JP2014174705A - マルチエージェントシミュレーションシステムおよびマルチエージェントシミュレーション方法 - Google Patents

マルチエージェントシミュレーションシステムおよびマルチエージェントシミュレーション方法 Download PDF

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直生 吉永
Shinichi Doi
伸一 土井
Satoko Itaya
聡子 板谷
Taku Konishi
琢 小西
Rie Tanaka
理恵 田仲
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Abstract

【課題】多数のエージェントが複雑に影響しあうマルチエージェントシミュレーションにおいて、マルチエージェントシミュレーションの実行結果が現実と乖離している度合いを軽減するためのモデル補正を、少ない手間で行うことができるマルチエージェントシミュレーションを実現する。
【解決手段】シミュレーションモデルを蓄積するシミュレーションモデル蓄積部と、前記シミュレーションモデルを受けてシミュレーションを行うシミュレーション部と、実世界での統計情報を蓄積する実世界統計情報蓄積部と、前記シミュレーションモデルと前記統計情報とに基づいてシミュレーションモデル補正手法を作成するシミュレーションモデル補正手法作成部と、前記シミュレーションモデル補正手法と前記シミュレーションの結果とに基づいて前記シミュレーションモデルを補正するシミュレーションモデル補正部と、を備える、マルチエージェントシミュレーションシステムとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マルチエージェントシミュレーションにおいて現実世界との乖離が少ないモデリングを支援する技術に関し、特に統計情報を用いてモデルを補正する技術に関する。
社会や市場の動態予測を目的として、マルチエージェントシミュレーションが用いられている。マルチエージェントシミュレーションとは、エージェント同士が相互作用を繰り返し、これにより引き起こされるマクロな現象をシミュレートするものである。例えば、複数の車を表すエージェントと、エージェントが持つ走行特性などの属性を定義して渋滞発生をシミュレートするものや、オークションの入札者を表すエージェントと、エージェントが持つ入札選好や所持金を定義して落札価格をシミュレートするものなどがある。
特許文献1においては、各エージェントが近傍のエージェントと相互作用することによるマルチエージェントシミュレーションが提案されており、近傍の定義と抽出を容易にすることを特徴としている。
また、特許文献2においては、現実世界との乖離が少ないシミュレーションを行うことを目的として、アンケートなどを通して収集した個人属性情報をエージェントに適用する技術が提案されている。
特開2006−331157号公報 特開2006−146858号公報
多数のエージェントが複雑に影響しあうマルチエージェントシミュレーションにおいては、個々のエージェントの行動の現実世界とのズレが増幅され、マクロな結果が現実と大きく乖離してしまう可能性が大きい。特許文献2に挙げられているように個人属性情報を利用しようとしても、個人属性情報を正しく適用しなかったり、個人属性情報が行動に与える影響の計算が正しくなかったり、想定外の属性が存在したりするなどの原因によって乖離が発生してしまう。そして、これを抑制するためのモデル補正には非常に手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、多数のエージェントが複雑に影響しあうマルチエージェントシミュレーションにおいて、マルチエージェントシミュレーションの実行結果が現実と乖離している度合いを軽減するためのモデル補正を少ない手間で行うことができるマルチエージェントシミュレーションシステムおよびマルチエージェントシミュレーション方法を提供することである。
本発明によるマルチエージェントシミュレーションシステムは、シミュレーションモデルを蓄積するシミュレーションモデル蓄積部と、前記シミュレーションモデルを受けてシミュレーションを行うシミュレーション部と、実世界での統計情報を蓄積する実世界統計情報蓄積部と、前記シミュレーションモデルと前記統計情報とに基づいてシミュレーションモデル補正手法を作成するシミュレーションモデル補正手法作成部と、前記シミュレーションモデル補正手法と前記シミュレーションの結果とに基づいて前記シミュレーションモデルを補正するシミュレーションモデル補正部と、を備える。
本発明によるマルチエージェントシミュレーション方法は、シミュレーションモデルを受けてシミュレーションを行うシミュレーション工程と、前記シミュレーションモデルと実世界での統計情報とに基づいてシミュレーションモデル補正手法を作成するシミュレーションモデル補正手法作成工程と、前記シミュレーションモデル補正手法と前記シミュレーションの結果とに基づいて前記シミュレーションモデルを補正するシミュレーションモデル補正工程と、を有する。
本発明によるマルチエージェントシミュレーションシステムおよびマルチエージェントシミュレーション方法によれば、マルチエージェントシミュレーションの実行結果が現実と乖離している度合いを軽減するためのモデル補正を少ない手間で行うことができる。
本発明の第1の実施形態のマルチエージェントシミュレーションシステムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態のマルチエージェントシミュレーションシステムの動作を示す図である。 本発明の第1の実施形態のシミュレーションモデルを補正する動作を示す図である。 本発明の第2の実施形態のマルチエージェントシミュレーションシステムの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態のマルチエージェントシミュレーションシステムの構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態のマルチエージェントシミュレーションシステムの構成を示す図である。 実施例1におけるシミュレーションモデル蓄積部12に蓄積されるデータの例を示す。 実施例1における実世界統計情報蓄積部11に蓄積されるデータの例を示す。 実施例1におけるシミュレーションモデル補正手法作成部13で作成されるデータの例を示す。 実施例1におけるマルチエージェントシミュレーション部15の状態の例を示す。 実施例2におけるシミュレーションモデルテンプレート蓄積部21に蓄積されるデータの例を示す。 実施例2における実世界個人データ蓄積部22に蓄積されるデータの例を示す。 実施例2におけるシミュレーションモデル作成部23で作成されるデータの例を示す。 実施例3における補正情報出力部31で出力されるデータの例を示す。 実施例4におけるシミュレーションモデル更新部41で更新されるデータの例を示す。
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
(第1の実施形態)
[構成の説明]
図1は、本発明の第1の実施形態のマルチエージェントシミュレーションシステムの構成を示す図である。本実施形態のマルチエージェントシミュレーションシステムは、シミュレーションモデル蓄積部12と、マルチエージェントシミュレーション部15と、実世界統計情報蓄積部11と、シミュレーションモデル補正手法作成部13と、シミュレーションモデル補正部14とを有する。
シミュレーションモデル蓄積部12には、エージェントモデルなどのシミュレーションモデルが蓄積されている。例えば、交通に関するシミュレーションの場合、エージェントの出発地と目的地の一覧や、エージェントの発生頻度や、エージェントが選択できる経路の一覧や、エージェントが経路を選択する際の指標などが蓄積されている。また例えば、オークションに関するシミュレーションの場合、エージェントの入札戦略の一覧や、オークションに出品される商品の一覧などが蓄積されている。
マルチエージェントシミュレーション部15では、シミュレーションモデル蓄積部12からエージェントモデルなどのシミュレーションモデルを受け取り、マルチエージェントシミュレーションを行う。例えば、交通に関するシミュレーションの場合、エージェントが発生頻度に基づいてランダムな時刻に出発地に発生し、目的地に到着するための経路を選択指標に基づいて決定し、経路に沿って目的地へ移動する。また例えば、オークションに関するシミュレーションの場合、商品一覧に基づいて商品が出品され、エージェントが入札戦略に基づいて商品に入札し、いずれかのエージェントが商品を落札する。
実世界統計情報蓄積部11には、シミュレーションモデルを補正するために利用される、実世界で収集した統計情報が蓄積されている。例えば交通に関するシミュレーションの場合、道路の混雑度などが蓄積されている。また例えば、オークションに関するシミュレーションの場合、商品の落札価格や、商品一つあたりの入札回数などが蓄積されている。
シミュレーションモデル補正手法作成部13では、シミュレーションモデル蓄積部12からエージェントモデルなどのシミュレーションモデルを受け取り、実世界統計情報蓄積部11から実世界の統計情報を受け取って、統計情報に適合するようにシミュレーションモデルを補正する手法を作成する。例えば、交通に関するシミュレーションの場合、エージェントの現在地からどの道路に居るかを計算し、各道路の混雑度を求め、その値が統計情報の混雑度を大きく超えている場合、その道路を含む経路が選択されなくなるようにエージェントの経路選択指標を補正し、混雑度が統計情報の値以下に収まるようにする。また例えば、オークションに関するシミュレーションの場合、商品の入札回数を計算し、その値が統計情報の入札回数を大きく超えている場合、入札回数が少なくなるようにエージェントの入札戦略を補正する。
シミュレーションモデル補正部14では、シミュレーションモデル補正手法作成部13で作成された補正手法に基づいて、マルチエージェントシミュレーション部15と連携し、シミュレーションの実行中にモデルの補正を行う。マルチエージェントシミュレーション部15は、マルチエージェントシミュレーションを継続し終了し結果を出力する。
[動作の説明]
図2Aは、本発明の第1の実施形態のマルチエージェントシミュレーションシステムの動作を示す図である。図2Aを参照すると、本実施形態の動作は、シミュレーションモデルを取得するステップS1と、実世界統計情報を取得するステップS2と、シミュレーションモデル補正手法を作成するステップS3と、シミュレーションモデルを取得するステップS4と、マルチエージェントシミュレーションを開始するステップS5と、シミュレーションモデルを補正するステップS6と、マルチエージェントシミュレーションを継続し終了し結果を出力するステップS7とを有する。
まずステップS1において、図1のシミュレーションモデル補正手法作成部13がシミュレーションモデル蓄積部12からシミュレーションモデルを取得する。次にステップS2において、シミュレーションモデル補正手法作成部13が実世界統計情報蓄積部11から実世界統計情報を取得する。次にステップS3において、シミュレーションモデル補正手法作成部13がシミュレーションモデル補正手法を作成する。
次にステップS4において、マルチエージェントシミュレーション部15がシミュレーションモデル蓄積部12からシミュレーションモデルを取得する。次にステップS5において、マルチエージェントシミュレーション部15がマルチエージェントシミュレーションを開始する。
次にステップS6において、シミュレーションモデル補正部14がマルチエージェントシミュレーション部15と連携しながらシミュレーションモデルを補正する。このステップS6は、マルチエージェントシミュレーションの実行中に必要な回数だけ行われる。
図2Bは、本実施形態のシミュレーションモデルを補正する動作(ステップS6)を示す図である。ステップS6では、ステップS5のマルチエージェントシミュレーションの開始を受けて、前記のシミュレーションモデル補正手法に基づいてシミュレーションモデルを補正する(ステップS6−1)。次にこの補正に基づいてマルチエージェントシミュレーションを行う(ステップS6−2)。
次にこの補正に基づいて行われたマルチエージェントシミュレーションの結果と現実との乖離が、規定以内か否かの判定を行う(ステップS6−3)。ステップS6−3の判定がYESの場合、ステップS7に進む。ステップS6−3の判定がNOの場合、ステップS6−1に戻り前記シミュレーションモデル補正手法に基づいたシミュレーションモデルの補正を繰り返す。
次にステップS7において、マルチエージェントシミュレーション部15が、補正されたシミュレーションモデルに基づいて、マルチエージェントシミュレーションを継続し終了し結果を出力する。なお、シミュレーションの終了は、決められたステップが終了した場合や、全てのエージェントが目的地に到着した場合など、シミュレーションモデルに沿って終了することができる。そのため、モデルの補正が完全ではない時点であっても、すなわちステップS6−3の判定がNOの場合であっても、シミュレーションモデルに沿ってシミュレーションを終了することは可能である。
[効果の説明]
本実施形態によるマルチエージェントシミュレーションシステムおよび方法によれば、マルチエージェントシミュレーションの実行結果が現実と乖離している度合いを軽減するためのモデル補正を少ない手間で行うことができる。
その理由は、シミュレーションモデル補正情報作成部13において、実世界統計情報蓄積部11より受け取った実世界での統計情報を利用して、どのようにモデルを補正するかの手法を作成し、シミュレーションモデル補正部14において自動的にモデルを補正することが可能であるためである。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を説明する。図3は、本発明の第2の実施形態のマルチエージェントシミュレーションシステムの構成を示す図である。図3を参照して、第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。
図3に示すように第2の実施形態においては、図1に示す第1の実施形態のシミュレーションモデル蓄積部12に対して、シミュレーションモデルテンプレート蓄積部21と実世界個人データ蓄積部22とシミュレーションモデル作成部23とを有する。
シミュレーションモデルテンプレート蓄積部21には、実世界個人データを利用してシミュレーションモデルを作成するためのテンプレートが蓄積されている。例えば、交通に関するシミュレーションの場合、図1におけるシミュレーションモデル蓄積部12と同様に、エージェントの出発地と目的地の一覧や、エージェントの発生頻度や、エージェントが選択できる経路の一覧や、エージェントが経路を選択する際の指標などが蓄積されているが、経路を選択する際の指標の一部に、かかる時間、かかるお金、道の混雑度の考慮度を表す変数が含まれている。
実世界個人データ蓄積部22には、アンケートを元にした個人属性情報などの実世界での個人データが蓄積されている。例えば、交通に関するシミュレーションの場合、かかる時間、かかるお金、道の混雑度などどれをどの程度考慮して経路を選ぶかなどのデータが蓄積されている。
シミュレーションモデル作成部23では、上記シミュレーションモデルテンプレートと上記実世界個人データを受け取り、シミュレーションモデルを作成し、マルチエージェントシミュレーション部15に出力する。
シミュレーションモデル補正手法作成部13では、シミュレーションモデルテンプレート蓄積部21からシミュレーションモデルテンプレートを受け取り、実世界統計情報蓄積部11から実世界の統計情報を受け取って、統計情報に適合するようにシミュレーションモデルを補正する手法を作成する。
本実施形態の上記以外の構成と動作は、第1の実施形態と同様である。よって、本実施形態によっても、マルチエージェントシミュレーションの実行結果が現実と乖離している度合いを軽減するためのモデル補正を少ない手間で行うことができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を説明する。図4は、本発明の第3の実施形態のマルチエージェントシミュレーションシステムの構成を示す図である。図4を参照して、第3の実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。
図4に示すように第3の実施形態においては、図1に示す第1の実施形態に対して、補正情報出力部31が追加されている。補正情報出力部31では、シミュレーション実行中に行われたモデル補正一覧を出力したり、一定以上の補正が行われた場合に警告を出力したり、モデル修正内容の提案を出力したりする。例えば、交通に関するシミュレーションの場合、第1の実施形態における、エージェントの経路選択指標の補正の履歴を出力したり、補正の回数が閾値を超えた場合に警告を出力したり、補正の履歴に基づいてエージェントの経路選択指標の修正内容の提案を出力したりする。
本実施形態の上記以外の構成と動作は、第1の実施形態と同様である。よって、本実施形態によっても、マルチエージェントシミュレーションの実行結果が現実と乖離している度合いを軽減するためのモデル補正を少ない手間で行うことができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態を説明する。図5は、本発明の第4の実施形態のマルチエージェントシミュレーションシステムの構成を示す図である。図5を参照して、第4の実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。
図5に示すように第4の実施形態においては、図1に示す第1の実施形態に対して、シミュレーションモデル更新部41が追加されている。シミュレーションモデル更新部41では、第3の実施形態において、補正情報出力部31が出力するモデル修正内容の提案を出力するのではなく、シミュレーションモデル蓄積部12に蓄積されているシミュレーションモデル、あるいは、シミュレーションモデルテンプレート蓄積部21に蓄積されているシミュレーションモデルテンプレートに適用し、モデルを修正する。またこの際、ユーザに確認してから修正を適用することとしても良い。
本実施形態の上記以外の構成と動作は、第1の実施形態と同様である。よって、本実施形態によっても、マルチエージェントシミュレーションの実行結果が現実と乖離している度合いを軽減するためのモデル補正を少ない手間で行うことができる。
(実施例1)
本発明の第1の実施形態の実施例1を説明する。実施例1として、交通に関するマルチエージェントシミュレーションを挙げる。このシミュレーションでは、ある地点Xに発生する複数のエージェントが、別の地点Yへ自家用車で向かう際に、どの経路を選択して移動するかをシミュレートする。また、シミュレーションは1ステップずつ進み、エージェントは1ステップごとに決められた確率で発生し、一度発生したエージェントは地点Yに到着するまで決められた速度で移動する。
図1のシミュレーションモデル蓄積部12には、エージェントの発生頻度、エージェントの移動速度、地点Xから地点Yへの経路の一覧、エージェントが経路を選択する際の指標が蓄積されている。図6に、シミュレーションモデル蓄積部12に蓄積されるデータの例を示す。
実世界統計情報蓄積部11には、混雑度を表す値として、複数の時刻における各経路上の車の数が蓄積されている。図7に、実世界統計情報蓄積部11に蓄積されるデータの例を示す。
シミュレーションモデル補正手法作成部13では、シミュレーションモデル蓄積部12と実世界統計情報蓄積部11から図6と図7に示す蓄積されたデータを受け取って、シミュレーションモデルの補正手法を作成する。図8に、シミュレーションモデル補正手法作成部13で作成されるデータの例を示す。
まず実世界統計情報蓄積部11から受け取った図7の「経路上の車の数」で、各経路について車の数の最小値と最大値を計算する。次に、シミュレーション実行中に各経路上の車の数が上記の最小値を下回ったり、最大値を上回ったりした場合に、それらを補正する手法を作成する。例えば、1ステップごとに各経路上の車の数をマルチエージェントシミュレーション部15より受け取り、その値が最小値を下回った場合はその経路の「経路の効用」を1増加させるようにマルチエージェントシミュレーション部15に指令し、最大値を上回った場合は1減少させるように指令する。
次に、マルチエージェントシミュレーション部15において、シミュレーションモデル蓄積部12から図6に示す蓄積されたデータを受け取って、シミュレーションを開始する。シミュレーションモデル補正部14では、シミュレーションモデル補正手法作成部13から図8に示す作成された補正手法を受け取って、シミュレーション実行中にマルチエージェントシミュレーション部15から毎ステップで経路の車の数を受け取り、車の数が最小値を下回ったり、最大値を上回ったりした場合、マルチエージェントシミュレーション部15へ「経路の効用」の増加や減少を指令する。
図9に、マルチエージェントシミュレーション部15の状態の例を示す。まずシミュレーション開始時点においては、どちらの経路も車の数は0であり、経路Aの効用は150/10+2=17、経路Bの効用は150/15+1=11である。シミュレーションが始まると、どちらの経路でも図8に示された「統計情報で経路上の車の数の最小値」を下回っているため、シミュレーションモデル補正部14がマルチエージェントシミュレーション部15に指令を出し、各経路の効用を毎ステップ1ずつ増加させる。経路の効用は初めの間経路Aの方が経路Bより大きいため、エージェントは経路Aを選択し、経路Aの車の数だけ増えていく。
30ステップになると、経路Aの車の数が「統計情報で経路上の車の数の最小値」と等しくなるため、これ以降経路Aの効用は増加しない。一方で経路Bの効用は増加を続け、36ステップで経路Aの効用と等しい47に達するため、これ以降エージェントは経路Bを選択する。40ステップで経路Bの車の数が「統計情報で経路上の車の数の最小値」と等しくなり、これ以降経路Bの効用は増加しない。
50ステップになると経路Bの車の数が「統計情報で経路上の車の数の最大値」と等しくなり、これ以降経路Bの効用は減少する。54ステップでは経路Bの効用が経路Aの効用と等しい47まで減少し、これ以降エージェントは経路Aを選択する。
マルチエージェントシミュレーション部15はシミュレーションを継続し終了し、結果を出力する。シミュレーションは、決められたステップが終了した場合や、全てのエージェントが目的地に到着した場合など、シミュレーションモデルに沿って終了することができる。このとき、モデルの補正が完全ではない時点であっても、終了することは可能である。
(実施例2)
本発明の第2の実施形態の実施例2について、第1の実施形態の実施例1と異なる点を説明する。
図3に示すシミュレーションモデルテンプレート蓄積部21には、実世界個人データを利用してシミュレーションモデルを作成するためのテンプレートが蓄積されている。図10に、シミュレーションモデルテンプレート蓄積部21に蓄積されるデータの例を示す。このデータは、実施例1の図7に示すシミュレーションモデル蓄積部12に蓄積されたデータとほぼ同じだが、「距離係数」「車線数係数」という変数が追加されている。
図3の実世界個人データ蓄積部22には、アンケートを元にした個人属性情報などの実世界での個人データが蓄積されている。図11に、実施例2における実世界個人データ蓄積部22に蓄積されるデータの例を示す。
シミュレーションモデル作成部23では、前記のシミュレーションモデルテンプレート蓄積部21と実世界個人データ蓄積部22とに蓄積された図10と図11のデータを受け取り、シミュレーションモデルを作成する。図12に、シミュレーションモデル作成部23で作成されるデータの例を示す。「経路選択指標」の「(150/距離+車線数×2) or (200/距離+車線数×2) or (100/距離+車線数×3)」は、三つの式のうちどれか一つがランダムに選ばれることを示す。
マルチエージェントシミュレーション部15は、シミュレーションモデル作成部23から図12のデータを受け取って、シミュレーションを行う。
(実施例3)
本発明の第3の実施形態の実施例3について、第1の実施形態の実施例1と異なる点を説明する。
図4に示す補正情報出力部31では、シミュレーション実行中に行われたモデル補正一覧を出力したり、一定以上の補正が行われた場合に警告を出力したり、モデル修正内容の提案を出力したりする。図13に、補正情報出力部31で出力されるデータの例を示す。図9に対応させて図13を見ると分かるように、経路Aの効用を1増加させる補正が30回行われ、経路Bの効用を1増加させる補正が40回行われ、経路Bの効用を1減少させる補正が10回行われている。
(実施例4)
本発明の第4の実施形態の実施例4について、第1の実施形態の実施例1と異なる点を説明する。
図5に示すシミュレーションモデル更新部41では、第3の実施形態において補正情報出力部31が出力するモデル修正内容の提案を、出力するのではなくシミュレーションモデル蓄積部12に蓄積されているシミュレーションモデルに直接適用し、モデルを更新する。またこの際、ユーザに確認してから更新を適用することとしても良い。
図14に、シミュレーションモデル更新部41で更新されるシミュレーションモデルの例を示す。このシミュレーションモデルは、第1の実施形態の実施例1におけるシミュレーションモデル蓄積部12に蓄積されたシミュレーションモデル(図6)とほぼ同じだが、「経路選択指標」が経路Aと経路Bで別々に設定されている。各式の最後にある「+25」もしくは「+28」は、シミュレーション中のモデル補正の履歴を利用して、以下の方法によって計算されたものである。
まず、図9に示された各ステップの経路の効用において、10ステップから60ステップまでの六つの値の平均値を求め、その値から0ステップの効用の値を引いた後、小数点以下を四捨五入する。例えば経路Aの場合、(27+37+47+47+47+47)/6−17=25となる。また経路Bの場合、(11+21+31+41+51+51+41)/6−11=28.333…なので、四捨五入して28となる。
以上のように、シミュレーションモデル蓄積部12に蓄積されているシミュレーションモデルの図6は図14に更新され、マルチエージェントシミュレーション部15は、シミュレーションモデル蓄積部12から図14のデータを受け取って、シミュレーションを行う。
本発明は上記実施形態および実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることはいうまでもない。また、上記の実施形態および実施令の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
付記
(付記1)
シミュレーションモデルを蓄積するシミュレーションモデル蓄積部と、
前記シミュレーションモデルを受けてシミュレーションを行うシミュレーション部と、
実世界での統計情報を蓄積する実世界統計情報蓄積部と、
前記シミュレーションモデルと前記統計情報とに基づいてシミュレーションモデル補正手法を作成するシミュレーションモデル補正手法作成部と、
前記シミュレーションモデル補正手法と前記シミュレーションの結果とに基づいて前記シミュレーションモデルを補正するシミュレーションモデル補正部と、
を備える、マルチエージェントシミュレーションシステム。
(付記2)
前記シミュレーションモデル補正手法は、
前記シミュレーションの結果と前記統計情報との差を減少させるように前記シミュレーションモデルを補正する、付記1記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
(付記3)
前記シミュレーションモデル補正部は、
前記シミュレーション中に前記補正を行う、付記1または2記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
(付記4)
実世界個人データを蓄積する実世界個人データ蓄積部と、シミュレーションモデルを作成するためのシミュレーションモデルテンプレートを蓄積するシミュレーションモデルテンプレート蓄積部と、を備え、
前記シミュレーションモデルは、前記シミュレーションモデルテンプレートと前記実世界個人データとに基づいて作成される、付記1から3の内の1項記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
(付記5)
前記補正の情報を出力する補正情報出力部を備える、付記1から4の内の1項記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
(付記6)
前記補正の情報は、前記シミュレーション中に行われた前記補正の一覧である、付記5記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
(付記7)
前記補正の情報は、前記シミュレーション中に前記補正が行われた回数、または、所定の補正回数を上回ったときの警告である、付記5または6記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
(付記8)
前記補正の情報は、前記シミュレーション中に行われた前記補正の内容に基づく前記シミュレーションモデルの修正内容の提案である、付記5から7の内の1項記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
(付記9)
前記補正に基づいて、前記シミュレーションモデルもしくは前記シミュレーションモデルテンプレートを更新するシミュレーションモデル更新部を備える、付記1から8の内の1項記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
(付記10)
前記シミュレーションモデル更新部は、前記更新を行う際にユーザに確認を求める、付記9記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
(付記11)
シミュレーションモデルを受けてシミュレーションを行うシミュレーション工程と、
前記シミュレーションモデルと実世界での統計情報とに基づいてシミュレーションモデル補正手法を作成するシミュレーションモデル補正手法作成工程と、
前記シミュレーションモデル補正手法と前記シミュレーションの結果とに基づいて前記シミュレーションモデルを補正するシミュレーションモデル補正工程と、を有するマルチエージェントシミュレーション方法。
(付記12)
前記シミュレーションモデル補正手法は、
前記シミュレーションの結果と前記統計情報との差を減少させるように前記シミュレーションモデルを補正する、付記11記載のマルチエージェントシミュレーション方法。
(付記13)
前記シミュレーションモデル補正工程は、
前記シミュレーション中に前記補正を行う、付記11または12記載のマルチエージェントシミュレーション方法。
(付記14)
前記シミュレーションモデルは、シミュレーションモデルテンプレートと実世界個人データとに基づいて作成される、付記11から13の内の1項記載のマルチエージェントシミュレーション方法。
(付記15)
前記補正の情報を出力する補正情報出力工程を有する、付記11から14の内の1項記載のマルチエージェントシミュレーション方法。
(付記16)
前記補正の情報は、前記シミュレーション中に行われた前記補正の一覧である、付記15記載のマルチエージェントシミュレーション方法。
(付記17)
前記補正の情報は、前記シミュレーション中に前記補正が行われた回数、または、所定の補正回数を上回ったときの警告である、付記15または16記載のマルチエージェントシミュレーション方法。
(付記18)
前記補正の情報は、前記シミュレーション中に行われた前記補正の内容に基づく前記シミュレーションモデルの修正内容の提案である、付記15から17の内の1項記載のマルチエージェントシミュレーション方法。
(付記19)
前記補正に基づいて、前記シミュレーションモデルもしくは前記シミュレーションモデルテンプレートを更新するシミュレーションモデル更新工程を備える、付記11から18の内の1項記載のマルチエージェントシミュレーション方法。
(付記20)
前記シミュレーションモデル更新工程は、前記更新を行う際にユーザに確認を求める、付記19記載のマルチエージェントシミュレーション方法。
11 実世界統計情報蓄積部
12 シミュレーションモデル蓄積部
13 シミュレーションモデル補正手法作成部
14 シミュレーションモデル補正部
15 マルチエージェントシミュレーション部
21 シミュレーションモデルテンプレート蓄積部
22 実世界個人データ蓄積部
23 シミュレーションモデル作成部
31 補正情報出力部
41 シミュレーションモデル更新部

Claims (10)

  1. シミュレーションモデルを蓄積するシミュレーションモデル蓄積部と、
    前記シミュレーションモデルを受けてシミュレーションを行うシミュレーション部と、
    実世界での統計情報を蓄積する実世界統計情報蓄積部と、
    前記シミュレーションモデルと前記統計情報とに基づいてシミュレーションモデル補正手法を作成するシミュレーションモデル補正手法作成部と、
    前記シミュレーションモデル補正手法と前記シミュレーションの結果とに基づいて前記シミュレーションモデルを補正するシミュレーションモデル補正部と、
    を備える、マルチエージェントシミュレーションシステム。
  2. 前記シミュレーションモデル補正手法は、
    前記シミュレーションの結果と前記統計情報との差を減少させるように前記シミュレーションモデルを補正する、請求項1記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
  3. 前記シミュレーションモデル補正部は、
    前記シミュレーション中に前記補正を行う、請求項1または2記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
  4. 実世界個人データを蓄積する実世界個人データ蓄積部と、シミュレーションモデルを作成するためのシミュレーションモデルテンプレートを蓄積するシミュレーションモデルテンプレート蓄積部と、を備え、
    前記シミュレーションモデルは、前記シミュレーションモデルテンプレートと前記実世界個人データとに基づいて作成される、請求項1から3の内の1項記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
  5. 前記補正の情報を出力する補正情報出力部を備える、請求項1から4の内の1項記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
  6. 前記補正に基づいて、前記シミュレーションモデルもしくは前記シミュレーションモデルテンプレートを更新するシミュレーションモデル更新部を備える、請求項1から5の内の1項記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
  7. 前記シミュレーションモデル更新部は、前記更新を行う際にユーザに確認を求める、請求項6記載のマルチエージェントシミュレーションシステム。
  8. シミュレーションモデルを受けてシミュレーションを行うシミュレーション工程と、
    前記シミュレーションモデルと実世界での統計情報とに基づいてシミュレーションモデル補正手法を作成するシミュレーションモデル補正手法作成工程と、
    前記シミュレーションモデル補正手法と前記シミュレーションの結果とに基づいて前記シミュレーションモデルを補正するシミュレーションモデル補正工程と、を有するマルチエージェントシミュレーション方法。
  9. 前記シミュレーションモデル補正手法は、
    前記シミュレーションの結果と前記統計情報との差を減少させるように前記シミュレーションモデルを補正する、請求項8記載のマルチエージェントシミュレーション方法。
  10. 前記シミュレーションモデル補正工程は、
    前記シミュレーション中に前記補正を行う、請求項8または9記載のマルチエージェントシミュレーション方法。
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