を照明するための照明装置は、筐体と、筐体に収納された照明ユニットと、を備えている(例えば、特許文献1参照)。照明ユニットは、LED(Light Emitting Diode)、配線基板及び支持部材を備えている。LEDは、配線基板の実装面に実装されている。支持部材は、配線基板の実装面とは反対側の面を支持している。支持部材には、LEDに点灯電力を供給するためのコネクタ(接続部を構成する)が取り付けられている。コネクタの先端部には、リード線が取り付けられている。コネクタは、このリード線を介して配線基板の実装面に電気的に接続されている。
特表2009−516357号公報
しかしながら、上述した従来の照明装置では、次のような課題が生じる。コネクタは、その先端部が支持部材から配線基板側に大きく突出するようにして、支持部材に取り付けられている。これにより、コネクタを配線基板に近接して配置した場合には、LEDからの有効発光角内の光の一部がコネクタの先端部により遮られるおそれがある。そのため、コネクタを配線基板から離して配置しなければならず、コネクタと配線基板との間の距離の分だけ、照明装置が大型化してしまうという課題が生じる。
なお、有効発光角とは、LEDの光軸を中心とした所定範囲の立体角である。LEDから発する光は、光軸を中心に立体角状に広がった配光を形成する。この配光が広くなればなるほど、LEDの光学的収差は大きくなる。そのため、一般に、LEDから発する光のうち、光軸を中心とした所定範囲の立体角(すなわち、有効発光角)に含まれる光が有効光として利用される。
本発明は、上述した課題を解決しようとするものであり、その目的は、発光素子からの有効発光角内の光を遮ることなく接続部を配置することができ、且つ、小型化を図ることができる照明装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る照明装置は、配線基板と、前記配線基板の実装面に実装された発光素子と、前記配線基板の前記実装面とは反対側の面を支持する支持面を有し、且つ、前記配線基板の一端部に隣接して配置された取付部を有する支持部材と、前記取付部に取り付けられ、且つ、前記発光素子に点灯電力を供給するための接続部と、を備え、前記接続部の先端部は、前記発光素子からの有効発光角内の光を遮らない位置に位置している。
本態様によれば、接続部の先端部は、発光素子からの有効発光角内の光を遮らない位置に位置しているので、配線基板と接続部との間の距離を縮めることができる。これにより、発光素子からの有効発光角内の光を遮ることなく接続部を配置することができ、且つ、照明装置の小型化を図ることができる。さらに、配線基板と接続部との間の距離が縮まることにより、リード線の長さを短くすることができる。これにより、リード線が配線基板の実装面から浮き上がるのが抑制され、リード線が発光素子からの有効発光角内の光を遮るのを抑制することができる。
例えば、本発明の一態様に係る照明装置において、前記接続部の前記先端部は、前記取付部の前記支持面上の開口部よりも低い位置に位置しているように構成してもよい。
本態様によれば、接続部の先端部は、取付部の支持面上の開口部よりも低い位置に位置しているので、発光素子からの有効発光角内の光が接続部の先端部により遮られるのを抑制することができる。
例えば、本発明の一態様に係る照明装置において、前記接続部の前記先端部の一部は、前記配線基板の前記一端部により覆われているように構成してもよい。
本態様によれば、接続部の先端部の一部は、配線基板の一端部により覆われているので、配線基板と接続部との間の距離をより一層縮めることができる。これにより、照明装置をより一層小型化することができる。
例えば、本発明の一態様に係る照明装置において、前記取付部には段差部が設けられており、前記段差部には、前記接続部の一部が支持されているように構成してもよい。
本態様によれば、取付部の段差部には接続部の一部が支持されているので、接続部を取付部に安定して取り付けることができる。
例えば、本発明の一態様に係る照明装置において、さらに、前記接続部と前記配線基板とを電気的に接続するリード線を備え、前記リード線は、前記接続部の前記先端部に取り付けられ、且つ、前記配線基板の前記実装面上に沿って配置されているように構成してもよい。
本態様によれば、リード線は、配線基板の実装面上に沿って配置されているので、発光素子からの有効発光角内の光がリード線によって遮られるのを抑制することができる。
例えば、本発明の一態様に係る照明装置において、さらに、前記配線基板を覆うようにして前記支持部材に取り付けられ、且つ、前記発光素子からの光の配光角を制御するレンズ部を有するレンズカバー部材を備え、前記レンズカバー部材には、前記リード線を収納するための収納凹部が設けられているように構成してもよい。
本態様によれば、リード線がレンズカバー部材の収納凹部に収納されているので、リード線が配線基板の実装面上に沿って配置された状態を保持することができる。
例えば、本発明の一態様に係る照明装置において、前記レンズ部からの光の配光角は、第1の方向における第1の配光角と、前記第1の方向に対して略垂直な第2の方向における第2の配光角と、を有し、前記第1の配光角は前記第2の配光角よりも大きく、前記接続部は、前記第1の方向における前記配線基板の前記一端部側に配置されているように構成してもよい。
本態様によれば、接続部は、第1の方向における配線基板の一端部側に配置されている。第1の配光角の光の一部が遮られることにより照射面の照度に与えられる影響は、第2の配光角の光の一部が遮られることにより照射面の照度に与えられる影響よりも小さい。そのため、上述した接続部の配置は、照射面の照度に与える影響がより小さい配置とすることができる。
例えば、本発明の一態様に係る照明装置において、前記支持部材は、前記発光素子からの熱を放熱するためのヒートシンクであるように構成してもよい。
本態様によれば、接続部を取り付ける機能をヒートシンクに持たせることにより、部品点数の削減を図ることができる。
例えば、本発明の一態様に係る照明装置において、前記接続部は、ケーブルの先端部に接続された防水コネクタであるように構成してもよい。
本態様によれば、接続部を防水コネクタで構成することにより、例えば照明装置を屋外に設置した場合であっても、接続部に水滴が付着することによる電気的ショートを抑制することができる。
本発明の一態様に係る照明装置によれば、発光素子からの有効発光角内の光を遮ることなく接続部を配置することができ、且つ、照明装置の小型化を図ることができる。
実施の形態1に係る照明装置の正面側を示す図である。 実施の形態1に係る照明装置の背面側を示す斜視図である。 照明モジュールの一部を分解した状態を示す斜視図である。 図1中のA−A線により切断した照明モジュールの断面図である。 図1中のB−B線により切断した照明モジュールの断面図である。 図1中のC−C線により切断した照明モジュールの断面図である。 実施の形態2に係る照明装置の照明モジュールの断面図である。 実施の形態3に係る照明装置の照明モジュールの断面図である。 実施の形態4に係る照明装置の照明モジュールの断面図である。 実施の形態5に係る照明装置の照明モジュールの一部を分解した状態を示す斜視図である。
以下、実施の形態に係る照明装置について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態1)
[照明装置の全体構成]
まず、図1及び図2を参照しながら、実施の形態1に係る照明装置の全体構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る照明装置の正面側を示す図である。図2は、実施の形態1に係る照明装置の背面側を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、照明装置2は、枠体4及び複数(本実施の形態では4個)の照明モジュール6を備えている。本実施の形態の照明装置2は、例えば、トンネル内を照明するための照明装置である。
枠体4は、複数の照明モジュール6を支持するためのものである。枠体4は、4個の枠部材4a〜4dが略矩形状に組み合わされることにより構成されている。一対の枠部材4a,4bは、所定方向(すなわち、図1における上下方向)に相互に対向して配置されている。一対の枠部材4c,4dは、上記所定方向に対して略直交する方向(すなわち、図1における左右方向)に相互に対向して配置されている。4個の枠部材4a〜4dはそれぞれ、例えばアルミニウム等で形成されている。
枠部材4aには、照明装置2の背面側に向けて延びる支持アーム8が取り付けられている。支持アーム8には、複数の照明モジュール6の各々に点灯電力を供給するための電源装置10が支持されている。さらに、一対の枠部材4c,4dには、照明装置2の背面側に向けて延びる取付ハンドル12が取り付けられている。取付ハンドル12には、ボルト(図示せず)を挿入するための一対の貫通孔14が設けられている。ボルトが取付ハンドル12の一対の貫通孔14の各々を通してトンネル内の壁面等に締結されることにより、照明装置2がトンネル内の壁面等に取り付けられる。
複数の照明モジュール6の各々は、照明装置2の外部(例えばトンネル内)に向けて光を照射するためのものである。複数の照明モジュール6は、枠体4の内側に、例えば2行2列に並んで配置されている。複数の照明モジュール6の各々の構成については、後述する。
[照明モジュールの構成]
次に、図3〜図6をも参照しながら、複数の照明モジュール6の各々の構成について説明する。図3は、照明モジュールの一部を分解した状態を示す斜視図である。図4は、図1中のA−A線により切断した照明モジュールの断面図である。図5は、図1中のB−B線により切断した照明モジュールの断面図である。図6は、図1中のC−C線により切断した照明モジュールの断面図である。なお、複数の照明モジュール6の各々の構成は同一であるため、以下では、複数の照明モジュール6のうち一つの照明モジュール6の構成について説明する。
図3〜図6に示すように、照明モジュール6は、複数のLED16(複数のLED16の各々は発光素子を構成する)、配線基板18、ヒートシンク20(支持部材を構成する)、防塵カバー部材22及びレンズカバー部材24を有している。
複数のLED16の各々は、チップ型のLEDである。複数のLED16の各々は、配線基板18の実装面18aに実装されている。配線基板18の実装面18aには、配線パターン及び電極端子等(図示せず)が配置されている。なお、配線基板18は、例えばアルミニウム等で形成されている。
ヒートシンク20は、平板状の支持部26と、支持部26の裏面から略垂直に延びる複数の放熱フィン28と、有している。なお、ヒートシンク20は、例えばアルミニウム等の放熱性の高い金属で形成されている。
支持部26の支持面26a(表面)には、複数のネジ30により配線基板18が熱伝達可能に取り付けられている。これにより、支持部26の支持面26aは、配線基板18の実装面18aとは反対側の面を支持している。支持部26の四隅にはそれぞれ、枠体4に設けられたボルト(図示せず)を挿入するための貫通孔32が設けられている。図1に示すように、貫通孔32に挿入されたボルトにナットキャップ33が締結されることによって、支持部26が枠体4に締結される。支持部26の外周部には、ネジ50(後述する)をネジ止めするためのネジ孔34が複数設けられている。
さらに、支持部26には、その厚み方向に貫通して延びる貫通孔38(取付部を構成する)が設けられている。この貫通孔38は、配線基板18の一端部に隣接して配置され、且つ、配線基板18の長手方向中央部に配置されている。貫通孔38には、複数のLED16の各々に点灯電力を供給するための防水コネクタ36(接続部を構成する)が取り付けられている。防水コネクタ36の構成及び防水コネクタ36の貫通孔38への取付構造については、後述する。防水コネクタ36の先端部には、一対のリード線40が取り付けられている。防水コネクタ36は、一対のリード線40を介して、配線基板18の実装面18a上の電極端子に電気的に接続されている。なお、図2に示すように、防水コネクタ36は、ケーブル42の先端部に接続されており、このケーブル42を介して上述した電源装置10に電気的に接続されている。これにより、電源装置10からの点灯電力は、ケーブル42、防水コネクタ36及び一対のリード線40を介して複数のLED16の各々に供給される。
複数の放熱フィン28は、上記所定方向に対して略直交する方向に間隔を置いて配置されている。複数のLED16の各々の発光に伴って発生する熱は、配線基板18及び支持部26を介して複数の放熱フィン28の各々に伝達され、複数の放熱フィン28の各々から空気中に放熱される。
防塵カバー部材22は、複数の放熱フィン28の各々の先端部を覆うようにして、最も外側に配置された一対の放熱フィン28にそれぞれ取り付けられている。防塵カバー部材22には、複数の通気孔46が設けられている。この防塵カバー部材22は、複数の放熱フィン28の各々の間に塵埃等が入り込むのを防止するためのものである。なお、防塵カバー部材22は、例えばアルミニウム等で形成されている。
レンズカバー部材24は、水滴等がレンズカバー部材24の内側に浸入するのを防止する防水機能と、複数のLED16の各々からの光の配光角(すなわち、光の広がる角度)を制御する光学機能と、を有している。レンズカバー部材24の外周部には、上述した支持部26の複数のネジ孔34に対応して、複数の貫通孔48が設けられている。複数のネジ50の各々は、貫通孔48を通してネジ孔34にネジ止めされている。これにより、レンズカバー部材24は、配線基板18を覆うようにしてヒートシンク20の支持部26に取り付けられている。なお、レンズカバー部材24は、例えば透光性を有する樹脂等で形成されている。
ここで、レンズカバー部材24の上記防水機能について説明する。図1及び図4に示すように、レンズカバー部材24の裏面側には、レンズカバー部材24の外周部の全周に渡ってシール部材52が取り付けられている。このシール部材52により、レンズカバー部材24の外周部において、レンズカバー部材24と支持部26との間の隙間がシールされる。
次に、レンズカバー部材24の上記光学機能について説明する。レンズカバー部材24には、複数のLED16に対応して、複数のレンズ部54が設けられている。図4及び図6に示すように、複数のレンズ部54の各々は、対応するLED16の発光面に近接して配置されている。複数のLED16の各々からの光は、対応するレンズ部54を通過する。このとき、複数のLED16の各々からの光の配光角は、対応するレンズ部54によって制御される。
なお、図3、図5及び図6に示すように、レンズカバー部材24の裏面には、一対のリード線40の各々を収納するための収納凹部56が設けられている。
[防水コネクタの貫通孔への取付構造]
次に、図3〜図6を参照しながら、本実施の形態の照明装置2の特徴的な構成である、防水コネクタ36の貫通孔38への取付構造について説明する。
図3〜図5に示すように、防水コネクタ36は、コネクタ本体58及びナット60を有している。コネクタ本体58の先端部58aには、一対のリード線40が取り付けられている。コネクタ本体58の先端部58aにおける外周面には、ナット60を締結するためのネジ山が形成されている。コネクタ本体58の基端部58bには、ケーブル42が取り付けられている。コネクタ本体58の長手方向中央部には、フランジ部58cが設けられている。コネクタ本体58の先端部58aにおける直径は、フランジ部58cにおける直径よりも小さい。
支持部26の貫通孔38には、段差部62が設けられている。この段差部62によって、貫通孔38の一方の開口部38a(すなわち、支持部26の支持面26a上における開口部)の直径は、貫通孔38の他方の開口部38b(すなわち、支持部26の裏面側における開口部)の直径よりも大きくなっている。貫通孔38の開口部38aの直径は、ナット60の直径に対応した大きさに設定されている。貫通孔38の開口部38bの直径は、コネクタ本体58の先端部58aの直径に対応した大きさに設定されている。
コネクタ本体58の先端部58aは、開口部38b側より貫通孔38に挿入されている。ナット60は、開口部38a側より貫通孔38に挿入され、コネクタ本体58の先端部58aに締結されている。ナット60は、貫通孔38の段差部62に支持されている。コネクタ本体58のフランジ部58cは、貫通孔38の開口部38bの周縁部に支持されている。このようにして、防水コネクタ36は、貫通孔38に取り付けられている。
なお、ナット60をコネクタ本体58の先端部58aに締結する際に、コネクタ本体58が供回りするのを防止するために、貫通孔38及びコネクタ本体58の先端部58aの各々の断面形状をD字形状に構成してもよい。
本実施の形態では、図4に示すように、防水コネクタ36の先端部(すなわち、コネクタ本体58の先端部58a及びナット60)は、複数のLED16の各々からの有効発光角θ内の光を遮らない位置に位置している。具体的には、防水コネクタ36の先端部の位置は、貫通孔38の開口部38aよりも低い位置に位置している。なお、有効発光角θは、例えば約120°である。
さらに、図3〜図5にしめすように、防水コネクタ36の先端部の一部は、配線基板18の一端部によって覆われている。図5及び図6に示すように、一対のリード線40の各々は、配線基板18の実装面18a上に沿って配置されている。
さらに、図4及び図6に示すように、レンズ部54からの光の配光角は、第1の方向(すなわち、図1における左右方向)における第1の配光角φ1と、上記第1の方向に対して略垂直な第2の方向(すなわち、図1における上下方向)における第2の配光角φ2と、を有している。第1の配光角φ1は、第2の配光角φ2よりも大きい。例えば、第1の配光角φ1は約140°であり、第2の配光角φ2は約70°である。防水コネクタ36は、上記第1の方向における配線基板18の一端部側に配置されている。
[効果]
次に、本実施の形態の照明装置2により得られる効果について説明する。上述したように、防水コネクタ36の先端部は、複数のLED16の各々からの有効発光角θ内の光を遮らない位置に位置している。これにより、配線基板18と防水コネクタ36との間の距離を縮めることができる。その結果、複数のLED16の各々からの有効発光角θ内の光を遮ることなく防水コネクタ36を配置することができ、且つ、照明装置2の小型化を図ることができる。さらに、配線基板18と防水コネクタ36との間の距離が縮まることにより、一対のリード線40の各々の長さを短くすることができる。これにより、一対のリード線40の各々が配線基板18の実装面18aから浮き上がるのが抑制され、一対のリード線40の各々が複数のLED16の各々からの有効発光角θ内の光を遮るのを抑制することができる。
さらに、上述したように、防水コネクタ36の先端部の一部は、配線基板18の一端部によって覆われている。これにより、配線基板18と防水コネクタ36との間の距離をより一層縮めることができ、照明装置2をより一層小型化することができる。
さらに、上述したように、一対のリード線40の各々は、配線基板18の実装面18a上に沿って配置されている。これにより、複数のLED16の各々からの有効発光角θ内の光が一対のリード線40の各々によって遮られるのを抑制することができる。
さらに、上述したように、防水コネクタ36は、上記第1の方向における配線基板18の一端部側に配置されている。第1の配光角φ1の光の一部が遮られることにより照射面(すなわち、複数の照明モジュール6の各々からの光により照明される面)の照度に与えられる影響は、第2の配光角φ2の光の一部が遮られることにより照射面の照度に与えられる影響よりも小さい。そのため、上述した防水コネクタ36の配置は、照射面の照度に与える影響がより小さい配置とすることができる。
(実施の形態2)
次に、図7を参照しながら、実施の形態2に係る照明装置について説明する。図7は、実施の形態2に係る照明装置の照明モジュールの断面図である。なお、以下の実施の形態では、上記実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図7に示すように、本実施の形態の照明モジュール6Aでは、ヒートシンク20Aの支持部26Aに設けられた貫通孔38Aには、上記実施の形態1の段差部62は設けられていない。これにより、防水コネクタ36Aの先端部は、貫通孔38Aの支持面26a上の開口部38Aaよりも上側に突出している。なお、本実施の形態の防水コネクタ36Aは、上記実施の形態1の防水コネクタ36と同じタイプの防水コネクタである。
このような構成であっても、防水コネクタ36Aの先端部の位置は、複数のLED16の各々からの有効発光角θ内の光を遮らない位置であるので、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
次に、図8を参照しながら、実施の形態3に係る照明装置について説明する。図8は、実施の形態3に係る照明装置の照明モジュールの断面図である。
図8に示すように、本実施の形態の照明モジュール6Bでは、ヒートシンク20Bの支持部26Bに設けられた貫通孔38Bの段差部62の形状が上記実施の形態1と異なっている。これにより、防水コネクタ36Bの先端部の一部は、貫通孔38Bの支持面26a上の開口部38Baから配線基板18側に突出している。その突出量は、例えば、配線基板18の厚みと同一である。すなわち、防水コネクタ36Bの先端部は、配線基板18の実装面18aと同一面上に位置している。なお、本実施の形態の防水コネクタ36Bは、上記実施の形態1の防水コネクタ36と同じタイプの防水コネクタである。
このような構成であっても、防水コネクタ36Bの先端部の位置は、複数のLED16の各々からの有効発光角θ内の光を遮らない位置であるので、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態4)
次に、図9を参照しながら、実施の形態4に係る照明装置について説明する。図9は、実施の形態4に係る照明装置の照明モジュールの断面図である。
図9に示すように、本実施の形態の照明モジュール6Cでは、防水コネクタ36Cは、コネクタ本体58C及びナット60Cを有している。コネクタ本体58Cの先端部には、フランジ部58Caが設けられている。コネクタ本体58Cの外周面には、ナット60Cを締結するためのネジ山が形成されている。
コネクタ本体58Cのフランジ部58Caは、貫通孔38の段差部62に支持されている。ナット60Cは、コネクタ本体58Cに締結され、貫通孔38の開口部38bの周縁部に支持されている。このようにして、防水コネクタ36Cは、貫通孔38に取り付けられている。
防水コネクタ36Cの先端部(すなわち、コネクタ本体58Cのフランジ部58Ca)は、貫通孔38の開口部38aよりも低い位置、すなわち、複数のLED16の各々からの有効発光角θ内の光を遮らない位置に位置している。従って、本実施の形態においても、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態5)
次に、図10を参照しながら、実施の形態5に係る照明装置について説明する。図10は、実施の形態5に係る照明装置の照明モジュールの一部を分解した状態を示す斜視図である。
図10に示すように、本実施の形態の照明モジュール6Dでは、ヒートシンク20Dの支持部26Dに設けられた貫通孔38は、配線基板18の一端部に隣接して配置され、且つ、配線基板18の角部の近傍に配置されている。これに対応して、レンズカバー部材24Dの収納凹部56は、レンズカバー部材24Dの角部の近傍に配置されている。このような構成であっても、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態1〜5に係る照明装置について説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記各実施の形態をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
上記各実施の形態では、取付部は、支持部をその厚み方向に貫通する貫通孔で構成されているが、取付部は、取付部の一部を切り欠いた切り欠き部又は凹部で構成されていてもよい。あるいは、上記各実施の形態では、貫通孔に段差部を設けたが、この段差部を省略することもできる。
上記実施の形態1及び4では、防水コネクタの先端部は、取付部の支持面上の開口部よりも低い位置に位置しているが、防水コネクタの先端部は、取付部の支持面上の開口部と同じ位置(すなわち、支持部の支持面と同一面上)に位置していてもよい。
上記各実施の形態では、取付部に取り付けられるコネクタを防水タイプのコネクタで構成したが、例えば照明装置を屋内に設置する場合等には、コネクタを非防水タイプのコネクタで構成することもできる。
上記各実施の形態では、トンネル内を照明するための照明装置について説明したが、これに限られず、照明装置は、例えば工場内又は屋外等を照明する照明装置として適用することもできる。照明装置は、屋内又は屋外の壁面に取り付けて設置することもでき、あるいは、屋内の天井から吊り下げて設置することもできる。
上記各実施の形態では、枠体の内側に4個の照明モジュールを2行2列に並べて配置したが、照明モジュールの個数及び配置は適宜設定することができる。
上記各実施の形態では、4個の枠部材を矩形状に組み合わせることにより枠体を構成したが、ケース状の筐体により枠体を構成することもできる。
上記各実施の形態では、防水コネクタの先端部にリード線を2本取り付けたが、リード線を1本のみ取り付けることもできる。
上記各実施の形態では、支持部材はヒートシンクで構成されているが、支持部材は、例えば配線基板を支持する機能のみを有するブラケット等で構成することもできる。
本発明は、例えばトンネル内等を照明するための照明装置として適用することができる。
2 照明装置
4 枠体
4a,4b,4c,4d 枠部材
6,6A,6B,6C,6D 照明モジュール
8 支持アーム
10 電源装置
12 取付ハンドル
14,32,38,38A,38B,48 貫通孔
16 LED
18 配線基板
18a 実装面
20,20A,20B,20C,20D ヒートシンク
22 防塵カバー部材
24,24C,24D レンズカバー部材
26,26A,26B,26C,26D 支持部
26a 支持面
28 放熱フィン
30,50 ネジ
33 ナットキャップ
34 ネジ孔
36,36A,36B,36C 防水コネクタ
38a,38b,38Aa,38Ba 開口部
40 リード線
42 ケーブル
46 通気孔
52 シール部材
54 レンズ部
56 収納凹部
58,58A,58B,58C コネクタ本体
58a 先端部
58b 基端部
58c,58Ca フランジ部
60,60C ナット
62 段差部

Claims (9)

  1. 配線基板と、
    前記配線基板の実装面に実装された発光素子と、
    前記配線基板の前記実装面とは反対側の面を支持する支持面を有し、且つ、前記配線基板の一端部に隣接して配置された取付部を有する支持部材と、
    前記取付部に取り付けられ、且つ、前記発光素子に点灯電力を供給するための接続部と、を備え、
    前記接続部の先端部は、前記発光素子からの有効発光角内の光を遮らない位置に位置している
    照明装置。
  2. 前記接続部の前記先端部は、前記取付部の前記支持面上の開口部よりも低い位置に位置している
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記接続部の前記先端部の一部は、前記配線基板の前記一端部により覆われている
    請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記取付部には段差部が設けられており、
    前記段差部には、前記接続部の一部が支持されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. さらに、前記接続部と前記配線基板とを電気的に接続するリード線を備え、
    前記リード線は、前記接続部の前記先端部に取り付けられ、且つ、前記配線基板の前記実装面上に沿って配置されている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. さらに、前記配線基板を覆うようにして前記支持部材に取り付けられ、且つ、前記発光素子からの光の配光角を制御するレンズ部を有するレンズカバー部材を備え、
    前記レンズカバー部材には、前記リード線を収納するための収納凹部が設けられている
    請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記レンズ部からの光の配光角は、
    第1の方向における第1の配光角と、
    前記第1の方向に対して略垂直な第2の方向における第2の配光角と、を有し、
    前記第1の配光角は前記第2の配光角よりも大きく、
    前記接続部は、前記第1の方向における前記配線基板の前記一端部側に配置されている
    請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記支持部材は、前記発光素子からの熱を放熱するためのヒートシンクである
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記接続部は、ケーブルの先端部に接続された防水コネクタである
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の照明装置。
JP2013047386A 2013-03-08 2013-03-08 照明装置 Pending JP2014175189A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013047386A JP2014175189A (ja) 2013-03-08 2013-03-08 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013047386A JP2014175189A (ja) 2013-03-08 2013-03-08 照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014175189A true JP2014175189A (ja) 2014-09-22

Family

ID=51696210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013047386A Pending JP2014175189A (ja) 2013-03-08 2013-03-08 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014175189A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015087626A1 (ja) * 2013-12-11 2015-06-18 Necライティング株式会社 照明器具
CN104763884A (zh) * 2015-03-20 2015-07-08 江苏达伦电子股份有限公司 一种伸缩式led灯结构
KR20160108788A (ko) * 2015-03-06 2016-09-20 (주) 우성정공 해양플랜트용 방폭조명등
JP2016193009A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2016201266A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 岩崎電気株式会社 照明器具
KR101824910B1 (ko) * 2017-05-23 2018-02-02 주식회사 레딕스 조사 방향 조절이 가능한 led 조명 장치 및 그 제어 방법
JP2019133754A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 三菱電機株式会社 照明器具

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015087626A1 (ja) * 2013-12-11 2015-06-18 Necライティング株式会社 照明器具
JPWO2015087626A1 (ja) * 2013-12-11 2017-03-16 Necライティング株式会社 照明器具
KR20160108788A (ko) * 2015-03-06 2016-09-20 (주) 우성정공 해양플랜트용 방폭조명등
KR101683137B1 (ko) 2015-03-06 2016-12-07 (주) 우성정공 해양플랜트용 방폭조명등
CN104763884A (zh) * 2015-03-20 2015-07-08 江苏达伦电子股份有限公司 一种伸缩式led灯结构
JP2016193009A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2016201266A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 岩崎電気株式会社 照明器具
KR101824910B1 (ko) * 2017-05-23 2018-02-02 주식회사 레딕스 조사 방향 조절이 가능한 led 조명 장치 및 그 제어 방법
JP2019133754A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 三菱電機株式会社 照明器具
JP7080651B2 (ja) 2018-01-29 2022-06-06 三菱電機株式会社 照明器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014175189A (ja) 照明装置
JP5445846B2 (ja) 照明装置
WO2011052639A1 (ja) Led照明装置
JP2010034546A (ja) 発光素子ランプ及び照明器具
JP2010135747A (ja) 発光モジュールおよび照明装置
JP2011154832A5 (ja)
JP2011159447A (ja) 照明装置
JP2011181384A (ja) 照明器具
JP2014175185A (ja) 照明装置
JP6276930B2 (ja) 照明器具
JP2011034856A (ja) 照明装置
JP2011187296A (ja) 照明装置
US20140003046A1 (en) Lighting device and lighting system
JP2011216313A (ja) 照明器具
JP2015076333A (ja) 照明器具
KR20180083707A (ko) 탈부착형 모듈 구조의 선박용 led 램프
JP2017174671A (ja) 照明器具
JP6497515B2 (ja) 照明装置
JP6241726B2 (ja) 光源モジュール及び照明装置
JP5893693B1 (ja) 照明装置用発光ユニット及び照明装置
JP6931833B2 (ja) 照明器具
JP6931834B2 (ja) 照明器具
JP2017174674A (ja) 照明器具
JP6206807B2 (ja) 照明装置
JP6497654B2 (ja) 照明装置