JP2014175032A - 光ピックアップ装置及びこれを備えた光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ピックアップ装置において、弾性支持されたレンズホルダに対して自動巻線機によりコイルを巻き付け可能な構成でありながら、薄型化を阻害することなくレンズホルダの剛性を高める。
【解決手段】光ピックアップ装置13が、対物レンズ31を保持すると共にフォーカスコイル42が巻き付けられたレンズホルダ32と、レンズホルダを複数のサスペンションワイヤ33A〜33Cを介して弾性支持するホルダ支持部材34とを備え、レンズホルダは、レンズ固定部41に連結されたフォーカスコイルホルダ部43を有すると共に、フォーカスコイルホルダ部には複数のサスペンションワイヤがそれぞれ接続される複数のワイヤ接続部54A〜54Cが設けられ、フォーカスコイルの巻線部が、レンズ固定部側において一体をなすと共に、複数のワイヤ接続部の少なくとも1つを迂回するようにその接続部側において分割された形状を有する構成とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、CD、DVD及びBlu−ray Disc(登録商標)などの光ディスクに対して情報の記録や読み取りを行うための光ピックアップ装置及びこれを備えた光ディスク装置に関する。
従来、光ディスク装置に搭載される光ピックアップ装置として、例えば、対物レンズと、対物レンズを保持するレンズホルダとを備え、レンズホルダには、対物レンズが固定される中央部と、この中央部を挟み込むように配置された2つの側部(コイル収容部)とが設けられ、これら両側部には、トラッキングコイルが巻かれる巻線用突起と、フォーカスコイルが巻かれたコイルホルダを収容する開口部とが形成されたものが存在する(特許文献1参照)。また、この光ピックアップ装置では、ホルダ支持部材から延在する複数のサスペンションワイヤがレンズホルダの両側部にそれぞれ接続されており、それら複数のサスペンションワイヤにより、レンズホルダがホルダ支持部材に弾性支持されると共に、トラッキング制御信号及びフォーカス制御信号がホルダ支持部材側(基板)からトラッキングコイル及びフォーカスコイルにそれぞれ送られる。
ところで、近年、ノートPC等に搭載される光ディスク装置に対して一層の薄型化が求められており、それに用いられる光ピックアップ装置についても同様の要請がある。一方、光ピックアップ装置において対物レンズを保持するレンズホルダを薄型化すると、レンズホルダの剛性が低下して有害な共振が発生する場合がある。そのようなレンズホルダの共振は、対物レンズの駆動制御に悪影響を与え、高精度のフォーカシングやトラッキングが困難となることが知られている。
そこで、例えば、合成樹脂製のレンズホルダを備えた光ピックアップ装置において、対物レンズの光軸方向におけるレンズホルダの上面及び下面のいずれか一方にアルミニウム合金等からなる剛性の高い補強板を固着することにより、レンズホルダの剛性を高める技術が存在する(特許文献2参照)。
特開2011−222059号公報 特開平10−326427号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来技術では、フォーカスコイルを巻き付けるためのコイルホルダをレンズホルダとは別に準備する必要があり、また、フォーカスコイルはコイルホルダに巻き付けられた後にレンズホルダに取り付けられるため、部品点数や組み立て工数が増大して装置コストが嵩むという問題がある。
これに対し、自動巻線機によってレンズホルダ(左右側部)に対してフォーカスコイルを直接巻き付けることにより、光ピックアップ装置の組み立て工数を低減することが考えられる。例えば、図11及び図12に示すように、光ピックアップ装置において、対物レンズ31を保持するレンズホルダ32にフォーカスコイル42,42を巻き付け可能な略筒状の側部43,43を設けることにより、フォーカスコイル42,42の巻き付けに自動巻線機を用いることが可能となる。この場合、側部43,43の外周には、3本のサスペンションワイヤの各々が接続される端子54A〜54Cがフォーカス方向(対物レンズの光軸方向)にそれぞれ略等間隔に配置されているため、フォーカスコイル42,42の各々はそれら端子54A〜54Cの位置と重ならないように上下に2分割された形状を有している(ただし、コイルを構成する導線は切断されておらず、分割された部位は互いに電気的に接続されている。)。なお、図11及び図12に示した構成は、本願発明の理解を容易とするための比較例として示したものであり、本願発明の進歩性等を否定するための従来技術として用いるべきものではない。
この図11及び図12に示したような光ピックアップ装置では、フォーカスコイル42,42を巻き付ける際に自動巻線機のニードルの通過スペースSを確保可能なように、対物レンズ31が固定される中央部41の厚み(光軸方向のサイズL0)を比較的小さく設定する必要があり、これにより、中央部の剛性が低下するという問題がある。
この場合、自動巻線機のニードルの通過スペースSを確保しつつ中央部41の厚みを上方に増大させる(すなわち、共振を抑制するために必要な剛性を確保する)ことも考えられるが、レンズホルダ32の上下幅が増大する(すなわち、光ピックアップ装置の薄型化が阻害される)という問題が生じる。また、上記特許文献2に記載された従来技術と同様に、レンズホルダに補強板を固着することも考えられるが、その場合、部品点数や組み立て工数が増大して装置コストが嵩むという問題が生じる。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みて案出されたものであり、複数の弾性部材を介して弾性支持されたレンズホルダに対して自動巻線機によりコイルを巻き付け可能な構成でありながら、光ピックアップ装置の薄型化を阻害することなくレンズホルダの剛性を高めることを可能とした光ピックアップ装置及びこれを備えた光ディスク装置を提供することを主目的とする。
本発明の光ピックアップ装置は、対物レンズと、前記対物レンズを駆動するための第1コイルと、前記対物レンズを保持すると共に、前記第1コイルが巻き付けられたレンズホルダと、前記レンズホルダに対して複数の弾性部材を介して接続されることにより、前記レンズホルダを弾性支持するホルダ支持部材とを備えた光ピックアップ装置であって、前記レンズホルダは、前記対物レンズが固定されるレンズ固定部と、前記レンズ固定部に接続され、前記第1コイルが巻かれた第1コイルホルダ部と、前記第1コイルホルダ部において前記レンズ固定部側とは相反する側に配置され、前記複数の弾性部材がそれぞれ接続される複数の接続部とを有し、前記第1コイルの巻線部は、前記レンズ固定部側において一体をなすと共に、前記複数の接続部の少なくとも1つを迂回するように前記接続部側において分割された形状を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の弾性部材を介して弾性支持されたレンズホルダに対して自動巻線機によりコイルを巻き付け可能な構成でありながら、光ピックアップ装置の薄型化を阻害することなくレンズホルダの剛性を高めることが可能となる。
実施形態に係る光ピックアップ装置を内蔵する光ディスク装置の斜視図 図1に示した光ディスク装置の内部構造を示す斜視図 図2に示した光ディスク装置における光ピックアップ装置の斜視図 図3に示した光ピックアップ装置における対物レンズ駆動装置の斜視図 図4に示した対物レンズ駆動装置におけるレンズホルダ及びこれに取り付けられた各部材の斜視図 図4に示した対物レンズ駆動装置におけるレンズホルダ及びこれに取り付けられた各部材の正面図 実施形態に係る対物レンズを保持するレンズホルダの斜視図 実施形態に係る対物レンズを保持するレンズホルダの平面図 実施形態に係る対物レンズを保持するレンズホルダの正面図 図5においてレンズホルダを省略した各部材を示す斜視図 本願発明に係る光ピックアップ装置の比較例としてのレンズホルダ及びこれに取り付けられた周辺部材の斜視図 本願発明に係る光ピックアップ装置の比較例としてのレンズホルダ及びこれに取り付けられた周辺部材の正面図
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、対物レンズと、前記対物レンズを駆動するための第1コイルと、前記対物レンズを保持すると共に、前記第1コイルが巻き付けられたレンズホルダと、前記レンズホルダに対して複数の弾性部材を介して接続されることにより、前記レンズホルダを弾性支持するホルダ支持部材とを備えた光ピックアップ装置であって、前記レンズホルダは、前記対物レンズが固定されるレンズ固定部と、前記レンズ固定部に接続され、前記第1コイルが巻かれた第1コイルホルダ部と、前記第1コイルホルダ部において前記レンズ固定部側とは相反する側に配置され、前記複数の弾性部材がそれぞれ接続される複数の接続部とを有し、前記第1コイルの巻線部は、前記レンズ固定部側において一体をなすと共に、前記複数の接続部の少なくとも1つを迂回するように前記接続部側において分割された形状を有することを特徴とする。
この第1の発明に係る光ピックアップ装置によれば、コイルの巻線部は、レンズ固定部側において一体をなすと共に、接続部側において分割された形状を有するため、コイルホルダ部に対するコイルの巻き付けを阻害することなく、レンズ固定部の厚みを光ディスク側(光出射する側)とは相反する側に増大させることができる。その結果、複数の弾性部材を介して弾性支持されたレンズホルダに対して自動巻線機によりコイルを巻き付け可能な構成でありながら、光ピックアップ装置の薄型化を阻害することなくレンズホルダの剛性を高めることが可能となる。
また、第2の発明では、前記第1コイルの巻線部は、略V字状または略U字状をなすように前記接続部側において2分割されたことを特徴とする。
この第2の発明に係る光ピックアップ装置によれば、コイルの巻線部を略V字状または略U字状とすることにより巻線部の形状を過度に複雑化させることなく、自動巻線機を使用可能としながら、レンズホルダの剛性を高めることが可能となる。
また、第3の発明では、前記第1コイルホルダ部は、前記レンズ固定部を挟み込むように対になって配置され、前記第1コイルホルダ部の各々に巻かれた前記第1コイルの巻線部は、互いに同一形状を有すると共に、前記レンズホルダの重心を基準として互いに対称に配置されたことを特徴とする。
この第3の発明に係る光ピックアップ装置によれば、同一形状を有するコイルが対になって対称に配置されるため、コイルの巻線部の分割された部位において対物レンズの駆動に不要な方向にローレンツ力が生じても、対をなすコイル間で互いに打ち消しあって対物レンズの駆動制御に悪影響を及ぼすことを回避することができる。
また、第4の発明では、前記第1コイルとは異なる方向に前記対物レンズを駆動するための第2コイルを更に備え、前記レンズホルダは、前記第2コイルが巻かれた第2コイルホルダ部を更に有し、前記第2コイルホルダ部は、前記第2コイルの少なくとも一方の軸方向端面に当接する巻き枠を有し、当該巻き枠は、前記対物レンズの軸方向において前記第1コイルの巻線部における少なくとも前記レンズ固定部側と重ならないように分割されたことを特徴とする。
この第4の発明に係る光ピックアップ装置によれば、第1コイルとは異なる方向に対物レンズを駆動する第2コイルが巻かれた第2コイルホルダ部をレンズホルダに更に設けた場合でも、自動巻線機を使用可能としながら、レンズホルダの剛性を高めることが可能な構成を実現できる。
また、第5の発明では、前記第1コイルの巻線部は、前記対物レンズの軸方向に直交する水平方向に対して上方に傾斜した巻線上部と、当該水平方向に対して下方に傾斜した巻線下部とを有することを特徴とする。
この第5の発明に係る光ピックアップ装置によれば、レンズ固定部側における第1コイルの巻線部の配置における自由度が向上し、巻線部の周囲のスペースを有効に利用することが可能となる。
また、第6の発明では、前記第1コイルホルダ部には、互いに間隔をおいて配置された3つの前記接続部が設けられ、前記第1コイルの巻線部における前記分割された部位は、3つの前記接続部において隣接する2つの接続部間にそれぞれ配置されたことを特徴とする。
この第6の発明に係る光ピックアップ装置によれば、簡易な構成により、第1コイルホルダ部の各々に接続される3つの弾性部材を介して弾性支持されたレンズホルダに対して自動巻線機を使用可能としながら、レンズホルダの剛性を高めることが可能な構成を実現できる。
また、第7の発明は、上記第1から第6の発明に係る光ピックアップ装置のいずれかを備えた光ディスク装置である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。ここで、説明の便宜上、本発明に係る光ピックアップ装置及びこれを備えた光ディスク装置における方向は、原則として図1等に示した矢印の方向に従うものとする。また、光ピックアップ装置では、方向を示す語として「フォーカス方向(対物レンズの光軸方向と平行な方向)」、「トラッキング方向(光ディスクの半径方向と平行な方向)」、「タンジェンシャル方向(フォーカス方向及びトラッキング方向に直交する光ディスクのトラック接線方向)」を用いる。なお、実用上の装置の配置は、以下の実施形態で示す方向に限定されるものではない。
図1は本発明に係る光ピックアップ装置を内蔵する光ディスク装置の斜視図であり、図2は図1に示した光ディスク装置の内部構造(筐体の上壁を取り外した状態)を示す斜視図である。
図1に示すように、光ディスク装置1は、扁平な筐体2の内部に円盤形の光ディスク(図示せず)を載置するためのトレイ3が収容された構成を有しており、例えばPC(Personal Computer)等の電子機器のドライブベイに搭載される。トレイ3は、筐体2の前側に形成された開口部2aから前後方向に出没自在に設けられている。光ディスク装置1は、筐体2の後部に設けられた外部コネクタ(図示せず)を介して、光ディスク装置1が搭載される電子機器の電源ケーブルや信号ケーブルと接続され、これにより、電子機器との間で電力の授受や信号の送受信を可能としている。
図2に示すように、トレイ3には、光ディスクの外径よりも僅かに大きな外径を有する円形(より詳細には、左側の一部が直線的に切り欠かれた円形)のディスク載置部11が形成されている。ディスク載置部11には、光ディスクを回転駆動するターンテーブルを備えたスピンドルモータ12や、光ディスクの記録面に対してレーザ光を照射することにより情報の記録や読み取りを行う光ピックアップ装置13等を備えた光ピックアップモジュール14が取り付けられている。光ピックアップ装置13の上面側は、保護カバー15によって覆われており、光ディスクへのレーザ光の入射及び光ディスクからの反射光の受光に必要とされる構成のみを保護カバー15の開口部15aから露出している。
なお、従来の光ディスク装置と同様に、光ピックアップモジュール14において、光ピックアップ装置13は、ディスク載置部11に載置された光ディスクの半径方向に延在する一対のガイドシャフト18,19に沿って摺動自在に設けられており、光ピックアップ装置13に設けられたラック部(図示せず)がモータ駆動されるスクリューシャフト(図示せず)と噛み合うことにより半径方向に往復移動可能である。また、トレイ3の前面には、イジェクトボタン(図示せず)が設けられており、このイジェクトボタンをユーザが操作することにより、筐体2に対するトレイ3のロック状態が解除され、図示しない機構によりトレイ3が筐体2から前方に飛び出す。これにより、ユーザは、トレイ3への光ディスクの載置またはトレイ3からの光ディスクの取り出しが可能となる。
図3は図2に示した光ディスク装置における光ピックアップ装置の斜視図である。光ピックアップ装置13は、ガイドシャフト18,19(図2参照)に対して摺動自在に取り付けられるキャリッジ21と、このキャリッジ21に取り付けられた対物レンズ駆動装置22と、光ピックアップ用光源としてのレーザモジュール23と、光ピックアップモジュール14側の制御基板(図示せず)との間の電気的接続を行うためのFPC(Flexible printed circuits)24とを主として備えている。
キャリッジ21の両端には、ガイドシャフト18,19に対してそれぞれ摺動自在に取り付けられるシャフト取付部25,26及びシャフト支持部27が設けられている。シャフト取付部25,26に設けられた挿通孔25a,26aには、一方のガイドシャフト18がそれぞれ挿入され、また、シャフト支持部27に設けられた円弧状の凹部27aは、他方のガイドシャフト19の外周面を支持する。キャリッジ21の上側の一部にはカバー部材28が取り付けられており、このカバー部材28は、FPC24の一部や、光ディスク(対物レンズ)とレーザモジュール23との間に配置された図示しない光学系(レンズ、ミラー、ビームスプリッタ等)を覆って、塵埃や電気的ノイズ等から保護している。また、対物レンズ駆動装置22では、後述するヨーク部材35(図4参照)の一部がキャリッジ21に対して接着により固定されている。
図示は省略するが、レーザモジュール23は、約780nmの波長(CD用)及び約650nm波長(DVD用)の2つのレーザ光を出力する半導体レーザ素子が設けられた光源部、光ディスクから反射してきた光を受光する信号検出用の第1の受光部、及び光源部から出射された光の光量をモニタする第2の受光部等を備えている。レーザモジュール23では、第2の受光部でモニタされた光量に応じて光源部から出力されるレーザ光の強度を調整することができる。
図4は、図3に示した光ピックアップ装置における対物レンズ駆動装置の斜視図であり、図5及び図6は、それぞれ図4に示した対物レンズ駆動装置におけるレンズホルダ及びこれに取り付けられた各部材(対物レンズ、フォーカスコイル及びトラッキングコイル)の斜視図及び正面図であり、図7、図8及び図9は、それぞれ対物レンズ駆動装置における対物レンズを保持するレンズホルダの斜視図、平面図及び正面図であり、図10は、図5においてレンズホルダを省略した各部材(対物レンズ、フォーカスコイル及びトラッキングコイル)を示す斜視図である。なお、対物レンズ駆動装置の各構成要素は、一部の部材(ヨーク部材35等)を除いてトラッキング方向に対称に設けられており、それら対称の部位については同一の符号が付されている。
図4に示すように、対物レンズ駆動装置22は、光ディスク(図示せず)に対向する対物レンズ31を保持するレンズホルダ32と、このレンズホルダ32に対して複数のサスペンションワイヤ(弾性部材)33A〜33Cを介して接続されることにより、レンズホルダ32を弾性支持するホルダ支持部材34と、このホルダ支持部材34が取り付けられた磁性体からなるヨーク部材35とを主として備える。
図5及び図6に示すように、レンズホルダ32は、光学材料によって形成された対物レンズ31が固定されるレンズ固定部41と、レンズ固定部41のトラッキング方向の両側に接続され、一対のフォーカスコイル(第1コイル)42,42の各々が巻かれる一対のフォーカスコイルホルダ部(第1コイルホルダ部)43,43と、タンジェンシャル方向の一方側においてトラッキングコイル44,44がそれぞれ巻かれるトラッキングコイルホルダ45,45と、タンジェンシャル方向の他方側においてトラッキングコイル46,46がそれぞれ巻かれるトラッキングコイルホルダ47,47とを備えている。レンズホルダ32は、樹脂成型品であり、ここでは、絶縁性材料であるガラスフィラーを含む液晶ポリマで形成されているが、これに限らず他の絶縁性の樹脂材料等によって形成されてもよい。
なお、トラッキングコイル44,44及びトラッキングコイル46,46は、個別に符号を付しているが、それらは図示しないリード線にて直列に接続されている。また、フォーカスコイル及びトラッキングコイルの数や配置は種々の変更が可能である。
レンズ固定部41は、平面視において略矩形をなす板状の部位であり、レンズホルダ32の略中央に位置している。レンズ固定部41の中央には、円形のレンズ取付孔51が形成されており、対物レンズ31は、上側からレンズ取付孔51に嵌め込まれた状態で固定されている。
図7及び図8に示すように、フォーカスコイルホルダ部43,43は、平面視において略U字状をなすように設けられている。フォーカスコイルホルダ部43,43は、レンズ固定部41をトラッキング方向に挟み込むように配置され、その上部において、U字状の開口側がそれぞれレンズ固定部41のトラッキング方向における側面41aに接続されている。また、フォーカスコイルホルダ部43,43の下部は、レンズ固定部41の下面41d(図9参照)を越えて下方に延出している。このような構成により、フォーカスコイルホルダ部43,43は、中央に略矩形の開口43hを有する略角筒状をなし、その周囲にフォーカスコイル42,42を巻き付け可能となっている。
フォーカスコイルホルダ部43,43のトラッキング方向におけるその外側の側面43aには、3つのワイヤ支持部53A〜53Cと、それらワイヤ支持部53A〜53Cにそれぞれ対応する3つのワイヤ接続部54A〜54Cとが設けられている。また、フォーカスコイルホルダ部43,43のタンジェンシャル方向の一方側(図4に示すホルダ支持部材34と相反する側)における側面43bには、レンズ固定部41の側面41bに跨がってトラッキングコイルホルダ45,45が設けられている。さらに、フォーカスコイルホルダ部43,43のタンジェンシャル方向の他方側(図4に示すホルダ支持部材34側)における側面43cには、トラッキングコイルホルダ47,47が設けられている。
ワイヤ支持部53A〜53Cは、略同一形状を有し、フォーカスコイルホルダ部43,43の側面43aから外側に突設されている。ワイヤ支持部53A〜53Cは、側面43aのタンジェンシャル方向の一方側においてフォーカス方向に整列するように互いに略等しい間隔をおいて配置されている。また、ワイヤ支持部53A〜53Cの中央には、略タンジェンシャル方向に延在し、サスペンションワイヤ33A〜33Cがそれぞれ挿通されるワイヤ貫通孔61A〜61Cがそれぞれ設けられている。
なお、サスペンションワイヤ33A〜33Cは、導電性を有する弾性材料(ここでは、銅−ベリリウム合金)によって形成されるが、少なくとも必要な導電性と弾性を有するものであれば、これに限らず他の公知の材料を用いてもよい。また、サスペンションワイヤ33A〜33Cは、ここでは線状をなすが、それらと同様の機能を果たすことが可能な限りにおいて、これに限定されず他の形状(例えば、帯状)でもよい。
ワイヤ接続部54A,54Cは、フォーカスコイルホルダ部43,43の側面43aから外側に突設され、また、ワイヤ接続部54Bは、側面43bから外側(すなわち、ワイヤ接続部54A,54Cの突設方向と直交する向き)に突設されている。ワイヤ接続部54A,54Cは、側面43aのタンジェンシャル方向の他方側においてフォーカス方向に整列し、また、ワイヤ支持部53A,53Cとそれぞれ略同一の高さ(フォーカス方向において対応する位置)に配置されている。また、ワイヤ接続部54Bは、ワイヤ支持部53Bと略同一の高さに配置されている。
ワイヤ接続部54A,54Cには、フォーカスコイル42,42におけるリード線(図示せず)の一端及び他端がそれぞれ接続され、更にサスペンションワイヤ33A,33Cの一端側がはんだ付けによって接続される。これにより、フォーカスコイル42,42とサスペンションワイヤ33A,33Cとが電気的に接続されている。また、2つのワイヤ接続部54B,54Bには、一連のトラッキングコイル44,44及びトラッキングコイル46,46におけるリード線(図示せず)の一端及び他端がそれぞれ接続され、更にサスペンションワイヤ33B,33Bの一端側がはんだ付けによって接続される。これにより、一連のトラッキングコイル44,44及びトラッキングコイル46,46とサスペンションワイヤ33B,33Bとが電気的に接続されている。
ワイヤ接続部の数及び配置は、上述の構成に限らず種々の変更が可能である。その場合でも、後に詳述するフォーカスコイル42,42は、それらワイヤ接続部を迂回するように分割された形状を有する(ただし、1つのフォーカスコイル42を構成する導線は切断されておらず、分割された部位は互いに電気的に接続されている。)。また、ワイヤ支持部53A〜53Cについては、必要に応じて省略してもよい。
トラッキングコイルホルダ45,45は、レンズ固定部41の側面41b及びフォーカスコイルホルダ部43,43の側面43bから外側に突設された上下の巻き掛けバー63,64と、この巻き掛けバー63,64の先端部に設けられ、それらの突設方向に直交する平板状をなす上下の巻き枠65,66とを有する。
つまり、図9に示すように、トラッキングコイルホルダ45,45は、上下に分割された構成を有しており、上側の巻き掛けバー63及び巻き枠65と、下側の巻き掛けバー64及び巻き枠66とは、互いに上下(フォーカス方向)に離間している。また、上側の巻き枠65(巻き掛けバー63も同様)の下面65aは、レンズ固定部41の下面41dと略同一の高さか、或いはその下面41dよりも上側に位置する。これにより、後に詳述するように、フォーカスコイルホルダ部43,43に対するフォーカスコイル42,42の自動巻線機による巻き付けが容易となる。
また、下側の巻き枠66には、タンジェンシャル方向の一方側に突出するストッパ68が設けられている。ストッパ68は、トラッキングまたはフォーカシング等によりレンズホルダ32が変位した際に、ヨーク部材35の一部と係合することにより、レンズホルダ32の過大な変位を規制する。図9に示すように、ストッパ68の上面68aは、巻き枠66の上面66aと略同一の高さか、或いはその上面66aよりも下側に位置する。
なお、巻き枠65,66は、図6に示すように、フォーカス方向においてフォーカスコイル42,42の巻線部における少なくともレンズ固定部41側と重ならないように分割される。これにより、トラッキングコイルホルダ45,45をレンズホルダ32に更に設けた場合でも、自動巻線機を使用可能となる。
また、詳細な説明は省略するが、トラッキングコイルホルダ47,47においても、形状等の多少の相違を除けば、トラッキングコイルホルダ45,45の巻き掛けバー63,64、巻き枠65,66及びストッパ68とそれぞれ同様に機能する巻き掛けバー、巻き枠及びストッパ(それらの一部については、トラッキングコイルホルダ45,45の場合と同一の符号で示している。)が設けられている。
図5及び図10に示すように、フォーカスコイル42,42は、その巻線部71の軸方向が略フォーカス方向に沿うように配置される。この巻き付けられた状態において、フォーカスコイル42,42の巻線部71は、トラッキング方向におけるレンズ固定部41側において一体をなすと共に、外側(レンズ固定部41側と相反する側)においてワイヤ支持部53A〜53C及びワイヤ接続部54A〜54Cを迂回するように上下に分割された形状を有している。これにより、フォーカスコイル42,42は、側面視において(タンジェンシャル方向からみた場合に)略V字状または略U字状をなしている。
より詳細には、フォーカスコイル42,42は、側面視において、水平方向(トラッキング方向)に対して外側が上方に傾斜した巻線上部71aと、水平方向に対して下方に傾斜した巻線下部71bとを有している。図6に示すように、巻線上部71aの外側の部位はワイヤ接続部54A,54Bの間に配置され、また、巻線下部71bの外側の部位はワイヤ接続部54B,54Cの間に配置される。これにより、3本のサスペンションワイヤ33A〜33Cを介して弾性支持されたレンズホルダ32において、自動巻線機を使用可能となる。
なお、水平方向に対する巻線上部71a及び巻線下部71bの傾斜は、ここに示したものに限らず、例えば、巻線下部71bを略水平とする一方、巻線上部71aをより大きな角度で上方に傾斜させてもよい。しかしながら、本実施形態の場合のように巻線上部71a及び巻線下部71bを水平方向に対してそれぞれ上下に傾斜させることにより、巻線部71のレンズ固定部41側のフォーカスコイルホルダ部43,43に対する巻き付け位置がフォーカス方向の一方に片寄ることがなく、自動巻線機のニードルの通過スペースS(図9参照)の確保が容易であると共に、巻き枠65,66やストッパ68等の周辺部材の配置における自由度が高まるという利点がある。
このフォーカスコイル42,42では、巻線上部71a及び巻線下部71bの外側の部位がフォーカス方向において略同一の厚さを有するように略均等に分割されているが、これに限らず、巻線上部71a及び巻線下部71bを不均一に分割した形状も可能である。また、フォーカスコイル42,42の外側を3以上に分割した構成も可能である。また、巻線部71の空芯部の形状も種々の変更が可能である。
フォーカスコイルホルダ部43,43に対するフォーカスコイル42,42の巻き付けは、上述のように自動巻線機によって実施される。フォーカスコイル42,42の巻線部71は、レンズ固定部41側では一体をなす(すなわち、分割されていない)ため、図12に示した比較例の場合のようにニードルの通過スペースSの制約を受けることはなく、レンズ固定部41のフォーカス方向の厚みL1(図6参照)を比較例の厚みL0に比べて下側(対物レンズ31への光ディスクからの光入射方向)に増大させることが可能となる。
このような構成により、光ピックアップ装置13では、複数のサスペンションワイヤ33A〜33Cを介して弾性支持された(すなわち、サスペンションワイヤ33A〜33Cの接続部が設けられた)レンズホルダ32に対して自動巻線機によりコイルを巻き付け可能な構成でありながら、光ピックアップ装置13の薄型化を阻害することなくレンズホルダ32の剛性を高めることが可能である。
トラッキングコイル44,44は、上下の巻き掛けバー63,64に巻き掛けられ、巻き線部の軸方向が略タンジェンシャル方向に沿うように配置される。このとき、トラッキングコイル44,44の軸方向端面は、レンズ固定部41の側面41bおよびフォーカスコイルホルダ部43,43の側面43bと、巻き枠65,66とによって画定される。なお、詳細な説明は省略するが、トラッキングコイル46,46についても、形状等の多少の相違を除けば、トラッキングコイル44,44の場合と同様である。なお、トラッキングコイル44,44及びトラッキングコイル46,46は、フォーカスコイル42,42の巻き付け後に、トラッキングコイルホルダ45,45及びトラッキングコイルホルダ47,47に対してそれぞれ巻き付けられる。
再び図4を参照して、ホルダ支持部材34は、略直方体状をなし、トラッキング方向の両側部には、サスペンションワイヤ33A〜33Cの他端側(ワイヤ接続部54A〜54Cとは相反する側)が、それぞれフォーカス方向に整列するように挿通された状態で固定されている。このサスペンションワイヤ33A〜33Cの他端側には、図示しない基板からトラッキング制御信号またはフォーカス制御信号として電流を流すことが可能である。
サスペンションワイヤ33A〜33Cの相互の間隔は、フォーカスコイルホルダ部43,43のワイヤ接続部54A〜54Cへの固定間隔に略一致している。このような構成により、ホルダ支持部材34は、略タンジェンシャル方向に互いに平行に延在するサスペンションワイヤ33A〜33Cを介して、レンズホルダ32を弾性的に支持可能である。ホルダ支持部材34は、樹脂成型品であり、ここでは、絶縁性材料であるガラスフィラーを含む液晶ポリマで形成されているが、これに限らず他の絶縁性の樹脂材料等によって形成されてもよい。
ヨーク部材35は、ホルダ支持部材34が固定される上側平板部75と、この上側平板部75の一端縁に連なり、フォーカス方向において立ち下がるように設けられた第1立設部76と、この第1立設部76の下縁に連なり、上側平板部75と略平行に設けられた下側平板部77と、この下側平板部77における第1立設部76とは相反する側の端縁に連なり、フォーカス方向において立ち上がるように設けられた第2立設部78とを有している。ヨーク部材35は、磁石81A〜81Dと共に磁気回路を構成する。
磁石81A,81Bは、略直方体の永久磁石からなり、トラッキングコイル46,46における巻線の1つの辺46a(図10参照)に対向するように配置され、下側平板部77と第2立設部78に対して接着剤で固定されている。また、磁石81C,81Dは、トラッキングコイル44,44における巻線の1つの辺44a(図10参照)に対向するように配置され、下側平板部77と第1立設部76とによって固定される。辺44aと辺46aとは、フォーカスコイル42,42のトラッキング方向における略中間の部位をタンジェンシャル方向に挟み込むように配置されている。
対物レンズ駆動装置22では、サスペンションワイヤ33A,33Cを介してフォーカスコイル42,42に電流が流れると、磁石81A〜81Dからの磁束によって、電流の向きに応じてレンズホルダ32を光ディスクのフォーカス方向のいずれかに駆動する力(ローレンツ力)が発生する。両フォーカスコイル42,42に流れる電流は、独立に制御することができる。この場合、上述のように、フォーカスコイル42,42の巻線上部71aおよび巻線下部71bは水平方向に対して傾斜している(すなわち、コイル軸がフォーカス方向に対して傾斜している)ため、ローレンツ力にはフォーカス方向に対して傾斜した成分が生じる。しかしながら、フォーカスコイル42,42は、略同一(フォーカシング制御に影響を及ぼさない程度に同一)の形状を有し、しかもレンズホルダ32の中心(重心)を基準として対称に配置されているため、それらの成分は互いに打ち消し合い、フォーカス方向の成分のみがレンズホルダ32に作用する。
また、サスペンションワイヤ33Bを介してトラッキングコイル44,44及びトラッキングコイル46,46に電流が流れると、磁石81A〜81Dからの磁束によって、電流の向きに応じてレンズホルダ32を光ディスクのトラッキング方向のいずれかに駆動する力(ローレンツ力)が発生する。
以上、本発明を特定の実施形態に基づいて説明したが、これらの実施形態はあくまでも例示であって、本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。例えば、本発明に係る光ピックアップ装置は、実施形態に示した光ディスク装置に限らず、他の異なる構成(例えば、シェルドライブ方式等)の光ディスク装置に適用することが可能である。また、本発明に係る光ピックアップ装置は、実施形態に示したものとは異なる波長のレーザ光を出力するレーザモジュールを用いることにより、CD及びDVDに限らず、Blu−ray Discなどの他の光ディスクを用いることができる。なお、上記実施形態に示した本発明に係る光ピックアップ装置及びこれを備えた光ディスク装置の各構成要素は、必ずしも全てが必須ではなく、少なくとも本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
1 光ディスク装置
3 トレイ
13 光ピックアップ装置
14 光ピックアップモジュール
22 対物レンズ駆動装置
23 レーザモジュール
31 対物レンズ
32 レンズホルダ
33A〜33C サスペンションワイヤ(弾性部材)
34 ホルダ支持部材
35 ヨーク部材
41 レンズ固定部
42 フォーカスコイル(第1コイル)
43 フォーカスコイルホルダ部
44,46 トラッキングコイル(第2コイル)
45, 47 トラッキングコイルホルダ
53A〜53C ワイヤ支持部
54A〜54C ワイヤ接続部
65,66 巻き枠
68 ストッパ
71 巻き線部
71a 巻線上部
71b 巻線下部
81A〜81D 磁石

Claims (7)

  1. 対物レンズと、前記対物レンズを駆動するための第1コイルと、前記対物レンズを保持すると共に、前記第1コイルが巻き付けられたレンズホルダと、前記レンズホルダに対して複数の弾性部材を介して接続されることにより、前記レンズホルダを弾性支持するホルダ支持部材とを備えた光ピックアップ装置であって、
    前記レンズホルダは、
    前記対物レンズが固定されるレンズ固定部と、
    前記レンズ固定部に接続され、前記第1コイルが巻かれた第1コイルホルダ部と、
    前記第1コイルホルダ部において前記レンズ固定部側とは相反する側に配置され、前記複数の弾性部材がそれぞれ接続される複数の接続部と
    を有し、
    前記第1コイルの巻線部は、前記レンズ固定部側において一体をなすと共に、前記複数の接続部の少なくとも1つを迂回するように前記接続部側において分割された形状を有することを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 前記第1コイルの巻線部は、略V字状または略U字状をなすように前記接続部側において2分割されたことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 前記第1コイルホルダ部は、前記レンズ固定部を挟み込むように対になって配置され、
    前記第1コイルホルダ部の各々に巻かれた前記第1コイルの巻線部は、互いに同一形状を有すると共に、前記レンズホルダの重心を基準として互いに対称に配置されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 前記第1コイルとは異なる方向に前記対物レンズを駆動するための第2コイルを更に備え、
    前記レンズホルダは、前記第2コイルが巻かれた第2コイルホルダ部を更に有し、
    前記第2コイルホルダ部は、前記第2コイルの少なくとも一方の軸方向端面に当接する巻き枠を有し、当該巻き枠は、前記対物レンズの軸方向において前記第1コイルの巻線部における少なくとも前記レンズ固定部側と重ならないように分割されたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光ピックアップ装置。
  5. 前記第1コイルの巻線部は、前記対物レンズの軸方向に直交する水平方向に対して上方に傾斜した巻線上部と、当該水平方向に対して下方に傾斜した巻線下部とを有することを特徴とする請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  6. 前記第1コイルホルダ部には、互いに間隔をおいて配置された3つの前記接続部が設けられ、
    前記第1コイルの巻線部における前記分割された部位は、3つの前記接続部において隣接する2つの接続部間にそれぞれ配置されたことを特徴とする請求項2または請求項5に記載の光ピックアップ装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の光ピックアップ装置を備えた光ディスク装置。
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